JP2008147039A - シーソースイッチ - Google Patents

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公一 荒川
Mitsuhiko Sakaguchi
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Abstract

【課題】押し下げから戻りまで、明確なクリック感を伴って良好な操作感を得ることができるシーソースイッチを提供する
【解決手段】回路基板12上に設けられた複数のラバースイッチ14と、各ラバースイッチ14間に位置した支持部16と、支持部16に揺動自在に取り付けられた揺動部材20を有する。支持部16と揺動部材20の一方に設けられた揺動軸22と、支持部16と揺動部材20の他方に設けられ揺動軸22より大きな内径を有し一定の遊びを有して揺動軸22を軸支した軸受け18を備える。揺動部材20の揺動軸22の両側には、ラバースイッチ14の頂部14aと接した押圧部24を備える。揺動部材20の一方の側を押圧すると、軸受け18内を揺動軸22が押圧方向に移動し、揺動部材20の押圧箇所とは反対側に位置したラバースイッチ14の頂部14aと押圧部24の接触箇所を支点として、揺動部材20が傾斜する。
【選択図】図1

Description

この発明は、電子機器のコントロールパネルなどの押しボタンスイッチに用いられるシーソースイッチに関する。
従来、オーディオ機器や映像機器等の電子機器の操作用スイッチとしてシーソースイッチが取り付けられる場合があった。例えば、図7に示すように、シーソースイッチ50は、図示しないスイッチパネルなどの回路基板52に設けられた回路の一対の接点を開閉可能に、ドーム状のラバースイッチ54が各接点上に各々配置されている。各ラバースイッチ54間の中央部には、回路基板52が設けられた取付板55に、一対の支持部56が立設されている。各支持部56には、円孔状の軸受け58が形成され、揺動部材60の揺動軸62が軸受け58に嵌挿され、揺動部材60が揺動軸62を中心に揺動可能に形成されている。この揺動部材60の下面の長手方向の両端付近には、各々押圧部64が設けられ、下方に配置された各ラバースイッチ54を押圧部64により各々押圧可能に形成されている。そして、図8に示すように、揺動部材60の一端部を上方から押圧すると、押された側の押圧部64によりラバースイッチ54が押し下げられ、回路基板52上の一対の接点が接続される。なお、軸受け58と揺動軸62は、上記とは逆に揺動部材60と支持部56に設けられる場合もある。
また、特許文献1に開示されたスイッチは、スイッチを形成するハウジング内底部に、中央固定接点とコモン接点および複数の周縁固定接点が配設され、中央にガイド孔を有した前記ハウジングに対して揺動可能に第一のステムが支承されている。また、ガイド孔に摺動可能に嵌合され第1のステムから突出する第2のステムと、コモン接点に常時導通する複数のタクトばねが設けられている。そして、第2のステムを介して第1のステムを所定方向へ傾倒することにより、周縁固定接点を、タクトばねを介してコモン接点と導通させ、第2のステムを押圧することにより、中央固定接点を、タクトばねを介してコモン接点と導通させるように構成されている。
また、特許文献2の背景技術には、従来の多段クリックスイッチとして、ハウジングに、進退自在で互いに離間した一対の押圧体が設けられ、この各押圧体の下降操作を行う操作ノブと、これら各押圧体及び操作ノブに対向させてハウジングに設けられ各押圧体ごとにそれぞれ2個の接点部を対向配置した接点回路体と、この接点回路体と各押圧体との間に介装されたラバースイッチ部材を有する構造の二段クリックスイッチが開示されている。そして、操作ノブには、中央部に設けた取付け孔に圧縮ばねとピンとから成る節度発生機構が取付けられ、押しピンとV形の受け溝との摩擦により、適度のクリック感が得られるように形成されている。
そのほか、特許文献3に開示された多段スイッチは、複数の固定コンタクトが上面に形成された基板に、固定コンタクトの上部に位置する複数の可動皿バネコンタクトが設けられ、その上に可動皿バネコンタクトを押圧する可動操作ノブが配置され、1つの可動皿バネコンタクトとそれに対応する固定コンタクトとで、多段スイッチが形成されている。そして、この多段スイッチは、可動操作ノブと可動皿バネコンタクトとの間に、各可動皿バネコンタクトに向けて下方に突出する複数の皿バネプッシャを有する押圧プレートを設け、可動操作ノブと押圧プレートの間に、可動操作ノブが押圧されると押圧プレートを傾動自在に押圧する接合手段を備えている。
特開平10−188738号公報 特開2006−216570号公報 特開2000−57888号公報
図7に示すシーソースイッチ50では、揺動部材60の一端部を押圧し押し下げると、図8に示すように、揺動部材60が半径Rで揺動し、押圧部64により押圧されたラバースイッチ54のラバードーム54bが座屈して、ラバースイッチ54内の接点を閉じる。このとき、押圧部64は円弧状に移動するので、座屈したラバースイッチ54の頂部54aを、押圧部64の下端が僅かに摺動するように揺動する。このときの押圧荷重の変化を、図9のグラフに示す。図9では、縦軸が荷重、横軸が変位(押圧ストローク)を示し、押圧荷重とストロークの関係を、押圧時を曲線A、戻り時を曲線Bで表している。揺動部材60を押圧する荷重は、まず、曲線Aに示すように、押圧ストロークとともに徐々に増加してP1でピーク荷重となる。そして、押圧により、ラバードーム54bが座屈を始めると、荷重は変位の増加とともに低下し、ラバースイッチ54内の接点にラバースイッチ54内の導体部が接した状態でP2に示す加重となる。この後も、ラバースイッチ54内の導体部は圧縮変形を起こすため、ラバースイッチ54は押され続け、荷重は急激に上昇する。
ここで、押圧部64の押圧時には、押圧部下端64aがラバースイッチ54の頂部54aを僅かに摺動するように移動するので、押圧動作にラバースイッチ54の摺動抵抗が作用し、押圧に対する抵抗が大きくなり、座屈時の荷重低下は比較的緩やかである。
押圧動作で接点を閉じた後、押圧を緩めると、荷重が低下して、曲線Bに示すように、ラバースイッチ54内の図示しない接点から導体部が離れ、P3でラバードーム54bの座屈が戻り初める。そして、P4で、座屈状態から弾性変形の状態となり、元の形状に戻る。このとき、図9のグラフに示すように、揺動部材60を押し下げた際の荷重変化を示す曲線Aと、押下を止めて戻る際の荷重の変化を示す曲線Bは一致せず、ヒステリシスを描き、押圧時の曲線Aと戻り時の曲線Bの差が大きいものであった。これにより、戻り時の感触が良くなく、クリック感も好ましくはなかった。
ここで、操作感を表すクリック率は、式(1)で算出される。
クリック率=(座屈開始荷重−座屈終了荷重)/座屈開始荷重・・・(1)
一般に、良好なクリック感は、クリック率が40%以上とされるが、図9の曲線Aの場合、P1とP2位置の荷重から算出されるクリック率は、約34%であり、クリック感は良くなかった。さらに、支持部62の軸受け58に嵌挿された揺動軸62を中心に揺動部材60が回動状態で揺動し、揺動部材60が回転方向に傾くため、上下方向へ押下するスイッチの操作感に比べ円弧状に揺動する感触が感じられ、感触が良くないものであった。
また、特許文献1では、第2のステムの下面中央に形成された押圧突起により、第2のステムを押圧すると、中央タクトばねを押圧突起が押圧し、クリック感が生起されて中央固定接点に当接して、スイッチが入る。また、第2のステムを各周縁固定接点が配置された前後左右の四方向のいずれか一方向に向けて傾倒させると、第2のステムを左側に位置する周縁固定接点に向けて矢印方向に傾倒させると、周囲タクトばねがスカート部の下面の突起に押圧され、周縁タクトばね7が反転してクリック感が生起された時点で、スイッチが入る。しかし、スイッチを入れる際にクリック感はあるが、中央タクトばね及び周囲タクトばねの、戻り時のクリック感に乏しいものであった。
また、特許文献2の背景技術の構成の場合は、ピンの先端部を中心に揺動するシーソースイッチであり、操作ノブを押圧して傾斜させて、節度発生機構の取付け孔の圧縮ばねによりピンが押圧され、ピンとV形の受け溝との摩擦によりクリック感を発生させているものであり、構造が複雑で、クリック感は小さいものであった。
さらに、特許文献3では、可動操作ノブを押圧し揺動させると、押圧されて傾斜した一方向の押圧プレートの皿バネプッシャが、基板上に設けられた可動皿バネコンタクトを押圧する。従って、長いストロークで良好な押圧感が得られるものではなく、操作感が良くなかった。
この発明は、上記従来技術の問題に鑑みて成されたもので、押し下げから戻りまで、明確なクリック感を伴って良好な操作感を得ることができるシーソースイッチを提供することを目的とする。
この発明は、回路基板上に設けられた複数対の接点上に各々配置された複数のラバースイッチと、前記各ラバースイッチ間に位置した支持部と、この支持部に揺動自在に取り付けられた揺動部材と、前記支持部と揺動部材の一方に設けられた揺動軸と、前記支持部と揺動部材の他方に設けられ前記揺動軸より大きな内径を有し一定の遊びを有して前記揺動軸を軸支した軸受けと、前記揺動軸の両側に位置し前記ラバースイッチ頂部を押し下げ可能に位置した押圧部とを備え、前記揺動軸を中心に前記揺動部材の一方の側を押圧すると、前記軸受け内を前記揺動軸が押圧方向に移動し、前記揺動部材の押圧箇所とは反対側に位置した前記ラバースイッチ頂部と前記押圧部の接触箇所を支点として、前記揺動部材が傾斜し、前記揺動部材の押圧箇所が押し下げられることにより、前記押圧部に押された一方の前記ラバースイッチのラバードームが座屈して、前記ラバースイッチ内部の接点が閉じるシーソースイッチである。
前記軸受けの遊びは、前記揺動部材が押し下げられて前記ラバースイッチを押圧しても、前記接点は閉じない程度の遊びであり、さらに前記揺動部材を押し下げることにより、前記揺動部材が前記軸受けを中心にして揺動し、前記押圧部に押されて前記ラバースイッチ内部の接点が閉じるものでも良い。
また、前記軸受けは、略三角形状の貫通穴に形成され、前記軸受けに前記揺動軸が遊びを有して挿入され、前記軸受けの揺動軸に対する遊びは前記ラバードーム内の接点が閉じるための変位量よりは小さいものである。
前記揺動部材の前記各押圧部は、前記各ラバースイッチがオンしていない状態で、前記各ラバースイッチ頂部と僅かに圧力がかかった状態で接している。
前記軸受けの遊びは、前記揺動部材全体が押し下げられた場合、前記揺動部材の前記各押圧部が前記各ラバースイッチを押圧しても、前記各接点は閉じない程度の遊びである。
この発明のシーソースイッチによれば、揺動部材の一端部側を押圧し押し下げると、他方の側に設けられた押圧部と当接するラバースイッチの頂部を支点に傾斜して、押下した揺動部材の下方に位置する押圧部が当接したラバードームを座屈させる。そのため、揺動部材の押し下げによる傾斜が少なく、押し下げ開始から戻りまでの間、良好なクリック感を伴って動作する。さらに、揺動部材の傾斜が少なく、押圧部の動作が上下方向に近く、良好な操作感を有する。
以下、この発明のシーソースイッチの一実施形態について、図1〜図3を基にして説明する。この実施形態のシーソースイッチ10は、図1に示すように、回路基板12の表面に設けられた各回路の一対の接点上に、ラバードーム14bを備えたラバースイッチ14が各々配置され、ラバースイッチ14の内部には、図示しない導通部が形成されている。各ラバースイッチ14間の中央には、回路基板12が設けられた取付板15に、一対の矩形の板状の支持部16が互いに平行に立設されている。支持部16の上端近傍には、各支持部16を直線状に貫通するように、板厚方向に形成された略三角形状の軸受け18が各々設けられている。この軸受け18には、揺動部材20の、互いに対向する一対の側面中央に突設された揺動軸22が、各々挿入されている。軸受け18の大きさは、図1,図2に示すように、ラバースイッチ14のオフ状態では三角形の頂点位置に揺動軸22が位置し、各ラバースイッチ14のオン状態で揺動軸22が三角形の底辺両端の角部に揺動軸22が選択的に接する程度の大きさである。なお、軸受け18と揺動軸22は、上記とは逆に揺動部材20と支持部16に設けられる場合もあり、いずれの構成でも良い。
揺動部材20の両端部下方には、押圧部24が各々突設されている。この押圧部24の下端部24aは、支持部16側から反対方向の上方へ僅かに切れ上がる状態に傾斜が形成され、各押圧部24の直下に位置する各ラバースイッチ14の頂部14aに、傾斜した下端部24aの端縁が当接している。
次に、この実施形態のシーソースイッチ10の動作について説明する。図2に示すように、揺動部材20の長手方向の一端部を押圧し押し下げると、揺動軸22は、軸受け18内で揺動部材20の押圧された側へ、軸受け18の内周に沿って移動する。これにより、揺動部材20は、他方の押圧部24の下端部24aと接するラバースイッチ14の頂部14aの点pを支点に半径2Rで揺動し、傾斜する。このとき、押し下げた押圧部24は、図8に示すシーソースイチ50と比較して、大きな曲率半径2Rで回転動作して、ラバースイッチ14がオンする。揺動部材20により押下されたラバースイッチ14は、ラバードーム部14bが撓んでついには座屈し、ラバースイッチ14内部に形成された図示しない導通部が、回路基板12上の一対の接点に接触し、スイッチの接点が閉じられる。
この一連の動作時の、揺動部材20を押圧した荷重の変化を、図3のグラフに示す。このグラフは、縦軸が荷重の大きさを示し、横軸が変位(押圧ストローク)を示している。まず、曲線Aに示されるように、揺動部材20の一端側を押圧すると、変位とともに荷重は徐々に増加していく。そして、押圧部24によりラバースイッチ14が押圧され、押し下げによる荷重が最大のP1の位置にて、ラバースイッチ14のラバードーム14bは座屈する。すると、揺動部材20に加わる荷重が変位の増加とともに低下し、ラバースイッチ14内の接点にラバースイッチ14内の導体部が接した状態で、P2に示す加重となる。この後も、ラバースイッチ14は僅かに押され続け、ラバースイッチ14内の導体部は圧縮変形を起こし、荷重は急激に上昇する。
この後、揺動部材20の押圧を止めると、戻り方向の荷重の変化を表す曲線Bに示すように、荷重が徐々に低減し変位も戻り、点P3に達する。さらに、点P3からは、座屈状態からの復帰動作が始まり、ラバースイッチ14の弾性による復元力により、荷重が最大となるP4の位置で座屈状態が終了し、ラバースイッチ14の形状がほぼ復元される。この後、揺動部材20に加わる押圧荷重は、徐々に低減されるとともに、ラバースイッチ14の弾性変形が戻り、揺動部材20の変位が0となる。
この実施形態のシーソースイッチ10によれば、揺動部材20の一端側を押圧し押し下げると、他方の端部下面に設けられた押圧部24の下端部24aと当接するラバースイッチ14の頂部14aの接触箇所の点pを支点として、揺動部材20が傾斜し、押し下げた側の押圧部24の下端部24aは、大きな曲率半径2Rで揺動動作して、押圧した方のラバースイッチ14のラバードーム14bを座屈させる。そのため、図3に示すように、曲線Aの点P1及び点P2の差が大きく、各位置の荷重から、クリック率は48.6%であり、極めて良好なクリック感が得られた。さらに、押圧時の曲線Aと戻り時の曲線Bの間隔が狭いため、ヒステリシスがより小さくなり、良好な操作感を得られるものである。また、揺動部材20の押下開始から戻りまで、揺動部材20の傾斜が少なく、押圧していない側の揺動部材20の端部が上昇せずに平面的に位置し、押圧部24の動作が上下方向に近いため、より良好な操作感を得ることができる。
その他、シーソースイッチでありながら、押圧箇所と反対側が持ち上がらない構造も可能となり、2つのスイッチを相補的に動作させる場合は、操作ボタンを2個設けずに、1枚の揺動部材20により、2つの操作ボタンの操作を行うスイッチを形成することができ、部品点数の削減にも寄与する。
次に、この発明の他の実施形態について図4から図6を基にして説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は、同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態では、軸受け18の遊びtは、揺動部材20が押し下げられてラバースイッチ14を押圧しても、接点は閉じない程度の遊びである。従って、揺動部材20を押し下げることにより、図5に示すように、まず揺動部材20は、一方の押圧部24とラバースイッチ14の頂部14aの接触箇所の点pを中心にして、半径2Rで揺動する。これにより、揺動軸22が軸受け18の下端に移動する。この状態では、まだラバースイッチ14の接点は閉じない。この後、さらに揺動部材20を押し下げることにより、揺動部材20が軸受け18を中心にして半径Rで揺動し、図6に示すように、押圧部24に押されてラバースイッチ14内部の接点が閉じる。
この実施形態のラバースイッチ14によれば、軸受け18の遊びtを小さくして、揺動部材20全体が上下する量を抑えることができる。
なお、この発明のシーソースイッチは上記実施形態に限定されるものではなく、揺動部材は、押圧された側とは反対側の端部が接するラバースイッチの接触点を支点に、大きな曲率半径で揺動部材が回動動作すれば良い。揺動軸は軸受け上端方向へ弾性部材により付勢されていても良い。これにより、ラバースイッチ頂部に揺動部材の荷重がかからず、耐久性も増す。この他、揺動部材や押圧部の形状等は適宜設定可能なものであり、各部材の形状や素材など適宜変更可能である。
この発明の一実施形態のシーソースイッチを示す概略側面図である。 この発明の一実施形態のシーソースイッチのスイッチを入れた状態を示す概略側面図である。 この発明の一実施形態のシーソースイッチの押下時に加わる荷重の変化を示すグラフである。 この発明の他の実施形態のシーソースイッチを示す概略側面図である。 この発明の他の実施形態のシーソースイッチの動作を示す概略側面図である。 この発明の他の実施形態のシーソースイッチのスイッチを入れた状態を示す概略側面図である。 従来のシーソースイッチを示す概略側面図である。 従来のシーソースイッチのスイッチを入れた状態を示す概略側面図である。 従来のシーソースイッチの押下時に加わる荷重の変化を示すグラフである。
符号の説明
10 シーソースイッチ
12 回路基板
14 ラバースイッチ
16 支持部
18 軸受け
20 揺動部材
22 揺動軸
24 押圧部

Claims (5)

  1. 回路基板上に設けられた複数対の接点上に各々配置された複数のラバースイッチと、前記各ラバースイッチ間に位置した支持部と、この支持部に揺動自在に取り付けられた揺動部材と、前記支持部と揺動部材の一方に設けられた揺動軸と、前記支持部と揺動部材の他方に設けられ前記揺動軸より大きな内径を有し一定の遊びを有して前記揺動軸を軸支した軸受けと、前記揺動軸の両側に位置し前記ラバースイッチ頂部を押し下げ可能に位置した押圧部とを備え、前記揺動軸を中心に前記揺動部材の一方の側を押圧すると、前記軸受け内を前記揺動軸が押圧方向に移動し、前記揺動部材の押圧箇所とは反対側に位置した前記ラバースイッチ頂部と前記押圧部の接触箇所を支点として、前記揺動部材が傾斜し、前記揺動部材の押圧箇所が押し下げられることにより、前記押圧部に押された一方の前記ラバースイッチのラバードームが座屈して、前記ラバースイッチ内部の接点が閉じることを特徴とするシーソースイッチ。
  2. 前記軸受けの遊びは、前記揺動部材が押し下げられて前記ラバースイッチを押圧しても、前記接点は閉じない程度の遊びであり、さらに前記揺動部材を押し下げることにより、前記揺動部材が前記軸受けを中心にして揺動し、前記押圧部に押されて前記ラバースイッチ内部の接点が閉じることを特徴とする請求項1記載のシーソースイッチ。
  3. 前記軸受けは、略三角形状の貫通穴に形成され、前記軸受けに前記揺動軸が遊びを有して挿入され、前記軸受けの揺動軸に対する遊びは前記ラバードーム内の接点が閉じるための変位量よりは小さいことを特徴とする請求項1または2記載のシーソースイッチ。
  4. 前記揺動部材の前記各押圧部は、前記各ラバースイッチがオンしていない状態で、前記各ラバースイッチ頂部と僅かに圧力がかかった状態で接していることを特徴とする請求項1または2記載のシーソースイッチ。
  5. 前記軸受けの遊びは、前記揺動部材全体が押し下げられた場合、前記揺動部材の前記各押圧部が前記各ラバースイッチを押圧しても、前記各接点は閉じない程度の遊びであることを特徴とする請求項1または2記載のシーソースイッチ。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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