JP2008140183A - 選択装置、制御方法、選択装置制御プログラム、および記録媒体 - Google Patents

選択装置、制御方法、選択装置制御プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】分割された表示エリア内にあるオブジェクトを容易に選択できる選択装置および選択方法を提供する。
【解決手段】個別に異なる情報を入力するための操作を受け付ける、複数の入力部(キーボードのキー)と、コンテンツを表示する表示画面を、前記複数の入力部の配置に対応して配置される複数のエリアに分割表示する分割表示制御部とを備えた選択装置において、操作された前記入力部に対応する前記エリアである選択エリアに表示されているオブジェクトを選択する選択手段を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示画面をキーに対応するように分割し、キーを押すことにより、対応する領域にあるオブジェクトを選択する技術に関するものである。
近年、携帯電話機にフルブラウザが搭載され、パーソナルコンピュータを用いて閲覧するWeb画面と同じWeb画面を、携帯電話機により閲覧できるようになった。
また、ユーザが、携帯電話機を用いて、リモートデスクトップにより、ユーザの会社のパーソナルコンピュータにアクセスし、携帯電話機の画面上にそのパーソナルコンピュータと同じ画面を表示しながら操作を行うことも出来るようになった。
携帯電話機では、通常、表示画面上のオブジェクトを選択するためには、方向キーを何度も押してカーソルを移動させなければならず、操作に非常に手間がかかるという問題がある。
このような状況において、携帯電話機の表示画面上において、マウス等、追加のポインティングデバイスを用いることなく、表示画面上の数多くのオブジェクト(Web画面であれば、ハイパーリンク、テキストボックス、およびアイコンなど、選択後に操作対象となるもの)を簡単に選択できる技術が求められている。
そこで、特許文献1において、まず、ユーザの指示、または自動的に画面分割指示が行われ、次に、分割画面の選択モードが選択され、テンキーによる数値キーのダイレクト選択や、上下左右キーと決定キーによる選択や、一定時間毎にカーソルが存在し選択されている分割画面の表示を移動させ決定キーによる選択が行われる技術が開示されている。この技術では、選択された分割画面において、再画面分割を行うことも可能である。
また、同様の技術として、特許文献2において、表示画面に選択対象を含むコンテンツが表示された状態で表示エリアをn個(n≧2の整数)のエリアに分割した各分割エリアを識別する識別標識を表示し、その表示状態において各分割エリアに対して割当てたダイヤルキーの操作を検出し、検出したダイヤルキーに対応する分割エリアを選択対象が存在する新たな分割エリアとして設定し、この新たな分割エリアをさらにn個のエリアに分割する識別標識を表示し、選択対象が存在する分割エリアを下位または上位方向へ順次絞込みながら目標とする選択対象を指定する、というポインティング方法が開示されている。
また、特許文献3において開示されている情報処理装置では、任意の地図画像情報を処理する場合に、表示装置に表示された通常の大きさの地図画像の中で任意の位置を指定するように操作手段が操作されると、この操作手段により指定された部分の地図画像を通常の地図画像の大きさに拡大するように制御装置によって記憶装置及び/又は表示装置が制御される。従って、ユーザが地図画像や写真像などを検索する場合に、その検索部分の地図画像を直感的なキー操作によって拡大表示をすることができる、というものである。
さらに、携帯電話機では、メニュー画面において、ダイヤルキーと対応するように、画面上にアイコンを9個または12個並べて表示し、対応するダイヤルキーを押すことによりワンタッチでメニューが選択できる、という技術が採用されている。
特開2002−14773(2002年1月18日公開) 特開2002−290533(2002年10月4日公開) 特開2003−178318(2003年6月27日公開)
しかしながら、特許文献1〜3に開示された技術では、表示画面上の分割されたエリア内の所望のオブジェクトを選択する場合は、オブジェクトを選択するためのカーソルを、オブジェクト上に正確に合わせる必要があった。
また、ダイヤルキーに対応したアイコンを画面上に表示する技術は、予め携帯電話機専用に作り込まれた画面を表示する際には有効であるが、パーソナルコンピュータ等によっても閲覧されることを想定したWeb画面に対しては、適用できなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、分割された表示エリア内にあるオブジェクトを容易に選択できる選択装置および選択方法を提供することにある。
(1)本発明に係る選択装置は、上記課題を解決するために、個別に異なる情報を入力するための操作を受け付ける、複数の入力手段と、コンテンツを表示する表示画面を、前記複数の入力手段の配置に対応して配置される複数のエリアに分割表示する分割表示制御手段とを備えた選択装置において、操作された前記入力手段に対応する前記エリアである選択エリアに表示されているオブジェクトを選択する選択手段を備えたことを特徴とする。
当該構成において、ユーザが、選択装置の画面上に表示されたコンテンツ内のオブジェクトを選択するために、分割表示されたエリアのうち、いずれのエリアにオブジェクトが表示されているかを判断し、オブジェクトが表示されているエリアに対応した入力手段(キーなど)を操作する。入力手段の操作により、そのエリアに表示されているオブジェクトが選択される。
上記の構成によれば、ユーザは、画面に表示されたオブジェクトを、そのオブジェクトが含まれているエリアに対応した入力手段を操作するだけで選択できるので、カーソルを正確にオブジェクトに合わせる手間を省いて、オブジェクトを選択できるという効果を奏する。
(2)また、本発明に係る選択装置では、上記構成に加えて、前記選択手段の指示に従い、前記選択エリアを含む、現在の表示範囲より狭い範囲を、前記表示画面上に拡大表示する拡大表示制御手段をさらに備え、前記選択手段は、前記選択エリア内に、前記オブジェクトが複数表示されている場合は、前記拡大表示制御手段に対し、前記拡大表示を指示し、前記分割表示制御手段に対し、前記分割表示を指示することを特徴とする。
当該構成において、選択エリア内に、オブジェクトが複数表示されている場合は、ユーザによる、対応する入力手段の操作により、複数のオブジェクトが選択される代わりに、その選択エリアを含む形で拡大表示、すなわちズームアップを行い、再度同様に分割表示を行う。この拡大表示により、一つのエリアに一つのオブジェクトのみが含まれる確率が高まる。
上記の構成によれば、一つの選択エリアに複数のオブジェクトがある場合は、そのエリアを含む形で拡大表示を行うので、拡大表示後は、ユーザは、よりオブジェクトを選び易くなるという効果を奏する。
(3)また、本発明に係る選択装置では、上記構成に加えて、操作指示媒体によるそれぞれの前記入力手段への接触を、個別に検知する接触検知手段と、前記接触検知手段によって検知された前記入力手段に対応した前記エリアとしての仮選択エリアを識別表示する仮選択エリア識別表示制御手段とをさらに備えたことを特徴とする。
当該構成において、操作指示媒体(ユーザの指など)が接触検知手段に触れると、その接触検知手段を有する入力手段に対応したエリアが、仮選択エリアとして、表示色の変更などにより、表示画面上において識別表示される。
上記の構成によれば、ユーザが入力手段を操作する前に、入力手段に触れた段階で、いずれの入力手段が仮選択エリアになっているかを、画面を見ることで確認できるので、より確実に、ユーザの所望するオブジェクトを選択できるという効果を奏する。
(4)また、本発明に係る選択装置では、上記構成に加えて、前記エリアに、該エリアに対応する前記入力手段の識別情報を表示する入力手段識別情報表示制御手段をさらに備えたことを特徴とする。
当該構成において、入力手段識別情報表示制御手段は、各入力手段を識別できるように、各エリアに識別表示を行う。例えば、キーボードの「Q」キーの位置に対応する、表示画面上のエリアでは、表示するコンテンツが判読できる範囲で、薄く「Q」の文字を表示することで、キーの識別表示が行われる。
上記の構成によれば、ユーザが入力手段を操作する前に、表示画面上のどのオブジェクトを選択するかを決める為に表示画面を見た段階で、いずれの入力手段を操作すればよいかが確認できるので、より簡単に、操作する入力手段を見つけることが出来るという効果を奏する。
(5)また、本発明に係る選択装置では、上記構成に加えて、前記オブジェクトが表示されている前記エリアに対応した前記入力手段を識別表示するオブジェクト識別情報表示手段をさらに備え、前記各入力手段は、それぞれ、前記オブジェクト識別情報表示手段を備えていることを特徴とする。
当該構成において、オブジェクト識別情報表示手段は、表示画面上に表示されているコンテンツに含まれる各オブジェクトを含むエリアの位置に対応した入力手段を識別表示する。例えば、識別表示できる入力手段とは、キー毎に輝度および色調などを変更可能なバックライトを備えたキー、または各キーのキートップに液晶表示装置を備えたキーなどである。これらの入力手段を、表示画面上のオブジェクトの種類ごとに、異なる輝度および色調などにより、識別表示する。
上記の構成によれば、表示画面上のオブジェクトに対応した入力手段が、他の入力手段と識別できる形でユーザに提示されるので、ユーザは、操作する入力手段を選択するために、複数の入力手段(キーボードなど)を見た段階で、より確実に、所望のオブジェクトに対応する入力手段を操作できるという効果を奏する。
(6)また、本発明に係る選択装置では、上記構成に加えて、前記複数の入力手段が格納されているか否かを検知する格納展開検知手段をさらに備え、前記複数の入力手段は、
前記入力手段に対する入力操作を不可にするように格納可能であり、前記分割表示制御部は、前記格納展開検知手段による検知結果に基づき、前記分割表示の状態を変更することを特徴とする。
当該構成において、例えば、格納可能なフルキーボードを備え、フルキーボードとは別にダイヤルキーを備えた携帯電話機の場合、フルキーボードが格納されているときは、ダイヤルキーのキー配置に対応するように、表示画面を分割し、フルキーボードが展開されているときは、フルキーボードのキー配置に対応するように、表示画面を分割する。なお、格納されている状態とは、ユーザが入力手段に対して操作を行えない状態をいう。
上記の構成によれば、ユーザが入力手段の格納または展開状態に応じて、表示画面の分割の方法を最適化できるので、よりオブジェクトを選択し易く出来るという効果を奏する。
(7)一方、本発明に係る選択装置の制御方法は、上記課題を解決するために、個別に異なる情報を入力するための操作を受け付ける、複数の入力手段と、コンテンツを表示する表示画面を、前記複数の入力手段の配置に対応して配置される複数のエリアに分割表示する分割表示制御手段とを備えた選択装置の制御方法において、上記選択装置に備えられた選択手段が、操作された前記入力手段に対応する前記エリアである選択エリアに表示されているオブジェクトを選択する選択ステップを含んだことを特徴とする。
当該構成において、上記選択装置と同様に、ユーザが、選択装置の画面上に表示されたコンテンツ内のオブジェクトを選択するために、分割表示されたエリアのうち、いずれのエリアにオブジェクトが表示されているかを判断し、オブジェクトが表示されているエリアに対応した入力手段を操作する。入力手段の操作により、そのエリアに表示されているオブジェクトが選択される。
上記の構成によれば、ユーザは、画面に表示されたオブジェクトを、そのオブジェクトが含まれているエリアに対応した入力手段を操作するだけで選択できるので、カーソルを正確にオブジェクトに合わせる手間を省いて、オブジェクトを選択できるという効果を奏する。
(8) ところで、上記選択装置は、ハードウェアで実現してもよいし、プログラムをコンピュータに実行させることによって実現してもよい。具体的には、本発明に係る選択装置制御プログラムは、少なくとも上述した選択手段・操作判別手段・仮選択エリア識別表示制御手段・入力部識別情報表示手段としてコンピュータを動作させる選択装置制御プログラムであり、本発明に係る記録媒体には、当該選択装置制御プログラムが記録されている。
この選択装置制御プログラムがコンピュータによって実行されると、当該コンピュータは、上記選択装置として動作する。従って、上記選択装置と同様に、ユーザは、画面に表示されたオブジェクトを、そのオブジェクトが含まれているエリアに対応した入力部を操作するだけで選択できるので、カーソルを正確にオブジェクトに合わせる手間を省いて、オブジェクトを選択できるという効果を奏する。
本発明に係る選択装置は、以上のように、操作された前記入力手段に対応する前記エリアである選択エリアに表示されているオブジェクトを選択する選択手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る選択装置の制御方法は、以上のように、上記選択装置に備えられた選択手段が、操作された前記入力手段に対応する前記エリアである選択エリアに表示されているオブジェクトを選択する選択ステップを含んだことを特徴とする。
それ故、ユーザは、画面に表示されたオブジェクトを、そのオブジェクトが含まれているエリアに対応した入力手段を操作するだけで選択できるので、カーソルを正確にオブジェクトに合わせる手間を省いて、オブジェクトを選択できるという効果を奏する。
本発明の複数の実施形態について、図1から図11に基づいて説明すると、以下の通りである。
〔第1の実施形態〕
<選択方法の概要>
図1において、本実施形態の情報端末の表示画面上に表示されたオブジェクトの選択方法の概要を説明した図を示す。
図1(a)は、フルキーボード(複数の入力手段)を持つ情報端末において、Web画面が表示されている状態を示している。表示画面は、キーボードのキー(入力手段)の配置に対応して分割線により複数のエリア(以下、分割エリアという)に分割されている。また、ユーザが指で「C」のキーを押そうとしている。
図1(b)は、ユーザが「C」のキーを押した後の状態を示している。表示画面上で「C」のキーに対応した分割エリアを含む形で拡大表示がされている。
詳細な動作としては、まず、ユーザが「C」のキーを押すことにより、情報端末は、キー配置のうち「C」キーの位置に対応した分割エリアが、選択エリアとして選択されたことを認識する。次いで、情報端末は、その選択エリア内には、オブジェクトとして、「コンピュータ」、「グルメ」、「クーポン」、「ボランティア」、「求人」、および「転職」のハイパーリンクが含まれていることを認識する。1つの選択エリア内に複数のオブジェクトがあり、選択するオブジェクトを一意に選択することが出来ないので、情報端末は、この「C」キーに対応した選択エリアを含む形で、画面表示を拡大する。この拡大により、分割エリア一つあたりに含まれるオブジェクトが1個のみとなったので、ユーザは、例えば、所望のオブジェクトが「ボランティア」である場合、「Z」、「X」、「C」、「V」、「B」、または「N」のいずれかのキーを押すことにより、このオブジェクトを選択できる。
<拡大表示について>
上記の通り、一つの選択エリアに複数のオブジェクトが含まれる場合は、その選択エリアを含む形で拡大表示することにより、拡大後の画面表示において、一つのエリアに複数のオブジェクトが含まれる可能性を低くすることが出来る。なお、拡大表示を行う際には、選択した選択エリアが含まれていればよく、選択した選択エリアのみを全画面表示する必要はない。表示画面の縦横比と分割した一つのエリアの縦横比とが一致するとは限らないので、無理に一つの選択エリアを全画面表示することにより、縦横比が変更されユーザが表示に違和感を抱く状況を避ける為である。但し、情報端末は、ユーザが拡大表示時に一つの選択エリアを全画面表示とする指定を能動的に行える構成にも出来てもよい。
また、拡大表示する際の拡大率であるが、選択された選択エリアに含まれるオブジェクトの数の多少により、調整してもよい。例えば、オブジェクトの数が2、3個であれば、拡大率は2〜3倍でよいであろうし、オブジェクトの数が10数個であれば、拡大率は10〜20倍程度が好ましい。但し、一度の拡大により一つの分割エリアに一つのオブジェクトが含まれるようにする必要はなく、もし、まだ一つの分割エリアに複数のオブジェクトが含まれる場合は、拡大表示処理を再度行えばよい。
<情報端末の構成について>
図2において、本実施の形態における情報端末1Aの機能ブロック図を示す。
情報端末1Aは、入力部10(複数の入力手段)、表示制御部20A、通信部30、オブジェクト選択部40(選択手段)、コンテンツ画面生成部50、判定部60、および表示部70を含んで構成される。
表示制御部20Aは、より詳しくは、分割表示制御部21(分割表示制御手段)、キー識別情報表示制御部22(入力手段識別表示制御手段)、拡大表示制御部23(拡大表示制御手段)を含んで構成される。
判定部60は、オブジェクトカウント部61を含んで構成される。
入力部10は、例えばキーボードなどであり、ユーザによる操作を受け付ける。また、入力部10は、例えばキーボードを構成する個々のキーのうち、いずれのキーが押されたかを判断する。入力部10は、受付けた入力を、判定部60に通知する。
分割表示制御部21は、そのキー配置情報に基づいて、表示部70を介して、表示画面を分割する分割線を表示する。
キー識別情報表示制御部22は、各分割エリアに、その分割エリアに対応するキーがいずれのキーであるかを、識別表示する。
拡大表示制御部23は、選択エリア内のオブジェクトの数を、オブジェクトカウント部61から受け取る。選択エリア内にオブジェクトが複数ある場合は、その選択エリアを含む形で、拡大表示を行う。拡大表示を行う際は、コンテンツ画面生成部50より、拡大する元データとなるコンテンツ画面を取得する。
通信部30は、外部との無線通信を行う。外部より受信したコンテンツデータをコンテンツ画面生成部50に出力すると共に、判定部60およびオブジェクト選択部40を介して入力部10から受け取った入力を外部に送信する。なお、通信は無線通信に限らず、有線通信で行ってもよい。
オブジェクト選択部40は、判定部60を介して入力部10から渡されたユーザ入力に基づいて、通信部30を介して新たなコンテンツデータの取得を行う。
コンテンツ画面生成部50は、通信部30を介して外部から受信したコンテンツデータに基づいて、表示制御部20Aおよび表示部70を介して表示画面に表示されるコンテンツ画面を生成する。生成されたコンテンツ画面は、表示制御部20Aおよび判定部60に出力される。
判定部60は、入力部10のキーボードのキー配置がどのようになっているかの情報を予め保持している。また、判定部60は、コンテンツ画面生成部50から受け取った出力と、このキー配置とから、どのキーに対応する分割エリアに、どのオブジェクトが存在しているかを認識している。なお、判定部60は、コンテンツ画面生成部50から取得したコンテンツ画面データと、拡大表示制御部23から取得した拡大率および拡大画面の中心座標とに基づいて、各オブジェクトの位置を把握する。なお、オブジェクトの位置を表すには、例えば、表示画面の左上隅を原点とする座標系などを利用する。また、判定部60は、入力部10を介してキーが押下された事を検知すると、選択エリア内のオブジェクト数をカウントするよう、オブジェクトカウント部61に指示する。
オブジェクトカウント部61は、判定部60の指示に基づき、選択エリア内に存在するオブジェクトの数をカウントする。オブジェクトカウント部61は、各オブジェクトの位置情報を判定部60から受け取り、また、入力部10からいずれの分割エリアが選択エリアであるかの情報を受け取り、これらの情報に基づき、対象となる、選択エリア内に存在するオブジェクトの数を求め、判定部60を介して拡大表示制御部23に出力する。
表示部70は、例えば液晶ディスプレイなどであり、コンテンツ画面生成部50から出力された画像と、判定部60から出力された指示とに従い、表示画面上に画像を表示する。
<選択の手順について>
図3において、情報端末1Aがユーザの操作を受け付けコンテンツ画面の拡大表示等を行うことにより表示画面上のオブジェクトが選択されるまでの手順を表すフローチャートを示す。なお、前提として、情報端末1Aの表示画面上には、既に、通信部30が外部から取得し、コンテンツ画面生成部50により生成されたコンテンツ画面が表示され、また、分割表示制御部21により、そのコンテンツ画面には、キーボードのキー配置に対応して分割された各分割エリアが表示されているものとする。
まず、入力部10は、キーが、押されたか否かを判断する(ステップ1、以下S1と略す)。
キーが押されたと判断された場合は、次のS2の処理に進む。
キーが押されたと判断されない場合は、S1の処理に戻る。
キーが押されたと判断された場合、判定部60が、オブジェクトカウント部61から取得した選択エリア内のオブジェクトの数に基づき、選択エリア内にオブジェクトが存在するか否かを判断する(S2)。
オブジェクトが存在すると判断された場合は、次のS3の処理に進む。
オブジェクトが存在すると判断されない場合は、S5の処理に進む。
オブジェクトが存在すると判断された場合、判定部60が、オブジェクトカウント部61から取得した選択エリア内のオブジェクトの数に基づき、選択エリア内のオブジェクト数が一つであるか否かを判断する(S3)。
オブジェクト数が一つであると判断された場合は、次のS4の処理に進む。
オブジェクト数が一つであると判断されない場合は、S6の処理に進む。
オブジェクト数が一つであると判断された場合、オブジェクト選択部40が、そのオブジェクトを選択し、オブジェクトの選択処理を終了する。例えば、そのオブジェクトがWebのリンクであった場合、オブジェクト選択部40は、通信部30に指示し、リンク先の情報を取得させ、コンテンツ画面生成部50に出力させる。
オブジェクト数が一つであると判断されない場合、拡大表示制御部23が、現在、選択エリアとなっている分割エリアを含むように、表示画面上に表示されているコンテンツ画面を拡大表示する(S6)。その後、S1の処理に戻る。
S2の処理において、オブジェクトが存在すると判断されない場合、拡大表示制御部23は、現在表示されているコンテンツ画面を、拡大前の画面、すなわち一つ前の画面に戻す(S5)。そして、S1の処理に戻る。
<分割エリアにキー表示する例について>
図4において、キー識別情報表示制御部22が、各分割エリアに、その分割エリアに対応するキーがいずれのキーであるかを、薄い表示色を用いて表示する例を示す。例えば、左上隅の分割エリアは、キーボードのキー配置のうち、「Q」キーに対応するので、キー識別情報表示制御部22は、その分割エリアに「Q」の文字を表示する。なお、この表示を行う際の色の濃さは、元々表示されているコンテンツ画面の表示が適切に判読できる程度の濃さであることが好ましい。
このように、それぞれの分割エリアに、対応するキーの表示を行うことで、ユーザは、表示画面上に表示されたコンテンツ画面内のオブジェクトを選択する際に、どのキーを押せばよいかを簡単に確認できる。
これに対し、図4の例では、ユーザは、出発駅の駅名入力のためのテキストボックスの位置は、「G」、「H」、「J」、および「K」キーの位置に対応することを一目で確認する事が出来る。
〔第2の実施形態〕
本実施形態では、第1の実施形態の構成に加えて、ユーザがキーを押下するために、キーに触れた段階で、触れたキーに対応する分割エリアを識別表示する例を示す。
<選択方法の概要>
図5において、本実施形態の情報端末の表示画面上に表示されたオブジェクトの選択方法の概要を説明した図を示す。
図5(a)は、フルキーボードを持つ情報端末において、Web画面が表示されている状態を示している。表示画面は、キーボードのキーの配置に対応して分割線により複数のエリアに分割されている。
図5(b)は、ユーザが指を「C」のキーに置いた状態を示している。キートップに接触センサ(接触検知手段)を備えたキーボードの場合は、指でキーに触れることにより、ユーザの操作が検出されるが、キートップに接触センサを備えていないキーボードの場合は、キーを半押しすることにより、ユーザが操作を伝える構成でも良い。表示画面上では、分割エリアのうち、「C」のキーに対応する分割エリアが、背景色の変更などにより、識別表示されている。この識別表示されている分割エリアのことを、仮選択エリアという。この識別表示により、選択する分割エリア(以下、選択エリアという)を決定する前に、ユーザは、どの分割エリアが選択されるかを、仮選択エリアの表示位置を確認することにより、確認することが出来る。
図5(c)は、ユーザが「C」のキーを押し、画面表示が遷移した状態において、新たにユーザが指を「B」のキーに置いた状態を示している。
より詳細な処理としては、まず、ユーザが「C」のキーを押すことにより、情報端末は、キー配置のうち「C」キーの位置に対応した分割エリアが、選択エリアとして選択されたことを認識する。次いで、情報端末は、その選択エリア内には、オブジェクトとして、「コンピュータ」、「グルメ」、「クーポン」、「ボランティア」、「求人」、および「転職」のハイパーリンクが含まれていることを認識する。1つの選択エリア内に複数のオブジェクトがあり、選択するオブジェクトを一意に選択することが出来ないので、情報端末は、この「C」キーに対応した選択エリアを含む形で、画面表示を拡大する。この拡大により、分割エリア一つあたりに含まれるオブジェクトが1個のみとなったので、ユーザは、例えば、所望のオブジェクトが「ボランティア」である場合、「Z」、「X」、「C」、「V」、「B」、または「N」のいずれかのキーを押すことにより、このオブジェクトを選択できる。
図5(c)において、キーの上に指を置いた状態(以下、仮選択状態という)では、表示画面上において、そのキーに対応した分割エリアが仮選択エリアとして識別表示されるが、この状態で仮選択エリア内にオブジェクトが一つのみ存在する場合は、そのオブジェクトが、表示色の変更などにより、識別表示される。図5(c)の例では、「ボランティア」のオブジェクトが、他のオブジェクトとは異なる色で表示される。
なお、仮選択エリアにオブジェクトが複数含まれていた場合でも、一つのオブジェクトが、その仮選択エリア内で占める専有面積が、例えば70%など、予め定めた所定値を上回り、他のオブジェクトが占める面積を圧倒していれば、その大きな面積を占めるオブジェクトを識別表示する構成でもよい。
<情報端末の構成について>
図6において、本実施の形態における情報端末1Bの機能ブロック図を示す。なお、以下では、第1の実施形態における情報端末1Aと異なる部分についてのみ、説明する。
情報端末1Bは、入力部10、表示制御部20B、通信部30、オブジェクト選択部40、コンテンツ画面生成部50、判定部60、表示部70、および接触検知部80を含んで構成される。
表示制御部20Bは、より詳しくは、分割表示制御部21、拡大表示制御部23、および仮選択エリア識別表示部24(仮選択エリア識別表示制御手段)を含んで構成される。
入力部10は、例えばキーボードなどであり、ユーザによる操作を受け付ける。また、入力部10は、例えばキーボードを構成する個々のキーのうち、いずれのキーが押されたかを判断する。各キーには、接触検知部80(接触検知手段)が備えられており、いずれのキーにユーザが触れているかを判断する。なお、接触検知部80を備える代わりに、各キーが半押しされた状態を検知する構成でもよい。この場合、入力部10はいずれのキーが半押し状態であるかを判断する。入力部10は、受付けた入力を、判定部60に通知する。
仮選択エリア識別表示部24は、判定部60を介して入力部10からの取得した情報に基づき、ユーザが指を触れたキーに対応する分割エリアを、表示色を変更することなどにより、表示部70を介して識別表示する。また、仮選択エリア識別表示部24は、仮選択エリア内のオブジェクトの数が1つの場合はそのオブジェクトを識別表示する。
判定部60は、入力部10のキーボードのキー配置がどのようになっているかの情報を予め保持している。また、判定部60は、コンテンツ画面生成部50から受け取った出力と、このキー配置とから、どのキーに対応する分割エリアに、どのオブジェクトが存在しているかを認識している。なお、判定部60は、コンテンツ画面生成部50から取得したコンテンツ画面データと、拡大表示制御部23から取得した拡大率および拡大画面の中心座標とに基づいて、各オブジェクトの位置を把握する。なお、オブジェクトの位置を表すには、例えば、表示画面の左上隅を原点とする座標系などを利用する。
判定部60は、接触検知部80を介してキーに指が触れた事を検知すると、仮選択エリア内のオブジェクト数をカウントするよう、オブジェクトカウント部61に指示する。そして、判定部60は、オブジェクトカウント部61からカウント結果を受け取り、仮選択エリア内のオブジェクトの数が1個のみである場合は、仮選択エリア識別表示部24に指示し、そのオブジェクトを識別表示させる。
また、判定部60は、入力部10を介してキーが押下された事を検知すると、選択エリア内のオブジェクト数をカウントするよう、オブジェクトカウント部61に指示する。そして、判定部60は、オブジェクトカウント部61からカウント結果を受け取り、オブジェクトの数が複数ある場合は、拡大表示制御部23に指示し、コンテンツ画面を拡大表示させ、オブジェクトの数が1個のみである場合は、オブジェクト選択部40に指示し、そのオブジェクトを選択させる。
オブジェクトカウント部61は、判定部60の指示に基づき、仮選択エリア内または選択エリア内に存在するオブジェクトの数をカウントする。オブジェクトカウント部61は、各オブジェクトの位置情報を判定部60から受け取り、また、入力部10からいずれの分割エリアが仮選択エリアまたは選択エリアであるかの情報を受け取り、これらの情報に基づき、対象となる、仮選択エリア内または選択エリア内に存在するオブジェクトの数を求め、判定部60にカウント結果を返す。
<選択の手順について>
図7において、情報端末1Bがユーザの操作を受け付けコンテンツ画面の拡大表示等を行うことにより表示画面上のオブジェクトが選択されるまでの手順を表すフローチャートを示す。なお、前提として、情報端末1Bの表示画面上には、既に、通信部30が外部から取得し、コンテンツ画面生成部50により生成されたコンテンツ画面が表示され、また、分割表示制御部21により、そのコンテンツ画面には、キーボードのキー配置に対応して分割された各分割エリアが表示されているものとする。
まず、接触センサを備えた入力部10が、キーボードのいずれかのキーにユーザの指が触れたか否かを判断する(S11)。
キーに指が触れたと判断された場合は、次のS12の処理に進む。
キーに指が触れたと判断されない場合は、S11の処理に戻る。
キーに指が触れたと判断された場合、仮選択エリア識別表示部24が、入力部10からの入力に基づき、触れられたキーに対応する分割エリアを、仮選択エリアとして、識別表示する(S12)。
次に、判定部60が、各オブジェクトの座標位置と、入力部10から得たいずれの分割エリアが仮選択エリアとされているかの情報とに基づき、仮選択エリア内に存在するオブジェクトが一つであるか否かを判断する(S13)。
オブジェクトが一つである場合は、次のS14の処理に進む。
オブジェクトが一つではない場合は、S15の処理に進む。
オブジェクトが一つである場合、仮選択エリア識別表示部24が、そのオブジェクトを識別表示する(S14)。
次に、入力部10は、S11において、指が触れたと判断されたキーが、押されたか否かを判断する(S15)。
キーが押されたと判断された場合は、次のS16の処理に進む。
キーが押されたと判断されない場合は、S15の処理に戻る。
キーが押されたと判断された場合、判定部60が、オブジェクトカウント部61から取得した選択エリア内のオブジェクトの数に基づき、選択エリア内にオブジェクトが存在するか否かを判断する(S16)。
オブジェクトが存在すると判断された場合は、次のS17の処理に進む。
オブジェクトが存在すると判断されない場合は、S19の処理に進む。
オブジェクトが存在すると判断された場合、判定部60が、オブジェクトカウント部61から取得した選択エリア内のオブジェクトの数に基づき、選択エリア内のオブジェクト数が一つであるか否かを判断する(S17)。
オブジェクト数が一つであると判断された場合は、次のS18の処理に進む。
オブジェクト数が一つであると判断されない場合は、S20の処理に進む。
オブジェクト数が一つであると判断された場合、オブジェクト選択部40が、そのオブジェクトを選択し(S18)、オブジェクトの選択処理を終了する。
オブジェクト数が一つであると判断されない場合、拡大表示制御部23が、現在、選択エリアとなっている分割エリアを含むように、表示画面上に表示されているコンテンツ画面を拡大表示する(S20)。その後、S11の処理に戻る。
S16の処理において、オブジェクトが存在すると判断されない場合、拡大表示制御部23は、現在表示されているコンテンツ画面を、拡大前の画面、すなわち一つ前の画面に戻す(S19)。そして、S11の処理に戻る。
〔第3の実施形態〕
本実施形態では、キーを識別表示する例について説明する。
第2の実施形態では、キーが接触センサを備えているか、半押し状態を受け付ける構成について述べた。本実施形態では、情報端末は、これらの構成に加えて、各キーがバックライトまたは液晶キートップを備え、キー毎に、そのキーのバックライトまたは液晶キートップの色や明るさを制御したり、文字や図形をキートップに表示したり出来る構成を備えている。
図8において、各キーが、バックライトまたは液晶キートップを備える場合の例を示す。
図8(a)では、表示画面上に、乗り換え案内のコンテンツ画面が表示されており、そのコンテンツ画面には、出発駅および到着駅の駅名を入力するためのテキストボックスと、「路線一覧表示」および「現在時刻で検索」のハイパーリンクとが、含まれている。
ここで、テキストボックスが表示されているエリアに対応したキー(「F」、「G」、および「H」キー)が、他のキーとは異なる色を表示することで、識別表示されている。また、パイパーリンクが表示されているエリアに対応したキー(「K」、「L」、「←」、「<」、「>」、および「スペース」キー)が、テキストボックスに対応したキーとはまた異なる色により、識別表示されている。もちろん、ユーザの指が「G」キーに触れているので、「G」キーに対応した表示画面上のエリアが、識別表示されている。
ユーザが駅名の入力を行おうとする場合、ユーザは、キーボードのキーのうち、テキストボックスを示す色で識別表示されているキーのうち、いずれかを押せばよい。
図8(b)は、図8(a)の状態においてユーザが「G」キーを押した後の状態を示す。表示画面上には、乗り換え案内のコンテンツ画面のうち、出発駅および到着駅の駅名を入力するためのテキストボックスが、拡大表示されている。そして、テキストボックスが表示されている分割エリアに対応したキー(「G」、「H」、「J」、「K」、「B」、「N」、「M」、および「;」キー)が識別表示されている、また、ユーザが指を「N」キーに触れているので、「N」キーに対応した表示画面上の分割エリアが、識別表示されている。
図8(b)の状態から、ユーザが現在触れている「N」キーを押すことにより(もちろん、「N」キー以外に、「B」、「M」、または「;」キーを押してもよい)、到着駅の駅名を入力する為のテキストボックスが選択される。
なお、あるキーを押した時に、そのキーに対応する分割エリアにはオブジェクトが存在しない場合は、拡大前の表示画面に、一段階戻る構成を採ってもよい。この構成を採ると、例えば、図8(b)の状態において、ユーザが、対応する分割エリアにオブジェクトの存在しない「スペース」キーを押した場合、表示画面に表示されるコンテンツ画面は、図8(a)に示すものに戻る。
<情報端末の構成について>
図9において、本実施の形態における情報端末1Cの機能ブロック図を示す。なお、以下では、第1の実施形態における情報端末1Aと異なる部分についてのみ、説明する。
情報端末1Cは、入力部10、オブジェクト識別情報表示部11、表示制御部20C、通信部30、オブジェクト選択部40、コンテンツ画面生成部50、判定部60B、および表示部70を含んで構成される。
オブジェクト識別情報表示部11(オブジェクト識別情報表示手段)は、例えばバックライトまたは液晶キートップにより構成される。判定部60Bからの指示に従い、表示画面上のオブジェクトの種類に応じて、そのオブジェクトの種類に対応した明るさや色により各キーを識別表示する。
表示制御部20Cは、より詳しくは、分割表示制御部21および拡大表示制御部23を含んで構成される。
判定部60Bは、表示画面上オブジェクトが存在する分割エリアに対応するキーを識別表示するように、オブジェクト識別情報表示部11に指示信号を出力する。
〔第4の実施形態〕
本実施形態では、情報端末がスライド式フルキーボードを備える例について説明する。
現在、携帯型の情報端末には、通常は格納しておき使用時のみ引き出す、スライド式のキーボードを備えるものがある。そのような情報端末に対しても、本発明は有効である。
図10(a)において、スライド式キーボードを格納した状態の携帯電話機の例を示す。この例では、表示画面上に表示されたコンテンツ画面が、ダイヤルキーの配置に対応して、12個のエリアに分割され表示されている。
また、図10(b)において、格納されていたキーボードを引き出した状態の携帯電話機の例を示す。この状態では、携帯電話機の右側面に、フルキーボードが引き出されており、表示画面上に表示されたコンテンツ画面は、フルキーボードの配置に対応したエリアに細かく分割して表示されている。
なお、図10(a)の例では、フルキーボードが格納されている状態では、ダイヤルキーの配置に対応した分割線を表示画面に表示しているが、フルキーボードが格納された状態では分割線を表示せず、キーボードを展開した場合のみ、その配置に対応した分割線を表示する構成でもよい。
<情報端末の構成について>
図11において、本実施の形態における情報端末1Dの機能ブロック図を示す。なお、以下では、第1の実施形態における情報端末1Aと異なる部分についてのみ、説明する。
情報端末1Dは、入力部10、表示制御部20D、通信部30、オブジェクト選択部40、コンテンツ画面生成部50、判定部60、表示部70、および格納展開検知部90(格納展開検知手段)を含んで構成される。
表示制御部20Dは、より詳しくは、分割表示制御部21Bおよび拡大表示制御部23を含んで構成される。
格納展開検知部90は、フルキーボードが格納されているかまたは展開されているかを検知し、分割表示制御部21Bに、フルキーボードの展開/格納状態を通知する。
分割表示制御部21Bは、格納展開検知部90から通知される、フルキーボードの展開/格納状態に基づき、表示画面上の分割表示を変更する。
<補足事項>
本実施の形態では、表示画面上には、コンテンツ画面を表示する際、常に分割線が表示されている構成をしたが、通常は分割線を表示せず、ユーザが指でキーに触れるか(キーが接触センサを備える場合)キーを半押しした(キーが半押し状態を受け付ける場合)にのみ、分割線を表示する構成でもよい。この構成を採ることにより、オブジェクトを選択する場合以外でも分割線が表示されている事により、コンテンツ画面の読み取りが妨げられる状態を回避できる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、情報端末1の各ブロック、特に分割表示制御部21、拡大表示制御部23、オブジェクト選択部40、コンテンツ画面生成部50、判定部60、およびオブジェクトカウント部61は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、情報端末1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである情報端末1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記情報端末1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、情報端末1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモートコントロール装置のような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
分割された表示エリア内にあるオブジェクトを容易に選択でき、ユーザは従来のような煩雑な操作をしなくてもよいので、表示画面上のオブジェクトを選択する機器に広汎に適用できる。
本発明の第1の実施形態において、情報端末の表示画面上に表示されたオブジェクトの選択方法の概要を説明した図であり、(a)は、フルキーボードを持つ情報端末において、Web画面が表示されている状態を示す図であり、(b)は、ユーザが指で「C」のキーを押した後の状態を示す図である。 本発明の第1の実施形態における情報端末1Aの機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態において、情報端末1Aがユーザの操作を受け付けコンテンツ画面の拡大表示等を行うことにより表示画面上のオブジェクトが選択されるまでの手順を表すフローチャートである。 表示画面上の分割表示された各分割エリアに、その分割エリアに対応するキーがいずれのキーであるかを、薄い表示色を用いて表示する例を示す図である。 本発明の第2の実施形態において、情報端末の表示画面上に表示されたオブジェクトの選択方法の概要を説明した図であり、(a)は、フルキーボードを持つ情報端末において、Web画面が表示されている状態を示す図であり、(b)は、ユーザが指を「C」のキーに置いた状態を示す図であり、(c)は、ユーザが「C」のキーを押し、画面表示が遷移した状態において、新たにユーザが指を「B」のキーに置いた状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態における情報端末1Bの機能ブロック図である。 本発明の第2の実施形態において、情報端末1Bがユーザの操作を受け付けコンテンツ画面の拡大表示等を行うことにより表示画面上のオブジェクトが選択されるまでの手順を表すフローチャートである。 各キーが、バックライトまたは液晶キートップを備える場合の例を示す図であり、(a)は、表示画面上への乗り換え案内のコンテンツ画面の表示を示す図であり、(b)は、(a)の状態においてユーザが「G」キーを押した後の状態を示す図である。 本発明の第3の実施形態における情報端末1Cの機能ブロック図である。 スライド式キーボードを備えた携帯電話機の例を示す図であり、(a)は、スライド式キーボードを格納した状態を示す図であり、(b)は、スライド式キーボードを展開した状態を示す図である。 本発明の第4の実施形態における情報端末1Dの機能ブロック図である。
符号の説明
1、1B、1C、1D 情報端末(選択装置)
10 入力部(複数の入力手段)
11 オブジェクト識別情報表示部(オブジェクト識別情報表示手段)
20A、20B、20C、20D 表示制御部
21、21B 分割表示制御部(分割表示制御手段)
22 キー識別情報表示制御部(入力手段識別表示制御手段)
23 拡大表示制御部(拡大表示制御手段)
24 仮選択エリア識別表示部
30 通信部
40 オブジェクト選択部(選択手段)
50 コンテンツ画面生成部
60、60B 判定部
61 オブジェクトカウント部
70 表示部
80 接触検知部(接触検知手段)
90 格納展開検知部(格納展開検知手段)

Claims (9)

  1. 個別に異なる情報を入力するための操作を受け付ける、複数の入力手段と、
    コンテンツを表示する表示画面を、前記複数の入力手段の配置に対応して配置される複数のエリアに分割表示する分割表示制御手段と
    を備えた選択装置において、
    操作された前記入力手段に対応する前記エリアである選択エリアに表示されているオブジェクトを選択する選択手段
    を備えたことを特徴とする選択装置。
  2. 前記選択手段の指示に従い、前記選択エリアを含む、現在の表示範囲より狭い範囲を、前記表示画面上に拡大表示する拡大表示制御手段をさらに備え、
    前記選択手段は、
    前記選択エリア内に、前記オブジェクトが複数表示されている場合は、
    前記拡大表示制御手段に対し、前記拡大表示を指示し、
    前記分割表示制御手段に対し、前記分割表示を指示する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の選択装置。
  3. 操作指示媒体によるそれぞれの前記入力手段への接触を、個別に検知する接触検知手段と、
    前記接触検知手段によって検知された前記入力手段に対応した前記エリアとしての仮選択エリアを識別表示する仮選択エリア識別表示制御手段と
    をさらに備えたことを特徴とする、請求項1に記載の選択装置。
  4. 前記エリアに、該エリアに対応する前記入力手段の識別情報を表示する入力手段識別情報表示制御手段をさらに備えたことを特徴とする、請求項1に記載の選択装置。
  5. 前記オブジェクトが表示されている前記エリアに対応した前記入力手段を識別表示するオブジェクト識別情報表示手段をさらに備え、
    前記各入力手段は、
    それぞれ、前記オブジェクト識別情報表示手段を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の選択装置。
  6. 前記複数の入力手段が格納されているか否かを検知する格納展開検知手段をさらに備え、
    前記複数の入力手段は、
    前記入力手段に対する入力操作を不可にするように格納可能であり、
    前記分割表示制御部は、
    前記格納展開検知手段による検知結果に基づき、前記分割表示の状態を変更する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の選択装置。
  7. 個別に異なる情報を入力するための操作を受け付ける、複数の入力手段と、
    コンテンツを表示する表示画面を、前記複数の入力手段の配置に対応して配置される複数のエリアに分割表示する分割表示制御手段と
    を備えた選択装置の制御方法において、
    上記選択装置に備えられた選択手段が、操作された前記入力手段に対応する前記エリアである選択エリアに表示されているオブジェクトを選択する選択ステップ
    を含んだことを特徴とする選択装置の制御方法。
  8. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の選択装置の各手段として、コンピュータを機能させるための選択装置制御プログラム。
  9. 請求項8に記載の選択装置制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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