JP2008142087A - 吊下鉢用鉢受及び吊下鉢セット - Google Patents

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Abstract

【課題】手入れが簡単な吊下鉢用鉢受及び吊下鉢セットを提供すること。
【解決手段】一方に開口する中空部20cを備える筒状の吊下鉢用鉢受20は、その周壁8と吊下鉢10の周壁6に挿通した複数の連結部材21によって吊下鉢10と一体化され、天井などに吊り下げられる。水やり時には、全ての連結部材21を外して吊下鉢用鉢受20を吊下鉢10から取り外し、吊下鉢用鉢受20を洗面台などへ持っていって水を入れ替えた後、吊下鉢用鉢受20を持って吊下鉢10の設置場所へ戻り、その後、吊下鉢用鉢受20の中空部20cに吊下鉢10を挿入して配置し、連結部材21で吊下鉢用鉢受20と吊下鉢10とを一体的に係合させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、吊下鉢に使用される吊下鉢用鉢受と、天井や軒下、スタンド、壁などに吊り下げられる吊下鉢セットと、に関する。
植物は、その形や色彩が美しく癒しの効果がある上に、空気清浄やマイナスイオンの発生など健康にも良い影響がある。このような植物を庭や鉢に植えて楽しむガーデニングが幅広い年齢層で人気を集めている。鉢植えされた植物は、庭だけでなく、マンションのベランダや屋内に観賞用として置かれている。鉢は、その形状によって植物の印象が変わるため、種類が多様化している。鉢の一形態として、天井や軒下、スタンド、壁などに吊り下げられて植物を空中で立体的に演出する吊下鉢がある。
吊下鉢は、植物に水やりをすると、土を通って汚れた水が水抜き孔から滴下する。滴下した水が床などに落ちると、部屋が汚れる。そのため、吊下鉢の植物に水やりする場合には、吊下鉢を天井等から取り外して洗面台などへ持って行く必要がある。しかし、水やりの度に吊下鉢を天井等から取り外すのは、面倒である。また、例えば吊下鉢の吊下部材を伝って植物が伸びた場合には、吊下鉢を天井等から取り外すことができない。
この点、図10及び図11に示す吊下鉢セット100は、スタンド110に紐104を介して吊り下げられる吊下鉢101に、鉢受102を紐103で連結している。このような吊下鉢セット100は、植物に与えた水が吊下鉢101の底部に形成した水抜き孔から鉢受102に流れ落ちて溜められる。そのため、例えば紐104を伝って植物が伸びても、吊下鉢101を天井等から取り外さずに植物に水やりすることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−9788号公報
しかしながら、従来の鉢受102は、紐103を介して吊下鉢101に固着され、吊下鉢101から分離できないため、手入れしにくかった。鉢受102に溜まった水は、土などで汚れ、そのまま放置すると異臭を発し、衛生上もよくない。このことは、室内に吊下鉢セット100を設置した場合に特に問題になる。よって、鉢受102に溜まった水を捨てたり、鉢受102を洗浄する必要がある。従来の鉢受102は、吊下鉢101に紐103で固着されているため、鉢受102に溜まった水を捨てる度に水を受けるバケツを準備しなければならなかった。また、従来の鉢受102は、洗浄時に吊下鉢101ごと天井等から取り外さなければならず、手間であった。しかも、従来の鉢受102は、植物が紐104を伝って伸びている場合には、吊下鉢101ごと天井等から取り外せず、洗浄できなかった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、手入れが簡単な吊下鉢用鉢受及び吊下鉢セットを提供することを目的とする。
本発明に係る吊下鉢用鉢受及び吊下鉢セットは、次のような構成を有している。
(1)植物が植栽され吊下部材を介して吊り下げられる吊下鉢に連結部材を介して連結される吊下鉢用鉢受において、一方に開口する中空部を備える筒状をなし、前記中空部に前記吊下鉢を挿入して配置するものであって、前記連結部材は、前記吊下鉢と前記吊下鉢用鉢受に着脱可能に係合するものであり、前記連結部材を前記吊下鉢と前記吊下鉢用鉢受とに係合したときに前記吊下鉢と一体化される。
(2)(1)に記載の発明において、前記中空部内で前記吊下鉢を位置決め保持する保持部を有する。
尚、保持部は、吊下鉢用鉢受と一体に設けてもよいし、吊下鉢用鉢受と別体に設けても良い。
(3)(1)又は(2)に記載の発明において、前記連結部材は、前記吊下鉢用鉢受の周壁と前記吊下鉢の周壁とに貫通して装着されるピン部材である。
(4)(1)又は(2)に記載の発明において、前記中空部が開口する開口部外周に沿ってフランジ部が設けられ、前記連結部材は、前記吊下鉢の内周面に当接して係止される第1係止部と、前記フランジ部に引っ掛けられる第2係止部とを有し、前記吊下鉢の周壁と前記鉢受の周壁とを挟み込むように保持するものである。
(5)(1)乃至(4)の何れか1つに記載の吊下鉢用鉢受を使用する吊下鉢セット。
(6)植物が植栽され吊下部材を介して吊り下げられる吊下鉢と、前記吊下鉢の底側に配置される吊下鉢用鉢受と、前記吊下鉢と前記吊下鉢用鉢受とを連結する連結部材と、を備える吊下鉢セットにおいて、前記吊下鉢は、第1係合部を備え、前記鉢受は、第2係合部を備え、前記連結部材は、前記第1係合部に係合する第1係止部材と、前記第2係合部に係合する第2係止部材と、前記第1係止部材と前記第2係止部材に固着された連結ベルトとを含む。
次に、本発明の吊下鉢用鉢受と吊下鉢セットの作用効果について説明する。
吊下鉢用鉢受は、連結部材を介して吊下鉢に係合されて吊下鉢と一体的に天井や軒下、スタンド、壁などに吊り下げられる。吊下鉢に植栽された植物に水やりをすると、余分な水が吊下鉢から吊下鉢用鉢受に流れ落ちて溜められる。このような吊下鉢用鉢受に溜まった水を捨てたり、吊下鉢用鉢受を洗浄する場合には、使用者は、吊下鉢用鉢受と吊下鉢から連結部材を外し、吊下鉢用鉢受を吊下鉢の底部側に移動させて吊下鉢から分離させる。そして、使用者は、吊下鉢用鉢受を洗面台などへ持っていき、吊下鉢用鉢受に溜まった水を捨てたり、吊下鉢用鉢受を洗浄する。その後、使用者は、吊下鉢用鉢受を持って吊下鉢の設置場所へ戻る。そして、使用者は、吊下鉢用鉢受の中空部に吊下鉢を挿入して配置し、連結部材を用いて吊下鉢用鉢受と吊下鉢とを一体的に係合させる。
このように、本発明の吊下鉢用鉢受及び吊下鉢セットは、連結部材を用いて吊下鉢用鉢受を吊下鉢に着脱できる。そのため、例えば植物が吊下部材を伝って伸びた場合でも、吊下鉢を天井等に吊り下げた状態で吊下鉢用鉢受を吊下鉢から取り外し、吊下鉢用鉢受に溜まった水を捨てたり、吊下鉢用鉢受を洗浄することができる。よって、本発明の吊下鉢用鉢受及び吊下鉢セットによれば、吊下鉢用鉢受を簡単に手入れすることができる。
また、吊下鉢用鉢受及び吊下鉢セットは、吊下鉢用鉢受の中空部内に設けた保持部が吊下鉢用鉢受を吊下鉢に対して位置決め保持しているので、例えば吊下鉢と共に天井等に吊り下げられた吊下鉢用鉢受に手をぶつけても、吊下鉢用鉢受が吊下鉢に対して傾き、水をこぼすことがない。
そして、例えば吊下鉢用鉢受の周壁と吊下鉢の周壁にピン部材を挿通して装着することにより吊下鉢と一体化するようにすれば、ピン部材の脱着のみで吊下鉢用鉢受と吊下鉢を簡単に非連結状態又は連結状態にすることができる。
また例えば、吊下鉢用鉢受は、中空部が開口する開口部外周に沿ってフランジ部が設けられ、連結部材の第1係止部を吊下鉢の内周面に当接させて係止させる一方、連結部材の第2係止部を吊下鉢用鉢受のフランジ部に係止させることにより、吊下鉢の周壁と吊下鉢用鉢受の周壁とを連結部材で挟むようにして、吊下鉢と一体化される。このような吊下鉢用鉢受及び吊下鉢セットは、連結部材を吊下鉢用鉢受と吊下鉢にワンタッチ装着して、吊下鉢用鉢受を吊下鉢に簡単に取り付けることができる。
更に、本発明の吊下鉢セットは、吊下鉢の第1係合部に連結部材の第1係止部材を係合させ、吊下鉢用鉢受の第2係合部に連結部材の第2係止部材を係合させることにより、吊下鉢と吊下鉢用鉢受を連結部材を介して連結させる。このように、吊下鉢セットは、連結部材の第1及び第2係止部材を吊下鉢の第1係合部と吊下鉢用鉢受の第2係合部に着脱して、吊下鉢用鉢受を吊下鉢に着脱自在に一体化するので、吊下鉢用鉢受を簡単に手入れすることができる。
次に、本発明に係る吊下鉢用鉢受及び吊下鉢セットの一実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る吊下鉢セット1の断面図である。図2は、図1に示す吊下鉢セット1の外観斜視図である。
吊下鉢セット1は、天井や軒下、スタンドなどに吊り下げられ、植物13を空中で演出するものである。吊下鉢セット1は、複数の連結部材21を用いて、吊下鉢10に吊下鉢用鉢受(以下「鉢受」と略記する。)20を着脱可能に取り付けている。
吊下鉢10は、樹脂を材質とする。吊下鉢10は、底部5の周りに周壁6を設け、一方に開口する筒状をなす。底部5には、複数の水抜き孔10cが形成されている。周壁6には、複数のフック孔10aが開設されている。吊下部材11は、複数のフック11bを各フック孔10aにそれぞれ引っ掛け、複数のフック11bにチェーン11cを介して結合するメインフック11aを天井や軒下、スタンド等に引っ掛けることにより、吊下鉢10を空中に配置する。また、吊下鉢10の周壁6には、複数の第1貫通孔10bが開設されている。第1貫通孔10bは、吊下鉢10の製造時に形成したものでもよいし、工具や後述する連結部材21を用いて事後的に形成したものでも良い。このような吊下鉢10は、土12を入れられ、植物13が植栽されている。
鉢受20は、樹脂を材質とする。鉢受20は、底部7の周りに周壁8を設け、一方に開口する中空部20cを形成している。鉢受20は、吊下鉢10が中空部20cに嵌め合わせるように挿入されて配置されている。中空部20cの内径寸法は、連結部材21鉢受20の周壁8と吊下鉢10の周壁6との間に形成される隙間を狭くするように設定されている。
また、環状位置決め部材23(保持部の一例)は、鉢受20の周壁8と吊下鉢10の周壁6との間に配置され、鉢受20が吊下鉢10に対して横ずれするのを防止する。環状位置決め部材23は、ゴムや樹脂など弾性力を有するものであり、鉢受20を吊下鉢10に対して同軸になるように位置調整する。尚、本実施形態では、環状位置決め部材23を1個設けているが、複数設けても良い。また、環状位置決め部材23に鉢受20の開口部側と底部側とを連通させて空気を出入りさせるための孔を形成しても良い。鉢受20の周壁8には、複数の第2貫通孔20aが形成されている。
連結部材21は、硬い樹脂又は金属など変形しにくい材料を材質とする。連結部材21は、第1及び第2貫通孔10b,20aに挿通される挿通部21aと、挿通部21aを鉢受20の周壁に係止させる頭部21bとを備えるピン状をなす。頭部21bは、例えばハート形にされ、装飾が施されている。連結部材21で連結された吊下鉢10と吊下鉢用鉢受20は、底部5,7の間に水14が溜まる隙間を形成している。
次に、鉢受20と吊下鉢セット1の作用効果について説明する。
鉢受20は、連結部材21の挿通部21aを第1及び第2貫通孔10b,20aに挿し通すことにより吊下鉢10に係合され、吊下鉢10と一体化される。メインフック11aを天井や軒下、スタンドなどに引っ掛けて吊下鉢10を吊り下げると、鉢受20は自重によって鉛直方向の力を受け、連結部材21の頭部21bを鉛直方向に引っ張る。しかし、連結部材21は、挿入部21aが第1及び第2貫通孔10b,20aの縁に当接して係止され、さらに土12によって回りを支持されている。特に、周壁6,8の間の隙間が狭くされているため、挿入部21aが土12に支持される部分が大きい。よって、連結部材21は、吊下鉢10と鉢受20から落下することなく、吊下鉢10と鉢受20とを一体的に係合し続ける。このように、鉢受20は、連結部材21によって吊下鉢10と一体的に連結された状態で吊り下げられ、吊下鉢10と共に植物13を空中に演出する。この場合、吊下鉢10の底部5と鉢受20の底部7との間には隙間があるため、土12が空気に接し、植物13が根腐れしない。
また、鉢受20は、中空部20cに吊下鉢10が挿入して配置され、吊下鉢10の外周全体を覆っているため、外観上吊下鉢10と1つの鉢のように見えて見栄えが良く、植物13をより美しく演出することができる。また、連結部材21は、頭部21bが鉢受20の外面に現れるが、頭部21bをハート形にしているため、鉢受20と吊下鉢10を連結すると同時に鉢受20を装飾する。尚、頭部21bの装飾の種類が多数あれば、使用者が好みの連結部材21を選択して鉢受20に装飾を施すことができる。
使用者が如雨露などで植物13に水やりをすると、水は吊下鉢10の土12を通って鉢受20に流れ落ちて溜められる。そのため、水やりした水が床などに落ちない。鉢受20に溜まった水14は、土12を通過する際に汚れる。鉢受20に溜まった水14を放置しておくと、水14に雑菌が繁殖するなどして異臭を生じ、衛生上よくない。そこで、鉢受20の水14を捨てて鉢受20を洗浄する必要がある。
この場合、使用者は、鉢受20を一方の手で支え、他方の手で連結部材21の頭部21bをつまんで連結部材21を第1及び第2貫通孔10b,20aから引き抜く。使用者は、全ての連結部材21を抜き終えて、鉢受20と吊下鉢10との連結を解除したら、鉢受20を吊下鉢10の底部5側(図中下側)に移動させて吊下鉢10から取り外す。そして、使用者は、洗面台などへ鉢受20を持って行き、中空部20cに溜まった水14を捨てる。よって、使用者は、水14を捨てるために吊下鉢セット1の下にバケツを準備しなくて良い。
使用者は、鉢受20や環状位置決め部材23を洗浄し終わったら、鉢受20を持って吊下鉢10の設置場所へ戻る。そして、使用者は、中空部20cに吊下鉢10を挿入して配置する。このとき、環状位置決め部材23は、鉢受20を吊下鉢10に対して横ずれしないように保持する。そして、使用者は、鉢受20を一方の手で支えながら、他方の手で連結部材21の頭部21bをつまんで、頭部21bを鉢受20の周壁8に突き当てるまで挿通部21aを第1貫通孔10bから第2貫通孔20aに挿通する。このとき、連結部材21は、挿通部21aが土12に突き刺さるため、第1及び第2貫通孔10b,20aから脱落しない。使用者は、全ての連結部材21を鉢受20と吊下鉢10に装着したら、手を鉢受20から離す。これにより、鉢受20が吊下鉢10に一体的に係合される。
このように、第1実施形態の鉢受20及び吊下鉢セット1は、複数の連結部材21を用いて鉢受20を吊下鉢10に着脱できる。そのため、例えば、植物13がチェーン11cを伝って伸びた場合でも、吊下鉢10を天井等に吊り下げた状態で鉢受20を吊下鉢10から取り外し、水14を捨てたり、鉢受20を洗浄することが可能である。よって、第1実施形態の鉢受20及び吊下鉢セット1によれば、鉢受20を簡単に手入れすることができる。
鉢受20及び吊下鉢セット1は、中空部20c内に設けた環状位置決め部材23が鉢受20を吊下鉢10に対して位置決め保持している。よって、例えば天井に吊り下げられた吊下鉢セット1が人や物がぶつかって揺れたとしても、鉢受20が吊下鉢10に対して傾いたり横ずれして、水14を零すことがない。
また、鉢受20は、中空部20cが吊下鉢10の周りを覆うように深く形成されているため、水14が吊下鉢セット1の揺れで波打っても鉢受20の周りに飛び散りにくい。
鉢受20及び吊下鉢セット1は、鉢受20の周壁8に形成した第2貫通孔20aと吊下鉢10の周壁6に形成した第1貫通孔10bに連結部材21を挿通して装着することにより吊下鉢10と一体化されるので、連結部材21の脱着のみで吊下鉢用鉢受20と吊下鉢10を簡単に非連結状態又は連結状態にすることができる。
(第2実施形態)
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。図3は、本発明の第2実施形態に係る吊下鉢セット1Aの断面図である。図4は、図3に示す吊下鉢セット1Aの外観斜視図である。
第2実施形態の吊下鉢セット1Aは、連結部材33を用いて吊下鉢10Aに鉢受20Aを着脱可能に取り付ける構造が第1実施形態と相違する。よって、ここでは、第1実施形態と相違する点を中心に説明し、第1実施形態と共通する点は図面に第1実施形態と同一符号を付し、適宜説明を省略する。
吊下鉢セット1Aは、伸縮性を有する連結部材33を用いて、吊下鉢10Aと鉢受20Aとを一体的に連結している。連結部材33は、伸縮性を有するゴムベルト32(連結ベルトの一例)の両端に金属製の第1係止部材30と第2係止部材31を取り付けたものである。第1係止部材30は、断面略コの字型に形成されている。第1係止部材30は、一端に設けたフランジ部30bに孔30cが形成され、その孔30cにゴムベルト32を挿通して固着している。第1係止部材30の他端は、当該端部より内側で折り曲げられた部分を基点にして弾性変形可能にされ、先端部に係止爪30aが形成されている。これに対して、第2係止部材31は、L字形にされ、一端にゴムベルト32を挿通して固着するための孔31bが形成されている。そして、第2係止部材31の他端は、孔31b側に折り曲げられ、屈曲部31aを形成している。
吊下鉢10Aは、周壁8Aの内周面に、第1係止部材30の係止爪30aを引っ掛けて係合させるための係合部10d(第1係合部の一例)が形成されている。係合部10dは、連結部材33の取付位置が分かるように部分的に溝又は孔を形成して構成しても良いし、連結部材33を任意に取り付けられるように環状に溝を形成して構成しても良い。
鉢受20Aは、第1実施形態の鉢受20より全高が低くされている。鉢受20Aは、周壁8Aの内周面に位置決め部20h(保持部の一例)が突設され、吊下鉢10Aに対する横ずれを防止している。尚、位置決め部20hは、環状に形成してもよいし、ローレット状など断続的に設けて通気性を良くしても良い。このような鉢受20Aは、周壁8Aの開口端外周に沿ってフランジ部20dが形成されている。そして、フランジ部20dの裏側には、凹溝20e(第2係合部の一例)が形成され、使用者が凹溝20eに指をかけて鉢受20Aを運びやすくしている。
次に、吊下鉢セット1Aの作用効果について説明する。
吊下鉢セット1Aは、鉢受20Aが複数の連結部材33を介して吊下鉢10Aに連結されて一体化されている。植物13に水やりすると、余分な水が吊下鉢10Aの水抜き孔10cから鉢受20Aに流れ落ちて溜められる。
鉢受20Aに溜まった水14を捨てたり鉢受20Aを洗浄する場合には、使用者は、鉢受20Aを一方の手で支え、他方の手でゴムバンド32を伸ばすように第2係止部材31を下方に引っ張り、屈曲部31aを鉢受20Aの凹溝20eから外す。使用者は、全ての第2係止部材31の屈曲部31aを鉢受20Aの凹溝20eから外し終えたら、鉢受20Aを吊下鉢10Aの底部5側へ移動させて吊下鉢10Aから分離させる。そして、使用者は、鉢受20Aを洗面台などへ持っていき、水14を捨てたり、鉢受20Aを洗浄する。
その後、使用者は、鉢受20Aを持って吊下鉢10Aの設置場所へ戻る。そして、使用者は、鉢受20Aの中空孔20cに吊下鉢10Aを挿入する。そして、使用者は、鉢受20Aを一方の手で支えながら、他方の手で第1係止部材30の係止爪30aを吊下鉢10Aの係合部10dに引っ掛けた後、第2係止部材31を鉢受20Aのフランジ部20dまで引き下げて屈曲部31aを凹溝20eに引っ掛け、第2係止部材31から手を離す。同様にして、使用者は残りの連結部材33を吊下鉢10Aと鉢受20Aに装着する。使用者は、全ての連結部材33を装着し終えたら、鉢受20Aから手を離す。これにより、鉢受20Aは、吊下鉢10Aに一体的に取り付けられる。
このように第2実施形態の吊下鉢セット1Aは、第1係止部材30の係止爪30aを吊下鉢10Aの係合部10dに引っ掛けて係合させる一方,第2係止部材31の屈曲部31bを鉢受20Aの凹溝20eに引っ掛けて係合させることにより、鉢受20Aを吊下鉢10Aに着脱自在に一体化する。そのため、例えば植物13がチェーン11cを伝って伸びた場合でも、連結部材33の第2係止部材31を鉢受20Aの凹溝20eから外して連結部材33による鉢受20Aと吊下鉢10Aとの連結状態を解除すれば、鉢受20Aを吊下鉢10Aから分離させて洗面台などで水14を捨てたり鉢受20Aを洗浄することができる。よって、第2実施形態の吊下鉢セット1Aによれば、鉢受20Aを簡単に手入れすることができる。
そして、連結部材33に伸縮性があるゴムベルト32を使用するので、連結部材33を鉢受20Aと吊下鉢10Aに装着しやすい。
また、鉢受20Aは、吊下鉢10Aの周りを半分程度覆っているため、吊下鉢セット1Aが人にぶつかったり風に吹かれるなどして揺れても水14を周りに飛び散らせ難い。
(第3実施形態)
続いて、本発明の第3実施形態について説明する。図5は、本発明の第3実施形態に係る吊下鉢セット1Bの断面図である。図6は、図5に示す吊下鉢セット1Bの外観斜視図である。
第3実施形態の吊下鉢セット1Bは、連結部材40を用いて吊下鉢10Bと鉢受20Bとを着脱可能に連結する点が第1実施形態と相違する。よって、ここでは第1実施形態と相違する点を中心に説明し、第1実施形態と共通する点は図面に第1実施形態と同一符号を付し、説明を適宜省略する。
吊下鉢10Bは、第1貫通孔10bを備えない市販品である点で第1実施形態と相違する。
鉢受20Bは、第2貫通孔20aを備えず、開口部外周にフランジ部20iが形成されている点が第1実施形態と相違する。
連結部材40は、金属や樹脂などを材質とする。連結部材40は、一端を鋭角に折り曲げて形成した第1係止片40aと、他端を鉢受20Bのフランジ部20iの形状に合わせて折り曲げた第2係止片40bとを備える。第1係止片40aと第2係止片40bは、折り曲げられた部分を基点にして先端部を撓めるようにして弾性変形可能に設けられている。連結部材40は、第1係止片40aが吊下鉢10Bの内壁に沿って土12に深く差し込まれるように設けられ、吊下鉢10Bと鉢受20Bとを連結した際に吊下鉢10Bから外れにくくしている。
このような吊下鉢セット1Bは、環状位置決め部材23を配置した鉢受20Bに吊下鉢10Bを挿入して配置し、吊下鉢10Bが鉢受20Bとの間に隙間を空けて配置される。鉢受20Bは複数の連結部材40を介して吊下鉢10Bに連結されている。各連結部材40は、第1及び第2係止片40a,40bが撓むように弾性変形し、第1係止片40aを吊下鉢10Bの内周面に圧接させると共に第2係止片40bをフランジ部40iに引っ掛けることにより、吊下鉢10Bの周壁6Bと鉢受20Bの周壁8Bとを挟み込むように保持している。そのため、鉢受20Bは、吊下鉢10Bに引っ掛けた各連結部材40にぶら下げられた状態で、吊下鉢10Bに連結される。これにより、吊下鉢セット1Bは、鉢受20Bが吊下鉢10Bと一体的に天井等に吊り下げられ、植物13を空中に演出する。
鉢受20Bに溜まった水14を捨てたり鉢受20Bを洗浄する場合には、使用者は、一方の手で鉢受20Bを支えながら、他方の手で第2係止片40bを弾性変形させてフランジ部20iから外す。使用者は、全ての第2係止部40bをフランジ部20iから外したら、鉢受20Bを吊下鉢10Bの底部5側に移動させて吊下鉢10Bから分離させる。そして、使用者は、鉢受20Bに溜まった水14を捨てて鉢受20Bを洗浄する。その後、使用者は、鉢受20Bを持って吊下鉢10Bの設置場所へ戻り、鉢受20Bの中空部20cに吊下鉢10Bを挿入して配置する。そして、使用者は、一方の手で鉢受20Bを支えた状態で、他方の手で連結部材40を吊下鉢10Bの周壁6Bに突き当てるように第1係止片40aを土12に差し込み、第2係止片40bを弾性変形させながら鉢受20Bのフランジ部20iに引っ掛けて係合させる。使用者は、全ての連結部材40を鉢受20Bと吊下鉢10Bに係合させたら、手を鉢受20Bから離す。これにより、吊下鉢用鉢受20Bが吊下鉢10Bと一体的に連結する。
よって、第3実施形態の鉢受20B及び吊下鉢セット1Bは、複数の連結部材40を鉢受20Bと吊下鉢10Bにそれぞれワンタッチ装着して、鉢受20Bを吊下鉢10Bに簡単に取り付けることができる。これにより、例えば植物13が吊下部材11を伝って伸びた場合でも、連結部材40の第2係止部40bと鉢受20Bのフランジ部20iとの係合を解除して鉢受20Bを吊下鉢10Bから取り外せば、洗面台等で鉢受20Bに溜まった水14を捨てたり鉢受20Bを洗浄することができる。よって、第3実施形態の鉢受20B及び吊下鉢セット1Bでも鉢受20Bを簡単に手入れすることができる。
また、市販の吊下鉢10Bを使用するので、吊下鉢セット1Bを安く提供できる。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
例えば上記実施形態では、天井や軒下、スタンドに吊り下げる形式の吊下鉢10,10A,10Bに鉢受20,20A,20Bを適用した。これに対して、たとえば図7及び図8に示すように、S字型フックなどの吊下治具15を用いて壁16に吊り下げるタイプの吊下鉢51を鉢受52に挿入して配置し、吊下鉢51の第1貫通孔51aと鉢受52の第2貫通孔52aに連結部材21を挿通することにより、吊下鉢51と鉢受52とを着脱可能に連結しても良い。また、第2及び第3実施形態の連結構造を用いて吊下鉢51と鉢受52とを着脱可能に連結しても良い。
例えば第3実施形態の連結部材40を、図9の連結部材60に示す形状としても良い。すなわち、第1係止片40aと第2係止片40bとの間を凸状に折り曲げて凸状挿入部61を形成し、鉢受20Cの周壁8Bと吊下鉢10Bの周壁6Bとの間に凸状挿入部61を差し込んで配置しても良い。これによれば、連結部材60は、折り曲げられて強度が強いため、鉢受20Cの落下をより確実に防止できる。
例えば、図9に示すように、吊下鉢10の底部5と鉢受20Cの底部7Cとの間に高さ調節用の台座22を配置しても良い。この場合、底部7Cに台座22を位置決めする突起20bを設けると良い。これによれば、連結部材40を取り付ける場合に鉢受20Cを吊下鉢10Bに対して位置決めするのが容易になる。そして、この場合には、図9に示すように環状位置決め部材23が不要になり、部品点数を減らすことができる。また、台座22に水抜き孔10cに挿入される突起を設ければ、環状位置決め部材23がなくても鉢受20Cの横ずれを防止できる。更に、第2実施形態の連結部材33を用いる場合にも台座22を使用すれば、ゴムベルト32が縮む力によって台座22を介して鉢受を吊下鉢に押し付けるようになり、鉢受をより安定して保持できる。尚、台座22は、鉢受と別体に設けてもよいし、一体に設けても良い。また、台座22を金属メッシュなどで構成すれば、土12の通気性を損なわない。
例えば、上記第2実施形態のゴムベルト32を、樹脂を薄い帯状に成形した可撓性がある連結ベルトとしても良い。この場合、第1及び第2連結部材30,31の材質も樹脂とし、第1及び第2連結部材30,31と樹脂製連結ベルトとを一体成形すれば、材料や製造に要するコストを安価にできる。
例えば、上記実施形態では、吊下鉢10,10A,10Bを円筒状にしたが、多角形状の吊下鉢でも良い。この場合、鉢受は、吊下鉢の形状に対応する形状とし、連結部材21,33,40を用いて吊下鉢と連結しやすくすると共に見栄えを良くすることが望ましい。
例えば、上記第3実施形態では、鉢受20Bの洗浄をする際に第2係止片40bを弾性変形させて連結部材40を脱着したが、第1及び/又は第2係止片40a,40bを弾性変形させて連結部材40を脱着しても良い。
例えば、上記実施形態では、吊下鉢10,10A,10Bは、吊下部材11のフック11bに係合するフック孔10aを周壁6,6A,6Bに備える。これに対して、吊下鉢は、開口部に上向きに突出する突出片を設け、その突出片に長孔を設け、吊下部材のチェーンの先端部に設けた引掛部材を長孔に挿入して突出片に係合させるものであっても良い。
本発明の第1実施形態に係る吊下鉢セットの断面図である。 図1に示す吊下鉢セットの外観斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る吊下鉢セットの断面図である。 図3に示す吊下鉢セットの外観斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る吊下鉢セットの断面図である。 図5に示す吊下鉢セットの外観斜視図である。 本発明の吊下鉢セットの変形例を示す上面図である。 図7に示す吊下鉢セットの側面図である。 本発明の吊下鉢セットの変形例を示す断面図である。 従来の吊下鉢セットの断面図である。 図10に示す吊下鉢セットの外観斜視図である。
符号の説明
1,1A,1B,1C,50 吊下鉢セット
10,10A,10B,51 吊下鉢
10d 係合部(第1係合部)
11 吊下部材
20,20A,20B,52 吊下鉢用鉢受
20e 凹溝(第2係合部)
20h 位置決め部(保持部)
20i フランジ部
23 環状位置決め部材(保持部)
21 連結部材
30 第1係止部材
31 第2係止部材
32 ゴムベルト(連結ベルト)
33,40,60 連結部材
40a 第1係止片(第1係止部)
40b 第2係止片(第2係止部)

Claims (6)

  1. 植物が植栽され吊下部材を介して吊り下げられる吊下鉢に連結部材を介して連結される吊下鉢用鉢受において、
    一方に開口する中空部を備える筒状をなし、前記中空部に前記吊下鉢を挿入して配置するものであって、
    前記連結部材は、前記吊下鉢と前記吊下鉢用鉢受に着脱可能に係合するものであり、
    前記連結部材を前記吊下鉢と前記吊下鉢用鉢受とに係合したときに前記吊下鉢と一体化される
    ことを特徴とする吊下鉢用鉢受。
  2. 請求項1に記載する吊下鉢用鉢受において、
    前記中空部内で前記吊下鉢を位置決め保持する保持部を有する
    ことを特徴とする吊下鉢用鉢受。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する吊下鉢用鉢受において、
    前記連結部材は、前記吊下鉢用鉢受の周壁と前記吊下鉢の周壁とに貫通して装着されるピン部材である
    ことを特徴とする吊下鉢用鉢受。
  4. 請求項1又は請求項2に記載する吊下鉢用鉢受において、
    前記中空部が開口する開口部外周に沿ってフランジ部が設けられ、
    前記連結部材は、前記吊下鉢の内周面に当接して係止される第1係止部と、前記フランジ部に引っ掛けられる第2係止部とを有し、前記吊下鉢の周壁と前記鉢受の周壁とを挟み込むように保持するものである
    ことを特徴とする吊下鉢用鉢受。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載する吊下鉢用鉢受を使用することを特徴とする吊下鉢セット。
  6. 植物が植栽され吊下部材を介して吊り下げられる吊下鉢と、前記吊下鉢の底側に配置される吊下鉢用鉢受と、前記吊下鉢と前記吊下鉢用鉢受とを連結する連結部材と、を備える吊下鉢セットにおいて、
    前記吊下鉢は、第1係合部を備え、
    前記鉢受は、第2係合部を備え、
    前記連結部材は、
    前記第1係合部に係合する第1係止部材と、
    前記第2係合部に係合する第2係止部材と、
    前記第1係止部材と前記第2係止部材に固着された連結ベルトとを含む
    ことを特徴とする吊下鉢セット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7735260B2 (en) * 2008-08-29 2010-06-15 Woodstream Corporation Hanging plant saucer
KR101146308B1 (ko) * 2009-12-24 2012-05-21 이성보 원경작품 및 이의 제조방법
CN102613023A (zh) * 2012-03-29 2012-08-01 朱明龙 移动式垂面种植悬挂斗
CN102972225A (zh) * 2012-11-26 2013-03-20 孔龙 可悬挂花盆

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