JP2008126002A - 調味液添加装置とそれを備えた炊飯システム - Google Patents

調味液添加装置とそれを備えた炊飯システム Download PDF

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Abstract

【課題】多種類の調味液を適宜選択して設定された量だけ添加することができ、注文に細かく対応した多品種のご飯を効率良く炊き上げることを可能にする調味液添加装置と、それを用いる炊飯システムを提供する。
【解決手段】異なる調味液源2に接続され、調味液供給開閉弁Vを介して第1容器4に開口する複数本の調味液供給管3と;その調味液を受け入れ、第2容器6に開口する出口開口5を有し、出口開口に第1出口開閉弁V-Iが設けられている第1容器と;第1容器から供給される調味液を受け入れ、調味液添加管8に送出する出口開口7とを有し、出口開口に第2出口開閉弁V-IIが設けられている第2容器と;第2容器から送出された調味液を受け入れて対象物に添加する調味液添加管と;調味液供給管から第1容器に供給される調味液の量が設定された量に達したことを検知する調味液供給量検知手段と;各開閉弁の開閉を制御する制御装置12とを備えてる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数種類の調味液を適宜選択して設定された量だけ添加することができる調味液添加装置とそれを用いる炊飯システムに関する。
近年、ファミリーレストランなどのいわゆる外食産業に加えて、コンビニエンスストアや各種弁当店における持ち帰り弁当やおにぎり、持ち帰り寿司などの販売が盛んであり、それに伴い、単に炊飯しただけのご飯ではなく、寿司飯や茶飯、炊き込みご飯用のご飯等、用途に応じて、酢液や各種調味液によって種々に味付けしたご飯の需要が拡大しつつある。
このような需要に答えるべく、例えば特許文献1や特許文献2においては、複数の炊飯釜を連続的に搬送しながら炊飯を行う炊飯システムにおいて、炊飯釜に調味液供給部および酢供給部を通過させ、炊飯釜内に、炊き上げるべきご飯の種類に応じて、調味液を添加したり、酢液を添加したりする装置が提案されている。
しかしながら、これら従来の装置においては、添加される調味液や酢液の種類は限られており、白飯、酢飯、炊き込みご飯等の炊き分けは可能であっても、例えば、持ち帰り寿司の店舗毎に異なる味付けの酢飯を炊き分けるというようなことは不可能であった。
特開平11−267024号公報 特開2000−166763号公報
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するために為されたもので、多種類の調味液を適宜選択して設定された量だけ添加することができ、個々の需要者の注文に細かく対応した多品種のご飯を効率良く炊き上げることを可能にする調味液添加装置と、それを用いる炊飯システムを提供することを課題とする。
本発明は、複数本の調味液供給管であって、それぞれ異なる調味液源に接続される一方端と、それぞれ調味液供給開閉弁を介していずれも第1容器に開口する他方端とを有する複数本の調味液供給管と;複数本の調味液供給管の上記他方端から供給される調味液を受け入れる入口開口と、第2容器に開口する出口開口とを有し、出口開口には第1出口開閉弁が設けられている第1容器と;第1容器の出口開口から供給される調味液を受け入れる入口開口と、受け入れた調味液を調味液添加管に送出する出口開口とを有し、出口開口には第2出口開閉弁が設けられている第2容器と;第2容器の出口開口から送出された調味液を受け入れて対象物に添加する調味液添加管と;調味液供給管から第1容器に供給される調味液の量が設定された量に達したことを検知する調味液供給量検知手段と;調味液供給開閉弁、第1出口開閉弁、および第2出口開閉弁の開閉を制御する制御装置とを備えており、制御装置が、第1出口開閉弁が閉の状態で、複数の調味液供給開閉弁のうちの少なくとも1つを開とし、第1容器に供給される調味液の量が設定された量に達したことが調味液供給量検知手段によって検知されると開状態にあった調味液供給開閉弁を閉とし、次に、第1出口開閉弁を開として、第1容器に供給された設定された量の調味液を第2容器に移動させ、調味液の添加時に、第2出口開閉弁を開として、第2容器に移動した調味液を調味液添加管へと送出するように各開閉弁の開閉を制御するプログラムを備えている調味液添加装置と、このような調味液添加装置を備えた炊飯システムを提供することによって上記の課題を解決するものである。
本発明の好ましい一実施態様において、調味液供給量検知手段は、第1容器の重量を計測する手段と、その計測された重量と設定された重量とを比較する手段とを有し、両者が一致したときに、調味液の供給量が設定された量に達したと検知する手段である。
また、本発明の好ましい他の実施態様において、調味液供給量検知手段は、調味液供給開閉弁の開時間を計測する手段と、その計測された開時間と設定された時間とを比較する手段とを有し、両者が一致したときに、調味液の供給量が設定された量に達したと検知する手段である。
本発明の調味液添加装置においては、調味液添加管が先端部に散布用ノズルを備えているのが望ましく、その場合、散布用ノズルは、散布口周辺を覆うように、円錐状または角錐状に広がる飛散防止傘を備えており、その飛散防止傘が、その先端部に、内部に調味液が散布される容器の開口部にはまり込む突出部と、当該突出部と上記容器の開口部との間隙を覆う鍔部とを備えているのが望ましい。
本発明の好ましい実施態様において、調味液は酢液であり、酢の種類、配合、味付け等が異なる多種類の酢液の中から、炊飯釜ごとに、指定された酢液を選択して、指定された量だけ散布することが可能である。
本発明の好ましい実施態様において、本発明の調味液添加装置を備えた炊飯システムは、複数の炊飯釜を炊飯釜搬送装置によって順次移動させながら炊飯を行うものであり、炊飯釜と調味液添加装置の調味液添加管とを相対的に移動させて、炊飯釜を調味液添加管の下の位置に停止させる手段を備えている。
本発明の調味液添加装置によれば、酢液を始めとする複数種類の調味液の中から、炊飯釜ごとに指定された調味液を選択して、指定された量だけ添加することができるので、需要者の注文に応じて、炊き上がるご飯の味付けをそれぞれに異ならせることができるという利点がある。また、本発明の調味液添加装置を備えた炊飯システムによれば、個々の需要者の注文に応じて、炊飯釜ごとに異なった種類、味付けのご飯を炊き分けることができるという優れた利点が得られる。
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明するが、本発明が図示のものに限られないことは勿論である。
図1は、本発明の調味液添加装置の一例を示す概念図であり、図1において、1は本発明の調味液添加装置、2、2、2・・・2は調味液源としての調味液タンクであり、調味液タンク2、2、2・・・2には、それぞれ異なる調味液が収容されている。例えば、調味液が酢液の場合、調味液タンク2、2、2・・・2には、それぞれ異なる濃度、異なる味付けの酢液が収容されていることになる。3、3、3・・・3は、それぞれ調味液タンク2、2、2・・・2に接続された調味液供給管であり、調味液供給管3、3、3・・・3の他方端は、調味液供給開閉弁V、V、V・・・Vを介して、第1容器4に開口している。
調味液供給開閉弁V、V、V・・・Vとしては、調味液の供給、停止を制御できるものであれば、どのような形式、構造の弁を用いても良く、後述するとおり、第1容器4に設定された量の調味液を供給するためには、単に開閉動作だけではなく、開度の調節が可能なものを用いるのが望ましい。調味液供給開閉弁V、V、V・・・Vとして、弁の開度の調節が可能なものを用いる場合には、調味液の供給開始時には、弁の開度を最大とし、調味液を勢い良く第1容器4内に供給する一方で、供給量が設定量に接近したときには、弁の開度を小さくして、単位時間あたりの供給量を小さくして、正確に設定された量だけを第1容器4内に供給することがより容易となるという利点が得られる。
図示の例においては、第1容器4は、上部に蓋のないロート状の容器であり、調味液供給管3、3、3・・・3の先端から出た調味液は、そのまま第1容器4内に供給されるようになっているが、第1容器4の上部に蓋を設け、その蓋に開けた穴に調味液供給管3、3、3・・・3の先端を接続するようにしても良い。また、図示の例においては、調味液タンク2、2、2・・・2および調味液供給管3、3、3・・・3にはポンプは設けられていないけれども、必要があれば、調味液タンク2、2、2・・・2のそれぞれ、または、調味液供給管3、3、3・・・3のそれぞれにポンプを取り付け、調味液の供給を強制的に行うようにしても良い。
は、洗浄用の水を入れた洗浄水タンクであり、3は洗浄水供給管、Vは洗浄水供給管3に設けられた洗浄水供給開閉弁であり、洗浄水供給管3は洗浄水供給開閉弁Vを介して、その先端が第1容器4の上部に開口している。調味液供給管3、3、3・・・3と同様に、第1容器4の上部に蓋を設ける場合には、その蓋に開けた穴に洗浄水供給管3の先端を接続するようにしても良い。洗浄水タンク2または洗浄水供給管3にポンプを取り付け、洗浄水の供給を強制的に行うようにしても良いことは勿論である。Wは、第1容器4の重量を計測する重量計である。
5は第1容器4の出口開口であり、出口開口5には第1出口開閉弁V−Iが設けられている。第1容器4の出口開口5は、第2容器6の上部に開口している。図示の例においては、第2容器6は、上部に蓋のないロート状の容器であり、第1容器4の出口開口5を出た調味液は、第2容器6内に供給されることになる。第1容器4と同様に、第2容器5の上部にも蓋を設け、その蓋に開けた穴に第1容器4の出口開口5を接続するようにしても良い。
7は第2容器6の出口開口であり、出口開口7には第2出口開閉弁V−IIが設けられている。Pはポンプであり、図示の例では、ポンプPは、第2出口開閉弁V−IIと出口開口7までの間の管路に設けられているけれども、出口開口7よりも下流側の管路に設けるようにしても良く、調味液を自重だけで対象物に添加することができる場合には、ポンプPは設けなくても良い。ポンプPとしては調味液を送出することができる限り、どのような機構のポンプを用いても良いが、調味液として、例えば、酢液などの腐食性の液体を用いる場合には、耐食性のあるエアポンプを用いるのが望ましい。エアポンプは空送りをしても不都合がないという点からも好ましい。
8は調味液添加管であり、9は調味液添加管の先端部に取り付けられた散布用ノズル、V−IIIは、出口開口7と調味液添加管8との間に設けられた第3出口開閉弁である。調味液を調味液添加管8の先端部から直接に対象物に添加しても良い場合には、散布用ノズル9は設けなくても良いが、調味液が酢液の場合には、炊き上がったご飯の上に散布する必要があるので、散布用ノズル9は必要である。第3出口開閉弁V−IIIは不要であれば、設けなくても良い。
10は、散布用ノズル9から散布される調味液が、周囲に飛び散ることを防止するための飛散防止傘であり、散布用ノズル9からの調味液の散布形状に応じて、下方にいくほど広がる円錐状または角錐状の形状を有している。11は炊飯釜であり、例えば、調味液が添加される対象物が炊飯釜11内に存在するご飯である場合、飛散防止傘10は、その先端部に、炊飯釜11の上部の開口部にはまり込む突出部10aと、当該突出部10aと炊飯釜11の上部開口部との間隙を覆う鍔部10bとを備えている。このような飛散防止傘10を設けることによって、調味液を散布用ノズル9から霧状に噴霧して散布しても、調味液が炊飯釜11の外部に飛散することが有効に防止され、特に、鍔部10bが存在することによって、調味液は炊飯釜11の外側に飛散することは殆どない。
12は制御装置であり、制御装置12と調味液供給開閉弁V、V、V・・・V、洗浄水供給開閉弁V、重量計W、第1出口開閉弁V−I、第2出口開閉弁V−II、第3出口開閉弁V−III、およびポンプPとは有線若しくは無線の信号線によって結ばれており、制御装置12は、これら開閉弁の開閉動作を制御したり、重量計からの計測信号を受けたり、また、ポンプPの動作を制御したりすることができるように構成されている。
次に、図2に基づいて、図1に示した調味液添加装置1における制御装置12の制御動作を説明する。調味液添加装置1の動作開始時には、各種の開閉弁等は図2の時刻t0で示した状態にある。すなわち、調味液供給開閉弁V、V、V・・・Vはいずれも「閉」の状態にあり、第1ないし第3出口開閉弁V−I〜V−IIIも「閉」の状態、ポンプPは停止状態にある。この状態で、制御装置12は、例えば時刻t1に、調味液供給開閉弁V、V、V・・・Vのうちのいずれかである調味液供給開閉弁Vxを「開」とし、第1容器4内に調味液Xの供給を開始する。このときに「開」とされる調味液供給開閉弁Vxが、第1番に添加されるべき調味液Xが収容された調味液タンク2xに対応する調味液供給開閉弁Vxであることはいうまでもない。2種類以上の調味液を混合して使用する場合には、それらの調味液が収容された調味液タンクに対応する2種類以上の調味液供給開閉弁を「開」とすれば良い。
第1容器4内に供給された調味液の量は、第1容器4に取り付けられた重量計Wによって第1容器4の重量を計測することによって知ることができる。制御装置12内には、図示しない記憶装置が備えられており、その記憶装置には、第1番目に添加すべき調味液Xの添加量が記憶されている。制御装置12は、重量計Wからの重量の計測信号を受け、調味液Xが供給されることによって増加した第1容器4の重量と、予め設定ないしは指定された調味液Xの添加量とを比較し、両者が一致したときに、図2の2段目に示すように、検知信号を出す。計測された第1容器4の重量と、予め計測しておいた第1容器4の空の時の重量と設定された調味液Xの添加量との合計値とを比較し、両者が一致したときに、検知信号を出すようにしても良い。第1容器4の空の時の重量なども、制御装置12に設けられている図示しない記憶装置に適宜記憶させておくことができる。検知信号が例えば時刻t2で出されると、制御装置12は直ちに調味液供給開閉弁Vxを「閉」とし、調味液Xの第1容器4への供給を停止させる。
設定された量の調味液Xが第1容器4に供給されたとの判断は、上述のように、第1容器4の重量を計測し、その重量(若しくはその増加分)が設定された値と一致したときに、設定された量の調味液Xが第1容器4に供給されたと判断する代わりに、調味液供給開閉弁Vxが「開」となっている時間を計測し、予め求めておいた調味液供給開閉弁Vxの「開」時間と調味液供給管3xからの調味液Xの供給量との関係に基づいて、調味液供給開閉弁Vxが「開」となっている時間が設定された時間と一致したときに、設定された量の調味液Xが第1容器4に供給されたと判断し、検知信号を出すようにしても良い。これは、調味液タンク2、2、2・・・2のいずれに収容された調味液についても同様である。
続いて、制御装置12は、例えば時刻t3に、それまで「閉」状態にあった第1出口開閉弁V−Iを「開」とし、第1容器4内に貯留されていた調味液Xを第2容器6内へと移動させる。このとき、第2容器6の第2出口開閉弁V−IIは「閉」状態にある。第1容器4から第2容器6への調味液Xの移動が終了すると、制御装置12は第1出口開閉弁V−Iを「閉」とする。図2の三段目の時刻t4がこれに相当する。第1容器4から第2容器6への調味液Xの移動が終了したことの判断は、重量計Wからの重量計測信号が調味液Xの供給前の値に戻ったことを検知して行っても良いし、第1容器4から第2容器6への調味液の移動は、重力によって比較的速やかに行われるので、予め余裕をみて時間を設定しておき、その時間が経過したことをもって、移動の終了と判断するようにしても良い。或いは、液面計などの液量検知手段を第1容器4に設けて、第1容器4の内部が空になったことを直接に検知して、移動終了と判断するようにしても良い。
第1容器4から第2容器6への調味液Xの移動が終了すると、調味液添加装置1は、いつでも調味液Xを対象物に添加することができる状態にあることになる。調味液Xの対象物への添加は、第2出口開閉弁V−IIおよび第3出口開閉弁V−IIIを共に「開」とし、ポンプPを作動させることによって行われる。図2においては、第2出口開閉弁V−IIおよび第3出口開閉弁V−IIIの「開」と、ポンプPの作動とは、いずれも同時刻t6に行われているけれども、これら3者の「開」若しくは動作開始の時刻は必ずしも同じである必要はない。例えば、第2出口開閉弁V−IIを「開」とし、ポンプPを作動させて、管路内の圧力が高まった時点で、第3出口開閉弁V−IIIを「開」として、調味液Xの添加または散布を開始するようにしても良い。
調味液添加管8または散布用ノズル9からの調味液Xの添加または散布が終了すると、制御装置12は、第2出口開閉弁V−IIおよび第3出口開閉弁V−IIIを「閉」とし、ポンプPの動作を停止させる。図2における時刻t7がこれに相当する。このときも、第2出口開閉弁V−IIおよび第3出口開閉弁V−IIIの「閉」と、ポンプPの動作停止とは、必ずしも同時である必要はない。例えば、第2出口開閉弁V−IIを「閉」とした状態で、ポンプPをしばらく作動させて、管路内の調味液Xを全て送出し、管路内に調味液Xが残存しないようすることもできる。
調味液添加管8または散布用ノズル9からの調味液の添加または散布が終了したとの判断は、調味液添加管8または散布用ノズル9の先端若しくは先端近傍に流量計を取り付け、調味液添加管8または散布用ノズル9から調味液の流出がなくなった時点をもって、添加または散布終了と判断するようにしても良いし、予め、第2容器6内に貯留できる最大量の調味液を調味液添加管8または散布用ノズル9から添加または散布するのに要する時間を計測しておき、その時間若しくはその時間に少し余裕をもたせた時間が経過したことをもって、添加または散布終了と判断するようにしても良い。添加または散布終了の判断を時間で行う場合には、第1容器4で計量された調味液の設定量に応じて、添加または散布終了の判断の時間を変化させるようにしても良い。
第1容器4から第2容器6への調味液Xの移動が終了すると、第1出口開閉弁V−Iは「閉」の状態にあるので、例えば時刻t5に、調味液供給開閉弁V、V、V・・・Vのうちのいずれかである調味液供給開閉弁Vyを「開」とし、第1容器4内に2番目に添加または散布すべき調味液Yの供給を開始することができる。第1容器4内への調味液Yの供給の開始は、第2容器6内に貯留されている調味液Xが調味液添加管8または散布用ノズル9から添加または散布されているときと時間的に一部若しくは全部が重なっていても構わない。このように本発明の調味液添加装置1においては、調味液の添加または散布と、次に添加または散布すべき調味液の計量とを同時に併行して行うことができるので、炊飯能力の高い炊飯システムに用いても、次々と比較的短い時間間隔で搬送されてくる炊飯釜内に、必要な調味液を添加または散布することが可能になるという利点が得られる。
第1容器4内に供給された調味液Yの量が設定された量に達すると、検知信号が出され、制御装置12は、調味液供給開閉弁Vyを「閉」にする。図2における時刻t8がこれに相当する。続いて、第2容器6内が空で、第2出口開閉弁V−IIが「閉」であるならば、例えば時刻t9に第1出口開閉弁V−Iが「開」とされ、第1容器4から第2容器6への調味液Yの移動が開始される。以降は、調味液Xにおける場合と同様である。
調味液添加装置1の管路系を洗浄するには、洗浄水供給開閉弁Vを「開」として、第1容器4、第2容器6、調味液添加管8、さらには散布用ノズル9内に洗浄水を流せば良い。このような管路の洗浄は、適宜の時期に行うことができる。洗浄水としては、単なる水であっても良いし、適宜の洗剤等を含む水であっても良く、洗浄水が洗剤等を含む場合には、別途、濯ぎ用の水を収容した濯ぎ水タンクを設けても良い。
本発明の調味液添加装置を上述のように動作させるプログラムは制御装置12の中の記憶装置に記憶されている。また、添加または散布すべき調味液の種類と量、順序等についての情報は、図示しない入力装置を介して、または、有線または無線の通信回線を介して、制御装置12に入力される。制御装置12には、上述したとおり、図示しない記憶装置が備えられており、その記憶装置には入力された調味液の種類と量、および順序についての情報が記憶されることになる。この記憶装置には、例えば、予め定められた顧客のコードや調味液コード或いは炊き上げご飯についてのコードと、添加または散布すべき調味液の種類や量との対応関係を記憶させておくことができ、顧客コードや炊き上げご飯コードを指定すると、制御装置12が自動的に添加または散布すべき調味液の種類と量を判断するようにしておくことができる。
また、後述するとおり、本発明の調味液添加装置を炊飯システムに組み込む場合には、制御装置12は、炊飯システムの制御装置と一体に構成しても良く、炊飯システムの制御装置において、炊き上げるご飯の種類と順序、またはそれに加えて顧客コードを指定すると、添加または散布すべき調味液の種類と量が自動的に設定されるようにしても良い。或いは、次々と搬送されてくる炊飯釜に接触ないしは非接触で読み取り可能なタグが付けられている場合には、そのタグに記録されている情報を読み取って、自動的に制御装置12に入力するようにしても良い。
次に、図3〜図10を用いて、本発明の調味液添加装置1を炊飯システムに組み込んだ例における動作について説明する。図3は、本発明の調味液添加装置1が待機状態にある状態を示すもので、便宜上、本発明の調味液添加装置1は、調味液添加管8と散布用ノズル9を含む一部だけが示されている。調味液添加管8と散布用ノズル9とは、飛散防止傘10とともに、調味液添加装置1の可動部分として、シリンダ13aを介して、移動枠14に対して上下方向に移動可能に取り付けられている。移動枠14には、蓋取り装置15が、同じくシリンダ13bを介して、上下方向に移動可能に取り付けられており、これら調味液添加装置1の可動部分と蓋取り装置15とが取り付けられている移動枠14は、シリンダ13cを介して、固定枠16に水平方向に移動可能に取り付けられている。17は液滴受けであり、散布用ノズル9や飛散防止傘10から滴り落ちる調味液があった場合に、これを受けるものである。18は炊飯システムの搬送装置、19は炊飯釜11の蓋である。
今、図3に示す状態で、炊飯釜11が搬送装置18によって図中左手から矢印で示すように搬送されてきて、蓋取り装置15の直下まで到達すると、炊飯システムの図示しない制御装置が動作して、炊飯釜11をその位置で停止させる。炊飯釜11が所定の停止位置で停止すると、蓋取り装置15のシリンダ13bが作動して、蓋取り装置15のチャック部分20を図中破線で示すとおり、炊飯釜11に向かって下降させ、チャック部分20によって蓋19を把持させる。チャック部分が蓋19を把持する機構については特段の制限はなく、磁力、負圧、或いは機械的な係合によって蓋19を把持するようにしても良い。
図4に示すとおり、チャック部分20が蓋19を把持すると、蓋取り装置15は元の位置にまで上昇する。次に、図5に示すとおり、シリンダ13cが作動して、移動枠14を水平方向に移動させ、調味液添加装置1の可動部分を、その直下に炊飯釜11が位置するように移動させる。このとき、蓋取り装置15も蓋を把持したまま同時に移動する。この状態でシリンダ13aが作動し、図6に示すとおり、調味液添加装置1の可動部分を下降させ、調味液添加装置1の可動部分が図6に示す位置まで下降すると、飛散防止傘10の下部の突出部10aは炊飯釜11の内側にはまり込み、鍔部10bは、炊飯釜11の開口部内側と突出部10aとの間隙を上から覆うことになる。続いて、調味液添加装置1のポンプPが作動して、散布用ノズル9から調味液が炊飯釜11内に霧状に散布される。散布用ノズル9の周囲は飛散防止傘10で囲まれ、飛散防止傘10の突出部10aは炊飯釜11の内部にはまり込んでおり、また、飛散防止傘10の鍔部10bは、炊飯釜11の開口部内側と突出部10aとの間の間隙を上から覆うように塞いでいるので、散布用ノズル9から散布される調味液が炊飯釜11の外部に飛散することはない。
散布が終了すると、シリンダ13aが作動して、図7に示すとおり、調味液添加装置1の可動部分は元の高さにまで上昇する。続いて、図8に示すとおり、シリンダ13cが作動して、移動枠14を図中右側方向に水平に移動させ、蓋取り装置15の直下に炊飯釜11が位置するように、蓋取り装置15を移動させる。このとき、調味液添加装置1の可動部分は、液滴受け17の上部に移動しているので、もしも調味液添加装置1の可動部分から調味液の液滴が滴り落ちたとしても、液滴受け17で受けられ、搬送装置18等の上に滴下することはない。
続いて、図9に示すように、シリンダ13bが作動して、蓋取り装置15を下降させ、炊飯釜11の所定位置に蓋19を戻し、蓋19を戻し終わると、蓋取り装置15は上昇する。蓋取り装置15が元の高さにまで上昇し終わると、図10に示すように、搬送装置18が動作を再開して、炊飯釜11を次の工程へと搬送する。炊飯釜11の搬送方向は図10に示す右方向には限られず、元来た方向である左方向に搬送するようにしても良い。
また、例えば、調味液添加装置1の可動部分が図10に示す位置にあるときに、洗浄水供給開閉弁Vを「開」として、洗浄水タンク2から洗浄水を第1容器4、第2容器6、さらには、調味液添加管8、および散布用ノズル9に流すことによって、調味液添加装置1の管路系を洗浄することができる。洗浄後の水は液滴受け17で受けられることになる。
なお、以上の説明では、炊飯釜11は上下方向には移動せず、調味液添加装置1の可動部分および蓋取り装置15が上下方向に移動したけれども、調味液添加装置1の可動部分および蓋取り装置15を移動させずに、炊飯釜11を上下方向に移動させても良い。また、以上の説明では、炊飯釜11は、最初に蓋取り装置15の直下まで搬送されると調味液の散布が終了するまでその位置に停止しており、調味液添加装置1の可動部分および蓋取り装置15が取り付けられた移動枠14が水平方向に移動したけれども、移動枠14を水平方向に移動させる代わりに、炊飯釜11を水平方向に移動させ、その都度、調味液添加装置1の可動部分、または蓋取り装置15の直下に位置させるようにしても良い。
調味液が添加または散布される炊飯釜11は、炊飯が終わり、炊き上がったご飯が内部に収容されている状態であっても良いし、炊飯前で、水と米とが収容されている状態であっても良い。
以上説明したように、本発明の調味液添加装置およびそれを用いる炊飯システムによれば、多種類の調味液の中から指定された調味液を選択して、指定された量だけ、炊飯前の米や炊飯後のご飯に添加ないしは散布することができるので、顧客の注文に応じて、極めて多品種のご飯を効率良く炊き上げることができる。この有用性は、例えば、調味液として酢液を用いる場合に顕著であり、用いる酢の種類、酢の濃度、味付け等が異なる多種類の酢液を使い分けることによって、顧客ごとに或いは寿司の種類ごとに異なる酢飯を炊き上げ、提供することが可能である。このようにきめ細かに仕様の異なるご飯を効率良く炊き上げる技術は従来存在せず、本発明の産業上の利用可能性には実に多大のものがある。
本発明の調味液添加装置の一例を示す概念図である。 本発明の調味液添加装置の動作の一例の時間的順序を示す図である。 本発明の調味液添加装置を備えた炊飯システムの動作の説明図である。 本発明の調味液添加装置を備えた炊飯システムの動作の説明図である。 本発明の調味液添加装置を備えた炊飯システムの動作の説明図である。 本発明の調味液添加装置を備えた炊飯システムの動作の説明図である。 本発明の調味液添加装置を備えた炊飯システムの動作の説明図である。 本発明の調味液添加装置を備えた炊飯システムの動作の説明図である。 本発明の調味液添加装置を備えた炊飯システムの動作の説明図である。 本発明の調味液添加装置を備えた炊飯システムの動作の説明図である。
符号の説明
1 調味液添加装置
〜2 調味液タンク
洗浄水タンク
〜3 調味液供給管
4 第1容器
5、7 出口開口
6 第2容器
8 調味液添加管
9 散布用ノズル
10 飛散防止傘
10a 突出部
10b 鍔部
11 炊飯釜
12 制御装置
13a、13b、13c シリンダ
14 移動枠
15 蓋取り装置
16 固定枠
17 液滴受け
18 搬送装置
19 蓋
20 チャック
〜V 調味液供給開閉弁
洗浄水供給開閉弁
V−I 第1出口開閉弁
V−II 第2出口開閉弁
V−III 第3出口開閉弁
W 重量計

Claims (9)

  1. 複数本の調味液供給管であって、それぞれ異なる調味液源に接続される一方端と、それぞれ調味液供給開閉弁を介していずれも第1容器に開口する他方端とを有する複数本の調味液供給管と;複数本の調味液供給管の上記他方端から供給される調味液を受け入れる入口開口と、第2容器に開口する出口開口とを有し、出口開口には第1出口開閉弁が設けられている第1容器と;第1容器の出口開口から供給される調味液を受け入れる入口開口と、受け入れた調味液を調味液添加管に送出する出口開口とを有し、出口開口には第2出口開閉弁が設けられている第2容器と;第2容器の出口開口から送出された調味液を受け入れて対象物に添加する調味液添加管と;調味液供給管から第1容器に供給される調味液の量が設定された量に達したことを検知する調味液供給量検知手段と;調味液供給開閉弁、第1出口開閉弁、および第2出口開閉弁の開閉を制御する制御装置とを備えており、制御装置が、第1出口開閉弁が閉の状態で、複数の調味液供給開閉弁のうちの少なくとも1つを開とし、第1容器に供給される調味液の量が設定された量に達したことが調味液供給量検知手段によって検知されると開状態にあった調味液供給開閉弁を閉とし、次に、第1出口開閉弁を開として、第1容器に供給された設定された量の調味液を第2容器に移動させ、調味液の添加時に、第2出口開閉弁を開として、第2容器に移動した調味液を調味液添加管へと送出するように各開閉弁の開閉を制御するプログラムを備えている調味液添加装置。
  2. 調味液供給量検知手段が、第1容器の重量を計測する手段と、その計測された重量と設定された重量とを比較する手段とを有し、両者が一致したときに、調味液の供給量が設定された量に達したと検知する手段である請求項1記載の調味液添加装置。
  3. 調味液供給量検知手段が、調味液供給開閉弁の開時間を計測する手段と、その計測された開時間と設定された時間とを比較する手段とを有し、両者が一致したときに、調味液の供給量が設定された量に達したと検知する手段である請求項1記載の調味液添加装置。
  4. 調味液添加管が先端部に散布用ノズルを備えている請求項1〜3のいずれかに記載の調味液添加装置。
  5. 散布用ノズルの散布口周辺を覆うように、円錐状または角錐状に広がる飛散防止傘を備えており、その飛散防止傘が、その先端部に、内部に調味液が散布される容器の開口部にはまり込む突出部と、当該突出部と上記容器の開口部との間隙を覆う鍔部とを備えている請求項4記載の調味液添加装置。
  6. 調味液が酢液である請求項1〜5のいずれかに記載の調味液添加装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の調味液添加装置を備えた炊飯システム。
  8. 炊飯システムが、複数の炊飯釜を炊飯釜搬送装置によって順次移動させながら炊飯を行うものであり、炊飯釜と調味液添加装置の調味液添加管とを相対的に移動させて、炊飯釜を調味液添加管の下の位置に停止させる手段を備えている請求項7記載の炊飯システム。
  9. 先端部に、内部に調味液が散布される容器の開口部にはまり込む突出部と、当該突出部と上記容器の開口部との間隙を覆う鍔部とを備えている調味液散布用の飛散防止傘。
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