JP2008141847A - スピンドルモータおよびこれを備えたディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】漏洩磁束を抑制しつつ、種々の使用環境化で安定した特性を維持できるスピンドルモータおよびこれを備えたディスク装置を提供する。
【解決手段】ディスク装置は、ディスク状の記録媒体12、記録媒体を支持しているとともに回転させるスピンドルモータ13、ヘッド、ヘッドを移動自在に支持したヘッドアクチュエータ を備えている。スピンドルモータは、ロータと、ベースに設けられロータを回転自在に支持した流体軸受け55と、ロータに同軸的に固定された円筒状の磁石62と、ベースに固定されロータの外側に円周方向に沿って設けられた環状のステータ50と、磁気回路からの漏洩磁束を遮蔽する磁気シールド部材と、を具備している。磁気シールド部材は、ロータの回転軸と直交する方向に延びステータの上面部を覆った環状部70aと、ロータの回転軸に沿って延出し、ステータと磁石との対向領域を除いて、ロータの外周面と径方向に対向した円筒部70bと、を有している。
【選択図】 図2
【解決手段】ディスク装置は、ディスク状の記録媒体12、記録媒体を支持しているとともに回転させるスピンドルモータ13、ヘッド、ヘッドを移動自在に支持したヘッドアクチュエータ を備えている。スピンドルモータは、ロータと、ベースに設けられロータを回転自在に支持した流体軸受け55と、ロータに同軸的に固定された円筒状の磁石62と、ベースに固定されロータの外側に円周方向に沿って設けられた環状のステータ50と、磁気回路からの漏洩磁束を遮蔽する磁気シールド部材と、を具備している。磁気シールド部材は、ロータの回転軸と直交する方向に延びステータの上面部を覆った環状部70aと、ロータの回転軸に沿って延出し、ステータと磁石との対向領域を除いて、ロータの外周面と径方向に対向した円筒部70bと、を有している。
【選択図】 図2
Description
この発明は、スピンドルモータ、並びに、このスピンドルモータおよび記録媒体としてのディスクを有したディスク装置に関する。
近年、コンピュータの外部記録装置や画像、音楽の記録再生装置として磁気ディスク装置、光ディスク装置などのディスク装置が広く用いられている。
例えば、磁気ディスク装置は、一般に、筐体内に配設された磁気ディスク、この磁気ディスクを支持および回転駆動するスピンドルモータ、磁気ヘッドを支持したヘッドアクチュエータ、ヘッドアクチュエータを駆動するボイスコイルモータ、回路基板ユニット等を備えている。ヘッドアクチュエータは、ケースに取り付けられた軸受け部と、軸受け部に積層され軸受け部から延出した複数のアームと、を備え、各アームには、サスペンションを介して磁気ヘッドが取り付けられている。
例えば、磁気ディスク装置は、一般に、筐体内に配設された磁気ディスク、この磁気ディスクを支持および回転駆動するスピンドルモータ、磁気ヘッドを支持したヘッドアクチュエータ、ヘッドアクチュエータを駆動するボイスコイルモータ、回路基板ユニット等を備えている。ヘッドアクチュエータは、ケースに取り付けられた軸受け部と、軸受け部に積層され軸受け部から延出した複数のアームと、を備え、各アームには、サスペンションを介して磁気ヘッドが取り付けられている。
一般に、インナーロータ型のスピンドルモータは、例えば、流体軸受けによって回転自在に支持されたロータ、および筐体のベース上に設けられロータの周囲に対向して位置した環状のステータを有している。例えば、ロータは複数の磁極を有する永久磁石を有し、ステータは、鉄心にコイルが巻装された複数の磁極を有している。ステータの磁極はロータの周囲に円周方向に沿って等間隔で配置されている。また、スピンドルモータは、ステータからの漏洩磁束をシールドするため、環状の平板シールド板を有し、この平板シールド板によりステータの上面部を覆っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−160202号公報
近年、ディスク装置は、使用用途の多様化から、例えば、車載機器の記録装置として用いられているとともに、小型化の必要性も高まっている。ディスク装置に用いられるスピンドルモータは流体軸受を用いているものが多く、その構造上、軸受流体にオイルが使用されている。軸受オイルの粘性はスピンドルモータの使用環境によって変化し、スピンドルモータの特性に大きな影響を与える。そのため、このようなスピンドルモータは、車載機器として要求される低温起動温度範囲の達成が非常に難しくなる。この問題は、スペースの制限が厳しくなる小型のモータになるにつれてより明確になる。
上記のような低温環境での使用を考慮した場合、例えば、磁気回路を構成する磁石を大型化しスピンドルモータのトルクを上げることが有効であると考えられる。しかし、この場合、磁気回路部品がディスク装置内部に露出してくる。この場合、ステータ上面を覆うように設けられていた従来の平板シールド板では、磁気回路部からの漏洩磁束を十分にシールドすることが困難となる。漏洩磁束のシールドが不十分であると、ディスクに記録されたデータが消失する等の不具合が生じる。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、漏洩磁束を抑制しつつ、種々の使用環境化で安定した特性を維持できるスピンドルモータおよびこれを備えたディスク装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明の態様に係るスピンドルモータは、ロータと、ベースに設けられ前記ロータを回転自在に支持した流体軸受けと、前記ロータに同軸的に固定され前記ロータの外周面に露出しているとともに、円周方向に沿って並んで設けられた複数の磁極を有する円筒状の磁石と、前記ベースに固定され前記ロータの外側に円周方向に沿って設けられ、前記ロータの磁石に対向した複数の磁極を有する環状のステータと、前記ロータの回転軸と直交する方向に延び前記ステータの上面部を覆った環状部と、前記ロータの回転軸に沿って延出し、前記ステータと前記磁石との対向領域を除いて、前記ロータの外周面と径方向に対向した円筒部と、を有し磁気回路からの漏洩磁束を遮蔽する磁気シールド部材と、を備えている。
この発明の他の態様に係るディスク装置は、ベースを有した筐体と、前記筐体内に設けられたディスク状の記録媒体と、前記ベース上に設けられ、前記記録媒体を支持しているとともに回転させるスピンドルモータと、上記記録媒体に対して情報の記録再生を行うヘッドと、前記筐体内に設けられ、前記ヘッドを移動自在に支持しているとともに前記ヘッドを前記記録媒体に対して移動させるヘッドアクチュエータと、を備え、
前記スピンドルモータは、ロータと、前記ベースに設けられ前記ロータを回転自在に支持した流体軸受けと、前記ロータに同軸的に固定され前記ロータの外周面に露出しているとともに、円周方向に沿って並んで設けられた複数の磁極を有する円筒状の磁石と、前記ベースに固定され前記ロータの外側に円周方向に沿って設けられ、前記ロータの磁石に対向した複数の磁極を有する環状のステータと、前記ロータの回転軸と直交する方向に延び前記ステータの上面部を覆った環状部と、前記ロータの回転軸に沿って延出し、前記ステータと前記磁石との対向領域を除いて、前記ロータの外周面と径方向に対向した円筒部と、を有し磁気回路からの漏洩磁束を遮蔽する磁気シールド部材と、を具備している。
前記スピンドルモータは、ロータと、前記ベースに設けられ前記ロータを回転自在に支持した流体軸受けと、前記ロータに同軸的に固定され前記ロータの外周面に露出しているとともに、円周方向に沿って並んで設けられた複数の磁極を有する円筒状の磁石と、前記ベースに固定され前記ロータの外側に円周方向に沿って設けられ、前記ロータの磁石に対向した複数の磁極を有する環状のステータと、前記ロータの回転軸と直交する方向に延び前記ステータの上面部を覆った環状部と、前記ロータの回転軸に沿って延出し、前記ステータと前記磁石との対向領域を除いて、前記ロータの外周面と径方向に対向した円筒部と、を有し磁気回路からの漏洩磁束を遮蔽する磁気シールド部材と、を具備している。
上記構成によれば、磁気回路の漏洩磁束を抑制しつつ、種々の使用環境化で安定した特性を維持できるスピンドルモータおよびこれを備えたディスク装置を提供することができる。
以下図面を参照しながら、この発明のディスク装置をハードディスクドライブ(以下HDDと称する)に適用した第1の実施形態について詳細に説明する。
図1は、HDDのトップカバーを取り外して内部構造を示している。図1に示すように、HDDは筐体10を備えている。この筐体10は、上面の開口した矩形箱状のベース11と、図示しない矩形板状のトップカバーを備えている。トップカバーは、複数のねじによりベースにねじ止めされ、ベースの上端開口を閉塞している。これにより、筐体10内部は気密に保持され、呼吸フィルター26を通してのみ、外部と通気可能となっている。ベース11およびトップカバーは例えばアルミや鉄によって形成されている。
図1は、HDDのトップカバーを取り外して内部構造を示している。図1に示すように、HDDは筐体10を備えている。この筐体10は、上面の開口した矩形箱状のベース11と、図示しない矩形板状のトップカバーを備えている。トップカバーは、複数のねじによりベースにねじ止めされ、ベースの上端開口を閉塞している。これにより、筐体10内部は気密に保持され、呼吸フィルター26を通してのみ、外部と通気可能となっている。ベース11およびトップカバーは例えばアルミや鉄によって形成されている。
ベース11上には、記録媒体としての磁気ディスク12、磁気ディスクを支持および回転させるスピンドルモータ13、磁気ディスクに対して情報の記録、再生を行なう複数、例えば、2つの磁気ヘッド33、これらの磁気ヘッド33を磁気ディスク12の表面に対して移動自在に支持したヘッドアクチュエータ14、ヘッドアクチュエータを回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下VCMと称する)16が配設されている。また、ベース11上には、磁気ヘッド33が磁気ディスクの最外周に移動した際、磁気ヘッドを磁気ディスクから離間した位置に保持するランプロード機構18、HDDに衝撃等が作用した際、ヘッドクチュエータを退避位置に保持するイナーシャラッチ機構20、およびプリアンプ等の電子部品が実装された基板ユニット17が設けられている。
ベース11の外面には、基板ユニット17を介してスピンドルモータ13、VCM16、および磁気ヘッド33の動作を制御する図示しないプリント回路基板がねじ止めされ、ベース11の底壁と対向して位置している。
磁気ディスク12は、例えば、直径約2.5インチに形成され、上面および下面に磁気記録層を有している。磁気ディスク12は、後述するスピンドルモータ13のハブに互いに同軸的に嵌合されているとともにハブの上端にねじ止めされたクランプばね21によりクランプされ、ハブに固定されている。磁気ディスク12は、駆動モータとしてのスピンドルモータ13により所定の速度、例えば、4200rpmの速度で回転駆動される。
ヘッドアクチュエータ14は、ベース11の底壁上に固定された軸受け組立体24を備えている。軸受け部として機能する軸受け組立体24は、ベース11の底壁に立設された枢軸と、枢軸に一対の軸受けを介して回転自在に支持された円筒形状のハブと、を有している。ヘッドアクチュエータ14は、軸受け組立体のハブに取り付けられた2本のアーム27、それぞれのアームから延出した2本のサスペンション30、サスペンションの延出端に支持された磁気ヘッド33を備えている。
各磁気ヘッド33は、図示しないほぼ矩形状のスライダとこのスライダに形成された記録再生用のMR(磁気抵抗)ヘッド素子とを有し、サスペンション30の先端部に形成されたジンバル部に固定されている。各磁気ヘッド33は、それぞれ図示しない中継フレキシブルプリント回路基板を介して後述するメインFPC38に電気的に接続されている。
基板ユニット17は、フレキシブルプリント回路基板(以下、FPC)により形成され、ベース11の底面上に固定されているとともに電子部品が実装されたFPC本体36と、このFPC本体から延出したメインFPC38とを有している。
2本のアーム27は所定の間隔を置いて互いに平行に位置し、これらのアームに取り付けられたサスペンション30および磁気ヘッド33は、磁気ディスク12を間に挟んで互いに向かい合って位置している。VCM16は、軸受け組立体24からアーム27と反対方向に延出した図示しない支持フレーム、および支持フレームに支持されたボイスコイルを有している。ヘッドアクチュエータ14をベース11に組み込んだ状態において、ボイスコイルは、ベース11上に固定された一対のヨーク34間に位置し、これらのヨークおよび一方のヨークに固定された磁石とともにVCM16を構成している。
磁気ディスク12を回転した状態でボイスコイルに通電することにより、ヘッドアクチュエータ14が回動し、磁気ヘッド33は磁気ディスク12の所望のトラック上に移動および位置決めされる。この際、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の径方向に沿って、磁気ディスクの内周縁部と外周縁部との間を移動される。一方の磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の一方の表面とトップカバーとの間を移動され、他方の磁気ヘッド33は、磁気ディスクの他方の表面とベース11の底面との間を移動される。
次に、スピンドルモータ13について詳細に説明する。
図2は、HDDにおけるスピンドルモータ13の断面を示し、図3は、スピンドルモータのステータおよび磁気シールド板を示している。
図2は、HDDにおけるスピンドルモータ13の断面を示し、図3は、スピンドルモータのステータおよび磁気シールド板を示している。
図2および図3に示すように、スピンドルモータ13は、回転体としてのロータおよび固定体としてのステータ50を備えている。スピンドルモータ13は、ロータとして機能するハブ52およびハブに固定されたスピンドル軸54を備えている。ハブ52は上端が閉塞された円筒形状に形成されている。スピンドル軸54は、ハブの上端部に固定されハブと同軸的に延びている。スピンドル軸54は、流体軸受け55よりベース11に対して回転自在に支持されている。
流体軸受け55は、ベース11に固定された円筒状の軸受スリーブ57と、軸受スリーブの下端開口を閉塞したスラスト受け板53とを有している。スピンドル軸54は、その外面側に僅かな隙間をおいて軸受スリーブ57内に挿通されている。軸受スリーブ57の内面とスピンドル軸54の外周面との隙間、およびスピンドル軸の下端面とスラスト受け板53との隙間には、流体、例えば潤滑油が充填されている。また、スピンドル軸54の外周面には、スピンドル軸が回転することによりラジアル方向の動圧を発生させる動圧発生溝、例えば、へリングボーン形状の溝が形成され、スピンドル軸の下端面には、スラスト方向の動圧を発生させる他の動圧発生溝が形成されている。
ハブ52の外周面には円筒状の磁石62が固定され、スピンドル軸54と同軸的に位置している。磁石62は、ハブ52の外周面に露出しているとともに、ハブ52の上端部から下端まで軸方向に沿って延びている。磁石62は、円周方向に沿って交互に、かつ、等間隔を置いて形成された複数のN極およびS極を有している。ハブ52の外周面上端部には環状のフランジ65が一体に形成されている。更に、ハブ52の上端周囲には磁気ディスク12が同軸的に嵌合され、フランジ65上に当接している。
ステータ50は、ほぼ環状に形成されている。ステータ50は、ベース11上にスピンドル軸54と同軸的に固定され、ハブ52の外側に円周方向に沿って設けられている。ステータ50は、複数枚の金属板64を積層して形成されたコア56と、コアに巻装された複数のコイル58とを有し、これらコアおよびコイルにより複数の磁極60を形成している。これらの磁極60は、円周方向に沿って等間隔で設けられ、磁石62の磁極と対向して位置している。
コア56を構成した金属板64は、それぞれ円弧状のフレーム部64a、フレーム部からその中心に向かって延出した複数のコイル支持部64b、および各コイル支持部の延出端に形成された円弧状の係止部64cを一体に備えている。金属板64は、磁性材料、例えば、電磁鋼板によって形成されている。各コイル支持部64bの積層部分に、コイル58が巻装されている。
ベース11の底壁には円形の凹所46が形成され、ステータ50はこの凹所46内に配置されている。この際、ステータ50はその外周面が、凹所46を規定している段部46aと係合することにより、所定の位置に位置決めされている。これにより、コア56の各係止部64cは、磁石62の外周面の内、ほぼ下半分の領域と隣接対向している。
また、凹所46内において、ベース11の底壁には複数の開口47が形成されている。ステータ50の各コイル58の内、ベース11側に位置した端部は、対応する開口47内に位置している。
図2および図3に示すように、スピンドルモータ13は、磁石62およびステータ50を含む磁気回路からの漏洩磁束を遮蔽する磁気シールド部材を備えている。本実施形態において、磁気シールド部材は、磁気シールド板70により構成されている。磁気シールド板70は、磁性を有する板材、例えば、ステンレス板により形成されている。磁気シールド板70は、平坦な環状部70a、環状部の内周縁から上方に延出した円筒状の円筒部70b、環状部の外周縁から下方に延出した円筒状の外周部70c、および外周部の下端縁から延出した環状のフランジ部70dを一体に有している。環状部70a、円筒部70b、外周部70c、およびフランジ部70dは同軸的に形成され、円筒部70bおよび外周部70cは、環状部70aに対して垂直に延出している。
磁気シールド板70は、そのフランジ部70dがベース11の底面に固定、又は環状部70aがコイル58に固定され、ハブ52の外周側にハブと同軸的に配設されている。環状部70aは、ハブ52の回転軸と直交する方向に延びステータ50の上面部を覆っている。円筒部70bは、ハブ52の回転軸方向に沿って上方に延出し、磁石62の上半部に隣接対向して位置し、磁石62の上半部を外側から覆っている。すなわち、円筒部70bは、ステータ50と磁石62との対向領域を除いて、ハブ52の外周面と径方向に対向して設けられている。
磁気シールド板70の外周部70cは、ステータ50の外周面に隣接対向し、ステータ50の外周部を覆っている。
磁気シールド板70の外周部70cは、ステータ50の外周面に隣接対向し、ステータ50の外周部を覆っている。
以上のように構成されたHDDによれば、スピンドルモータ13のステータコアを大型化できるとともに、磁石62を、ハブ52の軸方向に沿った長さとほぼ等しい長さまで大型化することができる。そのため、磁気回路として磁石62とステータ50との対向面積を増加させることができ、モータのトルクを向上させることが可能となる。また、磁石62側の磁化を強くする、すなわち、飽和磁化を大きくすることで、モータのトルクを一層向上させることができる。同一材料のマグネットを使用する場合、本実施形態のように、その体積が大きい方が有利となる。ステータの場合、大型化は積層板厚のアップまたは積層枚数の増加などとなる。上記のように、スピンドルモータ13のトルク向上を図ることにより、低温環境を含む広い温度環境範囲で安定して使用できるスピンドルモータおよびこれを備えたディスク装置を提供することができる。
また、ステータおよび磁石62を大型化した場合でも、磁気シールド板70の環状部70a、円筒部70bおよび外周部70cによってステータ50および磁石62を覆うことにより、これらの磁気回路からの漏洩磁束を充分に遮蔽することができ、磁気ディスク12への漏洩磁束の悪影響を防止することができる。これにより、漏洩磁束を抑え且つ磁気回路を大型化したスピンドルモータおよびこれを備えたディスク装置を提供することができる。
次に、この発明の第2の実施形態に係るスピンドルモータを備えたHDDについて説明する。
図4に示すように、第2の実施形態によれば、スピンドルモータ13の磁気シールド部材は、磁気シールド板およびシールドリングを組み合わせて構成されている。磁気シールド板70は、磁性を有する板材、例えば、ステンレス板により形成されている。磁気シールド板70は、円筒部を除いて第1の実施形態と同様に構成されている。すなわち、磁気シールド板70は、平坦な環状部70a、環状部の外周縁から下方に延出した円筒状の外周部70c、および外周部の下端縁から延出した環状のフランジ部70dを一体に有している。
図4に示すように、第2の実施形態によれば、スピンドルモータ13の磁気シールド部材は、磁気シールド板およびシールドリングを組み合わせて構成されている。磁気シールド板70は、磁性を有する板材、例えば、ステンレス板により形成されている。磁気シールド板70は、円筒部を除いて第1の実施形態と同様に構成されている。すなわち、磁気シールド板70は、平坦な環状部70a、環状部の外周縁から下方に延出した円筒状の外周部70c、および外周部の下端縁から延出した環状のフランジ部70dを一体に有している。
磁気シールド板70は、そのフランジ部70dがベース11の底面に固定、又は環状部70aがコイル58に固定され、ハブ52の外周側にハブと同軸的に配設されている。環状部70aは、ハブ52の回転軸と直交する方向に延びステータ50の上面部を覆っている。外周部70cは、ステータ50の外周面に隣接対向し、ステータ50の外周部を覆っている。
シールドリング73は、磁性を有する材料、例えば、ステンレスにより円筒状に形成されている。シールドリング73は、磁石62の上半部の外周面に固定され、磁石62の上半部を外側から覆っている。すなわち、シールドリング73は、磁気シールド部材の円筒部70bを構成し、ステータ50と磁石62との対向領域を除いて、ハブ52の外周面と径方向に対向している。
第2の実施形態において、HDDの他の構成は前述した第1の実施形態と同一であり、同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。上記のように構成された第2の実施形態においても、前述した第1の実施形態と同様に、磁気回路からの漏洩磁束を抑え、かつ、磁気回路を大型化したスピンドルモータおよびこれを備えたディスク装置を提供することができる。
次に、この発明の第3の実施形態に係るスピンドルモータを備えたHDDについて説明する。以下、第1の実施形態と異なる部分のみを詳細に説明し、第1の実施形態と同一の部分は同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
図5に示すように、第3の実施形態によれば、ステータ50は、複数の金属板64を積層して構成されたコア56と、コアに巻装された複数のコイル58と、を備えている。コア56の下層、例えば、最下層に位置した金属板64は、その外周部が筐体10のベース11側に折曲げられ位置決め片67を形成している。ステータ50は、その外周面および位置決め片67が、ベース11の凹所46を規定している段部46aと係合し、更に、位置決め片67の延出端が凹所46の底面に当接した状態で、所定の位置に位置決めされている。
これにより、コア56は、その下面が凹所46の底面、つまり、ベース11の底面から隙間Bを置いて位置決め固定されている。コア56は、磁石62の外周面の内、軸方向の中央部と隣接対向している。
磁気シールド板70は、磁性を有する板材、例えば、ステンレス板により形成されている。磁気シールド板70は、平坦な環状部70a、環状部の内周縁から上方に延出した円筒状の円筒部70b、環状部の外周縁から下方に延出した円筒状の外周部70c、および外周部の下端縁から延出した環状のフランジ部70dを一体に有している。磁気シールド板70は、そのフランジ部70dがベース11の底面に固定、又は環状部70aがコイル58に固定され、ハブ52の外周側にハブと同軸的に配設されている。環状部70aは、ハブ52の回転軸と直交する方向に延びステータ50の上面部を覆っている。円筒部70bは、ハブ52の回転軸方向に沿って上方に延出し、ステータ50と磁石62との対向領域を除いて、ハブ52の外周面と径方向に対向して設けられている。外周部70cは、ステータ50の外周面に隣接対向し、ステータ50の外周部を覆っている。
上記のように構成された第3の実施形態においても、前述した第1の実施形態と同様に、磁気回路からの漏洩磁束を抑え、かつ、磁気回路を大型化したスピンドルモータおよびこれを備えたディスク装置を提供することができる。また、スピンドルモータ13のコア56に位置決め片67を設けることにより、ベース11とステータ50の締結を強固し、更に、コア56の取付け位置を上げ、ベース底面との間に隙間Bを形成することが可能となる。この場合、コイル58の収容空間として使用できる領域を広げることが可能となる。これによって、コイル巻線径を増大して抵抗値の低減を図ることができ、あるいは、コイルの巻線数を増加することが可能となる。その結果、モータのトルク増を図り、モータ特性の向上を図ることができる。HDDの外観形状を変えることなく、共通の部品を使用しつつ、ステータ取り付け位置を自由に設定することができる。
図6に示す第4の実施形態によれば、コア56の固定構造として、コアの外周部に段部が形成されている。すなわち、ステータ50のコア56を構成している金属板64の内、少なくとも積層方向で最下層より上に位置した金属板、例えば、中間層に位置した金属板の外径が、この金属板より下層に位置する金属板の外径よりも大きく形成され、その下層に位置する金属板共に、段部74を形成している。そして、ステータ50は、コア56の段部74が、ベース11の凹所46を規定している段部46aと係合し状態で、所定の位置に位置決めされている。これにより、コア56は、その下面が凹所46の底面、つまり、ベース11の底面から隙間を置いて位置決め固定されている。コア56は、磁石62の外周面の内、軸方向の中央部と隣接対向している。
図7に示す第5の実施形態によれば、ステータ50のコア56を構成している金属板64の内、積層方向上層部に位置した複数枚の金属板は、その外径が他の金属板の外径よりも大きく形成され、他の金属板と共に、段部74を形成している。そして、ステータ50は、コア56の段部74が、ベース11の凹所46を規定している段部46aと係合し状態で、所定の位置に位置決めされている。これにより、コア56は、その下面が凹所46の底面、つまり、ベース11の底面から隙間を置いて位置決め固定されている。コア56は、磁石62の外周面の内、軸方向の中央部と隣接対向している。
図8に示す第6の実施形態によれば、ステータ50のコア56を構成している金属板64の内、積層方向上層部に位置した複数枚の金属板は、その外径が他の金属板の外径よりも大きく形成され、他の金属板と共に、段部74を形成している。更に、コア56の最下層に位置した金属板64は、その外周部が筐体10のベース11側に折曲げられ位置決め片67を形成している。ステータ50は、コア56の段部74が、ベース11の凹所46を規定している段部46aと係合し状態で、また、位置決め片67の延出端が凹所46の底面に当接した状態で、所定の位置に位置決めされている。これにより、コア56は、ベース11の底面から隙間を置いて位置決め固定されている。コア56は、磁石62の外周面の内、軸方向の中央部と隣接対向している。
上述した第4、第5、第6の実施形態において、磁気シールド板70を含むスピンドルモータ13の他の構成は第3の実施形態と同一であり、同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略した。そして、第4、第5、第6の実施形態においても、前述した第3の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
前述した第3ないし第6の実施形態において、ステータ50の下面とベース11の底面との間にコイルを収納可能な隙間を設けることができる。そのため、図9に示すように、ベース11の底壁に形成されていたコイル収納用の開口47を省略してもよい。この場合、筐体10全体の剛性を上げることができ、振動、衝撃に対するHDDの耐力を向上させることが可能となる。
また、上述したスピンドルモータ13によれば、必要に応じてハブ52の軸方向に沿った力をハブに発生させる場合、例えば、図5に示したように、磁石の軸方向中心とステータのコア56の軸方向中心とを軸方向に所定量ずらして配置する。これにより、磁気的に発生する力として任意に制御された力をハブに作用させることができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、この発明のディスク装置は、ディスク径が2.5インチのものに限らず、例えば、ディスク径が1インチ、あるいは1.8インチなどのディスク装置にも適用可能である。磁気ディスクおよび磁気ヘッドの数は、上述した実施形態に限らず、必要に応じて増加可能である。また、筐体、コア、磁気シールド板等、各構成部材の材質は、上述した実施形態に限らず、種々選択可能である。
10…筐体、 11…ベース、 12…磁気ディスク、 13…スピンドルモータ、
33…磁気ヘッド、 14…ヘッドアクチュエータ、 16…VCM、
46…凹所、 46a…段部、 50…ステータ、 52…ハブ(ロータ)、
54…スピンドル軸、 55…流体軸受け、56…コア、 58…コイル、
60…磁極、 62…磁石、 64…金属板、 64a…位置決め片、
70…磁気シールド板、 70a…環状部、 70b…円筒部、 70c…外周部、
73…シールドリング、 74…段部
33…磁気ヘッド、 14…ヘッドアクチュエータ、 16…VCM、
46…凹所、 46a…段部、 50…ステータ、 52…ハブ(ロータ)、
54…スピンドル軸、 55…流体軸受け、56…コア、 58…コイル、
60…磁極、 62…磁石、 64…金属板、 64a…位置決め片、
70…磁気シールド板、 70a…環状部、 70b…円筒部、 70c…外周部、
73…シールドリング、 74…段部
Claims (13)
- ロータと、
ベースに設けられ前記ロータを回転自在に支持した流体軸受けと、
前記ロータに同軸的に固定され前記ロータの外周面に露出しているとともに、円周方向に沿って並んで設けられた複数の磁極を有する円筒状の磁石と、
前記ベースに固定され前記ロータの外側に円周方向に沿って設けられ、前記ロータの磁石に対向した複数の磁極を有する環状のステータと、
前記ロータの回転軸と直交する方向に延び前記ステータの上面部を覆った環状部と、前記ロータの回転軸に沿って延出し、前記ステータと前記磁石との対向領域を除いて、前記ロータの外周面と径方向に対向した円筒部と、を有し磁気回路からの漏洩磁束を遮蔽する磁気シールド部材と、
を備えたスピンドルモータ。 - 前記磁気シールド部材は、前記環状部と円筒部とを一体に有し磁性を有する板材により形成されたシールド板を有し、前記円筒部は、前記環状部の内周側から前記ロータの回転軸に沿って延出している請求項1に記載のスピンドルモータ。
- 前記磁気シールド部材は、磁性を有する板材により形成され前記環状部を構成したシールド板と、前記ステータと前記磁石との対向領域を除いて、前記磁石の外周面に固定され前記円筒部を構成したシールドリングと、を有している請求項1に記載のスピンドルモータ。
- 前記シールド板は、前記ロータの軸方向に沿って延び前記ステータの外周面と対向した外周部を有している請求項2又は3に記載のスピンドルモータ。
- 前記ステータは、複数の金属板を積層して構成されたコアと、コアに巻装された複数のコイルと、を備え、前記コアの下層に位置した金属板は、前記ベース側に折曲げられているとともに前記ベースに係合して前記ステータを位置決めした位置決め片を有している請求項1に記載のスピンドルモータ。
- 前記ステータは、複数の金属板を積層して構成されたコアと、コアに巻装された複数のコイルと、を備え、
前記複数の金属板の内、少なくとも積層方向で最下層より上に位置した金属板の外径が、この金属板より下層に位置する金属板の外径よりも大きく形成され、その下層に位置する金属板と共に、前記ベースに係合して前記ステータを位置決めする段部を形成している請求項1に記載のスピンドルモータ。 - 前記ベースは、前記ステータと対向して設けられているとともにそれぞれ前記コイルを収容した複数の開口部を有している請求項5又は6に記載のスピンドルモータ。
- ベースを有した筐体と、
前記筐体内に設けられたディスク状の記録媒体と、
前記ベース上に設けられ、前記記録媒体を支持しているとともに回転させるスピンドルモータと、
上記記録媒体に対して情報の記録再生を行うヘッドと、
前記筐体内に設けられ、前記ヘッドを移動自在に支持しているとともに前記ヘッドを前記記録媒体に対して移動させるヘッドアクチュエータと、を備え、
ロータと、
ベースに設けられ前記ロータを回転自在に支持した流体軸受けと、
前記ロータに同軸的に固定され前記ロータの外周面に露出しているとともに、円周方向に沿って並んで設けられた複数の磁極を有する円筒状の磁石と、
前記ベースに固定され前記ロータの外側に円周方向に沿って設けられ、前記ロータの磁石に対向した複数の磁極を有する環状のステータと、
前記ロータの回転軸と直交する方向に延び前記ステータの上面部を覆った環状部と、前記ロータの回転軸に沿って延出し、前記ステータと前記磁石との対向領域を除いて、前記ロータの外周面と径方向に対向した円筒部と、を有し磁気回路からの漏洩磁束を遮蔽する磁気シールド部材と、を具備しているディスク装置。 - 前記ヘッドアクチュエータは、前記ベース上に支持された軸受け部と、前記軸受け部により回動自在に支持されているとともに前記軸受け部から延出し前記磁気ヘッドを支持したサスペンションとを備えている請求項8に記載のディスク装置。
- 前記スピンドルモータは、前記流体軸受けに支持されたスピンドル軸と、前記スピンドル軸に固定され前記ロータを構成したハブと、を備え、前記記録媒体は、前記ハブに固定され前記スピンドル軸と同軸的に保持されている請求項8に記載のディスク装置。
- 前記磁気シールド部材は、前記環状部と円筒部とを一体に有し磁性を有する板材により形成されたシールド板を有し、前記円筒部は、前記環状部の内周側から前記ロータの回転軸に沿って延出している請求項8に記載のディスク装置。
- 前記磁気シールド部材は、磁性を有する板材により形成され前記環状部を構成したシールド板と、前記ステータと前記磁石との対向領域を除いて、前記磁石の外周面に固定され前記円筒部を構成したシールドリングと、を有している請求項8に記載のディスク装置。
- ベースを有した筐体と、
前記筐体内に設けられたディスク状の記録媒体と、
前記ベース上に設けられ、前記記録媒体を支持しているとともに回転させるスピンドルモータと、
上記記録媒体に対して情報の記録再生を行うヘッドと、
前記筐体内に設けられ、前記ヘッドを移動自在に支持しているとともに前記ヘッドを前記記録媒体に対して移動させるヘッドアクチュエータと、を備え、
ロータと、
ベースに設けられ前記ロータを回転自在に支持した流体軸受けと、
前記ロータに同軸的に固定され前記ロータの外周面に露出しているとともに、円周方向に沿って並んで設けられた複数の磁極を有する円筒状の磁石と、
前記ベースに固定され前記ロータの外側に円周方向に沿って設けられ、前記ロータの磁石に対向した複数の磁極を有する環状のステータと、
上記ステータおよび磁石を覆って設けられ磁気回路からの漏洩磁束を遮蔽する磁気シールド部材と、を具備し、
前記ステータは、複数の金属板を積層して構成されたコアと、コアに巻装された複数のコイルと、を備え、前記コアの最下層に位置した金属板は、前記ベース側に折曲げられているとともに前記ベースに係合して前記ステータを位置決めした位置決め片を有しているディスク装置。
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