JP2008145223A - 液体電気化学式coガスセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】水溜タンクに水がなくなっても、センサ本体を廃棄することなく再利用できるようにして、資源を無駄に消費しなくて済むようにした液体電気化学式COガスセンサを提供する。
【解決手段】プロトン導電体膜とその電極とを挟むようにして構成したセンサ本体20と、センサ本体20に供給する水蒸気を発生する水を溜める水溜タンク10とを一体化してなる。センサ本体20と水溜タンク10を連結手段22b、11bにより分離可能に連結し一体化している。
【選択図】図1

Description

本発明は液体電気化学式COガスセンサに関するものである。
この種のCOガスセンサは、一般に、図7に示すように、下部を水溜タンク10とした金属缶1の上部にくびれ部1aを介してセンサ本体20を保持した構成となっている。センサ本体20は、プロトン導電体膜とその表裏の電極とからなる電極−膜接合体(MEA)21を有し、MEA21の底部が水蒸気導入孔22aを設けた金属製の支え板22に接触され、上部が金属製のキャップ23に接触されている。キャップ23は一対の皿状部材23aを突き合わせて形成された内部空所に活性炭やシリカゲル、ゼオライトなどのフィルタ材料24が封入され、開口23b、23cから周囲の雰囲気ガスをMEA21の検知電極に供給するようにされている。
また、底部の支え板22はその外周部が金属缶1のくびれ1aで下支えられている。上部のキャップ23の外周と金属缶1の内周との間には気密シールを兼ねた絶縁パッキン25が介在されている。金属缶1の上部がかしめられて、上部のキャップ23と下部の支え板22とその間のMEA21とからなるセンサ本体20が金属缶1に取り付けられ、センサ本体20と該センサ本体に供給する水蒸気を発生する水を溜める水溜タンク10とが一体化されている。かしめによる加圧でセンサ本体20を保持し、またキャップ23及び支え板22とMEA21との接続が保たれている(例えば、特許文献1参照。)。
MEA21は、例えば図8に示すように、プロトン導電体膜21aの両面に検知電極21bと対極21cとが設けられたものである。プロトン導電体膜21aにはNAFIONなどのプロトン導電体ポリマーが用いられ、検知電極21bや対極21cにはPtやPt−RuO2 などの膜が用いられる。検知電極21bの表面には導電性ガス流路を形成する、例えば、カーボンフィルムをフッ素樹脂で表面処理して撥水性を持たせた多孔質の導電性シート21dが配置されている。センサ本体20が、かしめによって金属缶1に取り付けられると、キャップ23が水溜タンク10側に押圧され、その圧力で各部材間の隙間を無くすと共に、検知電極21bから導電性ガス流路を形成している導電性シート21dを介してのキャップ23に電気的に接続され、対極21cから支え板22を介しての金属缶1に電気的に接続される。
MEA21におけるCO検出は次のようにして行われる。キャップ23を通過した周囲の雰囲気ガスは、導電性シート21dを通過して検知電極21bに達して、周囲雰囲気中のCOが検知電極21bに吸収され、
CO+H2 O → CO2 +2H+ +2e-
の反応により、プロトンが発生する。発生したプロトンはプロトン導電体膜21aを拡散する。この反応に水が必要であるが、これは水溜タンク10内の水が発生する水蒸気として、支え板22の水蒸気導入孔22aからプロトン導電体膜21aを介して検知電極21bまで供給される。
周囲雰囲気中の酸素濃度はCO濃度に比べてはるかに高く、酸素は導電性シート21dに沿って拡散し、プロトン導電体膜21aを介して対極21cに達する。酸素の消費量はごく僅かなので、対極21cには常にプロトンを酸化できるだけの酸素があることになる。そして対極21cでは、
2H+ +1/2O2 +2e- →H2
の反応が生じる。
特許公開2004−170101公報
上述したように、液体電気化学式COガスセンサでは、COガスを検出するために、検知電極21bに雰囲気ガスと水溜タンク10からの水蒸気が供給される必要であるため、水蒸気の一部は雰囲気中に発散されることになる。このため、水溜タンク10内の水が時間の経過に伴って減少することは否めず、水溜タンクの水がなくなることで、センサとして機能しなくなるのが現状である。水溜タンク10内の水の減少は、雰囲気温度による水蒸気の発生及び発散の度合いによってその程度が多少異なるものの、時間の経過に伴って確実に進行する。
上述した従来の液体電気化学式COガスセンサでは、水溜タンクに水がなくなってセンサとして機能できなくなったものは、例え、センサ本体がまだ機能可能であっても、廃棄処分するしかなく、資源が無駄に消費されるという問題があった。
よって本発明は、上述した現状に鑑み、水溜タンクに水がなくなっても、センサ本体を廃棄することなく再利用できるようにして、資源を無駄に消費しなくて済むようにした液体電気化学式COガスセンサを提供することを課題としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係る液体電気化学式COガスセンサは、プロトン導電体膜とその電極とを挟むようにして構成したセンサ本体と、該センサ本体に供給する水蒸気を発生する水を溜める水溜タンクとが一体化されてなる液体電気化学式COガスセンサにおいて、前記センサ本体と前記水溜タンクを分離可能に連結し一体化する連結手段を有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、センサ本体と水溜タンクが連結手段によって分離可能に連結され一体化されているので、水溜タンク内の水がなくなったとき、連結手段によるセンサ本体と水溜タンクの連結を解きセンサ本体と水溜タンクを分離し、分離したセンサ本体は、水を補給した水溜タンクや水を満たした新しい水溜タンクと連結手段によって再度連結され一体化されて液体電気化学式COガスセンサとして再使用できる。
上記課題を解決するためになされた請求項2に係る液体電気化学式COガスセンサは、請求項1記載の液体電気化学式COガスセンサにおいて、前記連結手段は、螺合によって前記センサ本体と前記水溜タンクを分離可能に連結する螺合手段であることを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、連結手段である螺合手段が、螺合によってセンサ本体と水溜タンクを分離可能に連結しているので、水溜タンク内の水がなくなったとき、螺合によるセンサ本体と水溜タンクの連結を解きセンサ本体と水溜タンクを分離し、分離したセンサ本体を水を補給した水溜タンクや水を満たした新しい水溜タンクと再度螺合により連結し一体化して液体電気化学式COガスセンサとして再使用できる。
上記課題を解決するためになされた請求項3に係る液体電気化学式COガスセンサは、請求項1記載の液体電気化学式COガスセンサにおいて、前記連結手段は、凹凸嵌合係止によって前記センサ本体と前記水溜タンクを分離可能に連結する嵌合係止手段であることを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、連結手段である嵌合係止手段が、凹凸嵌合係止によってセンサ本体と水溜タンクを分離可能に連結しているので、水溜タンク内の水がなくなったとき、凹凸嵌合係止によるセンサ本体と水溜タンクの連結を解きセンサ本体と水溜タンクを分離し、分離したセンサ本体を水を補給した水溜タンクや水を満たした新しい水溜タンクと再度凹凸嵌合係止により一体化して液体電気化学式COガスセンサとして再使用できる。
上記課題を解決するためになされた請求項4に係る液体電気化学式COガスセンサは、請求項1〜3の何れかに記載の液体電気化学式COガスセンサにおいて、前記センサ本体に、前記センサ本体と前記水溜タンクの連結部を覆い、前記水溜タンクの外周に内周が外接する筒状部を延設したことを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、センサ本体と水溜タンクの連結部を覆い、水溜タンクの外周に内周が外接する筒状部をセンサ本体に延設しているので、外力がセンサ本体と水溜タンクの相互間に加えられても、水溜タンクの外周と筒状体の内周との接触によって、連結部に曲げ力として働く力は規制され、連結部に連結を損なう力が働くことがない。
上記課題を解決するためになされた請求項5に係る液体電気化学式COガスセンサは、プロトン導電体膜とその電極とを挟むようにして構成したセンサ本体と、該センサ本体に供給する水蒸気を発生する水を溜める水溜タンクとを一体化してなる液体電気化学式COガスセンサにおいて、前記水溜タンクの底部に設けられ、前記水溜タンク内に水を補給する補給口と、前記水溜タンクに着脱自在に装着され、前記補給口を水密に塞ぐ栓手段とを有することを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、水溜タンク内に水を補給する補給口が水溜タンクの底部に設けられ、補給口を水密に塞ぐ栓手段が水溜タンクに着脱自在に設けられているので、水溜タンク内の水がなくなったとき、栓手段を取り外して補給口から水溜タンク内に水を補給して栓手段を装着することで再使用できる。
請求項1記載の発明によれば、水溜タンク内の水がなくなったとき、連結手段によるセンサ本体と水溜タンクの連結を解きセンサ本体と水溜タンクを分離し、分離したセンサ本体を水を補給した水溜タンクや水を満たした新しい水溜タンクと再度連結し一体化して液体電気化学式COガスセンサとして再使用できるので、水溜タンクに水がなくなっても、センサ本体を廃棄することなく、資源を無駄に消費しなくて済む液体電気化学式COガスセンサを提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、水溜タンク内の水がなくなったとき、螺合によるセンサ本体と水溜タンクの連結を解きセンサ本体と水溜タンクを分離し、分離したセンサ本体を水を補給した水溜タンクや水を満たした新しい水溜タンクと再度螺合により連結し一体化して液体電気化学式COガスセンサとして再使用できるので、センサ本体を廃棄することなく、資源を無駄に消費しなくて済む。
請求項3記載の発明によれば、水溜タンク内の水がなくなったとき、凹凸嵌合によるセンサ本体と水溜タンクの連結を解きセンサ本体と水溜タンクを分離し、分離したセンサ本体を水を補給した水溜タンクや水を満たした新しい水溜タンクと再度凹凸嵌合により一体化して液体電気化学式COガスセンサとして再使用できるので、センサ本体を廃棄することなく、資源を無駄に消費しなくて済む。
請求項4記載の発明によれば、外力がセンサ本体と水溜タンクの相互間に加えられても、水溜タンクの外周と筒状体の内周との接触によって、連結部に曲げ力として働く力は規制され、連結部に連結を損なう力が働くことがないので、センサ本体と水溜タンクを分離可能に連結し一体化されていても、連結が損なわれて水溜タンクの水が漏れ出すだすことがない。
請求項5記載の発明によれば、水溜タンク内の水がなくなったとき、栓手段を取り外して補給口から水溜タンク内に水を補給し、補給後、栓手段を装着することで再使用できるので、水溜タンクに水がなくなっても、廃棄することなく、資源を無駄に消費しなくて済む液体電気化学式COガスセンサを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る液体電気化学式COガスセンサの一実施形態を示し、図7について上述した従来のCOガスセンサと同等の部分には同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図1において、水溜タンク10は、金属缶1の上部にくびれ部1aが形成され、金属缶1の上部がかしめられて、くびれ部1aで外周底部が下支えされた蓋体11が金属缶1の開口に取り付けられて構成されている。センサ本体20の支え板22は、外周底部が金属筒2の下部のかしめ部2aで下支えされている。金属筒2の上部がかしめられて、上部のキャップ23と下部の支え板22とその間のMEA21とからなるセンサ本体20が構成されている。
水溜タンク10における蓋体11には、その中心に、水溜タンク10内の水が蒸発して発生する水蒸気を導出する水蒸気導出孔11aが開けられるとともに、この導出孔11aと同心の螺子穴11bが形成されている。センサ本体20における支え板22には、その底部中央に、上記螺子穴11bに螺合される螺子部22bが突出して形成されている。螺子部22bの中心に開けられている水蒸気導入孔22aは、水溜タンク10の水蒸気導出孔11aを通じて導出された水蒸気をセンサ本体20内に導入する。水溜タンク10の螺子穴11bとセンサ本体20の螺子部22bとからなる螺合手段は、螺子穴11bに螺子部22bを螺合させることによって、センサ本体20と水溜タンク10を分離可能に連結し一体化する連結手段を構成している。連結手段による水溜タンク10とセンサ本体20の連結を水密に行うため、支え板22に形成した段部22cが蓋体11の表面に突き当たるまで螺子穴11bに螺子部22bが螺合されて螺子穴11b内に収容したシール材12が変形するように加圧されている。
上述のように水溜タンク10の螺子穴11bにセンサ本体20の螺子部22bが螺合されてセンサ本体20と水溜タンク10が分離可能に連結され一体化されるので、水溜タンク10内の水がなくなったとき、水溜タンク10の螺子穴11bに対するセンサ本体20の螺子部22bの螺合を解きセンサ本体20と水溜タンク10を分離し、分離したセンサ本体20を水を補給した水溜タンクや水を満たした新しい水溜タンク10と再度連結し一体化することで、少なくともセンサ本体20が再使用できる。
従って、図1に示す液体電気化学式COガスセンサでは、水溜タンク10に水がなくなっても、センサ本体20を廃棄することなく、水の入った水溜タンク10を連結することによって再度利用することができるので、資源を無駄に消費しなくて済む。
なお、水溜タンク10とセンサ本体20は螺合手段によって分離可能に連結され一体化されているので、蓋体11を金属製とすることによって、支え板22と水溜タンク10の金属缶1との間を電気的に接続することができるが、支え板22と金属缶1との間に螺子か介在し、螺合状態によっては、大きさの異なる電気抵抗が直列に接続されたようになるので、外部接続は金属筒2で行い、蓋体11と金属缶1との間に絶縁パッキンを介在させることができる。
図1の実施形態の螺合手段は、水溜タンク10側に螺子穴11bを、センサ本体20側に螺子部22bをそれぞれ形成するようにしているが、これとは逆に、水溜タンク10側に螺子部を、センサ本体20側に螺子穴をそれぞれ形成するようにしてもよく、その実施形態を図2に示す。
図2の実施形態では、水溜タンク10は、上端部が絞られその外周に螺子部1b、内周に水蒸気導出孔1cがそれぞれ形成された金属缶1によって形成されている。センサ本体20は、支え板22の外周底部が金属缶1の外周面に接する内周面を有する金属筒2の上部のくびれ部2bで下支えされ、金属筒2の上端部がかしめられて、上部のキャップ23と下部の支え板22とその間のMEA21とから構成され、くびれ部2bの下方に、水溜タンク10を収容するタンク収容部20aが形成されている。
支え板22には、その底部中央からタンク収容部20a内に突出された突出部22bに、水蒸気導入孔22aと同心にこの導入孔に連通する螺子穴22cが形成されている。センサ本体20の螺子穴22cに水溜タンク10の上端部の螺子部1bを螺合することによって、水蒸気導出孔1cが水蒸気導入孔22aに連通されて、センサ本体20と水溜タンク10が分離可能に連結され一体化される。
水溜タンク10の螺子部1bとセンサ本体20の螺子穴22cとからなる螺合手段は、螺子穴22cに螺子部1bを螺合させることによって、センサ本体20と水溜タンク10を分離可能に連結し一体化する連結手段を構成している。水溜タンク10とセンサ本体20の連結を水密に行うため、螺子穴22c内にシール材13が収容されている。
金属筒2のくびれ部2b下方に形成されたタンク収容部20a内には、連結された水溜タンク10が収容されるが、この収容状態で、水溜タンク10の外周面と金属筒2の内周面が互いに接触し、金属缶1と金属筒2の径方向の移動が相互に規制されている。従って、螺子穴22cと螺子部1bの螺合によるセンサ本体20と水溜タンク10との連結部に、センサ本体20と水溜タンク10が金属缶や金属筒の径方向に相互に動くことによって外力が加えられ、連結部が損なわれることがない。また、タンク収容部20aは、支え板22を介してMEA21の対極が電気的に接続されているので、螺合の具合によって電気抵抗が変化する螺合手段を介して電気接続される水溜タンク10に代わって外部接続のための部材として利用できる。
連結手段の構成を除く図2の構成を図1のセンサ本体に適用することによって、図1の実施の形態においても、タンク収容部20aを有することによる作用効果が得られる。
図1及び図2の実施形態では、連結手段を螺合手段で構成しているが、凹凸嵌合係止手段によって、センサ本体20と水溜タンク10を分離可能に連結することもできる。図3は、凹凸嵌合係止手段の実施形態を示し、図示の例では、蓋体11が樹脂成形によって形成され、図1の蓋体11に螺子穴に代えて嵌合穴11cが形成され、嵌合穴11cの内壁底部に沿って、アンダーカットによって係止凹部11dが形成されている。一方、センサ本体20の支え板22には、図1の螺子部22bに代えて嵌合穴11cに嵌合する嵌合突部22eが形成され、嵌合突部22eの外周底部に沿って、係止凹部11dと係合する係止凸部22fが形成されている。嵌合穴11cに対する嵌合突部22eの嵌合は圧入によって行われ、係止凸部22fが係止凹部11dの内壁を弾性変形させることによって係止凹部11dに係止されることで、センサ本体20と水溜タンク10が分離可能に連結されて一体化される。
なお、図3の実施の形態において、連結手段の構成を除く図2の構成を図3のセンサ本体に適用することによって、図3の実施の形態においても、タンク収容部20aを有することによる作用効果が得られる。
図1乃至図3の実施形態では、センサ本体20と水溜タンク10を連結手段によって分離可能に連結し一体化しているが、センサ本体20と水溜タンク10を分離することなく、図4に示すように、水溜タンク10の底部になる金属缶1の底の中心に水溜タンク10内に水を補給する補給口1dが設けられ、この補給口1dが水溜タンク10に着脱自在に装着される栓手段30によって水密に塞がれるようにしても良い。なお、図5は栓手段30の上面図である。
図4の実施形態では、水溜タンク10を形成している金属缶1の下部にくびれ部による係合凹部1eが形成されている。水溜タンク10に着脱自在に装着される栓手段30は、装着の際、水タンク10の底部が嵌合され相対位置出しをする円形の嵌合凹部31を有し、円形凹部31の対向縁に、水溜タンク10の係合凹部1eに係合する係合凸部32aを自由端に有する一対の弾性係止片32が起立され、樹脂の一体成形によって形成されている。嵌合凹部31に水溜タンク10の底部を嵌合させたとき、弾性係止片32が弾性変形されて係合凸部32aが水溜タンク10の係合凹部1eに弾性係合されることで、栓手段30が水溜タンク10に着脱自在に装着される。嵌合凹部31の中心部には、この装着状態で、補給口1dの周囲の窪み1fに加圧状態で突き当てられ補給口1dを塞ぐ栓33が突出されて一体に形成されている。なお、34は弾性係止片32を成形するための孔である。
この構成によって、栓手段30は、一対の弾性係止片32を弾性変形させることで、水溜タンク10に着脱自在に装着され、装着状態で、補給口1dを水密に塞ぐことができるので、水溜タンク10の水がなくなったとき、栓手段30を外して補給口1dから水を補給し、栓手段30を装着することで、廃棄することなく再利用することができる。
図4の実施形態では、金属缶1の係合凹部1eを金属缶1の下部に形成したくびれ部により構成しているが、図6に示すように、金属缶1の上部に形成したくびれ部1aを係合凹部として利用してもよい。この場合、図5に示すものに比べて、栓手段30の嵌合凹部31を深くするとともに弾性係止片32を長くするだけでよいが、水溜タンク10に対する栓手段30の装着は安定するようになる。
上述した実施形態では、栓33は一体成形によって形成しているが、これに代えてゴム栓を嵌合凹部31の中心部に取り付け、ゴム栓の弾性変形も補給口1dを水密に塞ぐために利用するようにしてもよい。
なお、上述した栓手段は取り外して再利用できるものとして構成されているが、水密が保たれるものであるなら、剥がし自在に貼り付けられることで装着自在の単純なシール材であってもよい。
本発明による液体電気化学式COガスセンサの一実施の形態を示す断面図である。 本発明による液体電気化学式COガスセンサの他の実施の形態を示す断面図である。 本発明による液体電気化学式COガスセンサのさらに他の実施の形態を示す断面図である。 本発明による液体電気化学式COガスセンサの別の実施の形態を示す断面図である。 図4の液体電気化学式COガスセンサの一部分の上面図である。 図4の実施の形態の一部分を変更した断面図である。 従来の液体電気化学式COガスセンサの一例を示す断面図である。 図7の液体電気化学式COガスセンサの一部分の詳細を示す断面図である。
符号の説明
1b 螺子部(連結手段、螺子手段)
10 水溜タンク
11b 螺子穴(連結手段、螺子手段)
11d 係止凹部(連結手段、嵌合係止手段)
20 センサ本体
20a タンク収容部(筒状部)
22b 螺子部(連結手段、螺子手段)
22c 螺子穴(連結手段、螺子手段)
22f 係止凸部(連結手段、嵌合係止手段)
30 栓手段

Claims (5)

  1. プロトン導電体膜とその電極とを挟むようにして構成したセンサ本体20と、該センサ本体に供給する水蒸気を発生する水を溜める水溜タンク10とを一体化してなる液体電気化学式COガスセンサにおいて、
    前記センサ本体と前記水溜タンクを分離可能に連結し一体化する連結手段11b、22bを有する
    ことを特徴とする液体電気化学式COガスセンサ。
  2. 前記連結手段は、螺合によって前記センサ本体と前記水溜タンクを分離可能に連結する螺合手段11b、22b、1b、22cである
    ことを特徴とする請求項1記載の液体電気化学式COガスセンサ。
  3. 前記連結手段は、凹凸嵌合係止によって前記センサ本体と前記水溜タンクを分離可能に連結する嵌合係止手段11d、22fである
    ことを特徴とする請求項1記載の液体電気化学式COガスセンサ。
  4. 前記センサ本体に、前記センサ本体と前記水溜タンクの連結部を覆い、前記水溜タンクの外周に内周が外接ずる筒状部20aを延設した
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の液体電気化学式COガスセンサ。
  5. プロトン導電体膜とその電極とを挟むようにして構成したセンサ本体と、該センサ本体に供給する水蒸気を発生する水を溜める水溜タンクとを一体化してなる液体電気化学式COガスセンサにおいて、
    前記水溜タンクの底部に設けられ、前記水溜タンク内に水を補給する補給口と、前記水溜タンクに着脱自在に装着され、前記補給口を水密に塞ぐ栓手段30とを有する
    ことを特徴とする液体電気化学式COガスセンサ。
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