JP2008129297A - 直下式バックライトモジュールの拡散板の成形方法とその応用 - Google Patents
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Abstract
【課題】直下式バックライトモジュールの拡散板の成形方法とその応用の提供。
【解決手段】本発明の直下式バックライトモジュールの拡散板の成形方法とその応用は、拡散板は成形時、ローラーユニットを通過し、ローラーユニットは上ローラーと下ローラーを有し、上ローラーの表面は微構造体を有し、拡散板成形時、上ローラーは加圧、及び、加温し、表面の微構造体が拡散板上に刻印され、拡散板上に光学微構造を形成し、これにより、拡散板がバックライトモジュールに応用される時、光学薄膜を使用しなくても、光源の拡散と集光の動作を実行でき、バックライトモジュールの光学薄膜のコストを減少させる。
【選択図】 図5
【解決手段】本発明の直下式バックライトモジュールの拡散板の成形方法とその応用は、拡散板は成形時、ローラーユニットを通過し、ローラーユニットは上ローラーと下ローラーを有し、上ローラーの表面は微構造体を有し、拡散板成形時、上ローラーは加圧、及び、加温し、表面の微構造体が拡散板上に刻印され、拡散板上に光学微構造を形成し、これにより、拡散板がバックライトモジュールに応用される時、光学薄膜を使用しなくても、光源の拡散と集光の動作を実行でき、バックライトモジュールの光学薄膜のコストを減少させる。
【選択図】 図5
Description
本発明は直下式バックライトモジュールの拡散板の成形方法とその応用に関し、詳細には、光学薄膜の使用を減少させて光源の拡散と集光動作を実行し、バックライトモジュールの光学薄膜のコストを減少させる構造に関する。
大型液晶ディスプレイの応用製品は主にノート型パソコン(Note Book PC)、及び、液晶モニター(LCD Monitor)であり、バックライトモジュールは、軽い、薄い、小さいことが要求され、液晶テレビ用のバックライトを開発する時、考慮されることは、充分な輝度(450cd/m2)、広視野角、鮮明なコントラスト、及び、使用寿命である。規格上、直下式バックライト(Direct
Type Backlight)は現在、大型液晶テレビの技術主流となり、その設計コンセプトは、更に高い輝度にするため、モジュール重量と厚さを減少させる側面光源は直下式光源により光線を均一にした後、フラット光源に変換し、液晶パネルの技術モードに進入する。
Type Backlight)は現在、大型液晶テレビの技術主流となり、その設計コンセプトは、更に高い輝度にするため、モジュール重量と厚さを減少させる側面光源は直下式光源により光線を均一にした後、フラット光源に変換し、液晶パネルの技術モードに進入する。
公知の直下式バックライトモジュール1は、図1で示されるように、少なくとも箱体11、複数のランプ12、拡散板13、及び、不等数の光学薄膜14、からなる。
箱体11は、上方に開口111を有し、開口111は箱体11の底部に向けて縮減する形態で、箱体11の内部表面は輝度面か、或いは、反射薄膜112を有し、箱体11は反射光源の作用を有する。
ランプ12は、通常、冷陰極管ランプ(CCFL)で、ランプ12は複数で、箱体11底部に位置し、ランプ12の上方は拡散板13を有する。
拡散板13は、拡散粒子(diffusion beads)131をドープした板体で、ランプ12が提供する光源を均一にし、拡散板13はランプ12上方に設置され、且つ、箱体11の開口111を被覆する。
光学薄膜14は、拡散膜片(Diffuser)141、及び、集光膜片(Prism
lens)142を有し、それらの作用は光源方向と拡散角度を修正することである。
lens)142を有し、それらの作用は光源方向と拡散角度を修正することである。
公知の直下式バックライトモジュール1を組み立てるとき、まず、ランプ12を箱体11の開口111から箱体11の底部に置き入れて固定し、その後、拡散板13を箱体11の開口111に装着定位させ、最後に、順に、光学薄膜14の拡散膜片141、及び、集光膜片142を拡散板13上方に配置して、図2で示されるような、直下式バックライトモジュール1の組み合わせを完成する。
直下式バックライトモジュール1の実施時、ランプ12は電圧により発光し、光源の一部が直接上方の拡散板13に照射し、一部は箱体11内部の表面から反射した後、拡散板13に再照射し、拡散板13は拡散粒子131をドープしているので、光源が拡散板13を通過する時、拡散板13は箱体11内のランプ12から発する光源を拡散し、拡散後の均一な光源は対応する液晶パネルAにより利用され、拡散板13を経た光源の拡散が不足時、上方の光学薄膜14中の拡散膜片141により光源の拡散功能を強化すると共に、光学薄膜14中の集光膜片142により光源の進行方向を集中して、光の輝度パフォーマンスを向上させて、直下式バックライトモジュール1の光源応用功能を向上させる。
上述の直下式バックライトモジュール1は業界において不断の研究開発がなされ、現在すでに成熟した領域であり、その応用は広く受け入れられている。しかし、直下式バックライトモジュール1は、光学薄膜14中の拡散膜片141により光源の拡散功能を強化すると共に、光学薄膜14中の集光膜片142により光源の進行方向を集中させないと均一な出光が達成されない。また、光学薄膜14の材料はそれ自身が変形しやすく、バックライトモジュールを外観不良を起こし、尺寸が大きくなると、組み立てが困難になる。更に、光学薄膜14のコストは非常に高いので、バックライトモジュールの価格も高くなる。
本発明の目的は、直下式バックライトモジュールの拡散板の成形方法とその応用を提供することにある。
本発明の直下式バックライトモジュールの拡散板の成形方法とその応用は、拡散板は成形時、ローラーユニットを通過し、ローラーユニットは上ローラーと下ローラーを有し、上ローラーの表面は微構造体を有し、拡散板成形時、上ローラーは加圧、及び、加温し、表面の微構造体が拡散板上に刻印され、拡散板上に光学微構造を形成し、これにより、拡散板がバックライトモジュールに応用される時、光学薄膜を使用しなくても、光源の拡散と集光の動作を実行でき、バックライトモジュールの光学薄膜のコストを減少させる。
本発明により、光学薄膜を使用しなくても、光源の拡散と集光の動作を実行でき、バックライトモジュールの光学薄膜のコストを減少させる
まず、図3で示されるように、本発明の拡散板2は、好ましい透光性を有し、拡散粒子Dをドープする材質、例えば、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、或いは、プラスチック(PC)からなり、拡散板2の成形時、ローラーユニット3を経過し、ローラーユニット3は上ローラー31と下ローラー32を有する。上ローラー31の表面は微構造体311を有し、本発明の微構造体311はV字型の波浪状紋路を例とするが、その他の形態でもよい。下ローラー32の表面は平坦面で、拡散板2がローラー3を経過する時、上ローラー31は拡散板2の表面に対し加圧、及び、加温し、表面の微構造体311が拡散板2上に刻印され、図4で示されるような、光線に対し光学作用を生成する光学微構造20を形成する。
本発明の拡散板2は応用時、図5で示されるように、まず、ランプ4をバックライトモジュール5の箱体51の開口511から箱体51の底部に置き入れて固定し、拡散板2を箱体51の開口511に装着定位させ、最後に、液晶パネルAを拡散板2上方に設置し、直下式バックライトモジュール5の組み合わせを完成させる。
本発明の直下式バックライトモジュール5は実施時、ランプ4が電圧により発光し、光源の一部が直接上方の拡散板2に照射し、一部は箱体51内部の表面から反射した後、拡散板2に再照射し、拡散板2は拡散粒子Dをドープしているので、光源が拡散板2を通過する時、拡散板2内の拡散粒子Dは箱体51内のランプ4から発する光源を拡散し、拡散後の均一な光源は、拡散板2を再経由し、光学微構造20は光源を集光し、光源の進行方向を集中させ、輝度パフォーマンスを強化し、対応する液晶パネルAに提供する。
図6は、本発明のもう一つの実施例を示す図で、拡散板6は実施時、拡散粒子Dをドープした原料、及び、ドープしない原料を圧出の加工方式により成形し、拡散板6の上層部61中、拡散粒子Dを有さず、下層部62は拡散粒子Dを有する。拡散板6がローラーユニット3を経過する時、上ローラー31は拡散板6の上層部61に対し加圧、及び、加温し、上ローラー31表面上の微構造体311は拡散板の拡散粒子Dを有さない上層部61上に刻印され、図7で示されるように、光線に対し光学作用を生成する光学微構造60を形成する。
拡散板6が直下式バックライトモジュール5に応用される時、光源の一部は直接上方の拡散板6を照射し、一部は箱体51内部の表面から反射した後、拡散板6を再照射し、拡散板6の下層部62は拡散粒子Dをドープしているので、光源が拡散板6の下層部を経過する時、下層部62内の拡散粒子Dは、箱体51内のランプ4からの光源を拡散し、拡散後の均一な光源は、上層部61表面を通過し、光学微構造60は光源を集光し、上層部61の光学微構造60内に拡散粒子Dがないので、光源が下層部62から上層部61に進入する時、上層部61の光学微構造60は更に光源の方向を集中させると共に、光の輝度を強化して、液晶パネルAに提供する。
本発明は、ローラーユニット3の上ローラー31表面に微構造体311を設置し、拡散板2、6の成形時、直接、ローラーユニット3の輾圧により、上ローラー31表面の微構造体311が拡散板2、6の表面に刻印され、拡散板2、6表面は光源を集中した光学微構造20、60を形成し、拡散板2、6内の拡散粒子Dにより、ランプ4の光源を拡散して、バックライトモジュール5は光学薄膜を使用しなくても、光源を拡散させ、集光する効果を達成するので、バックライトモジュールの光学薄膜のコストを減少させることができる。
1 直下式バックライトモジュール
11 箱体
111 開口
112 反射薄膜
12 ランプ
13 拡散板
131 拡散粒子
14 光学薄膜
141 拡散膜片
142 集光膜片
2 拡散板
3 ローラーユニット
31 上ローラー
311 微構造体
32 下ローラー
4 ランプ
5 バックライトモジュール
51 箱体
511 開口
6 拡散板
60 光学微構造
61 上層部
62 下層部
A 液晶パネル
D 拡散粒子
11 箱体
111 開口
112 反射薄膜
12 ランプ
13 拡散板
131 拡散粒子
14 光学薄膜
141 拡散膜片
142 集光膜片
2 拡散板
3 ローラーユニット
31 上ローラー
311 微構造体
32 下ローラー
4 ランプ
5 バックライトモジュール
51 箱体
511 開口
6 拡散板
60 光学微構造
61 上層部
62 下層部
A 液晶パネル
D 拡散粒子
Claims (5)
- 直下式バックライトモジュールの拡散板の成形方法であって、主に、拡散粒子をドープした拡散板はローラーユニットを経過し、前記ローラーユニットは上ローラーとしたローラーを有し、前記上ローラーの表面に微構造体を設置し、前記拡散板が前記ローラーユニットを経過する時、前記上ローラーは前記拡散板に対し加圧と加温し、前記上ローラー表面上の微構造体は前記拡散板上に刻印され、前記拡散板表面は光学微構造を形成することを特徴とする直下式バックライトモジュールの拡散板の成形方法。
- 前記拡散板表面の光学微構造内は、拡散粒子を含まず、光源出光時に、その進行方向を更に集中させることを特徴とする請求項1に記載の直下式バックライトモジュールの拡散板の成形方法。
- 前記上ローラーの微構造体はV字型の波浪状紋路を有することを特徴とする請求項1に記載の直下式バックライトモジュールの拡散板の成形方法。
- 直下式バックライトモジュールであって、前記直下式バックライトモジュールは、少なくとも、
開口が底部に向かって縮減する形態の中空殻体である箱体と、
下方は拡散粒子をドープする板体で、且つ、上方は光学微構造を有する拡散板と、
電圧により発光し、光源が前記拡散板の下方を経過する時、内部の拡散粒子が光源を拡散させ、拡散後の均一な光源は、前記拡散板の光学微構造により集光し、光源の進行方向を集中させ、液晶パネルに提供する複数のランプと、
からなることを特徴とする直下式バックライトモジュール。 - 前記拡散板表面の光学微構造は、拡散粒子を含まず、光源出光時に、その進行方向を更に集中させることを特徴とする請求項4に記載の直下式バックライトモジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006313730A JP2008129297A (ja) | 2006-11-21 | 2006-11-21 | 直下式バックライトモジュールの拡散板の成形方法とその応用 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006313730A JP2008129297A (ja) | 2006-11-21 | 2006-11-21 | 直下式バックライトモジュールの拡散板の成形方法とその応用 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008129297A true JP2008129297A (ja) | 2008-06-05 |
Family
ID=39555167
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006313730A Pending JP2008129297A (ja) | 2006-11-21 | 2006-11-21 | 直下式バックライトモジュールの拡散板の成形方法とその応用 |
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- 2006-11-21 JP JP2006313730A patent/JP2008129297A/ja active Pending
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Legal Events
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