JP2008147932A - 受信信号の干渉信号を除去する復号装置及び復号方法 - Google Patents

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康太 東
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Abstract

【課題】受信機側にて、チャネル係数行列の直交成分を利用することで、特許文献1の低演算量の順序付け遂次復号を行う復号装置を提供する。
【解決手段】本発明は、復号演算で用いるパラメータの生成のためにチャネル係数行列を複素転置変換する複素転置変換装置と、復号演算で用いるパラメータを算出する第1複素行列乗算装置と、受信信号ベクトルと複素転置変換装置から得られる複素行列との複素数乗算する第2複素行列乗算装置と、復号演算に用いるパラメータを選ぶ第1選択装置と、第2複素行列乗算装置の乗算結果と第1選択装置で選ばれたパラメータを利用して干渉成分が除去された復号の演算を行う復号用演算装置と、復号用演算装置の出力である干渉成分が除去された信号の出力順序を制御する第2選択装置と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、送信機側でSDM(Space Division Multiplexing)とSTBC(Space -Time Block Coding)を組み合わせたMIMO(Multi-Input Multi-Output)無線通信システムにおける、受信機側の受信信号の干渉信号を除去する復号装置及び復号方法に関する。
近年、 無線通信の大容量化に伴いMIMO(Multi-Input Multi-Output) 技術の研究が盛んに行われている。特に広帯域伝送方式として周波数利用効率に優れているOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を組み合わせたMIMO−OFDM技術は,次世代無線LAN規格であるIEEE802.11nでも採用されており、100Mbps以上の伝送レートを達成できるものとして注目されている。本発明は、MIMO−OFDM技術を応用した送信アンテナ数4本、受信アンテナ数2本で、最大600Mbpsを達成するGLST(Group Layered Space-Time)−MIMO無線LANシステムに着目する。このようなMIMO−OFDMシステムでは複数の受信アンテナのデータから送信データを復号するGLSTデコーダ(干渉キャンセラ;復号装置)の性能が、システム全体の性能に影響を与える。
MIMO伝送技術には、高速伝送を目的とするSDM(Space Division Multiplexing)伝送方式や、高信頼度性の向上を目的とするSTBC(Space -Time Block Coding)がある。SDMは各送信アンテナから同一時刻、同一周波数帯域で異なる信号を送信するため、受信機側では各送信アンテナからの信号が干渉したものとなる。そこで、受信機側では干渉信号を除去する復号装置が必要となる。STBCは、マルチパスフェージング環境において、多数の送信アンテナから適切に符号化された信号を送信し、受信信号に対して最大比合成を行うことで送信ダイバーシチを達成し、高信頼度伝送を図る方式である。
非特許文献1によれば、前述のSDM伝送方式と、STBCの一つである二つの複素信号に対して直交性を持たせるSTOBC(Space -Time Orthogonal Block Coding)を組み合わせたMIMO伝送技術が提案されている。前述のMIMO伝送技術において、4本の送信アンテナと2本の受信アンテナを用いることで、周波数利用効率の向上による高速伝送と、送信ダイバーシチによる高信頼度伝送とを同時に達成することができる。非特許文献1では、具体的な復号方法として、ZF(Zero Forcing)基準やMMSE(Minimum Mean Square Error)基準を元に、伝送路が与える干渉信号成分をチャネル推定装置から得られるチャネル係数行列を利用して重み行列を求め、受信信号ベクトルとの乗算を行い、干渉信号を除去する。しかし、復号過程において、逆行列演算を行う必要があり、送信アンテナ数NTX本のMIMO無線通信システムでは、重み行列を導出する際O(NTX )の演算量が必要となる。
このように、復号方法の演算量増大に伴う復号装置の回路規模が増大するという問題がある。ここで、本明細書における演算量は、簡単のため乗算の回数を表すものと定義する。この問題点を改善した復号方法として、チャネル係数行列の直交成分を利用することで、ZF基準及びMMSE基準の重み行列を用いた順序付け遂次復号がある(特許文献1)。これにより重み行列の逆行列演算を必要としない復号が行え、更に復号過程における順序付け及び遂次的な復号を簡単化することができ、O(NTX )の演算量で受信信号の干渉信号を除去する。
しかし、特許文献1では、復号装置内の設計に関して詳しい構成は述べられていない。また、復号装置には複素行列乗算等、多数の乗算装置が含まれるため、実装する上で回路規模の縮小化を考慮する必要がある。
G. D. Golden, C. J. Foschini, R. A. Valenzuela and P. W. Wolniansky, "Detection algorithm and initial laboratory results using V-BLAST space-time communication architecture", Electronics Letters 7th January 1999 Vol. 35 No. 1 特開2006−262428号公報
本発明は、受信機側にて、チャネル係数行列の直交成分を利用することで、特許文献1の低演算量の順序付け遂次復号を行う復号装置を提供することを目的としている。
また、本発明は、前述の復号装置の実装に向けて、演算回路を減らすことで、回路規模の縮小化を図ることを目的としている。
本発明の復号装置は、送信機側でSDM(Space Division Multiplexing)とSTBC(Space-Time Block Coding)を組み合わせたMIMO(Multi-Input Multi-Output)無線通信システムの受信機側の受信信号に含まれるチャネルの受信信号の干渉信号を除去する。そして、本発明は、復号演算で用いるパラメータの生成のためにチャネル係数行列を複素転置変換する複素転置変換装置と、復号演算で用いるパラメータを算出する第1複素行列乗算装置と、受信信号ベクトルと複素転置変換装置から得られる複素行列との複素数乗算する第2複素行列乗算装置と、復号演算に用いるパラメータを選ぶ第1選択装置と、第2複素行列乗算装置の乗算結果と第1選択装置で選ばれたパラメータを利用して干渉成分が除去された復号の演算を行う復号用演算装置と、復号用演算装置の出力である干渉成分が除去された信号の出力順序を制御する第2選択装置と、を備えることを特徴としている。
複素転置変換装置は、チャネル推定装置から得られるチャネル係数行列を複素転置変換する。第1複素行列乗算装置により算出されたパラメータを保持するメモリを備え、このメモリから出力されるパラメータの比較を行い、その比較結果の出力を行う比較装置を備える。この比較装置の比較結果に基づき、第1選択装置は復号用演算装置における演算に必要なパラメータの選択を行ない、かつ、第2選択装置は復号された信号の出力順序を制御するための選択を行う。
また、本発明の復号方法は、送信機側でSDM(Space Division Multiplexing)とSTBC(Space-Time Block Coding)を組み合わせたMIMO(Multi-Input Multi-Output)無線通信システムの受信機側の受信信号に含まれるチャネルの受信信号の干渉信号を除去する。そして、本発明は、復号演算で用いるパラメータの生成のためにチャネル係数行列を複素転置変換し、復号演算で用いるパラメータを算出し、受信信号ベクトルと前記複素転置変換から得られる複素行列との複素数乗算し、復号演算に用いるパラメータを選択し、受信信号ベクトルと複素行列との複素数乗算の結果と選択されたパラメータを利用して干渉成分が除去された復号の演算を行い、復号演算出力である干渉成分が除去された信号の出力順序を制御することを特徴としている。
本発明によれば、復号演算に必要なパラメータの選択且つ演算処理回路の共通化を図ることで、回路規模の縮小化が考慮された設計となっている。これにより回路規模の縮小化を考慮し、且つ特許文献1の低演算量の復号方法に準拠した装置が構成できる。
以下、数式と図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳しく説明する。
図1は、本発明を具体化する受信機の復号装置の構成を示す図である。図2は、本発明の回路規模の比較対象として示す比較図である。図3は、図1に示した受信機の復号装置を含むMIMO無線通信システムの符号化、復号化装置の構成を示す図である。
最初に、図3を参照して、送信アンテナ数4本、受信アンテナ数2本として、MIMO無線通信システムについて説明する。本発明である復号装置を含むMIMO無線通信システムの送信機側では、非特許文献1のSDM伝送方式とSTBC伝送方式を組み合わせた伝送システムを適用する。
送信機側で生成される信号x1、x2、x3、x4は、それぞれ送信データをBPSK変調やQAM変調等の変調後の信号を表している。[x1、x2]、[x3、x4]は、それぞれ2個のS/P(シリアル/パラレル)変換装置に入力されて、
Figure 2008147932
を、STBC装置に入力する。STBC装置により符号化された符号化信号ベクトルSは、以下の式(1)によって表される。ここで上付きのTは転置を、*は複素共役を示す。
Figure 2008147932
この符号化信号ベクトルSは、送信機側の4本のアンテナA、B、C、Dから送信されて、受信機側の2本のアンテナ1、2により受信される。そして各アンテナの時刻t及び時刻t+1にて受信した信号を、受信信号ベクトルRとする。送受信アンテナ間のチャネルの影響を受けた受信信号ベクトルRを式(2)で定義する。ここでHはチャネル係数行列、各チャネル係数の下付きの左側が送信アンテナ番号、右側が受信アンテナ番号を示す。またnは雑音成分、上付きのtは時間軸のインデックスを示す。
Figure 2008147932
次に、図1を参照して、復号装置の構成及び動作について説明する。本来チャネル推定装置で得られるチャネル係数行列は、式(2)に示すチャネル係数行列Hに雑音成分が付加したものとなるが、ここでは簡単のため、式(2)に示すチャネル係数行列Hと等しいと仮定する。
図1に示す復号装置は、復号演算で用いるパラメータの生成のためにチャネル係数行列を複素転置変換する複素転置変換装置101、復号演算で用いるパラメータを算出する第1複素行列乗算装置102、そのパラメータを格納するメモリ103、受信信号ベクトルと複素転置変換装置101から得られる複素行列との複素数乗算する第2複素行列乗算装置104、比較装置105、復号演算に用いるパラメータ群を選ぶ第1選択装置106、第2複素行列乗算装置104の乗算結果と第1選択装置106で選ばれたパラメータ群を利用して干渉キャンセルを行う復号用演算装置107、復号用演算装置107の出力である干渉成分が除去された信号の出力順序を制御する第2選択装置108を備える。
第1複素行列乗算装置102は、チャネル推定装置より得られるチャネル係数行列と、このチャネル係数行列の複素転置変換した行列の複素行列乗算を行い、α、β、γ、δ及びεを算出して、メモリ103に格納する。α及びβの物理的な意味として送受信アンテナ間の干渉成分であるチャネルの電力を示している。具体的に述べると、αは送信アンテナA、Bと受信アンテナ1、2の間、βは送信アンテナC、Dと受信アンテナ1、2の間のチャネルの電力を示している。また、γ、δ及びεは復号演算に必要なパラメータである。
第2複素行列乗算装置104は、受信信号ベクトルRと、チャネル係数行列の複素転置行列の複素行列乗算を行い、後述の復号演算で必要なベクトルYを演算して、第1選択装置106に出力する。
比較装置105は、復号の順序付けのためにαとβの大小関係の比較を行い、第1及び第2選択装置に比較結果を出力する。αとβの大小関係を比較する意味は、干渉成分の小さいチャネルを通過した2つの送信信号([x1、x2]または[x3、x4])を最初に復号し、その後残りの送信信号([x1、x2]を最初に復号した場合は[x3、x4]、[x3、x4]を最初に復号した場合は[x1、x2])を復号するという、復号の順序付けを決めるためにある。ここで、最初に復号した信号を第1復号信号、残りの送信信号を復号した信号を第2復号信号と称する。比較装置105から出力される比較結果は、例としてα<βの場合は1、α≧βの場合は0など、2値で表せる値を出力する。
第1選択装置106は、メモリ103に格納された値、第2複素行列乗算装置104の演算結果及び比較装置105の比較結果を入力とし、比較装置105の比較結果から、復号演算で用いるためのパラメータを選択する。選択基準は、αとβの大小関係であり、この大小関係により復号の順序付けが決まる。
復号用演算装置107は、前述の第1選択装置にて選択したパラメータを利用して、第1復号信号を得るための復号演算を行う。さらに、この演算結果に対して、各変調方式に応じたコンスタレーションを決定する硬判定復号処理を行って、硬判定復号信号を得る。そして、前述の選択したパラメータの一部と、硬判定復号処理から得られる硬判定復号信号を利用して、第2復号信号を得るための復号演算を行う。
第2選択装置108は、比較装置105が出力した比較結果、復号用演算装置107から得られる第1及び第2復号信号を入力とし、選択基準は、上記のαとβの大小関係に基づいて、復号した信号の出力順番を選択する。α<βの場合は第1復号信号[x1、x2]、第2復号信号[x3、x4]の順序で復号されるので、第2選択装置108の出力順序は[x1、x2]→[x3、x4]のままで良い。しかし、α≧βの場合は第1復号信号[x3、x4]、第2復号信号[x1、x2]の順序で復号されるので、第2選択装置108にて出力順序を[x1、x2]→[x3、x4]の順序に入れ替える必要がある。第2選択装置108はそのための装置である。
比較例として示す図2の復号装置は、複素転置変換装置201、第1複素行列乗算装置202、メモリ203、第2複素行列乗算装置204、比較装置205、第1復号用演算装置206、第2復号用演算装置207、選択装置208を備える。複素転置変換装置201から比較装置205は、前述の図1の複素転置変換装置101から比較装置105と同様の機能を持つ。
第1復号用演算装置206及び第2復号用演算装置207は、αとβの比較基準に応じた復号演算を各々で行うために備え、図1の復号用演算装置107と同様の機能を持つ。そして、αとβの比較結果をイネーブル信号とし、制御することで復号信号を算出する。選択装置208は、αとβの比較結果から出力順序の制御を行うために備え、前述の図1の第2選択装置108と同様の機能を持つ。
図2の復号装置は、復号演算に必要なパラメータを全て利用して、復号信号を算出するため、復号用演算装置が2個必要となる。しかし、本発明を具体化する図1の復号装置は、復号演算に必要なパラメータの選択且つ演算処理回路の共通化を図るために、復号用演算装置が1個で構成できる。故に、本発明の復号装置の回路構成は、回路規模の縮小化が考慮された設計となっている。
図4は、図1に示す復号装置をさらに具体化した復号装置の構成を示す図である。以下、図4を参照して、本発明の復号装置の処理手順及び各装置の説明を行う。
処理手順1として、チャネル係数行列の複素転置変換を行う。この処理部は図4の複素転置変換装置401に相当する。
処理手順2として、式(3)の複素行列乗算を行う。ここで上付きのHは複素転置変換を示す。この処理部は図4の第1複素行列乗算装置402に相当する。チャネル係数行列とその複素転置変換行列の複素行列乗算は、以下の通りである。
Figure 2008147932
前述の式(3)のα、β、γ及びδはそれぞれ式(4)〜式(7)で定義される。
Figure 2008147932
ここで簡単のため、εを式(8)で定義する。
Figure 2008147932
処理手順3として、前述の式(3)、(8)で求めたα、β、γ、δ及びεを、図4のメモリ403に格納する。
処理手順4として、受信信号ベクトルRとチャネル係数行列を利用して、式(9)の複素行列乗算を行う。この処理部は図4の第2複素行列乗算装置404に相当する。
Figure 2008147932
処理手順5として、復号の順序付けのためにαとβの比較を行い、比較結果を出力する。この処理部は図4の比較装置405に相当する。
処理手順6として、メモリ403に格納された値、第2複素行列乗算装置404の演算結果及び比較装置405の比較結果を利用して、下記のパラメータを選択する。選択基準及び選択するパラメータを式(10)で定義する。この処理部は図4の第1選択装置406に相当する。
Figure 2008147932
処理手順7として、上記のパラメータを利用して、第1復号信号を求めるために、式(11)の演算を行う。この処理部は図4の第1復号用演算装置407に相当する。
Figure 2008147932
処理手順8として、前述の式(11)から得られる、第1復号信号を、式(12)に基づき硬判定復号処理を行う。この処理部は図4の硬判定復号装置408に相当する。
Figure 2008147932
処理手順9として、前述の第1選択装置406で選択したパラメータと、硬判定復号装置408の硬判定復号処理から得られる硬判定復号信号を利用して、第2復号信号を求めるために、式(13)の演算を行う。この処理部は図4の第2復号用演算装置409に相当する。
Figure 2008147932
処理手順10として、比較装置405から得られる比較結果、第1復号用演算装置407から得られる第1復号信号及び第2復号用演算装置409から得られる第2復号信号を利用して、復号信号の出力順番を選択する。選択基準及び出力順番は式(14)で定義する。この処理部は図4の第2選択装置410に相当する。
Figure 2008147932
本発明の復号装置の構成図である。 本発明の回路規模の比較対象として示す比較図である。 本発明を実施するための最良の形態を示すために、送信アンテナ数4本、受信アンテナ数2本のMIMO無線通信システムの構成を表す図である。 図1の復号装置をさらに具体化した構成図である。
符号の説明
101 複素転置変換装置
102 第1複素行列乗算装置
103 メモリ
104 第2複素行列乗算装置
105 比較装置
106 第1選択装置
107 復号用演算装置
108 第2選択装置
201 複素転置変換装置
202 第1複素行列乗算装置
203 メモリ
204 第2複素行列乗算装置
205 比較装置
206 第1復号用演算装置
207 第2復号用演算装置
208 選択装置
401 複素転置変換装置
402 第1複素行列乗算装置
403 メモリ
404 第2複素行列乗算装置
405 比較装置
406 第1選択装置
407 第1復号用演算装置
408 硬判定復号装置
409 第2復号用演算装置
410 第2選択装置

Claims (6)

  1. 送信機側でSDM(Space Division Multiplexing)とSTBC(Space-Time Block Coding)を組み合わせたMIMO(Multi-Input Multi-Output)無線通信システムの受信機側の受信信号に含まれるチャネルの受信信号の干渉信号を除去する復号装置において、
    復号演算で用いるパラメータの生成のためにチャネル係数行列を複素転置変換する複素転置変換装置と、
    復号演算で用いるパラメータを算出する第1複素行列乗算装置と、
    受信信号ベクトルと前記複素転置変換装置から得られる複素行列との複素数乗算する第2複素行列乗算装置と、
    復号演算に用いるパラメータを選ぶ第1選択装置と、
    第2複素行列乗算装置の乗算結果と第1選択装置で選ばれたパラメータを利用して干渉成分が除去された復号の演算を行う復号用演算装置と、
    前記復号用演算装置の出力である干渉成分が除去された信号の出力順序を制御する第2選択装置と、
    を備えることから成る復号装置。
  2. 前記複素転置変換装置は、チャネル推定装置から得られるチャネル係数行列を複素転置変換する請求項1に記載の復号装置。
  3. 前記第1複素行列乗算装置により算出されたパラメータを保持するメモリを備えた請求項1に記載の復号装置。
  4. 前記メモリから出力されるパラメータの比較を行い、その比較結果の出力を行う比較装置を備えた請求項3に記載の復号装置。
  5. 前記比較装置の比較結果に基づき、前記第1選択装置は前記復号用演算装置における演算に必要なパラメータの選択を行ない、かつ、前記第2選択装置は復号された信号の出力順序を制御するための選択を行う請求項4に記載の復号装置。
  6. 送信機側でSDM(Space Division Multiplexing)とSTBC(Space-Time Block Coding)を組み合わせたMIMO(Multi-Input Multi-Output)無線通信システムの受信機側の受信信号に含まれるチャネルの受信信号の干渉信号を除去する復号方法において、
    復号演算で用いるパラメータの生成のためにチャネル係数行列を複素転置変換し、
    復号演算で用いるパラメータを算出し、
    受信信号ベクトルと前記複素転置変換から得られる複素行列との複素数乗算し、
    復号演算に用いるパラメータを選択し、
    受信信号ベクトルと複素行列との前記複素数乗算の結果と選択されたパラメータを利用して干渉成分が除去された復号の演算を行い、
    復号演算出力である干渉成分が除去された信号の出力順序を制御する、
    ことから成る復号方法。
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