JP2008130673A - 半導体製造装置 - Google Patents

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【課題】
半導体製造装置に於いて基板処理枚数の変更があった場合、変更に対応してガスの使用量、ガスの置換時間が変更され、無駄のないガス使用量、稼働時間が実現でき、稼働率の向上、処理コストの低減を図る。
【解決手段】
縦型処理炉を有するバッチ式の半導体製造装置に於いて、前記処理炉は反応管と、該反応管の周囲に設けられた発熱部と、前記処理炉下端の炉口部を気密に閉塞するシールキャップと、該シールキャップに昇降可能に設けられ、前記反応管との間でシール可能な昇降フランジと、所定枚数の基板25を保持し、前記昇降フランジに支持されるボート26とを具備し、前記反応管と前記昇降フランジとにより前記ボートを収納する反応室が画成され、前記昇降フランジは処理枚数に応じて反応室容量が変更される様、位置決めされる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、薄膜の生成、不純物の拡散、アニール処理、エッチング処理等を行い半導体装置を製造する半導体製造装置に関するものである。
半導体装置を製造する工程として、シリコンウェーハ、ガラス基板等の基板に薄膜の生成、不純物の拡散、アニール処理、エッチング処理等を行う基板処理工程があり、斯かる基板処理工程を実行して半導体装置を製造するものとして半導体製造装置がある。
又、半導体製造装置として基板を1枚ずつ処理する枚葉式の半導体製造装置、所要枚数の基板を一度に処理するバッチ式の半導体製造装置がある。
バッチ式の半導体製造装置、例えば縦型処理炉を具備する縦型半導体製造装置では、有天筒状の反応管に基板(以下ウェーハ)を水平姿勢で多段に収納し、ウェーハを加熱しつつ所定の処理ガスを導入し、所要の基板処理を実行している。
バッチ式半導体製造装置で基板を処理する場合、1バッチで処理する基板枚数は一定しているとは限らない。処理の均質性を担保する為には、標準処理枚数で基板を処理する必要があり、バッチ処理する枚数が標準処理枚数に満たない場合は、標準処理枚数となる様にして基板処理を行っていた。
標準処理枚数にする方法としては、ダミーウェーハを充填する。或は、処理基板の枚数が標準処理枚数に達する迄処理を待つ。或は、半導体製造装置のプロセス条件を標準処理枚数から処理枚数に合せて変更する。
又は標準処理枚数の異なる複数の半導体製造装置を準備し、処理枚数(バッチサイズ)に応じて半導体製造装置を使い分ける等である。
上記ダミーウェーハを充填して基板処理を行う場合は、反応管が画成する反応室(ウェーハを収納して基板処理が行われる空間)の容量に変更がないので、処理ガス、パージガス等のガスの使用量、ガスの置換時間は処理枚数に関係なく、略同じ量、同じ時間を必要とし、無駄が多く、効率的でなく、処理コストが増大する。試作ロット等でサイクル時間を短縮したい場合も、ガスの使用量、ガスの置換時間に変化がないので対応できない。バッチサイズを小さくした時のローディングエフェクト、パーティクル対策も、反応室の容量、ボート移動距離等に変化がないので期待することができない。
又、処理枚数に対応してプロセス条件を変更する場合、反応管、ヒータ、ウェーハ移載機の再ティーチング等、変更の為に多くの時間が必要となる。
バッチサイズに合せて装置を準備する場合、複数台の半導体製造装置を必要とし、設備費が高くなると共に1台当りの稼働率が低下し、処理コストが増大する。
本発明は斯かる実情に鑑み、同一の半導体製造装置に於いて基板処理枚数の変更があった場合、変更に対応してガスの使用量、ガスの置換時間が変更され、無駄のないガス使用量、稼働時間が実現でき、稼働率の向上、処理コストの低減を図るものである。
本発明は、縦型処理炉を有するバッチ式の半導体製造装置に於いて、前記処理炉は反応管と、該反応管の周囲に設けられた発熱部と、前記処理炉下端の炉口部を気密に閉塞するシールキャップと、該シールキャップに昇降可能に設けられ、前記反応管との間でシール可能な昇降フランジと、所定枚数の基板を保持し、前記昇降フランジに支持されるボートとを具備し、前記反応管と前記昇降フランジとにより前記ボートを収納する反応室が画成され、前記昇降フランジは処理枚数に応じて反応室容量が変更される様、位置決めされる半導体製造装置に係るものである。
本発明によれば、縦型処理炉を有するバッチ式の半導体製造装置に於いて、前記処理炉は反応管と、該反応管の周囲に設けられた発熱部と、前記処理炉下端の炉口部を気密に閉塞するシールキャップと、該シールキャップに昇降可能に設けられ、前記反応管との間でシール可能な昇降フランジと、所定枚数の基板を保持し、前記昇降フランジに支持されるボートとを具備し、前記反応管と前記昇降フランジとにより前記ボートを収納する反応室が画成され、前記昇降フランジは処理枚数に応じて反応室容量が変更される様、位置決めされるので、処理枚数に応じて反応室の容量の変更がされるので、ガス使用量が最適化でき、ガス置換時間を最適化でき、処理枚数に応じた処理時間の短縮が可能となり、又処理枚数に適したシーケンスを選択でき、機構部の駆動時間の短縮が図れ、処理コストが低減する。又、1台の半導体製造装置で処理枚数が可変であるので、バッチ処理枚数に対応した半導体製造装置を設備することなく、稼働率の向上が図れると共に設備費の低減が可能となる等の優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
先ず、図1、図2に於いて、本発明が実施される半導体製造装置について説明する。
半導体製造装置1で処理される基板(ウェーハ25)は密閉構造の基板搬送容器(以下ポッド2)に所定枚数収納され、前記半導体製造装置1に搬入、搬出される。
該半導体製造装置1は筐体3を有し、該筐体3の前面にはポッド授受ステージ4が設けられ、該ポッド授受ステージ4には搬入された所要数(図示では2個)の前記ポッド2が載置され、それぞれ位置合せされる様になっている。
前記筐体3の前壁には前記ポッド授受ステージ4に臨接してポッド搬入出口5が設けられ、該ポッド搬入出口5はフロントシャッタ6により開閉される様になっている。又、前記ポッド授受ステージ4の下部には保守扉7が開閉可能に設けられている。
前記半導体製造装置1の内部には後方下部にサブ筐体8が設けられ、前記半導体製造装置1の内部は、ポッド搬送域9と基板搬送域10で画成されている。
前記ポッド搬送域9にはポッド搬送装置12、ポッド収納部13、上下2組のポッド載置台14が設けられ、前記ポッド搬送装置12は、前記ポッド2を保持し、昇降、横行、回転可能であり、前記ポッド搬入出口5を介して前記ポッド授受ステージ4と前記ポッド収納部13、前記ポッド載置台14との間で前記ポッド2を授受可能となっている。
前記ポッド収納部13は複数段の棚板15を有し、該棚板15は間欠的に回転可能となっており、前記ポッド2を複数載置可能となっている。
前記サブ筐体8の前壁には前記ポッド載置台14に臨接する基板搬入出口16が設けられ、該基板搬入出口16にはポッドオープナ17が設けられ、該ポッドオープナ17によって前記ポッド2の蓋(図示せず)が開閉され、前記基板搬入出口16を介して基板が搬入出される。
前記サブ筐体8の内部後方には気密な圧力容器であるロードロック室18が設けられ、該ロードロック室18の上端には処理炉19が連設され、該処理炉19の下端部に形成される炉口部は炉口シャッタ21により開閉可能となっている。又、前記処理炉19は炉カバー22によって覆われている。
前記ロードロック室18の内部にはボートエレベータ23が設けられ、該ボートエレベータ23は前記炉口部を気密に閉塞するシールキャップ24を有し、該シールキャップ24にはウェーハ25を水平姿勢で多段に保持する基板保持具(ボート26)が載置され、該ボート26は前記ボートエレベータ23によって昇降され、前記処理炉19に装脱される様になっている。
前記基板搬送域10の内部、前記ポッド載置台14と前記サブ筐体8との間に位置して基板移載機27が設けられており、該基板移載機27はウェーハ25を所定枚数、例えば5枚保持して前記ロードロック室18の前面開口部28を介して前記ボート26に装填、払出し可能であり、前記基板移載機27は前記ポッド載置台14の前記ポッド2と前記ボート26間でウェーハ25の移載が可能となっている。
前記前面開口部28はゲートバルブ29によって開閉され、閉状態では前記前面開口部28は気密に閉塞される様になっている。
前記基板搬送域10の前記基板移載機27の基板移載範囲内に基板整合装置31が設けられ、該基板整合装置31に搬送されたウェーハ25は例えばノッチを介して姿勢が整えられる。
前記基板搬送域10に臨接する側壁、例えば図2中で右側壁に防塵フィルタ、送風ファンによって構成されるクリーンユニット32が設けられ、該クリーンユニット32は清浄化した雰囲気、不活性ガスであるクリーンエアによって前記基板搬送域10内に定常流れを形成し、定常流れは前記基板整合装置31、前記基板移載機27を流通する様になっている。
次に、前記半導体製造装置1による基板処理の概要を説明する。
前記ポッド2が前記ポッド授受ステージ4に搬入されると、前記ポッド搬入出口5が前記フロントシャッタ6によって開放され、前記ポッド搬入出口5を介して前記ポッド授受ステージ4の上のポッド2は前記ポッド搬送装置12によって前記ポッド収納部13へ搬入され、一時的に保管された後、該ポッド収納部13から前記ポッド載置台14に搬送されるか、或は直接前記ポッド載置台14に搬送される。
前記基板搬送域10にはクリーンエアによる定常流れが形成されており、クリーンエアとして窒素ガスが使用されることで、酸素濃度が20ppm以下と前記ポッド搬送域9の雰囲気より酸素濃度が遥かに低く設定されている。又、前記ロードロック室18内は大気圧状態とされる。
前記ポッドオープナ17により、前記基板搬入出口16、前記ポッド2が開放され、前記基板移載機27によりウェーハ25が前記基板整合装置31に移載され、ウェーハ25の姿勢が整合される。前記ゲートバルブ29により前記前面開口部28が開放され、整合されたウェーハ25が前記基板移載機27により前記ボート26に移載される。
一方(上段又は下段)のポッド載置台14のポッド2から前記ボート26へのウェーハ25の移載と並行して、他方(下段又は上段)のポッド載置台14には前記ポッド収納部13又は前記ポッド授受ステージ4から別のポッド2が前記ポッド搬送装置12によって前記ポッド載置台14に搬送され、前記ポッド2の開放作業が同時進行される。
予め指定された枚数のウェーハ25が前記ボート26に装填されると、前記前面開口部28が前記ゲートバルブ29によって閉じられ、前記ロードロック室18は排気管33から真空引きされることにより、減圧される。
前記ロードロック室18が前記処理炉19内の圧力と同圧に減圧されると、前記炉口部が前記炉口シャッタ21によって開放される。続いて前記ボートエレベータ23により前記ボート26が前記処理炉19内へ搬入(ローディング)される。
ローディング後は、前記処理炉19にてウェーハ25に所定の基板処理が実施される。
処理後は、前記ボートエレベータ23により前記ボート26が引出され、前記炉口部が前記炉口シャッタ21により閉塞され、更に、前記ロードロック室18内部を大気圧に復圧させた後に前記ゲートバルブ29が開かれる。その後は、前記基板整合装置31でのウェーハ25の整合工程を除き、上述の逆の手順で、ウェーハ25及び前記ポッド2が前記筐体3の外部へ払出される。
次に、本発明に使用される処理炉19について図3〜図6により説明する。
図3は前記処理炉19の概略断面を示しており、図中、34は反応室、35は反応管を示し、該反応管35は外管36、内管37によって構成され、前記外管36は炉口フランジ38の上端に立設され、前記内管37は前記外管36の内部に該外管36と同心に配設される。前記炉口フランジ38の内面に内フランジ39が立設され、前記外管36と前記内管37との間には円筒空間40が形成され、前記内管37と後述する昇降フランジ62によって画成される空間には前記ボート26が収納される。又前記反応室34は、前記反応管35と後述する昇降フランジ62とによって画成される。
前記炉口フランジ38は、所要の構成部材、例えば前記ロードロック室18(図1参照)に支持され、或はヒータベース41に支持される。
前記反応管35を収納する様に、加熱装置42が設けられる。該加熱装置42は前記反応管35を同心に囲繞する発熱部43及び断熱部51を具備し、前記発熱部43は前記反応管35の軸心方向に沿って所要数のゾーン(図示ではNo.1〜No.6)に分割され、各ゾーン毎に第1ヒータユニット44、第2ヒータユニット45、第3ヒータユニット46、第4ヒータユニット47、第5ヒータユニット48、第6ヒータユニット49が設けられ、各ヒータユニット44,45,46,47,48,49は独立して発熱量が制御される様になっている。
前記断熱部51の内部で前記ヒータユニット44,45,46,47,48,49の外周部、前記外管36の外周部には冷却ガス流路52が形成され、前記断熱部51の天井部には冷却ガス流路53が形成され、前記冷却ガス流路52には導入ダクト54が連通され、前記冷却ガス流路53には排気ダクト55を介して排気装置(図示せず)が連通されている。
前記導入ダクト54には流量調整用のバタフライ弁56が設けられ、前記排気ダクト55には冷却用のラジエタ57、流量調整用のバタフライ弁が58、排気用ブロア59が設けられている。
前記炉口フランジ38の下端は炉口部を形成し、該炉口部は前記シールキャップ24により気密に閉塞可能であり、該シールキャップ24は図示しないボートエレベータ(図1参照)に支持され、昇降可能となっている。前記シールキャップ24にボート位置変更機構61が設けられ、該ボート位置変更機構61に前記昇降フランジ62が昇降可能且つ回転可能に支持され、該昇降フランジ62に前記ボート26が立設されている。
前記ボート位置変更機構61と前記昇降フランジ62との間はベローズ63によって気密に覆われており、前記昇降フランジ62の外周には可変シール64が設けられ、該可変シール64は半径方向に拡縮し、拡張時には前記昇降フランジ62と前記内管37間を気密に閉塞する様になっている。前記ボート位置変更機構61が駆動され、前記昇降フランジ62が昇降されることで、前記反応室34の容量が可変できる様になっている。又、前記昇降フランジ62の位置はウェーハ25の枚数によって決定される。
前記シールキャップ24、前記昇降フランジ62をそれぞれ気密に貫通するガス供給ノズル65が設けられ、該ガス供給ノズル65は前記シールキャップ24に対して摺動自在であり、前記昇降フランジ62に固着されている。又、前記炉口フランジ38には排気管66が接続され、該排気管66は前記円筒空間40に連通している。
前記昇降フランジ62は拡縮板67を有し、該拡縮板67の周囲に前記可変シール64が嵌設されており、前記拡縮板67は拡縮する機能を有し、例えば多数の円板68で構成され、該円板68は外周の包絡線が円となる様に配置され、更に中心の拡縮軸(図示せず)に偏心した位置で連結され、前記拡縮軸を回転させることで、前記拡縮板67が拡縮する様になっている。
前記ガス供給ノズル65は前記円板68の1つを気密に貫通している。前記ガス供給ノズル65は可撓性の材質とするか、中途部にベローズを設けるか等し、前記ガス供給ノズル65の貫通部は前記円板68の動きに追従可能となっている。
前記シールキャップ24と前記昇降フランジ62の間には密閉された空間69が形成され、該空間69に連通するガス供給管70を前記シールキャップ24に設ける。
前記第1ヒータユニット44、前記第2ヒータユニット45、前記第3ヒータユニット46、前記第4ヒータユニット47、前記第5ヒータユニット48、前記第6ヒータユニット49に対応して温度センサ71,72,73,74,75,76が設けられ、該温度センサ71,72,73,74,75,76、及び前記ヒータユニット44,45,46,47,48,49はそれぞれ制御部80に接続され、該制御部80は前記温度センサ71,72,73,74,75,76の検出結果に基づき前記ヒータユニット44,45,46,47,48,49を個別に制御する様になっている。
前記ガス供給ノズル65は、ガス導入管(図示せず)を介して図示しない処理ガス供給源、不活性ガス供給源等のガス供給源に接続され、前記ガス導入管には流量制御器81が設けられ、前記排気管66は圧力センサ77、圧力制御弁82が設けられ、前記流量制御器81、前記圧力センサ77、前記圧力制御弁82は前記制御部80に接続され、前記流量制御器81は供給ガスが所定流量となる様に調整し、前記圧力制御弁82は前記圧力センサ77の検出結果に基づき前記反応室34が所定圧となる様に前記制御部80によって制御される。
又、前記ポッド搬送装置12、前記ポッドオープナ17、前記ボートエレベータ23、前記基板移載機27等の機構部(図1参照)は、機構制御部83を介して前記制御部80に接続され、該制御部80は前記機構制御部83を介して前記機構部を制御する。
又、前記制御部80には記憶部84、操作部85が接続され、前記記憶部84には基板処理を実行する為のシーケンスプログラム、レシピが格納されている。更に前記シーケンスプログラム、レシピは処理枚数に対応した条件設定が可能であるか、或は処理枚数に対応した複数のシーケンスプログラム、レシピが格納され、処理枚数に対応したシーケンスプログラム、レシピを選択可能となっている。尚、シーケンスプログラムの動作条件を設定する場合、処理枚数に対応したティーチング作業、例えば前記基板移載機27の移載動作を開始する初期値、移載枚数等は予め完了しておく。
以下、基板処理について説明する。
1バッチで処理する基板枚数が標準枚数より少ない場合、例えば標準処理枚数が100枚で、1バッチで処理する枚数が50枚の場合、50枚処理用のボート26を前記昇降フランジ62にセットする。
前記操作部85より、1バッチが50枚であることを入力する。
前記制御部80は、シーケンスプログラム、レシピ等基板処理に関するプログラムについて、1バッチが50枚に対応する様、処理条件を設定する。
処理条件が設定されることで、供給ガス流量が調整され、又前記ボート位置変更機構61が駆動され、前記ボート26、前記昇降フランジ62とが上昇され、前記ボート26の位置が前記反応室34の上部を占める様に設定され、或は前記基板移載機27の移載枚数が50枚となる様に条件設定される。又、前記発熱部43の下部の前記第5ヒータユニット48、前記第6ヒータユニット49がOFFとされ、処理枚数に対応した加熱長が選択される様にしてもよい(図3参照)。
前記ボート26が降下状態で、前記基板移載機27によりウェーハ25が前記ボート26に移載される。
該ボート26に1バッチ分(50枚)のウェーハ25が装填されると、前記ボートエレベータ23(図1参照)により前記ボート26が上昇される。この時、前記拡縮板67は縮小した状態となっている。
前記ボート26が前記反応室34に装入されると前記シールキャップ24により炉口が気密に密閉される。同時に前記拡縮板67が拡大され、前記可変シール64が前記内管37に密着され、前記昇降フランジ62と前記内管37間が気密にシールされる。
前記排気管66を介して前記反応室34が排気され、所定圧となる様制御される。又、前記第1ヒータユニット44、前記第2ヒータユニット45、前記第3ヒータユニット46、前記第4ヒータユニット47により前記反応室34、ウェーハ25が加熱され、前記第1ヒータユニット44、前記第2ヒータユニット45、前記第3ヒータユニット46、前記第4ヒータユニット47の加熱は、前記反応室34が所定の温度に所定の温度分布となる様に前記温度センサ71,72,73,74の検出結果に基づき前記制御部80によって独立して制御される。又、前記ボート26は所定の定速回転で回転される。
又、前記空間69については排気されると共に前記ガス供給管70を介してパージガス(窒素ガス等の不活性ガス)によりガスパージされ、前記反応室34から前記空間69へ処理ガスが浸入することが防止される。
前記ガス供給ノズル65より処理ガスを導入する。処理ガスは前記反応室34を上昇して前記円筒空間40を降下して前記排気管66から排気される。処理ガスが前記反応室34を流通する過程で、ウェーハ25の表面に成膜等所要の基板処理がなされる。
基板処理が完了すると、前記排気用ブロア59が駆動され、前記冷却ガス流路52,53より雰囲気空気が吸引され、前記反応管35が冷却される。同時に前記反応室34、前記空間69がガスパージされ、前記ロードロック室18内部と同圧化される。前記拡縮板67が縮小され、前記ボートエレベータ23により前記ボート26が降下される。
降下後所定温度迄冷却された後、前記ボート26からウェーハ25が前記基板移載機27より払出される。
全ての処理済ウェーハ25が払出されると、未処理ウェーハが前記ボート26に装填され、上記した工程が繰返され、基板処理が継続される。
1バッチ分の処理枚数に変更がある場合、前記ボート26を交換し、更に前記シーケンスプログラム、レシピを変更後の基板処理枚数に対応する様に変更し、同様に処理を実行する。
上記した様に、本発明では、処理枚数に応じて前記反応室34の容量の変更がされるので、ガス使用量が最適化でき、ガス置換時間を最適化でき、処理枚数に応じた処理時間の短縮が可能となる。従って、試作ロット等少量で緊急な基板処理にも対応が可能となる。
処理枚数に適したシーケンスを選択でき、機構部の駆動時間の短縮が図れ、又1台の半導体製造装置で処理枚数が可変であるので、バッチ処理枚数に対応した半導体製造装置を設備することなく、設備費の低減が可能となる。
尚、上記実施の形態では、反応管35が外管36と内管37とで構成されたが、前記外管36のみで構成された場合も、同様に実施可能であることは言う迄もない。
(付記)
又、本発明は以下の実施の態様を含む。
(付記1)バッチ式の縦型処理炉と、該処理炉が有する反応管と、該反応管の周囲に設けられた発熱部と、前記処理炉下端の炉口部を気密に閉塞するシールキャップと、該シールキャップに昇降可能に設けられ、前記反応管との間でシール可能な昇降フランジと、所定枚数の基板を保持し、前記昇降フランジに支持されるボートとを具備した半導体製造装置に於いて、処理枚数に対応して前記昇降フランジの上下方向の位置決めを行う工程と、前記ボートに基板を装填し、前記反応室に前記ボートを装入する工程と、前記反応室に処理ガスを導入し、加熱して基板に成膜等の処理を行う工程とを具備することを特徴とする基板処理方法。
本発明の実施の形態に係る半導体製造装置の側断面図である。 本発明の実施の形態に係る半導体製造装置の平断面図である。 該半導体製造装置に使用される処理炉の一例を示す概略断面図である。 該処理炉に於ける昇降フランジを示す部分図である。 該昇降フランジの平面図である。 本発明の実施の形態に係る半導体製造装置の制御ブロック図である。
符号の説明
1 半導体製造装置
12 ポッド搬送装置
19 処理炉
23 ボートエレベータ
25 ウェーハ
26 ボート
27 基板移載機
34 反応室
43 発熱部
61 ボート位置変更機構
62 昇降フランジ
64 可変シール
65 ガス供給ノズル
67 拡縮板
80 制御部

Claims (1)

  1. 縦型処理炉を有するバッチ式の半導体製造装置に於いて、前記処理炉は反応管と、該反応管の周囲に設けられた発熱部と、前記処理炉下端の炉口部を気密に閉塞するシールキャップと、該シールキャップに昇降可能に設けられ、前記反応管との間でシール可能な昇降フランジと、所定枚数の基板を保持し、前記昇降フランジに支持されるボートとを具備し、前記反応管と前記昇降フランジとにより前記ボートを収納する反応室が画成され、前記昇降フランジは処理枚数に応じて反応室容量が変更される様、位置決めされることを特徴とする半導体製造装置。
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