JP2008143302A - In-cabin structure of vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両の車室内構造に関し、車体構造の技術分野に属する。 The present invention relates to a vehicle interior structure of a vehicle, and belongs to the technical field of vehicle body structure.
従来より、車両後部のフロアに、後方側が高くなるようにキックアップ部が設けられ、該キックアップ部後方の後部フロア部上に後席シートが配置され、前記キックアップ部前方の底部フロア部上に後席乗員の足を載置する空間が設けられた車両が存在している。例えば特許文献1には、このような車両において、後席シート近傍に荷物を収納可能とするために、後席シートのシートクッションの前縁部下方でキックアップ部前方の空間に収納部を設けることが開示されている。
しかし、前記特許文献1に記載のもののような構造とする場合には、底部フロア部への足の載置に邪魔にならないようにする必要がある。また、後席シートを後部フロア部で確実に支持するために、キックアップ部を後席シートの例えば後部側下方等に設けるのは困難である。したがって、収納部の前後長はあまり大きくできず、十分な収容空間を確保することができない。
However, in the case of a structure such as that described in
そこで、前記後席シートを、シートクッションを略起立させてシートバックの前面に重ねたチップアップ状態とすることが可能に構成して、後部フロア上面に荷物を載置可能とすることが考えられる。 In view of this, it is conceivable that the rear seat can be configured to be in a tip-up state in which the seat cushion is substantially erected and overlapped with the front surface of the seat back so that luggage can be placed on the upper surface of the rear floor. .
しかし、この場合においても、後部フロア部上面の前後長よりも大きい荷物の載置は困難である。 However, even in this case, it is difficult to place a load larger than the front and rear length of the upper surface of the rear floor portion.
そこで、本発明は、車両後部のフロアの荷物の載置性を改善可能な車室内構造を提供することを課題とする。 Then, this invention makes it a subject to provide the vehicle interior structure which can improve the mounting property of the luggage | load of the floor of a vehicle rear part.
前記課題を解決するため、本発明は次のように構成したことを特徴とする。 In order to solve the above problems, the present invention is configured as follows.
まず、本願の請求項1に記載の発明は、車両後部のフロアに後方側が高くなるようにキックアップ部が設けられており、かつ該キックアップ部後方の後部フロア部上に後席シートが配置されていると共に、前記キックアップ部前方の底部フロア部上に後席乗員の足を載置する空間が設けられた車両の車室内構造であって、前記後席シートは、シートクッションを略起立させてシートバックの前面に重ねたチップアップ状態とすることが可能に構成されていると共に、前記後席シートと前記後部フロア部との間に平板状のボード部材が配設され、該ボード部材は、後席シート下部に位置する収納位置と、前記チップアップ状態において、前記底部フロア部を、前記後部フロア部上面とほぼ同じ高さ位置で覆うカバー位置とに選択的に移動可能に構成されていることを特徴とする。
First, in the invention according to
つぎに、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の車両の車室内構造において、前記ボード部材は、車両前後方向に摺動可能に支持するスライド機構を介して前記後部フロア部に取り付けられていることを特徴とする。 Next, according to a second aspect of the present invention, in the vehicle interior structure of the first aspect, the board member is configured to support the rear floor portion via a slide mechanism that is slidably supported in the vehicle front-rear direction. It is attached to.
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項1に記載の車両の車室内構造において、前記ボード部材は、平面視で略方形状とされて、車幅方向に延びる一端辺部側が前記後部フロア部に枢支されていると共に、前記収納位置では、他の端辺部が前記一端辺部よりも後方に位置するように後部フロア部に載置され、この収納位置から、他の端辺部が前記一端辺部よりも前方に位置するように該一端辺部側を中心として回動させることにより、前記カバー位置に移動するように構成されていることを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in the vehicle interior structure according to the first aspect, the board member has a substantially rectangular shape in plan view, and one end side extending in the vehicle width direction is the side of the board member. While being pivotally supported by the rear floor portion, in the storage position, the other end side portion is placed on the rear floor portion so as to be located rearward of the one end side portion. It is configured to move to the cover position by rotating around the one end side so that the side is positioned forward of the one end.
そして、請求項4に記載の発明は 前記請求項1に記載の車両の車室内構造において、前記ボード部材は、前記シートクッションの下部または前記後部フロア部に取り外し可能に取り付けられており、前記カバー位置へは、取り外して移動させることにより配設されることを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, in the vehicle interior structure of the first aspect, the board member is detachably attached to a lower portion of the seat cushion or the rear floor portion, and the cover The position is arranged by being removed and moved.
また、請求項5に記載の発明は、前記請求項1から請求項4のいずれかに記載の車両の車室内構造において、前記ボード部材は、カバー位置では、前記底部フロア部の車幅方向中央で上方へ膨出するフロアトンネル部の上部に、その下面が当接することにより支持されることを特徴とする。 According to a fifth aspect of the present invention, in the vehicle interior structure of the vehicle according to any one of the first to fourth aspects, the board member is located in the vehicle width direction center of the bottom floor portion at the cover position. The upper surface of the floor tunnel portion that bulges upward is supported by contacting the lower surface thereof.
そして、請求項6に記載の発明は、前記請求項1から請求項5のいずれかに記載の車両の車室内構造において、前記ボード部材は、カバー位置では、車幅方向左右の端部がサイドシルにより支持されることを特徴とする。 According to a sixth aspect of the present invention, in the vehicle interior structure according to any one of the first to fifth aspects of the present invention, the board member has a side sill at the left and right ends in the vehicle width direction at the cover position. It is characterized by being supported by.
まず、請求項1に記載の発明によれば、後席シートを、シートクッションを略起立させてシートバックの前面に重ねたチップアップ状態とすることが可能となる。その場合に、前記後席シートと前記後部フロア部との間に平板状のボード部材が配設され、該ボード部材は、後席シート下部に位置する収納位置と、前記チップアップ状態において、前記底部フロア部を、前記後部フロア部上面とほぼ同じ高さ位置で覆うカバー位置とに選択的に移動可能に構成されているから、カバー位置に移動させることにより、後部フロア部と底部フロア部とに亘る、後部フロア部とほぼ同じ高さのフラットなフロア領域が形成されることとなる。つまり、広いフラットな荷物置き場が形成されることとなり、より大きな荷物等の載置性が向上することとなる。 First, according to the first aspect of the present invention, the rear seat can be placed in a tip-up state in which the seat cushion is substantially erected and overlapped with the front surface of the seat back. In that case, a plate-like board member is disposed between the rear seat and the rear floor portion, and the board member is located at the lower position of the rear seat and in the tip-up state, Since the bottom floor portion is configured to be selectively movable to a cover position covering substantially the same height as the upper surface of the rear floor portion, by moving to the cover position, the rear floor portion and the bottom floor portion Thus, a flat floor region having the same height as that of the rear floor portion is formed. That is, a wide flat luggage storage area is formed, and the placement of larger luggage or the like is improved.
つぎに、請求項2に記載の発明によれば、前記ボード部材は、車両前後方向に摺動可能に支持するスライド機構を介して前記後部フロア部に取り付けられているから、収納位置からカバー位置へは前方にスライドさせることにより移動させることができる。また、ボード部材を収納位置からカバー位置へ摺動させる際の移動軌跡と後席シートのシートクッションをチップアップ状態とするときの移動軌跡とが干渉することがない。
Next, according to the invention described in
また、請求項3に記載の発明によれば、前記ボード部材を、回動させるだけで、収納位置とカバー位置とに移動させることができる。つまり、簡単な構成でフラットな拡大フロア領域を形成して、請求項1の作用効果を達成することができる。
According to the invention described in
そして、請求項4記載の発明によれば、前記ボード部材を、取り外すことにより容易にカバー位置に移動させることができる。つまり、簡単な構成でフラットな拡大フロア領域を形成して、請求項1の作用効果を達成することができる。
And according to invention of
また、請求項5に記載の発明によれば、前記ボード部材は、カバー位置では、前記底部フロア部の車幅方向中央から上方へ膨出するフロアトンネル部の上部にその下面が当接することにより支持されるから、ボード部材上に載置された荷物の荷重に効果的に抗することができる。
According to the invention described in
そして、請求項6に記載の発明によれば、前記ボード部材は、カバー位置では、車幅方向端部がサイドシルにより支持されるから、ボード部材上に載置された荷物の荷重に効果的に抗することができる。
According to the invention of
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。 First, a first embodiment of the present invention will be described.
図1、図2に示すように、本車両の車室のフロア1の後部側には、縦面でなるキックアップ部2が設けられている。キックアップ部2の上端から後方に、略水平な平面状の後部フロア部3が形成されている。キックアップ部3の下端から前方に、略水平な平面状の底部フロア部4が形成されている。これにより、後部フロア部3は、底部フロア部4よりも地上高が高くなっている。底部フロア部4の前部はフロア1の前部側に連続している。フロア1には、車幅方向中央において車両前部側からキックアップ部3まで車両前後方向に延び、上方に膨出するトンネル部5が形成されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, a kick-
フロア1の左右両側端部は、車体側部6(車体側部6は、周知のようにインナパネルとアウタパネル等により構成されているが、図2においては、インナパネルのみを図示している)の下部を構成して車両前後方向に延びるサイドシル15のインナパネル15aに接合されている後部フロア部3の車幅方向両側端側は、底部フロア部4とほぼ同一高さとされることにより(図4、図6参照)、サイドシル15に接合されている。
The left and right end portions of the
後部フロア部3上には、車体側部6の後部に設けられた後部乗降用開口部7の側方において、図示しないシートフレーム機構を介して後席シート10が固定されている。この後席シート10は、ベンチシートタイプのものであると共に、図3に示すように、シートクッション11が、前記シートフレーム機構により、シートバック12の前方で重ねた状態にチップアップ(跳ね上げ)可能に構成されている。なお、このように、跳ね上げた状態を適宜チップアアップ状態という。
On the
また、フロア1の前部側には、車体側部6の前部に設けられた前部乗降用開口部8の側方において、前席シート20が固定されている。なお、前席シート20は、図面においては、便宜上二点鎖線で表している。
A
そして、この前席シート20と後席シート10との間の前記底部フロア部4に、後席乗員の足が載置可能となっている。
The feet of the rear seat occupant can be placed on the
後席シート(シートクッション)10の下面と後部フロア部3の上面との間には、隙間が設けられて、平板状のボード部材30が配設されている。このボード部材は、複数のスライドレール機構40…40を介して、図1、図2に示すように後席シート10の下方に収納される収納位置と、底部フロア部4の上方を、後部フロア部3の上面高さとほぼ同じ高さで覆うカバー位置(図12、図13参照)との間で前後に移動可能に後部フロア部3に支持されている。
A
スライドレール機構40は、ボード部材30の幅方向両端部近傍と中央部の3箇所に設けられており、図4に示すように、後部フロア部3に、前後方向に形成された溝部3aに嵌合固定されたロワレール41と、該ロワレール41に対して前後に摺動可能に嵌合されたアッパレール42と、該アッパレール42の上面に立設されると共に、その上端がボード部材30の下面に固定された軸部材43とを有している。
The
また、この車両には、図2に示すように、前記カバー位置に移動したボード部材30の、左右両側端部前部及び前端部を支持及び係止するための、左右一対の側端部支持機構50,50及び前端部支持機構60が備えられている。
In addition, as shown in FIG. 2, the vehicle has a pair of left and right side end supports for supporting and locking the left and right side front ends and the front end of the
側端部支持機構50は、図5、図6に示すように、前部乗降用開口部8と後部乗降用開口部7との間で上下に延びるBピラー9のインナパネル9a(なお、Bピラー9はアウタパネル等も有するが、便宜上インナパネル9aのみ図示している)の下部に設けられた略方形状の開口部9bと、該開口部9bの車外側及び下端側において該インナパネル9aに支持され、車両前後方向に延びる軸部材51と、該軸部材51に下端側が挿通され、下端側を中心として回動可能に支持された板状の支持部材52とを有している。
As shown in FIGS. 5 and 6, the side
支持部材52の車内側の面の下端側には、突出部52aが設けられており、この突出部52aは、支持部材52が二点鎖線で示すように車内側に回動したときに、インナパネル9aの車内側の面に当接するようになっており、これにより、これ以上の支持部材52の回動が規制されるようになっている。
A
また、支持部材52の車外側の面の上端側には、車両前後方向に延びる板状突出部52bが形成されていると共に、ボード部材30の前端部における左右両端側下面にはそれぞれ前端から後方に延びる溝部30a,30aが形成されている(図2参照)。そして、支持部材52を二点鎖線で示すように突出部52aがインナパネル9aの車内側の面に当接するまで回動させた状態で、ボード部材30を前方にスライドさせてカバー位置に移動させたときに、前記溝部30aに板状突出部52bが係合するようになっており、これにより、カバー位置にあるボード部材30の前端側の車幅方向のがたつきが防止されるようになっている。また、このような構成によれば、ボード部材30をカバー位置としない場合は、支持部材52を実線で示す状態、すなわち収納状態としておくことにより、乗員の足を底部フロア部4に載置するときの邪魔となるのが防止される。なお、後端側の車幅方向のがたつきは、ボード部材30の後端側が前記スライドレール機構40で支持されていることにより防止される。また、本実施の形態においては、側端部支持機構50をBピラー9のインナパネル9aに設けているが、該インナパネル9aの車内側にピラートリムが存在する場合は、該ピラートリムに設けてもよい。
In addition, a plate-
前端部支持機構60は、図7、図8に示すように、センターコンソール61の後端部に設けられており、該後端部の略車両前後方向を指向する縦壁部62に設けられた開口部62aと、該開口部62aの前方側及び下端側において該縦壁部62に支持され、車幅方向に延びる軸部材63と、該軸部材63に下端側が挿通されると共に、下端側を中心として回動可能に支持され、前記開口部62aを塞ぐ平板蓋状の支持部材64と、該支持部材64の上部に設けられて前後に貫通する孔部64aと、該支持部材64の車両後方側の面の下端側に支持され、車幅方向に延びる軸部材65と、該軸部材65に下端側が挿通されて下端側を中心として回動可能に支持されると共に、支持部材64に沿って上下に延びる基部66aとその上端において車両前方側に折曲してなるカギ状折曲部66aとを有して、該カギ状折曲部66aが前記支持部材64の孔部64aに係合可能な係合部材66と、該係合部材66を図8において反時計回り方向(矢印で示す方向)に付勢する図示しない付勢手段と、フロア1のトンネル部5の上面部5aに形成され、図8に示すように、支持部材64及び係合部材66が回動可能なように形成された凹部5bとを有している。
As shown in FIGS. 7 and 8, the front
係合部材66は、支持部材64に基部66aが沿った状態において、カギ状折曲部64bの先端が、支持部材64の孔部64aを貫通して突出するように形成されている。また、トンネル部5の上面部5aの凹部5bには、図9に示すように支持部材64を後方に回動させた状態で、前記支持部材64の上端部(後端部)に当接することにより、該支持部材64のそれ以上の回動を規制する規制面部5cが形成されている。なお、この規制面部5cと上面部5aとの上下段差は、支持部材64の厚みと同じまたは若干大きくされていると共に、前記軸部材63の配設位置は、支持部材64の上面(図9において)と、上面部5aとがほぼ面一となるように構成されている。また、係合部材66のカギ状折曲部66bの先端部には、図9のように回動した状態において、後方側が低くなる傾斜面66cが形成されている。
The
このような構成によれば、前記ボード部材30をカバー位置に移動させるために前方にスライドさせていくと、図10に示すように、ボード部材30の前端が係合部材66のカギ状折曲部66bの傾斜面66cに当接して係合部材66が時計回り方向に徐々に回動し、さらにボード部材30を前方にスライドさせて、該ボード部材30の前端部中央下面に形成された係合穴30bが、係合部材66のカギ状折曲部66b位置にまで来ると、付勢手段の付勢力により、図11に示すように、係合部材66が反時計回り方向に回動して、支持部材64の孔部64a、及びボード部材30の前記係合穴30bに係合し、ボード部材30の前端側が係止されるようになっている。
According to such a configuration, when the
また、トンネル部5の上面部5aの上面は、後部フロア部3の上面と略同じ高さでほぼ面一となるように形成されており、これにより、ボード部材30を図12、図13に示すように、カバー位置にまで移動させたときに、ボード部材30における前記後部フロア部3よりも前方の部位の車幅方向中央部下面がトンネル部5の上面部5aに当接して、ボード部材30の前部側が支持されるようになっている。
Further, the upper surface of the
次に、本実施の形態の作用について述べる。 Next, the operation of this embodiment will be described.
まず、乗員が後席シート10に着座する場合は、図1に示すように、ボード部材30を収納位置に収納すると共に、シートクッション11を基準位置(図1に示す位置)に配置する。こうすることにより、乗員が後席シート10に着座すると共に、足をキックアップ部2前方の底部フロア部4に載置することができる。
First, when the occupant sits on the
一方、乗員がフロア1の後部側に荷物等を載置する場合は、まず後席シート10のシートクッション11を図3に示すように、基準位置からシートバック12に重なるチップアップ位置に回動させる。次いで、左右の側端部係合機構50,50の支持部材52を、図6に二点鎖線で示す支持位置にまで回動させて移動させると共に、中央部支持機構60の支持部材64及び係合部材66を回動させて、図9に示す支持位置に移動させる。なお、側端部係合機構50,50と中央部支持機構60とのいずれの機構から行ってもよい。次いで、ボード部材30を収納位置からカバー位置に向けてスライド移動させる。そして、前端位置にまでスライドされると、、図12、図13に示すように、ボード部材30の左右両端部の溝部30a,30aと側端部係合機構50の支持部材52の板状突出部52bとが係合すると共に、ボード部材30の前端部中央の係合孔30bと中央部係合機構60の係合部材66のカギ状折曲部66bとが係合し、カバー位置に固定される。そして、これにより、後部フロア部3と底部フロア部4とに亘る、後部フロア部3とほぼ同じ高さのフラットなフロア領域が形成されることとなる。つまり、広いフラットな荷物置き場が形成されることとなり、より大きな荷物等の載置性が向上することとなる。
On the other hand, when the occupant places a load or the like on the rear side of the
また、このカバー位置においては、図14に示すように、ボード部材30の車幅方向中央部が、トンネル部5の上面部5aに当接することにより支持される。したがって、ボード部材30上に載置された荷物の荷重に効果的に抗することができる。
Further, at the cover position, as shown in FIG. 14, the center part in the vehicle width direction of the
また、ボード部材30は、車両前後方向に摺動可能に支持するスライド機構40…40を介して後部フロア部3に取り付けられているから、収納位置からカバー位置へは前方にスライドさせることにより移動させることができ、ボード部材30を収納位置からカバー位置へ摺動させる際の移動軌跡と後席シート10のシートクッション11をチップアップ状態とするときの移動軌跡とが干渉することがない。
Further, since the
なお、ボード部材の材質は、樹脂材、金属材、木質材等のいずれでもよく、用途、耐荷重性能等を考慮して適宜選択すればよい。なお、樹脂材を用いれば、軽量、安価なボード部材を実現でき、金属材を用いれば、ボード部材の厚みを薄くして、シートクッションの座面を低くしたり、シートクッション厚を厚くすることができる。 The material of the board member may be any of a resin material, a metal material, a wood material, and the like, and may be appropriately selected in consideration of the application, load bearing performance, and the like. In addition, if a resin material is used, a lightweight and inexpensive board member can be realized, and if a metal material is used, the thickness of the board member is reduced, the seat cushion seat surface is lowered, or the seat cushion thickness is increased. Can do.
次に、第2の実施の形態について説明する。なお、車体構成は、第1の実施と同一またはほぼ同一であり、必要な場合を除き説明を省略すると共に、必要な場合は同一の符号を用いて説明する。また、その他のものにおいても、第1の形態と同一または類似のものについては、同一の符号を用いて説明する。第3、第4の実施の形態において同様とする。 Next, a second embodiment will be described. The configuration of the vehicle body is the same as or substantially the same as that of the first embodiment, and a description thereof will be omitted except when necessary and will be described using the same reference numerals when necessary. In addition, the same or similar parts as those in the first embodiment will be described using the same reference numerals. The same applies to the third and fourth embodiments.
第2の実施の形態においては、ボード部材130は、図15、図16に示すように、平面視で方形状とされて、前後長が、キックアップ部2(縦面)前面と前記センターコンソール61の縦壁部61aとの間の前後方向距離と略同じまたは若干短くされている。そして、シートクッション11の前部下方に配設されていると共に、左右両側端部の前部において、ヒンジ機構140、140を介して、後部フロア部3の車幅方向両端から下方に延びる縦面部3a,3aに支持されている。このヒンジ機構140は、一端が、前記縦面部3aに回動可能に支持され、他端がボード部材130の車幅方向両端部端面に回動可能に支持されたヒンジ部材141を有し、ボード部材130を車幅方向に延びる回動軸芯まわりに回動可能に支持している。なお、ヒンジ機構140は、ボード部材130を収納位置からカバー位置へ移動させるための機構として、第1の実施の形態のスライド機構40に代えて設けられたものである。
In the second embodiment, as shown in FIGS. 15 and 16, the
なお、本実施の形態においては、トンネル部5の上面部5aの上面が、後部フロア部3の上面よりも、ボード部材130の厚みの分低くされており、図17、図18に示すように、ボード部材130がカバー位置に移動したときに、ボード部材130の上面と後部フロア部3の上面とが略面一となるように構成されている。
In the present embodiment, the upper surface of the
また、第1の実施の形態同様の側端部支持機構50,50及び中央部支持機構60がほぼ同位置に設けられていると共に、ボード部材130には溝部130a,130a(本実施の形態では、ボード部材130は前後スライドさせるものではないので、図16に示すように溝部130a,130aはボード部材130の前端から設ける必要はないが、前端から設けてもよい)及び係合穴130bが設けられており、これらの機構50,50,60により、ボード部材130がカバー位置にあるときに、その前端部及び左右両側端部が、第1の実施の形態同様、支持されるようになっている。また、このカバー位置においては、第1の実施の形態同様、ボード部材130の車幅方向中央部が、トンネル部5の上面部5aに当接することにより支持されるようになっている。
In addition, side
以上のように、第2の実施の形態においては、ボード部材130は、車幅方向に延びる一端辺部側がヒンジ機構140,140により後部フロア部3に枢支されていると共に、収納位置では、他の端辺部側が前記一端辺部よりも後方に位置するように後部フロア部3に載置され、この収納位置から、他の端辺部が前記一端辺部よりも前方に位置するように該一端辺部側を中心として回動させることにより、前記カバー位置に移動するように構成されている。
As described above, in the second embodiment, the
したがって、ボード部材130を、回動させるだけで、収納位置とカバー位置とに移動させることができる。つまり、簡単な構成でフラットな拡大フロア領域を形成して、第1の実施の形態で説明した作用効果を達成することができる。
Therefore, the
なお、この第2の実施の形態においては、ボード部材130の前後長が前述のように短いことにより、乗員のシートクッション11の後部の厚みが、第1の実施の形態の場合よりも、ボード部材130の分、厚くすることが可能である。これによれば、乗員が座ったときのクッション性が良好なものとなる。
In the second embodiment, since the longitudinal length of the
次に、第3の実施の形態について説明する。 Next, a third embodiment will be described.
第3の実施の形態においては、図19、図20に示すように、同厚さの2枚のボード部材230、230が重ねて設けられており、前後長が、第2の実施の形態同様に、キックアップ部2(縦面)前面と前記コンソール部61の縦壁部61aとの間の前後方向距離と略同じまたは若干短くされている。そして、これらのボード部材230,230は、前端部における車幅方向両端側において、ヒンジ機構240,240を介して、キックアップ部2(縦面部)に支持されている。このヒンジ機構240は、下端部が、前記キックアップ部2に固定されたブラケット241と、該ブラケット241の上端部に支持され、車幅方向に延びる軸部材242と、該軸部材242に一端が回動可能に支持され、多端が上側のボード部材230に固定された第1固定部材243と、軸部材242に一端が回動可能に支持され、多端が下側ボード部材230に固定された第2固定部材244とを有し、上側ボード部材230及び下側ボード部材230をそれぞれ軸部材242回りに回動可能に支持している。なお、ヒンジ機構240,240は、上側のボード部材230を収納位置からカバー位置へ移動させるための機構として、第1の実施の形態のスライドレール機構40…40に代えて設けられたものである。
In the third embodiment, as shown in FIGS. 19 and 20, two
そして、第1の実施の形態同様の側端部支持機構50,50及び中央部支持機構60がほぼ同位置に設けられていると共に、上側のボード部材230には溝部230a,230a(本実施の形態では、ボード部材230は前後スライドさせるものではないので、図20に示すように溝部230a,230aはボード部材230の前端から設ける必要はないが、前端から設けてもよい)及び係合穴130bが設けられており、これらの機構50,50,60により、図21、図22に示すように上側のボード部材230がカバー位置にあるときに、その前端部及び左右両側端部が、第1の実施の形態同様、支持されるようになっている。また、このカバー位置においては、第1の実施の形態同様、ボード部材230の車幅方向中央部が、トンネル部5の上面部5aに当接することにより支持されるようになっている。
Side
以上のように、第3の実施の形態においては、ボード部材230,230は、車幅方向に延びる一端辺部側がヒンジ機構240,240により後部フロア部3に枢支されていると共に、前記収納位置では、他の端辺部側が前記一端辺部よりも後方に位置するように後部フロア部3に載置され、この収納位置から、他の端辺部が前記一端辺部よりも前方に位置するように該一端辺部側を中心として回動させることにより、前記カバー位置に移動するように構成されている。
As described above, in the third embodiment, the
したがって、上側のボード部材230を、回動させるだけで、収納位置とカバー位置とに移動させることができる。つまり、簡単な構成でフラットな拡大フロア領域を形成して、第1の実施の形態で説明した作用効果を達成することができる。
Therefore, the
なお、この第3の実施の形態においては、ボード部材230,230の前後長が前述のように短いことにより、シートクッション11の後部の厚みが、第1の実施の形態の場合よりも、ボード部材230の分、厚くすることが可能である。これによれば、乗員が座ったときのクッション性が良好なものとなる。
In the third embodiment, since the front and rear lengths of the
また、第3の実施の形態においては、後部フロア部3の前部には、下方に凹ませた物品収容部3b,3bが形成されており、下側のボード部材230は、この物品収容部3b,3bの蓋を構成している。これによれば、上側のボード部材230をカバー位置に移動させたとしても、物品収容部3b,3bが下側のボード部材230によりふさがれることとなり、その結果、物品収容部3b,3bを設けたとしても、フラットな領域が形成されることとなる。
Further, in the third embodiment,
次に、第4の実施の形態について説明する。 Next, a fourth embodiment will be described.
第4の実施の形態においてはボード部材330は、図23、図24に示すよう第2の実施の形態同様、前後長が、キックアップ部2(縦面)前面と前記センターコンソール61の縦壁部61aとの間の前後方向距離と略同じまたは若干短くされている。
In the fourth embodiment, as shown in FIGS. 23 and 24, the
また、シートクッション11の下面には、下方に突出する4つの突起部341a…341aが、車幅方向両端側において前後に2ケ所ずつ設けられていると共に、ボード部材330には、突起部341a…341aに対応する位置に該突起部341aよりも若干径が小さい穴部330c…330cがそれぞれ設けられ、これらの突起部341a…341aと穴部330c…330cとが嵌合することにより、ボード部材330がシートクッション11の下面に固定されるようになっている。この嵌合は、人力で外すことができる程度の嵌合力によりなされている。なお、これらの突起部341a…341a及び穴部330c…330cは、ボード部材330を収納位置からカバー位置へ移動可能とするための機構として、第1の実施の形態のスライド機構40に代えて設けられたものである。
The lower surface of the
また、本実施の形態においては、キックアップ部3の左右両端部に、前記側端部支持機構50とほぼ同様の構成の後端部支持機構370が設けられており、図25に示すように、該後端部支持機構370の支持部材372を車両前方に回動させて、該支持部材372の突出部372aを、ボード部材330の後端側に設けられた穴部330dに係合させることにより、カバー位置において、ボード部材330の後端部を支持可能に構成されている。なお、支持部材372には、係止突起部372bが設けられており、該係止突起部372bがキッカップ部3の前面に当接することにより、これ以上の支持部材372の回動が規制されるようになっている。
In the present embodiment, rear
なお、第1の実施の形態同様の側端部支持機構50,50及び中央部支持機構60がほぼ同位置に設けられていると共に、ボード部材330には溝部330a,330a(本実施の形態では、ボード部材330は前後スライドさせるものではないので、図24に示すように溝部330a,330aはボード部材330の前端から設ける必要はないが、前端から設けてもよい)及び係合穴330bが設けられており、これらの機構50,50,60により、図25、図26に示すように上側のボード部材330がカバー位置にあるときに、その前端部及び左右両側端部が、第1の実施の形態同様、支持されるようになっている。また、このカバー位置においては、第1の実施の形態同様、ボード部材330の車幅方向中央部が、トンネル部5の上面部5aに当接することにより支持されるようになっている。
The side
この第4の実施の形態によれば、ボード部材330は、シートクッション11の下部に取り付けられているから、ボード部材330を取り外して移動させることにより容易にカバー位置に移動させることができる。つまり、簡単な構成でフラットな拡大フロア領域を形成して、第1の実施の形態で説明した作用効果を達成することができる。なお、本実施の形態においては、ボード部材330は、シートクッション11の下部に取り付けられているが、後部フロア部3に取り外し可能に取り付けられてもよい。
According to the fourth embodiment, since the
なお、この第4の実施の形態においては、ボード部材330の前後長が前述のように短いことにより、シートクッション11の後部の厚みが、第1の実施の形態の場合よりも、ボード部材330の分、厚くすることが可能である。これによれば、乗員が座ったときのクッション性が良好なものとなる。
In the fourth embodiment, since the front and rear length of the
次に、第5の実施の形態について説明する。 Next, a fifth embodiment will be described.
この第5の実施の形態は、第1の実施の形態同様、図27〜図28に示すように、スライド機構440,440を介して、ボード部材430を車両前後方向に移動可能に支持するものであるが、車体の構造が第1の実施の形態とは異なっており、これに伴って、スライド機構440,440の配設位置が異なっている。
As in the first embodiment, the fifth embodiment supports the
すなわち、この第5の実施の形態においては、車体側部において前後方向に延びるサイドシル415,415が、第1〜第4の実施の形態の場合よりも、上下に長くされており、その上端が、後部フロア部403の上面やトンネル部405の上端よりも高い位置に位置している。そして、後部フロア部403は、両サイドシル410,410間においてほぼ同一高さとされている。
That is, in the fifth embodiment,
そして、スライド機構440,440は、図29に示すように、その側部が後部フロア部403の左右両端側において、サイドシル415,415のインナパネル415aに固定されている。
As shown in FIG. 29, the
また、側端部支持機構450,450は、図28に示すように、サイドシル415,415のインナパネル415a,415aに固定されている。中央部支持機構60は、第1の実施の形態同様、センターコンソール461の縦面部461aに設けられている。ボード部材430には、溝部430a,430a及び係合穴430bが設けられている。
Moreover, the side edge
そして、図30に示すように、ボード部材430をカバー位置にまでスライド移動させたときに、側端部前部が側端部支持機構450,450により支持されると共に、前端部中央が中央部支持機構60により支持され、後部側が左右のスライド機構440,440により支持されるようになっている。また、このカバー位置においては、図31に示すように、ボード部材430の車幅方向中央部がトンネル部405により支持されるようになっており、これにより、ボード部材430上に載置された荷物の荷重に効果的に抗することができる。
As shown in FIG. 30, when the
この第5の実施の形態によれば、ボード部材430は、カバー位置では、車幅方向端部がサイドシル415により支持されるから、ボード部材430上に載置された荷物の荷重に効果的に抗することができる。
According to the fifth embodiment, the
なお、第5の実施の形態においては、車体構造が異なるものにおいて、スライド機構を適用したものについて説明したが、スライド機構に代えて、第2、第3実施の形態で説明したヒンジ機構を適用したり、第4実施の形態のようにボード部材を取り外し可能に設けることも可能である。 In the fifth embodiment, a description has been given of the case where the slide mechanism is applied to a vehicle having a different body structure. However, the hinge mechanism described in the second and third embodiments is applied instead of the slide mechanism. Alternatively, the board member can be detachably provided as in the fourth embodiment.
なお、中央部支持機構60は、第1〜第5の実施の形態において共通としたが、スライド機構を有さない第2〜第4の実施の形態においては、係合部材を支持部材に対して回動可能に支持する必要はなく、付勢手段を削除して、係合部材を支持部材に固定あるいは一体としてもよい。
The
また、第5の実施の形態において、スライド機構440、側端部支持機構450を省略し、サイドシル415のインナパネル415a(トリムが設けられる場合は、そのトリム)自体にボード部材430をスライド可能に支持する段部をスライド可能範囲に刑しえしてボード部材430をスライド可能に構成することも可能である。
Further, in the fifth embodiment, the
本発明は、車両後部のフロアに後方側が高くなるようにキックアップ部が設けられており、かつ該キックアップ部後方の後部フロア部上に後席シートが配置されていると共に、前記キックアップ部前方の底部フロア部上に後席乗員の足を載置する空間が設けられた車両の車室内構造に広く適用可能である。 In the present invention, a kick-up portion is provided on the floor at the rear of the vehicle so that the rear side is higher, and a rear seat is disposed on the rear floor portion behind the kick-up portion, and the kick-up portion The present invention can be widely applied to a vehicle interior structure in which a space for placing a foot of a rear seat occupant is provided on the front bottom floor portion.
1 フロア
2 キックアップ部
3 後部フロア部
4 底部フロア部
5 トンネル部
10 後席シート
11 シートクッション
12 シートバック
15 サイドシル
30,130,230,330,430 ボード部材
40,440 スライドレール機構
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記後席シートは、シートクッションを略起立させてシートバックの前面に重ねたチップアップ状態とすることが可能に構成されていると共に、
前記後席シートと前記後部フロア部との間に平板状のボード部材が配設され、
該ボード部材は、後席シート下部に位置する収納位置と、前記チップアップ状態において、前記底部フロア部を、前記後部フロア部上面とほぼ同じ高さ位置で覆うカバー位置とに選択的に移動可能に構成されていることを特徴とする車両の車室内構造。 A kick-up portion is provided on the floor at the rear of the vehicle so that the rear side is higher, and a rear seat is disposed on the rear floor at the rear of the kick-up portion, and the bottom floor in front of the kick-up portion It is a vehicle interior structure of a vehicle provided with a space for placing a foot of a rear seat occupant on the section,
The rear seat is configured such that the seat cushion is substantially upright and can be placed in a tip-up state superimposed on the front surface of the seat back,
A flat board member is disposed between the rear seat and the rear floor portion,
The board member can be selectively moved between a storage position located below the rear seat and a cover position covering the bottom floor portion at substantially the same height as the upper surface of the rear floor portion in the tip-up state. A vehicle interior structure of a vehicle characterized by being configured as follows.
前記ボード部材は、車両前後方向に摺動可能に支持するスライド機構を介して前記後部フロア部に取り付けられていることを特徴とする車両の車室内構造。 The vehicle interior structure according to claim 1,
The vehicle interior structure of the vehicle, wherein the board member is attached to the rear floor portion through a slide mechanism that is slidably supported in the vehicle longitudinal direction.
前記ボード部材は、平面視で略方形状とされて、車幅方向に延びる一端辺部側が前記後部フロア部に枢支されていると共に、前記収納位置では、他の端辺部が前記一端辺部よりも後方に位置するように後部フロア部に載置され、この収納位置から、他の端辺部が前記一端辺部よりも前方に位置するように該一端辺部側を中心として回動させることにより、前記カバー位置に移動するように構成されていることを特徴とする車両の車室内構造。 In the vehicle interior structure according to claim 1,
The board member has a substantially square shape in plan view, and one end side extending in the vehicle width direction is pivotally supported by the rear floor portion, and at the storage position, the other end side is the one end side. It is placed on the rear floor part so as to be located rearward of the part, and from this storage position, the other side part is rotated around the one side part so that it is located forward of the one side part. A vehicle interior structure of a vehicle, wherein the vehicle interior structure is configured to move to the cover position.
前記ボード部材は、前記シートクッションの下部または前記後部フロア部に取り外し可能に取り付けられており、前記カバー位置へは、取り外して移動させることにより配設されることを特徴とする車両の車室内構造。 The vehicle interior structure according to claim 1,
The vehicle interior structure of the vehicle, wherein the board member is detachably attached to a lower portion of the seat cushion or the rear floor portion, and is disposed by being removed and moved to the cover position. .
前記ボード部材は、カバー位置では、前記底部フロア部の車幅方向中央で上方へ膨出するフロアトンネル部の上部に、その下面が当接することにより支持されることを特徴とする車両の車室内構造。 In the vehicle interior structure of the vehicle according to any one of claims 1 to 4,
In the vehicle interior of the vehicle, the board member is supported by a lower surface abutting on an upper portion of the floor tunnel portion that bulges upward in the vehicle width direction center of the bottom floor portion at the cover position. Construction.
前記ボード部材は、カバー位置では、車幅方向左右の端部がサイドシルにより支持されることを特徴とする車両の車室内構造。 In the vehicle interior structure of the vehicle according to any one of claims 1 to 5,
In the vehicle interior structure of the vehicle, the board member is supported by side sills at the cover position at the left and right ends in the vehicle width direction.
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KR20160026875A (en) | 2013-06-26 | 2016-03-09 | 닛산 가가쿠 고교 가부시키 가이샤 | Resist underlayer film forming composition containing substituted crosslinkable compound |
CN107487384A (en) * | 2016-07-15 | 2017-12-19 | 宝沃汽车(中国)有限公司 | Floor, rear floor structure assembly and automobile afterwards |
-
2006
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