JP2008140990A - 光電変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光電変換素子の損傷を防止して効率良く光電変換を行うことができる光電変換装置を得る。
【解決手段】光電変換装置10では、照射されたレーザ光の一部を該レーザ光の照射を受けた光電変換素子30に入射させて光電変換に供させると共に、残余の一部を反射して他の光電変換素子30に入射させるように、複数の光電変換素子30が多角形筒状に形成されている。これにより、レーザ光は、光電変換素子30の狭い領域に集中的に照射されることなく、各光電変換素子に分散して照射される。
【選択図】図1
【解決手段】光電変換装置10では、照射されたレーザ光の一部を該レーザ光の照射を受けた光電変換素子30に入射させて光電変換に供させると共に、残余の一部を反射して他の光電変換素子30に入射させるように、複数の光電変換素子30が多角形筒状に形成されている。これにより、レーザ光は、光電変換素子30の狭い領域に集中的に照射されることなく、各光電変換素子に分散して照射される。
【選択図】図1
Description
本発明は、光エネルギを電気エネルギに変換するための光電変換装置に関する。
太陽光励起レーザ装置から出力したレーザ光を太陽電池で電気エネルギに変換する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−134700号公報
しかしながら、上記の如き従来の技術では、高出力のレーザ光によって太陽電池を損傷してしまうことが懸念される。
本発明は、上記事実を考慮して、光電変換素子の損傷を防止して効率良く光電変換を行うことができる光電変換装置を得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係る光電変換装置は、単一又は複数の光電変換素子が、照射された光の一部を入射させると共に一部を反射して他の部分又は他の光電変換素子に入射させるように形成又は配置されている。
請求項1記載の光電変換装置では、光電変換素子に照射された光の一部は該光電変換素子に入射(吸収)されて光電変換に供される。一方、光電変換素子で反射された光は、この光を反射した光電変換素子の他の部分又は他の光電変換素子に、少なくとも一部が入射されるように照射(伝播)される。これにより、単一又は複数の光電変換素子における特定の範囲に高エネルギの光が入射されることが防止され、該単一又は複数の光電変換素子の複数箇所に光が分散して入射される。
このように、請求項1記載の光電変換装置では、光電変換素子の損傷を防止して効率良く光電変換を行うことができる。
請求項2記載の発明に係る光電変換装置は、単一又は複数の光電変換素子が、入射面側が凹状を成すように形成又は配置されている。
請求項2記載の光電変換装置では、例えば単一の光電変換素子が入射斜面を凹面や内(周)面とするように湾曲されたり、複数の光電変換素子が弧状、環状、渦巻状等を成すように配置されることで、入射面側が凹状を成している。このように配置された光電変換素子の一部に、入射面に対する斜め方向から光を照射すると、この光の一部は、光電変換素子に入射されて光電変換に寄与すると共に、この光の他の一部は、反射されて単一の光電変換素子の他の部分又は複数の光電変換素子のうち他の光電変換素子に入射(伝播)されることが期待できる。これにより、単一又は複数の光電変換素子における特定の範囲に高エネルギの光が入射されることが防止され、該単一又は複数の光電変換素子の複数箇所に光が分散して入射される。
このように、請求項2記載の光電変換装置では、光電変換素子の損傷を防止して効率良く光電変換を行うことができる。
請求項3記載の発明に係る光電変換装置は、請求項1又は請求項2記載の光電変換装置において、複数の前記光電変換素子が、互いの入射面の成す角が180°未満になるように配置されている。
請求項3記載の光電変換装置では、光源から照射された光は、光電変換素子で反射されると、該反射光を生じた光電変換素子に対し傾斜して配置されている他の光電変換素子に向けて照射(伝播)され、少なくとも一部が該他の光電変換素子に入射される。この傾斜角の設定により、入射光量(反射光量)を調整又は設定することができる。
請求項4記載の発明に係る光電変換装置は、請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の光電変換装置において、複数の前記光電変換素子が、入射面を内面とした多角柱筒状又は多角錘筒状を成すように配置されている。
請求項4記載の光電変換装置では、光源からの光の照射方向を、複数の光電変換素子で構成する多角形筒状体又は多角錘筒状体の軸線に対するねじれ方向とすることで、光源からの光が複数の光電変換素子における入射、反射を繰り返しながら伝播され、多角形筒状体又は多角錘筒状体の軸線方向に(螺旋状又は軸線方向視で渦巻状に)進行する。これにより、多角形筒状体又は多角錘筒状体の軸線方向寸法を適当に設定することで、照射光の殆ど全てを光電変換素子に分散させて入射(吸収)させることができる。
請求項5記載の発明に係る光電変換装置は、請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の光電変換装置において、複数の前記光電変換素子が、各前記光電変換素子への入射光量が一定になるように配置されている。
請求項5記載の光電変換装置では、照射光、反射光の一部が光電変換素子に入射されて光量が減少するのに対応して、複数の光電変換素子が、光伝播方向の下流側に向けて徐々に照射光に対する反射割合を減らして入射割合を増やすように配置されている。これにより、各光電変換素子に入射される光密度が均一化され、光電変換効率の向上に寄与する。
請求項6記載の発明に係る光電変換装置は、請求項3記載の光電変換装置において、前記複数の光電変換素子が、光の照射方向の下流側に向かうほど隣接する前記光電変換素子との成す角が小さくなるように配置されている。
請求項6記載の光電変換装置では、光伝播方向の下流側に向かうほど光電変換素子への光照射角すなわち入射角が入射面に対する直角方向に近づくので、光量を減じつつ光伝播方向の下流側に反射光からの入射割合が増す。これにより、各光電変換素子に入射される光密度が均一化され、光電変換効率の向上に寄与する。
請求項7記載の発明に係る光電変換装置は、請求項1乃至請求項6の何れか1項記載の光電変換装置において、前記光電変換素子における光の入射面側又は該入射面に対する裏面側に、楔状断面を有する導光部材が設けられている。
請求項7記載の光電変換装置では、光電変換素子の表面から反射された光は、該光電変換阻止の他の部分又は他の光電変換素子に照射され、光電変換素子に入射された光は、楔状の導光部材によって該光電変換素子からの出射が抑制される。これにより、光電変換素子に入射された光は、該光電変換素子に効率的に吸収され、光電変換に寄与する。
請求項8記載の発明に係る光電変換装置は、請求項1乃至請求項7の何れか1項記載の光電変換装置において、前記光電変換素子を冷媒中に配置した。
請求項8記載の光電変換装置では、光電変換素子が例えば水等の液体や流動ガス等の冷媒中に配置されているため、過熱が防止される。このため、例えば高エネルギの光照射に対する損傷を受け難く、また光電変換高率の良好な運転状態を維持することができる。
以上説明したように本発明に係る光電変換装置は、光電変換素子の損傷を防止して効率良く光電変換を行うことができるという優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係る光電変換装置10が適用された太陽光励起発電装置11について、図1乃至図4に基づいて説明する。先ず、太陽光励起発電装置11の概略全体構成を説明し、次いで、本発明の要部である光電変換装置10について詳細に説明することとする。
図4には、太陽光励起発電装置11の概略構成がブロック図にて示されている。この図に示される如く、太陽光励起発電装置11は、レーザ装置としての太陽光励起レーザ装置12と、後述する光電変換素子30を主発電要素とする光電変換装置10と、光電変換装置10で発電された電気エネルギ(電力)を蓄える蓄電手段としての2次電池18と、太陽光励起レーザ装置12と光電変換装置10との間のレーザ光伝送路を構成する光ファイバ20と、光電変換装置10と2次電池18との間を導通(電気的に接続)する電線22とを主要構成要素として構成されている。この実施形態では、2次電池18は、光電変換素子30の出力を効率良く取り出すための負荷制御装置18Aを含んで構成されている。
太陽光励起レーザ装置12は、太陽光励起ファイバレーザ24を備えている。図示は省略するが、太陽光励起ファイバレーザ24は、クラッドに覆われたコアに活性物質(活性層)が含まれて構成されており、側面(周面)から太陽光を励起光として照射することで、レーザ発振が生じる構成とされている。コアに添加される活性物質としては、太陽光を励起光とする太陽光励起ファイバレーザ24では、Ndを用いることができ、さらにTi、Cr、Ce等を添加することが好ましい。また、太陽光励起レーザ装置12は、太陽光励起ファイバレーザ24の活性層に太陽光を集中的に照射するための集光系26を備えている。
太陽光励起ファイバレーザ24は、例えば同心状(渦巻状)や多段折り返し(千鳥)によるシート状等のスペース効率の良好な形状に形成されている。なお、太陽光励起ファイバレーザ24は、その光ファイバの両端面を壁開したままで共振器として機能する構成とすることも可能であるが、例えば、光ファイバの両端に誘電体ミラーを形成したり、反射鏡(金属ミラー等)を取り付けたり、グレーティングを書き込んだりすることで共振器を構成することが好ましい。
以上説明した太陽光励起レーザ装置12では、太陽光励起ファイバレーザ24は、その一端がレーザ光出力端24Aとされ、レーザ光伝送用の光ファイバ20の一端であるレーザ光入力端20Aに接続されている。この実施形態では、太陽光励起ファイバレーザ24を構成する光ファイバと光ファイバ20とを融着することで、レーザ光出力端24Aとレーザ光入力端20Aとが接続されている。図4に示される如く、光ファイバ20の他端は、光電変換装置10の光電変換素子30にレーザ光を照射するためのレーザ光照射端20Bとされている。
光電変換装置10は、光ファイバ20のレーザ光照射端20Bから出射されたレーザ光を平行光に変換するレンズ28を備えている。光電変換装置10では、レンズ28により平行光とされたレーザ光が、該光電変換装置10を構成する光電変換素子30に照射される構成とされている。なお、レンズ28は、太陽光励起レーザ装置12の構成要素として把握することも可能である。
また、太陽光励起発電装置11では、電線22を介して光電変換装置10に電気的に接続された2次電池18は、該光電変換装置10が発生した電気エネルギを蓄えるようになっている。2次電池18は、光電変換装置10の近傍に配置されることで、電線22による電気エネルギの伝送ロスが抑制されるようになっている。この2次電池18には、図示しない負荷に電気エネルギを供給可能に接続されても良く、充電後に電線22から切り離されて負荷装置に装着される構成としても良い。前者の構成においては、光電変換装置10が発生した電気エネルギ(の少なくとも一部)を直接的に付加に供給し得る構成とすることも可能である。
(光電変換装置の構成)
光電変換装置10は、光電変換素子30を備えている。この実施形態に係る光電変換素子30は、特定波長の光のエネルギを電気エネルギ(電力)に変換する単色光太陽電池として把握することができるものであり、例えば、Si系の光電変換素子(単結晶、多結晶、アモルファス型)、化合物半導体系(III−V族(GaAs系、InP、GaAlAs等)、II−VI族(CdS/CdTc系、Cu2S、ZnS、ZnSe等)、I−III−VI族(CuInSe2系、AgInSe2、CuInS2、CuGaSe2等)の光電変換素子、有機半導体系の光電変換素子、色素増感型の光電変換素子等を採用することができる。
光電変換装置10は、光電変換素子30を備えている。この実施形態に係る光電変換素子30は、特定波長の光のエネルギを電気エネルギ(電力)に変換する単色光太陽電池として把握することができるものであり、例えば、Si系の光電変換素子(単結晶、多結晶、アモルファス型)、化合物半導体系(III−V族(GaAs系、InP、GaAlAs等)、II−VI族(CdS/CdTc系、Cu2S、ZnS、ZnSe等)、I−III−VI族(CuInSe2系、AgInSe2、CuInS2、CuGaSe2等)の光電変換素子、有機半導体系の光電変換素子、色素増感型の光電変換素子等を採用することができる。
また、この実施形態は、光電変換素子30は、図1に示される如く、特定波長λg(=hc/Eg=hν)でのみ光電変換効率が高くなるバンド構造を有する構成とされているが、このような特定の波長に特化したバンド構造を構成する方法は、公知の技術であるので、説明を省略する。この光電変換装置10を構成する光電変換素子30の具体的構成については、後に補足することとする。
そして、光電変換装置10は、高エネルギ密度のレーザ光を複数の光電変換素子30に分散して入射させ(照射密度を低減し)、光電変換を行わせるように構成されている。具体的には、図1に示される如く、光電変換装置10は、それぞれ略同寸法の矩形板状に形成された複数の光電変換素子30を備えており、複数の光電変換素子30は、周方向に隣接する光電変換素子30と互いの幅方向端部を近接させて配置されることで、全体として多角形筒状(この実施形態では、略正十角形筒状)を形成している。この状態では、各光電変換素子30は、それぞれの入射面30A側が光電変換装置10の成す多角形筒状体の内側に向けられると共に、それぞれの裏面30Bが光電変換装置10の成す多角形筒状体の外側に向けられている。すなわち、光電変換装置10では、周方向に隣接する光電変換素子30の入射面30Aが成す角度はが180°未満に成る構成とされている。
この光電変換装置50では、最初に矢印Aにて示す方向からレーザ光が照射される光電変換素子30へのレーザ光の照射角θ0は、照射光の一部が入射されると共に残余の一部が入射面30Aにて反射されるように設定されている。また、この実施形態では、周方向に隣接する光電変換素子30の成す角αは、各光電変換素子30における照射角θiが、照射光の一部を入射させると共に残余の一部を入射面30Aにて反射させる角度になるように設定されている。図2に示される如く、レーザ光の伝播方向の上流側に隣接する光電変換素子30からの反射光の一部が入射されると共に残余の一部が入射面30Aにて反射されるように設定されている。レーザ光の照射角θ0・周方向に隣接する光電変換素子30の成す角α(照射角θi)は、光ファイバ20のレーザ光照射端20Bから出射されるレーザ光の光量(エネルギ)に応じて設定され、照射角θ0・θiを大きくするほど照射された光電変換素子30への入射光量を小さくすることができる。この実施形態では、各光電変換素子30の照射角θiが略一定(≒照射角θ0)とされている。
したがって、光電変換装置10では、レンズ28から矢印A方向に照射されたレーザ光の一部がレーザ光照射を受けた光電変換素子30に入射されると共に、他の一部が照射を受けた光電変換素子30の入射面30Aで反射して周方向に隣接する光電変換素子30に照射され、かつこのような入射面30Aでの反射が繰り返されてレーザ光が周方向に伝播されるように設定されている。そして、光電変換装置10では、矢印A方向から入射されたレーザ光は、周方向への伝播に伴って各光電変換素子30に分散して入射(吸収)されて殆ど全てが吸収され、該光電変換装置10から出射されないように、各光電変換素子30の寸法、角度α(照射角θi)、初期照射角θ0(矢印A方向)が決められている。
次いで、光電変換装置10を構成する光電変換素子30について補足する。図3(A)に示される如く、P型基板(P層)に拡散プロセスにてn型電極(n層)を作成することによって、p層32とn層34との間に空乏層36が形成されて構成されている。また、この実施形態では、光電変換素子30における入射面30Aに対する裏面30B側には、p層32を通過してきた光を反射し得る裏面反射層38が形成されている。
ここで、図3(B)に示される如くp層102が薄肉化されない以外の構成は光電変換素子30と共通である比較例太陽電池100について検討する。この比較例太陽電池100では、極薄肉のn層34で入射光量の数%から10%の吸収が生じ、n層34よりも厚い空乏層36で入射光量の数%から20%、残余の入射光は厚肉のp層102にて吸収される。この光の吸収によってp層102における電子の拡散長以内の深さで発生した電子は、空乏層36に達し、n層34に至ることで光電流となる。一方、p層102における拡散長よりも深い部分で発生した電子は、空乏層36に達することなく多数のキャリアと再結合して熱(損失)となる。
この知見に基づいて光電変換装置10では、各光電変換素子30を構成するp層32の厚みを電子の拡散長以下に設定している。p層32の厚みを薄くするには、例えば薄肉のP型基板(基板としての機能は30等の他の部材が果たすようにしても良い)を用いたり、n層34の形成後にp型基板(例えば300μm程度)を研磨したりすれば良い。p層32の厚みを薄くすることにより、光電変換素子30では、該p層32にて吸収された光は光電変換に有効に寄与し、p層32にて吸収されなかった光は裏面反射層38にて反射される構成である。すなわち、光電変換素子30は、裏面反射層38を設けることで、図3(C)に示される別の比較例太陽電池105の如く単に薄肉化したp層106からレーザ光が透過、出射してしまうことが防止される構成とされている。
この実施形態では、p層32は、薄肉(薄膜)化したSi基板に金属電極を積層して構成され、又は薄肉(薄膜)化したSi基板に透明電極と反射膜(金属又は誘電体多層膜)を積層して構成されている。前者の構成では金属電極が裏面反射層38を兼ね、後者の構成では透明電極及び反射膜が裏面反射層38を構成している。
次に、第1の実施形態の作用を説明する。
上記構成の太陽光励起発電装置11では、太陽光励起レーザ装置12の集光系26が太陽光励起ファイバレーザ24の側面からコアの活性層に向けて、太陽光を集中的に照射させる。太陽光励起ファイバレーザ24では、この太陽光を励起光としてレーザ発振が生じ、太陽光励起レーザ装置12のレーザ光出力端24Aから光ファイバ20を経由して光電変換装置10に向けてレーザ光が伝送される。このレーザ光は、光ファイバ20のレーザ光照射端20Bから出射され、レンズ28にて平行光とされて、図1に示される矢印A方向から光電変換装置10を構成する光電変換素子30に照射される。
この光電変換素子30では、照射光の一部が入射されると共に、残余の一部が主に入射面30Aにて反射される。光電変換素子30に入射されたレーザ光は、一部が該光電変換素子30内で吸収されて光電変換に供され、また他の一部が裏面反射層38にて反射されて再度吸収されて光電変換に供され、さらにその一部が入射面30Aから反射光として出射される。
この光電変換素子30からの反射光は、主に入射面30Aからの反射光であり、該光電変換素子30に周方向に隣接する光電変換素子30に照射される。この照射レーザ光量は、先に照射を受けた光電変換素子30での吸収分だけ減少している。そして、この光電変換素子30においても、照射レーザ光の一部が入射されて吸収されると共に、残余の一部が主に入射面30Aにて反射され、この反射光が周方向に隣接する光電変換素子30に照射される。そして、太陽光励起レーザ装置12から供給されたレーザ光(エネルギ)がほぼ全て吸収されるまで、光電変換素子30によるレーザ光の一部入射、反射が繰り返されつつ、レーザ光を入射した光電変換素子30での光電変換が行われる。
すなわち、光電変換装置10では、光エネルギのレーザ光が複数の光電変換素子30に時間的、空間的に分散されつつ各光電変換素子30に入射されて光電変換(発電)に供され、光エネルギが電気エネルギに変換される。そして、 光電変換装置10で生じた電気エネルギは、電線22を介して2次電池18に供給され、該2次電池18にて蓄えられる(2次電池18が充電される)。
ここで、光電変換装置10では、光電変換素子30に照射されたレーザ光の一部を該光電変換素子30に入射させて光電変換を行わせると共に、他の一部を該光電変換素子30の入射面30Aにて反射させて他の光電変換素子30に照射させるため、照射光を光電変換装置10を構成する光電変換素子30の各部に分散して入射させることができる。このため、光電変換装置10では、高エネルギのレーザ光が光電変換装置10を構成する光電変換素子30の狭い領域に集中的に照射されることがなく、該光電変換装置10を構成する光電変換素子30が損傷を受けることが防止される。
そして、光電変換装置10では、上記の通りレーザ光を複数の光電変換素子30に時間的、空間的に分散して入射させることができるので、光ファイバ20を介して照射されたレーザ光のほぼ全量を光電変換素子30に損傷を与えることなく該光電変換素子30入射させて吸収することができ、太陽光励起レーザ装置12で得られた高エネルギのレーザ光を利用して、効率良く光電変換を行うことができる。
また光電変換装置10では、複数の光電変換素子30が多角形筒状を成すように配置されて構成されているので、換言すれば、光電変換装置10では、複数の光電変換素子30が立体的に配置されているため、例えば、図10に示す比較例に係る光電変換装置10のように、平面状に配置した光電変換素子30にレーザ光を拡散光として照射させる構成と比較して、設置面積、占有空間(レーザ光の拡散に要する空間を含む)をコンパクトにすることができる。
(他の実施形態)
次に、本発明の他の実施形態を説明する。なお、上記第1の実施形態又は前出の構成と基本的に同一の部分等については、上記第1の実施形態又は前出の構成と同一の符号を付して説明を省略し、また図示を省略する場合がある。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。なお、上記第1の実施形態又は前出の構成と基本的に同一の部分等については、上記第1の実施形態又は前出の構成と同一の符号を付して説明を省略し、また図示を省略する場合がある。
(第2の実施形態)
図5には、本発明の第2の実施形態に係る光電変換装置50が図1に対応する斜視図にて示されている。この図に示される如く、光電変換装置50は、複数の光電変換素子30が多角錐筒状を成すように配置されている点で、複数の光電変換素子30が多角形筒状を成すように配置されている光電変換装置10とは異なる。
図5には、本発明の第2の実施形態に係る光電変換装置50が図1に対応する斜視図にて示されている。この図に示される如く、光電変換装置50は、複数の光電変換素子30が多角錐筒状を成すように配置されている点で、複数の光電変換素子30が多角形筒状を成すように配置されている光電変換装置10とは異なる。
具体的には、光電変換装置50を構成する複数の光電変換素子30は、それぞれ高さ方向に長手の台形状に形成されており、周方向に隣接する光電変換素子30と互いの周方向端部を近接させて配置されることで、全体として上記の通り多角錐筒状(この実施形態では、十角錐筒状)を形成している。そして、光電変換装置50では、図5に示される如く、全体として成す多角錐筒状体における大きく開口した側から、太陽光励起レーザ装置12(光ファイバ20のレーザ光照射端20B)のレーザ光が入射される構成とされている。光電変換装置60の他の構成は、光電変換装置50の対応する構成と同じである。
したがって、第2の実施形態に係る光電変換装置50によっても、第1の実施形態に係る光電変換装置10と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。また、光電変換装置50では、多角錐筒状に形成されると共に大きく開口する側からレーザ光が入射されるので、換言すれば、各光電変換素子30がレーザ光の入射側を向くように軸線に対し傾斜配置されているため、光電変換素子30に吸収されてレーザ光の入射量が少なくなる側において、軸線方向に高密度でレーザ光が入射されることになる。これにより、光電変換素子30の各部へのレーザ光の入射量がより均一化され、光電変換装置50(複数の光電変換素子30)の面積を有効利用することができる。したがって、光電変換装置50では、そのスペース効率が良好である。
(第3の実施形態)
図6には、本発明の第3の実施形態に係る光電変換装置60が平面断面図にて示されている。この図に示される如く、光電変換装置60は、複数の光電変換素子30が平面視(軸方向視)で閉空間(多角形)を形成しないように配置されている点で、光電変換装置10、50とは異なる。
図6には、本発明の第3の実施形態に係る光電変換装置60が平面断面図にて示されている。この図に示される如く、光電変換装置60は、複数の光電変換素子30が平面視(軸方向視)で閉空間(多角形)を形成しないように配置されている点で、光電変換装置10、50とは異なる。
具体的には、光電変換装置60を構成する複数の光電変換素子30は、それぞれ略同寸法の矩形板状に形成されており、周方向に隣接する光電変換素子30との成す角αがレーザ光(反射光)の伝播方向の下流側に向かうほど大きくなる設定とされている。換言すれば、光電変換装置60では、レーザ光の伝播方向の下流側に向かうほど反射光の照射角θiが小さくなり(照射方向が入射面30Aに対する法線方向に近くなり)、照射光量に対する入射光量の割合が増す構成とされている。この実施形態では、レーザの伝播方向において、各光電変換素子30への入射光量が略一定となるように、周方向に隣接する光電変換素子30との成す角αが設定されている。
各光電変換素子30は、それぞれ略矩形板状に形成されて光電変換装置10の如く多角形筒状を成しても良く、それぞれ高さ方向に長手の台形状に形成されて光電変換装置50の如く多角錘筒状に形成されても良い。光電変換装置60の他の構成は、光電変換装置10又は光電変換装置50の対応する構成と同じである。
したがって、第3の実施形態に係る光電変換装置60によっても、第1又は第2の実施形態に係る光電変換装置10、50と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。また、光電変換装置60では、周方向に隣接する各光電変換素子30への入射光量(光密度)が均等化されるので、各光電変換素子30の光電変換能力を有効に利用して一層良好な光電変換効率、スペース効率を実現することができる。
(第4の実施形態)
図7(A)には、本発明の第4の実施形態に係る光電変換装置70が平面断面図にて示されている。この図に示される如く、光電変換装置70は、各光電変換素子30の入射面30A側に導光部材72が設けられている点で、光電変換装置10とは異なる。
図7(A)には、本発明の第4の実施形態に係る光電変換装置70が平面断面図にて示されている。この図に示される如く、光電変換装置70は、各光電変換素子30の入射面30A側に導光部材72が設けられている点で、光電変換装置10とは異なる。
図7(B)に示される如く、導光部材72は、例えば石英等の透明固体にて構成されており、この実施形態では入射面30Aに対しレーザ光の照射方向とは反対側に傾斜した表面72Aを有する。この導光部材72は、図7(B)に矢印Bにて示される如く、入射面30Aでの隣接する光電変換素子30への反射(透過)は妨げないが、同図に矢印Cにて示される如く、裏面反射層38からの反射光を入射面30A側に再反射するように形成されている。
これにより、光電変換装置70では、光電変換素子30に入射されたレーザ光は、裏面反射層38で反射されて入射面30Aから出射されることが防止され、該光電変換素子30に吸収されて光電変換に供される構成とされている。一方、入射面30Aで反射された照射光は、周方向に隣接する光電変換素子30に照射されるようになっている。それぞれ導光部材72が設けられた光電変換素子30は、それぞれ略矩形板状に形成されて光電変換装置10の如く多角形筒状を成しても良く、それぞれ高さ方向に長手の台形状に形成されて光電変換装置50の如く多角錘筒状に形成されても良い。光電変換装置70の他の構成は、光電変換装置10又は光電変換装置50の対応する構成と同じである。
したがって、第4の実施形態に係る光電変換装置70によっても、第1又は第2の実施形態に係る光電変換装置10、50と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。また、光電変換装置70では、一旦光電変換素子30に入射されたレーザ光(光電変換素子30に損傷を与えないように設定された光量のレーザ光)が該光電変換素子30での光電変換に供されるので、このレーザ光の一部を他の光電変換素子30に向けて照射する構成と比較して伝播ロスを生じ難く、一層良好な光電変換効率、スペース効率を実現することができる。特に、光電変換素子30の裏面30Bに裏面反射層38が設けられているので、レーザ光(照射エネルギ)の一層の有効利用が図られる。
なお、第4の実施形態では、導光部材72が入射面30A側に設けられた例を示したが、本発明はこれに限定されず、導光部材72を裏面30B側に設けても良い。この場合、裏面30Bには透明電極を設けると共に裏面反射層38は設けず、裏面30B(透明電極)の透過光を表面72Aで反射して、光電変換素子30に再び入射させるようにすれば良い。なお、光電変換素子30の入射面30A、裏面30Bに共に導光部材72を設けることも可能である。
なお、上記した第1乃至第4の実施形態では、複数の光電変換素子30が周方向に隣接する光電変換素子30に向けて入射光の一部を反射するように配置された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、周方向に離間した光電変換素子30に対し入射光の一部を反射するように、複数の光電変換素子30を隙間を挟んで配置したり、他の光電変換素子30を挟んで配置したりしても良い。
(第5の実施形態)
図8には、本発明の第5の実施形態に係る光電変換装置70が平面断面図にて示されている。この図に示される如く、光電変換装置80は、単一の光電変換素子82を備えて構成されている点で、複数の光電変換素子30を用いて構成された光電変換装置10、50、60、70とは異なる。
図8には、本発明の第5の実施形態に係る光電変換装置70が平面断面図にて示されている。この図に示される如く、光電変換装置80は、単一の光電変換素子82を備えて構成されている点で、複数の光電変換素子30を用いて構成された光電変換装置10、50、60、70とは異なる。
光電変換素子82は、光電変換素子の機能としては光電変換素子30と動揺に構成されているが、全体として湾曲変形可能なフレキシブル構造とされている。そして、この実施形態では、光電変換素子82を平面断面視で略渦巻状に形成することで、光電変換装置60と同様の形状を単一の光電変換素子82にて構成している。すなわち、光電変換装置80では、レーザ光の伝播方向下流側に向けて照射光の光量に対する入射光量が増すように、レーザ光の伝播方向下流側に向けて徐々に光電変換素子82の曲率が大きくなるように形成されている。光電変換装置80の他の構成は、光電変換装置60の対応する構成と同じである。
したがって、第5の実施形態に係る光電変換装置80によっても、第3の実施形態に係る光電変換装置60と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。
なお、第5の実施形態では、単一の光電変換素子82が平面視で渦巻状を成す例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、単一の光電変換素子82を円筒状又は円錐(台)筒状に形成しても良い。また、単一の光電変換素子82に代えて、平面視で円弧状に形成された複数の光電変換素子82を用いて光電変換装置80を構成しても良い。
(第6の実施形態)
図9には、本発明の第6の実施形態に係る光電変換装置90が適用された上記構成の太陽光励起発電装置11がブロック図にて示されている。この図に示される如く、光電変換装置90は、冷媒槽92を備え、該冷媒槽92内の冷媒としての純水PW中に光電変換装置10が浸漬されている点で、大気中に配置された光電変換装置10とは異なる。
図9には、本発明の第6の実施形態に係る光電変換装置90が適用された上記構成の太陽光励起発電装置11がブロック図にて示されている。この図に示される如く、光電変換装置90は、冷媒槽92を備え、該冷媒槽92内の冷媒としての純水PW中に光電変換装置10が浸漬されている点で、大気中に配置された光電変換装置10とは異なる。
この実施形態では、冷媒槽92にレンズ28が保持されている。このため、レンズ28は、純水PWに対する屈折率を考慮した形状に形成されている。なお、光ファイバ20のレーザ光照射端20B、レンズ28は、共に冷媒槽92内の純粋中に浸漬しても良く、共に大気中に配置しても良い。光電変換装置90の他の構成は、光電変換装置10の対応する構成と同じである。
したがって、第6の実施形態に係る光電変換装置90によっても、第1の実施形態に係る光電変換装置10と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。また、光電変換装置90では、光電変換に伴い発熱する光電変換装置10が冷媒槽92内の純水PWにて冷却されるため、過熱が防止される(温度上昇が抑制される)。このため、例えば高エネルギのレーザ光の照射に対し光電変換素子30の損傷を受け難く、また光電変換高率の良好な運転状態(条件)を維持することができる。
なお、第6の実施形態では、冷媒として純水PWを用いた例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、純水PWに代えて、フロリナ−ト(商品名、米国スリーエム社製)等の液体を用いても良く、また例えば、流動気体を冷媒として用いることも可能である。
また、第6の実施形態では、冷媒槽92内の冷媒中に光電変換装置10を浸漬した例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、冷媒槽92内の冷媒中に光電変換装置50、60、70、80の何れかを浸漬させた構成としても良い。
さらに、上記した各実施形態では、光電変換装置10、50、60、70、80、90に太陽光励起レーザ装置12からのレーザ光が照射される例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、光電変換装置10、50、60、70、80、90に太陽光を照射させる構成としても良く、他の光源からの光(太陽光励起以外のレーザ光を含む)を照射するようにしても良い。
10 光電変換装置
30 光電変換素子
30A 入射面
50・60・70・80・90 光電変換装置
72 導光部材
82 光電変換素子
PW 冷媒
30 光電変換素子
30A 入射面
50・60・70・80・90 光電変換装置
72 導光部材
82 光電変換素子
PW 冷媒
Claims (8)
- 単一又は複数の光電変換素子が、照射された光の一部を入射させると共に一部を反射して他の部分又は他の光電変換素子に入射させるように形成又は配置されている光電変換装置。
- 単一又は複数の光電変換素子が、入射面側が凹状を成すように形成又は配置されている光電変換装置。
- 複数の前記光電変換素子が、互いの入射面の成す角が180°未満になるように配置されている請求項1又は請求項2記載の光電変換装置。
- 複数の前記光電変換素子が、入射面を内面とした多角柱筒状又は多角錘筒状を成すように配置されている請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の光電変換装置。
- 複数の前記光電変換素子が、各前記光電変換素子への入射光量が一定になるように配置されている請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の光電変換装置。
- 前記複数の光電変換素子が、光の伝播方向の下流側に向かうほど隣接する前記光電変換素子との成す角が小さくなるように配置されている請求項3記載の光電変換装置。
- 前記光電変換素子における光の入射面側又は該入射面に対する裏面側に、楔状断面を有する導光部材が設けられている請求項1乃至請求項6の何れか1項記載の光電変換装置。
- 前記光電変換素子を冷媒中に配置した請求項1乃至請求項7の何れか1項記載の光電変換装置。
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KR101829456B1 (ko) * | 2011-04-26 | 2018-02-19 | 서울시립대학교 산학협력단 | 태양전지 모듈 및 그 제조방법과 이를 이용한 태양광 발전장치 |
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-
2006
- 2006-12-01 JP JP2006325908A patent/JP2008140990A/ja active Pending
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