JP2008124813A - 中継装置及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】二つのネットワーク間のゲートウェイ機能を有する中継装置を、複数備える通信システムにおいて、ブロードキャストパケットの無限ループの発生を防止する中継装置及び通信方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る中継装置は、第1のネットワークと第2のネットワークと接続し、一方のネットワークからブロードキャストで送信されたパケットを受信すると共に、他方のネットワークにブロードキャストでパケットを転送する中継装置であって、転送されるパケットは、制御情報が引き継がれずに転送されており、第1のネットワーク又は第2のネットワークからブロードキャストで送信されたパケットを受信する通信部と、第2のネットワークから受信したパケットの送信元が第1のネットワークであるか否かを判定する判定部と、送信元が第1のネットワークであると判定された場合、受信したパケットの転送を停止する転送制御部とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、少なくとも二つのネットワークと接続し、一方のネットワークからブロードキャストで送信されたパケットを受信すると共に、他方のネットワークにブロードキャストで当該パケットを転送する中継装置及び通信方法に関する。
従来、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11sにおいて、複数の無線LAN(Local Area Network)アクセスポイントが、互いに無線を用いてメッシュ型に接続し、無線LANメッシュネットワークとして構成する通信システムの標準化が進められている。当該通信システムでは、柔軟でかつ簡易に無線LANのカバレッジエリアの拡張が可能となる。
また、無線LANメッシュネットワークと他のLANと中継装置とを備えた構成の通信システムも提案されている。具体的に、かかる通信システムが、無線LANメッシュネットワーク内での無線LANアクセスポイント間のパケット中継機能に、例えば、有線LAN等の外部のLANとのゲートウェイ機能を追加した中継装置(ゲートウェイ)を備えることで、無線LANメッシュネットワークと有線LANとを接続する構成も可能である。また、近年では、上述した中継装置を複数備え、当該中継装置ごとの通信経路の状態に応じて、最適な中継装置を選択する構成の通信システムも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、無線LANメッシュネットワークでは、例えば、ブロードキャストで送信されたパケットが、無限ループを起こしてしまうという問題がある。このような問題を回避するため、例えば、IEEE802.11sでは、シーケンス番号とTTL(Time To Live)との二つの情報を管理するメッシュ転送制御フィールドを、IEEE802.11で規定されているフォーマットのフレームヘッダに新たに追加させている。なお、上述したTTLは、転送範囲を制限するために用いられる情報である。
特開2005−236767号公報
しかしながら、無線LANメッシュネットワークと、外部の有線LANと、複数の中継装置とを備える通信システムでは、無線LANメッシュネットワークのフレームフォーマット(IEEE802.11sに準拠したフォーマット)と、外部の有線LANのフレームフォーマット(IEEE802.3に準拠したフォーマット)とが異なるため、ブロードキャストで送信されたパケット(以下、ブロードキャストパケット)の無限ループが発生するという問題がある。
具体的に、上述した通信システムにおいて、各中継装置は、無線LANメッシュネットワーク内で送信されたブロードキャストパケットを受信した場合、有線LANに向けて転送する。この時、各中継装置は、無線LANメッシュネットワーク内で無限ループを回避するために追加されているメッシュ転送制御フィールドを取り除いて転送してしまう。つまり、転送範囲を制限するために用いられるTTLが引き継がれずに転送されてしまう。そして、各中継装置は、他の中継装置から送信された当該ブロードキャストパケットを有線LANから受信すると、無線LANメッシュネットワークに向けて転送する。この時、各中継装置は、別の新たなメッシュ転送制御フィールドを作成し、フレームヘッダに追加して転送する。
そして、各中継装置は、他の中継装置から送信されたブロードキャストパケットを無線LANメッシュネットワークから受信すると、当該ブロードキャストパケットを既に受信したにもかかわらず、別の新たなブロードキャストパケットだと判断し、有線LANへ向けて再度転送してしまう。このように、上述した通信システムでは、無線LANメッシュネットワークと有線LANとの間で転送されるブロードキャストパケットは、転送範囲を制限するために用いられるTTLが引き継がれずに転送されるため、複数の中継装置によって、ブロードキャストパケットを繰り返し転送する無限ループが発生してしまう。
そこで、本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、少なくとも二つのネットワークに接続して、当該二つのネットワーク間のゲートウェイ機能を有する中継装置を、複数備える通信システムにおいて、ブロードキャストパケットの無限ループの発生を防止する中継装置及び通信方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴は、第1のネットワーク(無線LANメッシュネットワーク50)と第2のネットワーク(有線LAN40)と接続し、一方のネットワークからブロードキャストで送信されたパケットを受信すると共に、他方のネットワークにブロードキャストで前記パケットを転送する中継装置(MPP30)であって、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとの間で転送される前記パケットは、転送範囲を制限するために用いられる制御情報(例えば、シーケンス番号及びTTL)が引き継がれずに転送されており、前記第1のネットワーク又は前記第2のネットワークからブロードキャストで送信された前記パケットを受信する通信部(無線通信部31又は有線通信部32)と、前記通信部によって前記第2のネットワークから受信した前記パケットの送信元が前記第1のネットワークであるか否かを判定する判定部(判定部34)と、前記判定部によって前記パケットの送信元が前記第1のネットワークであると判定された場合、受信した前記パケットの転送を停止する転送制御部(転送制御部35)とを備えることを要旨とするものである。
かかる特徴によれば、中継装置は、第1のネットワークと第2のネットワークとの間において、ブロードキャストで転送されるパケットの転送範囲を制限するために用いられる制御情報が引き継がれずに転送されていても、第2のネットワークから受信したパケットの送信元が第1のネットワークである場合、当該パケットの転送を停止する。
つまり、中継装置は、第1のネットワークを送信元とするパケットを、例えば、他の中継装置によって第2のネットワークにブロードキャストされた場合であっても、第2のネットワークから受信したパケットの送信元が第1のネットワークであれば、当該パケットを第1のネットワークへの転送を停止するので、無限ループの発生を防止することができる。
よって、少なくとも二つのネットワークに接続して当該二つのネットワーク間のゲートウェイ機能を有する中継装置を、複数備える通信システムにおいて、ブロードキャストパケットの無限ループの発生を防止することができる。
本発明の第2の特徴は、第1の特徴に係り、前記判定部は、前記通信部によって前記第1のネットワークから受信した前記パケットの送信元が前記第1のネットワークであるか否かを判定し、前記転送制御部は、前記判定部によって前記パケットの送信元が前記第1のネットワークでないと判定された場合、受信した前記パケットの転送を停止することを要旨とするものである。
かかる特徴によれば、中継装置は、第1のネットワークから受信したパケットの送信元が第1のネットワークでない場合、当該パケットの転送を停止する。つまり、中継装置は、第2のネットワークを送信元とするパケットを、例えば、他の中継装置によって第1のネットワークにブロードキャストされた場合であっても、第1のネットワークから受信したパケットの送信元が第1のネットワークでなければ、当該パケットを第2のネットワークへの転送を停止するので、無限ループの発生を防止することができる。
本発明の第3の特徴は、第1のネットワークと第2のネットワークと接続し、一方のネットワークからブロードキャストで送信されたパケットを受信すると共に、他方のネットワークにブロードキャストで前記パケットを転送する中継装置における通信方法であって、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとの間で転送される前記パケットは、転送範囲を制限するために用いられる制御情報が引き継がれずに転送されており、前記第1のネットワーク又は前記第2のネットワークからブロードキャストで送信された前記パケットを受信する受信ステップと、前記受信ステップによって前記第2のネットワークから受信した前記パケットの送信元が前記第1のネットワークであるか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップによって前記パケットの送信元が前記第1のネットワークであると判定された場合、受信した前記パケットの転送を停止する停止ステップとを備えることを要旨とするものである。
本発明によると、少なくとも二つのネットワークに接続し、当該二つのネットワーク間のゲートウェイ機能を有する中継装置を、複数備える通信システムにおいて、ブロードキャストパケットの無限ループの発生を防止することができる中継装置及び通信方法を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。
(通信システムの構成)
図1は、本発明の実施形態に係る通信システム1の構成を示す概略図である。図1に示すように、本実施形態に係る通信システム1は、複数の無線端末(Station)10a乃至10bと、複数の無線LANアクセスポイント(MAP:Mesh Access Point)20a乃至20dと、複数の中継装置(MPP:Mesh Point collocated with a mesh Portal)30a乃至30bと、有線LAN(第2のネットワーク)40と、有線LAN40に接続されている有線端末(LAN_STA)100とを備える。なお、本実施形態において、無線端末10をSTA10として適宜説明する。また、本実施形態において、無線LANアクセスポイント20は、MAP20として適宜説明する。また、本実施形態において、中継装置30は、MPP30として適宜説明する。また、MAP20とMPP30とは、互いに無線通信を実行しており、無線LANメッシュネットワーク(第1のネットワーク)50を構成している。
STA10は、MAP20との間で無線LAN等の無線通信により接続可能である。STA10は、無線LANメッシュネットワーク50を介して、有線LAN40、及び有線端末100と接続することも可能である。また、STA10は、有線LAN40、及び有線端末100と接続する際、ゲートウェイとして一つのMPP30を選択するように構成されている。なお、本実施形態において、STA10は、携帯電話機、PDA(Personal Degital Assistant)、ノート型コンピュータなどのモバイル機器を想定している。
MAP20は、他のMAP20との間で、メッシュ型に相互に無線通信を実行するように接続されている。また、MAP20はSTA10のアクセスポイントとして機能する。
MPP30は、一部のMAP20(例えば、MAP20c及びMAPd)と無線通信によって接続される。また、MPP30は、ゲートウェイ機能を有しており、無線LANメッシュネットワーク50と有線LAN40とを接続する。
MPP30は、無線LANメッシュネットワーク50と有線LAN40との間において、一方のネットワーク(例えば、無線LANメッシュネットワーク50)からブロードキャストで送信されたパケットを受信すると共に、受信したパケットを他方のネットワーク(例えば、有線LAN40)にブロードキャストで転送する。なお、これらの有線LAN40と接続する無線LANメッシュネットワーク50では、データリンク層(レイヤ2)でのパケット転送を行うネットワークが構築されている。また、MPP30は、有線LAN40を介して、有線端末100と接続する。
(フレームフォーマット)
上述した構成の通信システム1内において、送受信されるパケットのフレームフォーマットについて図2乃至4を参照して説明する。
図2には、STA10からMAP20へ送信されるパケットのフレームフォーマットが示されている。なお、当該フレームフォーマットは、IEEE802.11で規定されている。図2に示すように、当該パケットには、送信データが格納されるペイロードと、フレームヘッダが含まれている。また、フレームヘッダには、接続する無線LANセルの識別子であり、アクセスポイントのMAC(Media Access Control)アドレスを示すBSSIDと、送信元のMACアドレスと、宛先のMACアドレスとが含まれている。なお、本実施形態において、上述した送信元は、パケットの送信を開始した通信端末(例えば、STA10や、有線端末100)を示す。
また、図3には、無線LANメッシュネットワーク50内で転送されるパケットのフレームフォーマットが示されている。なお、当該フレームフォーマットは、IEEE802.11sで規定されている。図3に示すように、当該パケットには、送信データが格納されるペイロードと、フレームヘッダが含まれている。また、フレームヘッダには、受信時における受信者のMACアドレスと、直前の送信者のMACアドレスと、宛先のMACアドレスと、送信元のMACアドレスと、メッシュ転送制御フィールドとが含まれている。なお、メッシュ転送制御フィールドには、無線LANメッシュネットワーク50内において、パケットの無線ループの発生を回避するため、シーケンス番号と、TTL(Time To Live)とが含まれている。なお、本実施形態において、シーケンス番号及びTTLは、転送範囲を制限するために用いられる制御情報を示す。つまり、メッシュ転送制御フィールドには、制御情報が含まれている。
また、図4には、有線LAN40において転送されるパケットのフォーマットが示されている。なお、当該フレームフォーマットは、IEEE802.3で規定されている。図4に示すように、当該パケットには、送信データが格納されるペイロードと、フレームヘッダとが含まれている。また、フレームヘッダには、宛先のMACアドレスと、送信元のMACアドレスとが含まれている。
(ブロードキャストで送信されるパケットによる無限ループの発生)
図5乃至10を参照し、上述した通信システム1において、ブロードキャストで送信されるパケットによって発生する無線ループについて、一例を挙げて説明する。
図5に示すように、例えば、通信システム1は、有線LAN40と、有線LAN40に接続するMPP30a乃至30bと、MPP30a乃至30bと無線通信を実行するMAP20と、当該MAP20と無線通信を実行するSTA10とを備えることとする。なお、MPP30a乃至30bとMAP20とによって、無線LANメッシュネットワーク50が構成されることとする。
次に、図6を参照し、通信システム1が、無線LANメッシュネットワーク50と、有線LAN40との間において、上述したフレームフォーマットの異なるパケットをブロードキャストで転送する際に発生する無限ループの動作について説明する。図6には、通信システム1において無限ループが発生する際のシーケンス図が示されている。なお、ここでは、STA10、MAP20、MPP30a及びMPP30bのMACアドレスをそれぞれa、b、c、dとして説明する。また、ブロードキャストで転送されるパケットを、ブロードキャストパケットとして説明する。
ステップS101において、STA10は、ブロードキャストパケットを送信し、MAP20が当該ブロードキャストパケットを受信する。なお、当該ブロードキャストパケットには、ペイロード“P”が含まれている。
ステップS102において、MAP20は、受信したブロードキャストパケットを無線LANメッシュネットワーク50内へ転送し、例えば、MPP30a及びMPP30bが、当該ブロードキャストパケットを受信する。なお、この時転送されたブロードキャストパケットのフレームヘッダには、受信者のMACアドレスであり、ブロードキャストパケットであることを示す“FF”と、送信者のMACアドレスを示す“b”と、宛先のMACアドレスであり、ブロードキャストパケットであることを示す“FF”と、送信元のMACアドレスを示す“a”と、シーケンス番号である“seq_b1”と、TTLを示す“ttl_b”とが含まれている。
ステップS103乃至ステップS104において、MPP30a及びMPP30bは、受信したブロードキャストパケットを、有線LAN40へ転送する。この時、MPP30a及びMPP30bは、有線LAN40を介して、当該ブロードキャストパケットを互いに転送すると共に、互いに受信する。また、有線LAN40を介して転送されたブロードキャストパケットのフレームヘッダには、メッシュ転送制御フィールドが含まれていない。つまり、シーケンス番号である“seq_b1”と、TTLを示す“ttl_b”とが含まれていないため、無線LANメッシュネットワーク50と有線LAN40との間で転送されるブロードキャストパケットは、転送範囲を制限するために用いられるTTLが引き継がれずに転送される。
ステップS105において、MPP30bは、有線LAN40を介して、MPP30aから受信したブロードキャストパケットに対して、新たに作成したメッシュ転送制御フィールドを含めて、MAP20へ転送する。なお、当該メッシュ転送制御フィールドには、シーケンス番号である“seq_d1”と、TTLを示す“ttl_d”とが含まれている。
ステップS106において、MPP30aは、有線LAN40を介して、MPP30bから受信したブロードキャストパケットに対して、新たに作成したメッシュ転送制御フィールドを含めて、MAP20へ転送する。なお、当該メッシュ転送制御フィールドには、シーケンス番号である“seq_c1”と、TTLを示す“ttl_c”とが含まれている。
ステップS107において、MAP20は、ステップS105で受信したブロードキャストパケットを、無線LANメッシュネットワーク50内に転送する。この時、MAP20は、メッシュ転送制御フィールドに含まれているTTL“ttl_d”を1つ減算した“ttl_d−1”を含むブロードキャストパケットを、MPP30aに転送する。つまり、MAP20は、受信したブロードキャストパケットを一度転送したブロードキャストパケットとして判断せず、再びMPP30aに転送する。
ステップS108においても、MAP20は、ステップS106で受信したブロードキャストパケットに対して、メッシュ転送制御フィールドに含まれているTTL“ttl_c”を1つ減算した“ttl_c−1”を含むブロードキャストパケットを、一度転送したブロードキャストパケットとして判断せず、再びMPP30bに転送する。
ステップS109乃至S110において、MPP30a及びMPP30bは、上述したステップS103乃至S104と同じように、受信したブロードキャストパケットを、有線LAN40へ転送する。この結果、MAP20と、MPP30a及びMPP30bとの間において、上述したステップS105乃至ステップS108の動作が繰り返し実行され、無限ループが発生する。
(MPPの構成)
次に、図7乃至8を参照してMPP30の構成について説明する。また、以下、本発明との関連がある部分について主に説明する。したがって、MPP30は、ゲートウェイ機能を有する中継装置としての機能を実現する上で必須な、図示しない或いは説明を省略した機能ブロック(電源部など)を備える場合があることに留意されたい。
図7には、本実施形態に係るMPP30の構成を示すブロック図が示されている。図7に示すように、MPP30は、無線通信部31と、有線通信部32と、記憶部33と、判定部34と、転送制御部35と、管理部36とを備える。
無線通信部31は、無線LANメッシュネットワーク50内における一部のMAP20と無線通信(無線リンク)を実行する。有線通信部32は、無線LANメッシュネットワーク50の外部の有線LAN40と接続し、有線通信を実行する。なお、本実施形態では、無線通信部31と有線通信部32とによって、無線LANメッシュネットワーク50又は有線LAN40からブロードキャストで送信されたブロードキャストパケットを受信する通信部39が構成される。
記憶部33は、無線LANメッシュネットワーク50と接続するSTA10の端末情報を記憶する。なお、当該端末情報については、詳細を後述する(図9参照)。
判定部34は、無線通信部31又は有線通信部32で受信されたブロードキャストパケットを転送するか否かを判定する。具体的に、判定部34は、無線通信部31又は有線通信部32において、ブロードキャストで送信されたパケットを受信すると、当該パケットが、無線LANメッシュネットワーク50又は有線LAN40から送信されたかを判定する。なお、判定部34は、当該パケットが無線通信部31で受信された場合、無線LANメッシュネットワーク50から送信されたと判定し、有線通信部32で受信された場合、有線LAN40から送信されたと判定する。
また、判定部34は、受信したパケットが有線LAN40から送信されたと判定した場合、判定部34は、有線通信部32によって有線LAN40から受信したブロードキャストパケットの送信元(ソース)が無線LANメッシュネットワーク50であるか否かを判定する。具体的に、判定部34は、記憶部33に備えられている端末登録テーブル(後述)を参照し、受信したブロードキャストパケットに含まれている送信元のMACアドレスと、端末登録テーブルに記憶されているMACアドレスとに基づいて、当該ブローキャストパケットの送信元が、無線LANメッシュネットワーク50に接続されているSTA10であるか否かを判定する。
また、判定部34は、受信したブロードキャストパケットが無線LANメッシュネットワーク50から送信されたと判定した場合、無線LANメッシュネットワーク50から受信したブロードキャストパケットの送信元(ソース)が無線LANメッシュネットワーク50であるか否かを判定する。具体的に、判定部34は、記憶部33に備えられている端末登録テーブル(後述)を参照し、受信したブロードキャストパケットに含まれている送信元のMACアドレスと、端末登録テーブルに記憶されているMACアドレスとに基づいて、当該ブローキャストパケットの送信元が、無線LANメッシュネットワーク50に接続されているSTA10であるか否かを判定する。
そして、判定部34は、送信元が無線LANメッシュネットワーク50に接続されているSTA10であると判定した場合、当該送信元のSTA10が、自MPP30をゲートウェイとして設定しているか否かを判定する。具体的に、判定部34は、記憶部33に備えられている端末登録テーブル(後述)を参照し、受信したブロードキャストパケットに含まれている送信元のSTA10のMACアドレスと、端末登録テーブルに記憶されているMACアドレスに対応して記憶されている自チルドレン情報とに基づいて、送信元のSTA10が、自MPP30をゲートウェイとして設定しているか否かを判定する。また、判定部34は、上述した判定結果を転送制御部35へ通知する。
転送制御部35は、判定部34における判定結果に基づいて、無線通信部31及び有線通信部32によって受信されたパケットを所望の宛先に転送する。具体的に、転送制御部35は、判定部34によって、有線LAN40から受信したブロードキャストパケットの送信元が無線LANメッシュネットワーク50であると判定された場合、受信したブロードキャストパケットの転送を停止する。
また、転送制御部35は、判定部34によって、有線LAN40から受信したブロードキャストパケットの送信元が無線LANメッシュネットワーク50でないと判定された場合、受信したブロードキャストパケットを、無線通信部31及び有線通信部32を介して、無線LANメッシュネットワーク50及び有線LAN40へブロードキャストで転送する。
また、転送制御部35は、判定部34によって、無線LANメッシュネットワーク50から受信したブロードキャストパケットの送信元が無線LANメッシュネットワーク50でないと判定された場合、受信したブロードキャストパケットの転送を停止する。
また、転送制御部35は、判定部34によって、無線LANメッシュネットワーク50から受信したブロードキャストパケットの送信元が無線LANメッシュネットワーク50であると判定され、かつ送信元が、自MPP30(自中継装置)をゲートウェイとして設定しているSTA10であると判定された場合、受信したブロードキャストパケットを、無線通信部31及び有線通信部32を介して、無線LANメッシュネットワーク50及び有線LAN40へブロードキャストで転送する。
また、転送制御部35は、判定部34によって、無線LANメッシュネットワーク50から受信したブロードキャストパケットの送信元が無線LANメッシュネットワーク50であると判定され、かつ送信元が、自MPP30(自中継装置)をゲートウェイとして設定していないと判定された場合、受信したブロードキャストパケットを、無線LANメッシュネットワーク50へブロードキャストで転送する。
管理部36は、MPP30内の各種機能を制御する。また、管理部36は、STA10が外部の有線LAN40と接続するためのゲートウェイとして一つのMPP30を選択する際、STA10と選択されたMPP30とを対応付けて記憶部33に記憶する。また、通信システム1が、複数のMPP30を備える場合、各MPP30に備えられている管理部36は、互いに、記憶部33に記憶されている情報を交換する。
次に、MPP30のハードウエア構成について説明する。図8は、MPP30のハードウエア構成を示すブロック図である。図8に示すように、MPP30では、物理的に、情報処理装置であるCPU301と、記憶装置であるROM302及びRAM303と、他の装置と無線通信を行う無線通信モジュール304と、他の装置と有線通信を行う有線通信モジュール305とを備えている。
(端末登録テーブル)
次に、図9を参照し、記憶部33に備えられている端末登録テーブル351の構成について説明する。図9には、端末登録テーブル351の一例が示されている。
端末登録テーブル351は、無線LANメッシュネットワーク50と接続するSTA10の端末情報を記憶する。具体的に、端末登録テーブル351は、STA10を識別する「STA_ID」と、「STA_ID」に対応するSTA10の「MACアドレス」と、「STA_ID」に対応するSTA10が自MPP30をゲートウェイとして選択しているか否かを示す「自チルドレン情報」(“YES”又は“No”)と、上記情報の更新時刻を示す「タイムスタンプ」とを対応付けて記憶する。なお、端末登録テーブル351に記憶される各種情報は、上述した管理部36によって記憶される。また、通信システム1において、各MPP30に備えられている管理部36は、互いに、記憶部33の端末登録テーブル351に記憶されている情報を交換する。したがって、端末登録テーブル351には、無線LANメッシュネットワーク50に接続する全てのSTA10に関する端末情報が記憶されている。
(MPPにおけるブロードキャストパケットの転送制御動作)
次に、本実施形態に係るMPP30の動作について、図10を参照して説明する。具体的に、通信システム1において、ブロードキャストパケットの無限ループの発生を回避するために、MPP30によって実行されるブロードキャストパケットの転送制御動作について説明する。図10には、本実施形態に係るMPP30の動作を示すフローチャートが示されている。
まず、ステップS201において、MPP30は、有線LAN40、又は、無線LANメッシュネットワーク50のMAP20から、ブロードキャストパケットを受信する。
ステップS202において、MPP30は、受信したブロードキャストパケットが重複するパケットか否かを判定する。具体的に、MPP30は、パケットのフレームヘッダに含まれている送信元のMACアドレスと、宛先のMACアドレスと、シーケンス番号とのタプルをチェックする。また、MPP30は、ブロードキャストパケットが重複するパケットでないと判定した場合、ステップS203の動作を行い、重複するパケットであると判定した場合、ステップS207の動作を行う。
ステップS203において、MPP30は、受信したブロードキャストパケットが無線LANメッシュネットワーク50から受信したパケットか否かを判定する。具体的に、MPP30は、受信したブロードキャストパケットが無線通信部31で受信したか否かを判定する。また、MPP30は、無線通信部31で受信した、すなわち無線LANメッシュネットワーク50から受信したと判定した場合、ステップS204の動作を行う。また、MPP30は、無線通信部31で受信していないと判定した場合、すなわち有線通信部32で有線LAN40から受信したと判定した場合、ステップS206の動作を行う。
ステップS204において、MPP30は、受信したパケットのソースアドレス、すなわち送信元のMACアドレスが、無線LANメッシュネットワーク50に接続するSTA10のアドレスであるか否かを判定する。具体的に、MPP30は、端末登録テーブル351を参照し、パケットのフレームヘッダに含まれている送信元のMACアドレスが、端末登録テーブル351にSTA10の「MACアドレス」として記憶されているか否かを判定する。また、MPP30は、送信元のMACアドレスが、端末登録テーブル351に記憶されていると判定した場合、S205の動作を行う。また、MPP30は、送信元のMACアドレスが、端末登録テーブル351に記憶されていないと判定した場合、ステップS207の動作を行う。
つまり、MPP30では、送信元が、外部の有線LAN40に接続される有線端末100であり、一度MPP30を介して、無線LANメッシュネットワーク50へ転送され、再びMPP30で受信したパケットを、外部の有線LAN40へ転送せずに破棄する(ステップS207)。
ステップS205において、MPP30は、受信したパケットに含まれている送信元のMACアドレス、すなわち送信元のSTA10のMACアドレスに基づいて、自MPP30のゲートウェイとして設定しているチルドレンのSTA10であるか否かを判定する。具体的に、MPP30は、端末登録テーブル351を参照し、端末登録テーブル351において、パケットのフレームヘッダに含まれている送信元のMACアドレスと対応付けて記憶されている「自チルドレン情報」が“Yes”であるか否かを判定する。すなわちパケットの送信元となるSTA10が自チルドレンであるか否か判定する。
また、MPP30は、「自チルドレン情報」が“Yes”であると判定した場合、ステップS208の動作を行う。つまり、MPP30は、受信したパケットを全てのLAN、すなわち外部の有線LAN40と無線LANメッシュネットワーク50とへ転送する(ステップS208)。
また、MPP30は、「自チルドレン情報」が“No”であると判定した場合、すなわちパケットの送信元となるSTA10が自チルドレンでないと判定した場合、ステップS209の動作を行う。つまり、MPP30は、受信したパケットを無線LANメッシュネットワーク50のみに転送する(ステップS209)。
ステップS206において、MPP30は、受信したパケットのソースアドレス、すなわち送信元のMACアドレスが、無線LANメッシュネットワーク50に接続するSTA10のMACアドレスであるか否かを判定する。具体的に、MPP30は、端末登録テーブル351を参照し、パケットのフレームヘッダに含まれている送信元のMACアドレスが、端末登録テーブル351において、STA10のMACアドレスとして記憶されているか否かを判定する。また、MPP30は、送信元のMACアドレスが、端末登録テーブル351に記憶されていると判定した場合、S207の動作を行う。
つまり、MPP30では、送信元が、無線LANメッシュネットワーク50に接続されるSTA10であり、一度MPP30を介して、有線LAN40へ転送し、後に、有線LAN40から再び受信したパケットは、無線LANメッシュネットワーク50へ転送せずに破棄する(ステップS207)。
また、MPP30は、送信元のMACアドレスが、端末登録テーブル351に記憶されていないと判定した場合、ステップS208の動作を行う。つまり、MPP30では、送信元が外部の有線LAN40に接続される有線端末100であり、有線LAN40から受信したパケットは、外部の有線LAN40と無線LANメッシュネットワーク50とへ転送する(ステップS208)。
ステップS207において、MPP30は、受信したパケットを破棄する。つまり、MPP30は、受信したパケットの転送を停止する。
ステップS208において、MPP30は、受信したパケットを、外部の有線LAN40と無線LANメッシュネットワーク50とへ転送する
ステップS209において、MPP30は、受信したパケットを無線LANメッシュネットワーク50のみに転送する。
(作用及び効果)
以上説明したように、MPP30は、受信したブロードキャストの適切な転送制御を実行することで、ブロードキャストパケットの無限ループを回避することが可能になる。
具体的に、STA10が、例えば、MPP30aをゲートウェイとして選択した場合(MPP30aのチルドレンとなった場合)、MPP30aは、図6に示すように、ステップS102において、ブロードキャストパケットを受信した際、図10のステップS205に示すように、STA10が自チルドレンであると判断して、有線LAN40へブロードキャストパケットを転送する(ステップS208、又は、ステップS103)。
また、かかる場合、MPP30bは、ステップS102において、ブロードキャストパケットを受信した際、図10のステップS205に示すように、STA10が自チルドレンでないと判断して、無線LANメッシュネットワーク50へブロードキャストパケットを転送するが、有線LAN40へは転送しない(ステップS209)。
したがって、MPP30bは、図6に示すように、ステップS104において行っていたブロードキャストパケットの転送を行わない。また、MPP30bでは、ステップS104の動作が行われないため、ステップS106、ステップS108、及びステップS110のブロードキャストパケットの転送も行われなくなり、無限ループの発生が防止される。
また、MPP30bは、図6に示すように、ステップS103において、ブロードキャストパケットを受信した際、図10のステップS206に示すように、有線LAN40から受信し、かつ送信元がSTA10であると判断し、当該ブロードキャストパケットを破棄する。
したがって、MPP30bは、図6に示すステップS105において行っていたブロードキャストの転送を行わない。MPP30bでは、ステップS105の動作が行われなくなるため、ステップS107及びステップS109のブロードキャストパケットの転送も行われなくなり、無限ループの発生が防止できる。
このように、本実施形態に係る通信システム1によれば、少なくとも二つのネットワークに接続し、当該二つのネットワーク間のゲートウェイ機能を有するMPP30を複数備える場合、ブロードキャストパケットの無限ループの発生を防止する。
<その他の実施の形態>
本発明は上記の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上述した実施形態では、MPP30は、ゲートウェイ機能を備え、一部のMAP20と無線通信によって接続されると共に、有線LAN40と接続するように構成されていたが、これに限定されるものではない。具体的に、MPP30は、ゲートウェイ機能を備え、二つの有線ネットワーク、又は、二つの無線ネットワークと接続するように構成することも可能である。また、MPP30は、接続するネットワークは二つに限定するものではなく、更に多くのネットワークと接続するように構成されていてもよい。
また、上述した実施形態では、MPP30は、図10に示すステップS209において、ブロードキャストパケットを無線LANメッシュネットワーク50のみにブロードキャストで転送するように構成されていたが、当該ブロードキャストパケットは破棄(転送を停止)するように構成されていてもよい。かかる構成によれば、無線LANメッシュネットワーク50内において、既にブロードキャストで送信されているパケットを更に転送することなく、無線LANメッシュネットワーク50の通信負荷を低減できる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
実施形態に係る通信システムの構成の一例を示す概念図である。 実施形態に係る無線LANおいて、IEEE802.11に準拠したパケットのフレームフォーマットを示す図である。 実施形態に係る無線LANメッシュネットワークおいて、IEEE802.11sに準拠したパケットのフレームフォーマットを示す図である。 実施形態に係る有線LANおいて、IEEE802.3に準拠したパケットのフレームフォーマットを示す図である。 実施形態に係る通信システムの構成の一例を示す概念図である。 実施形態に係る通信システムにおいて、無限ループが発生する際の動作を示すシーケンス図である。 実施形態に係るMPP(中継装置)の構成を示す機能ブロック図である。 実施形態に係るMPP(中継装置)のハードウエア構成を示す概略図である。 実施形態に係る端末登録テーブルを示す図である。 実施形態に係るMPP(中継装置)の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…通信システム、10…STA(無線端末)、10a〜10b…STA(無線端末)、20…MAP(無線LANアクセスポイント)、20a〜20d…MAP(無線LANアクセスポイント)、30…MPP(中継装置)、30a〜30b…MMP(中継装置)、31…無線通信部、32…有線通信部、33…記憶部、34…判定部、35…転送制御部、36…管理部、39…通信部、40…有線LAN、50…無線LANメッシュネットワーク、100…有線端末、351…端末登録テーブル、301…CPU、302…ROM、303…RAM、304…無線通信モジュール、305…有線通信モジュール、S101〜S110…ステップ、S201〜S209…ステップ、

Claims (3)

  1. 第1のネットワークと第2のネットワークと接続し、一方のネットワークからブロードキャストで送信されたパケットを受信すると共に、他方のネットワークにブロードキャストで前記パケットを転送する中継装置であって、
    前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとの間で転送される前記パケットは、転送範囲を制限するために用いられる制御情報が引き継がれずに転送されており、
    前記第1のネットワーク又は前記第2のネットワークからブロードキャストで送信された前記パケットを受信する通信部と、
    前記通信部によって前記第2のネットワークから受信した前記パケットの送信元が前記第1のネットワークであるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記パケットの送信元が前記第1のネットワークであると判定された場合、受信した前記パケットの転送を停止する転送制御部と
    を備えることを特徴とする中継装置。
  2. 前記判定部は、前記通信部によって前記第1のネットワークから受信した前記パケットの送信元が前記第1のネットワークであるか否かを判定し、
    前記転送制御部は、前記判定部によって前記パケットの送信元が前記第1のネットワークでないと判定された場合、受信した前記パケットの転送を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 第1のネットワークと第2のネットワークと接続し、一方のネットワークからブロードキャストで送信されたパケットを受信すると共に、他方のネットワークにブロードキャストで前記パケットを転送する中継装置における通信方法であって、
    前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとの間で転送される前記パケットは、転送範囲を制限するために用いられる制御情報が引き継がれずに転送されており、
    前記第1のネットワーク又は前記第2のネットワークからブロードキャストで送信された前記パケットを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップによって前記第2のネットワークから受信した前記パケットの送信元が前記第1のネットワークであるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって前記パケットの送信元が前記第1のネットワークであると判定された場合、受信した前記パケットの転送を停止する停止ステップと
    を備えることを特徴とする通信方法。
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