JP2008137064A - 部材接合方法及び構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】形材の補強に適した部材接合方法及び構造を提供する。
【解決手段】主部材6の第1の個所8aと第2の個所8bに穿設した各孔9a,9bに補助部材7を、その先端部分が第2の個所8bの孔9bに入り且つ基端部分のストッパ10が第1の個所8aに当接するように差し込む。接合ツール5を回転させながら補助部材7の先端に押し付け、この部位と主部材6の第2の個所8bを摩擦熱と塑性流動により軟化させた後、接合ツール5を主部材6から引き離して第2の個所8bと補助部材7の塑性流動部位を硬化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は部材接合方法及び構造に関するものである。
接合すべき部材を溶融させずに相互に接続する方法として摩擦撹拌接合がある(例えば、特許文献1参照)。
この技法では、被接合部材を重ね合わせた被接合物を、裏当て部材である支持ツールに載せたうえ、被接合物に接合ツールを回転させながら押し付け、摩擦熱と塑性流動により軟化した材料を撹拌して同化させる。
次いで、接合ツールを被接合物から離して材料が同化した部位を硬化させ、被接合部材を相互に接合する。
接合ツールは、円柱状のショルダ部と、当該ショルダ部に同軸に連なり且つツール先端へ向けて突出する短円筒状でショルダ部よりも外径が小さいピン部とを備えている。
また、アルミニウム合金を素材とした中空押し出し形材を二つ並べたうえ、この形材を摩擦撹拌接合によって一体化して構造体を製作する手法も既に提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−136365号公報 特開2002−137071号公報
二つの面板の間をリブによって接続した断面を呈する形材は、面板とリブの共同によりこれら単体を上回る剛性を発揮するが、時として形材の剛性を局所的に強めることが要求される。
この場合、二つの面板の間にリブを追加するという手立てが考えられるが、リブは形材の全長にわたって存在するため、結果的に形材の重量が増えてしまうし、コストアップにもなる。
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、形材の補強に適した部材接合方法及び構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、主部材の第1の個所とそれに向き合う第2の個所のそれぞれに孔を正対するように穿設し、これらの孔に基端部分にストッパを有する補助部材と、その先端部分が主部材の第2の個所の孔に入り且つストッパが第1の個所に当接するように差し込み、接合ツールを回転させながら補助部材の先端に押し付け、摩擦熱と塑性流動により軟化した補助部材の材料を変形させたうえ、これに同化し得るように主部材の第2の個所の材料も摩擦熱と塑性流動により軟化させ、この後、接合ツールを主部材から引き離して、主部材の第2の個所と補助部材の塑性流動部位を硬化させる。
請求項2に記載の発明では、第1の個所と第2の個所のそれぞれに正対する孔が穿設してある主部材と、先端部分が主部材の第2の個所の孔に入り且つ基端部分が主部材の第1の個所の孔に入った補助部材と、主部材の第1の個所に第2の個所の真反対から当接し得るように補助部材の基端部分に設けたストッパとを備え、この補助部材の先端部分を、摩擦熱と塑性流動により前記主部材の第2の個所に同化させた構成を採る。
請求項3に記載の発明では、第1の個所と第2の個所のそれぞれに正対する孔が穿設してある主部材と、先端部分が主部材の第2の個所の孔に入り且つ基端部分が主部材の第1の個所の孔に入った補助部材と、主部材の第1の個所に第2の個所の真反対から当接し得るように補助部材の基端部分に設けたストッパと、前記補助部材に外嵌してストッパ及び主部材の第1の個所に挟まれる付加部材とを備え、補助部材の先端部分を、摩擦熱と塑性流動により前記主部材の第2の個所に同化させた構成を採る。
請求項4に記載の発明では、第1の個所と第2の個所のそれぞれに正対する孔が穿設してある主部材と、先端部分が主部材の第2の個所の孔に入り且つ基端部分が主部材の第1の個所の孔に入った補助部材と、主部材の第1の個所に第2の個所の真反対から当接し得るように補助部材の基端部分に設けたストッパと、前記補助部材に外嵌して主部材の第2の個所に当接する付加部材とを備え、補助部材の先端部分を、摩擦熱と塑性流動により前記主部材の第2の個所、及び付加部材に同化させた構成を採る。
請求項5に記載の発明では、第1の個所と第2の個所のそれぞれに正対する孔が穿設してある主部材と、先端部分が主部材の第2の個所の孔に入り且つ基端部分が主部材の第1の個所の孔に入った補助部材と、主部材の第1の個所に第2の個所の真反対から当接し得るように補助部材の基端部分に設けたストッパと、前記補助部材に外嵌して主部材の第2の個所に当接する付加部材とを備え、補助部材の先端部分を、摩擦熱と塑性流動により前記主部材の第2の個所に同化させて、付加部材を厚み方向に挟むように形作った構成を採る。
請求項6に記載の発明では、補助部材のストッパに機械要素を設けた構成を採る。
本発明の部材接合方法及び構造によれば、下記のような優れた効果を奏し得る。
(1)請求項1〜請求項6に記載の発明のいずれにおいても、主部材の第1の個所に補助部材のストッパを当接させ、摩擦熱と塑性流動により補助部材の先端部分を主部材に同化させるので、主部材の剛性が局所的に高まり、しかも主部材の重量増加を抑えることができる。
(2)請求項4、請求項5に記載の発明においては、主部材の剛性向上と同時に付加部材の取り付けが完了するので、部材組付工程が減ることになる。
(3)請求項6に記載の発明においては、主部材の剛性向上と同時に機械要素の取り付けが完了するので、部材組付工程が減ることになる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の部材接合構造の第1の例であり、凹部1を有する裏当て部材2と、短円柱状のピン部3を円柱状のショルダ部4の先端面に同軸に連ねた接合ツール5とを用いて、矩形断面の中空形材である主部材6に、丸棒状の補助部材7を接合する。
補助部材7は、その基端部分にフランジ状のストッパ10を有し、当該ストッパ10には、機械要素としてボルト11が設けてある。
また、ボルト11に代えて、ナットやピンなどの機械要素をストッパ10に設けるようにしてもよいし、機械要素を必要としない場合は、ストッパ10のみとする。
主部材6と補助部材7は、アルミニウム合金を素材とし、裏当て部材2と接合ツール5は、アルミニウム合金よりも硬く且つ軟化温度が高い鋼を素材としている。
主部材6の第1の個所8aとそれに向き合う第2の個所8bのそれぞれに孔9a,9bを穿設し、凹部1にボルト11が入るようにストッパ10を裏当て部材2で受け、ストッパ10に第1の個所8aが当接し且つ第2の個所8bの孔9bに補助部材7の先端部分が入るよう主部材6を配置したうえ、接合ツール5を補助部材7の先端部分に相対させる(図1(a)参照)。
孔9a,9bの形状は、補助部材7が丸棒状であれば、ドリルで穿設した丸孔でよく、補助部材7が角棒状、もしくは板状である場合には、それに見合った形の孔9a,9bを機械加工などで各個所8a,8bに穿設することになる。
接合ツール5を回転させながら、ピン部3を補助部材7の先端に押し付けると、摩擦熱と塑性流動により軟化したこの部位にピン部3が徐々にめり込む。
やがて、接合ツール5のショルダ部4の端面が、補助部材7の先端と主部材6の第2の個所8bに押し付けられ、当該第2の個所8bも摩擦熱と塑性流動により軟化して、接合ツール5のピン部3の周囲に、主部材6の第2の個所8bと補助部材7の先端部分に由来する材料の同化層12が軟化した状態で生じる(図1(b)参照)。
回転している接合ツール5のピン部3を丸棒状の補助部材7の先端部分に押し付けると、初めのうちは補助部材7も周方向へ回ることがある。
この補助部材7の回動は材料の軟化に伴って収まるが、クランプのような機械的手段を用いて補助部材7の回動を抑えるという手法も採れる。
接合ツール5の押圧力は、補助部材7を介して裏当て部材2に伝わるので、主部材6の第1の個所8aと第2の個所8bの間にある第3の個所8cや第4の個所8dには座屈変形が生じない。
この後、接合ツール5を主部材6及び補助部材7から引き離して、塑性流動部位である同化層12を硬化させる(図1(c)参照)。
すなわち、主部材6の第1の個所8aに補助部材7のストッパ10を当接させ、主部材6の第2の個所8bに補助部材7の先端部分を摩擦撹拌接合の手法により一体化するので、主部材6の剛性が局所的に高まり、これと同時にボルト11の装着も完了するため、部材組付工程が減ることになる。
また、接合ツール5のピン部3がめり込んだあとの形作られた補助部材7の先端部分の穴13は、雌ねじ加工を施せば別部材のボルト締結に利用できる。
図2は本発明の部材接合構造の第2の例であり、図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
この例では、補助部材7の基端部分に付加部材14を外嵌させておき、ストッパ10と主部材6の第1の個所8aとで付加部材14を挟む。
付加部材14に用いる素材には特に制約はなく、アルミニウム合金、鋼、あるいはそれ以外のものであってもよい。
凹部1にボルト11が入るようにストッパ10を裏当て部材2で受け、付加部材14を補助部材7に外嵌させたうえ、ストッパ10と第1の個所8aが付加部材14を挟むように、補助部材7に主部材6を組み付け、接合ツール5を補助部材7の先端部分に相対させ、接合ツール5を回転させながら、ピン部3を補助部材7の先端に押し付けると、摩擦熱と塑性流動により軟化したこの部位にピン部3が徐々にめり込む。
やがて、接合ツール5のショルダ部4の端面が、補助部材7の先端と主部材6の第2の個所8bに押し付けられ、当該第2の個所8bも摩擦熱と塑性流動により軟化して、接合ツール5のピン部3の周囲に、主部材6の第2の個所8bと補助部材7の先端部分に由来する材料の同化層12が軟化した状態で生じる(図2(a)参照)。
接合ツール5の押圧力は、補助部材7を介して裏当て部材2に伝わるので、主部材6の第1の個所8aと第2の個所8bの間にある第3の個所8cや第4の個所8dには座屈変形が生じない。
この後、接合ツール5を主部材6及び補助部材7から引き離して、塑性流動部位である同化層12を硬化させる(図2(b)参照)。
すなわち、主部材6の第1の個所8aに補助部材7のストッパ10を当接させ、主部材6の第2の個所8bに補助部材7の先端部分を摩擦撹拌接合の手法により一体化するので、主部材6の剛性が局所的に高まり、これと同時にボルト11や付加部材14の装着も完了するため、部材組付工程が減ることになる。
また、接合ツール5のピン部3がめり込んだあとの形作られた補助部材7の先端部分の穴13は、雌ねじ加工を施せば別部材のボルト締結に利用できる。
図3は本発明の部材接合構造の第3の例であり、図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
この例では、凹部1にボルト11が入るようにストッパ10を裏当て部材2で受け、ストッパ10に第1の個所8aが当接し且つ第2の個所8bの9bに補助部材7の先端部分が入るよう主部材6を配置し、アルミニウム合金を素材とした付加部材15を補助部材7の先端部分に外嵌させ、当該付加部材15を主部材6の第2の個所8bに載せ、接合ツール5を補助部材7の先端部分に相対させ、接合ツール5を回転させながら、ピン部3を補助部材7の先端に押し付けると、摩擦熱と塑性流動により軟化したこの部位にピン部3が徐々にめり込む。
やがて、接合ツール5のショルダ部4の端面が、補助部材7の先端と付加部材15に押し付けられ、当該付加部材15や主部材6の第2の個所8bも摩擦熱と塑性流動により軟化して、接合ツール5のピン部3の周囲に、付加部材15と主部材6の第1の個所8aと補助部材7の基端部分に由来する材料の同化層16が軟化した状態で生じる(図3(a)参照)。
この後、接合ツール5を主部材6、補助部材7、及び付加部材15から引き離して、塑性流動部位である同化層16を硬化させる(図3(b)参照)。
すなわち、主部材6の第1の個所8aに補助部材7のストッパ10を当接させ、主部材6の第2の個所8bに補助部材7の先端部分とを付加部材15を一緒に摩擦撹拌接合の手法により一体化するので、主部材6の剛性が局所的に高まり、これと同時にボルト11や付加部材15の装着も完了するため、部材組付工程が減ることになる。
また、接合ツール5のピン部3がめり込んだあとの形作られた補助部材7の先端部分の穴13は、雌ねじ加工を施せば別部材のボルト締結に利用できる。
図4は本発明の部材接合構造の第4の例であり、図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
この例では、凹部1にボルト11が入るようにストッパ10を裏当て部材2で受け、ストッパ10に第1の個所8aが当接し且つ第2の個所8bの9bに補助部材7の先端部分が入るよう主部材6を配置し、鋼を素材とした付加部材17を補助部材7の先端部分に外嵌させ、当該付加部材17を主部材6の第2の個所8bに載せ、接合ツール5を補助部材7の先端部分に相対させ、接合ツール5を回転させながら、ピン部3を補助部材7の先端に押し付けると、摩擦熱と塑性流動により軟化したこの部位にピン部3が徐々にめり込む。
やがて、接合ツール5のショルダ部4の端面が、補助部材7の基端に押し付けられ、主部材6の第1の個所8aも摩擦熱と塑性流動により軟化して、接合ツール5のピン部3の周囲に、主部材6の第1の個所8aと補助部材7の先端部分に由来する材料の同化層18が軟化した状態で、付加部材17を部材厚み方向に挟むように生じる(図4(a)参照)。
この後、接合ツール5を主部材6、補助部材7、及び付加部材17から引き離して、塑性流動部位である同化層18を硬化させる(図4(b)参照)。
すなわち、主部材6の第1の個所8aに補助部材7のストッパ10を当接させ、主部材6の第2の個所8bに補助部材7の先端部分を摩擦撹拌接合の手法により一体化するので、主部材6の剛性が局所的に高まり、これと同時にボルト11や付加部材17の装着も完了するため、部材組付工程が減ることになる。
また、接合ツール5のピン部3がめり込んだあとの形作られた補助部材7の先端部分の穴13は、雌ねじ加工を施せば別部材のボルト締結に利用できる。
なお、本発明の部材接合方法及び構造は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、ピン部がない単なる円柱状の接合ツールを用いるようにすること、ストッパと主部材の第1の個所で付加部材を挟んだうえ、同じ主部材の第2の個所に別の付加部材を先に述べた手法によって装着すること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変更を加え得ることは勿論である。
本発明の部材接合方法及び構造は、様々な部品の接合組付工程に適用できる。
本発明の部材接合構造の第1の例の施工手順を示す概念図である。 本発明の部材接合構造の第2の例の施工手順を示す概念図である。 本発明の部材接合構造の第3の例の施工手順を示す概念図である。 本発明の部材接合構造の第4の例の施工手順を示す概念図である。
符号の説明
5 接合ツール
6 主部材
7 補助部材
8a 第1の個所
8b 第2の個所
9a 孔
9b 孔
10 ストッパ
11 ボルト(機械要素)
12 同化層
14 付加部材
15 付加部材
16 同化層
17 付加部材
18 同化層

Claims (6)

  1. 主部材の第1の個所とそれに向き合う第2の個所のそれぞれに孔を正対するように穿設し、これらの孔に基端部分にストッパを有する補助部材と、その先端部分が主部材の第2の個所の孔に入り且つストッパが第1の個所に当接するように差し込み、接合ツールを回転させながら補助部材の先端に押し付け、摩擦熱と塑性流動により軟化した補助部材の材料を変形させたうえ、これに同化し得るように主部材の第2の個所の材料も摩擦熱と塑性流動により軟化させ、この後、接合ツールを主部材から引き離して、主部材の第2の個所と補助部材の塑性流動部位を硬化させることを特徴とする部材接合方法。
  2. 第1の個所と第2の個所のそれぞれに正対する孔が穿設してある主部材と、先端部分が主部材の第2の個所の孔に入り且つ基端部分が主部材の第1の個所の孔に入った補助部材と、主部材の第1の個所に第2の個所の真反対から当接し得るように補助部材の基端部分に設けたストッパとを備え、この補助部材の先端部分を、摩擦熱と塑性流動により前記主部材の第2の個所に同化させたことを特徴とする部材接合構造。
  3. 第1の個所と第2の個所のそれぞれに正対する孔が穿設してある主部材と、先端部分が主部材の第2の個所の孔に入り且つ基端部分が主部材の第1の個所の孔に入った補助部材と、主部材の第1の個所に第2の個所の真反対から当接し得るように補助部材の基端部分に設けたストッパと、前記補助部材に外嵌してストッパ及び主部材の第1の個所に挟まれる付加部材とを備え、補助部材の先端部分を、摩擦熱と塑性流動により前記主部材の第2の個所に同化させたことを特徴とする部材接合構造。
  4. 第1の個所と第2の個所のそれぞれに正対する孔が穿設してある主部材と、先端部分が主部材の第2の個所の孔に入り且つ基端部分が主部材の第1の個所の孔に入った補助部材と、主部材の第1の個所に第2の個所の真反対から当接し得るように補助部材の基端部分に設けたストッパと、前記補助部材に外嵌して主部材の第2の個所に当接する付加部材とを備え、補助部材の先端部分を、摩擦熱と塑性流動により前記主部材の第2の個所、及び付加部材に同化させたことを特徴とする部材接合構造。
  5. 第1の個所と第2の個所のそれぞれに正対する孔が穿設してある主部材と、先端部分が主部材の第2の個所の孔に入り且つ基端部分が主部材の第1の個所の孔に入った補助部材と、主部材の第1の個所に第2の個所の真反対から当接し得るように補助部材の基端部分に設けたストッパと、前記補助部材に外嵌して主部材の第2の個所に当接する付加部材とを備え、補助部材の先端部分を、摩擦熱と塑性流動により前記主部材の第2の個所に同化させて、付加部材を厚み方向に挟むように形作ったことを特徴とする部材接合構造。
  6. 補助部材のストッパに機械要素を設けた請求項2乃至請求項5に記載の部材接合構造。
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