JP2008152373A - 動態管理システム - Google Patents

動態管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008152373A
JP2008152373A JP2006337404A JP2006337404A JP2008152373A JP 2008152373 A JP2008152373 A JP 2008152373A JP 2006337404 A JP2006337404 A JP 2006337404A JP 2006337404 A JP2006337404 A JP 2006337404A JP 2008152373 A JP2008152373 A JP 2008152373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trigger
tag
area
management system
lines
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006337404A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5049576B2 (ja
Inventor
Yoshimitsu Tsuji
義光 辻
Takeshi Kawahara
武 川原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATRIX KK
Matrix Inc
Original Assignee
MATRIX KK
Matrix Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MATRIX KK, Matrix Inc filed Critical MATRIX KK
Priority to JP2006337404A priority Critical patent/JP5049576B2/ja
Publication of JP2008152373A publication Critical patent/JP2008152373A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5049576B2 publication Critical patent/JP5049576B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】安価に識別対象者の確認が可能な動態管理システムを提供する。
【解決手段】自動ドア50の両側には、それぞれ、キャンセルトリガー線51a,51bとメイントリガー線52a,52b、およびキャンセルトリガー線53a,53bとメイントリガー線54a,54bとが設けられている。ここで、左側が外部であり、右側が内部である。自動ドア50の近傍には、表示部75が設けられ、そこには、キャンセルトリガー線51a,51bとメイントリガー線52a,52bで検出したIDタグを有した人の移動が表示される。
【選択図】図10

Description

この発明は、人の移動を検出できる動態管理システムに関し、特に不審者を検出可能な動態管理システムに関する。
従来の動態管理システムが、たとえば、特開2004−310350号公報(特許文献1)に開示されている。同公報によれば、動態管理システムは、カメラとIDタグリーダと、モニタと、制御手段とを有している。識別対象者が、所定のID情報が記録されたIDタグを有して、所定の出入口を通過するときは、IDタグリーダによってID情報を読取り、ID情報に基づいて識別対象者の個人情報を検出し、識別対象者の個人情報をカメラで撮影した画像とともにモニタに出力する。監視者は、モニタを見て、間違いなく識別対象者が出入りすることを確認できる。
特開2004−310350号公報(要約、段落番号0019等)
従来の動態管理システムは上記のように構成されていた。識別対象者の確認のために、IDタグリーダだけでなく、監視カメラや、モニタが必要であり、システムとして高価になるという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、安価に識別対象者の確認が可能な動態管理システムを提供することを目的とする。
この発明の他の目的は、タグの向きに無関係に識別対象者の確認が可能な動態管理システムを提供することである。
この発明にかかる動態管理システムは、IDタグを検出するIDタグ検出手段と、IDタグの移動方向を検出する移動方向検出手段と、IDタグ検出手段の検出したIDタグを移動方向検出手段が検出した移動方向とともに表示する表示手段とを含む。
IDタグが、その移動方向とともに表示手段に表示されるため、建物への入退出を監視する監視者は、表示手段とともに、人の出入を監視していれば、IDタグを有していない人の出入を事前に把握できる。IDタグを有していない人が建物内に入ろうとしたときは、それを事前に認識し、その人に対して問い合わせ等を行うことができる。
その結果、安価に識別対象者の確認が可能な動態管理システムを提供できる。
好ましくは、第1方向に相互に間隔をあけて配置され、トリガー信号を出力する第1および第2のトリガー線からなる第1トリガー領域と、第1トリガー領域に隣接して第1方向に設けられ、相互に間隔をあけて配置され、トリガー信号を出力する第3および第4のトリガー線からなる第2トリガー領域とを含み、IDタグは、トリガー信号に応じて固有のID番号を出力し、IDタグ検出手段は、固有のID番号を受信する受信手段を含み、移動方向検出手段は、受信手段が、ID番号を前記第1トリガー領域と第2トリガー領域の受信の時間差によって検出する。
さらに好ましくは、第1および第2トリガー線、ならびに、第3および第4トリガー線は第1方向に交わる第2方向の端部において相互に接続され、それによって、閉じたトリガー線が形成される。
さらに好ましくは、第1および第2トリガー線、ならびに、第3および第4トリガー線は、第1方向に交わる第2方向に複数設けられ、それによって、トリガー線は、第2方向において隣接する。
この発明の一つの局面においては、第2方向に隣接したトリガー線に流れる電流の向きを切替える、電流切替え手段を含む。
この発明の他の局面においては、第1トリガー領域と第2トリガー領域とは、相互に対称的に配置され、その中央には、ドアが設けられる。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。まず、この発明の原理について説明する。図1は、この発明の一実施の形態に係る動態管理システムに使用される、トリガー線と、トリガー線上を移動するIDタグが有するアンテナコイルの向きと、その場合に、トリガー線近傍において、IDタグが移動することによって検出される移動方向における磁界の変化を示す図である。
図1(A)はアンテナコイル(以下、「コイル」という)10を示す図であり、図1(B)はトリガー線20とその上を通過するIDタグのコイル10を示す図であり、図1(C)は図1(B)に示すようにコイル10が移動したときのコイル10に発生した水平方向と垂直方向とにおける合成磁界を示す図である。
図1(A)を参照して、IDタグに使用されるコイル10は、コイル10の軸方向(図中矢印で示す方向)の磁界を検出できる。今、図1(B)に示すようなトリガー線20が存在し、そこに、図中矢印で示す方向に電流が流された場合に、図に示すような方向の磁界が発生する。この場合に、図1(B)に示すように、トリガー線20の幅の広い、右方向から上下方向に軸を有するコイルが侵入すると、図1(C)に示すような合成磁界が得られる。ここで、一番のピークは、トリガー線20において、コイル10の移動方向の中央で得られ、両側の低い値は、トリガー線20の外部で得られる。
図2(A)および(B)は、コイル10がトリガー線20の幅の短い側からトリガー線20内に移動した場合の、図1(B)および(C)に対応する図である。図2(B)に示すように、この場合は、トリガー線20の中央部において台部が現れる。
図3および図4は、軸方向が水平で、且つ、トリガー線20の延在する方向に交わる方向に侵入する場合のコイル10における、コイル10の移動方向(A)と、その場合に得られる合成磁界(B)とを示す図である。この場合は、コイル10の入口と出口とでピークを示し、中央で極小を示す。両ピークで正負となっているのは、位相が反転することを意味する。ここで、図3は、図1に対応し、図4は図2に対応する。以上のように、トリガー線が水平に設けられているときは、コイルの軸方向が垂直方向であるとか、コイルの軸方向がトリガー線に交わる方向へであれば、コイルには確実に磁界が発生し、IDタグは、それをトリガー信号として検出できる。
図5は、軸方向が水平で、且つ、トリガー線20の延在する方向に並行に侵入する場合で中央を通過するときのコイル10における、コイル10の移動方向を示す図である。この場合も上記と同様の磁界が発生するが、その磁界の向きは、図5に示すとおりであり、中央付近では、コイルの軸方向に並行な磁界成分が存在しない。したがって、この場合は、コイル10を有するIDタグはトリガー信号を検出できない場合がある。
そこで、この場合は、トリガー線20を図6(B)に示すようにトリガー線21とトリガー線22とに分ける。この場合に、トリガー線21および22に図に示すように、時計方向の電流を流すと、図5と同様の磁界20a〜20dが発生する。これに対して、図6(C)に示すように、トリガー線21には反時計方向に、トリガー線22には時計方向に電流を流すと、2つのトリガー線21,22が隣接する中央部には磁界20eが発生し、コイル10が矢印A方向から近づいてもコイル10はトリガー信号を検出可能になる。この場合の水平垂直合成磁束値のグラフを図6(D)に示す。図6(D)に示すように、この場合は、頂部が多少フラットになるが、図1(C)と同様の磁束が得られる。
なお、このトリガー線21および22に流す電流の向きの切替えは、たとえば、30m秒ごとに行う。
以上のように、トリガー線を図6(B)に示すように配置して、隣接するトリガー線の向きを周期的に替えることによって、IDタグのコイル10が任意の向きであっても、コイル10は、確実にトリガー信号を検出して、自分の有するID番号を出力可能になる。
次に図6(C)に示したトリガー線を複数用いて人の動態管理を行う、この実施の形態における動態管理システムについて説明する。図7は、この動態管理システムの動作を説明するための模式図であり、通路を上方向から見た図である。図7を参照して、通路30に、メイントリガー領域と、メイントリガー領域を挟んで設けられた2つのキャンセルトリガー領域の3つの領域が設けられ、それぞれにトリガー線31〜33が相互に隣接して配置されている。ここで、中央に配置されたトリガー線32はメイントリガー領域に侵入した人を検出するためのトリガー線であり、その両側に設けられたトリガー線31,33は、メイントリガー領域に近接した領域にいる人を排除するためのトリガー線である。
図7を参照して、人VがIDタグを保持して図中矢印方向に移動する。このとき、IDタグが図1(B)に示した向きのコイルであれば、そのときのコイルに作用する合成磁界は、図8に示すように変化する。すなわち、キャンセルトリガー線31a,31bの領域(キャンセルトリガー領域)においては、合成磁界41のような磁界が発生し、メイントリガー線32a,32b(メイントリガー領域)においては、合成磁界42のような磁界が発生し、キャンセルトリガー線33a,33bの領域(キャンセルトリガー領域)においては、合成磁界43のような磁界が発生する。
ここで、動態管理システムにおいては、キャンセルトリガー線31a,31b,33a,33bに応答したIDタグについては、そのID番号等を受けてもこれを無視(キャンセル)する。一方、メイントリガー線32a,32bに応答したIDタグについては、このID番号を受信し、その旨を表示装置に表示する。
図9(A)および図9(B)に表示装置における表示例を示す。図9(A)に示す例では、表示装置には、「メイン領域通過中のタグ情報」として、移動方向とその人数が矢印の向きと数で表示される。図では、右方向に1人が移動している場合を示す。
図9(B)は、移動人数を、その中に設けられた発光LEDの水平方向へ移動する数で表すようにしている。この例では、タグの移動と同様にLEDの点灯が移動するので、矢印を表示することなく、LEDの点灯の移動と人の移動とを比較できる。そうすれば、より明確に、人の移動を検出でき、不審者の特定が容易になる。
なお、この移動方向は、キャンセルトリガー線31a,31b,33a,33b、および、メイントリガー線32a,32bにおいて、タグからの応答を受信した時間の差を用いて判断する。すなわち、キャンセルトリガー線31a,31bからメイントリガー線32a,32bを検出したときは、そのIDタグは右方向への移動であると検出でき、キャンセルトリガー線33a,33bからメイントリガー線32a,32bを検出したときは、そのIDタグは左方向への移動であると検出できる。
次に、このシステムを、マンションのセキュリティに利用した場合について説明する。ここでは、図7に示したキャンセルトリガー線とメイントリガー線とを用いて自動ドアの開閉を行う場合について説明する。図10は、この実施の形態に係る動態管理システムにおける動作を説明するための模式図であり、図7と同様に、自動ドアの前後の通路(進入経路)を上方向から見た図である。図10を参照して、自動ドア50の両側には、それぞれ、キャンセルトリガー線51a,51bとメイントリガー線52a,52b、およびキャンセルトリガー線53a,53bとメイントリガー線54a,54bとが設けられている。ここで、左側が外部であり、右側が内部であるとする。自動ドア50の近傍には、上記した表示部が設けられ、そこでは、メイントリガー領域におけるIDタグを有した人の移動が表示される。
外部からW,Zがドアに向かって進み、建物の内部に入ろうとしている。ここで、WはIDタグを有しており、ZはIDタグを有していないとする。WはIDタグを有しているため、その動きは、上記したように表示装置に表示される。
たとえば、IDタグが図1(A)に示した向き(垂直方向が軸方向)のコイルであれば、そのときのコイルに作用する合成磁界は、図11に示すように変化する。ここで、X軸は、自動ドアを中心とした位置を示し、Y軸は、磁界の強度を示す。図11を参照して、キャンセルトリガー線51a,51bの領域(キャンセルトリガーA領域、第1トリガー領域)においては、合成磁界61のような磁界が発生し、メイントリガー線52a,52b(メイントリガーA領域、第2トリガー領域)においては、合成磁界62のような磁界が発生する。一方、建物の内部から外部へ移動したときは、キャンセルトリガー線53a,53bの領域(キャンセルトリガーB領域)においては、合成磁界63のような磁界が発生し、メイントリガー線54a,54b(メイントリガーB領域)においては、合成磁界64のような磁界が発生する。
なお、図11において、キャンセルトリガーA領域は、X座標が−3から−2に存在し、メイントリガーA領域は、−1から−0.1に存在し、メイントリガーB領域は、0.1から1に存在し、キャンセルトリガーB領域は、2から3に存在する。
図11において、自動ドア50を開けるために必要な通過許可信号を出力するための条件を図12を参照して説明する。図12は、メイントリガーA領域およびB領域の磁界の強度が2以上で、キャンセルトリガーA領域およびB領域の磁界の強度が2未満の場合の出力を1として表したときの各合成磁界の波形を示す図である。これは、タグがトリガーの磁界の強度が2以上で反応するように設定することで可能になる。各波形は、図11に示した各合成磁界の参照番号に、「a」を付して表している。図12を参照して、メイントリガーA領域における合成磁界62aと、メイントリガーB領域における合成磁界64aとを含む領域を通過信号出力領域65(図中斜線で示す)として設定すればよいことがわかる。
次に、IDタグが図3(A)に示した向き(水平方向が軸方向)のコイルの場合の検出例について説明する。この場合にコイルに作用する合成磁界は、図13に示すように変化する。ここで、X軸やY軸の表示等は、図11および図12の場合と同じである。図13を参照して、キャンセルトリガー線51a,51bの領域(キャンセルトリガーA領)においては、合成磁界66のような磁界が発生し、メイントリガー線52a,52b(メイントリガーA領域)においては、合成磁界67のような磁界が発生する。一方、建物の内部から外部へ移動したときは、キャンセルトリガー線53a,53bの領域(キャンセルトリガーB領域)においては、合成磁界68のような磁界が発生し、メイントリガー線54a,54b(メイントリガーB領域)においては、合成磁界69のような磁界が発生する。
図13において、自動ドア50を開けるために必要な通過許可信号を出力するための条件を、図14を参照して説明する。図14は、メイントリガーA領域およびB領域の磁界の強度が2以上で、キャンセルトリガーA領域およびB領域の磁界の強度が2未満の場合の出力を1として表したときの各合成磁界の波形を示す図である。ここでも、各波形の番号は、図12の場合と同様である。図14を参照して、メイントリガーA領域における合成磁界67aと、メイントリガーB領域における合成磁界69aとを含む領域70を通過信号出力領域(図中斜線で示す)として設定すればよいことがわかる。
以上のようなデータを利用すれば、IDタグのコイルの向きに拘らず、IDタグを保持している人の移動方向や、その人のための自動ドアの開閉が可能になる。
次に、これらのデータを用いた、動態管理システムの構成について説明する。図15は、この実施の形態に係る動態管理システムの全体構成を示すブロック図である。図15を参照して、動態管理システムは、システム全体を制御するCPUを含む制御部71と、制御部71に接続され、IDタグ77へトリガー信号を送信するトリガー信号送信部72と、IDタグ77からのIDを受信する受信部73と、移動方向判別部74と、表示部75と、電流切替装置76とを含む。ここで、受信部73は、IDタグ検出手段および受信手段として作動する。
IDタグ77は、トリガー線からのトリガー信号を受けて自分のID番号を出力する。受信部73は、IDタグ77からのID番号を受けて、そのIDタグ77を検出する。移動方向判別手段として作動する移動方向判別部74は、図7で説明したように、キャンセルトリガー線とメイントリガー線とにおけるIDタグ77からの応答を検出してその移動方向を検知し、移動方向検出手段として作動する。表示部は、表示手段として作動し、移動方向判別部74による移動方向の判別結果に応じて、自動ドア50の両側にある,メイントリガー領域Aおよびメイントリガー領域BにIDタグ77が入ったとき、IDタグ77の移動方向を表示する。
電流切替え装置76は、電流切替え手段として機能し、図6で説明したように、通路に交わる方向に隣接する2つのコイルにおいて、一方のコイルに流れる電流の向きを所定の周期で変える。なお、受信部73、移動方向判別部74、表示部75および電流切替え装置76はそれぞれ制御部71によって制御されている。
表示部75は自動ドア50の近傍に設けられており、警備員は、表示部75を見ながら、自動ドアを通る人の出入を常時監視している。上記したように、IDタグ77を有しているW、および、IDタグ77を有していないZが同時に外部から自動ドアにアクセスする。このとき、表示部75には図16に示すような表示が行われる。すなわち、WおよびZのうちの、WのみしかIDタグ77を有していないため、表示部74には一つの矢印しか表示されない。一方、警備員は、2人が自動ドアを通過しようとしているのに気がつく。警備員は、いずれか一人は、IDタグ77を有していないことがわかるため、この2人に対して問合せを行う。その結果、IDタグ77を有していないZを不審者として検出できる。このように、この実施の形態においては、IDタグ77を有している人については、特に、問合せを行うことなく、自由にその入退出を認め、IDタグ77を有していない人のみの入室を検出できるため、不審者を確実に検出できる。
なお、表示部74に表示される内容は、上記に限らず、図9(B)に示したような表示としてもよい。このような表示であれば、より明確にIDタグを有していない人の移動を検出できる。
なお、建物内部においても同様であり、IDタグ77を有していない人の出入を確実に検出できる。
また、このように、人の移動を個別に表示部に表示する必要があるため、自動ドアが設けられる通路の幅寸法はせいぜい2〜3人程度が同時に侵入できるような寸法とし、あまり広くないほうが好ましい。
また、上記実施の形態においては、キャンセルトリガー線とメイントリガー線とは通路の延在する方向に交わる方向において2分割されている場合について説明したが、IDタグの向きを特定して、図5に示すような、コイルの軸方向がトリガー線に並行にならないようにすれば、トリガー線を2分割する必要はない。なお、この場合、3分割以上にしてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
IDタグに使用されるコイルの軸方向が垂直方向である場合の、動態管理システムに適用されるトリガー線と、コイルに誘起される磁束を示す図である。 IDタグに使用されるコイルの軸方向が垂直方向である場合の、動態管理システムに適用されるトリガー線と、コイルに誘起される磁束を示す図である。 IDタグに使用されるコイルの軸方向が水平方向である場合の、動態管理システムに適用されるトリガー線と、コイルに誘起される磁束を示す図である。 IDタグに使用されるコイルの軸方向が水平方向である場合の、動態管理システムに適用されるトリガー線と、コイルに誘起される磁束を示す図である。 IDタグに使用されるコイルの軸方向がトリガー線に並行である場合の、問題点を説明する図である。 IDタグに使用されるコイルの軸方向がトリガー線に並行である場合の、トリガー線の配置と、コイルに誘起される磁束を示す図である。 この動態管理システムの動作を説明するための模式図である。 コイルに作用する合成磁界を示す図である。 表示部に表示されるタグ情報を示す図である。 動態管理システムが適用される、建物における自動ドア付近の構成を示す図である 垂直方向が軸方向のコイルを有しているときにコイルに作用する合成磁界を示す図である。 図11の場合に通過許可信号を出力するための条件を示す図である。 水平方向が軸方向のコイルを有しているときにコイルに作用する合成磁界を示す図である。 図13の場合に通過許可信号を出力するための条件を示す図である。 動態管理システムの全体構成を示すブロック図である。 動態管理システムの表示部への表示状態を示す図である。
符号の説明
10 アンテナコイル、20,21,22 トリガー線、31,33,41,51,53 キャンセルトリガー線、32,42,52,54 メイントリガー線、50 自動ドア、71 制御部、72 トリガー信号送信部、73 受信部、74 移動方向判別部、75 表示部、76 電流切替え装置、77 IDタグ。

Claims (6)

  1. IDタグを検出するIDタグ検出手段と、
    前記IDタグの移動方向を検出する移動方向検出手段と、
    前記IDタグ検出手段の検出したIDタグを前記移動方向検出手段が検出した移動方向とともに表示する表示手段とを含む、動態管理システム。
  2. 第1方向に相互に間隔をあけて配置され、トリガー信号を出力する第1および第2のトリガー線からなる第1トリガー領域と、
    前記第1トリガー領域に隣接して前記第1方向に交わる第2方向に設けられ、相互に間隔をあけて配置され、トリガー信号を出力する第3および第4のトリガー線からなる第2トリガー領域とを含み、
    前記IDタグは、前記トリガー信号に応じて固有のID番号を出力し、
    前記IDタグ検出手段は、前記固有のID番号を受信する受信手段を含み、
    前記移動方向検出手段は、前記トリガー信号に応答して出力される前記ID番号を、前記受信手段が、前記第1トリガー領域および前記第2トリガー領域から受信するときのの受信の時間差によって検出する、請求項1に記載の動態管理システム。
  3. 前記第2方向に隣接したトリガー線に流れる電流の向きを切替える、電流切替え手段を含む、請求項2に記載の動態管理システム。
  4. 前記第1および第2トリガー線、ならびに、前記第3および第4トリガー線は前記第2方向の端部において相互に接続され、それによって、閉じたトリガー線が形成される、請求項2または3に記載の動態管理システム。
  5. 前記第1トリガー領域において受信された前記タグからの情報は、前記移動方向検出手段による前記タグの移動方向の判別において、キャンセル用の信号として用いられ、前記第2トリガー領域において受信された前記タグからの情報は、前記移動方向検出手段による前記タグの移動方向の判別において、移動方向の判別に使用される、請求項1から4のいずれかに記載の動態管理システム。
  6. 前記第1トリガー領域と前記第2トリガー領域とは進入経路上に相互に対称的に2組設けられ、その中央には、ドアが設けられる、請求項1から5のいずれかに記載の動態管理システム。
JP2006337404A 2006-12-14 2006-12-14 動態管理システム Expired - Fee Related JP5049576B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006337404A JP5049576B2 (ja) 2006-12-14 2006-12-14 動態管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006337404A JP5049576B2 (ja) 2006-12-14 2006-12-14 動態管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008152373A true JP2008152373A (ja) 2008-07-03
JP5049576B2 JP5049576B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=39654509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006337404A Expired - Fee Related JP5049576B2 (ja) 2006-12-14 2006-12-14 動態管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5049576B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012103793A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Kajima Corp 車両用通信装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003178381A (ja) * 2001-12-11 2003-06-27 Matsushita Electric Works Ltd 入退出監視システム及びこれを用いた入退出移動監視システム
JP2005223402A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Toshiba Corp 無線通信アンテナ
JP2005278791A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Aiphone Co Ltd 病院内人物位置検出システム
JP2006072672A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Mitsubishi Electric Corp 入退場管理システム
JP2006271819A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Keakomu:Kk ナースコールシステム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003178381A (ja) * 2001-12-11 2003-06-27 Matsushita Electric Works Ltd 入退出監視システム及びこれを用いた入退出移動監視システム
JP2005223402A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Toshiba Corp 無線通信アンテナ
JP2005278791A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Aiphone Co Ltd 病院内人物位置検出システム
JP2006072672A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Mitsubishi Electric Corp 入退場管理システム
JP2006271819A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Keakomu:Kk ナースコールシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012103793A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Kajima Corp 車両用通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5049576B2 (ja) 2012-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6909370B2 (en) Intruder detection device and intruder detection method
US20050225634A1 (en) Closed circuit TV security system
US8400266B2 (en) Monitoring device, monitoring method, and monitoring program
JP4445310B2 (ja) セキュリティシステム
US20120076356A1 (en) Anomaly detection apparatus
WO2007139658A2 (en) Intelligent imagery-based sensor
JP2006259857A (ja) 侵入者検知システム
JP4866801B2 (ja) 集合住宅インターホンシステム
EP1491709A1 (en) Automatic door opening/closing apparatus
CN109697829A (zh) 独居住房管控装置
JP5049576B2 (ja) 動態管理システム
TWI505235B (zh) 門禁控制方法
JP2017199519A (ja) 照明装置及び照明システム
JP2007312209A (ja) 据付型カメラの盗撮防止装置
JP6599261B2 (ja) 警備業務支援システムおよび警備装置
JP2009223707A (ja) 警備装置
US8184003B1 (en) Motion detection and locating apparatus and method
JP5223126B2 (ja) 移動体検出システムおよび入場管理システム
JP5210828B2 (ja) 建物の防犯システム
JP4874584B2 (ja) 警備装置及び警備方法
JP4443710B2 (ja) 施設内監視システム
JP2008102670A (ja) 集合住宅用避難誘導システム
JP4429718B2 (ja) 警備システム
JP5763967B2 (ja) 改札システム
KR101271679B1 (ko) 하이브리드형 감지기 및 이를 이용한 선박의 전원관리시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120626

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120723

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees