JP2008128432A - マニュアルロッド位置検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化が容易で、かつ、シフトレバーのPレンジ及びNレンジの位置が正確であることの保証が可能なこと。
【解決手段】マニュアルロッド20にラック21が形成され、ラック21にピニオンギヤ23が噛合っているから、マニュアルロッド10の往復動に応じてピニオンギヤ23が回動する。その回動は、ピニオンギヤ23に取付けられた磁石24の回動となり、ホールIC25の出力の変化となり、ホールIC25の出力の変化からマニュアルバルブ10のマニュアルロッド20位置を検出できる。更に、ピニオンギヤ23にはPレンジ及びNレンジで電気的導通を行う固定子52,53は、PレンジまたはNレンジが選択されたとき、可動子55と可動子56の間を短絡するから、両者の論理積を取ればその信頼性が向上し、また、ホールIC25の出力の確認を行うことにより、ホールIC25の出力の信頼性が向上する。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置に関し、特に自動変速機のレンジ選択手段の変位を検出するマニュアルロッド位置検出装置に関するものである。
従来の自動変速機のマニュアルロッドのポジションセンサは、マニュアルバルブと共に移動する可動側のスライド部と、マニュアルバルブの軸方向に沿って固定されている固定部とを有している。スライド部には、所定の範囲で磁極の異なる磁性部材が取付けられている。一方、固定部には、ホール素子を有するホールICが取付けられている。ホールICが取付けられている固定部は、磁性部材が取付けられているスライド部と対向している。そのため、スライド部がマニュアルバルブとともにマニュアルバルブの軸方向へ移動することにより、ホールICのホール素子は磁性部材の磁極及びその変化を検出することができるものである。この技術は、特許文献1で公知である。
特許文献2では、同様に、マニュアルバルブとともに移動する可動側のスライド部と、マニュアルバルブの軸方向に沿って固定されている固定部とを有し、両者に配設した可動子と固定子間で、マニュアルロッドの直線移動位置を複数の可動子位置の組合せによって検出する技術を開示している。
特開2006−046451 特開2002−175744
ところが、特許文献1及び特許文献2の技術は、マニュアルバルブのマニュアルロッドと並行した磁石の直線移動位置を、複数の磁石位置の組合せまたは複数の可動子位置の組合せによって検出する固定部を設けており、当該固定部はマニュアルロッドの変位長以上の長さを必要とし、自動変速機のポジションセンサを小さくすることができない。また、複数の磁石位置の組合せ、複数の可動子位置の組合せによってマニュアルロッドの位置を検出しているので、長さばかりでなく、幅及びその容積も大きくならざるを得なかった。
一方、複数の磁石位置の組合せのような非接触式でポジションセンサを構成すると共に、スタータモータを駆動するためのPレンジ及びNレンジのみは接点で保証する意味で、他のPレンジ及びNレンジの位置の確認を望むという信頼性の高揚を望む者の存在も推定される。
そこで、この発明はかかる不具合を解決するためになされたもので、小型化が容易なマニュアルロッド位置検出装置の提供を第1の課題とし、また、シフトレバーのPレンジ及びNレンジの位置が正確であることの確証が可能なマニュアルロッド位置検出装置の提供を第2の課題とするものである。
請求項1にかかるマニュアルロッド位置検出装置は、前記マニュアルロッドに形成したラックと、前記ラックに噛合い、前記マニュアルロッドの往復動に応じて回動するピニオンギヤと、前記ピニオンギヤに取付けられた磁石と、前記磁石に対向して配置された磁気センサとを具備するものである。
ここで、上記マニュアルロッドに形成したラックは、前記マニュアルロッドの延長線上に形成しても良いし、油路の開閉に影響しないバルブとバルブとの間のロッド部分にラックを形成しても良い。このラックは平歯でもよいし斜歯でもよい。上記ピニオンギヤは、ギヤ部の平歯または斜歯と噛合うものであり、前記マニュアルロッドの1ストロークに対して1回転以下の噛合いであればよい。上記ピニオンギヤに取付けられた磁石は、円形磁石または方形磁石とすることができる。上記磁気センサは、ホールIC、半導体磁気抵抗素子とし、磁石の回動角度として検出できるものであればよい。
請求項2にかかるマニュアルロッド位置検出装置は、請求項1の構成に加えて、前記ピニオンギヤに取付けられたPレンジ及び/またはNレンジで電気的導通を行う機械的接点を具備するものである。
ここで、上記機械的接点は、ピニオンギヤに取付けられたPレンジ及びNレンジで電気的通電を行うものとして、前記磁気センサのPレンジ及びNレンジ情報と重複して設けた機械的接点であればよく、固定子と可動子を対向させて前記ピニオンギヤの一方の面と、対向するハウジングの他方の面との間に配設するもの、或いは、ピニオンギヤの幅方向、即ち、周方向と対向するハウジングの面との間に固定子と可動子を対向させてもよい。接触子と接触片との組合せの他、リードスイッチとすることもできる。そして、上記機械的接点は、前記ピニオンギヤに取付けられた回転またはレバー部材によって、開閉する機械的接点とすることもできる。
請求項3にかかるマニュアルロッド位置検出装置の前記マニュアルロッドに形成したラックは、前記マニュアルロッドの油路の開閉に関与しない部分に形成したものである。この前記マニュアルロッドの油路の開閉に関与しない部分とは、前記マニュアルロッドの油路の開閉に影響しないバルブとバルブとの間のロッド部分にラックを形成してもよいし、または前記マニュアルロッド外のその延長線上の部分とすることもできる。
請求項4にかかるマニュアルロッド位置検出装置の前記ピニオンギヤに取付けられたPレンジ及びNレンジで電気的導通を行う機械的接点は、シフトレバーにリンクして駆動される部材の位置変化に伴って動作する機械的スイッチとして重複して設けたものである。ここで、上記機械的スイッチとは、他にリードスイッチまたはマイクロスイッチ(リミットスイッチ)も使用できる。
請求項5にかかるマニュアルロッド位置検出装置の前記ピニオンギヤに取付けられた磁石及び前記磁石に対向して配置された磁気センサは、自動変速機内の閉じられた空間内に配設されたものである。ここで、自動変速機に内の閉じられた空間内とは、オイルが入る空間か、入らない空間かを特定するものではなく、オイル中に浮遊する鉄粉の侵入を防止する空間であるから、必ずしも密閉構造を意味するものではない。
請求項1のマニュアルロッド位置検出装置は、シフトレバーの動作にリンクして自動変速機に内蔵されているマニュアルバルブがその油路を切替え、前進走行レンジ(以下「Dレンジ」という。)、ニュートラルレンジ(以下「Nレンジ」という。)、後進走行レンジ(以下「Rレンジ」という。)、パーキングレンジ(以下「Pレンジ」という。)等の各レンジを特定する。この各レンジは、マニュアルロッドの位置によって、Dレンジ圧、Rレンジ圧等が発生する。前記マニュアルロッドにラックが形成され、当該ラックにはピニオンギヤが噛合っているから、前記マニュアルロッドの往復動に応じてピニオンギヤが回動する。その回動は、前記ピニオンギヤに取付けられた磁石の回動となり、磁気センサの出力の変化となる。故に、磁気センサの出力の変化からマニュアルバルブのマニュアルロッド位置を検出できる。
したがって、マニュアルロッドはピニオンギヤを回転させるものであり、ピニオンギヤがマニュアルロッドの長さ方向に移動するものでないから、ピニオンギヤに取付けた磁石の回動角度を磁気センサのアナログ出力の変化からマニュアルバルブのマニュアルロッド位置を検出でき、自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の容積及び寸法を小さくすることができる。また、仮に、磁石がオイル中に配置されていても、マニュアルロッドの前記磁石及び前記磁気センサからなる位置検出機構は、マニュアルロッドの移動とは関係なく固定されているので、それをハウジングに収容することが容易となり、自動変速機内のオイルに浮遊している鉄粉が付着し、長期間の使用によって検出精度が低下することがない。
請求項2のマニュアルロッド位置検出装置は、更に、シフトレバーの動作にリンクして自動変速機に内蔵されているマニュアルバルブがその油路を切替え、Dレンジ、Nレンジ、Rレンジ、Pレンジ等の各レンジを選択でき、また、マニュアルロッドの位置によって、Dレンジ圧、Rレンジ圧等が発生する。前記マニュアルロッドにラックが形成され、前記ラックにピニオンギヤが噛合っているから、前記マニュアルロッドの往復動に応じてピニオンギヤが回動する。その回動は、前記ピニオンギヤに取付けられた磁石の回動となり、磁気センサの出力の変化となり、磁気センサの出力の変化からマニュアルバルブのマニュアルロッド位置を検出できる。更に、前記ピニオンギヤには、Pレンジ及びNレンジで電気的導通を行う機械的接点を重複して設けたものであるから、請求項1に記載の効果に加えて、単に、両者の論理積を取ればその信頼性が向上し、また、Pレンジ及びNレンジのときの磁気センサの出力の確認を行うことにより、磁気センサの出力の信頼性が向上する。そして、例えば、寒冷地または車両を長期間放置していた場合にも、バッテリの能力低下により磁気センサからの出力が低下し、最悪の場合には磁気センサの出力が判読困難になる可能性もあるが、このような場合でも、エンジンの始動を行うことによって、その回復が可能となる。
請求項3のマニュアルロッド位置検出装置は、前記マニュアルロッドに形成したラックは、前記マニュアルロッドの油路の開閉に関与しない部分に形成したものであるから、請求項1または請求項2に記載の効果に加えて、自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の位置検出機構の容積及び寸法をより小さくすることができる。
請求項4のマニュアルロッド位置検出装置は、前記ピニオンギヤに取付けられたPレンジ及びNレンジで電気的導通を行う機械的接点は、シフトレバーにリンクして駆動される部材の位置変化に伴って動作する機械的スイッチとして重複して設けたものであるから、請求項1または請求項3に記載の効果に加えて、単に、両者の論理積を取ればその信頼性が向上し、また、Pレンジ及びNレンジのときの磁気センサの出力の確認を行うことにより、磁気センサの出力の信頼性が向上する。そして、前記ピニオンギヤにPレンジ及びNレンジで電気的導通を行う機械的接点を重複して設けるものでないから、より一層の小型化が可能となる。更に、例えば、寒冷地または車両を長期間放置していた場合にも、バッテリの能力低下により磁気センサからの出力が低下し、最悪の場合には磁気センサの出力が判読困難になる可能性もあるが、このような場合でも、エンジンの始動を行うことによってダイナモからバッテリが充電され、その回復が可能となる。
請求項5のマニュアルロッド位置検出装置の前記ピニオンギヤに取付けられた磁石及び前記磁石に対向して配置された磁気センサは、自動変速機内の閉じられた空間内に配設されたものであるから、請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の効果に加えて、磁石がオイル中に配置されていても、マニュアルロッドの位置検出機構としての前記磁石及び前記磁気センサは、マニュアルロッドの移動とは関係なく固定されているので、それをハウジングに収容することによって、自動変速機内のオイルに浮遊している鉄粉の付着を防止でき、長期間の使用によっても検出精度が低下することがなく、長期間安定した出力が期待できる。
[実施の形態1]
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、本実施の形態において、図中、同一記号及び同一符号は、同一または相当する機能部分であるから、実施の形態2以降では、重複する説明を省略し、特に、相違する構造について説明する。
図1は本発明の実施の形態1における自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の全体動作原理を示す概略構成図で、図2は本発明の実施の形態1における自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置のポートの開閉を示す説明図である。また、図3は本発明の実施の形態1における自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の構造を示す正面図(a)及び図3(a)の切断線W−Wからみた断面図(b)である。
図1において、シフトレバー1は、自動変速機に内蔵されているマニュアルバルブ10によって油路を選択するものであり、Dレンジ、Nレンジ、Rレンジ、Pレンジ等の各レンジにシフトレバー1をシフトすることができる。各レンジの位置にシフトレバー1が移動されたことを示すため、シフトレバー1の付近には、「D」、「N」、「R」、「P」の文字が表示されている。
シフトレバー1の動作は、コントロールワイヤ2を介して、ディテント4を回動するディテントレバー3に伝えられる。ディテントレバー3はディテント4をシフトレバー1の位置に応じて回動させ、コネクティングロッド5がマニュアルバルブ10のマニュアルロッド20の位置を移動させる。なお、本実施の形態のシフトレバー1とマニュアルロッド20との構造は、本発明を実施する場合には、これらのディテント4、ディテントレバー3、コネクティングロッド5の構成に拘束されるものではなく、公知の構成及び他のシフトレバー1とマニュアルロッド20との構造を有していてもよい。
各レンジは、マニュアルロッド20の位置によって、該当するポートにDレンジ圧、Rレンジ圧等が供給され、それらが該当ポートに加えられ、自動変速機としての必要なクラッチの開閉、ブレーキの拘束及びその解除、歯車変速の選択が行われ、自動変速機としての機能を発揮する。
また、ディテント4にはパーキングロッド6が接続されており、シフトレバー1のPレンジで自動変速機の出力軸と一体となったパーキングギヤ7にパーキングカム8が噛合い、その回転を阻止するようになっている。
図2において、シフトレバー1は、自動変速機に内蔵されているマニュアルバルブ10によって油路を選択するものであり、Dレンジ、Nレンジ、Rレンジ、Pレンジ等が選択される。図2(a)に示すように、Pレンジ、Nレンジでは、自動変速機内蔵のポンプのライン圧PLは、マニュアルバルブ10のマニュアルロッド20で停止される。また、Rレンジでは、図2(b)に示すように、自動変速機のポンプのライン圧PLは、マニュアルバルブ10のマニュアルロッド20のバルブA及びバルブBでポートRに導かれる。そして、Dレンジでは、図2(c)に示すように、自動変速機のポンプのライン圧PLは、マニュアルバルブ10のマニュアルロッド20でポートDに導かれる。
コネクティングロッド5とマニュアルロッド20の接続端22との間には、図3に示すように、マニュアルロッド20の長さ方向に直角な、平歯車を展開してなるラック21が形成されている。ラック21には、平歯車からなるピニオンギヤ23が噛合っている。したがって、マニュアルロッド20の往復動に応じてピニオンギヤ23が回動する。ピニオンギヤ23の一方の平面には、その直径方向に着磁させた円形磁石からなる磁石24が取付けられている。また、磁石24に対向させて、プリント基板26に配設したホールIC25が配設されている。故に、ピニオンギヤ23の回動は、ピニオンギヤ22に固着された磁石24の回動となり、ホールIC25のアナログ出力は磁石24の回動角度に応じた出力となる。
図3に示すピニオンギヤ23と円形磁石からなる磁石24とホールIC25は、ホールIC25側を合成樹脂によってモールドし、そのハウジング28を形成しており、ピニオンギヤ23の下部平面とハウジング28の上面との間は、僅かな間隙が形成されているに過ぎない。したがって、通常、自動変速機に内蔵されているポンプ油圧によって磁石24の周囲のオイルまでが循環することは殆どない。
ここで、ピニオンギヤ23の回動は、シフトレバー1がDレンジからPレンジまでの間を移動するから、マニュアルロッド20の最大変位はこの距離に比例した長さとなる。このマニュアルロッド20の最大変位に対して、1回転未満の回転に設定することにより、ホールIC25の出力は磁石24の回動角度に略比例した出力にすることができる。したがって、シフトレバー1のDレンジからPレンジまでの距離及びその変位誤差領域を加味して、ホールIC25の出力範囲を決定すれば、Dレンジ、Nレンジ、Rレンジ、Pレンジ等が確認できる。
[実施の形態2]
図4は本発明の実施の形態2における自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の構造を示す正面図(a)及び図4(a)の切断線X−Xからみた断面図(b)である。
図4に示す実施の形態では、マニュアルロッド20のコネクティングロッド5との接続端22との間には、マニュアルロッド20の長さ方向に直角以外の角度、即ち、斜歯歯車を展開してなるラック31が形成されている。ラック31には、斜歯歯車からなるピニオンギヤ33が噛合っている。したがって、マニュアルロッド20の往復動に応じてピニオンギヤ33が回動する。このとき、斜歯によって噛合いが行われるので、マニュアルロッド20のラック31とピニオンギヤ33との間にガタツキが生じないから、マニュアルロッド20の正確な移動位置の検出ができる。ここで、ピニオンギヤ33の一方の平面には、その直径方向に着磁させた円形磁石からなる磁石34が取付けられている。また、磁石34に対向して、プリント基板36に配設したホールIC35が配設されている。故に、ピニオンギヤ33の回動は、ピニオンギヤ33に固着された磁石34の回動となり、ホールIC35のアナログ出力は磁石34の回動角度に応じた出力となる。
[実施の形態3]
図5は本発明の実施の形態3の自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の構造を示す正面図(a)及び図5(a)の切断線Y−Yからみた断面図(b)である。
図5に示す実施の形態では、マニュアルロッド20自身のバルブAとバルブBとの相互間のロッド部分Cには、マニュアルロッド20の長さ方向に対して直角な角度、即ち、平歯車を展開してなるラック41が形成されている。ラック41には、平歯車からなるピニオンギヤ43が噛合っている。したがって、マニュアルロッド20の往復動に応じてピニオンギヤ43が回動する。このとき、マニュアルロッド20の長さの範囲内でマニュアルロッド20の移動位置の検出ができるから、本実施の形態のマニュアルロッド位置検出装置の容積及び寸法を小さくすることができる。本実施例においては、ラック41には、斜歯歯車の切削加工が難しいので、平歯車の使用が望ましい。
なお、ピニオンギヤ43の一方の平面には、その直径方向に着磁させた円形磁石からなる磁石44が取付けられている。また、磁石44に対向して、プリント基板46に配設したホールIC45が配設されている。故に、ピニオンギヤ43の回動は、ピニオンギヤ43に固着された磁石44の回動となり、ホールIC35のアナログ出力は磁石44の回動角度に応じた出力となる。
[実施の形態4]
上記実施の形態においては、ホールIC25のアナログ出力によってマニュアルロッド20の位置検出を行っており、前記ホールIC25のアナログ出力が正確であることを確証できる程度の安全性を確保する必要がある。次に、その実施の形態を説明する。
図6は本発明の実施の形態4における自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の構造を示す正面図(a)及び図6(a)の切断線Z−Zからみた断面図(b)である。
マニュアルロッド20のコネクティングロッド5との接続端22との間には、図6に示すように、マニュアルロッド20の長さ方向に直角な、平歯車を展開してなるラック21が形成されている。ラック21には、平歯車からなるピニオンギヤ23が噛合っている。したがって、マニュアルロッド20の往復動に応じてピニオンギヤ23が回動する。ピニオンギヤ23の一方の平面には、その直径方向に着磁させた円形磁石からなる磁石24が取付けられている。また、磁石24に対向させて、プリント基板26に配設したホールIC25が配設されている。故に、ピニオンギヤ23の回動は、ピニオンギヤ22に固着された磁石24の回動となり、ホールIC25のアナログ出力は磁石24の回動角度に応じた出力になる。
また、ピニオンギヤ23の他方の平面には、絶縁基板54を介してその半径方向に伸びたPレンジに対応してオン状態となる固定子52が、Nレンジに対応してオン状態となる固定子53が設けられている。この固定子52,53は、PレンジまたはNレンジが選択されたとき、可動子55と可動子56相互間が短絡する構造となっている。この固定子52,53と可動子55,56は、PレンジまたはNレンジで電気的導通を行う機械的接点であり、本実施の形態の機械的スイッチを構成する。
したがって、磁石24に対向させたホールIC25は、ピニオンギヤ23の回動によって、そのピニオンギヤ22に固着された磁石24の回動となり、ホールIC25のアナログ出力は磁石24の回動角度に応じた出力となる。
同時に、ピニオンギヤ23に配設した固定子52,53と可動子55,56は、PレンジまたはNレンジで電気的導通を行う機械的接点として、ホールIC25のアナログ出力のレンジ情報と重複して機能するものである。
[実施の形態5]
上記実施の形態では、ホールIC25のアナログ出力が正確であることをピニオンギヤ23に配設した固定子52,53と可動子55,56で検出した。しかし、PレンジまたはNレンジの位置は、 HYPERLINK "mailto:シフトレバー1のPレンジまたはNレンジの位置がshwew@g.mkw@3;f@<" シフトレバー1のPレンジまたはNレンジの位置が特定できる動きを検出しても同様の結果を得ることができる。次に、その実施の形態を説明する。
図7は本発明の実施の形態5において自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の全体動作原理を示す概略構成図である。また、図8は本発明の実施の形態5において自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の位置検出制御のフローチャートである。
図7に示す実施の形態においては、ディテント4にはパーキングロッド6が接続されており、シフトレバー1のPレンジで自動変速機の出力軸と一体となったパーキングギヤ7にパーキングカム8が噛合い、その回転を阻止するようになっている。このパーキングロッド6には位置検出カム62が固着されており、Pレンジが選択されたときには、マイクロスイッチ61は位置検出カム62によってオン状態となるように構成されている。当然ながら、Pレンジ外では、マイクロスイッチ61と位置検出カム62が離れており、マイクロスイッチ61がオン状態となることはない。
マイクロスイッチ61の信号及びホールIC25のアナログ出力、イグニッションキー63の信号は、自動変速機(A/T)制御回路60に入力されている。自動変速機(A/T)制御回路60は、ホールIC25のアナログ出力が適正に出力されているときには、シフトレバー1の操作を有効とし、車両の自動変速機制御を行う主制御回路65との情報の送受信を行うものである。
この異常検出制御のプログラムは、イグニッションキー63の投入時に1回実行されるルーチンである。
まず、ステップS1でイグニッションキー63がPレンジでオンとなると、ステップS2でマイクロスイッチ61からなる機械的スイッチの動作を見て、オンでなかったときには、エンジンを駆動することなく、このルーチンを脱する。イグニッションキー63がオンとなったとき、Pレンジでなかったときも、このルーチンを脱する。
ステップS2でマイクロスイッチ61からなる機械的スイッチの動作がオンであると判断されたとき、ステップS3でホールIC25のアナログ出力を読込み、ステップS4でホールIC25のアナログ出力が所定の範囲内であるか判断し、所定の範囲内であるとき、ステップS9でエンジンを駆動し、ステップS10でシフトレバー1の動作を許容する。または、シフトレバー1の動作を許容するフラグを立てる。
ステップS4でホールIC25のアナログ出力が所定の範囲内でないと判断したとき、ステップS5でバッテリの能力不足表示を行い、ステップS6でエンジンを駆動し、ステップS7でシフトレバー1の動作を無効にする。または、シフトレバー1の動作を許容するフラグを降ろす。そして、ステップS8でホールIC25のアナログ出力が所定の範囲内となるようなバッテリの能力回復を確認する。能力回復の確認ができないときには、ステップS4乃至ステップS8のルーチンを繰り返し実行する。そして、ステップS8でホールIC25のアナログ出力が所定の範囲内となり、バッテリの能力回復を確認すると、ステップS10でシフトレバー1の動作を許容する。または、シフトレバー1の動作を許容するフラグを立てる。
この結果を受けて、主制御回路65は変速制御を行うことになる。
ところで、上記実施の形態のマニュアルロッド位置検出装置は、ホールIC25のアナログ出力が正確であることを確証できるために、マニュアルロッド20のPレンジの位置検出を行っているが、本発明を実施する場合には、Nレンジとすることができ、また、Pレンジ及びNレンジとすることができる。これらの実施の形態は、基本的には、図6及び図7に示すとおりである。また、Pレンジ及び/またはNレンジの検出は、ディテント4、パーキングロッド6の何れの変化を検出してもよい。
上記各実施の形態のマニュアルロッド位置検出装置は、次のようにまとめることができる。
即ち、自動変速機に内蔵されているマニュアルバルブ10の油路を切替えるマニュアルロッド20の位置検出を行うマニュアルロッド位置検出装置において、マニュアルロッド20に形成したラック21,31,41と、ラック21,31,41に噛合い、マニュアルロッド20の往復動に応じて回動するピニオンギヤ23,33,43と、ピニオンギヤ23,33,43に取付けられた磁石24,34,44と、磁石24,34,44に対向して配置された磁気センサとしてのホールIC25,35,45とを具備するものである。
したがって、上記実施の形態のマニュアルロッド位置検出装置は、シフトレバー1の動作にリンクして自動変速機に内蔵されているマニュアルバルブ10がその油路を切替え、Dレンジ、Nレンジ、Rレンジ、Pレンジ等の各レンジを選択することができる。この各レンジは、マニュアルロッド20の位置によって、Dレンジ圧、Rレンジ圧等が発生する。マニュアルロッド20にラック21,31,41が形成され、ラック21,31,41にピニオンギヤ23,33,43が噛合っているから、マニュアルロッド20の往復動に応じてピニオンギヤ23,33,43が回動する。その回動は、ピニオンギヤ23,33,43に取付けられた磁石24,34,44の回動となり、磁気センサとしてのホールIC25,35,45の出力変化となる。故に、磁気センサとしてのホールIC25,35,45の出力変化からマニュアルバルブ10のマニュアルロッド20の位置を検出できる。
このように、マニュアルロッド20は、ピニオンギヤ23,33,43を回転させるものであり、ピニオンギヤ23,33,43がマニュアルロッド20の長さ方向に移動するものでないから、ピニオンギヤ23,33,43に取付けた磁石24,34,44の回動角度を磁気センサとしてのホールIC25,35,45の出力変化からマニュアルバルブ10のマニュアルロッド20の位置を検出でき、自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の容積及び寸法を小さくすることができる。また、仮に、磁石24,34,44がオイル中に配置されていても、磁石24,34,44及びホールIC25,35,45からなる検出機構は、マニュアルロッド20の移動とは関係なく固定されているので、それをハウジング28,38,48に収容することが容易となり、自動変速機内のオイルに浮遊している鉄粉が付着して、長期間の使用によって検出精度が低下するような不都合が生じない。
なお、マニュアルロッド20に形成したラック21,31,41と、ラック21,31,41に噛合い、マニュアルロッド20の往復動に応じて回動するピニオンギヤ23,33,43と、ピニオンギヤ23,33,43に取付けられた磁石24,34,44と、磁石24,34,44に対向して配置された磁気センサとしてのホールIC25,35,45とを具備するものである。
ここで、マニュアルロッド20に形成したラック21,31,41は、例えば、図3及び図4に示すように、マニュアルロッド20の延長線上にラック21,31を形成してもよいし、図5に示すように油路の開閉に影響しないロッド部にラック41を形成してもよい。このラック41は平歯でもよいし斜歯、ウオームでもよい。ピニオンギヤ23,33,43は、ラック21,31,41の平歯または斜歯と噛合うものであり、マニュアルロッド20の1ストロークに対して1回転以下の噛合いであればよい。または、ピニオンギヤ23,33,43の回転軸に他の回転軸を取付けて使用することもできる。ピニオンギヤ23,33,43に取付けられた磁石24,34,44は、円形磁石または方形磁石とすることができる。磁気センサは、ホールIC25,35,45または半導体磁気抵抗素子とすることができ、磁石24,34,44の回動角度として検出することができる。
上記実施の形態のマニュアルロッド位置検出装置は、更に、ピニオンギヤ23,33,43には、Pレンジ及び/またはNレンジで電気的導通を行う機械的スイッチを構成する固定子52,53と可動子55,56からなる機械的接点またはマイクロスイッチ61からなる機械的接点をPレンジ及び/またはNレンジ情報として重複して設けたものであるから、単に、両者の論理積を取ればその信頼性が向上し、また、Pレンジ及びNレンジのときのホールIC25,35,45の出力確認を行うことにより、ホールIC25,35,45の出力の信頼性が向上する。そして、例えば、寒冷地または車両を長期間放置していた場合にも、バッテリの能力低下によりホールIC25,35,45からの出力が低下し、最悪の場合にはホールIC25,35,45の出力が判読困難になる可能性もあるが、このような場合でも、エンジンの始動を行うことによってそのバッテリの回復が可能となる。
このように、ピニオンギヤ23,33,43に取付けられたPレンジ及びNレンジで電気的導通を行う固定子52,53と可動子55,56またはマイクロスイッチ61からなる機械的接点を具備するものであるが、この機械的接点とは、ピニオンギヤ23,33,43に取付けられたPレンジ及び/またはNレンジで電気的通電(通電を断つものも含む)を行うものとして重複して設けたものであればよく、固定子52,53と可動子55,56を対向させてピニオンギヤ23,33,43のギヤの一方の面と、対向するハウジング28,38,48の他方の面とに配設するもの、或いは、ピニオンギヤ23,33,43のギヤの幅方向、即ち、周方向と対向するハウジング28,38,48の面との間に固定子と可動子または接触子と接触片との組合せの他、リードスイッチとすることもできる。
更に、上記実施の形態のマニュアルロッド20に形成したラック21,31,41は、マニュアルロッド20の油路の開閉に関与しない部分、例えば、マニュアルロッド20自身のバルブAとバルブBとの相互間のロッド部分Cに形成したものであるから、自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の容積及び寸法をより小さくすることができる。したがって、マニュアルロッド位置検出装置のマニュアルロッド20に形成したラック21,31,41は、マニュアルロッド20の油路の開閉に関与しない部分に形成したものである。このマニュアルロッド20の油路の開閉に関与しない部分とは、マニュアルロッド20内の細径部またはマニュアルロッド20外の延長線上の部分とすることができる。
上記実施の形態のマニュアルロッド位置検出装置は、マニュアルロッド20のPレンジ及びNレンジで電気的導通を行う機械的接点は、シフトレバー1にリンクして駆動されるパーキングロッド6等の部材の位置変化に伴って動作する固定子52,53と可動子55,56またはマイクロスイッチ61からなる機械的スイッチとして重複して設けたものである。単に、両者の論理積を取ればその信頼性が向上し、また、Pレンジ及び/またはNレンジのときの磁気センサとしてのホールIC25,35,45の出力の確認を行うことにより、磁気センサとしてのホールIC25,35,45の出力の信頼性が向上する。そして、ピニオンギヤ23,33,43にPレンジ及び/またはNレンジで電気的導通を行う機械的接点をPレンジ及び/またはNレンジ情報として重複して設けるものでないから、より一層の小型化が可能となる。更に、例えば、寒冷地または車両を長期間放置していた場合にも、バッテリの能力低下によりホールIC25,35,45からの出力が低下し、最悪の場合にはホールIC25,35,45の出力が判読困難になる可能性もあるが、このような場合でも、エンジンの始動を行うことによって、それを回復可能となる。
また、マニュアルロッド位置検出装置のピニオンギヤ23,33,43に取付けられたPレンジ及び/またはNレンジで電気的導通を行う機械的接点は、シフトレバー1にリンクして駆動されるパーキングロッド6等の部材の位置変化に伴って動作するマイクロスイッチ61からなる機械的スイッチとして重複して設けたものである。ここで、上記機械的スイッチとは、他にリードスイッチも使用できる。
上記実施の形態のマニュアルロッド位置検出装置は、ピニオンギヤ23,33,43に取付けられた磁石24,34,44及び磁石24,34,44に対向して配置されたホールIC25,35,45は、自動変速機内の閉じられた空間内に配設されたものであるから、磁石24,34,44がオイル中に配置されていても、マニュアルロッド20の位置検出機構としての磁石24,34,44及びホールIC25,35,45は、マニュアルロッド6の移動とは関係なく固定されているので、それをハウジング28,38,48に収容することによって、自動変速機内のオイルに浮遊している鉄粉の付着を防止でき、長期間の使用によって検出精度が低下することがなく、長期間安定した出力が期待できる。
そして、マニュアルロッド位置検出装置のピニオンギヤ23,33,43に取付けられた磁石24,34,44及び磁石24,34,44に対向して配置されたホールIC25,35,45は、自動変速機に内の閉じられた空間内に配設されたものである。ここで、自動変速機に内の閉じられた空間内とは、オイルが入る空間か、入らない空間かを特定するものではなく、オイル中に浮遊する鉄粉の侵入を防止する空間であるから、必ずしも密閉構造を意味するものではない。
図1は本発明の実施の形態1における自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の全体動作原理を示す概略構成図である。 図2は本発明の実施の形態1における自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置のポートの開閉を示す説明図である。 図3は本発明の実施の形態1における自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の構造を示す正面図(a)及び図6(a)の切断線W−Wからみた断面図(b)である。 図4は本発明の実施の形態2における自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の構造を示す正面図(a)及び図6(a)の切断線X−Xからみた断面図(b)である。 図5は本発明の実施の形態3における自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の構造を示す正面図(a)及び図6(a)の切断線Y−Yからみた断面図(b)である。 図6は本発明の実施の形態4における自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の構造を示す正面図(a)及び図6(a)の切断線Z−Zからみた断面図(b)である。 図7は本発明の実施の形態5における自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の全体動作原理を示す概略構成図である。 図8は本発明の実施の形態5における自動変速機のマニュアルロッド位置検出装置の位置検出制御のフローチャートである。
符号の説明
1 シフトレバー
10 マニュアルバルブ
20 マニュアルロッド
21,31,41 ラック
23,33,43 ピニオンギヤ
24,34,44 磁石
25,35,45 ホールIC
28,38,48 ハウジング
61 マイクロスイッチ
62 位置検出カム
52,53 固定子
55,56 可動子

Claims (5)

  1. 自動変速機に内蔵されているマニュアルバルブの油路を切替えるマニュアルロッドの位置検出を行うマニュアルロッド位置検出装置において、
    前記マニュアルロッドに形成したラックと、
    前記ラックに噛合い、前記マニュアルロッドの往復動に応じて回動するピニオンギヤと、
    前記ピニオンギヤに取付けられた磁石と、
    前記磁石に対向して配置された磁気センサと
    を具備することを特徴とするマニュアルロッド位置検出装置。
  2. 更に、前記ピニオンギヤには、Pレンジ及び/またはNレンジで電気的導通を行う機械的接点を前記磁気センサの出力とは別にPレンジ及び/またはNレンジ情報として重複して設けたことを特徴とする請求項1に記載のマニュアルロッド位置検出装置。
  3. 前記マニュアルロッドに形成したラックは、前記マニュアルロッドの油路の開閉に関与しない部分に形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマニュアルロッド位置検出装置。
  4. 更に、前記マニュアルロッドのPレンジ及び/またはNレンジで電気的導通を行う機械的接点は、前記シフトレバーにリンクして駆動される部材の位置変化に伴って動作する機械的スイッチを前記磁気センサの出力とは別にPレンジ及び/またはNレンジ情報として重複して設けたことを特徴とする請求項1または請求項3に記載のマニュアルロッド位置検出装置。
  5. 前記ピニオンギヤに取付けられた磁石及び前記磁石に対向して配置された磁気センサは、自動変速機内の閉じられた空間内に配設されたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載のマニュアルロッド位置検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101251617B1 (ko) * 2011-12-21 2013-04-08 남부대학교산학협력단 구면 마찰식 무단변속장치
KR101384532B1 (ko) 2013-05-03 2014-04-11 현대자동차주식회사 전자식 변속 레버
JP2018161695A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 セイコーエプソン株式会社 切断機構及び記録装置

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