JP2008148100A - データ処理端末、外部処理装置、データ処理システム、コンピュータプログラム、電子データ - Google Patents

データ処理端末、外部処理装置、データ処理システム、コンピュータプログラム、電子データ Download PDF

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Abstract

【課題】データ処理端末から外部処理装置に電子データを送信して所望の処理動作を実行させることを簡単に実現できる構造のデータ処理システムを提供する。
【解決手段】データ処理端末100で電子データのメタデータに処理動作を登録して外部処理装置200に送信することができる。この外部処理装置200では受信された電子データのメタデータに登録されている処理動作を実行することができる。このため、データ処理端末100から外部処理装置200に電子データを送信して所望の処理動作を実行させることを、メタデータにより簡単に実現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ処理端末と外部処理装置とを有するデータ処理システムに関し、特に、データ処理端末が伝送した電子データに外部処理装置で所定処理を実行するデータ処理システムに関する。
現在、いわゆるクライアントサーバシステムと呼称されるデータ処理システムでは、パーソナルコンピュータなどのデータ処理端末と外部処理装置であるデータベースサーバとが接続されている。
このようなデータ処理システムでは、例えば、データ処理端末から伝送された電子データがデータベースサーバに保持される。このようにデータベースサーバに保持された電子データを複数のデータ処理端末から閲覧することにより、データ共有化などを実現することができる。
また、データ処理端末に外部処理装置としてプリンタ装置やファクシミリ装置を接続してデータ処理システムを構築することもある。この場合、データ処理端末が伝送する電子データをプリンタ装置で印刷出力することやファクシミリ装置でファクシミリ送信することができる。
同様に、データ処理端末にプリンタ装置とファクシミリ装置とを兼用したMFP(Multi Function Peripherals)を接続してデータ処理システムを構築することもある。このMFPには、データベースサーバと同様に、複数のデータ処理端末から閲覧できる状態に電子データを保持できる製品もある。
なお、上述のようにデータ処理端末からMFPなどに電子データを伝送して処理させるデータ処理システムとして各種の提案がある(例えば、特許文献1ないし3参照)。
特開2001−186459号公報 特開2002−112008号公報 特開2004−272522号公報
上述のようなデータ処理システムで電子データをデータ処理端末からファクシミリ装置やMFPに伝送してファクシミリ送信させるためには、そのファクシミリ装置などに対応したファクシミリドライバをデータ処理端末に実装しておき、そのファクシミリドライバをデータ処理端末で起動してファクシミリ番号などの必要事項をデータ入力する必要がある。
同様に、電子データをデータ処理端末からプリンタ装置やMFPに伝送して印刷出力させるためには、そのプリンタ装置などに対応したプリンタドライバをデータ処理端末に実装しておき、そのプリンタドライバをデータ処理端末で起動して印刷部数などの必要事項をデータ入力する必要がある。
換言すると、従来はファクシミリ送信などを実行するときに、ファクシミリドライバなどを起動して各種データを入力操作する必要がある。このため、その起動やデータ入力が煩雑である。
さらに、特定の電子データに対してファクシミリ送信したい日時が事前に確定しているような場合でも、その日時にデータ処理端末でファクシミリ送信の入力操作を実行する必要があった。
同様に、特定の電子データに対して印刷出力したい印刷部数が事前に確定しているような場合でも、その印刷出力を実行させるときにデータ処理端末で印刷部数を入力操作する必要があった。
例えば、指定日時に電子データをファクシミリ送信する予約送信を実行できるファクシミリ装置はある。しかし、その場合はファクシミリ装置に電子データを伝送してから、ファクシミリ装置で予約送信を入力操作する必要があった。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、データ処理端末から外部処理装置に電子データを送信して所望の処理動作を実行させることを簡単に実現できる構造のデータ処理システムを提供するものである。
本発明のデータ処理システムは、メタデータが付与されている電子データを伝送するデータ処理端末と、伝送された電子データに所定の処理動作を実行する外部処理装置と、を有するデータ処理システムであって、データ処理端末は、電子データへの処理動作をメタデータに所定形式で登録する処理登録部と、メタデータが付与されている電子データを外部処理装置に伝送するデータ伝送部と、を有し、外部処理装置は、メタデータが付与されている電子データをデータ処理端末から受信するデータ受信部と、電子データとともに受信されたメタデータに登録されている処理動作を所定形式に対応して抽出する動作抽出部と、抽出された処理動作を電子データに実行する処理実行部と、を有する。
従って、本発明のデータ処理システムでは、データ処理端末で電子データのメタデータに処理動作が登録されて外部処理装置に送信される。この外部処理装置では受信された電子データにメタデータに登録されている処理動作が実行される。
本発明のデータ処理端末は、本発明のデータ処理システムのデータ処理端末であって、電子データへの処理動作をメタデータに所定形式で登録する処理登録部と、メタデータが付与されている電子データを外部処理装置に伝送するデータ伝送部と、を有する。
本発明の外部処理装置は、本発明のデータ処理システムの外部処理装置であって、メタデータが付与されている電子データをデータ処理端末から受信するデータ受信部と、電子データとともに受信されたメタデータに登録されている処理動作を所定形式に対応して抽出する動作抽出部と、抽出された処理動作を電子データに実行する処理実行部と、を有する。
本発明の第一のコンピュータプログラムは、本発明のデータ処理端末のためのコンピュータプログラムであって、電子データへの処理動作をメタデータに所定形式で登録すること、メタデータが付与されている電子データを外部処理装置に伝送すること、をデータ処理端末に実行させる。
本発明の第二のコンピュータプログラムは、本発明の外部処理装置のためのコンピュータプログラムであって、メタデータが付与されている電子データをデータ処理端末から受信すること、電子データとともに受信されたメタデータに登録されている処理動作を所定形式に対応して抽出すること、抽出された処理動作を電子データに実行すること、を外部処理装置に実行させる。
なお、本発明の各種の構成要素は、その機能を実現するように形成されていればよく、例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与されたデータ処理端末、コンピュータプログラムによりデータ処理端末に実現された所定の機能、これらの任意の組み合わせ、等として実現することができる。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
さらに、本発明で云う「データを保持する」とは、本発明の装置がエンドユーザにより新規に登録されるデータを保持することの他、サプライヤにより製造時に登録されたデータを保持して出荷後にはエンドユーザにより新規のデータが登録されないことも許容する。
本発明のデータ処理システムでは、データ処理端末で電子データのメタデータに処理動作を登録して外部処理装置に送信することができる。この外部処理装置では受信された電子データのメタデータに登録されている処理動作を実行することができる。このため、データ処理端末から外部処理装置に電子データを送信して所望の処理動作を実行させることを、メタデータにより簡単に実現することができる。
本発明の実施の一形態を図面を参照して以下に説明する。本実施の形態のデータ処理システム1000は、図1に示すように、メタデータが付与されている電子データを伝送する複数のデータ処理端末100と、伝送された電子データに所定の処理動作を実行する外部処理装置である一個のMFP200と、を有する。
データ処理端末100は、電子データへの処理動作をメタデータに所定形式で登録する処理登録部110と、メタデータが付与されている電子データをMFP200に伝送するデータ伝送部120と、を有する。
MFP200は、メタデータが付与されている電子データをデータ処理端末100から受信するデータ受信部210と、電子データとともに受信されたメタデータに登録されている処理動作を所定形式に対応して抽出する動作抽出部220と、抽出された処理動作を電子データに実行する処理実行部230と、を有する。
さらに、MFP200は、電子データをファクシミリ番号に対応してファクシミリ送信するファクシミリ送信部240、他のデータ処理端末100から閲覧される状態に電子データを保持するデータ保持部250、も有する。
そして、データ処理端末100の処理登録部110は、処理動作としてファクシミリ送信をファクシミリ番号とともにメタデータに所定形式で登録する機能がある。MFP200の処理実行部230は、メタデータに登録されているファクシミリ番号で電子データをファクシミリ送信部240にファクシミリ送信させる機能がある。
また、データ処理端末100の処理登録部110は、処理動作としてデータ保持部250での保持をメタデータに所定形式で登録する機能がある。MFP200の処理実行部230は、電子データをデータ保持部250に保持させる機能がある。
より具体的には、データ処理端末100は、いわゆるコンピュータ装置からなり、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等からなるコンピュータユニット、HDD(Hard Disc Drive)の記憶デバイス、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示デバイス、キーボード等の入力デバイス、LAN(Local Area Network)等でMFP200などとデータ通信する通信デバイス、等をハードウェアとして有する(図示せず)。
MFP200は、通信デバイス、コンピュータユニット、スキャナ機構、電子写真機構、等をハードウェアとして有する(図示せず)。データ処理端末100およびMFP200は、実装されているコンピュータプログラムに対応してコンピュータユニットが各種デバイスなどを統合制御することにより、前述の各部110〜,210〜が各種機能として論理的に実現されている。
例えば、データ処理端末100の処理登録部110は、コンピュータユニットがコンピュータプログラムに対応して入力デバイスによる入力データを電子データのメタデータに登録する機能などに相当する。
なお、このようにメタデータに処理動作を所定形式で登録することは、例えば、複数種類の処理動作ごとに事前に規定されているコマンドデータを、所定のヘッダやフッタとともにテキストフォーマットでメタデータに登録することなどで実現される。このようにメタデータに各種データを登録できる電子データは、例えば、XPSフォーマットで記述された文書データなどからなる。
データ伝送部120は、コンピュータユニットがコンピュータプログラムに対応して通信デバイスにデータ送信を実行させる機能などに相当する。MFP200のデータ受信部210は、コンピュータユニットがコンピュータプログラムに対応して通信デバイスの受信データを認識する機能などに相当する。
動作抽出部220は、コンピュータユニットがコンピュータプログラムに対応したデータ処理により、電子データからメタデータを検出し、そのメタデータから所定形式の登録データを抽出する機能などに相当する。
処理実行部230は、コンピュータユニットがコンピュータプログラムに対応してファクシミリ送信部240やデータ保持部250を動作制御する機能などに相当する。ファクシミリ送信部240は、コンピュータユニットがコンピュータプログラムに対応して通信デバイスにより電子データをファクシミリ送信する機能などに相当する。
データ保持部250は、コンピュータプログラムがコンピュータプログラムに対応して電子データを保持し、通信デバイスによる所定方式のアクセスに対応して画像データとして返信する機能などに相当する。
上述のようなデータ処理端末100のコンピュータプログラムは、例えば、電子データへの処理動作をメタデータに所定形式で登録すること、メタデータが付与されている電子データを通信デバイスによりMFP200に伝送すること、等の処理動作をデータ処理端末100に実行させるように記述されている。
また、MFP200のコンピュータプログラムは、例えば、メタデータが付与されている電子データをデータ処理端末100から通信デバイスにより受信すること、電子データとともに受信されたメタデータに登録されている処理動作を所定形式に対応して抽出すること、抽出された処理動作を電子データに実行すること、等の処理動作をMFP200に実行させるように記述されている。
なお、上述のようにデータ処理端末100に各種機能を各部として論理的に実現するコンピュータプログラムは、例えば、MFP200とともに提供されるプリンタドライバのアプリケーションソフトからなる。
また、MFP200に各種機能を各部として論理的に実現するコンピュータプログラムは、例えば、MFP200に標準で実装されているプリンタコントローラのアプリケーションソフトからなる。
上述のような構成において、本実施の形態のデータ処理システム1000のデータ処理端末100およびMFP200の処理動作を以下に説明する。例えば、データ処理端末100は、XPSフォーマットなどの各種の電子データが登録されている(図示せず)。
そこで、利用者はデータ処理端末100の入力デバイスの手動操作などにより、所望の電子データを選択してから処理動作を登録する。例えば、利用者が電子データを印刷出力したい場合には、その印刷出力をデータ処理端末100に入力操作する。
すると、図3に示すように、これを検知したデータ処理端末100では(ステップS1)、プリンタドライバが起動されて印刷設定の入力画面が表示デバイスに表示出力される(図示せず)。
そこで、利用者により印刷部数などの各種設定が入力操作されてから印刷実行が入力操作されると(ステップS2)、その電子データは印刷設定などとともにMFP200に送信される(ステップS17)。
また、利用者が電子データをファクシミリ送信したい場合には、電子データを選択した状態でファクシミリ送信をデータ処理端末100に入力操作する。すると、これを検知したデータ処理端末100では(ステップS3)、その電子データがXPSフォーマットか確認される(ステップS4)。
これでXPSフォーマットでないと、例えば、「このフォーマットではファクシミリ機能を利用できません。XPSフォーマットで登録してから再度処理するか、通常の操作でファクシミリ送信してください。」などのガイダンスメッセージが表示出力されて初期状態に復帰する(ステップS5)。
一方、電子データがXPSフォーマットであることが確認されると(ステップS4)、メタデータが付与されているかが確認される(ステップS6)。これでメタデータが付与されていると、図2に示すように、プリンタドライバが起動されて特殊機能の入力画面が表示出力される(ステップS8)。
なお、XPSフォーマットの電子データにメタデータが付与されてない場合は(ステップS6)、白紙状態のメタデータが付与されてから(ステップS7)、上述のようにプリンタドライバが起動されて特殊機能の入力画面が表示出力される(ステップS8)。
この入力画面への入力操作によりファクシミリ送信がファクシミリ番号などの各種設定とともに所定形式でメタデータに登録される(ステップS9)。このメタデータへの登録が完了した電子データがMFP200に送信される(ステップS17)。
また、利用者が電子データを自由に閲覧できる状態でMFP200に保持させたい場合には、電子データを選択した状態でデータ保持をデータ処理端末100に入力操作する。
すると、これを検知したデータ処理端末100では(ステップS10)、その電子データがXPSフォーマットか確認される(ステップS11)。これでXPSフォーマットでないと、例えば、「このフォーマットでは掲示板機能を利用できません。XPSフォーマットで登録してから再度処理するか、通常の操作で掲示板に登録してください。」などのガイダンスメッセージが表示出力されて初期状態に復帰する(ステップS12)。
一方、電子データがXPSフォーマットであることが確認されると(ステップS11)、メタデータが付与されているかが確認される(ステップS13)。これでメタデータが付与されていると、図2に示すように、プリンタドライバが起動されて特殊機能の入力画面が表示出力される(ステップS15)。
なお、XPSフォーマットの電子データにメタデータが付与されてない場合は(ステップS13)、白紙状態のメタデータが付与されてから(ステップS14)、上述のようにプリンタドライバが起動されて特殊機能の入力画面が表示出力される(ステップS15)。
この入力画面への入力操作によりMFP200でのデータ保持が所定形式でメタデータに登録される(ステップS16)。このメタデータへの登録が完了した電子データがMFP200に送信される(ステップS17)。
上述のような電子データを受信するMFP200では(ステップT1)、図4に示すように、その電子データがXPSフォーマットかが確認される(ステップT2)。これでXPSフォーマットでないと、その電子データは通常処理により印刷処理される(ステップT7)。
一方、XPSフォーマットの場合は(ステップT2)、メタデータが付与されているかが確認される(ステップT3)。これでメタデータが付与されていないと、その電子データは通常処理により印刷処理される(ステップT7)。
そして、メタデータが付与されている場合は(ステップT3)、そこに所定形式でファクシミリ送信かデータ保持かが処理動作として登録されているか判定される(ステップT4,T6)。これで処理動作が登録されていないと、その電子データは通常処理により印刷処理される(ステップT7)。
一方、メタデータに処理動作としてファクシミリ送信が所定形式で登録されていると(ステップT4)、ともに登録されているファクシミリ設定に対応して電子データがファクシミリ送信される(ステップT5)。
また、メタデータに処理動作としてデータ保持が所定形式で登録されていると(ステップT6)、その電子データがデータ保持される(ステップT8)。この場合、図1に示すように、電子データは複数のデータ処理端末100により自由に閲覧できる状態でMFP200にデータ保持される。
本実施の形態のデータ処理システム1000では、上述のように電子データのメタデータにデータ処理端末100で処理動作を登録してMFP200に送信することができる。この場合、MFP200では受信された電子データにメタデータに登録されている処理動作を実行することができる。
しかも、上述のようにデータ処理端末100はXPSフォーマットの電子データのメタデータに処理動作を登録する。このため、汎用フォーマットの標準機能を利用してデータ処理端末100からMFP200に送信する電子データとともに処理動作を通達することができる。
さらに、データ処理端末100では、利用者はプリンタドライバの入力画面に各種データを入力操作するだけで、その電子データをファクシミリ送信するかデータ保持するかが所定形式でメタデータに登録される。
しかも、XPSフォーマットの電子データにメタデータが付与されていないと、白紙状態のメタデータが自動的に付与されてからファクシミリ送信などの処理動作が登録される。
このため、利用者がメタデータを編集処理したり電子データにメタデータを付与するような煩雑な入力操作を必要とすることなく、ファクシミリ送信などの処理動作を電子データに適切に登録することができる。
さらに、上述のようにデータ処理端末100での電子データへの処理動作の登録がプリンタドライバにより実行される。このため、メタデータに処理動作を登録することなく電子データをMFP200に印刷処理させることもできる。
また、MFP200は、受信した電子データがXPSフォーマットではない場合、XPSフォーマットでもメタデータが付与されていない場合、メタデータが付与されていても処理動作が所定形式で登録されていない場合、には電子データを印刷処理する。このため、データ処理端末100での特別な入力操作などを必要とすることなく、電子データの印刷処理を簡単に実行することができる。
しかも、上述のような各種機能はプリンタドライバによりデータ処理端末100に実現されているとともにプリンタコントローラによりMFP200に実現されている。このため、従来のデータ処理端末やMFPにコンピュータプログラムをインストールするだけで本実施の形態のデータ処理端末100とMFP200とを実現することができる。
なお、前述した特許文献1には、伝送元や伝送先の付加情報を伝送する画像データに付加することが開示されている。また、特許文献2には、連続撮影された二枚の画像情報を付加情報に基づいて合成することが開示されている。さらに、特許文献3には、電子メールの添付画像から自動実行タグを抽出して事前に設定されている処理を実行することが開示されている。
しかし、上述した特許文献1〜3の何れも、XPSフォーマットの電子データにメタデータが付与されることを利用して、そのデータ処理端末100からMFP200に送信する電子データとともに処理動作を通達するとの思想は示唆すらない。
なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態ではMFP200で実行されるメタデータに処理動作として、ファクシミリ送信かデータ保持かがデータ処理端末100により電子データのメタデータに選択的に登録されることを例示した。
しかし、例えば、MFP200が、電子データをメールアドレスに対応してメール送信するメール送信部(図示せず)を有し、データ処理端末100の処理登録部110は、処理動作としてメール送信をメールアドレスとともにメタデータに所定形式で登録し、MFP200の処理実行部230は、メタデータに登録されているメールアドレスで電子データをメール送信部にメール送信させてもよい。
また、MFP200は、電子データを他のデータ処理端末100に識別データに対応してデータ配信するデータ配信部(図示せず)を有し、データ処理端末100の処理登録部110は、処理動作としてデータ配信を他のデータ処理端末100の識別データとともにメタデータに所定形式で登録し、MFP200の処理実行部230は、メタデータに登録されている識別データで電子データをデータ配信部にデータ配信させてもよい。
さらに、MFP200は、電子データを印刷設定に対応して印刷出力するデータ印刷部を有し、データ処理端末100の処理登録部110は、処理動作として印刷出力を印刷設定とともにメタデータに所定形式で登録し、MFP200の処理実行部230は、メタデータに登録されている印刷設定で電子データをデータ印刷部に印刷出力させてもよい。
そして、上述のような各種の処理動作は、その一つのみ実行する機能がMFP200にあり、その実行がデータ処理端末100によりメタデータに登録されてもよい。また、複数を実行する機能がMFP200にあり、その一つが選択的にデータ処理端末100によりメタデータに登録されてもよい。
さらに、上記形態ではデータ処理端末100からMFP200に電子データが送信されると、そのメタデータに登録されているファクシミリ送信などの処理動作が即座に実行されることを例示した。
しかし、データ処理端末100の処理登録部110が処理動作の実行タイミングもメタデータに所定形式で登録し、MFP200の処理実行部230がメタデータに登録されている実行タイミングに処理動作を実行してもよい。この場合、例えば、電子データのファクシミリ送信やデータ提示などの処理動作を、実行タイミングとして登録される日時などに自動的に実行させることができる。
また、上記形態では利用者によりファクシミリ送信が指定された電子データがXPSフォーマットかをデータ処理端末100が確認し、XPSフォーマットでないと通常操作でのファクシミリ送信をガイダンスして初期状態に復帰することを例示した。
しかし、上述のような場合に、データ処理端末100がファクシミリドライバを起動するなどしてファクシミリ送信される所定形式で電子データをMFP200に送信し、MFP200に電子データをファクシミリ送信させてもよい。
同様に、上記形態では利用者により掲示板登録が指定された電子データがXPSフォーマットかをデータ処理端末100が確認し、XPSフォーマットでないと通常操作での掲示板登録などをガイダンスして初期状態に復帰することを例示した。
しかし、上述のような場合に、データ処理端末100が掲示板機能を起動するなどして掲示板登録される所定形式で電子データをMFP200に送信し、MFP200に電子データを掲示板登録させてもよい。
さらに、上記形態では利用者によりファクシミリ送信や掲示板登録が指定されたXPSフォーマットの電子データにメタデータが付与されていないと、データ処理端末100がメタデータを自動的に付与してからMFP200に送信することを例示した。
しかし、上述のような場合に、データ処理端末100がメタデータを付与することなく電子データをMFP200に送信してもよく、このようなメタデータの付与の要否などを利用者がデータ処理端末100にプリンタドライバなどで設定できてもよい。
なお、上述した実施の形態および各種の変形例は、その内容が相反しない範囲で様々に組み合わせることができる。
本発明の実施の形態のデータ処理システムの論理構造を示す模式的なブロック図である。 データ処理端末の表示デバイスにプリンタドライバの設定画面が表示出力された状態を示す模式的な正面図である。 データ処理端末の処理動作を示すフローチャートである。 MFPの処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 データ処理端末
110 処理登録部
120 データ伝送部
200 外部処理装置
210 データ受信部
220 動作抽出部
230 処理実行部
240 ファクシミリ送信部
250 データ保持部
1000 データ処理システム

Claims (12)

  1. メタデータが付与されている電子データを伝送するデータ処理端末と、伝送された前記電子データに所定の処理動作を実行する外部処理装置と、を有するデータ処理システムであって、
    前記データ処理端末は、前記電子データへの処理動作を前記メタデータに所定形式で登録する処理登録部と、前記メタデータが付与されている前記電子データを前記外部処理装置に伝送するデータ伝送部と、を有し、
    前記外部処理装置は、前記メタデータが付与されている前記電子データを前記データ処理端末から受信するデータ受信部と、前記電子データとともに受信された前記メタデータに登録されている前記処理動作を前記所定形式に対応して抽出する動作抽出部と、抽出された前記処理動作を前記電子データに実行する処理実行部と、を有するデータ処理システム。
  2. 前記外部処理装置は、電子データをファクシミリ番号に対応してファクシミリ送信するファクシミリ送信部を、さらに有し、
    前記データ処理端末の前記処理登録部は、前記処理動作としてファクシミリ送信をファクシミリ番号とともに前記メタデータに所定形式で登録し、
    前記外部処理装置の前記処理実行部は、前記メタデータに登録されている前記ファクシミリ番号で前記電子データを前記ファクシミリ送信部にファクシミリ送信させる請求項1に記載のデータ処理システム。
  3. 前記外部処理装置は、電子データをメールアドレスに対応してメール送信するメール送信部を、さらに有し、
    前記データ処理端末の前記処理登録部は、前記処理動作としてメール送信をメールアドレスとともに前記メタデータに所定形式で登録し、
    前記外部処理装置の前記処理実行部は、前記メタデータに登録されている前記メールアドレスで前記電子データを前記メール送信部にメール送信させる請求項1または2に記載のデータ処理システム。
  4. 前記外部処理装置は、電子データを他のデータ処理端末に識別データに対応してデータ配信するデータ配信部を、さらに有し、
    前記データ処理端末の前記処理登録部は、前記処理動作として前記データ配信を他の前記データ処理端末の識別データとともに前記メタデータに所定形式で登録し、
    前記外部処理装置の前記処理実行部は、前記メタデータに登録されている前記識別データで前記電子データを前記データ配信部にデータ配信させる請求項1ないし3の何れか一項に記載のデータ処理システム。
  5. 前記外部処理装置は、他のデータ処理端末から閲覧される状態に電子データを保持するデータ保持部を、さらに有し、
    前記データ処理端末の前記処理登録部は、前記処理動作として前記データ保持部での保持を前記メタデータに所定形式で登録し、
    前記外部処理装置の前記処理実行部は、前記電子データを前記データ保持部に保持させる請求項1ないし4の何れか一項に記載のデータ処理システム。
  6. 前記外部処理装置は、電子データを印刷設定に対応して印刷出力するデータ印刷部を、さらに有し、
    前記データ処理端末の前記処理登録部は、前記処理動作として印刷出力を印刷設定とともに前記メタデータに所定形式で登録し、
    前記外部処理装置の前記処理実行部は、前記メタデータに登録されている前記印刷設定で前記電子データを前記データ印刷部に印刷出力させる請求項1ないし5の何れか一項に記載のデータ処理システム。
  7. 前記データ処理端末の前記処理登録部は、前記処理動作の実行タイミングも前記メタデータに所定形式で登録し、
    前記外部処理装置の前記処理実行部は、前記メタデータに登録されている前記実行タイミングに前記処理動作を実行する請求項1ないし6の何れか一項に記載のデータ処理システム。
  8. 請求項1に記載のデータ処理システムのデータ処理端末であって、
    前記電子データへの処理動作を前記メタデータに所定形式で登録する処理登録部と、
    前記メタデータが付与されている前記電子データを前記外部処理装置に伝送するデータ伝送部と、を有するデータ処理端末。
  9. 請求項1に記載のデータ処理システムの外部処理装置であって、
    前記メタデータが付与されている前記電子データを前記データ処理端末から受信するデータ受信部と、
    前記電子データとともに受信された前記メタデータに登録されている前記処理動作を前記所定形式に対応して抽出する動作抽出部と、
    抽出された前記処理動作を前記電子データに実行する処理実行部と、
    を有する外部処理装置。
  10. 請求項8に記載のデータ処理端末のためのコンピュータプログラムであって、
    前記電子データへの処理動作を前記メタデータに所定形式で登録すること、
    前記メタデータが付与されている前記電子データを前記外部処理装置に伝送すること、を前記データ処理端末に実行させるコンピュータプログラム。
  11. 請求項9に記載の外部処理装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記メタデータが付与されている前記電子データを前記データ処理端末から受信すること、
    前記電子データとともに受信された前記メタデータに登録されている前記処理動作を前記所定形式に対応して抽出すること、
    抽出された前記処理動作を前記電子データに実行すること、
    を前記外部処理装置に実行させるコンピュータプログラム。
  12. 請求項1に記載のデータ処理システムで前記データ処理端末から前記外部処理装置に伝送される電子データであって、
    前記メタデータが付与されており、
    前記メタデータに前記処理動作が所定形状で登録されているデータ構造の電子データ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001186294A (ja) * 1999-10-29 2001-07-06 Oce Technol Bv 自動走査処理
JP2005176314A (ja) * 2003-10-21 2005-06-30 Sharp Corp イメージングデバイスにおける、ユーザ・インターフェース選択からのパッシブ・メタデータの生成

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