JP2008152715A - 防災情報共有管理システム、防災情報共有管理システムのバージョンアップ方法、および防災情報共有管理システムにおいて用いるバージョンアッププログラム - Google Patents

防災情報共有管理システム、防災情報共有管理システムのバージョンアップ方法、および防災情報共有管理システムにおいて用いるバージョンアッププログラム Download PDF

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Abstract

【課題】分散した拠点サーバが作業員を介さず、閾値超過をチェックし自動的かつ同時にバージョンアップすること。
【解決手段】分散サーバ101〜108が、コンピュータプログラムのバージョンが更新されたか否かを判定するバージョン判定部503と、バージョン判定部503によってバージョンが更新されたと判定された場合に、所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定する警報判定部504と、警報判定部504によって前記バージョンが更新されたと判定された場合に、関連付けサーバにおいて所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定する関連付けサーバ判定部505と、コンピュータプログラムを更新されたプログラムにバージョンアップするバージョンアップ実行部506とを備え、バージョンアップ実行部506は、警報判定部504による判定結果および関連付けサーバ判定部505による判定結果に基づいて、バージョンアップを実行する。
【選択図】図5

Description

この発明は、地震情報・河川情報・気象情報・道路規制情報などの処理をおこなう防災情報共有管理システム、防災情報共有管理システムのバージョンアップ方法、および防災情報共有管理システムにおいて用いるバージョンアッププログラムに関する。
防災情報共有管理システムでは、センター拠点を中心として分散した地方拠点にサーバを配置して連携しあうシステム構成をとっている。防災情報共有管理システムにおいて取り扱うデータは、地震情報・河川情報・気象情報・道路(規制)情報など、配置された拠点の地理的な要因に依存される情報を収集しデータ処理をおこなっている。
サーバで稼働するアプリケーションをバージョンアップする場合は、原則としては即時実施であるが、対象サーバの拠点において、取り扱うデータの警報レベルが閾値を超過している場合は防災監視業務上、データ処理を中断させることは許されないため、作業を延期する。たとえば、台風による河川の増水時や、道路規制が発生した場合は、平常時状態に戻るまで装置再起動が伴うバージョンアップ作業は実行してはならないことになる。
また、従来技術として、データベースセンターと複数の情報端末装置とから構成されるシステムにおいて、データベースセンターに最新のソフトウェアを格納し、各情報端末装置が定期的にデータベースセンターに問い合わせて最新のソフトウェアを受信して自動更新する技術がある(たとえば、特許文献1参照。)。また、他の従来技術として、情報処理装置がスタンバイ状態(待機状態)であるときに、外部から最新の実行プログラムを受信取得し、自動的にシステムを更新する技術がある(たとえば、特許文献2参照。)
特開2004−355563号公報 特開平10−333914号公報
しかしながら、従来の方法では、各拠点に配置されたサーバのアプリケーションをバージョンアップする際は、当該拠点サーバが取り扱うデータに閾値を超過していないことをセンター拠点より作業者が目視による確認をおこなった後に実施していたため、バージョンアップ作業は1拠点ずつのシーケンシャルとなり、作業順序の先頭から最後のサーバまでバージョンアップ作業が完了するまで数時間の差が発生することとなる。また、閾値の超過が数日間継続する場合は、作業者も同様に監視を継続する必要があった。
また、拠点サーバは、取り扱う拠点の各警報レベルが閾値を超過している場合には、防災監視業務上、データ処理を中断させることは許されないので、上述のバージョンアップ実行処理を防災情報共有管理システムに適用した場合に、ある拠点サーバがダウンロード・インストール処理を開始した直後に、警報レベルが閾値を超過すると、当該インストールを中断することができず、結果としてデータ処理に影響が出てしまうという問題点があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、分散した拠点サーバが作業員を介さず、閾値超過をチェックし自動的かつ同時にバージョンアップすることができる防災情報共有管理システム、防災情報共有管理システムのバージョンアップ方法、および防災情報共有管理システムにおいて用いるバージョンアッププログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる防災情報共有管理システム、防災情報共有管理システムのバージョンアップ方法、および防災情報共有管理システムにおいて用いるバージョンアッププログラムは、前記コンピュータプログラムのバージョンが更新されたか否かを判定し、前記バージョンが更新されたと判定された場合に、所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定し、前記バージョンが更新されたと判定された場合に、あらかじめ関連付けられた他の分散サーバ(以下「関連付けサーバ」という)において所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定し、上記判定結果に基づいて、前記コンピュータプログラムを更新されているプログラムにバージョンアップすることを特徴とする。
その際、防災情報共有管理システムは、バージョンアップ判定用テーブルと、前記バージョンアップ判定用テーブルを更新し、管理するテーブル管理手段と、を備え、前記バージョンアップ判定用テーブルは、少なくとも前記分散サーバにおける警報値に関する情報を含み、前記バージョンアップ判定用テーブルから前記関連付けサーバの警報値に関する情報を読み出して、読み出された情報に基づいて、前記関連付けサーバにおいて所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定するようにしてもよい。
また、所定の警報値が所定値を超過していると判定された場合に、あらかじめ関連付けられた他の分散サーバにおいて所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定するようにしてよい。
本発明によれば、分散されたサーバが自動的にバージョンアップの実行条件を判断することにより、作業者の目視を介在せず複数同時にバージョンアップすることができる防災情報共有管理システム、防災情報共有管理システムのバージョンアップ方法、および防災情報共有管理システムにおいて用いるバージョンアッププログラムが得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明による防災情報共有管理システム、防災情報共有管理システムのバージョンアップ方法、および防災情報共有管理システムにおいて用いるバージョンアッププログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(システム構成)
図1は、この発明の実施の形態にかかる防災情報共有管理システムのシステム構成を示す説明図である。図1において、防災情報共有管理システムは、センターサーバ(センターサーバ0)100と、そのセンターサーバ100に接続された複数の分散サーバ(分散サーバの台数は限定しないが、たとえば分散サーバ1〜8)101〜108とによって構成されている。
各分散サーバ101〜108には、それぞれ他システム109が接続されている。他システム109は、たとえば、河川情報、気象情報、地震情報、道路(規制)情報、火山情報などの防災警報を発動する際に必要となる情報を収集し発信する。図1には、分散サーバ101にのみ、他システム109が接続されているが、実際には、すべての分散サーバに他システム109が接続されている。さらにセンターサーバ100に他システム109が接続されている。各分散サーバ101〜108に接続される他システム109は、それぞれ別個の他システム109であってもよく、共通の他システム109であってもよい。また、各分散サーバ101〜108に接続される他システム109は、一つには限定されず、複数であってもよい。
図2は、この発明の実施の形態にかかる防災情報共有管理システムの各サーバの分散配置の内容を示す説明図である。図2において、所定の地域(たとえば都道府県など)を所定数(図2では8つ)に分割し、各地域(地域A〜地域H)にそれぞれ分散サーバ101〜108を配置する。したがって、地域の分け方によっては、ある地域が他の一つまたは複数の地域と隣接することになる。
具体的には、たとえば図2において、地域Aは、地域B、地域C、地域D、地域E、地域F、地域G、地域Hのそれぞれの地域と隣接している。また、地域Hは、地域Aおよび地域Gのみと隣接している。隣接する地域に存在する分散サーバを本実施の形態では関連付けサーバとしている。ただし、関連付けサーバはこれに限定されるものではない。
(ハードウェア構成)
図3は、この発明の実施の形態にかかる防災情報共有管理システムのハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、防災情報共有管理システムのセンターサーバ100および分散サーバ101〜108はそれぞれ、CPU301と、ROM302と、RAM303と、HDD(ハードディスクドライブ)304と、HD(ハードディスク)305と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)306と、着脱可能な記録媒体の一例としてFD(フレキシブルディスク)307と、ディスプレイ308と、I/F(インターフェース)309と、キーボード310と、マウス311と、スキャナ312と、プリンタ313と、を備えている。また、各構成部はバス300によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU301は、防災情報共有管理システムの全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。HDD304は、CPU301の制御にしたがってHD305に対するデータのリード/ライトを制御する。HD305は、HDD304の制御で書き込まれたデータを記憶する。
FDD306は、CPU301の制御にしたがってFD307に対するデータのリード/ライトを制御する。FD307は、FDD306の制御で書き込まれたデータを記憶したり、FD307に記憶されたデータを防災情報共有管理システムに読み取らせたりする。着脱可能な記録媒体として、FD307のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリーカードなどであってもよい。
ディスプレイ308は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ308は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F309は、通信回線を通じてインターネットなどのネットワーク314に接続され、このネットワーク314を介して他の装置に接続される。そして、I/F309は、ネットワーク314と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F309には、たとえばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード310は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス311は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ312は、画像を光学的に読み取り、防災情報共有管理システム内に画像データを取り込む。また、プリンタ313は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ313には、たとえば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
(機能的構成)
図4は、この発明の実施の形態にかかる防災情報共有管理システムのセンターサーバの機能的構成を示す説明図であり、図5は、この発明の実施の形態にかかる防災情報共有管理システムの分散サーバの機能的構成を示す説明図である。図4において、防災情報共有管理システムのセンターサーバ100は、修正プログラム記憶部401と、バージョン情報記憶部402と、バージョンアップ判定用テーブル403と、テーブル管理部404と、を含む構成となっている。
修正プログラム記憶部401は、バージョンアップするアプリケーションプログラムの修正プログラムを記憶している。そして、修正プログラム記憶部401に記憶された修正プログラムは、各分散サーバ101〜108からのダウンロード要求に応じて、修正プログラム記憶部401から読み出されて、送信されることになる。
修正プログラム記憶部401に記憶された修正プログラムは、分散サーバ101〜108に共通のものであってもよく、また、各分散サーバ101〜108ごとにそれぞれ異なるものを記憶しておくようにしてもよい。その場合には、分散サーバを識別し、分散サーバに対応する修正プログラムを修正プログラム記憶部401から読み出すことになる。修正プログラム記憶部401は、具体的には、たとえば図3に示したRAM303、HD305、FD307などの書き換え可能な記憶媒体によってその機能を実現することができる。
バージョン情報記憶部402は、分散サーバ101〜108のアプリケーションプログラムのバージョン情報を記憶する。すなわち、修正プログラムが作成されるごとにおこなわれるアプリケーションプログラムのバージョン変更に関する情報を記憶する。そして、バージョン情報記憶部402に記憶されたバージョン情報は、各分散サーバ101〜108からのバージョン情報要求に応じて、バージョン情報記憶部402から読み出されて、各分散サーバ101〜108へ読み出されることになる。
バージョン情報記憶部402に記憶されたバージョン情報は、分散サーバ101〜108に共通のものであってもよく、また、各分散サーバ101〜108ごとにそれぞれ異なるものを記憶しておくようにしてもよい。その場合には、分散サーバを識別し、分散サーバに対応する修正プログラムを修正プログラム記憶部401から読み出すことになる。あるいは、各分散サーバ101〜108が自サーバのバージョン情報であることがわかるようなバージョン情報(たとえばバージョン名)にしておくようにしてもよい。バージョン情報記憶部402は、具体的には、たとえば図3に示したRAM303、HD305、FD307などの書き換え可能な記憶媒体によってその機能を実現することができる。
バージョンアップ判定用テーブル403は、分散サーバ101〜108がすぐにバージョンアップを実行してもよいか否かを判定するためのテーブルである。具体的には、たとえば図6にその一例を示す。バージョンアップ判定用テーブル403は、具体的には、たとえば図3に示したRAM303、HD305、FD307などの書き換え可能な記憶媒体によってその機能を実現することができる。
図6は、バージョンアップ判定用テーブルの内容を示す説明図である。図6において、「装置ID」項目には、各サーバのIDが格納されている。具体的には、「0」はセンターサーバ100を示しており、「1」は分散サーバ101(地域A)、「2」は分散サーバ102(地域B)、・・・「8」は、分散サーバ108(地域H)を示している(「備考」項目を参照)。「更新時刻」項目には、各サーバごとのデータの更新時刻がそれぞれ格納されている。
「停止フラグ」項目には、当該サーバが稼働している場合には「0」、停止している場合には「1」がそれぞれ格納されている。すなわち、「1」はサーバが停止中であることを示しており、「0」はサーバが稼働中であることを示している。図6においては、分散サーバ102(装置ID=「2」)が停止しており、他のサーバが稼働していることがわかる。
「河川情報閾値超過」項目、「気象情報閾値超過」項目、「地震情報閾値超過」項目、「道路情報閾値超過」項目にはそれぞれの警報情報が所定の閾値を超えていない場合は「0」、超えている場合は「1」がそれぞれ格納されている。すなわち、「1」は閾値超過中を示しており、「0」は超過データなしを示している。図6においては、分散サーバ107(装置ID=「7」、地域G)および分散サーバ108(装置ID=「8」、地域H)の河川情報および気象情報の各警告情報が閾値を超えていることがわかる。なお、図示を省略するが、上記の警告情報の他に、火山情報などの警告情報が含まれていてもよい。
「関連付け分散サーバID」項目には、各分散サーバと関連付けられた他の分散サーバのIDが格納されている。図2にも示したとおり、分散サーバ101(装置ID=「1」)が配置されている地域(地域(A))は他のすべての地域と接しているため、関連付け分散サーバIDは、「2,3,4,5,6,7,8」となり、分散サーバ108(装置ID=「8」)が配置されている地域(地域(H))は地域Aおよび地域Gのみと接しているため、関連付け分散サーバIDは、「1,7」となる。
テーブル管理部404は、バージョンアップ判定用テーブル403を管理する。具体的には、たとえば、分散サーバ101〜108または他システム109などから取得した情報に基づいてバージョンアップ判定用テーブル403の各項目の内容を更新したり、各分散サーバ101〜108からのバージョンアップ判定用テーブル403の取得要求に応じて、最新のバージョンアップ判定用テーブル403を要求があった分散サーバ101〜108へ送信する。テーブル管理部404は、具体的には、たとえば、I/F309によって、また、ROM302、RAM303、HD305、FD307などに記憶または記録されたプログラムをCPU301が実行することによってその機能を実現することができる。
図5において、防災情報共有管理システムの分散サーバ101〜108は、バージョンアップ判定用テーブル501と、テーブル管理部502と、バージョン判定部503と、警報判定部504と、関連付けサーバ判定部505と、バージョンアップ実行部506と、を含む構成となっている。
バージョンアップ判定用テーブル501は、自分散サーバ101〜108がすぐにバージョンアップを実行してもよいか否かを判定するためのテーブルであり、図4に示したセンターサーバ100のバージョンアップ判定用テーブル403と同様のものであり、少なくとも前記分散サーバにおける警報値に関する情報を含んでいる。具体的には、たとえば上述した図6がその一例であり。バージョンアップ判定用テーブル501は、具体的には、たとえば図3に示したRAM303、HD305、FD307などの書き換え可能な記憶媒体によってその機能を実現することができる。
テーブル管理部502は、バージョンアップ判定用テーブル501を管理する。具体的には、たとえば、センターサーバ100からバージョンアップ判定用テーブル403に基づいて、バージョンアップ判定用テーブル501の各項目の内容を更新する。また、他システム109から取得した管轄地域の警報情報に基づいて、自分散サーバの項目について更新し、その更新されたデータ部分をセンターサーバ100へ所定のタイミングで送信するようにしてもよい。テーブル管理部502は、具体的には、たとえばI/F309によって、また、ROM302、RAM303、HD305、FD307などに記憶または記録されたプログラムをCPU301が実行することによってその機能を実現することができる。
バージョン判定部503は、自分散サーバ101〜108にインストールされているコンピュータプログラムのバージョンが更新されたか否かを判定する。具体的には、たとえばセンターサーバ100のバージョン情報記憶部402に記憶されているバージョン情報をセンターサーバ100から収集する。そして、収集されたバージョン情報と、自分散サーバ101〜108にインストールされているコンピュータプログラムのバージョン情報(このバージョン情報は、自分散サーバ101〜108の所定の記憶領域に記憶されている)とを比較し、バージョン情報が一致すれば、バージョンは変更されていないと判定し、バージョン情報が異なっていれば(通常は版数(数字)が大きくなっていれば)、バージョンが変更されていると判定する。
バージョン判定部503は、具体的には、たとえばI/F309によって、また、ROM302、RAM303、HD305、FD307などに記憶または記録されたプログラムをCPU301が実行することによってその機能を実現することができる。
警報判定部504は、バージョン情報判定部503によってバージョンが更新されたと判定された場合に、所定の警報値(具体的には、たとえば自分散サーバ101〜108が配置されている地域において河川情報などの各警報情報の警報値)があらかじめ定められた所定値を超過しているか否かを判定する。
より具体的には、上述したバージョンアップ判定用テーブル501から、自分散サーバの「河川情報閾値超過」項目、「気象情報閾値超過」項目、「地震情報閾値超過」項目、「道路情報閾値超過」項目を読み出し、いずれかの項目において、「1」となっているか否かを判定する。そして、それらの項目のうち、いずれか一つでも「1」となっている場合は、閾値を超過していると判定する。警報判定部504は、具体的には、たとえば、ROM302、RAM303、HD305、FD307などに記憶または記録されたプログラムをCPU301が実行することによってその機能を実現することができる。
関連付けサーバ判定部505は、バージョン情報判定部503によってバージョンが更新されたと判定された場合に、あらかじめ関連付けられた他の分散サーバである関連付けサーバにおいて所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定する。その際、バージョンアップ判定用テーブル501から関連付け分散サーバの警報値に関する情報を読み出して、読み出された情報に基づいて、関連付け分散サーバにおいて所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定するようにしてもよい。
より具体的には、上述したバージョンアップ判定用テーブル501から、自分散サーバの「関連付け分散サーバID」を読み出して、関連付けされている他の分散サーバを抽出する。そして、自分散サーバ内の所定の記憶領域に設けられた「バージョンアップ中止フラグ」を「0」にした後に、上述したバージョンアップ判定テーブル501から、抽出された、関連付けされた各分散サーバにおける「河川情報閾値超過」項目、「気象情報閾値超過」項目、「地震情報閾値超過」項目、「道路情報閾値超過」項目をそれぞれ読み出し、いずれかの項目において、「1」となっているか否かを判定する。そして、それらの項目のうち、いずれか一つでも「1」となっている場合は、上記「バージョンアップ中止フラグ」を「1」する。
また、関連付けサーバ判定部505は、警報判定部504によって、所定の警報値が所定値を超過していると判定された場合に、あらかじめ関連付けられた他の分散サーバにおいて所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定するようにしてもよい。すなわち、警報判定部504によって、警報値が所定値を超過していると判定された場合には、関連付けサーバ判定部505による判定はおこなわないようにしてもよい。すでに警報判定部504の結果によって、関連付けサーバ判定部505の判定をするまでもなく、バージョンアップを中止させるからである。
関連付けサーバ判定部505は、具体的には、たとえば、ROM302、RAM303、HD305、FD307などに記憶または記録されたプログラムをCPU301が実行することによってその機能を実現することができる。
バージョンアップ実行部506は、警報判定部504による判定結果および関連付けサーバ判定部505による判定結果に基づいて、コンピュータプログラムを更新されているものにバージョンアップする。
より具体的には、警報判定部504による判定結果が「0」でかつ関連付けサーバ判定部505による判定結果が「0」である場合に、バージョンアップを実行する。バージョンアップは具体的には、たとえば、まず、センターサーバ100の修正プログラム記憶部401から圧縮されている修正ファイルをダウンロードする。そしてその修正ファイルを解凍し、自分散サーバ内の該当フォルダーにコピーする。その後、バージョン情報を更新し、さらにアプリケーションプログラムを再起動する。
バージョンアップ実行部506は、具体的には、たとえばI/F309によって、また、ROM302、RAM303、HD305、FD307などに記憶または記録されたプログラムをCPU301が実行することによってその機能を実現することができる。
(処理の手順)
図7は、この発明の実施の形態にかかる防災情報共有管理システムの一連の処理の手順を示すフローチャートである。図7のフローチャートにおいて、まず、バージョン情報の収集日時になったか否かを判断する(ステップS701)。バージョン情報は各分散サーバ101〜108において、センターサーバ100から定期的に収集される。たとえば1日1回あるいは数時間に1回程度おこなわれる。
ここで、所定の収集日時になるのを待って、所定の収集日時になった場合(ステップS701:Yes)は、まず、バージョン判定処理(後述する図8を参照)をおこなう(ステップS702)。その後、バージョン判定処理の結果に基づいて、警報判定処理(後述する図9を参照)をおこなう(ステップS703)。つぎに、警報判定処理の結果に基づいて、関連付けサーバ判定処理をおこなう(ステップS704)。そして、関連付けサーバ判定処理の結果に基づいて、バージョンアップ実行処理をおこなう(ステップS705)。
図7では、警報判定処理(ステップS703)の後に、その結果に基づいて関連付けサーバ判定処理(ステップS704)をおこなっているが、これに限定されるものではない。すなわち、先に関連付けサーバ判定処理をおこなって、その結果に基づいて警報判定処理をおこなうようにしてもよい。また、両者を並行しておこない、両者の判定結果に基づいて、バージョンアップ実行処理をおこなうようにしてもよい。
図8は、図7のうちのバージョン判定処理(ステップS702)の手順の一例を示すフローチャートである。図8において、まず、バージョン判定部503は、バージョン情報を収集する(ステップS801)。具体的には、センサーサーバ100に対して、バージョン情報要求をおこない、センターサーバ100内のバージョン情報記憶部402に記憶されている最新のバージョン情報をセンターサーバ100から受信することによって、バージョン情報を収集する。
つぎに、バージョン判定部503は、バージョンが更新されているか否かを判断する(ステップS802)。具体的には、あらかじめ自分散サーバ101〜108の所定の記憶領域に記憶してある現在のバージョン情報を読み出して、センターサーバ100から収集してきた最新のバージョン情報を比較し、同じバージョンであるか異なるバージョンであるかを判定する。同じバージョンであれば更新されていないと判定し、異なるバージョンであれば更新されていると判定することができる。
ここで、バージョンが更新されていないと判定された場合(ステップS802:No)は、何もせずに、図7に示したステップS701へ移行する。そして、つぎの収集日時になるまで待つ。一方、バージョンが更新されていると判定された場合(ステップS802:Yes)は、つぎに警報判定処理(図7のステップS703)へ移行する。
図9は、図7のうちの警報判定処理(ステップS703)の手順の一例を示すフローチャートである。図9のフローチャートにおいて、警報判定部504は、まず、データ(バージョンアップ判定用テーブル501)を自分散サーバ101〜108内の所定の記憶領域から抽出する(ステップS901)。そして抽出されたバージョンアップ判定用テーブル501から各警報情報の警報値を抽出する(ステップS902)。
つぎに、各警報値の少なくともいずれか一つが閾値を超過しているか否か、すなわち警報が発令中であるか否かをを判断する(ステップS903)。ここで、閾値を超過している場合(ステップS903:Yes)は、つぎに、所定時間(たとえば、警報が解除されることを考慮して、3〜4時間、ただし、この所定時間は任意に設定することができる)が経過するのを待って、経過した場合(ステップS904:Yes)は、ステップS901へ戻って、以後、ステップS901〜S904の各処理を繰り返しおこなう。
ステップS903において、すべての警報値が閾値を超過していない場合(ステップS903:No)は、つぎに関連付けサーバ判定処理(図7のステップS704)へ移行する。
図10は、図7のうちの関連付けサーバ判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。図10のフローチャートにおいて、関連付けサーバ判定部505は、まず、バージョンアップ判定用テーブル501から関連付けサーバを抽出する(ステップS1001)。たとえば、分散サーバ103(装置ID=「3」)であれば、バージョンアップ判定用テーブル501の「関連付け分散サーバID」の項目から「1,2,4」を抽出する。
つぎに、センターサーバ100から関連付けサーバ情報を抽出する(ステップS1002)。具体的には、たとえばセンターサーバ100のバージョンアップ判定用テーブル403を取得し、自分散サーバ103のバージョンアップ判定用テーブル501を更新することで、センターサーバ100から関連付けサーバ情報を抽出する。そして、自分散サーバ103の所定の記憶領域に設けられたバージョンアップ中止フラグを「0」にする(ステップS1003)。
つぎに、関連付けサーバ台数分(分散サーバ103にあっては、「1,2,4」の3台分)だけ、つぎのステップS1004〜S1006を繰り返しおこなう。ステップS1004において、まず、関連付けサーバはシステム起動中であるか否かを判断する(ステップS1004)。システム起動中であるか否かは、バージョンアップ判定用テーブル501の「停止フラグ」の項目によって判断することができる。
分散サーバ103の場合、分散サーバ101と分散サーバ104は、「停止フラグ」が「0」であるため、システム起動中であると判断する。一方、分散サーバ102は、「停止フラグ」が「1」であるため、システム(サーバ)停止中であると判断する。
ここで、システム停止中である場合(ステップS1004:No)は、ステップS1006へ移行する。一方、システム起動中である場合(ステップS1004:Yes)は、つぎに、関連付けサーバの警報が発令中であるか否かを判断する(ステップS1005)。
ここで、警報が発令中でない場合(ステップS1005:No)は、何もせずにステップS1004へ戻って、つぎの関連付けサーバについて同様にステップS1004〜S1006を繰り返しおこなう。一方、ステップS1005において、いずれか一つの警報が発令中である場合(ステップS1005:Yes)は、上記バージョンアップ中止フラグを「1」にする(ステップS1006)。その後、何もせずにステップS1004へ戻って、つぎの関連付けサーバについて同様にステップS1004〜S1006を繰り返しおこなう。
図10にあっては、関連付けサーバの台数分繰り返しおこなったが、これには限定されない。すなわち、台数分すべて繰り返すことなく、バージョンアップ中止フラグが「1」となった時点で、繰り返しは中止するようにしてもよい。そして、バージョンアップ中止フラグが「1」となった場合には、図9に示したステップS904へ移行するようにしてもよい。
このようにして、関連付けサーバ台数分繰り返しおこなって、繰り返しが終了すると、上記バージョンアップ中止フラグが「0」であるか、すなわち、すべての関連付けサーバに置いて警報が発令されていなかったか否かを判断する(ステップS1007)。ここで、バージョンアップ中止フラグが「1」である場合(ステップS1007:No)は、図9のステップS904へ戻って、警報が解除されるのを待つ。
一方、ステップS1007において、バージョンアップ中止フラグが「0」である場合(ステップS1007:Yes)は、つぎにバージョンアップ実行処理(図7のステップS705)へ移行する。
図11は、図7のうちのバージョンアップの実行処理の手順の一例を示すフローチャートである。図11のフローチャートにおいて、バージョンアップ実行部506は、まず、センターサーバ100の修正プログラム記憶部401に記憶された圧縮された修正プログラム(修正ファイル)をダウンロードする(ステップS1101)。
つぎに、ダウンロードした修正ファイル(圧縮ファイル)を解凍し、該当フォルダーにコピーする(ステップS1102)。そして、分散サーバ101〜108に記憶されているバージョン情報を更新する(ステップS1103)。これによって、図4に示したセンターサーバ100のバージョン情報記憶部402に記憶されているバージョン情報と同じバージョン情報になる。
その後、バージョンアップされたアプリケーションプログラムを再起動し(ステップS1104)、一連の処理を終了する。さらに、その後に、必要に応じて、動作確認などの確認作業をおこなうようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態では、センターサーバ100と、所定の各地域に設置され当該センターサーバ100に接続された1つまたは複数の分散サーバ101〜108とからなる、所定の各地域における防災情報を共有し管理する防災情報共有管理システムであって、分散サーバ101〜108にインストールされているコンピュータプログラムのバージョンアップをおこなわせるにあたり、分散サーバ101〜108が、コンピュータプログラムのバージョンが更新されたか否かを判定するバージョン判定部503と、バージョン判定部503によってバージョンが更新されたと判定された場合に、所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定する警報判定部504と、警報判定部504によって前記バージョンが更新されたと判定された場合に、関連付けサーバにおいて所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定する関連付けサーバ判定部505と、コンピュータプログラムを更新されたプログラムにバージョンアップするバージョンアップ実行部506と、を備え、バージョンアップ実行部506は、警報判定部504による判定結果および関連付けサーバ判定部505による判定結果に基づいて、バージョンアップを実行するので、関連付けされた分散サーバが配置された地域に警報が発令されている場合にはバージョンアップが実行されることがない。
したがって、拠点サーバは定期的にセンターサーバを見にいって、未適用のソフトウェアがあるか否かを判断する。未適用のソフトウェアがあった場合は、拠点および隣接する拠点の警報レベルが閾値を超過していないかどうかを判断し、超過していなかった場合にダウンロード・インストールを開始する。たとえば隣接する拠点のエリアで増水による河川の氾濫があった場合に、近い将来に自身の拠点のエリアでも同じような事故が発生する可能性がある。このような場合、上述のようにインストール開始前に隣接する拠点の警報レベルをチェックすることで、事故が発生する危険性のあるタイミングでのインストールを防止することが可能となる。
なお、本実施の形態で説明した防災情報共有管理システムのバージョンアップ方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
(付記1)センターサーバと、所定の各地域に設置され当該センターサーバに接続された1つまたは複数の分散サーバとからなる、前記所定の各地域における防災情報を共有し管理する防災情報共有管理システムにおいて用いるバージョンアッププログラムであって、
前記分散サーバにインストールされているコンピュータプログラムのバージョンアップをおこなわせるにあたり、
前記コンピュータプログラムのバージョンが更新されたか否かを判定させるバージョン判定工程と、
前記判定工程において前記バージョンが更新されたと判定された場合に、所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定させる警報判定工程と、
前記判定工程において前記バージョンが更新されたと判定された場合に、あらかじめ関連付けられた他の分散サーバ(以下「関連付けサーバ」という)において所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定させる関連付けサーバ判定工程と、
前記コンピュータプログラムを更新されているプログラムにバージョンアップさせるバージョンアップ工程と、
を前記防災情報共有管理システムに実行させ、
前記バージョンアップ工程は、前記警報判定工程による判定結果および前記関連付けサーバ判定工程による判定結果に基づいて、前記バージョンアップを実行することを特徴とするバージョンアッププログラム。
(付記2)前記防災情報共有管理システムは、バージョンアップ判定用テーブルと、前記バージョンアップ判定用テーブルを更新し、管理するテーブル管理手段と、を備え、
前記バージョンアップ判定用テーブルは、少なくとも前記分散サーバにおける警報値に関する情報を含み、
前記関連付けサーバ判定工程は、前記バージョンアップ判定用テーブルから前記関連付けサーバの警報値に関する情報を読み出して、読み出された情報に基づいて、前記関連付けサーバにおいて所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定させることを特徴とする付記1に記載のバージョンアッププログラム。
(付記3)前記関連付けサーバ判定工程は、前記警報判定工程によって所定の警報値が所定値を超過していると判定された場合に、あらかじめ関連付けられた他の分散サーバにおいて所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定させることを特徴とする付記1または2に記載のバージョンアッププログラム。
(付記4)センターサーバと、所定の各地域に設置され当該センターサーバに接続された1つまたは複数の分散サーバとからなる、前記所定の各地域における防災情報を共有し管理する防災情報共有管理システムであって、
前記分散サーバにインストールされているコンピュータプログラムのバージョンアップをおこなわせるにあたり、
前記コンピュータプログラムのバージョンが更新されたか否かを判定するバージョン判定手段と、
前記判定手段によって前記バージョンが更新されたと判定された場合に、所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定する警報判定手段と、
前記判定手段によって前記バージョンが更新されたと判定された場合に、あらかじめ関連付けられた他の分散サーバ(以下「関連付けサーバ」という)において所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定する関連付けサーバ判定手段と、
前記コンピュータプログラムを更新されているプログラムにバージョンアップするバージョンアップ実行手段と、
を備え、
前記バージョンアップ実行手段は、前記警報判定手段による判定結果および前記関連付けサーバ判定手段による判定結果に基づいて、前記バージョンアップを実行することを特徴とする防災情報共有管理システム。
(付記5)センターサーバと、所定の各地域に設置され当該センターサーバに接続された1つまたは複数の分散サーバとからなる、前記所定の各地域における防災情報を共有し管理する防災情報共有管理システムであって、
前記分散サーバにインストールされているコンピュータプログラムのバージョンアップをおこなわせるにあたり、
前記分散サーバが、
前記コンピュータプログラムのバージョンが更新されたか否かを判定するバージョン判定手段と、
前記判定手段によって前記バージョンが更新されたと判定された場合に、所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定する警報判定手段と、
前記判定手段によって前記バージョンが更新されたと判定された場合に、あらかじめ関連付けられた他の分散サーバ(以下「関連付けサーバ」という)において所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定する関連付けサーバ判定手段と、
前記コンピュータプログラムを更新されているプログラムにバージョンアップするバージョンアップ実行手段と、
を備え、
前記バージョンアップ実行手段は、前記警報判定手段による判定結果および前記関連付けサーバ判定手段による判定結果に基づいて、前記バージョンアップを実行することを特徴とする防災情報共有管理システム。
(付記6)センターサーバと、所定の各地域に設置され当該センターサーバに接続された1つまたは複数の分散サーバとからなる、前記所定の各地域における防災情報を共有し管理する防災情報共有管理システムのバージョンアップ方法であって、
前記分散サーバにインストールされているコンピュータプログラムのバージョンアップをおこなわせるにあたり、
前記コンピュータプログラムのバージョンが更新されたか否かを判定するバージョン判定工程と、
前記判定工程において前記バージョンが更新されたと判定された場合に、所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定する警報判定工程と、
前記判定工程において前記バージョンが更新されたと判定された場合に、あらかじめ関連付けられた他の分散サーバ(以下「関連付けサーバ」という)において所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定する関連付けサーバ判定工程と、
前記コンピュータプログラムを更新されているプログラムにバージョンアップするバージョンアップ工程と、
を含み、
前記バージョンアップ工程は、前記警報判定工程による判定結果および前記関連付けサーバ判定工程による判定結果に基づいて、前記バージョンアップを実行することを特徴とするバージョンアップ方法。
以上のように、本発明にかかる防災情報共有管理システム、防災情報共有管理システムのバージョンアップ方法、および防災情報共有管理システムにおいて用いるバージョンアッププログラムは、センターサーバと、所定の各地域に設置され当該センターサーバに接続された1つまたは複数の分散サーバとからなる、所定の各地域における防災情報を共有し管理する防災情報共有管理システムにゆうようであり、特に、分散サーバにインストールされているコンピュータプログラムのバージョンアップをおこなわせることなどに適している。
この発明の実施の形態にかかる防災情報共有管理システムのシステム構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる防災情報共有管理システムの各サーバの分散配置の内容を示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる防災情報共有管理システムのハードウェア構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態にかかる防災情報共有管理システムのセンターサーバの機能的構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる防災情報共有管理システムの分散サーバの機能的構成を示す説明図である。 バージョンアップ判定用テーブルの内容を示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる防災情報共有管理システムの一連の処理の手順を示すフローチャートである。 図7のうちのバージョン判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図7のうちの警報判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図7のうちの関連付けサーバ判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図7のうちのバージョンアップの実行処理の手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 センターサーバ0
101〜108 分散サーバ1〜8
109 他システム
401 修正プログラム記憶部
402 バージョン情報記憶部
403,501 バージョンアップ判定用テーブル
404,502 テーブル管理部
503 バージョン判定部
504 警報判定部
505 関連付けサーバ判定部
506 バージョンアップ実行部

Claims (5)

  1. センターサーバと、所定の各地域に設置され当該センターサーバに接続された1つまたは複数の分散サーバとからなる、前記所定の各地域における防災情報を共有し管理する防災情報共有管理システムにおいて用いるバージョンアッププログラムであって、
    前記分散サーバにインストールされているコンピュータプログラムのバージョンアップをおこなわせるにあたり、
    前記コンピュータプログラムのバージョンが更新されたか否かを判定させるバージョン判定工程と、
    前記判定工程において前記バージョンが更新されたと判定された場合に、所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定させる警報判定工程と、
    前記判定工程において前記バージョンが更新されたと判定された場合に、あらかじめ関連付けられた他の分散サーバ(以下「関連付けサーバ」という)において所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定させる関連付けサーバ判定工程と、
    前記コンピュータプログラムを更新されているプログラムにバージョンアップさせるバージョンアップ工程と、
    を前記防災情報共有管理システムに実行させ、
    前記バージョンアップ工程は、前記警報判定工程による判定結果および前記関連付けサーバ判定工程による判定結果に基づいて、前記バージョンアップを実行することを特徴とするバージョンアッププログラム。
  2. 前記防災情報共有管理システムは、バージョンアップ判定用テーブルと、前記バージョンアップ判定用テーブルを更新し、管理するテーブル管理手段と、を備え、
    前記バージョンアップ判定用テーブルは、少なくとも前記分散サーバにおける警報値に関する情報を含み、
    前記関連付けサーバ判定工程は、前記バージョンアップ判定用テーブルから前記関連付けサーバの警報値に関する情報を読み出して、読み出された情報に基づいて、前記関連付けサーバにおいて所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定させることを特徴とする請求項1に記載のバージョンアッププログラム。
  3. 前記関連付けサーバ判定工程は、前記警報判定工程によって所定の警報値が所定値を超過していると判定された場合に、あらかじめ関連付けられた他の分散サーバにおいて所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定させることを特徴とする請求項1または2に記載のバージョンアッププログラム。
  4. センターサーバと、所定の各地域に設置され当該センターサーバに接続された1つまたは複数の分散サーバとからなる、前記所定の各地域における防災情報を共有し管理する防災情報共有管理システムであって、
    前記分散サーバにインストールされているコンピュータプログラムのバージョンアップをおこなわせるにあたり、
    前記コンピュータプログラムのバージョンが更新されたか否かを判定するバージョン判定手段と、
    前記判定手段によって前記バージョンが更新されたと判定された場合に、所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定する警報判定手段と、
    前記判定手段によって前記バージョンが更新されたと判定された場合に、あらかじめ関連付けられた他の分散サーバ(以下「関連付けサーバ」という)において所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定する関連付けサーバ判定手段と、
    前記コンピュータプログラムを更新されているプログラムにバージョンアップするバージョンアップ実行手段と、
    を備え、
    前記バージョンアップ実行手段は、前記警報判定手段による判定結果および前記関連付けサーバ判定手段による判定結果に基づいて、前記バージョンアップを実行することを特徴とする防災情報共有管理システム。
  5. センターサーバと、所定の各地域に設置され当該センターサーバに接続された1つまたは複数の分散サーバとからなる、前記所定の各地域における防災情報を共有し管理する防災情報共有管理システムのバージョンアップ方法であって、
    前記分散サーバにインストールされているコンピュータプログラムのバージョンアップをおこなわせるにあたり、
    前記コンピュータプログラムのバージョンが更新されたか否かを判定するバージョン判定工程と、
    前記判定工程において前記バージョンが更新されたと判定された場合に、所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定する警報判定工程と、
    前記判定工程において前記バージョンが更新されたと判定された場合に、あらかじめ関連付けられた他の分散サーバ(以下「関連付けサーバ」という)において所定の警報値が所定値を超過しているか否かを判定する関連付けサーバ判定工程と、
    前記コンピュータプログラムを更新されているプログラムにバージョンアップするバージョンアップ工程と、
    を含み、
    前記バージョンアップ工程は、前記警報判定工程による判定結果および前記関連付けサーバ判定工程による判定結果に基づいて、前記バージョンアップを実行することを特徴とするバージョンアップ方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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