JP2008148383A - 位置決め装置 - Google Patents

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Daisuke Fujita
大輔 藤田
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Abstract

【課題】可動子(コイル部)のメンテナンスの効率を高め、故障時の早期復帰や調整作業の容易化を図った位置決め装置を提供する。
【解決手段】ベース10と、直動案内装置12に案内されて直線移動する移動テーブル11と、ベース10に固定された固定子14及び該固定子14に対向配置されるように移動テーブル11に固定された可動子15とからなるリニアモータ13と、を備えており、可動子15は、移動テーブル11の移動方向端面側から移動テーブル11に固定される取付け固定部品20によって移動テーブル11に取り付けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、位置決め装置に関し、より詳細には、半導体やFPD(Flat Panel Display)などの製造や検査に用いるのに好適な位置決め装置に関する。
各種基板製造における位置決めテーブルのような、直線移動する位置決め装置は、固定部材と移動テーブル間にリニアガイドを備え、駆動装置によって移動テーブルを駆動して直線移動させる。駆動装置としては、従来、ボールねじ及びこれに螺合するナットから構成されるボールねじ機構が多用されていたが、近年、高速化への強い要求に対応するため、固定部材と移動テーブル間にリニアモータを配設し、これによって駆動するようにしたリニアモータ駆動方式が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第2655335号公報
ところで、特許文献1に開示されている直動案内リニアモータ駆動テーブルは、固定部材の上面にマグネット及び磁性体を有する断面略E字形の固定子を固定すると共に、移動テーブルの下面に固定子のE字空間部に入り込む断面略コの字形の電機子(コイル部)を固定してリニアモータを構成している。リニアモータにおいて最も故障率の高い部品は、コイル部であり、メンテナンスの必要がある。一方、コイル部は、移動テーブルの下面に固定されているので、故障したコイル部を交換するためには、移動テーブルを取り外さなければならない。しかし、移動テーブルには、搭載物に加え、厳密に位置調整が行われた別の位置決め装置や治具などが搭載されている場合が多く、これらの各種装置を分解して移動テーブルを取り外すことは困難であった。また、移動テーブルを取り外してコイル部を交換した後、これらの各種装置の調整を再び多大な工数をかけて行う必要があり、メンテナンスを効率的に行うことができない問題があった。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、可動子(コイル部)のメンテナンスの効率を高め、故障時の早期復帰や調整作業の容易化を図った位置決め装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) ベースと、直動案内装置に案内されて前記ベースに対して直線移動可能に配設された移動テーブルと、前記ベースに固定された固定子及び該固定子に対向配置されるように前記移動テーブルに固定された可動子とからなるリニアモータと、を備えた位置決め装置であって、
前記移動テーブルの移動方向端面側から前記移動テーブルに固定されて前記可動子を前記移動テーブルに取り付ける取付け固定部品を備えたことを特徴とする位置決め装置。
(2) 前記取付け固定部品は、前記移動テーブルに固定されたとき前記移動テーブルの中心に向かうに従って次第に下方に傾斜する第1傾斜面を備え、
前記可動子が固定されて前記移動テーブルの下面に取り付けられる取付補助板は、その下面に、前記第1傾斜面に対応して前記移動テーブルの中心に向かうに従って次第に下方に傾斜する第2傾斜面を備え、
前記取付け固定部品が前記移動方向端面側から前記移動テーブルに固定されるとき、前記第1傾斜面が前記第2傾斜面に当接し、その楔作用によって前記取付補助板を前記移動テーブルの下面に押圧して固定することを特徴とする上記(1)に記載の位置決め装置。
本発明の位置決め装置によれば、取付け固定部品を移動テーブルの移動方向端面側から移動テーブルに固定することにより、可動子を移動テーブルに取り付けるようにしたので、移動テーブルをベースから取り外すことなく、可動子を移動テーブルに取付け、取外しすることができる。これにより、移動テーブルに載置されたワーク、他の位置決め装置などの取外し作業、再調整作業が不要となり、位置決め装置のメンテナンス作業を効率的に行うことができる。
また、本発明の位置決め装置によれば、取付け固定部品は、移動テーブルの中心に向かうに従って次第に下方に傾斜する第1傾斜面を備え、可動子が固定された取付補助板の下面は、第1傾斜面に対応して形成された第2傾斜面を備えており、取付け固定部品を移動方向端面側から移動テーブルに固定して第1傾斜面と第2傾斜面を当接させ、楔作用によって取付補助板を移動テーブルの下面に固定するようにしたので、単に、取付け固定部品を移動テーブルに着脱して取付補助板を移動テーブルに固定し、または取り外すだけで、可動子を移動テーブルに着脱することができる。これにより、可動子の交換や調整を容易に行うことができ、故障時の早期復帰が可能となる。
以下、本発明に係る位置決め装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の位置決め装置の平面図、図2は図1におけるII−II矢視縦断面図、図3は図1におけるIII−III矢視縦断面図、図4は可動子の平面図である。
図1から図3に示すように、位置決め装置1は、ベース10と、移動テーブル11と、直動案内装置12と、リニアモータ13を備える。
ベース10の上面中央には、リニアモータ13の一構成要素である固定子14が固定されている。固定子14は、断面略コの字形に形成されており、コの字形部の内側上下面には、厚さ方向に着磁された同一サイズの永久磁石(図示せず)が多数個、隣接する磁極が異極同士となるように配列されて、移動テーブル11の移動距離より長く形成されている。
固定子14を挟んで両側には、一対のガイドレール16が平行に固定されている。一対のガイドレール16には、それぞれ2台(合計4台)のスライダ17がガイドレール16を跨いで摺動自在に配設されており、ガイドレール16と共に直動案内装置12を構成する。4台のスライダ17は、移動テーブル11の下面11aに固定されており、これにより、移動テーブル11は、ガイドレール16に案内されて矢印A及びB方向に直線移動が可能である。移動テーブル11の上面11bには、ワークや他の位置決め装置などの搭載物18が搭載される。
尚、直動案内装置12は、ガイドレール16上をスライダ17が摺動する摺動タイプに限定されず、スライダ側に組み込まれた転動体が循環するリニアガイド、クロスローラーガイド、静圧軸受案内などを用いることもできる。
移動テーブル11の移動方向(矢印A及びB方向)両端面11c,11dには、後述する取付け固定部品20を固定するための雌ねじ21が複数形成されている。移動テーブル11の下方には、固定子14と共にリニアモータ13を構成する可動子15が、固定子14のコの字形部の空間部に入り込むように配設されている。
可動子15は、図4に示すように、扁平な三相のコアレス電機子コイル29を3組、巻線方向が移動テーブル11の移動方向に対して直交するように一列に並べ、それぞれ密着させて非磁性のコイル基板30の上下面に固定されている。可動子15のコイル基板30は、移動テーブル11の移動方向と直交する一端において、スペーサ19を介して取付補助板22に固定されている。即ち、可動子15は、取付補助板22に対して片持ち支持されている。そして、取付補助板22が移動テーブル11の下面11aに固定されると、可動子15は、固定子14と所定のギャップを保持した状態でコの字形部の空間部に入り込むようにして支持される。
取付補助板22の下面には、両端部から中心に向かうに従って次第に取付補助板22の厚さが増加するように傾斜する第1傾斜面23、24が形成されている。即ち、取付補助板22が移動テーブル11に固定されたとき、第1傾斜面23、24は、移動テーブル11の中心に向かうに従って次第に下方に向かうように傾斜している。
取付け固定部品20は、略L字形に形成されており、移動テーブル11の端面11c,11dに固定される一方の板部には、雌ねじ21に対応して複数のねじ穴が形成されている。また、移動テーブル11の下方に挿入される他方の板部には、その上面に先端に向かうに従って次第に厚さが薄くなるように傾斜する第2傾斜面27が形成されている。
そして、取付け固定部品20の他方の板部を、移動テーブル11の移動方向端面側から移動テーブル11の下方に挿入し、ねじ穴に挿入した雄ねじ28を雌ねじ21に螺合させて取付け固定部品20を移動テーブル11の端面11c,11dに固定する。このとき、取付け固定部品20の第2傾斜面27は、取付補助板22の第1傾斜面23、24と当接するので、第1傾斜面23、24と第2傾斜面27の楔作用によって取付補助板22が押し上げられて移動テーブル11の下面11aに押圧・固定される。
上記したように、本実施形態の位置決め装置1は、単に移動テーブル11から取付け固定部品20を取り外すだけで、容易に可動子(コイル部)15を移動テーブル11から取り外し、また、取付け固定部品20を移動テーブル11に取り付けるだけで、可動子(コイル部)15を移動テーブル11に取り付けることができる。従って、移動テーブル11上に搭載した搭載物18に影響を与えることなく、極めて短時間で可動子(コイル部)15の交換を行うことができる。
本実施形態の位置決め装置1によれば、移動テーブル11をベース10から取り外すことなく、移動テーブル11の下面11aに設置された可動子(コイル部)15の着脱を可能としてメンテナンスの効率を高めることができ、これにより故障時の早期復帰や調整作業の容易化を図ることができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
本発明の位置決め装置の平面図である。 図1におけるII−II矢視縦断面図である。 図1におけるIII−III矢視縦断面図である。 可動子の平面図である。
符号の説明
1 位置決め装置
10 ベース
11 移動テーブル
11a 移動テーブルの下面
11c 移動テーブルの移動方向端面
11d 移動テーブルの移動方向端面
12 直動案内装置
13 リニアモータ
14 固定子
15 可動子
20 取付け固定部品
22 取付補助板
23 第2傾斜面
24 第2傾斜面
27 第1傾斜面
A,B 移動テーブルの移動方向

Claims (2)

  1. ベースと、直動案内装置に案内されて前記ベースに対して直線移動可能に配設された移動テーブルと、前記ベースに固定された固定子及び該固定子に対向配置されるように前記移動テーブルに固定された可動子とからなるリニアモータと、を備えた位置決め装置であって、
    前記移動テーブルの移動方向端面側から前記移動テーブルに固定されて前記可動子を前記移動テーブルに取り付ける取付け固定部品を備えたことを特徴とする位置決め装置。
  2. 前記取付け固定部品は、前記移動テーブルに固定されたとき前記移動テーブルの中心に向かうに従って次第に下方に傾斜する第1傾斜面を備え、
    前記可動子が固定されて前記移動テーブルの下面に取り付けられる取付補助板は、その下面に、前記第1傾斜面に対応して前記移動テーブルの中心に向かうに従って次第に下方に傾斜する第2傾斜面を備え、
    前記取付け固定部品が前記移動方向端面側から前記移動テーブルに固定されるとき、前記第1傾斜面が前記第2傾斜面に当接し、その楔作用によって前記取付補助板を前記移動テーブルの下面に押圧して固定することを特徴とする請求項1に記載の位置決め装置。
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