JP2008124717A - 発報スケジュール作成装置ならびにそれを備えたサーバ、および発報スケジュール作成方法 - Google Patents

発報スケジュール作成装置ならびにそれを備えたサーバ、および発報スケジュール作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ADSLを介したインターネット回線であってもノイズの影響を受けずに確実に発報することが可能な発報スケジュールを作成することができる発報スケジュール作成装置および作成方法を提供する。
【解決手段】発報スケジュール作成装置20は、複数の監視対象機器3から複数の監視用サーバ6、7、8のうちの所定の監視用サーバ6、7、8へ公衆回線を経由して発報を行うための発報スケジュールを作成する発報スケジュール作成装置である。発報スケジュール作成装置20は、通信履歴監視部22と、発報スケジュール決定部23とを備えている。通信履歴監視部22は、監視対象機器3から監視用サーバ6、7、8への通信に関する通信履歴を監視する。発報スケジュール決定部23は、通信履歴に基づいて、各監視対象機器3の発報スケジュールを決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発報スケジュール作成装置ならびにそれを備えたサーバ、および発報スケジュール作成方法に関する。
空調監視用コントローラ等の複数の監視対象に対する遠隔監視を行なう場合、監視対象から監視用サーバに定期的にデータを確実に送信(発報)する必要がある。従来では定期発報を行うために、監視対象と監視用サーバとの間を電話回線を介して直接接続したり、電話回線からインターネットプロバイダ等に接続してインターネット等の公衆回線上で複数の通信経路およびバックアップ経路を確立している。
電話回線を利用した従来の遠隔監視装置として、特許文献1に記載されている遠方監視制御通信装置は、電話回線に接続された複数の監視対象からの定期発報をタイムテーブルに従って行なっている。
特開11−88519号公報
電話回線は、ADSL等のxDSLを介したインターネット回線よりも信頼性が高く、メンテナンスによる休止も少なくて済むので、事業用として問題のない通信レベルを維持することが可能である。しかし、近年、安価で高速伝送可能なADSL回線の需要が高まっており、産業用の遠隔監視の分野においてADSLを介したインターネット回線を適用することが提案されている。
ADSLを利用した場合、場所や時間により、例えばAM電波との干渉などの原因でADSL回線にノイズ゛が発生し、一時的に通信が出来ない場合があり、安定した通信状態が得られないおそれがある。
また、インターネット等の公衆回線を経由する場合、以下のような原因でネットワーク遅延が発生するおそれがあり、定期発報に影響を与えることが考えられる。
(1)ネットワークは、通信パケットを複数の中継装置を経由して、送受信している。
(2)1台の中継装置で、受信から送信までに、ルータなどのノードの処理時間、回線混雑による待ち時間により、数ミリ秒程度の遅延時間が発生する。
(3)送信先までの通信経路は複数有り、中継数も異なるので、遅延時間は毎回異なる。
(4)遅延時間とパケットロスは関連し、遅延時間が長かったり、あるいは中継回数が多かったりすると、端末や中継装置でパケットが廃棄される。往復遅延が最大値800ミリ秒になると、パケットロスは最悪値10%になる。
(5)日報データの送信等の通信の場合には、TCP(Transmission Control Protocol)で通信するので、受信完了(ACK)を送信側が受け取って、通信が完了するので、遅延時間が長いと通信時間も長くなる。
(6)パケット通信における遅延時間は、各中継装置ごとに、通信パケットの中継動作(具体的には、(i)受信、(ii)蓄積、(iii)送信待ち、(iv)送信、(v)エラー検出再送)のために数ミリ秒程度要するので、多数の中継装置を経由するパケット通信の場合には、累積遅延時間が数時間に達するおそれがある。
本発明の課題は、ADSLを介したインターネット回線であってもノイズの影響を受けずに確実に発報することが可能な発報スケジュールを作成することができる発報スケジュール作成装置および作成方法を提供することにある。
第1発明の発報スケジュール作成装置は、複数の監視対象機器から複数の監視用サーバのうちの所定の監視用サーバへ公衆回線を経由して発報を行うための発報スケジュールを作成する。発報スケジュール作成装置は、通信履歴監視部と、発報スケジュール決定部とを備えている。通信履歴監視部は、監視対象機器から監視用サーバへの通信に関する通信履歴を監視する。発報スケジュール決定部は、通信履歴に基づいて、各監視対象機器の発報スケジュールを決定する。
ここでは、発報スケジュール作成装置が通信履歴監視部および発報スケジュール決定部を備えているので、実際の通信状態に対応した最適な発報スケジュール作成することが可能であり、ノイズの影響を受けずに確実に定期発報および異常発報を行うことが可能になる。
第2発明の発報スケジュール作成装置は、第1発明の発報スケジュール作成装置であって、発報スケジュール決定部は、通信履歴のうち監視対象機器から監視用サーバへの通信時間の長さに基づいて、発報スケジュールを作成する。
ここでは、発報スケジュール決定部が、通信履歴のうち監視対象機器から監視用サーバへの通信時間の長さに基づいて発報スケジュールを作成するので、通信時間の短い最適な発報スケジュールを作成することが可能になる。
第3発明の発報スケジュール作成装置は、第1発明または第2発明の発報スケジュール作成装置であって、発報スケジュール決定部は、通信履歴のうち監視対象機器から監視用サーバへの通信の時間帯に基づいて、発報スケジュールを作成する。
ここでは、発報スケジュール決定部が、通信履歴のうち監視対象機器から監視用サーバへの通信の時間帯に基づいて発報スケジュールを作成するので、時間帯ごとの各監視対象機器の通信回線状態を考慮した最適な発報スケジュールを作成することが可能になる。
第4発明の発報スケジュール作成装置は、第1発明から第3発明のいずれかの発報スケジュール作成装置であって、発報スケジュール決定部は、監視対象機器の定期的なメンテナンスに関する定期メンテナンス情報に基づいて、定期メンテナンスのための発報スケジュールを作成する。
ここでは、発報スケジュール決定部が、監視対象機器の定期的なメンテナンスに関する定期メンテナンス情報に基づいて発報スケジュールを作成するので、所定の定期メンテナンス情報を実際の通信履歴を考慮して修正することが可能になり、最適な定期発報スケジュールを作成することが可能になる。
第5発明の発報スケジュール作成装置は、第1発明の発報スケジュール作成装置であって、通信履歴は、通信品質や通信不可に関する情報を含んでいる。
ここでは、通信履歴情報には通信品質や通信不可に関する情報が含まれているので、実際の発報時における通信品質や通信不可の状態を考慮した最適な発報スケジュールを作成することが可能になる。
第6発明の発報スケジュール作成装置は、第1発明の発報スケジュール作成装置であって、発報スケジュールに関する発報スケジュール情報を、監視対象機器および監視用サーバへ送信する送信部をさらに備えている。
ここでは、発報スケジュール作成装置が発報スケジュール情報を送信する送信部をさらに備えているので、発報スケジュール情報を監視対象機器および監視用サーバへ自動的に送信することが可能である。
第7発明の発報スケジュール作成装置は、第1発明の発報スケジュール作成装置であって、監視対象機器は、xDSLモデムを介して公衆回線に接続されている。
ここでは、監視対象機器がxDSLモデムを介して公衆回線に接続されているが、発報スケジュール作成装置によってノイズの影響を受けない最適な発報スケジュールが作成されているので、ノイズの影響を受けやすいxDSLモデムを用いて安価に高速伝送が可能になる。
第8発明のサーバは、第1発明から第7発明のいずれかの発報スケジュール作成装置を備えている。
ここでは、サーバが第1発明から第7発明のいずれかの発報スケジュール作成装置を備えているので、監視対象機器および監視用サーバから独立して、発報スケジュールを作成することが可能である。したがって、いずれかの監視対象機器および監視用サーバが故障等の理由で機能が停止しても、確実に最適な発報スケジュールを作成することが可能である。
第9発明の発報スケジュール作成方法は、複数の監視対象機器から複数の監視用サーバのうちの所定の監視用サーバへ公衆回線を経由して発報を行うための発報スケジュールを作成する。発報スケジュール作成方法は、通信履歴監視過程と、発報スケジュール決定過程とを含んでいる。通信履歴監視過程は、監視対象機器から監視用サーバへの通信に関する通信履歴を監視する。発報スケジュール決定過程は、通信履歴に基づいて、各監視対象機器の発報スケジュールを決定する。
ここでは、通信履歴監視過程において、監視対象機器から監視用サーバへの通信に関する通信履歴を監視し、ついで、発報スケジュール決定過程において、通信履歴に基づいて各監視対象機器の発報スケジュールを決定することによって、実際の通信状態に対応した最適な発報スケジュールを作成することが可能であり、ノイズの影響を受けずに確実に定期発報および異常発報を行うことが可能になる。
第1発明によれば、実際の通信状態に対応した最適な発報スケジュール作成することができる。これによって、ノイズの影響を受けずに確実に定期発報および異常発報を行うことができる。
第2発明によれば、通信時間の短い最適な発報スケジュールを作成することができる。
第3発明によれば、時間帯ごとの各監視対象機器の通信回線状態を考慮した最適な発報スケジュールを作成することができる。
第4発明によれば、所定の定期メンテナンス情報を実際の通信履歴を考慮して修正することができる。これによって、最適な定期発報スケジュールを作成することができる。
第5発明によれば、実際の発報時における通信品質や通信不可の状態を考慮した最適な発報スケジュールを作成することができる。
第6発明によれば、発報スケジュール情報を監視対象機器および監視用サーバへ自動的に送信することができる。
第7発明によれば、監視対象機器がxDSLモデムを介して公衆回線に接続されているが、発報スケジュール作成装置によってノイズの影響を受けない最適な発報スケジュールが作成されているので、ノイズの影響を受けやすいxDSLモデムを用いて安価に高速伝送ができる。
第8発明によれば、監視対象機器および監視用サーバから独立して、発報スケジュールを作成することができ、その結果、いずれかの監視対象機器および監視用サーバが故障等の理由で機能が停止しても、確実に最適な発報スケジュールを作成することができる。
第9発明によれば、実際の通信状態に対応した最適な発報スケジュール作成することができる。これによって、ノイズの影響を受けずに確実に定期発報および異常発報を行うことができる。
つぎに本発明の発報スケジュール作成装置ならびにそれを備えたサーバ、および発報スケジュール作成方法の実施形態を図面を参照しながら説明する。
<発報システム1の構成>
図1〜2に示される発報システム1は、複数の監視対象機器(ローカルコントローラ3)から複数の監視用サーバ6、7、8のうちの所定の監視用サーバへ公衆回線(インターネットN等)を経由して発報を行うための発報スケジュールを作成する。
発報システム1は、ADSLモデム2と、複数の監視対象機器であるローカルコントローラ(以下、コントローラという)3と、複数の監視用サーバ6、7、8と、発報スケジュールを作成して割り当てる割当てサーバ4とから構成されている。割当てサーバ4は、発報スケジュールを作成するための発報スケジュール作成機能をする装置部分20を備えている。なお、図面作成の便宜のため、図1にはコントローラ3は1台のみ図示されているが、実際には、多数(数千〜数万台)のコントローラ3が全国各地に設置される。
ADSLモデム2は、民生用のxDSLモデムであり、交信用信号線SL1を介して、公衆回線であるインターネットNに接続されている。交信用信号線SL1は、最寄りの電話局11に接続されている。ADSLモデム2は、インターネットNを介して複数の監視用サーバ6、7、8に通信可能に接続されている。
コントローラ3は、例えば空調設備の室内機や室外機などを監視対象として運転制御および監視を行うコントローラである。コントローラ3は、交信用信号線SL2を介してADSLモデム2に接続されている。
監視用サーバ6、7、8は、コントローラ3から遠隔の場所の監視センター(NSC)に設置されている。各監視用サーバ6、7、8は、所定のコントローラ3を遠隔監視し、監視結果を保存する。また、各監視用サーバ6、7、8は、コントローラ3の通信履歴情報を割当てサーバ4に送信する。各監視用サーバ6、7、8は、インターネットNにおいて、最寄りの電話局12、13、14と交信可能に接続されている。監視用サーバ6、7、8は、コントローラ3および空調設備の保守点検を行う業者によって、定期的に参照される。
通信履歴情報は、監視対象機器であるコントローラ3から各監視用サーバ6、7、8への通信時間の長さおよび通信の時間帯を含んでいる。また、通信履歴情報は、通信品質や通信不可に関する情報を含んでいる。例えば、通信履歴情報には、各コントローラ3で検出された通信回線状態(すなわち、回線NGか否か)の情報も含まれる(通信回線状態の情報は、コントローラ3から監視用サーバ6、7、8のいずれかに転送される)。
通信品質には、各種のパラメータが含まれ、例えば、各アクセスポイントの回線速度等も含まれる。各アクセスポイントの回線速度は、以下の方法(i)、(ii)によって得られる。
(i)ADSLモデム2−最寄りの電話局11間の経路の速度:ADSLモデム2から、通信速度sとパケット数p、エラー回復パケット回数eを得て、速度vを割り出すv=(s*(p−e)/p)。
(ii)最寄りの電話局12、13−監視用サーバ6、7間の経路の速度:最寄りの電話局12、13から各監視用サーバ6、7までの通信速度は、同じ電話局の別のアクセスポイントの速度の最大値程度と推測できる。
通信不可の情報は、各監視用サーバ6、7、8のポーリングで入手できるが、他の方法として、コントローラ3、ADSLモデム2または最寄りの電話局11〜14から各監視用サーバ6、7、8へ、電子メール等の形態で送信される通信遮断の情報などを用いてもよい。通信遮断の情報には、通信の送受信先や中継場所、および通信日時などを含む。
割当てサーバ4については、以下の項目で詳細に説明する。
<割当てサーバ4の構成>
割当てサーバ4は、図2に示されるように、発報スケジュール作成機能を実現するための装置部分20として、受信部21と、通信履歴監視部22と、発報スケジュール決定部23と、送信部24と、メモリ25と、入力部26とを備えている。
受信部21は、各監視用サーバ6、7、8から送信されて来る通信履歴情報を受信する。
通信履歴監視部22は、受信部21で受信された通信履歴情報によって、コントローラ3から監視用サーバ6、7、8への通信に関する通信履歴を監視する。
発報スケジュール決定部23は、通信履歴監視部22によって監視された通信履歴に基づいて、各コントローラ3の発報スケジュール(例えば、図6および図11のタイムテーブル参照)を決定する。また、定期発報スケジュールを作成する場合には、発報スケジュール決定部23は、通信履歴および後述する所定の定期メンテナンス情報の両方に基づいて作成作業を行う。
送信部24は、発報スケジュール決定部23で決定された発報スケジュール情報を、監視用サーバ6、7、8へ送信する。監視用サーバ6、7、8へ送信された発報スケジュール情報は、コントローラ3へ転送される。
メモリ25は、発報スケジュール決定部23によって決定された発報スケジュール情報を累積して保存する。また、メモリ25は、送信部24の送信結果(送信先、送信日時、および送信内容)に関する情報等も累積して保存する。
入力部26は、コントローラ3の定期的なメンテナンスに関する所定の定期メンテナンス情報を入力する部分である。定期メンテナンス情報は、過去の定期メンテナンスの結果等に基づいてあらかじめ作成される。入力部26は、CD−ROM等の情報メディアから情報を取り込んだり、キーボード入力等が可能なノートパソコン等の入力装置から構成されている。
以上のような構成により、発報スケジュール作成機能を有する割当てサーバ4は、ノイズの影響を受けずに確実に定期発報および異常発報を行うことが可能になっている。
以下、本実施形態の割当てサーバ4における発報スケジュール作成方法について、平常時および定期メンテナンス時のそれぞれの場合における発報スケジュールの作成方法を例に挙げて説明する。
<平常時の発報スケジュール作成方法>
(手順0)各コントローラ3は、通信回線状態(すなわち、回線NGか否か)を検出し(図4の各コントローラ3の通信回線状態のテーブル参照)、試運転時または日報時に、送信先の監視用サーバ6または7へ通知する。
(手順1)割当てサーバ4は、図3の該当コントローラ3の通信発報テーブルに示されるように、他の監視用サーバ8経由(図1の経路S)の通信時間を計算して、通信時間が短い順に並べる(図3の候補2の計算内訳の経路II+Sには、第1監視用サーバ6への転送時間を含む)。
(手順2)割当てサーバ4は、通信不可の時間帯(図4参照、例えば1〜2行目には2台のコントローラ3の回線NGの時間帯(NG.1、NG.2)が示されている)を避け、候補1の時刻を割り当てる(図6(a)の第1監視用サーバ6の受信時刻タイムテーブル参照)。
(手順3)さらに、割当てサーバ4は、データ損失が発生しない時刻までに候補2の時刻を割り当てる(図6(b)の第2監視用サーバ7の受信時刻タイムテーブル参照)。
(手順4)割り当てられた図6(a)および(b)の受信時刻タイムテーブルを含む発報スケジュール情報は、割当てサーバ4から全てのコントローラ3および監視用サーバ6、7、8へ送信される。なお、発報スケジュール情報は、必要に応じて特定のコントローラ3および監視用サーバ6、7、8へ送信されてもよい。
ここで、(手順2)、(手順3)において、他の監視用サーバ6、7、8への通信の場合、該当の監視用サーバ6、7、8の通信時間計の上限(図5の各監視用サーバ6、7、8の割当時間の制限のテーブル参照)を超えているかを確認し、超えている場合、通信時間の最も長い通信を別の監視用サーバ6、7、8へ振り替える。
また、他の全ての監視用サーバ6、7、8で割当不可の場合、「データ格納先」の監視用サーバ6、7、8を通信先とする。
また、図5の各監視用サーバ6、7、8の割当時間制限において、
・図5の2列目の「他サーバ用通信時間<上限>」では、別の監視用サーバ6、7、8用の振替受信は、通信時間の短い順とし、合計が、上限を超えたら、それ以降、別の監視用サーバ6、7、8に割り付ける。
・図5の3列目の「緊急用通信時間<上限>」では、コントローラ3のデータ損失が無く、かつ、通信時間の合計が上限を超えない条件で、タイムスロットを割り当てる。
・さらに、図5の3列目の「緊急用通信時間<上限>」では、通信時間の上限を超えないと、データ損失が発生する場合、正常な通信経路のタイムスロットを含め再割当てする。
さらに、図6(a)、(b)の各タイムテーブルの「緊急用」のスロットは、コントローラ3のデータ損失のリスクが高い順に割り当てるためのスロットである。
<定期メンテナンス時の発報スケジュール作成方法>
(手順11)図7に示されるように、割当てサーバ4が、所定の定期メンテナンス情報に基づいて定期メンテナンスをする場合において、定期メンテナンスで通信が停止するコントローラ3の通信を抽出する(図11(a)の第1監視用サーバ6の受信時刻タイムテーブル参照)。ここで、図11(a)のタイムテーブルの時刻12:00〜12:05の範囲では、定期メンテナンスで停止する。
(手順12)候補リストから定期メンテナンスで通信しない通信候補を選ぶ(図11(b)の第2監視用サーバ7の受信時刻タイムテーブル参照)。
(手順13)通信先の第2監視用サーバ7の緊急用のタイムスロットに順次割り当てる(図11(b)の第2監視用サーバ7の受信時刻タイムテーブル参照)。
(手順14)割り当てられた図11(a)および(b)の受信時刻タイムテーブルを含む定期発報スケジュール情報は、割当てサーバ4から全てのコントローラ3および監視用サーバ6、7、8へ送信される。なお、発報スケジュール情報は、必要に応じて特定のコントローラ3および監視用サーバ6、7、8へ送信されてもよい。
(手順15)図11(a)、(b)のように割り当てられたタイムテーブルは、定期メンテナンス情報として、割当てサーバ4のメモリ25に記憶され、次回の定期メンテナンス時の発報スケジュールを作成する際に所定の定期メンテナンス情報として用いられる。なお、毎回、デフォルト状態の所定の定期メンテナンス情報を用いてもよい。
ここで、(手順13)では、
・該当の監視用サーバ6、7、8の緊急用通信時間計の上限(図10の各監視用サーバ6、7、8の割当時間の制限のテーブル参照)を超えているかを確認し、超えている場合、通信時間の最も長い通信を別の監視用サーバ6、7、8へ振り替える。振り替えは、定期メンテナンス後に行なわれる。
・候補2等が定期メンテナンス以外の時間帯、通信経路に入っている場合、そのまま候補2等を使用する(図11(b)の第2監視用サーバ7の受信時刻タイムテーブルにおける拠点1a候補2参照)。なお、候補2として既に割り当てられている場合には、通信時間は変更しない。なお、図11(a)、(b)の拠点1a〜1dは、複数のコントローラ3の設置拠点を示している。
・データ損失を予見した場合、定期メンテナンスと無関係の通信を含めて、定期メンテナンス日の特別スケジュールを割り当てる。その場合、他の監視用サーバ用通信時間、緊急用通信時間の上限を撤廃し、早期にデータ転送を終えるようにスケジュールを立てる。
また、図10の各監視用サーバ6、7、8割当時間制限において、
・図10の2列目の「他サーバ用通信時間<上限>」では、別の監視用サーバ6、7、8用の振替受信は、通信時間の短い順とし、合計が、上限を超えたら、それ以降、別の監視用サーバ6、7、8に割り付ける。
・図10の3列目の「緊急用通信時間<上限>」では、コントローラ3のデータ損失が無く、かつ、通信時間の合計が上限を超えない条件で、タイムスロットを割り当てる。
・さらに、図5の3列目の「緊急用通信時間<上限>」では、通信時間の上限を超えないと、データ損失が発生する場合、正常な通信経路のタイムスロットを含め再割当てする。
さらに、図11(a)、(b)の各タイムテーブルの「緊急用」のスロットは、コントローラ3のデータ損失のリスクが高い順に割り当てるためのスロットである。
<特徴>
(1)
実施形態の割当てサーバ4は、複数のコントローラ3から複数の監視用サーバ6、7、8のうちの所定の監視用サーバへインターネットNを経由して発報を行うための発報スケジュールを作成する。また、割当てサーバ4は、コントローラ3から監視用サーバ6、7、8への通信に関する通信履歴を監視する通信履歴監視部22と、通信履歴に基づいて、各コントローラ3の発報スケジュールを決定する発報スケジュール決定部23とを備えている。これによって、実際の通信状態に対応した最適な発報スケジュール作成することが可能であり、ノイズの影響を受けずに確実に定期発報および異常発報を行うことが可能になる。
(2)
実施形態では、発報スケジュール決定部23は、通信履歴のうちコントローラ3から監視用サーバ6、7、8への通信時間の長さに基づいて、図3のような発報スケジュールを作成する。したがって、通信時間の短い最適な発報スケジュールを作成することが可能になる。
(3)
また、実施形態では、発報スケジュール決定部23は、通信履歴のうちコントローラ3から監視用サーバ6、7、8への通信の時間帯(図4の通信回線状態のテーブル参照)に基づいて、図6(a)、(b)に示される発報スケジュールを作成する。したがって、時間帯ごとの各コントローラ3の通信回線状態を考慮した最適な発報スケジュールを作成することが可能になる。
(4)
さらに、実施形態では、発報スケジュール決定部23は、上記の通信履歴に加えて、コントローラ3の定期的なメンテナンスに関する所定の定期メンテナンス情報に基づいて、発報スケジュールを作成する。したがって、所定の定期メンテナンス情報を実際の通信履歴を考慮して修正することが可能になり、最適な定期発報スケジュールを作成することが可能になる。
(5)
また、実施形態では、通信履歴情報には通信品質や通信不可に関する情報が含まれているので、実際の発報時における通信品質や通信不可の状態を考慮した最適な発報スケジュールを作成することが可能になる。
(6)
また、実施形態では、割当てサーバ4は、発報スケジュール情報を送信する送信部24をさらに備えているので、発報スケジュール情報をコントローラ3および監視用サーバ6、7、8へ自動的に送信することが可能である。
(7)
さらに、実施形態では、コントローラ3は、ADSLモデム2を介してインターネットNに接続されている。
ここでは、割当てサーバ4によってノイズの影響を受けない最適な発報スケジュールが作成されているので、ノイズの影響を受けやすいADSLモデム2を用いて安価に高速伝送が可能になる。
(8)
また、実施形態では、割当てサーバ4が発報スケジュールを作成するための装置部分20を備えているので、コントローラ3および監視用サーバ6、7、8から独立して、発報スケジュールを作成することが可能である。したがって、いずれかのコントローラ3および監視用サーバ6、7、8が故障等の理由で機能が停止しても、確実に最適な発報スケジュールを作成することが可能である。
<変形例>
(A)
上記実施形態では、発報スケジュール作成機能を有する装置部分20が割当てサーバ4に内蔵されている例を挙げて説明しているが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明の変形例として、いずれかのコントローラ3または監視用サーバ6、7、8、あるいはその他の装置に発報スケジュール作成機能を有する装置部分20を内蔵させてもよい。また、割当てサーバ4は、監視用サーバ6、7、8のいずれか1つと兼用してもよい。
さらに、発報スケジュール作成専用の簡単な構成からなる装置(例えば、メモリ25を持たずに、各監視用サーバ6、7、8から定期的に送信されて来た通信履歴情報に基づいて最新の発報スケジュールを作成した後に折り返し返送するような作成専用装置)などであっても本発明の発報スケジュール作成技術を達成することは十分に可能である。
本発明は、複数の監視対象機器から遠隔の監視用サーバに発報するための発報スケジュールを作成する装置および作成方法に適用することが可能である。
本発明の実施形態に係わる発報スケジュール作成機能の装置部分を内蔵した割当てサーバを含む発報システムの構成図。 図1の割当てサーバ内部の発報スケジュール作成機能を有する装置部分の構成図。 平常時の発報スケジュール作成方法における該当する図1のコントローラの通信発報テーブル。 平常時の発報スケジュール作成方法における各々の図1のコントローラの通信回線状態を示すテーブル。 平常時の発報スケジュール作成方法における各々の図1の監視用サーバの割当時間の制限を示すテーブル。 平常時の発報スケジュール作成方法において、(a)は図1の第1監視用サーバの受信時刻タイムテーブル。(b)は図1の第2監視用サーバの受信時刻タイムテーブル 定期メンテナンス時の発報スケジュール作成方法における発報システムの通信状態を示す図。 定期メンテナンス時の発報スケジュール作成方法における該当する図1のコントローラの通信発報テーブル。 定期メンテナンス時の発報スケジュール作成方法における各々の図1のコントローラの通信回線状態を示すテーブル。 定期メンテナンス時の発報スケジュール作成方法における各々の図1の監視用サーバの割当時間の制限を示すテーブル。 定期メンテナンス時の発報スケジュール作成方法において、(a)は図1の第1監視用サーバの受信時刻タイムテーブル。(b)は図1の第2監視用サーバの受信時刻タイムテーブル
符号の説明
1 発報システム
2 ADSLモデム
3 コントローラ
4 割当てサーバ
6、7、8 監視用サーバ
20 発報スケジュール作成装置部分
21 受信部
22 通信履歴監視部
23 発報スケジュール決定部
24 送信部
25 メモリ
26 入力部

Claims (9)

  1. 複数の監視対象機器(3)から複数の監視用サーバ(6、7、8)のうちの所定の監視用サーバ(6、7、8)へ公衆回線を経由して発報を行うための発報スケジュールを作成する発報スケジュール作成装置(20)であって、
    前記監視対象機器(3)から前記監視用サーバ(6、7、8)への通信に関する通信履歴を監視する通信履歴監視部(22)と、
    前記通信履歴に基づいて、各監視対象機器(3)の発報スケジュールを決定する発報スケジュール決定部(23)と、
    を備えている、
    発報スケジュール作成装置(20)。
  2. 前記発報スケジュール決定部(23)は、前記通信履歴のうち前記監視対象機器(3)から前記監視用サーバ(6、7、8)への通信時間の長さに基づいて、前記発報スケジュールを作成する、
    請求項1に記載の発報スケジュール作成装置(20)。
  3. 前記発報スケジュール決定部(23)は、前記通信履歴のうち前記監視対象機器(3)から前記監視用サーバ(6、7、8)への通信の時間帯に基づいて、前記発報スケジュールを作成する、
    請求項1または2に記載の発報スケジュール作成装置(20)。
  4. 前記発報スケジュール決定部(23)は、前記監視対象機器(3)の定期的なメンテナンスに関する定期メンテナンス情報に基づいて、定期メンテナンスのための発報スケジュールを作成する、
    請求項1から3のいずれかに記載の発報スケジュール作成装置(20)。
  5. 前記通信履歴は、通信品質や通信不可に関する情報を含んでいる、
    請求項1に記載の発報スケジュール作成装置(20)。
  6. 前記発報スケジュールに関する発報スケジュール情報を、前記監視対象機器(3)および前記監視用サーバ(6、7、8)へ送信する送信部をさらに備えている、
    請求項1に記載の発報スケジュール作成装置(20)。
  7. 前記監視対象機器(3)は、xDSLモデム(2)を介して公衆回線に接続されている、
    請求項1に記載の発報スケジュール作成装置(20)。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の発報スケジュール作成装置(20)を備えている、
    サーバ(4)。
  9. 複数の監視対象機器(3)から複数の監視用サーバ(6、7、8)のうちの所定の監視用サーバ(6、7、8)へ公衆回線を経由して発報を行うための発報スケジュールを作成する発報スケジュール作成方法であって、
    前記監視対象機器(3)から前記監視用サーバ(6、7、8)への通信に関する通信履歴を監視する通信履歴監視過程と、
    前記通信履歴に基づいて、各監視対象機器(3)の発報スケジュールを決定する発報スケジュール決定過程と、
    を含んでいる、
    発報スケジュール作成方法。
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