JP2008134010A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】結露を生じることなく、デザイン面及び機能面を両立することのできる空気調和機を提供する。
【解決手段】ケーシング2の吹出口4の下端縁の近傍でケーシング2に対して回動自在に設けられた導風パネル7を備え、導風パネル7は、板状の外装材の裏面に発泡体層が積層された構造で、覆い姿勢で主に吹出口4を覆うカバーパネル8と、該カバーパネル8の上側に配置される延長パネル9とに分割され、カバーパネル8と延長パネル9とが対向する両パネルの端部に補強材11、26が埋設された構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ケーシングの吹出口に対して回動自在な導風パネルを備えた空気調和機に関するものである。
空気調和機の室内ユニットの吹出口から指向性よく所望の方向に調和空気を吹き出すために、特許文献1に示すように、吹出口を開閉する前面パネルを吹出口の上端又は下端の近傍に設け、これを回動させる構成のものが知られている。
上記前面パネルは、吹出口の上端又は下端近傍に設けられた、軸方向がケーシング左右方向に平行な回動軸周りに回動可能とされている。
特開2005−315536号公報
しかしながら、上記空気調和機において、吹出口を開閉する大きさの前面パネルを使用する場合、反りや撓みが生じやすく、空気調和機の外観を損なうおそれが生じていた。
また、前面パネルとして板状のものを使用すると、吹出口から冷風を吹出す際に、前面パネルの裏面側は吹出口から吹き出す冷風が接触し、反対の表面側では室内の未調和の空気が接触する。すると、前面パネルが冷風で冷却されることにより、パネル表面に結露が生じて汚れや雑菌の繁殖の原因となる場合があった。
また、前面パネルが板状に形成されている場合、前面パネルの外面側のデザイン性を追求すると、必然的に導風面となる内面側の形状までが決定されてしまい、吹出口からの空気を適切な方向に導くことができない。また、反対に、導風面を重視して前面パネルの内面側の形状を決定すれば、外面側のデザイン性が悪くなってしまう。このように、デザイン性と機能性の両者を両立させるのが困難な場合もあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、反りや撓みが生じにくく、さらには結露が生じにくく、デザイン面及び機能面を両立することのできる空気調和機を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するため、本発明に係る空気調和機は、空気を吹き出す吹出口を有するケーシングと、該ケーシングの吹出口の上端縁又は下端縁の近傍でケーシングに対して回動自在に設けられた導風パネルとを備え、前記導風パネルに補強材が設けられたことを特徴とする。
上記構成によれば、補強材によって導風パネルの反りや撓みを抑制するため、外観デザインを損なうことがない。
導風パネルは板状に形成し、その一面が導風面を形成してなり、該導風面側に補強材を設けることができ、これにより補強材が導風パネルの表面に露出せず、空気調和機の良好なデザイン性を維持することができる。ここで、導風面とは、導風パネルにおいて、吹出口から吹き出す空気が接触する側の面、すなわち、導風パネルが吹出口を閉鎖する姿勢をとったときの導風パネルの裏面側を意味する。
さらに、導風パネルは、板状の外装材の裏面に発泡体層が積層され、発泡体層に補強材が埋設された構成とすることができる。
上記構成によれば、外装材に発泡体層を積層し、さらに発泡体層に補強材を埋設したため、導風パネルの表面側、すなわち、外装材の表面に結露を生じることがない。したがって、デザイン面及び機能面を両立することのできる空気調和機を得ることができる。
すなわち、断熱性を有する発泡体層を形成したことで、吹出口から冷風が吹き出す場合であっても、外装材まで冷却されることがなく、結露の発生を効果的に防止することが可能となる。
また、外装材に発泡体層を積層することにより、一面側と他面側とを異なる形状に形成することができる。したがって、パネルの一面側を形成する枠材をデザイン性重視で成形した場合であっても、内面側に積層される発泡体層を目的の導風形状に湾曲して形成できるため、導風方向を自由に設定することができる。
外装材に発泡体層を積層する場合、外装材を仕込んだ金型内に発泡原料を注入して発泡形成することにより、外装材に発泡体層が積層された導風パネルを得ることができるが、外装材と発泡体層という異なる材料を積層すると反りや撓みが発生しやすくなる。特に、導風パネルにおいて、長さ方向に対して幅方向の長さが大きくなると、幅方向の中央部の反り、撓みが大きくなりやすい。
したがって、外装材に発泡体層を積層形成する際に、剛性を有する補強材を、外装材とともに金型内に仕込んだ状態で発泡材料を注入して発泡形成することにより、補強材が発泡体層に埋設された導風パネルを得ることができ、導風パネルの反り、撓みを抑制して外観上の美感を維持することができる。
上記導風パネルは、上下に2分割した形状にすることもできる。すなわち、導風パネルが、吹出口の下端縁近傍でケーシングに対して回動自在で、吹出口から吹出す空気を略水平方向に導く導風姿勢と、ケーシングの前面に沿って配され、前記吹出口を含むケーシングの前面の少なくとも下半分を覆う覆い姿勢とに切換え自在に設けられ、かつ、導風パネルは、覆い姿勢で主に吹出口を覆うカバーパネルと、該カバーパネルの上側に配置される延長パネルとに分割されると共に、カバーパネルが延長パネルに対して回動自在に支持されてなり、延長パネルに対向するカバーパネル端部に補強材が埋設された構成とすることができる。
上記構成によれば、導風パネルの開閉動作や経時変化などで延長パネルやカバーパネルに反りや撓みが生じても、補強材によりできるだけ元の状態を維持できるため、美観上良好であるだけでなく、延長パネルとカバーパネルとの隙間からの調和空気の漏れを防ぐことができるので、結露や送風効率の低下を防ぐことができる。また、延長パネルを覆い姿勢のままで、カバーパネルのみを回動させて下向きにすることで吹出口からの空気を下方に吹き出した場合、カバーパネルの端部を補強材で補強することにより、導風パネルの外観上の美感を維持することができる。
すなわち、延長パネルと、カバーパネルとの間にはカバーパネルを回動させるための隙間が必要とされる。ところが、回動する側のカバーパネルの反り、撓みが大きくなると、この隙間をより大きく設定しなければならず、この延長パネルとカバーパネルとの間の大きな隙間は導風パネルの外観デザインを著しく低下させることになる。
そこで、本発明においては、延長パネルに対向するカバーパネルの端部を補強材で補強して該端部における反りや撓みなどの歪みを抑制することにより、延長パネルとカバーパネルとの間の隙間を小さくすることが可能となり、導風パネルとしての視覚的な一体感を高め、良好な外観デザイン性を有する空気調和機を得ることができる。
さらに、カバーパネルに対向する延長パネルの端部にも補強材を埋設すれば、延長パネルの反りや撓みを抑制することが可能となり、延長パネルとカバーパネルとの間の隙間をより小さくすることが可能となる。
カバーパネルは、カバーパネル上端部において、ケーシング左右方向と平行に設定された回動軸線周りに回動自在に設けられたものほど、カバーパネルと延長パネルとの間の隙間を大きく設定する必要が生じる。したがって、本発明を適用することにより、カバーパネルと延長パネルとの間の隙間を効果的に小さくすることが可能となる。
上記理由について詳述すると、図12〜図14は、カバーパネルと延長パネルとが対向する両者端部をパネル側方から見た概略図である。図12に示すように、カバーパネル8に撓みがなく、カバーパネル8と延長パネル9との厚みがほぼ同じである場合に、カバーパネル8の端部に形成された回動軸線11a周りにカバーパネル8を回動可能とするためには、カバーパネル8と延長パネル9との間の隙間をX1にする必要がある。
次に、カバーパネル8に撓みDが発生した場合、図13に示すように、この撓みD部分を含めてカバーパネル8を回動軸線11a周りに回動可能とするためには、カバーパネル8と延長パネル9との間の隙間をX2に拡げなければならない。
しかしながら、カバーパネル8に撓みDが発生した場合でも、図14に示すように、カバーパネル8の端縁から回転軸線11aまでの距離をY1からY2に広げると、カバーパネル8と延長パネル9との間の隙間はX3(ただしX3<X2)に縮めることができる。すなわち、回転軸線11aがカバーパネル端縁に近づくほど、カバーパネル8と延長パネル9との間の隙間を拡げることが必要とされる。
補強材としては、導風パネルを構成する外装板や発泡体層よりも剛性の高いものであればよく、金属製のものを用いるのが好ましい。また、補強材としては、シャフト、L字状アングル、U字状アングル等を用いることができる。カバーパネルの補強材としてシャフトを用いる場合に、シャフトを前記回動軸として用いれば、別途回動軸を設ける必要がなく、カバーパネルの構造を簡素化できるという利点を有する。
以上のように、本発明によれば、該ケーシングの吹出口の上端縁又は下端縁の近傍でケーシングに対して回動自在に設けた導風パネルとして、板状の外装材の裏面に発泡体層を積層し、発泡体層に補強材を埋設したものを使用したため、結露を生じることなく、デザイン面及び機能面を両立することのできる空気調和機を提供することが可能となる。
図1は本実施形態のセパレート型空気調和機の室内ユニットにおける導風パネルの覆い姿勢を示す断面図、図2は同じくその斜視図である。図3は室内ユニットのカバーパネルの開姿勢を示す断面図、図4は同じくその斜視図である。図5は室内ユニットにおける導風パネルの導風姿勢を示す断面図、図6は同じくその斜視図である。
本実施形態における室内ユニット1は、ケーシング2の上面に空気の吸込口3が形成され、ケーシング2の前面下部に空気の吹出口4が形成されている。吸込口3から吹出口4に至るケーシング2の内部空気流通路には、熱交換器5が配置され、熱交換器5に囲まれて、その吹出口4側にクロスフローファンからなる室内ファン6が内蔵されている。
吹出口4には、縦ルーバ36aと横ルーバ36bとからなる風向変更装置36が設けられ、吹出口4から吹出す風の向きを変更することができるようになっている。この風向変更装置36は、公知の構造のものである。本発明では、この風向変更装置36とは別に、ケーシング2の前面に覆い姿勢と導風姿勢に切換え自在な導風パネル7が設けられる。この導風パネル7は、吹出口4から吹出す空気を略水平方向で遠方に導くもので、導風パネル7の下端が第1の回動軸10周りに回動自在にケーシング2に軸支されている。
そして、導風パネル7は、第1の回動軸10周りに回動により、吹出口4から略水平方向に配置されて吹出口4から吹出す空気を略水平方向に導く導風姿勢と、ケーシング2の前面に沿って配置され、吹出口4を含むケーシングの前面の少なくとも下半分を覆う覆い姿勢とに切換え自在とされる。
導風パネル7の導風姿勢は、主として、冷房運転時に吹出口4から吹出された風を導風パネル7に沿って略水平方向ないし斜め上方に導き、室内の天井に沿って遠方に空気に導くときに採用される。
また、導風パネル7は、その覆い姿勢で、ケーシング2の前面下部から前面にかけて、吹出口4及びその周辺部分を被覆するように設置される。すなわち、導風パネル7は、吹出口4よりも大きく形成されており、ケーシング2の前面のほぼ全域を覆う大きさとされている。従って、導風パネル7が導風姿勢をとったときには、充分な長さの導風面を確保することができ、調和空気を遠方まで効率よく送ることができる。
さらに、導風パネル7は、主に吹出口4を覆うカバーパネル8と、該カバーパネル8の先端部に連続して設けられた延長パネル9とに分割される。カバーパネル8は延長パネル9に対して第2の回動軸11の周りに開閉回動自在に支持される。そして、カバーパネル8は、延長パネル9をケーシング2の前面に沿わせた覆い姿勢を保ちつつ、第2の回動軸11の周りの回動により、吹出口4を覆う閉姿勢と、下端が垂直方向に開いた開姿勢とに切り換え自在とされる。カバーパネル8の開姿勢は、主として暖房運転時や局所的に冷風を吹出させたい急速冷房運転時に、吹出口4から吹出した風を垂直下方に導くときに採用される。
また、導風パネル7では、吹出口4の背面側の湾曲した通路壁に連続して風を遠方に導くことができるように、カバーパネル8が側面視で凹曲面形状に形成され、逆に、延長パネル9では、カバーパネル8から導かれた風がケーシング上面の吸込口3に吸込まれてショートサーキットを起こさないように内側に凸曲面形状に形成される。
導風パネル7の回動機構について、さらに詳述する。延長パネル9は、吹出口4の左右外側位置で左右一対の脚部9bが垂設される。脚部9bの下端部は、ケーシング2に第1の回動軸10周りに回動自在に軸支される。
また、導風パネル7を構成する延長パネル9の左右両端部には、回動アーム16が取り付けられている。回動アーム16には第1の回動軸10を中心として円弧状に湾曲するラック16aが形成されている。ラック16aは、ケーシング2内に設置されているピニオン(図示略)と噛合しており、ピニオンが駆動することによって延長パネル9が回動軸線10a周りに回動する。
また、脚部9bは、板状であってケーシング2に沿って湾曲形状に形成される。また、一対の脚部9b間には吹出口4とほぼ同じ大きさの通気部9aが形成される。一方、カバーパネル8は、ケーシング2の左右幅とほぼ同じ左右幅を有する。そして、カバーパネル8は、延長パネル9の脚部9bを覆い隠すように延長パネル9の前面側に配置される。カバーパネル8の上端は、延長パネル9に設けられた第2の回動軸11の軸線11a周りに回動自在に取り付けられる。
さらに、詳述すると、カバーパネル8の左右両端部には軸線11aがケーシング2の左右方向Aと平行になるように設定された第2の回動軸11が形成される。なお、第1の回動軸10についても軸線10a方向がケーシング左右方向Aと平行になるように設定されている。第2の回動軸11は、延長パネル9の脚部9bに形成された軸受部に回動自在に軸受けされる。この軸受部は、吹出口4上端よりも上方位置に配置される。
また、カバーパネル8には、第2の回動軸11を中心として扇状ギア15が設けられる。そして、延長パネル9がケーシング2に接近した覆い姿勢で、扇状ギア15がケーシング内に設置された駆動ギアに噛合する。そして、駆動ギアの回転駆動動作により、これに噛合う扇状ギア15が回転し、カバーパネル8が回動するようになっている。
導風パネル7が吹出口4を開放する際には、カバーパネル8は通気部9aを塞ぐ姿勢のままで延長パネル9とともに一体的に回動軸線10a周りに回動する。これにより、延長パネル9は、ケーシング2に沿って配される覆い姿勢と略水平方向に位置する導風姿勢とに切換え回動自在とされる。
また、カバーパネル8には、回動軸線11aを挟んで反対側にシール部12が形成される。このシール部12に対向して、ケーシングの吹出口4の上方位置でケーシング左右幅方向Aに溝部19が形成される。溝部19は、カバーパネル8が延長パネル9に対して下端を開放した開姿勢をとるとき、シール部12がケーシング2に接近する方向に回動するのを許容するために形成される。そして、溝部19の下壁部13がシール部12と当接する。
延長パネル9には、シール部12と延長パネル9との間の隙間をシールするシール材17が配設される。また、ケーシング2の吹出口4の下縁には、導風パネル7とケーシング2との間の隙間をシールするシール材18が配設される。
カバーパネル8及び延長パネル9の構成について詳細に説明する。図7は、カバーパネル8の断面図、図8は、延長パネルの断面図、そして、図9は延長パネルの分解斜視図をそれぞれ示す。
カバーパネル8は、外装材801に発泡体層802としてポリウレタンフォームが積層され、発泡体層802の表面が導風形状に湾曲して形成されている。発泡体層802の表面は、化粧シート803で保護されている。外装材801は、合成樹脂製で湾曲した板状に成形されている。なお、実際には、外装材801は、周縁に側壁が形成された断面U字型とされており、その内部に発泡原料が注入され、発泡成形により発泡体層802が形成される。
延長パネル9と対向するカバーパネル8の端部、すなわち、カバーパネル8の上端部には、発泡体層802中に回動軸11として金属製のシャフトが埋設されており、これにより、カバーパネル8の反り、撓みが抑制される。回動軸11は、カバーパネル8の左右両端部において外部に露出するように形成され、この部分が脚部9bの上端部に形成された軸受部に軸支されている。
延長パネル9は、その両端部に左右一対の脚部9bが垂設されており、一対の脚部9b間に空間である通気部9aが形成される。延長パネル9は、外装材901に発泡体層902としてポリウレタンフォームが積層され、発泡体層902の表面が導風形状に湾曲して形成されている。発泡体層902の表面は、化粧シート903で保護されている。外装材901は、合成樹脂製で湾曲した板状に成形されている。なお、実際には、外装材901は、周縁に側壁が形成された断面U字型とされており、その内部に発泡原料が注入され、発泡成形により発泡体層902が形成される。
カバーパネル8と対向する延長パネル9の端部、すなわち、延長パネル9の下端部には発泡体層902中に補強材26として金属製の角材が埋設されている。また、カバーパネル8と対向する延長パネル9の端部において、外装材901には、補強材26を保持するための保持用の壁部904が側壁に対して平行に複数形成されている。
補強材保持用の壁部904は、発泡原料を注入して発泡成形する際に、補強材26の位置ずれを防止するものであり、補強材26は、最終的に発泡体層902により固定されてパネルに一体化している。これにより、延長パネル9の反り、撓みが抑制される。
本実施形態では、上記壁部904は、主として補強材の位置ずれ防止用として用いられているが、これに限らず、補強材26を係止する係止手段を使用することもできる。この場合には、発泡体層902に拘らず、補強材26を固定して、延長パネル9の反り、撓みを抑制することができる。
具体的な係止手段としては、例えば、図10に示すように、前述の壁部904の先端及び側壁に係止用爪905を形成してもよいし、図11に示すように、補強材26を挿入して係止する係止用孔906を備えた係止部907を形成してもよい。
以上により、カバーパネル8と、延長パネル9の反り、撓みを抑制することで、両者間の隙間を狭くすることが可能となり、導風パネル7として一体感を高め、良好な外観デザイン性を有する空気調和機を得ることができる。
本発明の第1実施形態を示す空気調和機の室内ユニットの断面図 図1の室内ユニットの外観を示す斜視図 図1における室内ユニットのカバー体が回動した状態を示す断面図 図3の室内ユニットの外観を示す斜視図 図1における室内ユニットの導風パネルが回動した状態を示す断面図 図5の室内ユニットの外観を示す斜視図 カバーパネルを示す断面図 延長パネルを示す断面図 延長パネルの分解斜視図 図8と別の態様を示す一部断面図 図10と別の態様を示す一部断面図 カバーパネルと延長パネルとの境界付近を示す概略図 図12の第2の態様を示す概略図 図12の第3の態様を示す概略図
符号の説明
1 室内ユニット
2 ケーシング
3 吸込口
4 吹出口
5 熱交換器
6 室内ファン
7 導風パネル
8 カバーパネル
9 延長パネル
9a 通気部
9b 脚部
10 第1回動軸
11 第2回動軸
12 シール部
14 シール材
15 扇状ギア
16 アーム
16a ラック部
17、18 シール材
19 溝部
26 補強材
36 風向変更装置
36a 縦ルーバ
36b 横ルーバ
801 外装材
802 発泡体層
803 化粧シート
901 外装材
902 発泡体層
903 化粧シート
904 壁部
905 係止用爪
906 係止用孔
907 係止部
A ケーシング左右方向

Claims (7)

  1. 空気を吹き出す吹出口を有するケーシングと、該ケーシングの吹出口の上端縁又は下端縁の近傍でケーシングに対して回動自在に設けられた導風パネルとを備え、前記導風パネルに補強材が設けられたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記導風パネルは板状に形成され、その一面が導風面を形成してなり、該導風面側に補強材が設けられたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 前記導風パネルは、板状の外装材の裏面に発泡体層が積層され、発泡体層に補強材が埋設されたことを特徴とする請求項2記載の空気調和機。
  4. 前記導風パネルは、吹出口の下端縁近傍でケーシングに対して回動自在で、吹出口から吹出す空気を略水平方向に導く導風姿勢と、ケーシングの前面に沿って配され、前記吹出口を含むケーシングの前面の少なくとも下半分を覆う覆い姿勢とに切換え自在に設けられ、かつ、前記導風パネルは、覆い姿勢で主に吹出口を覆うカバーパネルと、該カバーパネルの上側に配置される延長パネルとに分割されると共に、カバーパネルが延長パネルに対して回動自在に支持されてなり、延長パネルに対向するカバーパネルの端部に補強材が埋設されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の空気調和機。
  5. 前記カバーパネルに対向する延長パネルの端部に、補強材が埋設されたことを特徴とする請求項4記載の空気調和機。
  6. 前記カバーパネルは、カバーパネル上端部において、ケーシング左右方向と平行に設定された回動軸線周りに回動自在に設けられたことを特徴とする請求項4又は5記載の空気調和機。
  7. 前記カバーパネルの補強材がシャフトであり、前記回動軸として機能することを特徴とする請求項6記載の空気調和機。
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