JP2008149282A - 空調機能付中和処理装置及び排水中和と空調を行う方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】中和処理で生じる冷熱を利用して、坑内等から排出される排水を中和処理するとともに、坑内等の空気を十分に除湿可能な空調機能付中和処理装置及び排水中和と空調を行う方法を提供する。
【解決手段】空調機能付中和処理装置10は、空調部20と中和処理部40とを含んで構成され、空調部20は、液化炭酸ガスボンベ22と、エアーダクト24と、気化管26と、ファン28と、湿度計30と、湿度監視装置32とを備え、中和処理部40は、坑内排水を一時的に貯える一次タンク42と、一次タンク42から供給される排水を中和処理する混合器44及びと反応管46と、中和処理した処理水を貯える処理水タンク48と、坑内排水の排出量に応じて炭酸ガスによる中和処理が所定の処理量となるように制御する流量監視装置50とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、坑内等から排出される排水を中和処理するとともに空気を冷却除湿する装置及びその方法に関する。
トンネルや坑道などの掘削工事では、掘削機械等から発生する熱が坑内の温度を上昇させ、坑内の作業環境を悪化させてしまうために、従来より坑内の空気を冷却する空調方法が提案されている。
例えば、特許文献1には、坑内に供給する空気を、冷媒流体が流れるラジエータに通過させることによって冷却する冷房装置が開示されている。
また、特許文献2には、掘削のために坑内に送り込まれる泥水の冷却熱を、冷却水ユニットを介して一次冷却水から二次冷却水へ熱交換させて、冷却された二次冷却水を、切羽付近の空気を吸い込んで吹き出すファン内に設置されるファンコイルに流し、二次冷却水の冷熱を空気へ与えることにより、切羽付近の空間を冷房する冷房装置が開示されている。
特開2000−314299号公報 特開平5−288370号公報
しかしながら、特許文献1又は2に記載される冷房装置では、空気を冷却可能な温度の下限がラジエータからの冷却温度又は泥水温度に制限され、十分な冷却が行われないことがある。
また、空気は露点温度まで冷却されると、空気中の水分が凝結して除湿されることになり、坑内空気を除湿できれば、作業環境を改善する上で好適であるが、空気が十分に冷却されなければ、その除湿効果も低減する。
ところで、トンネルや坑道などの掘削にあたっては、上記のような坑内の空気環境の改善とともに、坑内から排水される坑内排水の処理も必要となる。坑内排水は、地下水、泥水又はセメント等が混合したものであり、アルカリ性になることが多いので、河川や海に排水するに前に中和処理を行う必要があり、一般に、炭酸ガスを混合する方法が用いられている。炭酸ガスは、通常、ボンベ等の高圧容器に封入された液化炭酸ガスを、坑内排水に混合する際に気化して用いる。液化炭酸ガスは、配管内に流して減圧したり熱を与えたりすることで気化するが、その時の液化炭酸ガスが気体になるときに生じる気化熱によって配管は約−80℃の低温に冷却される。
そこで、本発明は上記のような中和処理で生じる冷熱を利用して、坑内等から排出される排水を中和処理するとともに、坑内等の空気を十分に除湿できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明はアルカリ性又は酸性の排水を中和処理するとともに空気を冷却除湿する空調機能付中和処理装置であって、
液体状態又は気液混合状態の排水中和用ガスが導入され、内部を流通する過程で前記中和用ガスを気化させる気化部と、
前記気化部で気化された中和用ガスを、前記排水に混合して中和する混合器と、
前記装置に空気を導入し、前記導入した空気を前記気化部の外側表面に通過させて、その通過後の空気を給気する送風手段とを備えることを特徴とする(第1の発明)。
本発明による空調機能付中和処理装置によれば、排水を中和処理するとともにガスの気化熱により空気を除湿して空気調和することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記排水は、アルカリ性の排水であり、前記中和用ガスは、炭酸ガスであることを特徴とする。
本発明による空調機能付中和処理装置によれば、排水がアルカリ性である際に、中和用ガスとして炭酸ガスを用いることにより、排水を中和処理できる。さらに、炭酸ガスの気化熱によって気化部の冷却温度がより低温になるので、地下水や泥水などを冷媒として用いる場合よりも冷却効率が高く、より大量の空気を冷却除湿することができる。
第3の発明は、第1又は2の発明において、前記排水を一時的に貯えるタンクと、前記タンクに貯えられた排水を前記混合器へ供給するポンプと、前記タンクに貯えられた排水がなくならないように、かつ前記タンクから前記混合器へ前記排水が常時供給されるように前記ポンプの送水流量を調節する流量制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明による空調機能付中和処理装置によれば、常に中和処理が行われることになり、ついては炭酸ガスが気化部の管内に常に流れることになるので、空気を常時除湿することができる。
第4の発明は、第1〜3のいずれかの発明において、前記空調機能付中和処理装置内に導入された空気が通過する前記気化部の長さは変更可能であることを特徴とする。
本発明による空調機能付中和処理装置によれば、装置内に導入して給気する空気の冷却度合いを調節できる。これにより、例えば、坑内等から排出される排水量やタンク内の排水貯水量によって中和処理量が増減し、中和処理に使用される炭酸ガス量も増減して、装置内を通過する空気の冷却除湿効果に変動が生じる場合でも、この変動を気化部の長さの変更することにより緩和することができる。このように、坑内等の空気の温度及び湿度を一定基準内に維持させることができる。
第5の発明は、第4の発明において、前記気化部を通過した空気の湿度を測定する湿度計と、前記湿度計により測定された湿度に応じて、前記空調機能付中和処理装置内に導入された空気が通過する前記気化部の長さを調節する長さ調節手段とを備えることを特徴とする。
本発明による空調機能付中和処理装置によれば、坑内等の空気の湿度の高低にかかわらず装置内を通過した空気が所望の湿度になるように制御することができる。
第6の発明は、アルカリ性又は酸性の排水を処理するとともに空気を冷却除湿する方法であって、気化部内部に液体状態又は気液混合状態の排水中和用ガスを流通させて気化させ、空気を前記気化部の外側表面に通過させ、前記気化させた前記中和用ガスを前記排水と混合して中和するとともに、前記気化部を通過させた空気を空調に用いることを特徴とする。
本発明によれば、中和処理で生じる冷熱を利用して、坑内等から排出される排水を中和処理するとともに、坑内等の空気を十分に除湿できる。
以下、本発明の好ましい一実施形態について図面に基づき詳細に説明する。本実施形態は、例えば、トンネルの掘削工事にて坑内から排出される排水(以下、坑内排水という)を中和処理し、また、坑内空気を冷却除湿するための装置(以下、空調機能付中和処理装置という)として用いる。
図1は、本実施形態に係る空調機能付中和処理装置の構成図である。
図1に示すように、空調機能付中和処理装置10は、坑内空気を冷却除湿する空調部20と、坑内排水を中和処理する中和処理部40とを含んで構成される。なお、同図は、空調機能付中和処理装置10のうち発明の主要部である空調部20及び中和処理部40のみを抜粋して示したものであり、通常、中和処理において実施される汚泥凝集や汚泥採取等のその他処理部についてはその記載を省略している。
空調部20は、液化炭酸ガスボンベ22と、エアーダクト24と、気化管26と、ファン28と、湿度計30と、湿度監視装置32とを備える。
液化炭酸ガスボンベ22には、高圧下で液化された炭酸ガスが封入されており、炭酸ガスは、気化管26の出口側に設けられた減圧弁34を開くことで気化管26内を流れて中和処理部40に供給される。
エアーダクト24は、吸入した空気を冷却除湿して給気するための流路である。
気化管26は、熱伝導性の高い金属管等からなり、エアーダクト24に吸入される空気と、気化管26内の炭酸ガスとの間で熱交換が行われる。この気化管26は、エアーダクト24内で空気との接触面積を広くするために、例えば、エアーダクト24の内周に沿うようにらせん状に配管されている。なお、気化管26に放熱フィンを設けて空気との接触面積をより広くしてもよい。気化管26内には液化炭酸ガスボンベ22から液体状態又は気液混合状態の炭酸ガスが供給され、供給された炭酸ガスは、気化管26内を流れる過程で気化するとともに断熱膨張することにより、気化管26は約−80℃の低温に冷却される。これによりエアーダクト24内に導入された空気はその冷熱により冷却され、温度が露点温度まで下がることで除湿が行われる。
また、気化管26は、同図に示すように、例えば、バルブV1又はV2の切り替えにより、その長さを複数段階(同図の例では3段階)に変更できるようになっている。バルブV1及びV2を切り替えて気化管26の長さを長くするほど空気の冷却除湿効果は向上することになる。気化管26を通過して気化された炭酸ガスは、中和処理部40に供給されて、坑内排水の中和処理に用いられる。
ファン28は、エアーダクト24内へ空気を導入し、エアーダクト24内で冷却除湿された空気を給気するためのものである。
また、エアーダクト24の給気口には湿度計30が設置されている。湿度監視装置32は湿度計30によって測定された湿度に応じてバルブV1及びバルブV2の切り替えを制御するようになっている。なお、具体的な制御については後述する。
中和処理部40は、地下水、泥水又はセメント等が混合してアルカリ性になった坑内排水を、河川や海に排水するに前に中和処理を行うためのものであり、坑内排水を一時的に貯える一次タンク42と、一次タンク42から送水される排水に炭酸ガスを混合して中和処理する混合器44及び反応管46と、中和処理した処理水を貯える処理水タンク48と、坑内排水の排出量に応じて常時中和処理を行うように制御する流量監視装置50とを備える。
一次タンク42には、坑内排水管52から坑内排水が流入し、一次タンク42に貯えられた排水は、その内部に設置されたポンプ54及び混合器送水管56により混合器44へ送水されるようになっている。坑内排水管52には、坑内排水の流量Q1を測定する流量計F1が設置され、混合器送水管56には、一次タンク42から混合器44への送水流量Q2を測定する流量計F2が設置されている。流量監視装置50はこれらの流量Q1及びQ2に応じて、ポンプ54の送水流量を制御する。
そして、一次タンク42から混合器44へ送水された排水は、混合器44で、気化管26からの炭酸ガスと混合され、反応管46に移送されて中和処理される。
処理水タンク48には、中和処理された処理水が貯えられる。また、処理水タンク48には、処理水のPHを測定するためのPH計58が設置されている。流量監視装置50はPH計58により測定されたPH値によって空調部20の減圧弁34の開閉を制御して、中和処理部に移送する炭酸ガス量を調節する。
次に、上記説明した空調機能付中和処理装置10の具体的な運転方法について説明する。
空調機能付中和処理装置10の運転は、坑内空気の冷却除湿を常時行うことを基準として制御されている。すなわち、エアーダクト24内の空気を常時冷却除湿するためには、気化管26に炭酸ガスを常に流す必要があるので、混合器44にも炭酸ガスが常に供給される。この場合、一次タンク42から混合器44へ供給される炭酸ガスに見合った量の坑内排水が混合器44に供給されなければ、炭酸ガスが過剰となって中和処理された処理水は酸性になってしまう。したがって、混合器44へ供給される炭酸ガスに見合った量の坑内排水が、常に一次タンク42から混合器44へ供給されなければならない。
しかしながら、一次タンク42から混合器44へ所定量の坑内排水を送水しつづけると排水量と送水量のバランスによっては、一次タンク42に貯えられた坑内排水が最終的になくなってしまうことも考えられる。この場合中和処理ができなくなるので、液化炭酸ガスボンベ22からの炭酸ガスの供給も停止することになり、坑内空気の冷却除湿もできなくなる。
そこで、流量監視装置50は、一次タンク42内の坑内排水がなくならないように、流量計F1及び流量計F2によって測定される流量Q1と流量Q2とを監視して、これら流量に応じてポンプ54による送水流量Q2を制御している。
例えば、坑内排水管52を通じて一次タンク42に貯えられる坑内排水の流量Q1が、ポンプ54によって一次タンク42から混合器44へ排水を供給する流量Q2よりも少ない場合(Q1<Q2)には、この状態で運転を継続すれば一次タンク42内の坑内排水がなくなってしまう。このような場合には、空調機能付中和処理装置10は次のような運転を行う。
図2は、流量Q1が流量Q2よりも少ない場合(Q1<Q2)における空調機能付中和処理装置10の動作を示すフローチャートである。
図2に示すように、先ず、流量監視装置50は送水流量Q2を減少させるようにポンプ54を制御する(S210)。
この場合、坑内排水の送水流量Q2が減少すると、炭酸ガスの混合器への供給量を調節しなければ、炭酸ガスの供給量が過多となってしまい、処理水が酸性になってしまう。そこで、流量監視装置50は、上記ポンプ54の制御と同時に空調部20の減圧弁34を閉めて気化管26への炭酸ガスの供給量も減少させる(S220)。
また、炭酸ガスの供給量の減少にともなって、エアーダクト24を通過する空気の冷却除湿効果も低下する。この冷却除湿効果は、湿度計30によって測定される湿度によって判断されており、湿度監視装置32は、湿度が所定の基準値以下にならない場合、その湿度の値に応じて、炭酸ガスの流れる気化管26の接続数を1段から2段、又は2段から3段へと増加するようにバルブV1又はV2を切替え、空気の冷却除湿効果を向上させて所定の基準値以下の湿度になるように制御する(S230)。
一方、坑内排水の流量Q1がポンプ54による混合器へ排水を供給する流量Q2よりも多い場合(Q1>Q2)には、この状態で運転を継続すれば一次タンク42から坑内排水が溢れてしまうことになる。このような場合には、空調機能付中和処理装置10は次のような運転を行う。
図3は、流量Q1が流量Q2よりも多い場合(Q1>Q2)における空調機能付中和処理装置10の動作を示すフローチャートである。
図3に示すように、湿度監視装置32は、送水流量Q2を増加させるようにポンプ54を制御する(S310)とともに、空調部20の減圧弁34を開けて炭酸ガスの供給量も増加させる(S320)。さらに、炭酸ガスの供給量が増加すると冷却除湿効果も向上するので、湿度監視装置32は、湿度計30によって測定される湿度に応じて、気化管26の接続数が3段から2段、又は2段から1段へと減少するようにバルブV1及びV2を切替えて、冷却除湿効果を抑制させて空気を冷却除湿し過ぎないようにする(S330)。
以上説明した本実施形態による空調機能付中和処理装置10によれば、坑内空気を冷却除湿する空調部20と、坑内排水を中和処理する中和処理部40とを備えることにより、坑内排水を中和処理するとともに坑内空気を炭酸ガスの気化熱で冷却し、さらに炭酸ガスの断熱膨張により冷却することで坑内空気を除湿して空気調和することができる。
また、気化管26内に流す冷媒として炭酸ガスを用いることにより、その気化熱及び断熱膨張による冷熱によって気化管26の冷却温度が約―80℃と低温になるので、地下水や泥水などを冷媒として用いる場合よりも冷却効率が高く、より大量の坑内空気を冷却除湿することができる。
また、本実施形態による空調機能付中和処理装置10によれば、坑内排水を貯える一次タンク42と、一次タンク42に貯えた排水を混合器44へ供給するポンプ54と、一次タンク42に貯えられた坑内排水がなくならないように、かつ一次タンク42から混合器44へ坑内排水が常時供給されるようにポンプ54の送水流量を調節する流量監視装置50を備えることにより、常に中和処理が行われることになり、ついては炭酸ガスが気化管26の管内に常に流れることになるので、坑内空気を常時除湿することができる。
また、本実施形態による空調機能付中和処理装置10によれば、気化管26の長さは、バルブV1及びバルブV2の切替えにより変更可能であるため、空気の冷却除湿効果を調節できる。これにより、坑内から排出される排水量や一次タンク42内の排水貯水量によって中和処理量が増減し、中和処理に使用される炭酸ガス量も増減して、エアーダクト24内を通過する空気の冷却除湿効果に変動が生じる場合でも、この変動を気化管26の長さの変更することにより緩和できる。このように、坑内空気の温度及び湿度を一定基準内に調節することができる。
また、本実施形態による空調機能付中和処理装置10によれば、湿度計30と、湿度監視装置32とを備えることにより、湿度計30により測定された湿度に応じて、バルブV1及びバルブV2の切替えによって気化管26の長さを変更して、坑内の湿度の高低にかかわらず空気が所望の湿度になるように制御することができる。
本実施形態に係る空調機能付中和処理装置10の構成図である。 流量Q1が流量Q2よりも少ない場合(Q1<Q2)における空調機能付中和処理装置10の動作を示すフローチャートである。 流量Q1が流量Q2よりも多い場合(Q1>Q2)における空調機能付中和処理装置10の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 空調機能付中和処理装置
20 空調部
22 液化炭酸ガスボンベ
24 エアーダクト
26 気化管
28 ファン
30 湿度計
32 湿度監視装置
34 減圧弁
40 中和処理部
42 一次タンク
44 混合器
46 反応管
48 処理水タンク
50 流量監視装置
52 坑内排水管
54 ポンプ
56 混合器送水管
58 PH計
F1、F2 流量計
V1、V2 バルブ
Q1、Q2 流量

Claims (6)

  1. アルカリ性又は酸性の排水を中和処理するとともに空気を冷却除湿する空調機能付中和処理装置であって、
    液体状態又は気液混合状態の排水中和用ガスが導入され、内部を流通する過程で前記中和用ガスを気化させる気化部と、
    前記気化部で気化された中和用ガスを、前記排水に混合して中和する混合器と、
    前記装置に空気を導入し、前記導入した空気を前記気化部の外側表面に通過させて、その通過後の空気を給気する送風手段とを備えることを特徴とする空調機能付中和処理装置。
  2. 前記排水は、アルカリ性の排水であり、
    前記中和用ガスは、炭酸ガスであることを特徴とする請求項1に記載の空調機能付中和処理装置。
  3. 前記排水を一時的に貯えるタンクと、
    前記タンクに貯えられた排水を前記混合器へ供給するポンプと、
    前記タンクに貯えられた排水がなくならないように、かつ前記タンクから前記混合器へ前記排水が常時供給されるように前記ポンプの送水流量を調節する流量制御手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の空調機能付中和処理装置。
  4. 前記空調機能付中和処理装置内に導入された空気が通過する前記気化部の長さは変更可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空調機能付中和処理装置。
  5. 前記気化部を通過した空気の湿度を測定する湿度計と、
    前記湿度計により測定された湿度に応じて、前記空調機能付中和処理装置内に導入された空気が通過する前記気化部の長さを調節する長さ調節手段とを備えることを特徴とする請求項4に記載の空調機能付中和処理装置。
  6. アルカリ性又は酸性の排水を処理するとともに空気を冷却除湿する方法であって、
    気化部内部に液体状態又は気液混合状態の排水中和用ガスを流通させて気化させ、
    空気を前記気化部の外側表面に通過させ、
    前記気化させた前記中和用ガスを前記排水と混合して中和するとともに、前記気化部を通過させた空気を空調に用いることを特徴とする排水中和と空調を行う方法。
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