JP2008140655A - スライドスイッチ - Google Patents

スライドスイッチ Download PDF

Info

Publication number
JP2008140655A
JP2008140655A JP2006325702A JP2006325702A JP2008140655A JP 2008140655 A JP2008140655 A JP 2008140655A JP 2006325702 A JP2006325702 A JP 2006325702A JP 2006325702 A JP2006325702 A JP 2006325702A JP 2008140655 A JP2008140655 A JP 2008140655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring plate
knob member
free end
convex portion
knob
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006325702A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonobu Takeda
友伸 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP2006325702A priority Critical patent/JP2008140655A/ja
Publication of JP2008140655A publication Critical patent/JP2008140655A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slide Switches (AREA)

Abstract

【課題】スライド方向の違いにより要する力の差異をなくし、ツマミ部材を中間の停止位置で適切に拘束することができるスライドスイッチの提供。
【解決手段】ツマミ部材12は、操作入力部分15と、移動規制段部分16と、移動規制壁17とを有する。操作入力部分15は、スライド方向Sで見た略中央位置で、移動規制段部分16により盛り上げられた個所からさらに突起された突条であり、使用者が容易に摘むことが可能とされている。移動規制壁17は、スライド方向Sで見て操作入力部分15を中心として対称となる位置で対を為すように操作入力部分15の突起方向とは反対側に延出されている。ツマミ部材12は、操作入力部分15が車室に臨むようにハウジング本体13に保持されている。操作入力部分15を押し出すまたは引張るように操作することにより、ツマミ部材12をスライド移動させることが可能である。
【選択図】図3

Description

本発明は、3段階での電気的な切り換えが可能なスライドスイッチに関する。
従来、移動が制限される3個所の停止位置の間をスライド移動可能とされたツマミ部材を有し、このツマミ部材を各停止位置に停止させることにより互いに電気的に異なる接点への接続が可能とされたスライドスイッチが知られている。このスライドスイッチでは、ツマミ部材が固定部材によりスライド移動可能に保持され、スライド移動可能とされたツマミ部材を3個所で停止させるために、ツマミ部材にバネ板部材が設けられかつ固定部材に受入部が設けられている。
バネ板部材は、受入部へ向けて延出するようにツマミ部材に片持ち支持されており、そのバネ板自由端部が固定部材における受入部の近傍に押し当てられるように設定されている。受入部は、固定部材から突出する2つの凸部分とその間の凹部分とを有し、これら両凸部分と凹部分とがツマミ部材のスライド移動方向に沿って隣接されている。バネ板部材のバネ板自由端部は、受入部に嵌合可能な突起形状とされており、このバネ板自由端部が受入部に嵌合されることにより固定部材に対するツマミ部材のスライド移動が制限される。このバネ板部材のバネ板自由端部と受入部との協働により、ツマミ部材は、バネ板部材のバネ板自由端部が受入部の一方の外部で固定部材に押し当てられる位置と、バネ板自由端部が受入部に嵌合される位置と、バネ板自由端部が受入部の他方の外部で固定部材に押し当てられる位置との3個所で停止されるとともに、バネ板自由端部が受入部の両凸部分を乗り越えるようにツマミ部材を移動させることにより3個所の停止位置間をスライド移動させることができる。このスライドスイッチでは、受入部とは異なる位置で固定部材に当接すべくツマミ部材から延出され導電性を有する材料からなる接続板部材がツマミ部材に片持ち支持されており、かつツマミ部材が3個所の停止位置とされている際に接続板部材の接続自由端部が当接する固定部材の面に、それぞれ電気的に異なる3つの接点が設けられており、ツマミ部材の存在位置(3個所の停止位置。)に応じて電気的な切り換えが可能とされている。
ところで、上記したスライドスイッチでは、受入部に嵌合される突起形状のバネ板自由端部が、ツマミ部材に片持ち支持されたバネ板部材の先端(自由端。)であることから、受入部にバネ板自由端部が嵌合された状態からツマミ部材をスライド移動させるべく受入部のいずれか一方の凸部分を乗り越えさせようとツマミ部材に操作力を付与する際、自由端側に位置する凸部分を乗り越える場合の方が、ツマミ部材に支持された基端側の凸部分を乗り越える場合よりも要する力が大きくなってしまう。このことは使用者に違和感を覚えさせることから、操作方向の違いに拘わらず要する力を等しくすることができるスライドスイッチが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
このスライドスイッチでは、バネ板部材のバネ板自由端部と受入部の凹部分とが2つの傾斜壁で尖端を形成する構成とされており、ツマミ部材のスライド方向を基準とするバネ板自由端部の2つの傾斜壁の傾斜角度が、ツマミ部材に支持された基端側の傾斜壁よりも自由端側の傾斜壁の方が大きくされている。これにより、バネ板自由端部が、受入部において自由端側に位置する凸部分を乗り越える際に要する力と、受入部において自由端側に位置する凸部分を乗り越える際に要する力とを略等しくすることができ、使用者が違和感を覚えることを防止することができる。
特開平7−335074号公報
ところで、上記したスライドスイッチでは、バネ板部材のバネ板自由端部が受入部に嵌合されることにより、ツマミ部材が3個所の停止位置のうちの中間位置で拘束される構成とされている。このため、上記したスライドスイッチでは、バネ板自由端部の2つの傾斜壁が互いに異なる傾斜角度とされていることから、受入部の凹部分もバネ板自由端部に合致するように傾斜角度に差異を持たせる構成としなければ、バネ板自由端部の受入部への嵌合状態におけるバネ板自由端部と受入部との接触面積が僅かなものとなってしまう。すると、中間位置にあるツマミ部材のスライド方向で見た拘束力すなわち中間位置にあるツマミ部材の安定性の低下を招く虞がある。これを防止するために受入部の凹部分の形状をバネ板自由端部に合致させると、例えば仕様変更のためにバネ板部材の設計が変更されると、固定部材側の設計を変更する必要が生じることから、製造コストの増加を招いてしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みて為されたもので、製造コストの増加を招くことなく、スライド方向の違いにより要する力の差異をなくし、かつツマミ部材を中間の停止位置で適切に拘束することができるスライドスイッチを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載のスライドスイッチは、切り換え操作のためのツマミ部材が3個所の停止位置の間をスライド移動可能に固定部材に保持され、前記ツマミ部材を前記各停止位置に停止させることにより互いに異なる電気的な接続が可能とされたスライドスイッチであって、前記固定部材に押し当たるように前記ツマミ部材に片持ち支持され該ツマミ部材のスライド移動方向に沿って延在するバネ板部材と、該バネ板部材のバネ板自由端部の嵌合が可能であり前記ツマミ部材のスライド移動方向に沿って前記バネ板部材の自由端側の第1凸部分から凹部分を経て第2凸部分に至る傾斜を固定部材に形成する受入部とを備え、前記バネ板部材の前記バネ板自由端部は、前記受入部の前記凹部分を構成する面と該凹部分から前記第1凸部分へ至る第1傾斜面と前記凹部分から前記第2凸部分へ至る第2傾斜面とに当接可能に突起する湾曲形状とされ、前記第1傾斜面は、前記ツマミ部材のスライド移動方向に対する傾斜角度が前記第2傾斜面の傾斜角度よりも小さく設定されていることを特徴とするスライドスイッチ。
上記した構成によれば、バネ板部材のバネ板自由端部がツマミ部材のスライド移動に伴って当該スライド方向に移動されることとなるが、受入部においてバネ板自由端部の移動方向を基準とする第1傾斜面の傾斜角度が第2傾斜面の傾斜角度よりも小さな傾斜角度とされていることから、受入部の凹部分から2つの凸部分のいずれか一方を乗り越えようとする際、第1凸部を乗り越える場合に要する力と第2凸部を乗り越える場合に要する力とを等しくすることができる。
また、受入部は、バネ板部材のバネ板自由端部が嵌合されている際、バネ板自由端部が凹部分を構成する面と第1傾斜面と第2傾斜面とに当接される構成である、すなわち受入部により3方から支持される構成であることから、中間位置にあるツマミ部材を適切に拘束することができる。
さらに、湾曲形状とされたバネ板部材のバネ板自由端部を3方から支持することにより嵌合状態において受入部がバネ板自由端部を適切に拘束する構成であることから、バネ板部材のバネ板自由端部の形状を変更しなくても、受入部の第1傾斜面および第2傾斜面として設定された傾斜角度に拘わらず嵌合時においてバネ板自由端部を受入部の凹部分を構成する面と第1傾斜面と第2傾斜面とに当接させることができる。このように、バネ板部材の設計変更を伴うことなく仕様変更することが可能となることから、製造コストの増加を招くことを防止することができる。
請求項2に記載のスライドスイッチは、切り換え操作のためのツマミ部材が3個所の停止位置の間をスライド移動可能に固定部材に保持され、前記ツマミ部材を前記各停止位置に停止させることにより互いに異なる電気的な接続が可能とされたスライドスイッチであって、前記固定部材に押し当たるように前記ツマミ部材に片持ち支持され該ツマミ部材のスライド移動方向に沿って延在するバネ板部材と、該バネ板部材のバネ板自由端部の嵌合が可能であり前記ツマミ部材のスライド移動方向に沿って前記バネ板部材の自由端側の第1凸部分から凹部分を経て第2凸部分に至る傾斜を固定部材に形成する受入部とを備え、前記バネ板部材の前記バネ板自由端部は、前記受入部の前記凹部分を構成する面と該凹部分から前記第1凸部分へ至る第1傾斜面と前記凹部分から前記第2凸部分へ至る第2傾斜面とに当接可能に突起する湾曲形状とされ、前記第1凸部分は、前記ツマミ部材のスライド移動方向に直交する方向で見た前記凹部分からの高さ寸法が前記第2凸部分の高さ寸法よりも小さく設定されていることを特徴とする。
上記した構成によれば、バネ板部材のバネ板自由端部がツマミ部材のスライド移動に伴って当該スライド方向に移動されることとなるが、受入部においてバネ板自由端部の移動方向に直交する方向を基準とする第1凸部分の高さ寸法が第2凸部分の高さ寸法よりも小さくされていることから、受入部の凹部分から2つの凸部分のいずれか一方を乗り越えようとする際、第1凸部を乗り越える場合に要する力と第2凸部を乗り越える場合に要する力とを等しくすることができる。
また、受入部は、バネ板部材のバネ板自由端部が嵌合されている際、バネ板自由端部が凹部分を構成する面と第1傾斜面と第2傾斜面とに当接される構成である、すなわち受入部により3方から支持される構成であることから、中間位置にあるツマミ部材を適切に拘束することができる。
さらに、湾曲形状とされたバネ板部材のバネ板自由端部を3方から支持することにより嵌合状態において受入部がバネ板自由端部を適切に拘束する構成であることから、バネ板部材のバネ板自由端部の形状を変更しなくても、受入部の第1凸部分および第2凸部分として設定された高さ寸法に拘わらず嵌合時においてバネ板自由端部を受入部の凹部分を構成する面と第1傾斜面と第2傾斜面とに当接させることができる。このように、バネ板部材の設計変更を伴うことなく仕様変更することが可能となることから、製造コストの増加を招くことを防止することができる。
請求項3に記載のスライドスイッチは、切り換え操作のためのツマミ部材が3個所の停止位置の間をスライド移動可能に固定部材に保持され、前記ツマミ部材を前記各停止位置に停止させることにより互いに異なる電気的な接続が可能とされたスライドスイッチであって、前記固定部材に押し当たるように前記ツマミ部材に片持ち支持され該ツマミ部材のスライド移動方向に沿って延在するバネ板部材と、該バネ板部材のバネ板自由端部の嵌合が可能であり前記ツマミ部材のスライド移動方向に沿って前記バネ板部材の自由端側の第1凸部分から凹部分を経て第2凸部分に至る傾斜を固定部材に形成する受入部とを備え、前記バネ板部材の前記バネ板自由端部は、前記受入部の前記凹部分を構成する面と該凹部分から前記第1凸部分へ至る第1傾斜面と前記凹部分から前記第2凸部分へ至る第2傾斜面とに当接可能に突起する湾曲形状とされ、前記第1傾斜面は、前記ツマミ部材のスライド移動方向に対する傾斜角度が前記第2傾斜面の傾斜角度よりも小さく設定され、前記第1凸部分は、前記ツマミ部材のスライド移動方向に直交する方向で見た前記凹部分からの高さ寸法が前記第2凸部分の高さ寸法よりも小さく設定されていることを特徴とする。
上記した構成によれば、受入部においてバネ板自由端部の移動方向を基準とする第1傾斜面の傾斜角度が第2傾斜面の傾斜角度よりも小さな傾斜角度とされ、かつ受入部においてバネ板自由端部の移動方向に直交する方向を基準とする第1凸部分の高さ寸法が第2凸部分の高さ寸法よりも小さくされていることから、受入部の凹部分から2つの凸部分のいずれか一方を乗り越えようとする際、第1凸部を乗り越える場合に要する力と第2凸部を乗り越える場合に要する力とをより効果的に等しくすることができる。
また、受入部は、バネ板部材のバネ板自由端部が嵌合されている際、バネ板自由端部が凹部分を構成する面と第1傾斜面と第2傾斜面とに当接される構成である、すなわち受入部により3方から支持される構成であることから、中間位置にあるツマミ部材を適切に拘束することができる。
さらに、湾曲形状とされたバネ板部材のバネ板自由端部を3方から支持することにより嵌合状態において受入部がバネ板自由端部を適切に拘束する構成であることから、バネ板部材のバネ板自由端部の形状を変更しなくても、受入部の第1傾斜面および第2傾斜面として設定された傾斜角度および受入部の第1凸部分および第2凸部分として設定された高さ寸法に拘わらず嵌合時においてバネ板自由端部を受入部の凹部分を構成する面と第1傾斜面と第2傾斜面とに当接させることができる。このように、バネ板部材の設計変更を伴うことなく仕様変更することが可能となることから、製造コストの増加を招くことを防止することができる。
本発明のスライドスイッチでは、製造コストの増加を招くことなく、スライド方向の違いにより要する力の差異をなくし、かつツマミ部材を中間の停止位置で適切に拘束することができる。
以下に、本発明に係るスライドスイッチの実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係るスライドスイッチ10を備えるルームランプRLが適用された車両Cを示す模式的な斜視図であり、図2は、ルームランプRLを拡大した模式的な正面図であり、図3は、図2に示すI−I線に沿って得られた模式的な断面図でありスライドスイッチ10を示している。
スライドスイッチ10は、図1に示すように、車両の天井Cに設けられたルームランプRLに適用されている。ルームランプRLは、車室を照明するために採用されており、常時点灯させるONモードと、常時消灯させるOFFモードと、ドアの開閉に応じて点灯制御されるDOORモードとが選択可能とされている(図2参照。)。この各モードの選択のために、ルームランプRLにスライドスイッチ10が適用されている。スライドスイッチ10は、図2に示すように、ハウジング11内にツマミ部材12がスライド移動可能に収容されて構成されている(スライド方向S参照。)。ツマミ部材12は、そのスライド移動可能な範囲(2点鎖線で示すツマミ部材12´とツマミ部材12´´との間。)の両端位置(12´、12´´。)と、それらの中間位置(実線で示すツマミ部材12参照。)との3個所の停止位置で自由なスライド移動が制限されるように拘束される構成とされている。スライドスイッチ10では、ツマミ部材12のスライド移動可能な範囲において、左端位置(ツマミ部材12´´参照。)がOFFモードに対応し、右端位置(ツマミ部材12´参照。)がONモードに対応し、中間位置(ツマミ部材12参照。)がDOORモードに対応するように電気的な接続の切り替えが可能とされている。なお、以下の説明では、中間位置にあるツマミ部材12から見て、左端位置へ向かう方向を押出し方向Spとし、右端位置へ向かう方向を引張り方向Sdとする。
ハウジング11は、図3に示すように、ハウジング本体13と蓋部材14とを有する。ハウジング本体13は、全体に一端開放の箱形状を呈し、開放端13aが車室に臨む(下方に位置する。)ように車両の天井Cに埋め込まれて取り付けられている。ハウジング本体13は、本実施例では、ルームランプRLのハウジング本体と一体的に構成されている(図2参照。)。ハウジング本体13は、図示は略すがスライド方向Sへスライド移動可能にツマミ部材12を保持している。このため、ハウジング本体13が固定部材として機能している。以下の説明では、ハウジング本体13が天井Cに取り付けられた状態における方向を用いて説明する。
ツマミ部材12は、操作入力部分15と、移動規制段部分16と、移動規制壁17とを有する。操作入力部分15は、スライド方向Sで見た略中央位置で、移動規制段部分16により盛り上げられた個所からさらに突起された突条であり、使用者が容易に摘むことが可能とされている。移動規制壁17は、スライド方向Sで見て操作入力部分15を中心として対称となる位置で対を為すように操作入力部分15の突起方向とは反対側に延出されている。ツマミ部材12は、操作入力部分15が車室に臨む(下方に位置する。)ようにハウジング本体13に保持されている。
ハウジング本体13には、その開放端を覆うように蓋部材14が取り付けられている。蓋部材14には、開口部14aが設けられ、この開口部14aからツマミ部材12の操作入力部分15が露出されている。このため、操作入力部分15を押し出すまたは引張るように操作することにより、ハウジング11の外方からツマミ部材12をスライド移動させることが可能である。
また、ハウジング本体13の上端壁18には、2つの移動規制係合壁19と、受入部20と、2つの接続プレート21とが設けられている。
両移動規制係合壁19は、スライド方向Sで見て略中央から等しい位置で対を為すように設けられ、上端壁18から下方へと延出されている。両移動規制係合壁19は、その間にツマミ部材12を位置させることが可能とされており、一方の移動規制係合壁19がツマミ部材12の一方の移動規制壁17と係合することによりツマミ部材12の押出し方向Spへのスライド移動を制限し(図4参照。)、他方の移動規制係合壁19がツマミ部材12の他方の移動規制壁17と係合することによりツマミ部材12の引張り方向Sdへのスライド移動を制限する(図5参照。)また、蓋部材14の開口部14aは、両移動規制壁17および両移動規制係合壁19が係合状態であるとき、ツマミ部材12の移動規制段部分16と係合する構成とされており、両移動規制壁17および両移動規制係合壁19によるツマミ部材12のスライド移動の制限を補助している(図4および図5参照。)。
両移動規制係合壁19の間の上端壁18において、スライド方向Sで見て中央位置よりも押出し方向Sp側に受入部20が設けられている。受入部20は、スライド方向Sに並列する位置で下方へ向けて突起された2つの凸部分22と、その間に位置される凹部分23とを有する。受入部20は、後述するバネ板部材24のバネ板自由端部25との嵌合が可能とされている。
ハウジング本体13の上端壁18には、スライド方向Sで見て受入部20とは反対側、すなわちスライド方向Sで見て中央位置よりも引張り方向Sd側に2つの接続プレート21が設けられている。各接続プレート21は、導電性を有する部材から形成されており、後述する接続板部材26の接続自由端部27の突起端27aと当接することにより電気的な接続が可能とされている。接続プレート21は、上端壁18に嵌合されており、周囲の上端壁18の上端壁下面18aと面一な面を構成している。接続プレート21は、本実施例では、スライド方向Sで見て間隔を置いて並設されており、その中間に上端壁下面18aが位置されている。この両接続プレート21との電気的な接続のために、ツマミ部材12に接続板部材26が設けられている。
接続板部材26は、導電性を有する材料から形成された板部材であり、ツマミ部材12に片持ち支持されすなわち一端側がツマミ部材12に固定されている。その自由端とされている他端に接続自由端部27が形成されている。この接続自由端部27は、ハウジング本体13側へ向けて突起するように湾曲されており、当該湾曲部分が突起端27aを中心に対称形状とされている。接続板部材26は、ツマミ部材12がハウジング本体13に保持された状態において、接続自由端部27の突起端27aが、ハウジング本体13の上端壁18における2つの接続プレート21を含む両接続プレート21の間で上端壁下面18aと当接するように設けられている。換言すると、2つの接続プレート21は、ツマミ部材12のスライド移動に伴って接続板部材26の接続自由端部27の突起端27aが上端壁下面18a上で(上端壁下面18aに下方から接して。)移動し得る領域の両端位置に設けられている。
接続板部材26は、2つの接続プレート21と協働して、ツマミ部材12が左端位置に存在する場合(図2および図4参照。)ルームランプRLをOFFモードとし、ツマミ部材12が右端位置に存在する場合(図2および図5参照。)ルームランプRLをONモードとし、ツマミ部材12が中央位置に存在する場合(図2および図3参照。)ルームランプRLをDOORモードとするように、ルームランプRLの電気回路(図示せず。)を構成している。このため、ハウジング本体13の上端壁18の上端壁下面18aにおける2つの接続プレート21を含む両接続プレート21の間が、ツマミ部材12のスライド移動に伴って接続板部材26の接続自由端部27の突起端27aがハウジング本体13の上端壁18の上端壁下面18a上を移動し得る接続領域となる。ツマミ部材12の自由なスライド移動を3つの停止位置で制限すべく拘束するために、ツマミ部材12にバネ板部材24が設けられている。
バネ板部材24は、長尺の板部材であり、ツマミ部材12に片持ち支持されすなわち一端側がツマミ部材12に固定されている。その自由端とされている他端にバネ板自由端部25が形成されている。このバネ板部材24は、バネ板自由端部25が接続板部材26とは異なる位置(上述した接続領域とは異なる領域。)でハウジング本体13の上端壁18の上端壁下面18aに押し当てられるように、換言すると受入部20およびスライド方向Sでの受入部20の両隣接位置に押し当てられるように、スライド方向Sに沿って延在されている。バネ板自由端部25は、ハウジング本体13側へ向けて突起するように湾曲されており、当該湾曲部分が突起端25aを中心とする線対称な形状とされている。
本実施例では、バネ板部材24は、ツマミ部材12から見て接続板部材26と反対側へと延在するように、すなわち接続板部材26と同じ直線上に位置するように設けられている。また、本実施例では、バネ板部材24は、接続板部材26と同一部材から同一形状に形成されている。
バネ板部材24は、ツマミ部材12がハウジング本体13に保持された状態において、バネ板自由端部25の突起端25aが、ハウジング本体13の上端壁18の上端壁下面18aにおける受入部20およびスライド方向Sでの受入部20の両隣接位置と当接するように設けられている。換言すると、受入部20は、ツマミ部材12のスライド移動に伴ってバネ板部材24のバネ板自由端部25の突起端25aが上端壁下面18a上で移動し得る領域の中央位置に設けられている。バネ板部材24は、図3に示すように、バネ板自由端部25が受入部20に嵌合されることにより、ツマミ部材12が中央位置からスライド方向Sに自由にスライド移動しないように拘束するとともに、バネ板自由端部25が受入部20の外方で上端壁18の上端壁下面18aに当接することにより、ツマミ部材12が両端位置から中央位置へと自由にスライド移動しないように拘束している。
本発明に係るスライドスイッチ10では、バネ板部材24のバネ板自由端部25および受入部20が従来のスライドスイッチとは異なる構成とされている。これについて以下に説明する。
図6に示すように、バネ板部材24のバネ板自由端部25は、前述したように、受入部20の凹凸形状に沿うような湾曲形状、すなわち断面視で大略半円形状とされている。このバネ板自由端部25が嵌合される受入部20は、前述したように、2つの凸部分22とその間の凹部分23とを有しているが、凹部分23から見て、押出し方向Sp側に位置する凸部分22を第1凸部分221とし、引張り方向Sd側に位置する凸部分22を第2凸部分222とする。
第1凸部分221および第2凸部分222は、上端壁下面18aから下方へ突起されて形成されており、それぞれが押出し側面221a、222aと引張り側面221b、222bとを有する略逆三角形状とされている。凹部分23は、第1凸部分221および第2凸部分222の間に位置する上端壁下面18a´を有する。受入部20は、バネ板部材24のバネ板自由端部25を受け入れた際、バネ板自由端部25が凹部分23の上端壁下面18a´と、第1凸部分221の引張り側面221bと、第2凸部分222の押出し側面222aとに当接する大きさ寸法とされている。このため、受入部20は、バネ板部材24のバネ板自由端部25が嵌合されると、当該バネ板自由端部25を3方から支持することとなる。このことから、第1凸部分221の引張り側面221bが第1傾斜面として機能し、第2凸部分222の押出し側面222aが第2傾斜面として機能する。
また、受入部20では、上端壁下面18aを基準とすると、第1凸部分221の引張り側面221bの傾斜角度αが、第2凸部分222の押出し側面222aの傾斜角度βよりも小さく設定されている。本実施例では、第1凸部分221の引張り側面221bの傾斜角度αが45°に設定されており、第2凸部分222の押出し側面222aの傾斜角度βが60°に設定されている。ここで、バネ板自由端部25が断面視で大略半円形状とされていることから、スライド方向Sで見た第1凸部分221および第2凸部分222の間隔すなわち凹部分23の長さ寸法を適宜設定すれば、第1凸部分221の引張り側面221bの傾斜角度αおよび第2凸部分222の押出し側面222aの傾斜角度βに拘わらず、嵌合時の受入部20によるバネ板自由端部25の3方からの支持を実現することができる。
さらに、本発明に係る受入部20では、突起された基部側となる上端壁下面18aから突起方向で見て、第1凸部分221の高さ寸法H1が第2凸部分222の高さ寸法H2よりも小さく設定されている。
上記した構成により、本発明に係るスライドスイッチ10では、DOORモードとなるツマミ部材12が中央位置にある状態(図2および図3のツマミ部材12参照。)から、OFFモードとなるツマミ部材12が左端位置にある状態(図2および図4のツマミ部材12´参照。)へとツマミ部材12を押し出し操作する場合と、ONモードとなるツマミ部材12が右端位置にある状態(図2および図5のツマミ部材12´´参照。)へとツマミ部材12を引張り操作する場合とに要する操作力を略等しくすることができる。これは、次のことが考えられる。
中央位置にあるツマミ部材12に使用者が操作入力部分15を介して押出し方向Spへの力を付与すると、バネ板部材24のバネ板自由端部25が第1凸部分221の引張り側面221bを押圧することによりバネ板部材24に撓み変形が生じ、バネ板自由端部25が第1凸部分221を乗り越えるので、中央位置にあるツマミ部材12が押出し方向Spへとスライド移動することとなる。同様に、引張り方向Sdへの力が中央位置にあるツマミ部材12に付与されると、バネ板部材24のバネ板自由端部25が第2凸部分222の押出し側面222aを押圧することによりバネ板部材24に撓み変形が生じ、バネ板自由端部25が第2凸部分222を乗り越えるので、中央位置にあるツマミ部材12が引張り方向Sdへとスライド移動することとなる。
このように、どちらの場合であっても、バネ板部材24のバネ板自由端部25が受入部20の凸部分22を押圧することでバネ板部材24を撓み変形させて凸部分22を乗り越えることには変わりはないが、バネ板部材24では、押出し方向Spの力が付与された場合、バネ板自由端部25を含んだ全長に渡る撓み変形を利用することに対し、引張り方向Sdの力が付与された場合、バネ板自由端部25には殆ど撓み変形が生じずバネ板自由端部25を除く個所での撓み変形を利用することとなる。このため、バネ板部材24では、引張り方向Sdの力が付与された場合に比較して、押出し方向Spの力が付与された場合の方が多くの力を吸収する。スライドスイッチ10では、第1凸部分221の引張り側面221bの傾斜角度αが、第2凸部分222の押出し側面222aの傾斜角度βよりも小さく設定していることから、引張り方向Pdに比べて押出し方向Spの場合の方がツマミ部材12に為された操作力で効率良くバネ板部材24を撓み変形させることができるので、引張り方向Pdでも押出し方向Spでも等しい操作力でツマミ部材12をスライド移動させることができる。
また、第1凸部分221の高さ寸法H1が第2凸部分222の高さ寸法H2よりも小さく設定されていることから、引張り方向Pdに比べて押出し方向Spの場合のほうがバネ板部材24に求められる撓み変形量が少なくて済むので、引張り方向Pdでも押出し方向Spでも等しい操作力でツマミ部材12をスライド移動させることができる。
また、スライドスイッチ10では、ツマミ部材12が中間位置(DOORモード。)に存在している際、バネ板部材24のバネ板自由端部25を3方から支持するように受入部20に嵌合させることにより中間位置でのツマミ部材12の自由なスライド移動を拘束する構成であることから、中間位置でのツマミ部材12の拘束力を高めることができる。これにより、中間位置(DOORモード。)にツマミ部材12が存在している際の安定性を高めることができる。
さらに、スライドスイッチ10では、断面視で大略円形状とされたバネ板部材24のバネ板自由端部253方から支持することにより嵌合状態において受入部20がバネ板自由端部25を適切に拘束する構成であることから、バネ板部材24のバネ板自由端部25の形状を変更しなくても、第1凸部分221と第2凸部分222とにおける傾斜角度αと傾斜角度βとの差異および高さ寸法H1と高さ寸法H2との差異に拘わらず嵌合時においてバネ板自由端部25を受入部20の上端壁下面18a´と第1凸部分221の引張り側面221bと第2凸部分222の押出し側面222aとに当接させることができる。このように、バネ板部材24の設計変更を伴うことなく仕様変更することが可能となることから、製造コストの増加を招くことを防止することができる。
スライドスイッチ10では、バネ板部材24と接続板部材26とが同一部材から同一形状に形成されているので、製造コストを低減させることができる。このことは、特に次の場面で有効である。スライドスイッチ10では、引張り方向Pdと押出し方向Spとに要する力の大きさの差異をなくすとともに中間位置でのツマミ部材12の拘束力を高める際にバネ板自由端部25の設計変更を伴うことがないことから、例えば、仕様変更により中間位置でのツマミ部材12の拘束力を高めつつ引張り方向Pdと押出し方向Spとに要する力の大きさの差異をなくすための設計変更が必要となった場合であっても、バネ板部材24の設計変更は必要ない。このため、異なる仕様の製品であっても、バネ板部材24と接続板部材26とを共用させることができ、製造コストの増加を防止することができる。
したがって、本発明に係るスライドスイッチ10では、製造コストの増加を招くことなく、スライド方向の違いにより要する力の差異をなくし、かつツマミ部材12を中間位置(本実施例ではDOORモード。)で適切に拘束することができる。
なお、上記した実施例では、第1凸部分221と第2凸部分222とにおいて、傾斜角度αと傾斜角度βとに差異が設けられ、かつ高さ寸法H1と高さ寸法H2とに差異が設けられていたが、傾斜角度αと傾斜角度βとに差異を設けるだけの構成であってもよく、上記した実施例に限定されるものではない。
また、上記した実施例では、第1凸部分221と第2凸部分222とにおいて、傾斜角度αと傾斜角度βとに差異が設けられ、かつ高さ寸法H1と高さ寸法H2とに差異が設けられていたが、高さ寸法H1と高さ寸法H2とに差異を設けるだけの構成であってもよく、上記した実施例に限定されるものではない。
さらに、上記した実施例では、バネ板部材24と接続板部材26とが同一部材から同一形状に形成されていたが、接続板部材26は接続プレート21と協働して電気的な回路を構成するものであればよく、バネ板部材24は受入部20と協働してツマミ部材12の自由なスライド移動を拘束するものであればよいことから、互いに異なる部材からなる異なる形状であってもよく、上記した実施例に限定されるものではない。
上記した実施例では、第1凸部分221の押出し側面221aの傾斜角度と、第2凸部分222の引張り側面222bの傾斜角度とには言及していなかったが、第1凸部分221の押出し側面221aを傾斜角度βとし、第2凸部分222の引張り側面222bを傾斜角度αとすることにより、両端位置にあるツマミ部材12を中央位置へとスライド移動させる際に要する力を均一化することができる。
上記した実施例では、接続板部材26と接続プレート21とが設けられていたが、ツマミ部材12が各停止位置に停止されることにより異なる電気的な接続を可能とするものであればよく、上記した実施例に限定されるものではない。
上記した実施例では、受入部20の凹部分23を構成する面としての上端壁下面18a´が平坦に構成されていたが、バネ板部材24のバネ板自由端部25の形状に適合する曲面として全体でバネ板自由端部25と当接する構成であってもよく、上記した実施例に限定されるものではない。このように全体でバネ板自由端部25と当接する構成とすると、中間位置でのツマミ部材12の拘束力をより高めることができる。
上記した実施例では、スライドスイッチ10はルームランプRLに適用されていたが、3つ以上の停止位置で電気的な切り換えが可能なスライドスイッチであればよく、上記した実施例に限定されるものではない。
本発明に係るスライドスイッチを有するルームランプが適用された車室を示す模式的な斜視図である。 図1のルームランプを拡大して示す正面図である。 図2に示すI−I線に沿って得られた断面図であり、本実施例に係るスライドスイッチを示している。 図3と同様の断面図であり、OFFモードとされた状態を示している。 図3と同様の断面図であり、ONモードとされた状態を示している。 バネ板部材のバネ板自由端部および受入部の近傍を拡大して示す断面図である。
符号の説明
10 スライドスイッチ
12 ツマミ部材
13 (固定部材としての)ハウジング本体
20 受入部
21 (接続部としての)接続プレート
23 凹部分
24 バネ板部材
25 バネ板自由端部
26 接続板部材
27 接続自由端部
221 第1凸部分
222 第2凸部分
221b (第1傾斜面としての)引張り側面
222a (第2傾斜面としての)押出し側面

Claims (3)

  1. 切り換え操作のためのツマミ部材が3個所の停止位置の間をスライド移動可能に固定部材に保持され、前記ツマミ部材を前記各停止位置に停止させることにより互いに異なる電気的な接続が可能とされたスライドスイッチであって、
    前記固定部材に押し当たるように前記ツマミ部材に片持ち支持され該ツマミ部材のスライド移動方向に沿って延在するバネ板部材と、該バネ板部材のバネ板自由端部の嵌合が可能であり前記ツマミ部材のスライド移動方向に沿って前記バネ板部材の自由端側の第1凸部分から凹部分を経て第2凸部分に至る傾斜を固定部材に形成する受入部とを備え、
    前記バネ板部材の前記バネ板自由端部は、前記受入部の前記凹部分を構成する面と該凹部分から前記第1凸部分へ至る第1傾斜面と前記凹部分から前記第2凸部分へ至る第2傾斜面とに当接可能に突起する湾曲形状とされ、前記第1傾斜面は、前記ツマミ部材のスライド移動方向に対する傾斜角度が前記第2傾斜面の傾斜角度よりも小さく設定されていることを特徴とするスライドスイッチ。
  2. 切り換え操作のためのツマミ部材が3個所の停止位置の間をスライド移動可能に固定部材に保持され、前記ツマミ部材を前記各停止位置に停止させることにより互いに異なる電気的な接続が可能とされたスライドスイッチであって、
    前記固定部材に押し当たるように前記ツマミ部材に片持ち支持され該ツマミ部材のスライド移動方向に沿って延在するバネ板部材と、該バネ板部材のバネ板自由端部の嵌合が可能であり前記ツマミ部材のスライド移動方向に沿って前記バネ板部材の自由端側の第1凸部分から凹部分を経て第2凸部分に至る傾斜を固定部材に形成する受入部とを備え、
    前記バネ板部材の前記バネ板自由端部は、前記受入部の前記凹部分を構成する面と該凹部分から前記第1凸部分へ至る第1傾斜面と前記凹部分から前記第2凸部分へ至る第2傾斜面とに当接可能に突起する湾曲形状とされ、前記第1凸部分は、前記ツマミ部材のスライド移動方向に直交する方向で見た前記凹部分からの高さ寸法が前記第2凸部分の高さ寸法よりも小さく設定されていることを特徴とするスライドスイッチ。
  3. 切り換え操作のためのツマミ部材が3個所の停止位置の間をスライド移動可能に固定部材に保持され、前記ツマミ部材を前記各停止位置に停止させることにより互いに異なる電気的な接続が可能とされたスライドスイッチであって、
    前記固定部材に押し当たるように前記ツマミ部材に片持ち支持され該ツマミ部材のスライド移動方向に沿って延在するバネ板部材と、該バネ板部材のバネ板自由端部の嵌合が可能であり前記ツマミ部材のスライド移動方向に沿って前記バネ板部材の自由端側の第1凸部分から凹部分を経て第2凸部分に至る傾斜を固定部材に形成する受入部とを備え、
    前記バネ板部材の前記バネ板自由端部は、前記受入部の前記凹部分を構成する面と該凹部分から前記第1凸部分へ至る第1傾斜面と前記凹部分から前記第2凸部分へ至る第2傾斜面とに当接可能に突起する湾曲形状とされ、前記第1傾斜面は、前記ツマミ部材のスライド移動方向に対する傾斜角度が前記第2傾斜面の傾斜角度よりも小さく設定され、前記第1凸部分は、前記ツマミ部材のスライド移動方向に直交する方向で見た前記凹部分からの高さ寸法が前記第2凸部分の高さ寸法よりも小さく設定されていることを特徴とするスライドスイッチ。

JP2006325702A 2006-12-01 2006-12-01 スライドスイッチ Pending JP2008140655A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006325702A JP2008140655A (ja) 2006-12-01 2006-12-01 スライドスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006325702A JP2008140655A (ja) 2006-12-01 2006-12-01 スライドスイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008140655A true JP2008140655A (ja) 2008-06-19

Family

ID=39601909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006325702A Pending JP2008140655A (ja) 2006-12-01 2006-12-01 スライドスイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008140655A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10665965B2 (en) Conductor terminal and method for mounting the same
US5711684A (en) Connector housing locking mechanism
CN102683072B (zh) 按钮式开关装置
US10109433B2 (en) Electric push-button switch, and operating element having an electric push-button switch
KR102176433B1 (ko) 키 스위치 장치
CN111987521B (zh) 用于插头的包括显示单元的壳体
JP4985315B2 (ja) プッシュスイッチ
JP5835104B2 (ja) 押圧操作装置
JP6533393B2 (ja) アクチュエータを備えた電気スイッチ
JP5206568B2 (ja) 端子金具
US8445801B2 (en) Switch
JP2008140655A (ja) スライドスイッチ
JP2005203307A (ja) コネクタ
JP7418925B2 (ja) プラグイン端子構造
US9236676B2 (en) Connector terminal having a cylindrical terminal insertion section
JP4836002B2 (ja) ラバースイッチ装置
JP4220937B2 (ja) コネクタ
TW200400527A (en) Push button structure
JP2006216433A (ja) コネクタ
JP2001135186A (ja) 操作装置
JP4295599B2 (ja) スイッチ装置
JP2005340061A (ja) スライドスイッチ
JP2013222596A (ja) スライドスイッチ
JP6797217B2 (ja) 突起物脱落構造及び突起物脱落構造を備えた電子機器
JP6413984B2 (ja) セキュリティ用通信装置