JP2008136632A - 毛髪保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】毛髪処理剤の注入量を簡便に調整でき、毛髪処理剤の漏れや不足を生じることなく、効率的に毛髪処理を行うことができる毛髪保持具を提供すること。
【解決手段】本発明の毛髪保持具1は、一端の開口部21から他端の開口部22に向けて毛髪束Hを挿入可能なようにシート23、23により構成された筒状体2からなり、一端の開口部21から筒状体2の内部に挿入された毛髪束Hに、筒状体2に注入された毛髪処理剤を、該筒状体2をしごいて塗り広げることができるようになされており、筒状体2における前記他端の開口部22の近傍に、該筒状体2に注入する毛髪処理剤の量を一定の量に調整可能な目印25,26が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定量の毛髪を、染毛又はパーマ等することのできる毛髪保持具に関する。
従来、所定量の毛髪を、染毛又はパーマ等することのできる筒状体から構成される毛髪保持具が知られている。この種の毛髪保持具は、可撓性の筒状体から構成されており、該筒状体における一方の端部から、毛髪束が該筒状体内へ挿入されるようになされている。例えば、毛髪束の染毛を行なう際には、筒状体の内部に毛髪処理剤としての染毛剤を注入し、筒状体の内部で染毛剤が毛髪束に塗布される。
筒状体の形成材料として、染毛剤に対して非透過性の材料を用いることにより、毛髪保持具に挿入されている毛髪以外の毛髪が染毛されることが防止されるので、毛髪の部分的な染毛に効果的である。
また、毛髪束が挿入されている一方の端部とは反対側の他方の端部から、染毛剤が筒状体の内部に注入される場合がある。染毛剤は、他方の端部側から一方の端部へ向かって筒状体をしごいて、毛髪束に塗り広げられる。
前述したような筒状体から構成される毛髪保持具として、例えば、本出願人は、先に特許文献1において、一端部に毛髪取り込み口を有する細長形状の可撓性材料からなる筒状体から構成されており、該筒状体に保持された毛髪を所定の形状に巻き上げ、湾曲又は屈曲させる巻き上げ手段が備えられている毛髪保持具を提案している。
特開平2003−93133号公報
上述した従来の毛髪保持具においては、毛髪処理剤を収容した容器から筒状体に毛髪処理剤を注入して用いるのが一般的であるが、筒状体内に注入する毛髪処理剤の量が少な過ぎて、毛髪束の全体に剤が行き渡らずに染めムラや脱色ムラを生じたり、筒状体内に注入する毛髪処理剤の量が多過ぎて、筒状体の注入側とは反対側の開口部から漏れ出したりする場合があった。
また、1回の毛髪処理に必要な量以上の毛髪処理剤を容器に充填しておき、複数本の毛髪保持具を用いて毛髪処理を行うことが、毛髪処理の効率等の観点から好ましいが、このような場合に、個々の毛髪保持具に必要以上の量の剤を供給した場合には、毛髪処理剤が不足し、予定された回数の毛髪処理が行えなくなる。他方、個々の毛髪保持具に適切な量の剤を供給しなかった場合には、毛髪が所望の色に染まらなかったり、色むらが生じる場合がある。また毛髪処理剤が余って不経済であった。
従って、本発明の目的は、毛髪処理剤の注入量を簡便に調整でき、毛髪処理剤の漏れや不足を生じることなく、効率的に毛髪処理を行うことができる毛髪保持具を提供することにある。
本発明は、一端の開口部から他端に向けて毛髪束を挿入可能なようにシートにより構成された筒状体からなり、該一端の開口部から該筒状体の内部に挿入された該毛髪束に、該筒状体に注入された毛髪処理剤を、該筒状体をしごいて塗り広げることができるようになされている毛髪保持具であって 前記筒状体における前記他端の開口部の近傍に、該筒状体に注入する毛髪処理剤の量を一定の量に調整可能な目印が設けられている毛髪保持具を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の毛髪保持具によれば、毛髪処理剤の注入量を簡便に調整でき、毛髪処理剤の漏れや不足を生じることなく、効率的に毛髪処理を行うことができる。
以下、本発明の毛髪保持具を、その好ましい一実施形態に基づいて、図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態の毛髪保持具1は、図1〜図3に示すように、一端の開口部21から他端の開口部22に向けて毛髪束Hを挿入可能なように一対のシート23、23により構成された筒状体2からなり、一端の開口部21から筒状体2の内部に挿入された毛髪束Hに、筒状体2に注入された毛髪処理剤としての染毛剤を、他端の開口部22側から一端の開口部21へ向かって筒状体2をしごいて塗り広げることができるようになされており、毛髪束Hを染毛するために用いられる。
また、本実施形態の毛髪保持具1は、筒状体2における前記他端の開口部22の近傍に、筒状体2に注入する染毛剤(毛髪処理剤)の量を一定の量に調整可能な目印25(第1の目印),26(第2の目印)が設けられている。第2の目印26は、他端の開口部22寄りに設けられており、第1の目印25は、第2の目印から間隔を置いて一端の開口部21寄りに設けられている。
本実施形態の毛髪保持具1について以下に詳述する。
筒状体2は、図1に示すように、縦長であり、一端の開口部21から他端の開口部22に向けて毛髪束Hを挿入可能に構成されている。また、筒状体2は、一対の縦長矩形状のシート23、23を、それぞれの長手方向の側縁部24、24同士を接合して形成されたものである。一対のシート23、23は、柔軟であり、筒状体2は可撓性を有している。
筒状体2の長さは、処理すべき毛髪の長さに応じて適切な長さとされ、好ましくは処理すべき毛髪の長さよりも長くなっている。また、筒状体2の開口部21、22は長円形状又は円形状であり、その大きさは、挿入する毛髪束の量に応じて適切な大きさとされる。
一般に、筒状体2の長さは50〜600mm、開口部21,22の大きさは、長径5〜100mm、短径2〜40mm程度の範囲である。長径と短径が等しい場合には筒状体2の開口部21、22は円形状となる。
毛髪保持具1は、図3(a)〜(d)に示すように、一端の開口部21から筒状体2の内部に挿入された毛髪束Hに、筒状体2に注入された染毛剤を、他端の開口部22側から一端の開口部21へ向かって筒状体2をしごいて塗り広げて、毛髪束Hを筒状体2の内部で染毛処理するために用いられることが好ましい。染毛処理の際には、筒状体2の長手方向において、一端の開口部21側を上方にし、他端の開口部22側を下方に位置させることが好ましい。
一対のシート23、23は、染毛剤に対して、非透過性の材料から形成されており、染毛剤が筒状体2の側面から外に漏れ出すことはない。その結果、毛髪保持具1に挿入されている毛髪束以外の毛髪が染毛されることが防止される。従って、本実施形態の毛髪保持具1を用いた染毛処理は、頭部における毛髪の部分的な染毛に特に効果的である。
また、染毛剤は、毛髪保持具1内に比較的気密状態で存在することになるので、染毛剤に揮発成分が含まれている場合には、染毛中に該揮発成分が揮発することが防止され、染毛処理を効率的に行えるという利点もある。
前述した一対のシート23、23の形成材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレンといったポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレートといったポリエステル、ナイロン、ポリスチレン、塩化ビニル等の合成樹脂単体で製造されたフィルム、前記合成樹脂をブレンドして製造されたフィルムあるいは前記フィルムを多層にラミネートした合成樹脂フィルム等が好ましく用いられる。
本実施形態の毛髪保持具1は、筒状体2における他端の開口部22の近傍に、筒状体2に注入する毛髪処理剤の量を一定の量に調整可能な目印として、前記の2本の目印25,26が凸条部状に設けられている。本実施形態における2本の目印25,26は、何れも、筒状体2を、その全長を4等分するように4つの部分に区分したときの最も開口部22側の部分に位置しており、また、筒状体2を、その全長を3等分するように3つの部分に区分したときにおいても同様に最も開口部22側の部分に位置している。
2本の目印25,26は、図2に示すように、一対のシート23,23それぞれに形成されており、それぞれ、筒状体2の長手方向に直交する方向(シート23の幅方向)に延びるように形成されている。2本の目印25,26は、例えば、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂等の熱可塑性樹脂を溶融状態としてシート23の片面に線状に塗工した後、該樹脂を硬化させて得られる。
視認性を高める観点から、目印25、26は着色されていることが好ましい。
2本の目印25,26は、その位置が視覚的に認識できるものであれば充分であるが、それぞれ、シート23の幅方向と同方向の長さが、該シート23の幅W〔図3(a)参照〕に対して30〜100%が好ましく、より好ましくは70〜100%である。
2本の目印25,26は、図3(b)に示すように、ボトル等の容器4から毛髪処理剤41を注入する際に、毛髪処理剤41を、第1の目印25と第2の目印26との間に広がるまで注入することにより、筒状体2に注入する毛髪処理剤の量を一定の量に調整可能である。
この一定の量は、筒状体2内に挿入した毛髪束Hに対してムラのない毛髪処理を行うことができ、且つ必要以上の毛髪処理剤をできるだけ注入することにならない量であり、予め設定しておく。この量は、筒状体に挿入される毛髪束の量や、筒状体の長さや幅、毛髪処理剤の粘性等に応じて、決定することが好ましい。
筒状体2の長手方向における2本の目印25,26間の間隔L1〔図3(a)参照〕は、筒状体2の内部の最大幅W1〔シート23,23の接合された側縁部24,24同士間の幅に同じ,図3(a)参照〕との関係もあるが、ムラのない毛髪処理及び毛髪処理剤の過剰使用による漏れ出しを防止する観点から、例えば、前記幅W1が20〜30mmの場合、目印25,26間の間隔L1は、20〜60mmが好ましく、20〜40mmがより好ましい。また、2本の目印25,26間の間隔L1は、両者間におけるシート23,23間に注入可能な毛髪処理剤の量が3〜20mL、特に5〜10mLとなるような距離に設定することが好ましい。
本実施形態における一対のシート23、23は無色透明である。筒状体2を構成する一方又は両方のシート23,23は、少なくとも2本の目印25,26間に位置する部分が透明であることが好ましく、他端の開口部22から第1の目印25までの範囲が透明であることがより好ましく、これらの部分を含めて筒状体2の長手方向の全域ないし略全域が透明であることが更に好ましい。透明には有色透明も含まれる。
本実施形態の毛髪保持具1においては、2本の目印25,26のうちの、他端の開口部22寄りの第2の目印26は、図3(b)に示すように、ボトル(容器)4に充填した毛髪処理剤41を筒状体2に注入する場合における該ボトル4の適切な挿入深さを示す目印として機能する。
即ち、図3に示すボトル4は、毛髪処理剤41を収容する収容部42と、該収容部42から突出し、その先端に注入孔を有する先細り形状の注入部43とを備えたものであるが、このボトル4の注入部43を、筒状体2に挿入する際に、図3(b)に示すように、注入部43の先端が第2の目印26の位置に達するまで挿入し、その状態で毛髪処理剤41を注入する。これにより、筒状体22の他端の開口部22から毛髪処理剤41が漏れ出すことを防止することができる。このような効果が確実に奏されるようにする観点から、第2の目印26は、筒状体2の長手方向における、前記他端の開口部22からの距離L〔図3(a)参照〕が20〜80mmの範囲内、特に20〜40mmの範囲内に設けられていることが好ましい。
本実施形態の毛髪保持具1について、更に説明すると、前記の第1及び第2の目印のみでも一端の開口部21から染毛剤が漏れ出ないようにすることができるが、漏れ出しを確実にし、使用者の安心感を得る為に毛髪保持具1には、筒状体2をしごく範囲の終点が、触覚的及び視覚的に分かるようになされている。
具体的には、一端の開口部21の近傍に、図2に示すように、筒状体2の厚み方向に段差が形成された段差部27が形成されており、該段差部27が、筒状体2をしごく範囲の終点となっている。即ち、筒状体2を、他端の開口部22側から一端の開口部21へ向かって指でしごいていくと、指が段差部27に当接することで、筒状体2をそれ以上しごくことが防止される。また、段差部27は、視覚的にも分かる。
本実施形態における段差部27は、図2に示すように、矩形状のシート片3がシート23の外面に接合されて形成されている。シート片3の厚みは0.1〜5mm、特に0.5〜2mmであることが好ましい。
本実施形態の毛髪保持具1を用いて染毛処理をする際には、毛髪挿入具(図示せず)を用いて、毛髪束Hを一端の開口部21から筒状体2の内部へ挿入することが好ましい。毛髪挿入具は、一方の端部に毛髪束Hを係止するための係止部を有し、他方の端部に把持部を有しており、毛髪保持具1内に、筒状体2の一端の開口部21から前記係止部が突出し、他端の開口部22から前記把持部が突出した状態とされて使用することが好ましい。このような毛髪挿入具としては、例えば、前述した特開平2003−93133号公報、あるいは米国特許出願公開第2004−216759号の明細書等に記載のものが挙げられる。
次に、前述した毛髪保持具1と毛髪挿入具とを用いた染毛処理の一実施態様について、以下に説明する。染毛する際に用いる毛髪保持具1における筒状体2の長さは、毛髪束Hの長さよりも長いものを用いることが、毛髪束H全体を染毛する上で好ましい。
先ず、毛髪挿入具の係止部が一端の開口部21から延出し、把持部が他端の開口部22から延出しており、毛髪挿入具が筒状体2内に挿入された状態の毛髪保持具1を用意する。
次に、毛髪挿入具の係止部に毛髪束Hを係止し、その状態で、把持部を引っ張り、毛髪束Hを筒状体2の内部に挿入する。毛髪束Hは、筒状体2の内部で、図3(a)に示すように、概ね直線状に伸ばされた状態となる。
次に、図3(b)に示すように、内部に染毛剤が納められたボトル4を用いて、筒状体2の他端の開口部22から液状の染毛剤を筒状体2の内部に注入する。
この注入の際には、ボトル4の注入部43を、その先端が第2の目印26の位置に達するまで挿入し、その状態で染毛剤41を注入する。染毛剤41の注入は、染毛剤41の端が、図3(b)に示すように第1の目印25に達するまで行い、第1の目印25に達した時点で注入を停止する。
そして、ボトル4を筒状体2から引き抜いた後、図3(c)に示すように、毛髪保持具1の他端の開口部22と第2の目印26との間を両手で摘み、一方の手はその部分を摘んだまま、図3(d)に示すように、他端の開口部22側から一端の開口部21側へ向けて、筒状体2の両面を他方の手の指でしごき、染毛剤41を毛髪束Hに塗り広げる。
他方の指は、毛髪保持具1のしごく範囲の終点を示す段差部27に当接することで、それ以上しごくことが防止される。
筒状体2がしごかれることにより、筒状体2の内部の染毛剤は、他端の開口部22側から一端の開口部21側へ向けて、毛髪を浸しながら移動し、段差部27を示す部位までしごかれて移動した染毛剤の残りの部分により、段差部27よりも開口部21側の毛髪束Hの部分が染毛される。
本実施形態の毛髪保持具1によれば、染毛剤41を、第2の目印26から第1の目印25に達するまで注入するという簡単な操作により、予め設定された一定の量の染毛剤41を筒状体2に注入することができる。従って、その注入量を、筒状体2内に挿入した毛髪束Hに対してムラのない毛髪処理を行うことができ、且つ必要以上の毛髪処理剤をできるだけ注入することにならない量に設定しておくことで、毛髪処理剤の漏れや不足を生じることなく、効率的に毛髪処理を行うことができる。
尚、本実施形態の毛髪保持具1のようにしごく範囲の終点を示す段差部27等を設ける場合、該段差部27等より開口部21側にも染毛剤が移動するが、該開口部21からは漏れ出さない注入量となるように、第2の目印26と第1の目印25の位置を決定することが好ましい。
所望により、複数の毛髪保持具1を用いて同様の操作を繰り返し、所定時間放置する。その後、毛髪束Hを、毛髪保持具1から取り出し、すすぎ洗いをし、更にシャンプー及びブローをすることが好ましい。
以上、本発明の一実施形態の毛髪保持具について説明したが、本発明は、前述した実施形態に制限されることなく適宜変更が可能である。
例えば、筒状体2に注入する毛髪処理剤の量を一定の量に調整可能な目印として、図4(a)に示すように、筒状体2を構成するシート23に2本の線25’,26’を印刷等により表示しても良い。この場合、2本の線25’,26’は、視認し得る限り、筒状体2の外面側に印刷しても内面側に印刷しても良く、また、シート23の表面から突出していても突出していなくても良い。また、シート23の幅方向に連続する凸条部状の目印25、26や線状の目印25’、26’に代えて、シート23の幅方向に不連続の凸部やドット等を列状に設け、それらを本発明における目印として用いても良い。また、目印として凸条部を形成する場合の凸条部の形成方法も、各種材料のシート23に対する接着や、凸条部とシート23との一体成形等、任意の方法を採用し得る。
また、図4(b)に示すように、筒状体2を構成するシート23に、他の部分23aとは色の異なる2つの領域23b、23cを設け、隣接する領域間に生じる境界線25”,26”を、筒状体2に注入する毛髪処理剤の量を一定の量に調整可能な目印としても良い。更に、筒状体2における他の部分23aとは色の異なる2つの領域23b、23cを設けるのに代えて、他の部分23aとは色の異なる1つの領域23cのみを設け、該領域23cと該領域23cを挟む両側部分の間に生じる境界線を、筒状体2に注入する毛髪処理剤の量を一定の量に調整可能な目印としても良い。2つの領域23b、23cは、例えば、有色透明のシートからなる領域とすることができる。
このように、2本の線25’,26’や2本の境界線25”,26”等を目印として設ける場合においても、2本の線ないし境界線それぞれの位置や2本の間隔は、上述した実施形態における凸条部状の目印25,26と同様とすることができる。
また、筒状体2に、3本以上の凸条部や線、境界線等を設け、使用する毛髪処理剤の種類に応じて、2本の凸条部等を選択して目印として用いることもできる。
尚、前述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する要件は、それぞれ他の実施形態に適宜適用することができ、また、各実施形態における要件は、適宜、実施形態間で相互に置換可能である。
図1は、本発明における毛髪保持具の一実施形態を示す斜視図である。 図2は、図1のII−II線断面図である。 図3は、図1の毛髪保持具を用いて染毛処理を行う様子を示す模式図であり、図3(a)は毛髪保持具に毛髪束を挿入した状態を示し、図3(b)は毛髪保持具に染毛剤を注入する様子を示し、図3(c)は毛髪保持具をしごく前の状態であり、図3(d)は毛髪保持具をしごいて染毛剤を塗り拡げている様子を示している。 図4は、本発明における他の実施形態の要部を示す平面図である。
符号の説明
1 毛髪保持具
2 筒状体
21、22 開口部
23 シート
24 側縁部
25,25’,25” 第1の目印(目印)
26,26’,26” 第2の目印(目印)
27 段差部
4 容器
41 染毛剤(毛髪処理剤)
42 収容部
43 注入部
H 毛髪束

Claims (3)

  1. 一端の開口部から他端に向けて毛髪束を挿入可能なようにシートにより構成された筒状体からなり、該一端の開口部から該筒状体の内部に挿入された該毛髪束に、該筒状体に注入された毛髪処理剤を、該筒状体をしごいて塗り広げることができるようになされている毛髪保持具であって、
    前記筒状体における前記他端の開口部の近傍に、該筒状体に注入する毛髪処理剤の量を一定の量に調整可能な目印が設けられている毛髪保持具。
  2. 容器に充填した毛髪処理剤を前記筒状体に注入する場合における該容器の適切な挿入深さを示す目印が、前記他端の開口部の近傍に設けられている請求項1記載の毛髪保持具。
  3. 前記適切な挿入深さを示す目印は、前記筒状体の長手方向における、前記他端の開口部からの距離が20〜80mmの範囲内に設けられている請求項2記載の毛髪保持具。
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