JP2008147508A - 基板処理装置、電子機器の製造方法、及び前記基板処理装置を用いて製造された電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ステージへの基板保持によって引き起こされる基板の局所変形や温度分布のムラのため発生する工程不良や表示不良などの製造不良を防ぐことができる基板処理装置を得る。
【解決手段】 この発明に係る基板処理装置においては、基板1の周辺部を保持し、前記基板1に張力を印加するクランプ2a、2b、3a、3bを備え、基板1に張力を印加した状態で、基板1に成膜、露光、加熱、或いはペースト塗布などの所定の処理を行うものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 この発明に係る基板処理装置においては、基板1の周辺部を保持し、前記基板1に張力を印加するクランプ2a、2b、3a、3bを備え、基板1に張力を印加した状態で、基板1に成膜、露光、加熱、或いはペースト塗布などの所定の処理を行うものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、基板処理装置、電子機器の製造方法及び該基板処理装置を用いて製造された電子機器に関するものである。
電子機器の一例である液晶表示装置や有機EL(Electro−Luminescence)表示装置は、薄型軽量なことから、携帯電話や携帯情報端末、パーソナルコンピュータ、TV受像機などで利用されており、CRT(Cathode Ray Tube)表示装置に代わって、急速に普及している。これらの電子機器は、複雑な製造工程を経て生産されており、この製造工程における歩留を向上するための研究が盛んに進められている。
液晶表示装置や有機EL表示装置は、ガラス基板やプラスチック基板などの透明絶縁性基板を用いて製造されるのが一般的である。例えば、液晶表示装置では、電極、配線、絶縁膜或いは配向膜等を有する2枚の基板をシール材で貼り合わせたセル内に液晶を封入した構造となっている。この様な液晶表示装置の製造工程には、電極や配線を形成する為に行われる工程である、材料である導電膜の成膜処理工程、成膜した導電膜を電極や配線の形状にパターニングする為のフォトリソグラフィー法における露光処理工程などがある。また基板表面に形成した配向膜や絶縁膜として用いる有機膜の乾燥処理を行う加熱処理工程がある。更に基板を貼り合わせるシール材や基板間の導通をとる為のトランスファ材の塗布など、基板上へのペーストの塗布処理工程がある。これらの製造工程では、いずれも製造装置に設けられたステージ上に基板を保持して作業が行われる。このとき、基板をステージ上に保持する保持機構として真空吸着を行うことが一般的である。
従来の液晶表示装置の製造装置で用いられるステージとして、複数の吸着孔を有し、ステージの上面に基板を置き、ステージの下方から吸着穴を介して真空ポンプなどにより吸引し、ステージの上面に基板を保持する技術(特許文献1参照)が開示されている。
この様な真空吸着を用いた従来のステージを用いた液晶表示装置等の電子機器の製造方法では、ステージへの基板の吸着によって吸着穴もしくは吸着溝付近において基板の歪みを生ずる。この歪みによって、例えば、成膜処理工程では、膜質の劣化や、基板歪みの残存が発生する。露光処理工程では、パターン精度の劣化が発生する。ペーストの塗布処理工程では、塗布量のバラツキによるシール材の幅やトランスファ材の径のバラツキが発生する。また、加熱処理工程においては、吸着穴もしくは吸着溝付近で温度分布の不均一が発生する為、配向膜や絶縁膜などの有機膜の乾燥ムラ、膜厚ムラなどが発生する。この様に、様々な工程で、基板歪や温度分布のムラのため、工程不良や表示不良などの製造不良が発生するという問題点があった。また、近年は基板として薄いガラス基板、プラスチック基板など柔軟性を持った基板が用いられることが多い為、吸着による基板の変形の影響を受けやすくなっている。
上記の不良を防ぐため、吸着穴や吸着溝、或いは基板端を押さえ込むクランプなど、保持機構を表示エリアを避けて基板周辺部のみに設ける方法が考えられるが、基板の中央部が浮いてしまうことが避けられない。特に基板の加熱を伴う場合は、基板の膨張により中央部の浮きが著しくなる。この様に、基板の歪みや温度分布のムラにより生じる製造不良は、基板を真空吸着によりステージ上に保持する製造装置のみに限定されない。例えば輻射熱を印加し基板に熱処理を行う際にも、基板の自重による、或いは基板表面上の膜と基板との熱膨張率の差による基板の歪みが生じ、同じ様な問題が発生する。
本発明は、この様な問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、基板処理を行う際の保持機構による製造不良、特にステージへの基板の吸着による製造不良を防ぐことのできる基板処理装置を得るものである。
この発明に係る基板処理装置においては、基板の周辺部を保持し、前記基板に張力を印加する保持部材を備え、前記基板に前記張力を印加した状態で所定の処理を行うものである。
本発明によれば、基板処理装置において、基板処理を行う際の保持機構による製造不良を防ぐことができる。
実施の形態1.
本実施の形態1では、基板処理装置の一つである基板加熱処理装置について説明する。まず、基板加熱処理装置の構成について図1を用いて説明する。なお、図は、模式的なものであり、示された構成要素の正確な大きさなどを反映するものではない。この基板加熱処理装置は、図1に示される様に、基板1、基板1の周辺部を挟み保持する保持部材であるクランプ2a、2b、3a、3b、クランプ2a、2b、3a、3bへ駆動力の印加を行うクランプ駆動部4a、4b、基板1を加熱するステージ5、基板1のクランプ3a、3b上への搬入及び処理後の基板1の搬出を行う搬送ロボット6から構成されている。
本実施の形態1では、基板処理装置の一つである基板加熱処理装置について説明する。まず、基板加熱処理装置の構成について図1を用いて説明する。なお、図は、模式的なものであり、示された構成要素の正確な大きさなどを反映するものではない。この基板加熱処理装置は、図1に示される様に、基板1、基板1の周辺部を挟み保持する保持部材であるクランプ2a、2b、3a、3b、クランプ2a、2b、3a、3bへ駆動力の印加を行うクランプ駆動部4a、4b、基板1を加熱するステージ5、基板1のクランプ3a、3b上への搬入及び処理後の基板1の搬出を行う搬送ロボット6から構成されている。
次に図2は、基板1の保持機構及びステージの断面図を示す模式図である。クランプ2a、2b、3a、3bは、ボールネジ7及びボールネジ7を回転させるモータ8によってクランプ2a、2bを上下に動かすことが可能であり、クランプ2a、2bとクランプ3a、3bによって基板1を挟みこみ保持することが可能である。なお、クランプ2a、2bは、一部がゴムなどの弾性体9から構成されている。また、ステージ5は、内部にヒータ10を備え、ステージ5を加熱し所定の温度に保持することが可能である。更にステージ5は上下動作をすることが可能であり基板1に接触することによって、基板1を所定の温度に加熱処理することが可能である。
続いて、本実施の形態1の基板加熱処理装置の動作について図3及び図4を用いて説明する。なお、図中、図1或いは図2と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略している。図1で説明した搬送ロボット6によって、図3(a)に示す様に基板1はクランプ3a、3b上へ搬入される。その後、モータ8がボールネジ7を回転動作させることによって、クランプ2a、2bを下降させ、図3(b)の様にクランプ3a、3bとの間に基板1を挟み込んで保持する。弾性体9が変形する程度までクランプ2a、2bを下降させることによって、所定の圧力を再現性良く印加して基板1を保持することができる。
次に、図4(a)の様に、クランプ2a、2b、3a、3bによって基板1を挟み込んだ状態で、クランプ3a、3bを両側に引っ張る方向への駆動力が図1で説明したクランプ駆動部4a、4bにより印加される。これによって、保持部材であるクランプ2a、2b、3a、3bは基板1に外向きの張力を印加することができる。その後、基板1に外向きの張力を印加した状態で図4(b)の様にステージ5を上昇し基板1に接触させる。またステージ5はヒータ10により加熱され温度調整されている為、基板1を所定温度に保持する加熱処理を行うことができる。更に、ステージ5の表面には吸着穴などの凹凸は無く平滑な面で構成されており、外向きの張力を印加された基板1と密着される様に基板面とステージ面の平行度は調整されている。
基板1は外向きの張力を印加されていることから、真空吸着をしなくても反り、たわみ等の基板変形を発生することがなく、加熱するステージ5と密着することができる。その結果、図5の従来の基板加熱処理装置のステージ15の様な吸着穴12若しくは吸着溝などを設置する必要が無く、図5に示すような吸着穴12若しくは吸着溝などの近傍での基板11の局所変形、ステージ15と接触しないことによる温度分布のムラなどを発生することが無い。
また、本実施の形態1では、所定温度に保持したステージ5によって加熱処理を行った。しかし、加熱方法はこれに限られるものではなく基板1と離れた位置に設けられたヒータやランプなどによって輻射熱を印加しても良く、所定温度に調整された流体によって熱を供給しても良い。
以上説明した実施の形態1では、基板処理装置において、基板に外向きの張力を印加した状態で所定の処理として基板加熱処理を行うことによって、基板保持による基板の局所変形が発生せず、ステージとも密着することができる為、温度分布のムラの無い加熱処理のできる基板処理装置を得ることができる。
実施の形態2.
まず、図6を用いて、本発明の実施の形態2にかかる基板処理装置の一つであるペースト塗布処理装置の構成について説明する。このペースト塗布処理装置は、図に示される様に、基板21、基板21を載せるステージ25、ステージ25上の基板21を挟み保持し基板21に張力の印加を行うクランプ22a、22b、23a、23b、クランプ22a、22b、23a、23bを駆動するモータ28、基板21にペーストを塗布するディスペンサ24、ディスペンサ24を支持するディスペンサ支持部26、図示しないが基板21のステージ25上への搬入及び処理後の基板21の搬出を行う搬送ロボットから構成されている。
まず、図6を用いて、本発明の実施の形態2にかかる基板処理装置の一つであるペースト塗布処理装置の構成について説明する。このペースト塗布処理装置は、図に示される様に、基板21、基板21を載せるステージ25、ステージ25上の基板21を挟み保持し基板21に張力の印加を行うクランプ22a、22b、23a、23b、クランプ22a、22b、23a、23bを駆動するモータ28、基板21にペーストを塗布するディスペンサ24、ディスペンサ24を支持するディスペンサ支持部26、図示しないが基板21のステージ25上への搬入及び処理後の基板21の搬出を行う搬送ロボットから構成されている。
続いて、本実施の形態2のペースト塗布処理装置の動作について図7、図8及び図9を用いて説明する。なお、図中、図6と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略している。搬送ロボットによって、図7(a)に示す様に基板21はステージ25上へ搬入される。その後、図7(b)に示す様にクランプ22a、22b、23a、23bがステージ25内に設けられた駆動機構(図示せず)によって基板21を挟める位置である内側へ移動する。この内側へ移動動作時に基板21の端面に接触し位置あわせできる様に段差23ag、23bg或いは突起がクランプ23a、23bに設けられていることにより、基板位置のアライメント機構を兼ねることができる。これによって別途アライメント機構を設ける必要がなくなり装置構成を簡略にすることができる。
次に、モータ28がボールネジ27を回転動作させることによって、クランプ22a、22bを下降させ、図8(a)の様にクランプ23a、23bとの間に基板1を挟み込んで保持する。弾性体29が変形する程度までクランプ22a、22bを下降させることによって、所定の圧力を再現性良く印加して基板21を保持することができる。更に、図8(b)の様に、クランプ22a、22b、23a、23bによって基板21を挟み込んだ状態でクランプ23a、23bを両側に引っ張る方向への駆動力がステージ25内に設けられた駆動機構(図示せず)により印加される。これによって、基板21には外向きの張力が印加されることになる。
更に基板21に外向きの張力が印加された状態で図9の様にディスペンサ24を走査してペースト20の塗布を行う。この場合、基板21には外向きの張力が印加されていることから、真空吸着をしなくても反り、たわみ等の基板変形を発生することが無い。また、吸着穴若しくは吸着溝などによる局所変形も発生することが無く基板21表面は平坦である。その結果、ディスペンサ24の先端と基板21の表面との距離が一定に保たれ安定した塗布量でペースト20を塗布することができる。
また、図9の様に基板21にステージ25を接触させた状態で塗布処理が行われることから、ディスペンサ24が基板21へ接触するなどのトラブルが発生した場合にも、ステージ25が基板21を保持する役割をすることから基板21を破損しにくい。
以上説明した実施の形態2では、基板処理装置において、基板に外向きの張力を印加した状態で基板へのペーストの塗布処理を行うことによって、基板保持による基板の局所変形が発生せず、ディスペンサの先端と基板の表面との距離が一定に保たれ安定した塗布量でペーストを塗布することができる基板処理装置を得ることができる。
実施の形態3.
まず、図10を用いて、本発明の実施の形態3にかかる基板処理装置の一つである成膜処理装置の構成について説明する。ここでは、成膜処理装置の一つであるプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)装置を一例として説明する。成膜処理装置についても、実施の形態1の基板加熱処理装置と同様に基板を所定温度として成膜を行うことから、基板の保持から加熱処理を行う部分については実施の形態1と同様の構成とする。この為、図中、図1或いは図2と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。
まず、図10を用いて、本発明の実施の形態3にかかる基板処理装置の一つである成膜処理装置の構成について説明する。ここでは、成膜処理装置の一つであるプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)装置を一例として説明する。成膜処理装置についても、実施の形態1の基板加熱処理装置と同様に基板を所定温度として成膜を行うことから、基板の保持から加熱処理を行う部分については実施の形態1と同様の構成とする。この為、図中、図1或いは図2と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。
以下、実施の形態1と異なる構成について順に説明する。この成膜処理装置は、図に示される様に、図2と同様の基板加熱処理装置の基板処理部を収納する真空チャンバ31、排気ポンプなどを接続することにより真空チャンバ31内を真空状態に減圧する為に真空チャンバ31に設けられた排気口32、成膜される薄膜の材料ガス33を基板1の表面に供給するシャワーヘッド34、シャワーヘッド34に電圧を印加し基板1表面の材料ガス33よりプラズマ35を発生させるプラズマ電源36から構成されている。
実施の形態1と同様に、基板1は、外向きの張力を印加された状態で、加熱するステージ5と密着されることにより局所変形、温度分布のムラなどを発生することが無い。この様に温度分布のムラの無い状態で基板1上に薄膜が成膜される為、成膜される薄膜は、膜質や膜厚が均一に形成される。また成膜は、熱や応力による局所変形が無く基板が平坦な状態で行われる為、成膜が完了して基板保持が開放されても、膜中に局所的な応力が残存したりすることが無い。
以上説明した実施の形態3では、基板処理装置において、基板に外向きの張力を印加した状態で基板への成膜処理を行うことによって、基板保持による基板の局所変形が発生せず、温度分布のムラなどを発生することが無い為、膜質や膜厚が均一であり膜中に局所的な応力が残存することの無い薄膜を成膜することができる基板処理装置を得ることができる。
本実施の形態3では、成膜処理装置の一つとして、プラズマCVD装置を一例として説明した。しかし、本発明を適用できる成膜処理装置はこれに限られるものでは無い。熱CVD、光CVD、レーザーCVD等、その他のCVD装置、スパッタリング装置や真空蒸着装置等、その他の成膜処理装置においても、成膜時に基板を保持する必要のあるもの、ステージによる加熱によって基板を所定の温度に保って成膜処理を行うものについては実施の形態3と同様の効果を得ることができる。
実施の形態4.
まず、図11を用いて、本発明の実施の形態3にかかる基板処理装置の一つである露光処理装置の構成について説明する。露光処理装置についても、実施の形態1の基板加熱処理装置と同様に基板を保持した状態で光の照射処理を行うことから、基板の保持を行う部分については実施の形態1と同様の構成とする。この為、図中、図1或いは図2と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。
まず、図11を用いて、本発明の実施の形態3にかかる基板処理装置の一つである露光処理装置の構成について説明する。露光処理装置についても、実施の形態1の基板加熱処理装置と同様に基板を保持した状態で光の照射処理を行うことから、基板の保持を行う部分については実施の形態1と同様の構成とする。この為、図中、図1或いは図2と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。
以下、実施の形態1と異なる構成について順に説明する。この露光処理装置は、図に示される様に、基板1の表面に形成されたレジスト41に照射する光を供給する光源42、光源から照射される光を成形する光学系43、光学系43を経由した光が基板1上の必要部分のみに照射される様、不要部を遮光するマスク44から構成されている。
実施の形態1と同様に、基板1には、外向きの張力を印加された状態で露光が行われる。この場合、基板1には外向きの張力が印加されていることから、真空吸着をしなくても反り、たわみ等の基板変形を発生することが無い。また、吸着穴若しくは吸着溝などによる局所変形も発生することが無く基板21表面は平坦である。よって基板21の面内で位置のズレや基板21とマスク44間の距離の変動などが発生すること無く露光することができる。その結果、感光したジスト41により得られたパターンは歪みや幅のバラツキなども発生せず正確な寸法精度を実現することが可能となる。
以上説明した実施の形態4では、基板処理装置において、基板に外向きの張力を印加した状態で基板への露光処理を行うことによって、基板保持による基板の局所変形が発生せず、基板の面内で位置のズレや基板との距離の変動などが発生すること無い為、正確な露光処理を実現することが可能な基板処理装置を得ることができる。
本実施の形態4では、露光処理装置として、パターニングを行う為のマスクを使用した露光処理装置を一例として説明した。しかし、本発明を適用できる露光処理装置はこれに限られるものでは無い。紫外線処理装置、レーザーアニール装置など、基板を保持した状態で、光、電磁波等を照射する処理を行うものについては、広義の露光処理装置と見なすことができ実施の形態4と同様の効果を得ることができる。
本実施の形態1〜4においては、基板の二辺のみを保持し基板の辺方向に対して外向きの張力を印加した。しかし、張力の印加の方法はこれに限られるものでは無い。図12(a)の様にクランプ2a〜2d, クランプ3a〜3dで基板1の四辺を保持し基板1の辺方向に対して外向きの張力を印加しても良く、図12(b)の様に、クランプ2a〜2d, クランプ3a〜3dで基板1の四隅を保持し基板1の対角方向に対し外向きの張力を印加しても良い。これらの印加方法を用いても同様の効果を得ることができる。また、いずれの場合にも、全てのクランプを駆動する必要は無い。対向するクランプのうち一方を固定とし、もう一方のみを駆動としても、固定側のクランプには反作用による張力がかかることから同様の効果を得ることができる。
また、クランプを駆動する方法については、モータによって駆動する方法や、エア圧を動力とする方法が用いることができる。更にバネなどによって引っ張り力が加わる構造とし、基板の保持前にはバネによる引張り力を打ち消す逆向きの力を印加しておき、保持後に逆向きの力を解放する方法を取っても良い。この方法の場合、基板に外向きの張力を再現性良く印加することが可能である。
本実施の形態1〜4において、弾性体9はクランプ2a、2b、3a、3b内に挟み込まれた構成となっている。しかし、基板1と接する最表面を弾性体9とする構成としても同様の効果を得ることができる。また、弾性体9としては、シリコンゴム、バイトンゴム及び弗素ゴムなどのゴム材、ナイロン、ポリ塩化ビニル及びポリエチレン等の樹脂材が利用できる。更に金属などによるバネ構造や閉じ込めた空気などの気体の反発圧力を利用したエアクッション構造などとしても良く、バネ定数、耐熱性及びコストなどの点から、それぞれの処理に適正な物を選定すれば良い。
実施の形態5.
続いて、図13を用いて、本実施の形態5により製造される電子機器である液晶表示装置の構成について説明する。尚、ここでは、一例としてTFT(Thin Film Transistor)方式の液晶表示装置について説明する。この液晶表示装置100は、図に示される様に、端子基板110、カラーフィルタ基板120、及び端子基板110とカラーフィルタ基板120との間に充填された液晶130から構成されている。
続いて、図13を用いて、本実施の形態5により製造される電子機器である液晶表示装置の構成について説明する。尚、ここでは、一例としてTFT(Thin Film Transistor)方式の液晶表示装置について説明する。この液晶表示装置100は、図に示される様に、端子基板110、カラーフィルタ基板120、及び端子基板110とカラーフィルタ基板120との間に充填された液晶130から構成されている。
上述の端子基板110は、ガラス基板111の一方の面に液晶130を配向させる配向膜112、配向膜112の下部に設けられ液晶130を駆動する電圧を印加する画素電極113、画素電極113に電圧を供給するTFTなどのスイッチング素子114、スイッチング素子114を覆う絶縁膜115、スイッチング素子114に供給される信号を外部から受け入れる端子116、端子116から入力された信号を対向電極へ伝達する為のトランスファ電極117等を有している。また、ガラス基板111の他方の面には偏光板131を有している。
一方、上述のカラーフィルタ基板120は、ガラス基板121の一方の面に液晶130を配向させる配向膜122、配向膜122の下部に配置され、端子基板110上の画素電極113との間に電界を生じ液晶130を駆動する共通電極123、共通電極123下部に設けられるカラーフィルタ124及び遮光層125等を有している。また、ガラス基板121の他方の面には偏光板132を有している。
また、端子基板110とカラーフィルタ基板120はシール材133を介して貼り合わされている。更にトランスファ電極117と共通電極123は、トランスファ材134により電気的に接続されており、端子116から入力された信号が共通電極123に伝達される。この他に、液晶表示装置100は駆動信号を発生する制御基板135、制御基板135を端子116に電気的に接続するFFC(Flexible Flat Cable)136、光源となるバックライトユニット(図示せず)等を備えている。
この液晶表示装置100は次の様に動作する。例えば、制御基板135から電気信号が入力されると、画素電極113及び共通電極123に駆動電圧が加わり、駆動電圧に合わせて液晶130の分子の方向が変わる。そして、バックライトユニットの発する光が端子基板110、液晶130及びカラーフィルタ基板120を介して外部へ透過あるいは遮断されることにより、液晶表示装置100に映像等が表示される。
尚、この液晶表示装置100は、一例であり他の構成でもよい。液晶表示装置100の動作モードは、TN(Twisted Nematic)モードや、STN(Supper Twisted Nematic)モード、強誘電性液晶モード等でもよく、駆動方法は、単純マトリックスやアクティブマトリックス等でもよい。
次に、図14及び図15に示すフローチャートを用いて、本実施の形態5における電子機器である液晶表示装置の製造方法について説明する。端子基板110の製造方法においては、ガラス基板111の一方の面に、成膜、フォトリソグラフィー法によるパターンニング、エッチング等のパターン形成工程を繰り返し用いてスイッチング素子114や画素電極113、端子116、トランスファ電極117を形成し端子基板110を形成する。また、カラーフィルタ基板120の製造方法においては、同様に、ガラス基板121の一方の面に、カラーフィルタ124や共通電極123を形成しカラーフィルタ基板120を形成する。
例えば、端子基板110の製造方法において、画素電極113、端子116、トランスファ電極117はITO(Indium Tin Oxide)膜から同時に形成できる。図14のフローチャートにしたがってITO膜によるパターン形成を例に取ってパターン形成工程について説明する。まず基板洗浄を行い(S101)、次に成膜処理を行う(S102)。ITO膜の成膜は通常スパッタリング装置を用いるので、実施の形態3で説明した外向きの張力を印加し基板を保持する成膜処理装置であるスパッタリング装置で行った。続いてレジストを塗布し(S103)、加熱処理装置によってレジストを焼成処理した(S104)。この加熱処理装置については、実施の形態1で説明した外向きの張力を印加し基板を保持する加熱処理装置で行った。次に、今度は実施の形態4で説明した外向きの張力を印加し基板を保持する露光処理装置でレジストに対し露光処理を行い(S105)、通常の現像装置で現像処理を行い(S106)、レジストパターニングを完了した。続いてエッチング装置を用いレジストで覆われて無い部分のITO膜のエッチングを行い(S106)、その後、レジストを除去し(S107)、画素電極113、端子116、トランスファ電極117を形成する。
その他、スイッチング素子114は、電極となる導電膜や半導体となるシリコン膜の成膜処理、パターニング、層間の絶縁膜の成膜処理などの工程を経て形成される。ここでも、導電膜の成膜処理は、実施の形態3で説明したスパッタリング装置、シリコン膜や絶縁膜の形成は実施の形態3で説明したCVD装置、レジストの焼成処理は実施の形態1の加熱処理装置、露光処理については、実施の形態4で説明した露光処理装置を用いて形成される。これらの工程を組み合わせて端子基板110が形成される。また、カラーフィルタ基板120の形成の際にも、共通電極123を構成するITO膜を実施の形態3で説明した外向きの張力を印加し基板を保持するスパッタリング装置を用いて形成し、カラーフィルタ124を構成する有機膜の焼成処理を実施の形態1で説明した外向きの張力を印加し基板を保持する基板加熱処理装置を用いて形成するのが望ましい。以上、説明したとおり外向きの張力を印加し基板を保持する基板処理装置を用いる工程以外については、従来の一般的な液晶表示装置の製造方法を用いて、端子基板110及びカラーフィルタ基板120を形成した。
続いて、図15にしたがって、組み立て工程について説明する。まず、基板洗浄工程において、画素電極113が形成されている端子基板110を洗浄する(S1)。次に、配向膜塗布工程において、端子基板110の一方の面に、配向膜112を塗布する(S2)。この工程は、例えば、印刷法により有機膜からなる配向膜112(例えばJSR社製AL3046)を塗布することにより行われる。そして、配向膜仮焼成工程において、配向膜112の予備乾燥処理を行う(S3)。この工程は、実施の形態1で説明した基板加熱処理装置で行う。保持部材であるクランプ2a、2b、3a、3bにより基板1に外向きの張力を印加した状態でステージ5を上昇し基板1に接触させる。ステージ5の温度を調整し端子基板110表面が例えば80℃となる様にし、溶媒を乾燥させた。更に、配向膜112の本焼成工程において、配向膜112を焼成処理し、完全に乾燥させる(S4)。この工程についても、実施の形態1で説明した基板加熱処理装置で行う。配向膜仮焼成工程と同様に基板1に外向きの張力を印加した状態でステージ5を上昇し基板1に接触させる。そして、ステージ5の温度を調整し端子基板110表面が例えば230℃となる様にして本焼成を行った。その後、ラビング工程において配向膜112にラビングを行い、配向膜112を配向させる(S5)。
また、S1からS5と同様に、共通電極123が形成されているカラーフィルタ基板120についても、洗浄、配向膜122の塗布、仮焼成、本焼成、ラビングを行う。
続いて、シール塗布工程において、端子基板110あるいはカラーフィルタ基板120の一方の面にシール材133の塗布処理を行う(S6)。この工程は、実施の形態2で説明したペースト塗布処理装置で行う。クランプ22a、22b、23a、23bにより外向きの張力を印加した状態で、端子基板110あるいはカラーフィルタ基板120上に、シール材133であるペースト20を液晶注入口が形成される様にディスペンサ24で塗布する。シール材133には、例えばエポキシ系接着剤等の熱硬化型樹脂や紫外線硬化型樹脂を用いた。次に、トランスファ材塗布工程において、端子基板110あるいはカラーフィルタ基板120の一方の面にトランスファ材134の塗布処理を行う(S7)。この工程についても、実施の形態2で説明したペースト塗布処理装置で行う。クランプ22a、22b、23a、23bにより外向きの張力を印加した状態で、電極基板110あるいはカラーフィルタ基板120上に、ディスペンサ24によりトランスファ材134である導電性のペースト20を塗布することにより行われる。そして、スペーサ散布工程において、端子基板110あるいはカラーフィルタ基板120の一方の面にスペーサを散布する(S8)。この工程は、例えば、湿式法や乾式法によりスペーサを分散させることにより行われる。その後、貼り合わせ工程において、端子基板110とカラーフィルタ基板120を張り合わせる(S9)。
その後、シール硬化工程において、端子基板110とカラーフィルタ基板120を貼り合わせた状態で、シール材133を完全に硬化させる(S10)。この工程は、例えば、シール材133の材質に合わせて熱を加えることや、紫外線を照射することにより行われる。次に、セル分断工程において、貼り合わせた基板を個別セルに分解する(S11)。そして、液晶注入工程において、液晶注入口から液晶を注入する(S12)。この工程は、例えば、液晶130(例えばMerck社製ZNL−4792)を液晶注入口から真空注入により充填することにより行われる。更に、封止工程において、液晶注入口を封止する(S13)。この工程は、例えば、光硬化型樹脂で封じ、光を照射することにより行われる。その後、偏光板貼付工程において、セルに偏光板131、132を貼り付ける(S14)。
この様にして、液晶表示装置100が得られる。上述の通り、端子基板110若しくはカラーフィルタ基板120の形成時の絶縁膜、導電膜或いは半導体膜の成膜処理工程、レジスト膜などの有機膜の焼成処理工程、レジスト膜の露光処理工程、組み立て工程での配向膜などの有機膜の焼成処理や乾燥処理工程、シール材やトランスファ材などのペーストの塗布処理工程、これらの工程において、保持部材が処理する基板に張力を印加した状態で其々の処理が行われることにより、基板の吸着による変形や温度分布のムラに起因する工程不良や表示不良を発生することがなく高精度で歪みの無い良質の画像の液晶表示装置100を得ることができる。
保持部材が処理する基板に張力を印加した状態で露光処理を行った場合、ステージに吸着を行う従来の方法に比べ、吸着穴付近での微細なパターンズレやパターン幅のバラツキも発生せず、特に高精細な表示装置の場合においても、その影響が視認されることがない為、歪みの無い良質の画像の液晶表示装置を得ることができる。
保持部材が処理する基板に張力を印加した状態で成膜処理を行った場合、ステージに吸着を行う従来の方法に比べ、吸着穴付近での膜質のズレによる特性のバラツキ、応力の残存によるパターンの段切れなどを引き起こすことも無く、工程不良や表示不良を発生することが無い。
保持部材が処理する基板に張力を印加した状態で加熱処理を行った場合、ステージに吸着を行う従来の方法に比べ、レジスト膜の焼成処理工程においては、レジスト焼成効果のムラによる現像パターンの寸法バラツキが発生せず、その影響が視認されることがない、また、配向膜の予備乾燥処理の様な温度に敏感な工程においても配向ムラなどの表示不良を生ずることがない。更に配向膜などレジスト以外の有機物の焼成処理工程においては、溶剤の揮発量のバラツキなどにより膜厚等にバラツキを生じることが無く、ムラなどの表示不良を生ずることがない。
保持部材が処理する基板に張力を印加した状態でペースト塗布処理を行った場合、ステージに吸着を行う従来の方法に比べ、シール材やトランスファ材などのペーストを塗布する際の基板に吸着穴付近での変形を生ずることが無い。その結果、基板とディスペンサの先端との距離が一定に保たれることから、シール材の幅のバラツキやトランスファ材の塗布径のバラツキなど、塗布ムラによる工程不良を生ずることが無い。
以上説明した実施の形態5では、電子機器の製造において、基板に外向きの張力を印加した状態で処理を行う基板処理装置を用いることによって、基板保持による変形や温度分布のムラに起因する工程不良や表示不良を発生することがなく高精度で歪みの無い良質の画像の液晶表示装置を得ることができる。
本実施の形態5では、実施の形態1〜4の外向きの張力を印加し基板を保持する基板処理装置について、効果を生ずる殆どの工程で使用し製造することとした。しかし、特に効果の大きい工程のみに選択的に使用して製造しても良く、その場合についても従来に比べて不良が少なく良質の画像の液晶表示装置を得ることができることは言うまでも無い。
また、本実施の形態5では、液晶表示装置の製造方法への適用例を一例として説明したが、これに限らず、プラズマ表示装置や有機EL表示装置、半導体装置等、基板を処理して製造される電子機器については適用可能であり同様の効果を持つ。また、基板についてもガラスに限られるものではなくガラス以外の透明絶縁性基板、半導体基板も含まれる。更に、プラスチックや樹脂などのシート状で比較的硬度の低い物についても上層にスイッチング素子などが形成可能であり電子機器を製造できる物については本発明の基板に含まれる。特に比較的硬度の低い基板については、基板の保持をステージへの吸着によって行った場合に基板の局所的な変形量が大きくなることから、本発明を使用する効果が顕著となる。
1 基板、2a、2b、3a、3b クランプ、5 ステージ、9 弾性体、20 ペースト、41 レジスト、100 液晶表示装置、112、122 配向膜。
Claims (11)
- 基板の周辺部を保持し前記基板に張力を印加する保持部材を備え、前記基板に前記張力を印加した状態で所定の処理を行うことを特徴とする基板処理装置。
- 基板に接触することのできるステージを備え、前記基板に前記ステージを接触させた状態で処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
- 保持部材の一部が弾性体からなることを特徴とする請求項1或いは請求項2のいずれかに記載の基板処理装置。
- 基板に行う処理は加熱処理であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の基板処理装置。
- 加熱処理はステージを所定温度に保持し基板に接触させることによって行うことを特徴とする請求項4に記載の基板処理装置。
- 加熱処理は基板上に塗布した有機膜の乾燥処理或いは焼成処理であることを特徴とする請求項4或いは請求項5のいずれかに記載の基板処理装置。
- 基板に行う処理はペーストの塗布処理であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の基板処理装置。
- 基板に行う処理は成膜処理であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の基板処理装置。
- 基板に行う処理は露光処理であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の基板処理装置。
- 基板の周辺部を保持し前記基板に張力を印加する工程と、前記基板に前記張力を印加した状態で所定の処理を行う工程とを有する電子機器の製造方法。
- 請求項1〜請求項9のいずれかに記載の基板処理装置を用いて製造された電子機器。
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JP2010263052A (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-18 | Ulvac Japan Ltd | 真空処理装置用基板クランプ装置 |
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2006
- 2006-12-12 JP JP2006334560A patent/JP2008147508A/ja active Pending
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