JP2008140196A - 忘れ物防止システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 手荷物の持ち主が所定の場所を通過する際に、忘れ物があるか否かを判定して、忘れ物を持ち主に知らせることができるようにした忘れ物防止システムを提供する。
【解決手段】 無線デバイスは、ID情報が記憶された記憶手段と、監視装置からの通信要求電波を受信し、応答電波でID情報を送信する無線応答手段とを有し、監視装置は、通信要求電波を送信し、応答電波を受信する送受信手段と、ID情報を登録する登録手段と、前記ID情報を受信した際に、該ID情報が登録情報となっている場合に無線デバイスとの通信が可能か判定する判定手段と、警告信号送信手段とを有し、情報記憶媒体は、ID情報が記憶されている記憶手段を有し、情報記憶媒体読取装置は、情報記憶媒体からID情報を読み取る読取手段と、ID情報を監視装置に送信する手段と、監視装置から警告信号を受信した場合に忘れ物があることを知らせる警告手段とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 無線デバイスは、ID情報が記憶された記憶手段と、監視装置からの通信要求電波を受信し、応答電波でID情報を送信する無線応答手段とを有し、監視装置は、通信要求電波を送信し、応答電波を受信する送受信手段と、ID情報を登録する登録手段と、前記ID情報を受信した際に、該ID情報が登録情報となっている場合に無線デバイスとの通信が可能か判定する判定手段と、警告信号送信手段とを有し、情報記憶媒体は、ID情報が記憶されている記憶手段を有し、情報記憶媒体読取装置は、情報記憶媒体からID情報を読み取る読取手段と、ID情報を監視装置に送信する手段と、監視装置から警告信号を受信した場合に忘れ物があることを知らせる警告手段とを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、物品に無線デバイスを添付するなどして設けることで、保管場所に一時的に預けた物品が忘れ物となることを防止した忘れ物防止システムに関する。
従来、忘れ物を防止するシステムとして、送信機と受信機とを組み合わせることで、電波の受信状態から忘れ物があることを知らせる忘れ物防止システムなどが知られている。(例えば、特許文献1〜3、参照)
これら忘れ物防止システムでは、例えば、自分の持ち物であるカバンや傘などに送信機を設けておき、また、送信機から送信される電波を受信する受信機を自分が所持しておき、送信機と受信機との距離が、送信機の送信電波が受信機で受信できない距離となった場合に、受信機に設けられている警報手段から警報音などを発生させるなどして忘れ物があることを知らせるものである。
これら忘れ物防止システムでは、例えば、自分の持ち物であるカバンや傘などに送信機を設けておき、また、送信機から送信される電波を受信する受信機を自分が所持しておき、送信機と受信機との距離が、送信機の送信電波が受信機で受信できない距離となった場合に、受信機に設けられている警報手段から警報音などを発生させるなどして忘れ物があることを知らせるものである。
つまり、従来の忘れ物防止システムでは、持ち主と持ち物との距離関係に応じて、忘れ物があるか否かを判定する仕組みとなっている。
しかしながら、忘れ物である状態を判定することを持ち主と持ち物との距離関係で定めた場合には、実態に合わない場合も生じてくる。
例えば、訪問先である会社の建物の出入口付近に設けられた傘置き場に傘を預け、その後に会議室などに行く場合には、会社の建物が大きな建物であるほど、その会議室と傘置き場との距離が離れていることも考えられ、忘れ物でないのに、傘との距離が離れたことで受信機に設けられている警報手段から警報音がなってしまうという問題がある。
上記の場合には、傘との距離が離れたことよりも、傘の持ち主が傘置き場から傘を持たないで、会社の建物の出入口から外に出た際に警報音を発生するなどして忘れ物があることを知らせる方が適切であり、従来の忘れ物防止システムでは、警報音を発生させるタイミングが実態に合わないという問題がある。
しかしながら、忘れ物である状態を判定することを持ち主と持ち物との距離関係で定めた場合には、実態に合わない場合も生じてくる。
例えば、訪問先である会社の建物の出入口付近に設けられた傘置き場に傘を預け、その後に会議室などに行く場合には、会社の建物が大きな建物であるほど、その会議室と傘置き場との距離が離れていることも考えられ、忘れ物でないのに、傘との距離が離れたことで受信機に設けられている警報手段から警報音がなってしまうという問題がある。
上記の場合には、傘との距離が離れたことよりも、傘の持ち主が傘置き場から傘を持たないで、会社の建物の出入口から外に出た際に警報音を発生するなどして忘れ物があることを知らせる方が適切であり、従来の忘れ物防止システムでは、警報音を発生させるタイミングが実態に合わないという問題がある。
そこで、本発明は、送信機と受信機との距離関係に制約されることなく、手荷物の持ち主が所定の場所を通過する際に、忘れ物があるか否かを判定して、忘れ物がある場合には、持ち主に知らせることができるようにした忘れ物防止システムを提供する。
上記の課題を達成するために、本発明の忘れ物防止システムは、手荷物に設けられた無線デバイスと、前記手荷物を一時的に保管する保管場所に備えられた監視装置と、手荷物の所有者が所持する情報記憶媒体と、前記監視装置と通信可能に接続された情報記憶媒体読取装置とからなる忘れ物防止システムであって、前記無線デバイスは、ID情報が記憶された記憶手段と、前記監視装置から送信された通信要求電波を受信すると共に、前記監視装置に応答電波としてID情報を送信する無線応答手段とを有し、前記監視装置は、前記保管場所内に通信要求電波を送信すると共に、前記無線デバイスから送信された応答電波を受信する送受信手段と、前記送受信手段が受信した応答電波に含まれているID情報を登録する登録手段と、前記情報記憶媒体読取装置から送信されたID情報を受信した際に、該ID情報が前記登録手段の登録情報となっている場合に、そのID情報が記憶されている無線デバイスとの通信が可能か判定する判定手段と、前記判定手段で無線デバイスとの通信が可能と判定された場合に、前記情報記憶媒体読取装置に対して、忘れ物であることを知らせるための警告信号を送信する警告信号送信手段とを有し、前記情報記憶媒体は、前記ID情報が記憶されている記憶手段を有し、前記情報記憶媒体読取装置は、前記情報記憶媒体から前記ID情報を読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取ったID情報を前記監視装置に送信する手段と、前記監視装置から前記警告信号を受信した場合に、忘れ物があることを知らせる警告手段とを有することを有することを特徴とする。
また、本発明の忘れ物防止システムは、前記情報記憶媒体読取装置が、部屋の出入口付近に備えられていることを特徴とする。
したがって、本発明の忘れ物防止システムは、所定の場所に設置された情報記憶媒体読取装置が、物品の所有者が所持する情報記憶媒体からID情報を読み取った場合に、監視装置に忘れ物があるか否かを確認させることができるので、送信機と受信機との距離関係に制約されることなく、物品の持ち主が所定の場所を通過する際に、忘れ物があるか否かを判定して、忘れ物がある場合には、持ち主に知らせることができるという効果がある。
また、本発明の忘れ物防止システムは、情報記憶媒体読取装置を部屋の出入口付近に備えることで、部屋から出る際に、忘れ物がある場合には、持ち主に知らせることができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態に係る忘れ物防止システムについて、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る忘れ物防止システムの概要を説明するシステム構成図、図2は、本発明の実施形態に係る忘れ物防止システムのシステムブロック図、図3は、本発明の実施形態に係る忘れ物防止システムの監視装置の登録手段に登録される登録情報を示す図、図4は、本発明の実施形態に係る忘れ物防止システムの処理手順を示すフローチャート図である。
図1は、本発明の実施形態に係る忘れ物防止システムの概要を説明するシステム構成図、図2は、本発明の実施形態に係る忘れ物防止システムのシステムブロック図、図3は、本発明の実施形態に係る忘れ物防止システムの監視装置の登録手段に登録される登録情報を示す図、図4は、本発明の実施形態に係る忘れ物防止システムの処理手順を示すフローチャート図である。
本発明の実施形態に係る忘れ物防止システムは、図1に示すように、訪問者5の持ち物である手荷物1に設けられた無線デバイスである非接触ICタグ2と、その手荷物1を一時的に保管する保管場所である持ち物預かり所3に備えられた監視装置4と、手荷物1を所持する訪問者5が所持する情報記憶媒体である非接触ICカード6と、その監視装置4と通信可能に接続された情報記憶媒体読取装置であるICカードリーダ装置7とからなる。
手荷物1に設けられた非接触ICタグ2は、予め手荷物1に備えられた構造として製造しておいてもよいし、また、手荷物1の所定位置に種々の方法により取り外し可能に添付させてもよいが、いずれにしても、外出時には、手荷物1と共に非接触ICタグ2が移動可能な状態として設けられている。
手荷物1に設けられた非接触ICタグ2は、予め手荷物1に備えられた構造として製造しておいてもよいし、また、手荷物1の所定位置に種々の方法により取り外し可能に添付させてもよいが、いずれにしても、外出時には、手荷物1と共に非接触ICタグ2が移動可能な状態として設けられている。
図1には、一例として、ある建物10内の見取り図が示されている。
その建物10には、電子錠により施錠管理されたドア8が備えられ、そのドア8の施錠は、ICカードリーダ装置7で非接触ICカード6から読み取った認証用情報に基づいた認証処理での認証を受けることで、解錠されてドア8が開けられるにしてあり、入退出ができるように入退出管理されている。
また、建物10内には、持ち物1を一時的に預かる持ち物預かり所3が設けられており、持ち物1を預かり受付3aに持ち込み、係り員に手荷物1を渡すことで手荷物1が預けられるように設備されている。
そして、預かり受付3aにおいて、手荷物1を訪問者5から預かった係り員は、手荷物1を持ち物預かり所3内の所定の場所に置いて一時的に保管する。
その建物10には、電子錠により施錠管理されたドア8が備えられ、そのドア8の施錠は、ICカードリーダ装置7で非接触ICカード6から読み取った認証用情報に基づいた認証処理での認証を受けることで、解錠されてドア8が開けられるにしてあり、入退出ができるように入退出管理されている。
また、建物10内には、持ち物1を一時的に預かる持ち物預かり所3が設けられており、持ち物1を預かり受付3aに持ち込み、係り員に手荷物1を渡すことで手荷物1が預けられるように設備されている。
そして、預かり受付3aにおいて、手荷物1を訪問者5から預かった係り員は、手荷物1を持ち物預かり所3内の所定の場所に置いて一時的に保管する。
そして、持ち物預かり所3内に設置されている監視装置4は、持ち物預かり所3内に通信要求電波が届くように送信され、手荷物1に設けられた非接触ICタグ2がこの通信要求電波を受信することで、非接触ICタグ2が応答電波を送信し、監視装置4が応答電波を受信することで、持ち物預かり所3内にに手荷物1が保管されているか否かを調べることができるようにして管理されている。
つまり、非接触ICタグ2が設けられた手荷物1は、持ち物預かり所3内においては、監視装置4が送信する通信要求電波に対して応答するか否かにより、手荷物1が持ち物預かり所3内に預けられているか否かが調べられるようになっており、持ち物預かり所3に多くの手荷物が預けられている場合であっても簡単に確認できるようになっている。
つまり、非接触ICタグ2が設けられた手荷物1は、持ち物預かり所3内においては、監視装置4が送信する通信要求電波に対して応答するか否かにより、手荷物1が持ち物預かり所3内に預けられているか否かが調べられるようになっており、持ち物預かり所3に多くの手荷物が預けられている場合であっても簡単に確認できるようになっている。
次に、本発明の実施形態に係る忘れ物防止システムのシステム構成を、図2に基づいて説明する。
まず、手荷物1に設けられた無線デバイスである非接触ICタグ2には、記憶手段10、制御手段11、無線応答手段12が備えられている。
記憶手段10には、予め非接触ICタグ2毎に固有のID情報が記憶されている。
無線応答手段12は、監視装置4から送信された通信要求電波を受信した際に、記憶手段10に記憶されているID情報を応答電波として送信する機能を有する。
これにより、監視装置4は、非接触ICタグ2からID情報を含む応答電波受信することで、持ち物預かり所3内において、どのようなID情報が記憶された非接触ICタグ2が現時点で保管されているのかを調べることができ、更に、監視装置4に登録されているID情報と手荷物の名称などからその手荷物がどのような物であるのかもわかるようになっている。
まず、手荷物1に設けられた無線デバイスである非接触ICタグ2には、記憶手段10、制御手段11、無線応答手段12が備えられている。
記憶手段10には、予め非接触ICタグ2毎に固有のID情報が記憶されている。
無線応答手段12は、監視装置4から送信された通信要求電波を受信した際に、記憶手段10に記憶されているID情報を応答電波として送信する機能を有する。
これにより、監視装置4は、非接触ICタグ2からID情報を含む応答電波受信することで、持ち物預かり所3内において、どのようなID情報が記憶された非接触ICタグ2が現時点で保管されているのかを調べることができ、更に、監視装置4に登録されているID情報と手荷物の名称などからその手荷物がどのような物であるのかもわかるようになっている。
次に、持ち物預かり所3内に備えられている監視装置4には、通信手段13、登録手段14、判定手段15、記憶手段16、送受信手段17、警告信号送信手段18、制御手段19などが備えられている。
通信手段13は、出入口ドア付近に備えられているICカードリーダ装置7と通信線20を介して通信を行ない、登録手段14は、通信線20を介してICカードリーダ装置7から送信されてきた手荷物情報であるID情報、手荷物の名称情報、連絡先情報などを関係付けて記憶手段16に登録する機能を有する。
図3には、記憶手段16に登録手段14で登録された手荷物情報のリストが示されている。
ここで、連絡先情報としては、訪問者5毎の都合に応じて、電話番号、メールアドレスなどが自由に選択できる。
通信手段13は、出入口ドア付近に備えられているICカードリーダ装置7と通信線20を介して通信を行ない、登録手段14は、通信線20を介してICカードリーダ装置7から送信されてきた手荷物情報であるID情報、手荷物の名称情報、連絡先情報などを関係付けて記憶手段16に登録する機能を有する。
図3には、記憶手段16に登録手段14で登録された手荷物情報のリストが示されている。
ここで、連絡先情報としては、訪問者5毎の都合に応じて、電話番号、メールアドレスなどが自由に選択できる。
監視装置4の判定手段15は、訪問者5がドアから退出する際に、訪問者5の所持する非接触ICカード6から読み取ったID情報が、ICカードリーダ装置7から監視装置4に対して送信されてきた際に、監視装置4が受信したID情報について、記憶手段14の手荷物情報の中にそのID情報に該当するID情報が登録されているか否かを判定すると共に、監視装置4が、そのID情報が記憶されている非接触ICタグ2との間で電波の送受信が可能な状態になっているかを判定する機能を有する。
ここで、監視装置4が、そのID情報が記憶されている非接触ICタグ2との間で電波の送受信ができない状態である場合には、訪問者5が手荷物を忘れずに持ち帰ったことになり、また、非接触ICタグ2との間で電波の送受信が可能な状態の場合には、訪問者5が持ち物預かり所3に手荷物を預けたまま、忘れて帰ろうとしたと予想できる。
ここで、監視装置4が、そのID情報が記憶されている非接触ICタグ2との間で電波の送受信ができない状態である場合には、訪問者5が手荷物を忘れずに持ち帰ったことになり、また、非接触ICタグ2との間で電波の送受信が可能な状態の場合には、訪問者5が持ち物預かり所3に手荷物を預けたまま、忘れて帰ろうとしたと予想できる。
そして、警告信号送信手段18は、判定手段15による判定で、監視装置4が、そのID情報が記憶されている非接触ICタグ2との間で電波の送受信が可能な状態である場合、手荷物の忘れ物があると判定されて、監視装置4からICカードリーダ装置7に対して、警告音を発生させるなどの警告処置を行わせるための警告信号を送信する機能を有する。
次に、非接触ICカード6には、記憶手段20、制御手段21、送受信手段22が備えられている。
記憶手段20には、認証用情報、手荷物情報であるID情報、手荷物の名称情報、連絡先情報などが記憶されている。
これらの手荷物情報は、利用者である訪問者5が、事前に手荷物毎の非接触ICカード6に対して、ICカードリーダが備えられたパソコンなどで書き込んでおくことで、登録しておく。
例えば、手荷物が、カバン、傘、など複数ある場合には、それぞれの手荷物の非接触ICタグ2毎に手荷物情報の登録を行う。
また、ID情報は、予め非接触ICタグ2に登録されている固有情報を利用するようにしてもよい。
記憶手段20には、認証用情報、手荷物情報であるID情報、手荷物の名称情報、連絡先情報などが記憶されている。
これらの手荷物情報は、利用者である訪問者5が、事前に手荷物毎の非接触ICカード6に対して、ICカードリーダが備えられたパソコンなどで書き込んでおくことで、登録しておく。
例えば、手荷物が、カバン、傘、など複数ある場合には、それぞれの手荷物の非接触ICタグ2毎に手荷物情報の登録を行う。
また、ID情報は、予め非接触ICタグ2に登録されている固有情報を利用するようにしてもよい。
ICカードリーダ装置7には、訪問者5がドア8から出る際に使用する出口側送受信手段23、訪問者5がドア8から入る際に使用する入口側送受信手段24、電子施錠制御手段25、警告手段26、記憶手段27、通信手段28、制御手段29などが備えられている。
まず、出口側送受信手段23は、訪問者5がドア8から出る際に非接触ICカード6を近づけることで、非接触ICカード6に記憶されている認証用情報、ID情報を読み取らせる。
また、入口側送受信手段24は、訪問者5がドア8から入る際に非接触ICカード6を近づけることで、非接触ICカード6に記憶されている認証用情報、手荷物情報であるID情報、手荷物の名称情報、連絡先情報ID情報を読み取らせる。
まず、出口側送受信手段23は、訪問者5がドア8から出る際に非接触ICカード6を近づけることで、非接触ICカード6に記憶されている認証用情報、ID情報を読み取らせる。
また、入口側送受信手段24は、訪問者5がドア8から入る際に非接触ICカード6を近づけることで、非接触ICカード6に記憶されている認証用情報、手荷物情報であるID情報、手荷物の名称情報、連絡先情報ID情報を読み取らせる。
出口側送受信手段23または入口側送受信手段24により、非接触ICカード6から読み取られた情報は、監視装置4へと送信される。
また、電子施錠制御手段25は、ドア8の施錠状態を管理し、このドア8の施錠状態は、非接触ICカード6からICカードリーダ装置7で読み取った認証用情報に基づく認証が受かられた際に、解錠処理が行なわれてドア8が開けられるようにしてある。
また、電子施錠制御手段25は、ドア8の施錠状態を管理し、このドア8の施錠状態は、非接触ICカード6からICカードリーダ装置7で読み取った認証用情報に基づく認証が受かられた際に、解錠処理が行なわれてドア8が開けられるようにしてある。
警告手段26は、監視装置4からICカードリーダ装置7に対して、警告音を発生させるなどの警告処理を行わせるための警告信号が送信され、ICカードリーダ装置7が警告信号を受信した際に、警告音が発生して忘れ物があることを訪問者5に知らせることができるようにしてある。
警告手段26による警告処理は、警告音に限定されるものではなく、表示ランプをつけたり、また、電子施錠制御手段25のドア8の施錠状態管理と連動させて、ICカードリーダ装置7が警告信号を受信した場合には、認証用情報による認証が受けられても、施錠が解錠しないように制御させるなど、種々の警告処理を行うようにしてもよい。
警告手段26による警告処理は、警告音に限定されるものではなく、表示ランプをつけたり、また、電子施錠制御手段25のドア8の施錠状態管理と連動させて、ICカードリーダ装置7が警告信号を受信した場合には、認証用情報による認証が受けられても、施錠が解錠しないように制御させるなど、種々の警告処理を行うようにしてもよい。
次に、本発明の実施形態に係る忘れ物防止システムの処理手順を、図4のフローチャート図に基づいて説明する。
まず、利用者である訪問者5は、事前準備として非接触ICカード6の記憶手段20に、手荷物情報であるID情報、手荷物の名称情報、連絡先情報などを書き込んで記憶させる。(ステップS1)
尚、認証用情報は、予め非接触ICカード6の非接触ICカード6に登録されている。
まず、利用者である訪問者5は、事前準備として非接触ICカード6の記憶手段20に、手荷物情報であるID情報、手荷物の名称情報、連絡先情報などを書き込んで記憶させる。(ステップS1)
尚、認証用情報は、予め非接触ICカード6の非接触ICカード6に登録されている。
訪問者5は、訪問時にICカードリーダ装置7の入口側送受信手段24に非接触ICカード6を近づけることで、非接触ICカード6の記憶手段20に記憶されている認証用情報と、手荷物情報であるID情報、手荷物の名称情報、連絡先情報を読み取らせる。(ステップS2)
ICカードリーダ装置7で認証用情報に基づく認証処理が行われる。(ステップS3)
この認証処理において、認証が受けられた場合には、施錠が解錠状態となる。(ステップS4)
そして、ICカードリーダ装置7から監視装置4に対して、手荷物情報であるID情報、手荷物の名称情報、連絡先情報が送信される。(ステップS5)
ICカードリーダ装置7で認証用情報に基づく認証処理が行われる。(ステップS3)
この認証処理において、認証が受けられた場合には、施錠が解錠状態となる。(ステップS4)
そして、ICカードリーダ装置7から監視装置4に対して、手荷物情報であるID情報、手荷物の名称情報、連絡先情報が送信される。(ステップS5)
監視装置4は、ICカードリーダ装置7から受信した手荷物情報であるID情報、手荷物の名称情報、連絡先情報を関係付けて、記憶手段16に登録する。(ステップS6)
そして、訪問者5がドア8を開けて入った後に、持ち物預かり所3の預かり受付3aに行き、手荷物1を預けられることで、監視装置4と、手荷物1に設けられた非接触ICタグ2とが通信可能な状態に置かれる。(ステップS7)
そして、訪問者5がドア8を開けて入った後に、持ち物預かり所3の預かり受付3aに行き、手荷物1を預けられることで、監視装置4と、手荷物1に設けられた非接触ICタグ2とが通信可能な状態に置かれる。(ステップS7)
その後、訪問者5は、訪問先で会議や打ち合わせなどの所用を済ませて帰る際に、ICカードリーダ装置7の出口側送受信手段23に非接触ICカード6を近づけることで、非接触ICカード6の記憶手段20に記憶されている認証用情報と、手荷物情報であるID情報を読み取らせる。(ステップS8)
そして、ICカードリーダ装置7から監視装置4に対して、手荷物情報であるID情報が送信される。(ステップS9)
監視装置4において、受信したID情報が、記憶手段14に登録されている手荷物情報の中にその該当するID情報が登録されているか否かを判定すると共に、監視装置4が、そのID情報が記憶されている非接触ICタグ2との間で電波の送受信が可能な状態になっているかを判定処理する。(ステップS10)
そして、ICカードリーダ装置7から監視装置4に対して、手荷物情報であるID情報が送信される。(ステップS9)
監視装置4において、受信したID情報が、記憶手段14に登録されている手荷物情報の中にその該当するID情報が登録されているか否かを判定すると共に、監視装置4が、そのID情報が記憶されている非接触ICタグ2との間で電波の送受信が可能な状態になっているかを判定処理する。(ステップS10)
この判定処理において、監視装置4が、そのID情報が記憶されている非接触ICタグ2との間で電波の送受信ができる状態であると判定された場合には、ICカードリーダ装置7に対して、警告処理を行わせるための警告信号が送信される。(ステップS11)
そして、ICカードリーダ装置7が警告信号を受信した際に、警告音が発生して忘れ物があることを訪問者5に知らせると共に、電子施錠を解錠しないように制御する。(ステップS12)
そして、ICカードリーダ装置7が警告信号を受信した際に、警告音が発生して忘れ物があることを訪問者5に知らせると共に、電子施錠を解錠しないように制御する。(ステップS12)
また、この判定処理において、監視装置4が、そのID情報が記憶されている非接触ICタグ2との間で電波の送受信ができない状態であると判定された場合には、ICカードリーダ装置7に対して、正常を示す信号が送信される。(ステップS13)
そして、ICカードリーダ装置7が正常を示す信号を受信した際に、既に非接触ICカード6から読み取られている認証用情報に基づく認証処理が行われる。(ステップS14)
この認証処理で、認証が受けられた場合に、電子施錠が解錠状態となる。(ステップS15)
これにより、訪問者5がドア8を開けて出られるようになる。
また、この認証処理で、認証が受けられない場合に、電子施錠が解錠状態とならないので出ることができない。
そして、ICカードリーダ装置7が正常を示す信号を受信した際に、既に非接触ICカード6から読み取られている認証用情報に基づく認証処理が行われる。(ステップS14)
この認証処理で、認証が受けられた場合に、電子施錠が解錠状態となる。(ステップS15)
これにより、訪問者5がドア8を開けて出られるようになる。
また、この認証処理で、認証が受けられない場合に、電子施錠が解錠状態とならないので出ることができない。
以上の処理により、持ち物預かり所3に手荷物1を預け、帰る際にこの手荷物1を受け取るのを忘れた場合でも、ドア8から出ようとした際に、知らせることができ、忘れ物を予防できる。
また、上記の実施形態においては、訪問者5の持ち物である手荷物1に設けられた無線デバイスとして非接触ICタグ2を用いた場合について説明したが、無線デバイスは、必ずしも非接触ICタグに限定されるものではなく、その他にも、Bluetooth、ZigBeeなどの無線デバイスを用いても良い。
また、上記の実施形態においては、訪問者5の持ち物である手荷物1に設けられた無線デバイスとして非接触ICタグ2を用いた場合について説明したが、無線デバイスは、必ずしも非接触ICタグに限定されるものではなく、その他にも、Bluetooth、ZigBeeなどの無線デバイスを用いても良い。
1 手荷物
2 非接触ICタグ
3 持ち物預かり所
3a 預かり受付
4 監視装置
5 訪問者
6 非接触ICカード
7 ICカードリーダ装置
8 ドア
10,16,20 記憶手段
11,19,21,29 制御手段
12 無線応答手段
13,28 通信手段
14 登録手段
15 判定手段
17,22 送受信手段
18 警告信号送信手段
20 通信線
23 出口側送受信手段
24 入口側送受信手段
25 電子施錠制御手段
26 警告手段
2 非接触ICタグ
3 持ち物預かり所
3a 預かり受付
4 監視装置
5 訪問者
6 非接触ICカード
7 ICカードリーダ装置
8 ドア
10,16,20 記憶手段
11,19,21,29 制御手段
12 無線応答手段
13,28 通信手段
14 登録手段
15 判定手段
17,22 送受信手段
18 警告信号送信手段
20 通信線
23 出口側送受信手段
24 入口側送受信手段
25 電子施錠制御手段
26 警告手段
Claims (2)
- 手荷物に設けられた無線デバイスと、前記手荷物を一時的に保管する保管場所に備えられた監視装置と、手荷物の所有者が所持する情報記憶媒体と、前記監視装置と通信可能に接続された情報記憶媒体読取装置とからなる忘れ物防止システムであって、
前記無線デバイスは、ID情報が記憶された記憶手段と、前記監視装置から送信された通信要求電波を受信すると共に、前記監視装置に応答電波としてID情報を送信する無線応答手段とを有し、
前記監視装置は、前記保管場所内に通信要求電波を送信すると共に、前記無線デバイスから送信された応答電波を受信する送受信手段と、前記送受信手段が受信した応答電波に含まれているID情報を登録する登録手段と、前記情報記憶媒体読取装置から送信されたID情報を受信した際に、該ID情報が前記登録手段の登録情報となっている場合に、そのID情報が記憶されている無線デバイスとの通信が可能か判定する判定手段と、前記判定手段で無線デバイスとの通信が可能と判定された場合に、前記情報記憶媒体読取装置に対して、忘れ物であることを知らせるための警告信号を送信する警告信号送信手段とを有し、
前記情報記憶媒体は、前記ID情報が記憶されている記憶手段を有し、
前記情報記憶媒体読取装置は、前記情報記憶媒体から前記ID情報を読み取る手段と、前記読み取ったID情報を前記監視装置に送信する手段と、前記監視装置から前記警告信号を受信した場合に、忘れ物があることを知らせる警告手段とを有することを有することを特徴とする忘れ物防止システム。 - 前記情報記憶媒体読取装置が、部屋の出入口付近に備えられていることを特徴とする請求項1記載の忘れ物防止システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006326400A JP2008140196A (ja) | 2006-12-04 | 2006-12-04 | 忘れ物防止システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006326400A JP2008140196A (ja) | 2006-12-04 | 2006-12-04 | 忘れ物防止システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=39601569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008140196A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018014708A (ja) * | 2016-07-21 | 2018-01-25 | イマージョン コーポレーションImmersion Corporation | ネットワーク接続されたデバイスのための触覚機能 |
-
2006
- 2006-12-04 JP JP2006326400A patent/JP2008140196A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018014708A (ja) * | 2016-07-21 | 2018-01-25 | イマージョン コーポレーションImmersion Corporation | ネットワーク接続されたデバイスのための触覚機能 |
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