JP2008124566A - デジタル無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
デジタル無線通信システムにおける制御チャネルの通信トラフィック増大により無線端末のレスポンスが遅くなるため、迅速に通話できる通話回線を確保し、信頼性の高いデジタル無線通信システムの実現が望まれている。
【解決手段】
統制局と、上記統制局と結合された基地局と、上記基地局と無線回線で結合された複数の端末局を有し、上記無線回線は、制御チャネルと通信チャネルを有するデジタル無線通信システムにおいて、上記統制局は、制御部および記憶部を有し、上記制御部は、上記デジタル無線通信システムの呼損率を監視し、上記呼損率が所定の呼損率を越えると上記制御部は、上記制御チャネルのチャネル数を増加するように構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル無線通信システムに関し、特に、通信トラフィックが混み合ってきた場合でも迅速な通信回線接続が可能なデジタル無線通信システムに関するものである。
現在、実用化されているデジタル無線通信システムの一つとして、標準規格ARIB STD-T87(Association of Radio Industries and Businesses-T87)「空港MCAデジタル無線通信システム」で定められているデジタル無線通信システムがある。このシステムは、例えば、空港エリア内にある航空機の安全性や、各航空会社等のユーザの活動の快適性を確保するという重要な使命を担っている空港向けのマルチチャネルアクセス(MCA:Multi Channel Access)無線通信システムである。
図6は、複数の基地局ゾーンを備えたデジタル無線通信システムを示している。図6において、601は、統制局、602−1、602−2は、基地局、603−1、603−2は、基地局ゾーン、即ち、各基地局の通信エリアを示している。基地局602−1は、通信エリア603−1内に複数の端末局を有する、例えば、グループ604−1、604−2、・・・604−mを有している。なお、端末局グループを代表する場合は、端末局グループ604と称する。また、各端末局グループ604は、複数の端末局で構成されている。例えば、端末局グループ604−1は、端末局605−1、・・・605−10で構成され、端末局グループ604−mは、端末局605−51、・・・605−nで構成されている。なお、端末局を代表する場合は、端末局605と称する。同様に、基地局602−2は、通信エリア603−2内に複数の端末局を有するグループ606−1、・・・606−pを有している。なお、端末局グループを代表する場合は、端末局グループ606と称する。また、各端末局グループ606は、複数の端末局で構成されている。例えば、端末局グループ606−1は、端末局607−1、・・・607−10で構成され、端末局グループ606−pは、端末局607−31、・・・607−rで構成されている。なお、端末局グループを代表する場合は、端末局グループ606と称し、端末局を代表する場合は、端末局607と称する。
そして、このデジタル無線通信システムは、各端末局605、607と基地局間または他の基地局間あるいは基地局を経由した端末局間あるいは端末局間直接通信の通信接続サービス、あるいは、例えば、通信エリア603−1の圏外の端末局と通信エリア603−1内の端末局との通信接続サービスが行なわれるように構成されている。
統制局601は、デジタル無線通信システムにおける基地局602および複数の端末局605、607間の通信接続およびサービスエリアの維持、管理を行ない、端末局からの発呼(call)制御あるいは通信ルートの設定を行う制御等を行う。なお、統制局601は、基地局602−1または基地局602−2と一体に構成される場合と、図6のように場所的に離れた場所に設置される場合もある。この場合、統制局601と基地局602−1、602−2とは、有線またはマイクロ回線等の伝送路608−1、608−2等で接続されるのが一般的である。また、ここで説明する端末局とは、車両等に搭載された移動無線機、携帯無線機あるいは情報端末局等を含むものとする。また、上記例では、2つの基地局のみ示しているが、一般的には、複数の基地局と多数の端末局からなるシステムが普通であるが、簡単な構成の図6を用いて説明する。
また、標準規格ARIB STD-T87で定められているデジタル無線技術を用いたデジタル無線通信システムで使用が許可されている無線キャリア(carrier)周波数割当ての一例を図7に示す。図7において、例えば、上り方向、即ち、端末局→基地局の方向では、400MHz帯の無線キャリアfで、25KHz巾で、数十波(f1、f2、・・・)が認められている。また、下り方向、即ち、基地局→端末局の方向では、上り方向の無線キャリアから44.5MHz離れた無線キャリアFで、25KHz巾で、数十波(F1、F2、・・・)が認められている。従って、デジタル無線通信システムの通信においては、上り方向f1、f2、・・・、下り方向F1、F2、・・・の各周波数が使用される。そして、各システムは、その規模に応じて1又は複数の無線キャリアを使用することができる。
更に、標準規格ARIB STD-T87では、端末局間、例えば、通信エリア603−1の圏内に位置する端末局605−11と通信エリア603−1の圏外に位置する端末局とが端末局間直接通信ができるように無線キャリアWが認められている。この無線キャリアWも帯域幅25KHzで、十数波(W1、W2、・・・)が認められている。そして、図6に示されるデジタル無線通信システムでは、基地局602−1は、例えば、上り下りのペア波(f1、F1)、(f2、F2)、(f3、F3)を使用し、また、基地局602−2は、上り下りのペア波(f5、F5)、(f6、F6)、(fm、Fm)を使用して通信している。
更に、各無線キャリアは、図8に示すようなフレームに分割され、さらにフレームを4つのスロットに分けられた後、そのスロットに制御チャネルCと通信チャネルS1、S2、S3、・・・S11が割り当てられている。このような通信方式は、TDMA(Time Division Multiple Access)方式のデジタル無線通信システムである。なお、通信チャネルS1、S2、S3、・・・S11を代表する場合は、通信チャネルSと称する。ここで、1フレームは、例えば、40ms、1スロットは、10msである。制御チャネルCは、無線回線の接続制御等を行うチャネルであり、通信チャネルSは、通話やデータ通信を行うチャネルである。なお、図8では、上り下りのペア波の内、下り方向F1、F2、F3のみ示してある。また、図8に示すフレーム構成を表にまとめたものを表1に示す。
Figure 2008124566
この例では3つの無線キャリアF1、F2、F3があり、1つの無線キャリアが4スロットに分割して通信する場合、全部で12チャネル使用できるが、その内、1チャネルが制御チャネルCに割当てられ、残りの11チャネルが通信チャネルS1、S2、・・・S11として使用されている。
この図8および表1に示すシステムは、例えば、図6に示す基地局602−1が、例えば、上り下りのペア波(f1、F1)、(f2、F2)、(f3、F3)を使用して、各端末局605と通信している状態を示している。同様に、基地局602−2は、上り下りのペア波(f5、F5)、(f6、F6)、(fm、Fm)を使用して、各端末局607と通信しているが、以下の説明では、通信エリア603−1に所属している基地局602−1および端末局605について説明する。
さて、通信エリア603−1に所属している端末局605が通信を行うための動作について説明する。例えば、グループ604−1に所属する端末局605−1がグループ604−2に所属する端末局605−11と通信する場合について簡単に説明する。端末局605−1が基地局602−1を介して統制局601へ図8に示す制御チャネルCを用いて接続要求信号を送信する。接続要求信号を受信した統制局601は、図8に示す通信チャネルSの空チャネルを検索し、空の通信チャネルSがある場合には、接続許可信号を端末局605−1に制御チャネルCを用いて送信する。同時に、制御チャネルCを用いて通信チャネルの指定信号、例えば、通信可能チャネルS1を端末局605−1および端末局605−11に送信する。従って、端末局605−1および端末局605−11の操作者は、通信チャネルS1に設定し、プレストーク方式で音声通話を行うことができる。
このようにしてデジタル無線通信システムは、通信動作をするが、このようなデジタル無線通信システムにおいては、1年中停止することなく運用され、また、昼夜を問わず通信を繰り返す運用状況であり、無線端末局ユーザも瞬時に業務通信の連絡を行うため迅速な通話回線接続が常に要求される。しかしながら上述のようなデジタル無線通信システムでは、端末局の台数が数百台〜数千台の端末局でシステムが構成されている。そのためシステムの運用状況が1日のうち特定の時間帯において通信トラフィックの負荷が多くなったり、また、朝と夕方の繁忙時間帯における通信トラフィックが増え、端末局を操作しても無線回線が繋がらなかったり、繋がりにくくなったりして、各航空会社等の業務の遂行に支障が出ている。従って、端末局の通話接続を迅速に行うことができるデジタル無線通信システムの実現が望まれている。
特開平10−178673号公報 ARIB STD−T87 「空港内デジタル移動通信システム」、社団法人、電波産業会
デジタル無線通信システムの運用状況が1日のうち特定の時間帯において通信トラフィックの負荷が多くなったり、また、朝と夕方の繁忙時間帯における通信トラフィックが増え、端末局を操作しても通信チャネルが繋がらなかったり、繋がりにくくなったりし、端末局の通話接続を迅速に行うことができる無線通信システムの実現が望まれている。
本発明の目的は、信頼性の高いデジタル無線通信システムを提供することである。
本発明の他の目的は、迅速な通信回線接続ができるデジタル無線通信システムを提供することである。
本発明の他の目的は、通信トラフィックの増加に応答して制御信号のトラフィック分散を可能にするデジタル無線通信システムを提供することである。
本発明の他の目的は、時間帯に応じて制御信号のトラフィック分散を可能にするデジタル無線通信システムを提供することである。
本発明の更に他の目的は、事故や気象の変化に対して発生する通信トラフィックの負荷に対しても対応できるデジタル無線通信システムを提供することである。
本発明のデジタル無線通信システムは、統制局と、上記統制局と結合された基地局と、上記基地局と無線回線で結合された複数の端末局を有し、上記無線回線は、制御チャネルと通信チャネルを有するデジタル無線通信システムにおいて、上記統制局は、制御部および記憶部を有し、上記制御部は、上記デジタル無線通信システムの呼損率を監視し、上記呼損率が所定の呼損率を越えると上記制御部は、上記制御チャネルのチャネル数を増加するように構成される。
また、本発明のデジタル無線通信システムにおいて、上記呼損率が所定の呼損率を越える期間が所定の期間継続する場合、上記制御部は、上記制御チャネルのチャネル数を増加するように構成される。
また、本発明のデジタル無線通信システムは、統制局と、上記統制局と結合された基地局と、上記基地局と無線回線で結合された複数の端末局を有し、上記無線回線は、制御チャネルと通信チャネルを有するデジタル無線通信システムにおいて、上記統制局は、制御部および記憶部を有し、上記記憶部に上記制御チャネル数を定めた時間帯テーブルを記憶し、上記制御部は、上記時間帯テーブルを参照して上記制御チャネルのチャネル数を設定するように構成される。
また、本発明のデジタル無線通信システムにおいて、上記記憶部は、制御チャネル割り当てテーブルを記憶し、上記制御部が上記制御チャネルのチャネル数を増加した場合、上記複数の端末局に上記制御チャネル割り当てテーブルに基づいて使用可能な制御チャネルが設定される。
以上説明したように本発明は、信頼性が高く、迅速な通信回線接続ができるデジタル無線通信システムを実現できる。また、通信トラフィックの増加や、時間帯に応じて制御信号のトラフィック分散を可能にするデジタル無線通信システムが実現できる。また、事故や気象の変化に対して発生する通信トラフィックの負荷に対しても対応することが可能となる。従って、ユーザの要望する迅速な通信回線接続を維持できるデジタル無線通信システムを実現できる特徴がある。
以下、本発明の一実施例について図1〜図5を用いて詳細に説明する。なお、本発明が適用されるデジタル無線通信システムは、図6に示されるデジタル無線システムとほぼ同様であるので、詳細な説明は省略する。図1は、本発明の一実施例の統制局と基地局の具体的構成を示すブロック図であり、図6に示されるデジタル無線通信システムの統制局601および基地局602に対応する。なお、統制局601は、回線制御装置ともいう。
図1において、101は、統制局、102は、基地局を示し、統制局101と基地局102は、有線またはマイクロ回線等の伝送路103で結合されている。なお、統制局101と基地局102は、一体に構成することもできるが、図1のように別個に設けることもできる。また、基地局102は、図6に示されるように複数設けるのが普通であるが、図1では、説明を簡単にするために1局のみ代表して示されている。統制局101は、制御部104、記憶部105および統制台106を有している。統制台106は、操作表示部107、マイク108およびスピーカ109で構成されている。また、基地局102は、基地局からの信号を端末局に、例えば、無線キャリアF1で送信する送信用無線機110と端末局からの信号を、例えば無線キャリアf1で受信する受信用無線機111で構成されている。なお、図1では、無線キャリアF1で送信する送信用無線機110と端末局からの信号を、無線キャリアf1で受信する受信用無線機111のみ示しているが、無線キャリアF2、F3で送信する送信用無線機(図示せず。)および端末局からの信号を、無線キャリアf2、f3で受信する受信用無線機(図示せず。)も設けられていることはいうまでもない。
統制局(回線制御装置)101は、マルチチャネルアクセスの回線使用状況(通信チャネルの使用状況)を管理する機能、基地局102に対して制御情報を作成して送信する機能、基地局102で受信された制御情報を解析する機能、あるいは制御情報の受信や送信により端末局605に対する使用回線(使用する通信チャネル)の指示を行う機能などを備えている。換言すれば、統制局101は、デジタル無線通信システムにおける基地局無線装置602(基地局102)および複数の端末局605、607(端末局200)間の通信接続およびサービスエリアの維持、管理を行ない、端末局からの発呼制御あるいは通信ルートの設定を行う制御等を行う。
また、基地局102(602に対応する。)は、通信可能範囲に存在する端末局605との間で制御情報や音声情報などの信号を無線により通信する機能や、統制局101(601み対応する。)との間で制御情報などの信号を通信する機能などを備えている。具体的には、基地局102は、各端末局605から無線により送信された制御情報を受信及び復調して統制局101へ渡す機能や統制局101から出力された制御情報を変調して各端末局に対して無線により送信する機能などを備えている。
図2は、本発明の一実施例の端末局の具体的構成を示すブロック図であり、図6に示されるデジタル無線システムの端末局605、607に対応する。なお、ここで説明する端末局とは、車両等に搭載された移動無線機、携帯無線機あるいは情報端末局等を含むものとする。図2において、端末局200(端末局605、607に対応する。)は、例えば、上り方向無線キャリアf1および下り方向無線キャリアF1のペア波が用いられ、プレストーク方式で音声通話ができる無線通信装置を示している。そして、端末局200は、複数の端末局を代表しているものとする。図2において、201は、基地局102との送受信を行うためのアンテナ、202は、基地局102と送受信を行うための切換スイッチ、203は、受信部、204は、受信信号処理部、205は、スピーカ、206は、制御部、207は、記憶部、208は、表示部、209は、操作部、210は、マイク、211は、送信信号処理部、212は、送信部である。なお、図1および図2に示す装置は、プレストーク方式の装置で説明するが、同時送受話方式とすることもできる。
さて、端末局200が通信を行う場合について説明する。例えば、通信エリア603−1に所属している端末局605(端末局200と同じ。)が通信を行うための動作について説明する。例えば、グループ604−1に所属する端末局605−1がグループ604−2に所属する端末局605−11と通信する場合について説明する。まず、端末局605−1が基地局602−1を介して統制局601へ、例えば、図8に示す制御チャネルCを用いて接続要求信号を送信する。この制御チャネルCの信号フレームフォーマットを図4に示す。図4において、各部の記号は、R:バースト過渡応答用ガード時間、P:プリアンブル、CAC:制御信号(PCH、BCCH、SCCHを含む)、PCH:一斉呼出チャネル、BCCH:報知チャネル、SCCH:個別ゾーン用シグナリングチャネル、E:衝突制御ビット、SW:同期ワード、CI:キャリア情報、CC:カラーコード(干渉対策コード)、I:アイドルビットを表している。なお、数字は、ビット数を表している。そして、接続要求信号は、例えば、制御信号CACの4ビットを用いて、例えば、表2に示すような“0001”のコードとして送信される。
Figure 2008124566
接続要求信号(コード“0001”)を受信した統制局601は、図8に示す通信チャネルSの空チャネルを検索し、空の通信チャネルS、例えば、空の通信チャネルS1がある場合には、接続許可信号を端末局605−1に、図8に示す制御チャネルCの制御チャネルCACの4ビットを用いて、例えば、表2に示す“0010”のコードとして送信する。同時に、統制局601は、制御チャネルCを用いて通信チャネルの指定信号、例えば、空のチャネルS1(通信可能チャネル)を制御チャネルを用いて端末局605−1および端末局605−11に送信する。従って、端末局605−1および端末局605−11の操作者は、端末局を通信チャネルS1に設定し、プレストーク方式で音声通話を行うことができる。
図8に示す通信チャネルの信号フレームフォーマットを図5に示す。図5において、各部の記号は、R:バースト過渡応答用ガード時間、P:プリアンブル、TCH:トラヒックチャネル、SW:同期ワード、CI:キャリア情報、CC:カラーコード(干渉対策コード)、FACCH:高速ACCH、SACCH:低速ACCH、RCH:ハウスキーピングチャネル、B/I:ビジー/アイドルビットを表している。なお、数字は、ビット数を表している。そして、通話のための音声等は、例えば、トラヒックチャネルTCHを用いて行われる。
而して、上述したデジタル無線通信システムでは、複数の端末局200から上りの制御チャネルCを用いて接続要求信号が基地局102を介して統制局101に送信されると、統制局101の制御部104は、図8に示される通信チャネルSを常時監視し、端末局200からの接続要求信号に応答して空の通信チャネルSを検出し、要求のあった端末局200に、その空の通信チャネルSを割当てるというようにして、常に、複数の通信チャネルを複数の端末局200に動的に割り当てながら回線接続し、無線通信が行われるように制御している。
而して、制御チャネルCは、通話開始や通話終了時に基地局102と端末局200との間で制御信号のやりとりを行うほか、端末局200の電源のON/OFF時の端末状態情報の統制局101への報告や、接続している端末局200の位置登録を統制局101に通知するための制御信号の送受信等に用いられている。従って、稼動中の端末局200の数が多い時や、発呼数が多い時間帯等では、制御チャネルCの通信トラフィックが増える。
制御チャネルCの通信トラフィックが増えると、統制局101や端末局200が制御信号を出そうとした場合、他の端末局200が出した制御信号と衝突を起こし、後から制御信号を出した端末局200は、再送(リトライ)を行う必要がある。制御信号の再送(リトライ)が多く発生すると複数の端末局200への通話チャネル割り当てや接続許可信号などの送信するタイミングが遅くなり、ユーザの要望する迅速な通信回線の割り当てや送信権の割り当てなどができなくなってしまう。
特に、デジタル無線通信システムでは、端末局の台数が数百台〜数千台の端末局でシステムが構成されている。そのためシステムの運用状況が1日のうち特定の時間帯において通信トラフィックの負荷が多くなったり、また、朝と夕方の繁忙時間帯における通信トラフィックが増え、端末局を操作しても通信回線が繋がらなかったり、繋がりにくくなったりし、各航空会社等の業務の遂行に支障が出ている。
本発明は、このように端末局を操作しても通信回線が繋がらなかったり、繋がりにくくなるような状態を解消するために、基地局101の制御部104は、複数の端末局200からの発呼回数(接続要求回数)を常時監視し、制御チャネル上の信号衝突が多くなった場合、換言すれば、発呼回数に対して繋がらなかった回数、即ち、呼損率が所定値以上の場合には、制御チャネルCの数を増やすように制御するものである。ここで、呼損率A%は、次式で表される。
A=(接続失敗の回数/単位時間当たりの発呼回数)×100・・・・・・・(1)
本発明者の実験によれば、呼損率Aが、例えば、表3に示されるように3%以下(A<3%の場合)であれば、制御チャネルCが1チャネルでも端末局を操作した場合、通信回線が繋がらなかったり、繋がりにくくなるような状態はないが、呼損率Aが3%を越える場合(A≧3%の場合)は、制御チャネルCを2チャネルにしないと、端末局を操作した場合、通信回線が繋がらなかったり、繋がりにくくなるような状態が解消しないことを見出した。なお、本発明の一実施例では、呼損率Aを3%を閾値に設定し、制御チャネル数を制御する場合について説明したが、システムの規模、使用目的に応じて適宜変更できることはいうまでもない。また、制御チャネルCを2チャネルに変更しても、呼損率Aが3%を越える場合(A≧3%の場合)は、更に、制御チャネルを増やす等の制御をすることもできる。
Figure 2008124566
さて、このような制御を実現するために、本発明では、統制局101の記憶部105に前もって表3に示す呼損率テーブルを記憶しておく。そして、統制局101の制御部104は、デジタル無線通信システムの呼損率を常時監視し、呼損率Aが、3%を越える場合(A≧3%の場合)であれば、制御チャネルCの数を2チャンネルにするように制御するものである。
これについて図3および表4を用いて説明する。図3は、本発明が適応されたフレーム構成の一実施例を示す図である。なお、図3は、下り方向F1、F2、F3の3つの無線キャリアが示されているが、上りの無線キャリアf1、f2、f3も同様なフレーム構成である(図示せず。)。図3において、無線キャリアF1は、制御チャネルC1と通信チャネルS1、S2、S3の3チャネル構成であり、無線キャリアF2は、制御チャネルC2と通信チャネルS4、S5、S6の3チャネル構成である。そして、無線キャリアF3は、通信チャネルS7、S8、S9、S10の4チャネル構成となっている。このチャネル構成を表4に示す。
Figure 2008124566
即ち、3つの無線キャリアがあり、12チャネル構成であるが、無線キャリアF1は、1つの制御チャネルC1と3つの通信チャネルを有し、無線キャリアF2は、1つの制御チャネルC2と3つの通信チャネルを有し、無線キャリアF3は、4つの通信チャネルを有している。即ち、制御チャネルが2個、通信チャネルが10個で構成されたデジタル無線通信システムである。このように呼損率Aが3%を越える場合(A≧3%の場合)は、制御チャネルCを2チャネルC1、C2に増加することによって、端末局を操作した場合、無線回線が繋がらなかったり、繋がりにくくなるような状態を解消することができる。
さて、統制局101の制御部104は、複数の端末局200からの発呼回数(接続要求回数)を常時監視しており、呼損率Aが3%以下(A<3%の場合)になると、デジタル無線通信システムの制御チャネルCを2チャネルから1チャネルに変更する。このように、統制局101の制御部104は、デジタル無線通信システムの呼損率Aを監視し、呼損率Aに応じて制御チャネルを1チャネルあるいは2チャネルに切替えるように制御している。
而して、統制局101の制御部104がデジタル無線通信システムの呼損率Aを常に監視し、呼損率Aに応じて制御チャネルを1チャネルあるいは2チャネルに切替える場合、例えば、呼損率Aが3%を中心にして頻繁に上下する場合が発生する。このような場合、統制局101の制御部104がデジタル無線通信システムの制御チャネルを1チャネルあるいは2チャネルに切替える動作を頻繁に繰返すことなる。このような場合、デジタル無線通信システムの動作が不安定になり、信頼性の面から好ましいシステムとはいえない。従って、本実施例では、例えば、呼損率Aが3%を越える場合(A≧3%の場合)が所定時間T、例えば、5分間を越えると、制御チャネルCを2チャネルC1、C2に増加するように制御するものである。このようにすると統制局101の制御部104がデジタル無線通信システムの制御チャネルを1チャネルあるいは2チャネルに頻繁に切替えるような動作を抑制できるので、安定したデジタル無線通信システムとすることができる。なお、上述の所定時間Tは、3分間あるいは10分間というように適宜システム構成、使用目的等に応じて設定することができる。なお、この所定時間Tは、前もって記憶部105に記憶しておく。また、所定時間Tの設定、変更は、操作表示部107で行うことができる。
次に、上述の実施例のように、制御チャネルCを2チャネルC1、C2に増加するような場合、制御チャネルC1と制御チャネルC2を区別して使用しないと、端末局200では、混乱することになる。従って、本発明の他の一実施例は、これを解決する方法について表5を用いて説明する。図6に示すデジタル無線通信システムは、通信エリア603−1と通信エリア603−2に分かれており、また、それらの通信エリアには、それぞれグループ化された端末局605、607が存在する。この実施例では、簡単のために通信エリア603−1の端末局605について説明するが、通信エリア603−2の端末局607についても同様である。
通信エリア603−1には、基地局602−1とこれと無線回線で結合された各端末局のグループ604−1、604−2、・・・604−mのグループが存在する。従って、これらのグループに対して表5に示すように制御チャネル割当てテーブルを作成し、制御チャネルC1、C2の使用できるグループをグループ分する。
Figure 2008124566
表5において、制御チャネルが1チャネルの場合は、通信エリア603−1に所属する全てのグループ604−1、604−2、・・・604−mが1つの制御チャネルCを使用する。そして、例えば、システムの呼損率Aが3%を越えると、制御チャネルC1を使用する端末局は、グループ604−1、604−2に所属する端末局605とし、制御チャネルC2を使用する端末局は、グループ604−3、・・・604−mに所属する端末局605とするように前もって定めておく。この表5に示す制御チャネル割当てテーブルは、前もって統制局101の記憶部105および各端末局200の制御部206の記憶部207に記憶しておく。そして、統制局101の制御部104は、デジタル無線通信システムの呼損率Aが3%を越えたことを検知すると、デジタル無線通信システムの制御チャネルをC1、C2に設定することを各端末局200に通知する。
通知の方法は、統制局101の制御部104は、例えば、制御チャネル変更信号を、表2に示すようにコード“0011”で、制御チャネルCを用いて通信エリア603−1に所属する全ての端末局605(端末局200に相当する。)に通知する。端末局605では、制御チャネル変更信号のコード“0011”を受信すると、このコードを解読し、制御部206の記憶部207に記憶されている表5に示す制御チャネル割当てテーブルを参照し、使用すべき制御チャネルがC1か、C2かを判断する。このようにすることによって、制御チャネルが1チャネルのCから2チャネルのC1およびC2に変更されても、各端末局605が自分の使用できる制御チャネルが分かるので、混乱することはない。
次に、本発明の他の一実施例を図9を用いて説明する。上記実施例では、統制局101の制御部104がデジタル無線通信システムの呼損率Aを監視し、呼損率Aに応じて制御チャネルの数を制御する方式について説明した。図9に示す実施例は、時間帯に応じて制御チャネルの数を制御する方式である。図9において、縦軸は、呼損率を示し、横軸は、時間、例えば、1日、24時間を表している。そして、線901と902は、呼損率が、例えば、3%を越えている時間帯を示している。図9では、1日の時間帯のうち、6時〜10時および16時〜20時は、呼損率3%を越えている。これら時間帯以外の時間帯は、呼損率3%以下である。このような場合、統制局101の制御部104は、1日の時間帯のうち、6時〜10時および16時〜20時の間は、制御チャネルを2チャネルとし、その他の時間帯は、制御チャネルを1チャネルとするように制御する。具体的には、統制局101の記憶部105に表6に示す時間帯テーブルを記憶し、この時間帯テーブルに基づいて統制局101の制御部104は、制御チャネルの数を制御する。
Figure 2008124566
表6において、時間帯、0時〜6時、10時〜16時、20時〜24時は、制御チャネルが1チャネル、6時〜10時、16時〜20時は、制御チャネルが2チャネルであることを示している。なお、6時、10時、16時、20時の丁度の時間は、制御チャネルを2チャネルとする。なお、表6に示す時間帯テーブルは、デジタル無線通信システムが動作している状態で、呼損率Aを測定し、操作表示部107を操作して、前もって時間帯等を設定することで実現できる。
このように時間帯テーブルを定めておくと、統制局101の制御部104がデジタル無線通信システムの呼損率Aを常に監視する必要はなく、例えば、統制局101の制御部104に設けられているタイマー(図示せず。)の時間の経過に従って、時間帯テーブルに基づいて制御チャネルの数を増減することができるので、制御部104が呼損率Aを常に監視するという負担から解放される。なお、表6に示される時間帯テーブルは、季節によっても、また、日曜、祭日の場合等で種々変更されることはいうまでもない。
更に、空港で事故が発生した場合、あるいは、降雪の場合等では、端末局からの発呼数が激増するので、操作者が統制局101の操作表示部107を操作して、強制的に制御チャネルを2チャネルまたはそれ以上に増やすこともできる。
以上説明した本発明の一実施例のデジタル無線通信システムの統制局、基地局、端末局の構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成を用いることができる。また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。例えば、音声の情報を通信するものばかりでなく、テキストや画像などの種々な情報を通信するものに適用することも可能である。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載されたデジタル無線通信システムの実施例に限定されるものではなく、上記以外のデジタル無線通信システムに広く適応することが出来ることは、いうまでもない。
本発明で使用される統制局および基地局の概略構成のブロック図を示す。 本発明で使用される端末局の概略構成のブロック図を示す。 本発明で使用されるのフレーム構成を説明するための図である。 本発明で使用される制御チャネルのフレーム構成を説明するための図である。 本発明で使用される通信チャネルのフレーム構成を説明するための図である。 従来のデジタル無線通信システムの一例を示すブロック図である。 従来のデジタル無線通信システムで使用される無線キャリア周波数の関係を説明するための図である。 従来のデジタル無線通信システムのフレーム構成を説明するための図である。 本発明の他の一実施例を説明するための図である。
符号の説明
101、601:統制局、102、602:基地局、103、608:伝送路、104、206:制御部、105、207:記憶部、106:統制台、107:操作表示部、108、210:マイク、109、205:スピーカ、110:送信用無線機、111:受信用無線機、200、605、607:端末局、201:アンテナ、202:切替スイッチ、203:受信部、204:受信信号処理部、205:スピーカ、208:表示部、209:操作部、211:送信信号処理部、212:送信部、603:通信エリア、604、606:端末局グループ。

Claims (3)

  1. 統制局と、上記統制局と結合された基地局と、上記基地局と無線回線で結合された複数の端末局を有し、上記無線回線は、制御チャネルと通信チャネルを有するデジタル無線通信システムにおいて、上記統制局は、制御部および記憶部を有し、上記制御部は、上記デジタル無線通信システムの呼損率を監視し、上記呼損率が所定の呼損率を越えると上記制御部は、上記制御チャネルのチャネル数を増加することを特徴とするデジタル無線通信システム。
  2. 請求項1記載のデジタル無線通信システムにおいて、上記呼損率が所定の呼損率を越える期間が所定の期間継続する場合、上記制御部は、上記制御チャネルのチャネル数を増加することを特徴とするデジタル無線通信システム。
  3. 統制局と、上記統制局と結合された基地局と、上記基地局と無線回線で結合された複数の端末局を有し、上記無線回線は、制御チャネルと通信チャネルを有するデジタル無線通信システムにおいて、上記統制局は、制御部および記憶部を有し、上記記憶部に上記制御チャネル数を定めた時間帯テーブルを記憶し、上記制御部は、上記時間帯テーブルを参照して上記制御チャネルのチャネル数を設定することを特徴とするデジタル無線通信システム。
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