JP2008129768A - データ通信装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ソフトウェアのバージョンが古いことを迅速且つ確実に報知する。
【解決手段】通信先装置からデータと通信先装置のソフトウェアのバージョン情報とを受信する受信部91〜93と、自己装置1のソフトウェアのバージョン情報83を記憶する第1記憶部80と、受信部91〜93が受信したデータに基づいて所定の処理を実行する処理部10と、受信部91〜93が受信した通信先装置のソフトウェアのバージョン情報と、第1記憶部80が記憶している自己装置1のソフトウェアのバージョン情報83とのうち、一方のバージョン情報が古いか否かを判別する判別部10と、一方のバージョン情報が古いものと判別部10が判別することにより、一方のバージョン情報に対応する通信先装置又は自己装置1に対し、ソフトウェアのバージョンが古いことを報知する報知部10と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ通信装置及びプログラムに関する。
近年、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)、パーソナルコンピュータ等には、情報処理装置としてCPU及び記憶部を備えるとともに、無線又は有線を介して相互にデータ交換等が可能なデータ通信装置としての機能を備えたものがある。つまり、データを交換するための例えば赤外線通信手段等を備えたデータ通信装置が、CPU及び記憶部を更に備えている。記憶部に記憶された所定のソフトウェアに基づいてCPUが動作することにより、データ通信装置は、例えば、前記赤外線通信のみならず、画像表示や電子メールの送受信等を行うことができる。
これらのデータ通信装置の種々の機能は、例えば、記憶部に記憶されたソフトウェアを、バージョンのより高いソフトウェアに更新することにより向上する。データ通信装置がインターネット等を介して所定のサーバに接続可能な場合、サーバからのダウンロードにより、最新バージョンのソフトウェアに更新することができる。このダウンロードは、例えば、ソフトウェアのバージョンアップにかかる情報を知ったデータ通信装置の利用者により、所定の入力手段の操作を通じて人為的に行われる。
そこで、このバージョンアップにかかる情報を利用者に報知するために、サーバから利用者のデータ通信装置へバージョンアップにかかる情報を電子メール(ダイレクトメール)で配信したり、サーバからデータ通信装置へ配信可能なWebページ中にバージョンアップにかかる情報を書き込んだりする手法が適用される(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−78550号公報
しかしながら、前述したダイレクトメールの場合、バージョンアップするべきソフトウェアを搭載したデータ通信装置それぞれに電子メールを送信することはサーバに負担がかかるため、全ての利用者へ報知するのに時間がかかるという問題がある。また、サーバがバージョンアップにかかる情報を含むWebページを生成したとしても、該当の利用者がこのWebページを閲覧しない限り情報を知り得ないため、一部に報知漏れが生じるという問題がある。
一方、例えば、バージョンアップが推奨されているにもかかわらず、古いバージョンのソフトウェアが搭載されたままになっているデータ通信装置には、推奨されているバージョンのソフトウェアで生成された画像データを表示できない等、他のデータ通信装置とのデータの互換性にも様々な不都合が生じる虞がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、ソフトウェアのバージョンが古いことを迅速且つ確実に報知できるデータ通信装置及びプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の第1の観点にかかるデータ通信装置は、通信先装置からデータと前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報とを受信する受信部と、自己装置のソフトウェアのバージョン情報を記憶する第1記憶部と、前記受信部が受信した前記データに基づいて所定の処理を実行する処理部と、前記受信部が受信した前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報と、前記第1記憶部が記憶している前記自己装置のソフトウェアのバージョン情報とのうち、一方のバージョン情報が古いか否かを判別する判別部と、前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報と前記自己装置のソフトウェアのバージョン情報とのうち、一方のバージョン情報が古いものと前記判別部が判別することにより、前記一方のバージョン情報に対応する前記通信先装置又は前記自己装置に対し、ソフトウェアのバージョンが古いことを報知する報知部と、を備えたことを特徴とする。
また、前記受信部は、前記データと、前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報と、前記通信先装置の機種情報と、を受信し、前記第1記憶部は、前記自己装置のソフトウェアのバージョン情報と、前記自己装置の機種情報と、を記憶し、前記判別部は、前記通信先装置の機種情報と前記自己装置の機種情報とが同一であるとの判別結果に応じて、前記受信部が受信した前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報と、前記第1記憶部が記憶している前記自己装置のソフトウェアのバージョン情報とのうち、一方のバージョン情報が古いか否かを判別する、ことが望ましい。
また、前記自己装置のソフトウェアのバージョン情報の方が古いものと前記判別部が判別することにより、前記報知部は、前記自己装置に対し、ソフトウェアのバージョンが古いことを報知することが望ましい。
また、前記報知部は、前記自己装置に対し、前記自己装置のソフトウェアのバージョンが古いことを電子メールとして報知する、ことが望ましい。
また、前記報知部は、前記自己装置のソフトウェアのバージョンが古いことを示す電子メールを生成する生成部と、前記自己装置に対し、前記電子メールを送信するメール送信部と、前記電子メールを受信するメール受信部と、前記メール受信部が受信した前記電子メールの内容を表示する表示部と、を有することが望ましい。
また、前記報知部は、前記自己装置のソフトウェアのバージョンが古いことを示すガイダンス情報を記憶する第2記憶部、を更に備え、前記生成部は、前記第2記憶部が記憶している前記ガイダンス情報を用いて前記電子メールを生成する、ことが望ましい。
また、前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報の方が古いものと前記判別部が判別することにより、前記報知部は、前記通信先装置に対し、ソフトウェアのバージョンが古いことを報知することもできる。
また、前記報知部は、前記通信先装置に対し、前記通信先装置のソフトウェアのバージョンが古いことを電子メールとして報知することもできる。
また、前記データは、画像データ、又は、電子メールを送信するためのアドレスデータである、ことが望ましい。
前記目的を達成するために、本発明の第2の観点にかかるプログラムは、自己装置のソフトウェアのバージョン情報を記憶するデータ通信装置を制御するコンピュータに、通信先装置からデータと前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報とを受信する手順と、前記データに基づいて所定の処理を実行する手順と、前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報と、前記自己装置のソフトウェアのバージョン情報とのうち、一方のバージョン情報が古いか否かを判別する手順と、前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報と前記自己装置のソフトウェアのバージョン情報とのうち、一方のバージョン情報が古いものと判別することにより、前記一方のバージョン情報に対応する前記通信先装置又は前記自己装置に対し、ソフトウェアのバージョンが古いことを報知する手順と、を実行させることを特徴とする。
データ通信装置のソフトウェアのバージョンが古いことを迅速且つ確実に報知できる。
以下、本発明にかかる実施形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態の端末(データ通信装置)1の構成例を示すブロック図である。図示するように、端末1は、制御部(処理部、判別部、報知部、生成部)10、通信部(報知部、メール送信部、メール受信部)20、表示部(報知部、表示部)30、入力部40、RAM50、タイマ70、記憶部(第1記憶部、第2記憶部)80、通信制御部(送信部、受信部)90、USBコネクタ(送信部、受信部)91、赤外線通信部(送信部、受信部)92、及び近距離無線通信部(送信部、受信部)93を備えている。尚、近距離無線としては、例えばBluetooth(登録商標)を採用することができる。また、本実施形態の端末1は複数備えられるもので、この端末1どうしの通話(即ち、音声データの送受信)、電子メールの送受信、近距離無線又は有線での通信等の機能を備えた携帯電話機であることとする。ここで、通話は、所定の基地局を経由するものであり、電子メールは、この所定の基地局に加えて、所定の通信ネットワーク及び所定のサーバを経由するものである。
制御部10は、CPU11を備え、この制御部10を備えた一方の端末1(自己の端末1)と、他方の端末1(通信先の端末1)とが近距離無線又は有線で通信する際に、両端末1に搭載されているソフトウェアのバージョン情報を比較して、その比較結果を例えば自己の端末1に電子メールで送信する動作を制御する。
通信部20は、通話にかかる音声データや電子メール等を、最寄りの基地局へ送信したり、この基地局から受信したりする。
表示部30は、例えば液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)等であり、近距離無線の送受信の状況や前述したバージョン情報の比較結果等を、利用者に閲覧可能に表示する。
入力部40は、通話、電子メールの送受信、近距離無線又は有線での通信等に際し、利用者が例えば所定の操作をすることにより、制御部10に対し入力情報を送信するためのキー等から構成される。
RAM50は、例えば、通話、電子メールの送受信、近距離無線又は有線での通信等の際に、必要に応じて制御部10により生成される各種データを記憶する。
タイマ70は、例えば、近距離無線又は有線により、自己の端末1から通信先の端末1へ所定のデータを送信してから、今度は通信先の端末1から所定のデータを受信するまでの経過時間を計時する。
記憶部80は、例えばハードディスクやフラッシュメモリ等の記憶装置であり、自己の端末1の機種を示す機種情報81と、後述する、ソフトウェア82、バージョン情報83、画像データ84、アドレス帳データ85、及びメッセージデータ86とを記憶する。
通信制御部90は、自己の端末1と通信先の端末1との間での基地局を介さない通信動作を制御する。本実施形態では、この通信は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格に基づく通信ケーブル(有線)、赤外線(近距離無線)、マイクロ波(近距離無線)等を通じて行われる。本実施形態の通信制御部90は、通信ケーブル用の周知のUSBコネクタ91と、赤外線を入出力する周知の赤外線ポート92aが設けられ赤外線通信を実行する赤外線通信部92と、マイクロ波通信を実行する近距離無線通信部93とを制御する。
図2を参照して、前述した記憶部80に記憶されるデータ等の構成例を説明する。同図は、本実施形態のソフトウェア82、バージョン情報83、画像データ84、アドレス帳データ85、及びメッセージデータ86の構成例を示す図表である。
ソフトウェア82は、端末1に搭載される複数のソフトウェア(ソフトウェアa、ソフトウェアb、ソフトウェアc等)から構成されている(図2(a))。各ソフトウェアは、例えば、OS(Operation System)、画像データ生成用のソフトウェア、電子メール生成用のソフトウェア(例えば、文字変換用のソフトウェア)等である。
バージョン情報83は、例えば前述した複数のソフトウェアのバージョンをそれぞれ示す複数のバージョン情報(バージョン情報a、バージョン情報b、バージョン情報c等)から構成されている(図2(b))。本実施形態の各バージョン情報は、前述したソフトウェアを示す情報と、このソフトウェアのバージョンを示す例えば日付情報とを含んでいる。本実施形態では、後述するバージョンの新旧は、この日付情報の新旧に等しい。
画像データ84は、例えば表示部30に所定の画像を閲覧可能に表示するためのデータであり、図2(c)の例示では、複数の画像データ(画像データa、画像データb、画像データc等)から構成されている。
アドレス帳データ85は、前述した通信ネットワークにおける自己の端末1を含む複数の端末1の複数のアドレスデータ(アドレスデータa、アドレスデータb、アドレスデータc等)から構成されている(図2(d))。
メッセージデータ86は、端末1に搭載された所定のソフトウェアのバージョンの新旧に関する情報であり、図2(e)の例示では、1つの端末1に搭載された複数のソフトウェアに対応する複数のメッセージデータ(メッセージデータa、メッセージデータb、メッセージデータc等)から構成されている。
図3を参照して、自己の端末1から通信先の端末1へ近距離無線又は有線を介して送信される本実施形態のデータの構成例を説明する。同図は、本実施形態の近距離無線又は有線で送受信される画像データ及びアドレスデータの構成例を示す図表である。
図3(a)に例示されるように、端末1の間で送受信される本実施形態の画像データには、自己の端末1の記憶部80に記憶されている機種情報81と、同記憶部80に記憶されている例えばこの画像データ生成用のソフトウェア(例えばソフトウェアa)のバージョン情報(例えばバージョン情報a)とが付帯されている。
図3(b)に例示されるように、端末1の間で送受信される本実施形態のアドレスデータには、自己の端末1の記憶部80に記憶されている機種情報81と、同記憶部80に記憶されている例えば電子メール生成用のソフトウェア(例えばソフトウェアb)のバージョン情報(例えばバージョン情報b)とが付帯されている。
以上説明した本実施形態の端末1の各構成は、後述する、端末1に搭載されているソフトウェアのバージョンの新旧を判別し、この判別結果に応じてソフトウェアの更新を促す旨を報知するために必要な構成である。一方、本実施形態の端末1は、携帯電話機としての基本機能や付加機能等のために必要な他の構成を必要に応じて備えているものとする。
以下、前述した構成を備えた端末1(端末A、B)の動作を、図4乃至図6を参照して説明する。図4及び図5に例示される動作については、以後、端末Aを自己の端末1とし、端末Bを通信先の端末1とする。尚、端末Bを自己の端末1とし、端末Aを通信先の端末1とする場合に対しても、以下の動作説明を同様に適用できる。
図4は、本実施形態の端末Aが赤外線通信により画像データ又はアドレスデータを端末Bに送信する際の両端末A、Bの制御部10の動作手順の一例を示すフローチャートである。端末Aの利用者及び端末Bの利用者は、端末A及び端末Bを、それぞれの赤外線ポート92aが対向するように配置する(図6(a))。図6(a)は、赤外線通信時の端末A、Bの配置例を示す模式図である。同図では、端末Aの利用者は、端末Aの記憶部80に記憶されている画像データ又はアドレスデータを端末Bへ送信している。
端末Aの制御部10は、同端末の赤外線通信部92が画像データ又はアドレスデータを端末Bへ送信するか否かを判別する(S100)。つまり、ステップS100では、端末Aの利用者が、端末Bへデータを送信するべく、入力部40の所定のキー操作を実行したか否かが判別されている。もし画像データ及びアドレスデータの何れも送信しないと判別した場合(S100:NO)、端末Aの制御部10は、判別動作を再度実行する。
もし画像データを送信すると判別した場合(S100:「画像」)、端末Aの制御部10は、記憶部80における画像データ84の記憶エリアから前記所定のキー操作により指定された画像データを読み出すとともに、記憶部80から端末Aの機種情報81を読み出し、更に、記憶部80におけるバージョン情報83の記憶エリアから例えば画像データ生成用のソフトウェアのバージョン情報を読み出して、図3(a)に例示されるように、画像データに対し機種情報及びバージョン情報を付帯して、この付帯されたデータを端末Bに送信する(S101)。
もしアドレスデータを送信すると判別した場合(S100:「アドレス」)、端末Aの制御部10は、記憶部80におけるアドレス帳データ85の記憶エリアから端末Aのアドレスデータを読み出すとともに、記憶部80から端末Aの機種情報81を読み出し、更に、記憶部80におけるバージョン情報83の記憶エリアから例えば電子メール生成用のソフトウェアのバージョン情報を読み出して、図3(b)に例示されるように、アドレスデータに対し機種情報及びバージョン情報を付帯して、この付帯されたデータを端末Bに送信する(S102)。
尚、図4において端末Aから端末Bへ向かう破線の矢印は、画像データ又はアドレスデータ、機種情報、及びバージョン情報が、端末Bに受信されるべく、端末Aから送信される動作を意味している。
次に、端末Aの制御部10は、タイマ70をリセットした後、計時を開始する(S103)。
一方、端末Bの制御部10は、端末Aから画像データ又はアドレスデータを受信したか否かを判別する(S200)。尚、本実施形態では、端末Bの制御部10は、例えばタイマ70で計時される所定周期でステップS200の割り込み動作を実行しているものである。もし前述した端末Aから画像データ及びアドレスデータの何れも受信していないと判別した場合(S200:NO)、端末Bの制御部10は、判別動作を再度実行する。
もし前述したステップS101で端末Aの機種情報及びバージョン情報が付帯された画像データを受信したと判別した場合(S200:「画像」)、端末Bの制御部10は、この画像データを、端末Bの記憶部80における画像データ84の記憶エリアに記憶させるとともに、機種情報及びバージョン情報をRAM50に記憶させる(S201)。
もし前述したステップS102で端末Aの機種情報及びバージョン情報が付帯されたアドレスデータを受信したと判別した場合(S200:「アドレス」)、端末Bの制御部10は、このアドレスデータにより、端末Bの記憶部80のアドレス帳データ85を更新するとともに、機種情報及びバージョン情報をRAM50に記憶させる(S202)。
次に、端末Bの制御部10は、同端末の機種情報及びRAM50に記憶された端末Aのバージョン情報に対応する端末Bのバージョン情報を端末Aに送信する(S203)。
尚、図4において端末Bから端末Aへ向かう破線の矢印は、機種情報及びバージョン情報が、端末Aに受信されるべく、端末Bから送信される動作を意味している。
次に、端末Bの制御部10は、同端末の機種情報及びバージョン情報と、ステップS200:「画像」又はS200:「アドレス」で受信した端末Aの機種情報及びバージョン情報とに基づいて、後述するソフトウェア更新の有無を判別する動作を実行する(S204)。
端末Aの動作の説明に戻り、以下、ステップS104以降について説明する。
端末Aの制御部10は、端末Bの機種情報及びバージョン情報を端末Bから受信したか否かを判別する(S104)。
もし端末Bから機種情報及びバージョン情報を受信していないと判別した場合(S104:NO)、端末Aの制御部10は、タイマ70の計時する時間(T)が所定時間(例えばミリ秒のオーダー)に達しているか否かを判別する(S105)。もしTが所定時間に達していないと判別した場合(S105:NO)、端末Aの制御部10は、ステップS104の判別動作を再度実行する。もしTが所定時間に達していると判別した場合(S105:YES)、端末Aの制御部10は、タイムアウトエラーとして、処理動作を停止する(S106)。尚、このタイムアウトエラーは、端末Bからの送信エラー又は端末Aによる受信エラーに起因するものである。
もし端末Bから機種情報及びバージョン情報を受信したと判別した場合(S104:YES)、端末Aの制御部10は、この機種情報及びバージョン情報をRAM50に記憶させた後、同端末の機種情報及びバージョン情報と、端末Bの機種情報及びバージョン情報とに基づいて、後述するソフトウェア更新の有無を判別する動作を実行する(S107)。
図5は、本実施形態の端末A及び端末Bがソフトウェア更新の有無を判別する際の制御部10の動作手順の一例を示すフローチャートである。
先ず、端末Aの制御部10が前述したステップS107の処理を実行する場合について述べる。
端末Aの制御部10は、同端末の機種情報と、前述したステップS104:YESで端末Bから受信した機種情報とを比較する(S300)。具体的には、端末Aの制御部10は、記憶部80から同端末の機種情報を読み出すとともに、RAM50から端末Bの機種情報を読み出して、これら2つの機種情報を比較する。
端末Aの制御部10は、前記2つの機種情報に基づいて、端末A及び端末Bが同一機種であるか否かを判別する(S301)。本実施形態では、例えば2つの機種情報が一致すれば、それぞれに対応する端末A、Bは同一機種と判別する。この機種情報は、例えば携帯電話機のデバイス名(「機種◎◎」等)である。もし端末A及び端末Bが同一機種でないと判別した場合(S301:NO)、端末Aの制御部10は、処理動作を停止する。
もし端末A及び端末Bが同一機種であると判別した場合(S301:YES)、端末Aの制御部10は、同端末に搭載されたソフトウェアのバージョン情報と、ステップS104:YESで端末Bから受信したバージョン情報(端末Bに搭載されたソフトウェアのバージョン情報)との新旧を比較する(S302)。具体的には、端末Aの制御部10は、記憶部80から同端末側のバージョン情報を読み出すとともに、RAM50から端末B側のバージョン情報を読み出して、これら2つのバージョン情報を比較する。
これらのバージョン情報は、前述したステップS100:「画像」で端末Aが画像データを送信した場合には、例えば端末A、Bの画像データ生成用のソフトウェアのバージョン情報であり、前述したステップS100:「アドレス」で端末Aがアドレスデータを送信した場合には、例えば端末A、Bの電子メール生成用のソフトウェアのバージョン情報である。前述したように、本実施形態のバージョン情報が、ソフトウェアを示す情報と、このソフトウェアのバージョンを示す日付情報とを含んでいる場合、2つのバージョン情報の新旧は、2つの日付情報の新旧に等しい。例えば、端末Aの画像生成用ソフトウェアのバージョン情報「PIC 01.00.00 06/05/01」において、「PIC」がソフトウェアに対応し、「06/05/01」が2006年5月1日に対応する一方、端末Bの画像生成用ソフトウェアのバージョン情報「PIC 01.10.00 06/06/23」において、「PIC」がソフトウェアに対応し、「06/06/23」が2006年6月23日に対応する場合、端末Aのソフトウェアのバージョンが古いと判別される。
もし端末Bのソフトウェアのバージョン情報が端末Aの場合に比べて古いと判別した場合(S303:NO)、端末Aの制御部10は、処理動作を終了する。
もし端末Aのソフトウェアのバージョン情報が端末Bの場合に比べて古いと判別した場合(S303:YES)、端末Aの制御部10は、同端末の記憶部80におけるメッセージデータ86の記憶エリアから、前記バージョン情報を与えるソフトウェアに対応し且つこのソフトウェアが自己の端末側でより古い旨のメッセージデータを読み出すとともに、この記憶部80におけるアドレス帳データ85の記憶エリアから、端末Aのアドレスデータを読み出す。そして、端末Aの制御部10は、前記メッセージデータを本文とし且つ前記アドレスデータのアドレスを送信先のアドレスとする電子メールを生成する(S304)。
次に、端末Aの制御部10は、生成した電子メールを端末Aの通信部20に送信する(S305)。端末Aの通信部20が最寄りの基地局に電子メールを送信すると、電子メールは、前述した通信ネットワーク及びサーバを経由して、同端末の通信部20により受信される。
端末Aの制御部10は、同端末の通信部20により受信された電子メールの着信処理を実行する(S306)。
一方、端末Bの制御部10が前述したステップS204の処理を実行する場合も、前述の端末Aの場合と同様である。前述の端末Aの場合と異なる点は、以下のとおりである。即ち、端末Bの場合、ステップS303において、制御部10は、端末Bのソフトウェアのバージョン情報が端末Aの場合に比べて古いか否かを判別し、ステップS304及びS305において、送信先のアドレスを端末Bのアドレスとする電子メールを端末Bの通信部20に送信する。
図6(b)は、本実施形態の端末Aが赤外線通信により画像データ又はアドレスデータを端末Bに送信する際の端末Aの表示部30における表示内容の一例を示す模式図である。
先ず、前述したステップS100:「画像」又はS100:「アドレス」では、利用者が画像データ又はアドレスデータを送信するために端末Aの入力部40の所定のキー操作を実行すると、制御部10の制御により、その表示部30には、端末Aが赤外線通信を実行している旨のメッセージが表示される。
次に、前述したステップS306では、制御部10の制御により、表示部30には、電子メールを受信した旨が表示される(例えば「メールが1件着信しました!」)。また、このステップS306では、利用者が電子メールの内容を読むために端末Aの入力部40の所定のキー操作を実行すると、制御部10の制御により、表示部30には、前述したメッセージデータの内容が表示される(例えば「現在お使いの機種◎◎で現在ソフトウェア更新が可能です。本機の●●ソフトウェア更新機能もしくは■■ショップで更新をお勧めします。更新内容はVer.▲▲(旧)からVer.○○(新)です。」)。本実施形態では、図6(b)に例示されるメッセージデータの内容のうち、具体的な機種情報を示す内容(例えば「機種◎◎」)及びバージョン情報を示す内容(例えば「Ver.▲▲」、「Ver.○○」)以外の内容が、ガイダンス情報に相当する。本実施形態では、このガイダンス情報と、機種情報及びバージョン情報とを組み合わせることにより、同図に例示されるメッセージが生成される。
尚、以上、端末1どうしのデータ通信動作を、赤外線通信を例にとって述べたが、図4及び図5に例示される動作は、2つの端末1のUSBコネクタ91どうしをUSB規格に基づく通信ケーブルで接続してデータ通信を行う場合であっても、また2つの端末1の近距離無線通信部を経由してデータ通信を行なう場合であっても、赤外線通信の場合と同様である。
以上説明したように、前述した端末1によれば、端末1どうしのデータ送受信をきっかけとして、古いバージョンのソフトウェアが搭載された端末1に対し、ソフトウェアのバージョンが古いことが迅速且つ確実に報知される。
また、前述した端末1によれば、機種情報の比較により、同一機種の端末1どうしについてのみ、ソフトウェアのバージョン情報の新旧が判別されるため、この判別が効率良くより確実なものとなる。
また、前述した端末1によれば、バージョン情報の新旧の判別結果の報知に際し、2つの端末1の間で特に通信を行う必要は無いため、通信不良等によるトラブルが起こらず、よって報知がより確実なものとなる。
また、前述した端末1によれば、報知手段としての電子メールの情報は、例えば端末1の記憶部80等に記憶されて残るため、端末1の利用者に対する報知がより確実なものとなる。
また、前述した端末1によれば、表示部30には、受信した電子メールの内容が表示されるため、端末1の利用者にとって報知の内容がより閲覧し易いものとなる。
また、前述した端末1によれば、電子メールにおけるメッセージデータの内容に一部定型文が使用されているため、報知の動作はより効率良いものとなる。
また、前述した端末1によれば、機種情報及びバージョン情報の付帯されるデータが、例えば交換等の対象となり易い画像データ又はアドレスデータであるため、前記報知の確率もより高まる。
以上説明した端末1(端末A、B)の動作は、端末Aから端末Bへ画像データ又はアドレスデータを送信する際に、これらのデータ送信をきっかけとして機種情報及びバージョン情報を交換することにより、各端末A、Bが自己のソフトウェアのバージョン情報の新旧を判別するものである。
しかして、端末A、Bの動作には、例えば前記データの送受信の際に、2つの端末A、Bの何れか一方のみで自己及び通信先の双方のソフトウェアのバージョン情報の新旧を判別する動作を実行させてもよい。以下、このような端末A、Bの動作を、図7を参照して説明する。同図は、本実施形態の端末Aが赤外線通信により画像データ又はアドレスデータを端末Bに送信する際の両端末A、Bの制御部10の動作手順のもう一例を示すフローチャートである。同図に例示される動作については、以後、端末Bを自己の端末1とし、端末Aを通信先の端末1とする。
先ず、端末Aの制御部10が、同端末から端末Bへ画像データ又はアドレスデータを送信するか否かを判別してから、タイマ70をリセットして計時を開始するまでの動作(S400乃至S403)は、前述したステップS100乃至S103の動作と等しい。尚、図7において端末Aから端末Bへ向かう破線の矢印は、画像データ又はアドレスデータ、機種情報、及びバージョン情報が、端末Bに受信されるべく、端末Aから送信される動作を意味している。
一方、端末Bの制御部10が、端末Aから画像データ又はアドレスデータを受信したか否かを判別してから、この画像データ又はアドレスデータを記憶部80に記憶させるまでの動作(S500乃至S502)は、前述したステップS200乃至S202の動作と等しい。
次に、端末Bの制御部10は、同端末の機種情報と、端末Aから受信した機種情報とを比較する(S503)。具体的には、端末Bの制御部10は、記憶部80から同端末の機種情報を読み出すとともに、RAM50から端末Aの機種情報を読み出して、これら2つの機種情報を比較する。
端末Bの制御部10は、前記2つの機種情報に基づいて、端末A及び端末Bはソフトウェアの互換が可能な機種であるか否かを判別する(S504)。尚、この互換可能な機種とは、同一機種の意味も含むものである。本実施形態では、例えば2つの機種情報の少なくとも所定部分が一致すれば、それぞれに対応する端末A、Bはソフトウェア互換可能機種と判別する。もし端末A及び端末Bがソフトウェア互換可能機種でないと判別した場合(S504:NO)、端末Bの制御部10は、処理動作を停止する。
もし端末A及び端末Bがソフトウェア互換可能機種であると判別した場合(S504:YES)、端末Bの制御部10は、同端末に搭載されたソフトウェアのバージョン情報と、端末Aから受信したバージョン情報(端末Aに搭載されたソフトウェアのバージョン情報)との新旧を比較する(S505)。具体的には、端末Bの制御部10は、記憶部80から同端末側のバージョン情報を読み出すとともに、RAM50から端末A側のバージョン情報を読み出して、これら2つのバージョン情報を比較する。
もし端末Aのソフトウェアのバージョン情報が端末Bの場合に比べて古いと判別した場合(S506:「通信先」)、端末Bの制御部10は、同端末の記憶部80におけるメッセージデータ86の記憶エリアから、前記バージョン情報を与えるソフトウェアに対応し且つこのソフトウェアが通信先の端末側でより古い旨のメッセージデータを読み出し、このメッセージデータを端末Aへ送信する(S507)。
尚、図7において端末Bから端末Aへ向かう破線の矢印は、メッセージデータが、端末Aに受信されるべく、端末Bから送信される動作を意味している。
もし端末Bのソフトウェアのバージョン情報が端末Aの場合に比べて古いと判別した場合(S506:「自己」)、端末Bの制御部10は、同端末の記憶部80におけるメッセージデータ86の記憶エリアから、前記バージョン情報を与えるソフトウェアに対応し且つこのソフトウェアが自己の端末側でより古い旨のメッセージデータを読み出すとともに、この記憶部80におけるアドレス帳データ85の記憶エリアから、端末Bのアドレスデータを読み出す。そして、端末Bの制御部10は、前記メッセージデータを本文とし且つ前記アドレスデータのアドレスを送信先のアドレスとする電子メールを生成する(S508)。次に、端末Bの制御部10は、生成した電子メールを端末Bの通信部20に送信する(S509)。端末Bの通信部20が最寄りの基地局に電子メールを送信すると、電子メールは、前述した通信ネットワーク及びサーバを経由して、同端末の通信部20により受信される。端末Bの制御部10は、同端末の通信部20により受信された電子メールの着信処理を実行する(S510)。
もし端末Aのソフトウェアのバージョン情報と、端末Bのソフトウェアのバージョン情報とを比べて、その新旧が同じと判別した場合(S506:「同じ」)、端末Bの制御部10は、処理動作を終了する。
端末Aの動作の説明に戻り、以下、ステップS404以降について説明する。
端末Aの制御部10は、前述したステップS507でのメッセージデータを端末Bから受信したか否かを判別する(S404)。
もし端末Bからメッセージデータを受信していないと判別した場合(S404:NO)、端末Aの制御部10は、タイマ70の計時する時間(T)が所定時間(例えばミリ秒のオーダー)に達しているか否かを判別する(S405)。もしTが所定時間に達していないと判別した場合(S405:NO)、端末Aの制御部10は、ステップS404の判別動作を再度実行する。もしTが所定時間に達していると判別した場合(S405:YES)、端末Aの制御部10は、タイムアウトエラーとして、処理動作を停止する(S406)。尚、このタイムアウトエラーは、端末Bからの送信エラー又は端末Aによる受信エラーに起因するものである。
もし端末Bからメッセージデータを受信したと判別した場合(S404:YES)、端末Aの制御部10は、このメッセージデータをいったんRAM50に記憶させた後、このRAM50からメッセージデータを読み出すとともに、同端末の記憶部80におけるアドレス帳データ85の記憶エリアから、端末Aのアドレスデータを読み出す。そして、端末Aの制御部10は、前記メッセージデータを本文とし且つ前記アドレスデータのアドレスを送信先のアドレスとする電子メールを生成する(S407)。次に、端末Aの制御部10は、生成した電子メールを端末Aの通信部20に送信する(S408)。端末Aの通信部20が最寄りの基地局に電子メールを送信すると、電子メールは、前述した通信ネットワーク及びサーバを経由して、同端末の通信部20により受信される。端末Aの制御部10は、同端末の通信部20により受信された電子メールの着信処理を実行する(S409)。
尚、前述したステップS409及びS510における電子メールの着信処理に際して、端末A及び端末Bの表示部30に表示される内容は、図6(b)の例示と同様である。
また、端末1どうしのデータ通信動作を、赤外線通信を例にとって述べたが、図7に例示される動作は、2つの端末1のUSBコネクタ91どうしをUSB規格に基づく通信ケーブルで接続してデータ通信を行う場合であっても、赤外線通信の場合と同様である。
以上説明したように、前述した端末1によれば、端末1どうしのデータの送受信をきっかけとして、古いバージョンのソフトウェアが搭載された端末1に対し、ソフトウェアのバージョンが古いことが迅速且つ確実に報知される。
また、前述した端末1によれば、機種情報の比較により、互換可能機種(同一機種の意味を含む)の端末1どうしについてのみ、ソフトウェアのバージョン情報の新旧が判別されるため、この判別が効率良くより確実なものとなる。
また、前述した端末1によれば、端末1の間のデータ通信により、バージョン情報の新旧の判別結果の報知が実行されるため、報知の動作がより効率の良いものとなる。
また、前述した端末1によれば、報知手段としての電子メールの情報は、例えば端末1の記憶部80等に記憶されて残るため、端末1の利用者に対する報知がより確実なものとなる。
また、前述した端末1によれば、表示部30には、受信した電子メールの内容が表示されるため、端末1の利用者にとって報知の内容がより閲覧し易いものとなる。
また、前述した端末1によれば、電子メールにおけるメッセージデータの内容に一部定型文が使用されているため、報知の動作はより効率良いものとなる。
また、前述した端末1によれば、機種情報及びバージョン情報の付帯されるデータが、例えば交換等の対象となり易い画像データ又はアドレスデータであるため、前記報知の確率もより高まる。
以上説明した端末1(端末A、B)の動作は、端末Aから端末Bへ画像データ又はアドレスデータを送信する際に、機種情報及びバージョン情報をともに送信することにより、端末Bのみで双方のソフトウェアのバージョン情報の新旧を判別するものである。
しかして、以下述べる端末1(端末A、C)の動作は、端末Aから端末Bへ画像データ又はアドレスデータを送信する際に、これらのデータ送信をきっかけとして機種情報及びバージョン情報を交換することにより、各端末A、Bが自己のソフトウェアのバージョン情報の新旧を判別したり、または、端末Aから端末Bへ画像データ又はアドレスデータを送信する際に、機種情報及びバージョン情報をともに送信することにより、端末Bのみで双方のソフトウェアのバージョン情報の新旧を判別するものにおいて、所定の操作によりモードを変更することによって画像データやアドレスデータ等を送信することなく、機種情報及び所定のソフトウェアのバージョン情報のみを交換し、双方の所定のソフトウェアのバージョン情報の新旧を判別する動作を実行するようにしたものである。
以下、このような構成を備えた端末A、Cでモードが変更された場合の動作を、図8及び図9を参照して説明する。図8及び図9に例示される動作については、以後、端末Aを自己の端末1とし、端末Cを通信先の端末1とする。
図8は、本実施形態の端末A及び端末Cがマイクロ波通信により機種情報及び所定のソフトウェアのバージョン情報を相互に送受信する際の両端末A、Cの制御部10の動作手順の一例を示すフローチャートである。
尚、本実施形態では、端末Aの利用者は、例えば、同端末の制御部10が、以下述べる動作を、タイマ70で計時される所定周期で実行するように、入力部40のキー操作を通じて予め所定のモード(自動モード)に設定しているものとする。具体例として、利用者は、例えば入力部40を通じて端末Aに所定の設定をすることにより、同端末は、所定周期で機種情報及びバージョン情報を周囲に向けて自動的に送信する。後述するように、これらの情報を受信し得るのは、利用者の近傍(例えば10m以内)にある特定又は不特定の端末Cである。利用者は、この設定により、周囲の特定又は不特定の端末Cを利用して自己のソフトウェアの更新状況を確認する一方、この設定を解除することにより、前述した特定の端末Bとの間でのデータの送受信等をきっかけとして自己のソフトウェアの更新状況を確認する。利用者は、例えば、近くにいる他の利用者の人数に応じて設定を切り替える。例えば、近くに他の利用者がより多くいて、端末Aとデータ通信可能な端末の候補がより多くあるほど、利用者が後述する自動モードを選択する可能性は高くなる。
端末Aの制御部10は、自動モードにおける所定周期のチェック開始イベントを受信したか否かを判別する(S600)。もしチェック開始イベントを受信していないと判別した場合(S600:NO)、端末Aの制御部10は、判別動作を再度実行する。もしチェック開始イベントを受信したと判別した場合(S600:YES)、端末Aの制御部10は、記憶部80から同端末の機種情報81を読み出すとともに、記憶部80におけるバージョン情報83の記憶エリアから例えば予め定められた所定のソフトウェアのバージョン情報を読み出して、この機種情報及びバージョン情報を周囲に向けて送信する(S601)。尚、図8において端末Aから端末Cへ向かう破線の矢印は、機種情報及びバージョン情報が、端末Cに受信されるべく、端末Aから送信される動作を意味している。
もし端末Cから機種情報及びバージョン情報を受信していないと判別した場合(S602:NO)、端末Aの制御部10は、タイマ70の計時する時間(T)が所定時間(例えばミリ秒のオーダー)に達しているか否かを判断する(S605)。もしTが所定時間に達していないと判断した場合(S605:NO)、端末Aの制御部10は、ステップS602の判別動作を再度実行する。もしTが所定時間に達していると判断した場合(S605:YES)、端末Aの制御部10は、タイムアウトエラーとして、処理動作を停止する(S606)。尚、このタイムアウトエラーは、端末Cからの送信エラー又は端末Aによる受信エラーに起因するものである。
一方、端末Cの制御部10は、機種情報及びバージョン情報を受信したか否かを判別する(S700)。尚、本実施形態では、端末Cの制御部10は、タイマ70で計時される所定周期でステップS700の割り込み動作を実行しているものである。また、本実施形態の端末Cは、例えば端末Aに設定されている自動モード等の特別な設定が無くても、このような割り込み動作を常時実行しているものとする。つまり、端末Cは、例えば偶然、端末Aから所定距離内(例えば10m以内)にあって、近距離無線通信部93どうしが通信可能な端末である。もし機種情報及びバージョン情報を受信していないと判別した場合(S700:NO)、端末Cの制御部10は、判別動作を再度実行する。もし機種情報及びバージョン情報を受信したと判別した場合(S700:YES)、端末Cの制御部10は、この機種情報及びバージョン情報を同端末のRAM50に記憶させた後、記憶部80から同端末の機種情報を読み出すとともに、記憶部80におけるバージョン情報83の記憶エリアから、端末Aから受信したバージョン情報を与えるソフトウェアのバージョン情報を読み出して、この機種情報及びバージョン情報を周囲に向けて送信する(S701)。尚、図8において端末Cから端末Aへ向かう破線の矢印は、機種情報及びバージョン情報が、端末Aに受信されるべく、端末Cから送信される動作を意味している。次に、端末Cの制御部10は、同端末の機種情報及びバージョン情報と、端末Aから受信した機種情報及びバージョン情報とに基づいて、後述するソフトウェア更新の有無を判別する動作を実行する(S702)。
端末Aの動作の説明に戻り、以下、ステップS602以降について説明する。端末Aの制御部10は、前述したステップS701での機種情報及びバージョン情報を受信したか否かを判別する(S602)。もし機種情報及びバージョン情報を受信していないと判別した場合(S602:NO)、端末Aの制御部10は、処理動作を終了する。もし機種情報及びバージョン情報を受信したと判別した場合(S602:YES)、端末Aの制御部10は、この機種情報及びバージョン情報を同端末のRAM50に記憶させた後、同端末の機種情報及びバージョン情報と、端末Cから受信した機種情報及びバージョン情報とに基づいて、後述するソフトウェア更新の有無を判別する動作を実行する(S603)。
図9は、本実施形態の端末A及び端末Cがソフトウェア更新の有無を判別する際の制御部10の動作手順の一例を示すフローチャートである。先ず、端末Aの制御部10が前述したステップS602の処理を実行する場合について述べる。
端末Aの制御部10は、同端末の機種情報と、前述したステップS602:YESで端末Cから受信した機種情報とを比較する(S800)。具体的には、端末Aの制御部10は、記憶部80から同端末の機種情報を読み出すとともに、RAM50から端末Cの機種情報を読み出して、これら2つの機種情報を比較する。
端末Aの制御部10は、前記2つの機種情報に基づいて、端末A及び端末Cはソフトウェアの互換が可能な機種であるか否かを判別する(S801)。尚、この互換可能な機種とは、同一機種の意味も含むものである。本実施形態では、例えば2つの機種情報の少なくとも所定部分が一致すれば、それぞれに対応する端末A、Cはソフトウェア互換可能機種と判別する。もし端末A及び端末Cがソフトウェア互換可能機種でないと判別した場合(S801:NO)、端末Aの制御部10は、処理動作を停止する。
もし端末A及び端末Cがソフトウェア互換可能機種であると判別した場合(S801:YES)、端末Aの制御部10は、同端末に搭載されたソフトウェアのバージョン情報と、ステップS602:YESで端末Cから受信したバージョン情報(端末Cに搭載されたソフトウェアのバージョン情報)との新旧を比較する(S802)。具体的には、端末Aの制御部10は、記憶部80から同端末側のバージョン情報を読み出すとともに、RAM50から端末C側のバージョン情報を読み出して、これら2つのバージョン情報を比較する。
もし端末Cのソフトウェアのバージョン情報が端末Aの場合に比べて古いと判別した場合(S803:NO)、端末Aの制御部10は、処理動作を終了する。
もし端末Aのソフトウェアのバージョン情報が端末Cの場合に比べて古いと判別した場合(S803:YES)、端末Aの制御部10は、同端末の記憶部80におけるメッセージデータ86の記憶エリアから、前記バージョン情報を与えるソフトウェアに対応し且つこのソフトウェアが自己の端末側でより古い旨のメッセージデータを読み出すとともに、この記憶部80におけるアドレス帳データ85の記憶エリアから、端末Aのアドレスデータを読み出す。そして、端末Aの制御部10は、前記メッセージデータを本文とし且つ前記アドレスデータのアドレスを送信先のアドレスとする電子メールを生成する(S804)。
次に、端末Aの制御部10は、生成した電子メールを端末Aの通信部20に送信する(S805)。端末Aの通信部20が最寄りの基地局に電子メールを送信すると、電子メールは、前述した通信ネットワーク及びサーバを経由して、同端末の通信部20により受信される。端末Aの制御部10は、同端末の通信部20により受信された電子メールの着信処理を実行する(S806)。
一方、端末Cの制御部10が前述したステップS702の処理を実行する場合も、前述の端末Aの場合と同様である。前述の端末Aの場合と異なる点は、以下のとおりである。即ち、端末Cの場合、ステップS803において、制御部10は、端末Cのソフトウェアのバージョン情報が端末Aの場合に比べて古いか否かを判別し、ステップS804及びS805において、送信先のアドレスを端末Cのアドレスとする電子メールを生成し、この電子メールを端末Cの通信部20に送信する。
以上説明したように、前述した端末1によれば、各端末A、Cのソフトウェアの新旧の判別は、データの送受信を必要とせず、自動的に実行されることとなる。これにより、古いバージョンのソフトウェアが搭載された端末1に対し、ソフトウェアのバージョンが古いことが迅速且つ確実に報知される。また、機種情報の比較により、互換可能機種(同一機種の意味を含む)の端末1どうしについてのみ、ソフトウェアのバージョン情報の新旧が判別されるため、この判別が効率良くより確実なものとなる。また、報知手段としての電子メールの情報は、例えば端末1の記憶部80等に記憶されて残るため、端末1の利用者に対する報知がより確実なものとなる。
前述した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
前述した端末1は、自己の端末1のソフトウェアのバージョン情報の方が古いものと判別した場合、自己の端末1に対し、ソフトウェアのバージョンが古いことを報知するものであったが、これに限定されるものではない。例えば、通信先の端末1のソフトウェアのバージョン情報の方が古いものと判別した場合、端末1は、通信先の端末1に対し、ソフトウェアのバージョンが古いことを報知するものであってもよい。この判別結果の報知を、例えばバージョン情報の送受信と同様に、2つの端末1の間での無線又は有線の通信によるものとすれば、報知の動作は効率の良いものとなる。或いは、判別結果の報知を、電子メールによるものとすれば、この電子メールの情報は、例えば通信先の端末1の記憶部80等に記憶されて残るため、端末1の利用者に対する報知がより確実なものとなる。
前述した端末1は、携帯電話機であったが、これに限定されるものではなく、例えば、赤外線通信手段等を備えたPDAやパーソナルコンピュータ等、データ通信機能を備えた端末であってもよい。
前述した端末1は、データ通信手段として、USBコネクタ91、赤外線通信部92、及び近距離無線通信部93を備えていたが、これに限定されるものではない。例えば、図4、図5、及び図7に例示される動作を行うだけであれば、端末1は、USBコネクタ91又は赤外線通信部92の一方のみを備えていればよい。更に、データ通信手段は、無線通信の場合、前述した赤外線通信及び近距離無線通信に限定されるものではなく、有線通信の場合、前述したUSB規格に基づく通信ケーブルに限定されるものではない。
前述した報知は、電子メールによるものであったが、これに限定されるものではない。例えば、端末1の制御部10及び所定のスピーカが、自己又は通信先の端末1の利用者に対し、自己又は通信先の端末1のソフトウェアのバージョンが古いことを音声として報知するものであってもよいし、このスピーカの代わりにブザーを用いて、ブザー音として報知するものであってもよい。或いは、例えば、端末1の制御部10及び表示部30が、自己又は通信先の端末1の利用者に対し、自己又は通信先の端末1のソフトウェアのバージョンが古いことを光点滅やポップアップ(pop-up)表示等として報知するものであってもよい。前者の聴覚的な報知のためには、制御部10は、例えば端末1のスピーカやブザー等に報知のための所定の信号を送信し、後者の視覚的な報知のためには、制御部10は、例えば表示部30に光点滅やポップアップ表示等のための所定の信号を送信するようになっていればよい。これらいずれの報知も、ソフトウェアの更新の要否を確認する目的で端末1を操作している利用者にとっては、知りたい事柄が即座に報知されるという点で効率的である。また、端末1は、これら複数の報知の動作の何れかを組み合わせて実行するものであってもよい。
また、電子メールの送付によるサーバ負荷を削減する為、実際には電子メール送信・受信を行なわず、内部処理によって電子メールが同端末の通信部20により受信されたのと同じ状態を実現することで報知を行なっても良い。
前述した表示部30の表示内容(図6(b))は、定型文のガイダンス情報(メッセージデータ)と、機種情報及びバージョン情報とを組み合わせて生成されるものであったが、これに限定されるものではない。例えば、記憶部30に予め記憶されているメッセージデータをそのまま表示するものであってもよい。このように、全て定型文を使用すれば、報知の動作はより効率良いものなる。或いは、例えば、表示内容を報知の動作の都度生成するものであってもよい。これにより、ソフトウェア更新を促す情報を、例えば端末1の利用者の要望に応じてより多様化することが可能となる。
また、表示部30の表示内容は、図6(b)の例示に限定されるものではなく、例えば更新すべきソフトウェアを提供可能なホームページのURL等を含むものであってもよい。このためには、例えば、端末1の記憶部80において、各ソフトウェアを示す情報と、このソフトウェアの最新バージョンをダウンロード可能なホームページのURLの情報とが予め対応付けられている必要がある。これにより、バージョン情報を与えるソフトウェアが特定されると、該当するURLの特定が可能となる。よって、端末1の利用者は、表示部30に表示された画面のURLを通じて、最新バージョンのソフトウェアをダウンロードするためのホームページに容易にジャンプすることができる。従って、報知を受けた利用者にとって、該当のソフトウェアの更新が容易になる。
前述した端末1どうしのデータ通信の対象は、画像データ又はアドレスデータであったが、これに限定されるものではなく、利用者どうしが交換する可能性のあるデータであれば、いかなるデータであってもよい。ソフトウェアのバージョン情報の新旧を比較するきっかけとなるデータの種類が増えれば、利用者に対してソフトウェアの更新を促す機会がより増加する。
前述した更新を促す対象であるソフトウェアは、端末1どうしで送受信されるデータを生成するためのソフトウェアであったが、これに限定されるものではない。更新を促す対象であるソフトウェアは、端末1に搭載されている全てのソフトウェアのうちの前述したソフトウェア(画像データ生成用又は電子メール生成用のソフトウェア)以外のソフトウェアであってもよい。或いは、更新を促す対象であるソフトウェアは、例えば、端末1に搭載されている全てのソフトウェアであってもよい。以上により、利用者に対してより多様なソフトウェアの更新を促す機会がより増加する。
前述したバージョン情報が付帯されたデータ(図3)には、端末1の機種情報がともに付帯されるものであったが、これに限定されるものではない。例えば、機種とは関係なく、新旧の比較が可能なバージョン情報を与えるソフトウェアが搭載された端末1どうしにあっては、データに付帯される情報は、バージョン情報のみであってもよい。これにより、バージョン情報の送受信やその新旧の判別にかかる動作が簡略化されるため、結果的に前述した報知の動作が効率良いものとなる。
また、前述したバージョン情報は、ソフトウェアを示す情報と、このソフトウェアのバージョンを示す日付情報とを含むものであったが、これに限定されるものではない。バージョン情報は、例えば、数が小さく(又は大きく)なるほどソフトウェアがより古いことを示す連番号等であってもよい。
更に、前述したバージョン情報は、図3(a)又は図3(b)に例示されるようにデータに付帯されるものであったが、これに限定されるものではなく、例えば、データ通信により、データとバージョン情報とを別々に送受信するものであってもよい。前述した機種情報に関しても、バージョン情報の場合と同様である。
尚、前述した端末1のように、本発明にかかるデータ通信装置を実現するための機能を備えた端末1を提供できることはもとより、これらの機能を備えていない既存の端末等にプログラムを適用することにより、本発明にかかるデータ通信装置として機能させることもできる。この場合、少なくとも自己の端末のソフトウェアのバージョン情報を記憶する記憶部(例えば記憶部80)を備えた端末を制御するコンピュータ(例えば制御部10のCPU11等)に、通信先の端末からデータと通信先の端末のソフトウェアのバージョン情報を受信する手順と、受信したデータに基づいて所定の処理を実行する手順と、受信した通信先の端末のソフトウェアのバージョン情報と、自己の端末のソフトウェアのバージョン情報とのうち、一方のバージョン情報が古いか否かを判別する手順と、通信先の端末のソフトウェアのバージョン情報と自己の端末のソフトウェアのバージョン情報とのうち、一方のバージョン情報が古いものと判別した場合、一方のバージョン情報に対応する一方の端末に対し、ソフトウェアのバージョンが古いことを報知する手順と、を実行させるためのプログラムを適用することにより、この端末を、本発明にかかるデータ通信装置として機能させることができる。このプログラムは、端末の記憶部(例えば記憶部80)に格納される。
このようなプログラムの適用方法は任意であり、例えばインターネット等の通信媒体を介して提供することで任意の端末に適用できるほか、所定の記録媒体(例えば、メモリカード、CD−ROM、DVD等)にプログラムを格納して配布することによっても適用できる。
本実施形態の端末の構成例を示すブロック図である。 本実施形態のソフトウェア、バージョン情報、画像データ、アドレス帳データ、及びメッセージデータの構成例を示す図表である。 本実施形態の近距離無線又は有線で送受信される画像データ及びアドレスデータの構成例を示す図表である。 本実施形態の端末Aが赤外線通信により画像データ又はアドレスデータを端末Bに送信する際の両端末A、Bの制御部の動作手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の端末A及び端末Bがソフトウェア更新の有無を判別する際の制御部の動作手順の一例を示すフローチャートである。 (a)は、赤外線通信時の本実施形態の端末A、Bの配置例を示す模式図であり、(b)は、本実施形態の端末Aが赤外線通信により画像データ又はアドレスデータを端末Bに送信する際の端末Aの表示部における表示内容の一例を示す模式図である。 本実施形態の端末Aが赤外線通信により画像データ又はアドレスデータを端末Bに送信する際の両端末A、Bの制御部の動作手順のもう一例を示すフローチャートである。 本実施形態の端末A及び端末Cがマイクロ波通信により機種情報及び所定のソフトウェアのバージョン情報を相互に送受信する際の両端末A、Cの制御部の動作手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の端末A及び端末Cがソフトウェア更新の有無を判別する際の制御部10の動作手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 端末 10 制御部 11 CPU
20 通信部 30 表示部 40 入力部
50 RAM 70 タイマ 80 記憶部
81 機種情報 82 ソフトウェア 83 バージョン情報
84 画像データ 85 アドレス帳データ 86 メッセージデータ
90 通信制御部 91 USBコネクタ 92 赤外線通信部
92a 赤外線ポート 93 近距離無線通信部

Claims (10)

  1. 通信先装置からデータと前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報とを受信する受信部と、
    自己装置のソフトウェアのバージョン情報を記憶する第1記憶部と、
    前記受信部が受信した前記データに基づいて所定の処理を実行する処理部と、
    前記受信部が受信した前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報と、前記第1記憶部が記憶している前記自己装置のソフトウェアのバージョン情報とのうち、一方のバージョン情報が古いか否かを判別する判別部と、
    前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報と前記自己装置のソフトウェアのバージョン情報とのうち、一方のバージョン情報が古いものと前記判別部が判別することにより、前記一方のバージョン情報に対応する前記通信先装置又は前記自己装置に対し、ソフトウェアのバージョンが古いことを報知する報知部と、
    を備えたことを特徴とするデータ通信装置。
  2. 前記受信部は、前記データと、前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報と、前記通信先装置の機種情報と、を受信し、
    前記第1記憶部は、前記自己装置のソフトウェアのバージョン情報と、前記自己装置の機種情報と、を記憶し、
    前記判別部は、前記通信先装置の機種情報と前記自己装置の機種情報とが同一であるとの判別結果に応じて、前記受信部が受信した前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報と、前記第1記憶部が記憶している前記自己装置のソフトウェアのバージョン情報とのうち、一方のバージョン情報が古いか否かを判別する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  3. 前記自己装置のソフトウェアのバージョン情報の方が古いものと前記判別部が判別することにより、前記報知部は、前記自己装置に対し、ソフトウェアのバージョンが古いことを報知することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ通信装置。
  4. 前記報知部は、前記自己装置に対し、前記自己装置のソフトウェアのバージョンが古いことを電子メールとして報知する、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のデータ通信装置。
  5. 前記報知部は、
    前記自己装置のソフトウェアのバージョンが古いことを示す電子メールを生成する生成部と、
    前記自己装置に対し、前記電子メールを送信するメール送信部と、
    前記電子メールを受信するメール受信部と、
    前記メール受信部が受信した前記電子メールの内容を表示する表示部と、
    を有することを特徴とする請求項4に記載のデータ通信装置。
  6. 前記報知部は、前記自己装置のソフトウェアのバージョンが古いことを示すガイダンス情報を記憶する第2記憶部、を更に備え、
    前記生成部は、前記第2記憶部が記憶している前記ガイダンス情報を用いて前記電子メールを生成する、ことを特徴とする請求項5に記載のデータ通信装置。
  7. 前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報の方が古いものと前記判別部が判別することにより、前記報知部は、前記通信先装置に対し、ソフトウェアのバージョンが古いことを報知することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ通信装置。
  8. 前記報知部は、前記通信先装置に対し、前記通信先装置のソフトウェアのバージョンが古いことを電子メールとして報知する、ことを特徴とする請求項1、2、又は7の何れかに記載のデータ通信装置。
  9. 前記データは、画像データ、又は、電子メールを送信するためのアドレスデータである、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ通信装置。
  10. 自己装置のソフトウェアのバージョン情報を記憶するデータ通信装置を制御するコンピュータに、
    通信先装置からデータと前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報とを受信する手順と、
    前記データに基づいて所定の処理を実行する手順と、
    前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報と、前記自己装置のソフトウェアのバージョン情報とのうち、一方のバージョン情報が古いか否かを判別する手順と、
    前記通信先装置のソフトウェアのバージョン情報と前記自己装置のソフトウェアのバージョン情報とのうち、一方のバージョン情報が古いものと判別することにより、前記一方のバージョン情報に対応する前記通信先装置又は前記自己装置に対し、ソフトウェアのバージョンが古いことを報知する手順と、
    を実行させるためのプログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011221908A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Konica Minolta Business Technologies Inc オブジェクト管理システム及びオブジェクト表示端末並びにオブジェクトの表示制御方法
JPWO2010058444A1 (ja) * 2008-11-20 2012-04-12 富士通株式会社 情報処理システム、情報処理システムの制御方法及び情報処理装置
JP2014016837A (ja) * 2012-07-09 2014-01-30 Toshiba Corp 臨床アプリ更新システム
JP2017502396A (ja) * 2013-12-06 2017-01-19 ゼットティーイー コーポレーションZte Corporation アプリケーションプログラムのアップデート処理方法及び端末機器

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