JP2008120613A - 光学素子の製造装置及び製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】光学素子の製造装置及び製造方法において、簡素な構成で不活性ガスの供給量を抑える。
【解決手段】成形型20に収納された光学素材24をチャンバ2内で成形する光学素子の製造装置1において、チャンバ2内に不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段(6,7)と、チャンバ2内に配置されこのチャンバ2内の酸素を吸着する酸素吸着部(8)とを備える構成とする。
【選択図】図1
【解決手段】成形型20に収納された光学素材24をチャンバ2内で成形する光学素子の製造装置1において、チャンバ2内に不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段(6,7)と、チャンバ2内に配置されこのチャンバ2内の酸素を吸着する酸素吸着部(8)とを備える構成とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、レンズ、プリズム、ミラー等の光学素子を製造する光学素子の製造装置及び製造方法に関し、更に詳しくは、簡素な構成で不活性ガスの供給量を抑える光学素子の製造装置及び製造方法に関する。
図5は、従来の光学素子の製造装置を示す断面図である。
同図に示す光学素子製造装置61は、成形チャンバ62内において、加熱部63、加圧部64及び冷却部65により、成形型70に収納された光学素材74を成形している。成形型70は、上型71、下型72及び胴型73からなり、光学素材74は、上型71と下型72との間に収納され、加熱部63、加圧部64及び冷却部65による加熱・加圧・冷却の各工程を経て光学素子74´へと成形されている。
同図に示す光学素子製造装置61は、成形チャンバ62内において、加熱部63、加圧部64及び冷却部65により、成形型70に収納された光学素材74を成形している。成形型70は、上型71、下型72及び胴型73からなり、光学素材74は、上型71と下型72との間に収納され、加熱部63、加圧部64及び冷却部65による加熱・加圧・冷却の各工程を経て光学素子74´へと成形されている。
加熱部63、加圧部64及び冷却部65は、それぞれ、上型71の上面に当接する上ヒータブロック63a,64a,65aと、これら上ヒータブロック63a,64a,65aに埋設されたヒータ63b,64b,65bと、上ヒータブロック63a,64a,65aの上部に配置される上断熱材63c,64c,65cと、図示しないシリンダに接続され上ヒータブロック63a,64a,65aを昇降させるプレス軸63d,64d,65dとから、上側部分が構成されている。
また、加熱部63、加圧部64及び冷却部65は、下型72の下面に当接する下ヒータブロック63e,64e,65eと、これら下ヒータブロック63e,64e,65eに埋設されたヒータ63f,64f,65fと、下ヒータブロック63e,64e,65eの下部に配置される下断熱材63g,64g,65gとから、下側部分が構成されている。
成形チャンバ62には、窒素(矢印N)等の不活性ガスが図示しないタンクから不活性ガス供給管66を経て供給されている。また、成形チャンバ62には、成形型70が搬入される際にのみ開放する搬入シャッタ62aと、成形型70が搬出される際にのみ開放する搬出シャッタ62bとが形成され、成形チャンバ62内の不活性雰囲気が確保されている。
以上説明した光学素子製造装置61において、成形型70に収納された光学素材74は、図示しない搬送手段により、搬入台67から成形チャンバ62内に搬入され、加熱部63の下ヒータブロック63e上に載置される。そして、図示しないシリンダにより、プレス軸63dが上ヒータブロック63aを上型71の上面に当接するまで下降させ、光学素材74を所望の温度まで昇温させ加熱軟化させる。
次に、成形型70は、図示しない搬送手段により、加圧部64の下ヒータブロック64e上に載置される。そして、図示しないシリンダにより、プレス軸64dが上ヒータブロック64aを下降させ、上型71を押圧する。これにより、加熱部63において加熱軟化した光学素材74は、目的の形状に成形される。
加圧が終了した後、成形型70は、図示しない搬送手段により、冷却部65の下ヒータブロック65e上に載置される。そして、図示しないシリンダにより、プレス軸65dが上ヒータブロック65aを上型71の上面に当接するまで下降させ、光学素材74を所望の温度まで冷却させる。光学素材74の冷却温度は、光学素材74が硬化する温度以下で、且つ、成形型70が成形チャンバ62から搬出されて大気に晒されても、劣化しにくい温度となっている。
この後、成形型70は、図示しない搬送手段により、成形チャンバ62から搬出されて搬出台68上に載置される。そして、図示しない取出し手段により、成形型70から成形された光学素子74´が取出される。このようにして、光学素子74´が成形される。
ところで、上述の光学素子製造装置61は、加熱・加圧・冷却の工程毎に成形型70を搬送させるいわゆる循環型の製造装置であるが、成形型70を搬送させずに加熱・加圧・冷却の工程を同一位置にて行う製造装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。
上述の図5に示す循環型の製造装置及び上記特許文献1に記載の製造装置は、いずれも不活性ガスを成形チャンバ内に供給する構成であるが、成形チャンバに成形型を搬入する際及び成形チャンバから成形型を搬出する際に、成形チャンバが大気に開放されてしまう。そのため、成形チャンバ内に酸素が流入し、成形チャンバ内の酸素濃度が上昇してしまっていた。
これを防ぐには、成形チャンバ内の圧力を成形チャンバ外よりも高くして、成形チャンバ外からの酸素の流入を抑える必要があり、不活性ガスを多量に成形チャンバ内に供給しなければならなかった。
なお、成形チャンバ内に供給する不活性ガスの酸素濃度を低下させるために、成形チャンバとは別個のチャンバに、酸化されやすい物質を配置し、成形チャンバ内に流入する前の不活性ガスの酸素濃度を低下させる手法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−47016号公報
実開平2−10438号公報
しかしながら、上記特許文献2記載の製造装置は、不活性ガスの酸素濃度を低下させるために、酸化されやすい物質を別チャンバに配置しているため、装置が大型化してしまっていた。
また、酸化されやすい物質を別チャンバに配置しているため、不活性ガスの供給量はそれほど低減させることができず、コストダウンを図ることもできなかった。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、簡素な構成で不活性ガスの供給量を抑える光学素子の製造装置及び製造方法を提供することである。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、簡素な構成で不活性ガスの供給量を抑える光学素子の製造装置及び製造方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の光学素子の製造装置は、成形型に収納された光学素材をチャンバ内で成形する光学素子の製造装置において、上記チャンバ内に不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段と、上記チャンバ内に配置されこのチャンバ内の酸素を吸着する酸素吸着部とを備える構成とする。
また、上記チャンバは、上記光学素材を加圧する加圧手段が配置される成形チャンバと、この成形チャンバに搬入される上記成形型が載置される搬入チャンバと、上記成形チャンバから搬出される上記成形型が載置される搬出チャンバとを含む構成とするとよい。
また、上記不活性ガス供給手段は、上記チャンバ内に上記不活性ガスを供給するガス供給管を有し、上記酸素吸着部は、上記ガス供給管の上記チャンバ側の流入口に配置されている構成とするとよい。
また、上記酸素吸着部は、粒状の酸素吸着材、又は、板状の酸素吸着材である構成とするとよい。
上記課題を解決するために、本発明の光学素子の製造方法は、成形型に収納された光学素材を、不活性ガスが供給されるチャンバ内で成形することにより光学素子を製造する光学素子の製造方法において、上記チャンバ内に配置した酸素吸着部により上記チャンバ内の酸素を吸着しながら、上記光学素材を成形するようにする。
上記課題を解決するために、本発明の光学素子の製造方法は、成形型に収納された光学素材を、不活性ガスが供給されるチャンバ内で成形することにより光学素子を製造する光学素子の製造方法において、上記チャンバ内に配置した酸素吸着部により上記チャンバ内の酸素を吸着しながら、上記光学素材を成形するようにする。
本発明では、チャンバ内に配置した酸素吸着部によりチャンバ内の酸素を吸着しながら光学素子を成形している。そのため、チャンバ内の酸素濃度を低下させるために、複雑な構成を要することがない。また、酸素吸着部が酸素を吸着するため、不活性ガスの供給量を低減させることが可能となる。よって、本発明によれば、簡素な構成で不活性ガスの供給量を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る光学素子の製造装置及び製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る光学素子の製造装置を示す断面図である。
図1は、本発明の一実施の形態に係る光学素子の製造装置を示す断面図である。
同図に示す光学素子製造装置1は、チャンバ2内において、加熱部3、加圧部4及び冷却部5により、成形型20に収納された光学素材24を成形している。成形型20は、上型21、下型22及び胴型23からなり、光学素材24は、上型21と下型22との間に収納され、加熱部3、加圧部4及び冷却部5による加熱・加圧・冷却の各工程を経て光学素子24´へと成形されている。
チャンバ2は、加熱部3、加圧部4及び冷却部5が配置される成形チャンバ2aと、この成形チャンバ2aに搬入される成形型20が載置される搬入チャンバ2bと、成形チャンバ2aから搬出される成形型20が載置される搬出チャンバ2cとから構成されている。
加熱部3、加圧部4及び冷却部5は、それぞれ、上型21の上面に当接する上ヒータブロック3a,4a,5aと、これら上ヒータブロック3a,4a,5aに一部が露出するように埋設され、保護膜が形成されるまで酸素を吸着するSiC(炭化ケイ素)ヒータ3b,4b,5bと、上ヒータブロック3a,4a,5aの上部に配置される上断熱材3c,4c,5cと、図示しないシリンダに接続され上ヒータブロック3a,4a,5aを昇降させるプレス軸3d,4d,5dとから、上側部分が構成されている。
また、加熱部3、加圧部4及び冷却部5は、下型22の下面に当接する下ヒータブロック3e,4e,5eと、これら下ヒータブロック3e,4e,5eに一部が露出するように埋設され、保護膜が形成されるまで酸素を吸着するSiCヒータ3f,4f,5fと、下ヒータブロック3e,4e,5eの下部に配置される下断熱材3g,4g,5gとから、下側部分が構成されている。
成形チャンバ2a、搬入チャンバ2b及び搬出チャンバ2cには、それぞれ、窒素(矢印N)等の不活性ガスがガスタンク6からガス供給管7を経て供給されている。このガス供給管7には、バルブ7aが設けられており、不活性ガスの供給量が調整可能となっている。また、各チャンバ2a,2b,2cには、酸素を不活性ガスと共にチャンバ2の外部に追い出すため、微細な隙間が形成されている。チャンバ2内には不活性ガスが供給されているため、上記の微細な隙間からの酸素の流入は抑えられている。なお、本発明の不活性ガス供給手段は、本実施の形態においてはガスタンク6及びガス供給管7に該当する。
また、成形チャンバ2a、搬入チャンバ2b及び搬出チャンバ2cには、粒状の酸素吸着部としての鉄粉、ニッケルの粉等の酸素吸着材8が配置されている。この酸素吸着材8は、図2A及び図2Bに示すように、容器13に収納されている。この容器13は、酸素吸着材8に気体が触れるように複数の通気用孔13aが穿設されている。また、容器13は、フランジ部13bに形成された4箇所の固定用孔13cにおいて、図2Aに示すボルト13d及びナット13eによりチャンバ2に対し着脱可能に固定されており、酸素吸着材8の酸素吸着量が減ってきた場合に、酸素吸着材8の取替えが可能となっている。
ここで、搬入チャンバ2b及び搬出チャンバ2cに配置された酸素吸着材8、並びに、成形チャンバ2aに配置された1つの酸素吸着材8は、ガス供給管7のチャンバ2側の流入口7bに位置している。また、ガス供給管7の流入口7bに位置する上記の成形チャンバ2a内の酸素吸着材8と、同じく成形チャンバ2aに配置された他の1つの酸素吸着材8は、成形チャンバ2aの上部の角に位置している。
チャンバ2には、成形型20が搬入チャンバ2bに搬入される際にのみ開放する第1シャッタ2dと、成形型20が搬入チャンバ2bから成形チャンバ2aに搬入される際にのみ開放する第2シャッタ2eと、成形型20が成形チャンバ2aから搬出チャンバ2cに搬出される際にのみ開放する第3シャッタ2fと、成形型20が搬出チャンバ2cから外部に搬出される際にのみ開放する第4シャッタ2gとが形成され、チャンバ2内、ひいては成形チャンバ2a内の不活性雰囲気が確保されている。
また、搬入チャンバ2bには、予熱部10が配置されている。この予熱部10は、搬入台9から供給される成形型20が載置されるヒータブロック10aと、このヒータブロック10aに一部が露出するように埋設され、保護膜が形成されるまで酸素を吸着するSiCヒータ10bと、ヒータブロック10aの下部に配置される断熱材10cとから構成されており、成形型20を加熱部3において加熱する前段階として、予熱を行っている。
また、搬出チャンバ2cには、徐冷部11が配置されている。この徐冷部11は、冷却部5(成形チャンバ2a)から搬出される成形型20が載置されるヒータブロック11aと、このヒータブロック11aに一部が露出するように埋設され、保護膜が形成されるまで酸素を吸着するSiCヒータ11bと、ヒータブロック11aの下部に配置される断熱材11cとから構成されており、成形型20の徐冷を行っている。
以下、光学素子製造装置1における光学素子24´の製造方法について、図1を参照しながら説明する。
まず、成形チャンバ2a、搬入チャンバ2b及び搬出チャンバ2cに対し、ガスタンク6からガス供給管7を介して不活性ガス(矢印N)の供給を開始しておき、チャンバ2ひいては成形チャンバ2aの酸素濃度を低下させるようにする。そして、各チャンバ2a,2b,2cに配置された酸素吸着材8並びに保護膜が形成されるまでのSiCヒータ3b,4b,5b,・・・により、各チャンバ2a,2b,2c内の酸素を吸着しながら、以下のように光学素子24´を成形する。
まず、成形チャンバ2a、搬入チャンバ2b及び搬出チャンバ2cに対し、ガスタンク6からガス供給管7を介して不活性ガス(矢印N)の供給を開始しておき、チャンバ2ひいては成形チャンバ2aの酸素濃度を低下させるようにする。そして、各チャンバ2a,2b,2cに配置された酸素吸着材8並びに保護膜が形成されるまでのSiCヒータ3b,4b,5b,・・・により、各チャンバ2a,2b,2c内の酸素を吸着しながら、以下のように光学素子24´を成形する。
光学素材24を収納した成形型20は、図示しない搬送手段により、搬入台9から搬入チャンバ2b内に搬入され、予熱部10のヒータブロック10a上で予熱される。
次に、成形型20は、搬入チャンバ2bから成形チャンバ2aに搬入され、加熱部3の下ヒータブロック3e上に載置される。そして、図示しないシリンダにより、プレス軸3dが上ヒータブロック3aを上型21の上面に当接するまで下降させ、光学素材24を所望の温度まで昇温させ、加熱軟化させる。
次に、成形型20は、搬入チャンバ2bから成形チャンバ2aに搬入され、加熱部3の下ヒータブロック3e上に載置される。そして、図示しないシリンダにより、プレス軸3dが上ヒータブロック3aを上型21の上面に当接するまで下降させ、光学素材24を所望の温度まで昇温させ、加熱軟化させる。
光学素材24の加熱が終了した後、成形型20は、図示しない搬送手段により、加圧部4の下ヒータブロック4e上に載置される。そして、プレス軸4dが図示しないシリンダによって上ヒータブロック4aを下降させ、上型21を押圧する。これにより、加熱部3において加熱軟化した光学素材24は、上型21及び下型22の成形面形状が転写されて、目的の形状に成形される。
光学素材24の加圧成形が終了した後、成形型20は、図示しない搬送手段により、冷却部5の下ヒータブロック5e上に載置される。そして、プレス軸5dが図示しないシリンダにより上ヒータブロック5aを上型21の上面に当接するまで下降させ、光学素材54を所望の温度まで冷却させる。
光学素材24の冷却が終了した後、成形型20は、図示しない搬送手段により、成形チャンバ2aから搬出チャンバ2cに搬出され、徐冷部11のヒータブロック11aに載置される。そして、光学素材24が硬化する温度以下で、且つ、成形型20がチャンバ2(搬出チャンバ2c)から搬出されて大気に晒されても劣化しにくい温度以下まで徐冷される。
この後、成形型20は図示しない搬送手段により、チャンバ2(搬出チャンバ2c)から搬出されて搬出台12上に載置される。そして、図示しない取出し手段により、成形型20から成形された光学素子24´が取出される。このようにして、光学素子24´が成形される。
以上説明した本実施の形態では、チャンバ2内に配置した酸素吸着材8によりチャンバ2内の酸素を吸着しながら光学素子24´を成形している。そのため、チャンバ2内の酸素濃度を低下させるために、複雑な構成を要することがない。また、酸素吸着材8が酸素を吸着するため、不活性ガス(矢印N)の供給量を低減させることが可能となる。よって、本実施の形態によれば、簡素な構成で不活性ガスの供給量を抑えることができる。
また、本実施の形態では、チャンバ2は、光学素材24を加圧する加圧部4等が配置される成形チャンバ2aと、この成形チャンバ2aに搬入される成形型20が配置される搬入チャンバ2bと、成形チャンバ2aから搬出される成形型20が配置される搬出チャンバ2cとを含んでいる。そのため、成形チャンバ2aへの酸素の流入を有効に抑えることができ、不活性ガスの供給量を一層抑えることができる。
更には、本実施の形態では、各チャンバ2a,2b,2cにそれぞれ酸素吸着材8を配置しているため、より有効に成形チャンバ2a内の酸素濃度を低下させることができ、不活性ガスの供給量をより一層抑えることができる。
また、本実施の形態では、酸素吸着材8をガス供給管7の流入口7bに配置しているため、チャンバ2に供給される不活性ガス(矢印N)の酸素の含有量をも低減させることができる。したがって、不活性ガスの供給量を一層抑えることができる。
また、本実施の形態では、酸素吸着材8を成形チャンバ2aの上部の角に配置したため、酸素が溜まりやすい成形チャンバ2aの上部の角の酸素を吸着することができる。したがって、不活性ガスの供給量を一層抑えることができる。
また、本実施の形態では、ヒータブロック3a,4a,5a,・・・にSiCヒータ3b,4b,5b,・・・を埋設させているため、SiCヒータ3b,4b,5b,・・・の表面にSiO2の保護膜が形成される際に酸素が吸着される。したがって、不活性ガスの供給量をより一層抑えることができる。
図3は、本実施の形態の変形例に係る光学素子製造装置を示す断面図である。
同図に示す光学素子製造装置1´は、チャンバ2´が成形チャンバのみからなり、図1に示す搬入チャンバ2b及び搬出チャンバ2cが配設されていない。
同図に示す光学素子製造装置1´は、チャンバ2´が成形チャンバのみからなり、図1に示す搬入チャンバ2b及び搬出チャンバ2cが配設されていない。
本変形例に係る光学素子製造装置1´によっても、チャンバ2´内の酸素濃度を低下させるために、複雑な構成を要することがなく、また、酸素吸着材8が酸素を吸着するため、不活性ガス(矢印N)の供給量を低減させることが可能となる。よって、簡素な構成で不活性ガスの供給量を抑えることができる。
なお、本実施の形態及びその変形例においては、光学素子製造装置1,1´を、加熱・加圧・冷却の工程毎に搬送するいわゆる循環型の製造装置として説明したが、加熱・加圧・冷却を1又は2のヒータブロック上で行う光学素子製造装置においても、酸素吸着材8を配置することで、簡素な構成で不活性ガスの供給量を抑えることができる。
また、例えば成形チャンバ2aに酸素吸着材8を配置するスペースがない場合等には、酸素吸着材8を、搬入チャンバ2b及び搬出チャンバ2cの一方又は両方に配置することでも、簡素な構成で不活性ガスの供給量を抑えることができる。
また、本実施の形態においては、粒状の酸素吸着材8を各チャンバ2a,2b,2cの上部に配置する例を説明したが、酸素吸着材8がチャンバ2内に配置されていれば、同様に、簡素な構成で不活性ガスの供給量を抑えることができる。
また、本実施の形態においては、粒状の酸素吸着材を鉄粉、ニッケルの粉等として説明したが、チャンバ2内において酸素が成形型20及び製造装置1,1´の劣化に影響しやすい温度は特に200℃以上の場合であり、この雰囲気中で酸素吸着作用を示し得る材料であれば代替可能である。
図4は、本発明の他の実施の形態に係る光学素子製造装置を示す断面図である。
同図に示す光学素子製造装置31は、チャンバ32内において、加熱部33、加圧部34及び冷却部35により、成形型50に収納された光学素材54を成形している。成形型50は、上型51、下型52及び胴型53からなり、光学素材54は上型51と下型52との間に収納され、加熱部53、加圧部54及び冷却部55による加熱・加圧・冷却の各工程を経て光学素子54´へと成形されている。
同図に示す光学素子製造装置31は、チャンバ32内において、加熱部33、加圧部34及び冷却部35により、成形型50に収納された光学素材54を成形している。成形型50は、上型51、下型52及び胴型53からなり、光学素材54は上型51と下型52との間に収納され、加熱部53、加圧部54及び冷却部55による加熱・加圧・冷却の各工程を経て光学素子54´へと成形されている。
チャンバ32は、加熱部33、加圧部34及び冷却部35が配置される成形チャンバ32aと、この成形チャンバ32aに搬入される成形型50が載置される搬入チャンバ32bと、成形チャンバ32aから搬出される成形型50が載置される搬出チャンバ32cとから構成されている。
加熱部33、加圧部34及び冷却部35は、それぞれ、上型51の上面に当接する上ヒータブロック33a,34a,35aと、これら上ヒータブロック33a,34a,35aに一部が露出するように埋設され、保護膜が形成されるまで酸素を吸着するSiC(炭化ケイ素)ヒータ33b,34b,35bと、上ヒータブロック33a,34a,35aの上部に配置される上断熱材33c,34c,35cと、図示しないシリンダに接続され上ヒータブロック33a,34a,35aを昇降させるプレス軸33d,34d,35dとから、上側部分が構成されている。なお、上断熱材33c,34c,35cの外周部分には、板状の酸素吸着部としての鉄板からなる円筒形状の酸素吸着材33h,34h,35hが設けられている。
また、加熱部33、加圧部34及び冷却部35は、下型52の下面に当接する下ヒータブロック33e,34e,35eと、これら下ヒータブロック33e,34e,35eに一部が露出するように埋設され、保護膜が形成されるまで酸素を吸着するSiCヒータ33f,34f,35fと、下ヒータブロック33e,34e,35eの下部に配置される下断熱材33g,34g,35gとから、下側部分が構成されている。
成形チャンバ32a、搬入チャンバ32b及び搬出チャンバ32cには、それぞれ、窒素(矢印N)等の不活性ガスがガスタンク36からガス供給管37を経て供給されている。このガス供給管37には、バルブ37aが設けられており、不活性ガスの供給量が調整可能となっている。また、各チャンバ32a,32b,32cには、酸素を不活性ガスと共にチャンバ32の外部に追い出すため、微細な隙間が形成されている。チャンバ2内には不活性ガスが供給されているため、上記の微細な隙間からの酸素の流入は抑えられている。なお、本発明の不活性ガス供給手段は、本実施の形態においてはガスタンク36及びガス供給管37に該当する。
ここで、成形チャンバ32a、搬入チャンバ32b及び搬出チャンバ32cの側壁には、板状の酸素吸着部としての鉄板からなる酸素吸着材38が配置されている。これら酸素吸着材38は、成形チャンバ32aの上部に着脱可能に固定されており、酸素吸着材38の酸素吸着量が減ってきた場合に、酸素吸着材38の取替えが可能となっている。
チャンバ32には、成形型50が搬入チャンバ32bに搬入される際にのみ開放する第1シャッタ32dと、成形型50が搬入チャンバ32bから成形チャンバ32aに搬入される際にのみ開放する第2シャッタ32eと、成形型50が成形チャンバ32aから搬出チャンバ32cに搬出される際にのみ開放する第3シャッタ32fと、成形型50が搬出チャンバ32cから外部に搬出される際にのみ開放する第4シャッタ32gとが形成され、チャンバ32内、ひいては成形チャンバ32a内の不活性雰囲気が確保されている。
搬入チャンバ32bには、予熱部40が配置されている。この予熱部40は、搬入台39から供給される成形型50が載置されるヒータブロック40aと、このヒータブロック40aに一部が露出するように埋設され、保護膜が形成されるまで酸素を吸着するSiCヒータ40bと、ヒータブロック40aの下部に配置される断熱材40cとから構成されており、成形型50を加熱部33において加熱する前段階として、予熱を行っている。
また、搬出チャンバ32cには、徐冷部41が配置されている。この徐冷部41は、冷却部35(成形チャンバ32a)から搬出される成形型50が載置されるヒータブロック41aと、このヒータブロック41aに一部が露出するように埋設され、保護膜が形成されるまで酸素を吸着するSiCヒータ41bと、ヒータブロック41aの下部に配置される断熱材41cとから構成されており、成形型50の徐冷を行っている。
光学素子製造装置31における光学素子54´の製造方法については、上記実施の形態と同様であるので説明は省略する。
以上説明した本実施の形態では、チャンバ32内に配置した酸素吸着材38,33h,34h,35hによりチャンバ32内の酸素を吸着しながら光学素子54´を成形している。そのため、チャンバ32内の酸素濃度を低下させるために、複雑な構成を要することがない。また、酸素吸着材38,33h,34h,35hが酸素を吸着するため、不活性ガス(矢印N)の供給量を低減させることが可能となる。よって、本実施の形態によれば、簡素な構成で不活性ガスの供給量を抑えることができる。
以上説明した本実施の形態では、チャンバ32内に配置した酸素吸着材38,33h,34h,35hによりチャンバ32内の酸素を吸着しながら光学素子54´を成形している。そのため、チャンバ32内の酸素濃度を低下させるために、複雑な構成を要することがない。また、酸素吸着材38,33h,34h,35hが酸素を吸着するため、不活性ガス(矢印N)の供給量を低減させることが可能となる。よって、本実施の形態によれば、簡素な構成で不活性ガスの供給量を抑えることができる。
また、本実施の形態では、チャンバ32は、光学素材54を加圧する加圧部34等が配置される成形チャンバ32aと、この成形チャンバ32aに搬入される成形型50が載置される搬入チャンバ32bと、成形チャンバ32aから搬出される成形型50が載置される搬出チャンバ32cとを含んでいる。そのため、成形チャンバ32aへの酸素の流入を有効に抑えることができ、不活性ガスの供給量を一層抑えることができる。
更には、本実施の形態では、各チャンバ32a,32b,32cにそれぞれ酸素吸着材38,33h,34h,35hを配置しているため、より有効に成形チャンバ32a内の酸素濃度を低下させることができ、不活性ガスの供給量をより一層抑えることができる。
また、本実施の形態では、チャンバ32の壁面に板状の酸素吸着材38を用いているため、チャンバ32の壁面の補強をも行うことができる。したがって、チャンバ32の壁面を比較的薄くすることも可能であり、光学素子製造装置31を一層簡素な構成とすることができる。
また、本実施の形態では、各チャンバ32a,32b,32cの側壁の上部に酸素吸着材38を配置したため、酸素が溜まりやすい各チャンバ32a,32b,32cの側壁の上部の酸素を吸着することができる。したがって、不活性ガスの供給量を一層抑えることができる。
また、本実施の形態では、ヒータブロック33a,34a,35a,・・・にSiCヒータ33b,34b,35b,・・・を埋設させているため、SiCヒータ33b,34b,35b,・・・の表面にSiO2の保護膜が形成される際に、酸素が吸着される。したがって、不活性ガスの供給量を一層抑えることができる。
なお、本実施の形態においても、図3に示す光学素子製造装置1´のように搬入チャンバ32b及び搬出チャンバ32cを配設しなくとも、簡素な構成で不活性ガスの供給量を抑えることができる。
また、本実施の形態においては、光学素子製造装置31を、加熱・加圧・冷却の工程毎に搬送する、いわゆる循環型の製造装置として説明したが、加熱・加圧・冷却を1又は2のヒータブロック上で行う光学素子製造装置においても、酸素吸着材38,33h,34h,35hを配置することで、簡素な構成で不活性ガスの供給量を抑えることができる。
また、本実施の形態においては、板状の酸素吸着材38,33h,34h,35hを、チャンバ32の壁面及び上断熱材33c,34c,35cに配置する例を説明したが、酸素吸着材の配置位置は、チャンバ32内であれば有効に酸素を吸着することが可能となる。
更には、上記実施の形態(図1に示す光学素子製造装置1)のように、粒状の酸素吸着材8と併せて板状の酸素吸着材38,33h,34h,35hを配置することで、より有効に不活性ガスの供給量を抑えることもできる。
また、本実施の形態においては、板状の酸素吸着材38,33h,34h,35hを鉄板として説明したが、チャンバ2内において酸素が成形型50及び製造装置31の劣化に影響しやすい温度は特に200℃以上の場合であり、この雰囲気中で酸素吸着作用を示し得る材料であれば代替可能である。
1 光学素子製造装置
2 チャンバ
2a 成形チャンバ
2b 搬入チャンバ
2c 搬出チャンバ
2d 第1シャッタ
2e 第2シャッタ
2f 第3シャッタ
2g 第4シャッタ
3 加熱部
4 加圧部
5 冷却部
3a,4a,5a 上ヒータブロック
3b,4b,5b SiCヒータ
3c,4c,5c 上断熱材
3d,4d,5d プレス軸
3e,4e,5e 下ヒータブロック
3f,4f,5f SiCヒータ
3g,4g,5g 下断熱材
6 ガスタンク
7 ガス供給管
7a バルブ
7b 流入口
8 酸素吸着材
9 搬入台
10 予熱部
11 徐冷部
10a,11a ヒータブロック
10b,11b SiCヒータ
10c,11c 断熱材
12 搬出台
13 容器
13a 通気用孔
13b フランジ部
13c 固定用孔
13d ボルト
13e ナット
20 成形型
21 上型
22 下型
23 胴型
24 光学素材
24´ 光学素子
31 光学素子製造装置
32 チャンバ
32a 成形チャンバ
32b 搬入チャンバ
32c 搬出チャンバ
32d 第1シャッタ
32e 第2シャッタ
32f 第3シャッタ
32g 第4シャッタ
33 加熱部
34 加圧部
35 冷却部
33a,34a,35a 上ヒータブロック
33b,34b,35b SiCヒータ
33c,34c,35c 上断熱材
33d,34d,35d プレス軸
33e,34e,35e 下ヒータブロック
33f,34f,35f SiCヒータ
33g,34g,35g 下断熱材
33h,34h,35h 酸素吸着材
36 ガスタンク
37 ガス供給管
37a バルブ
37b 流入口
38 酸素吸着材
39 搬入台
40 予熱部
41 徐冷部
40a,41a ヒータブロック
40b,41b SiCヒータ
40c,41c 断熱材
42 搬出台
50 成形型
51 上型
52 下型
53 胴型
54 光学素材
54´ 光学素子
2 チャンバ
2a 成形チャンバ
2b 搬入チャンバ
2c 搬出チャンバ
2d 第1シャッタ
2e 第2シャッタ
2f 第3シャッタ
2g 第4シャッタ
3 加熱部
4 加圧部
5 冷却部
3a,4a,5a 上ヒータブロック
3b,4b,5b SiCヒータ
3c,4c,5c 上断熱材
3d,4d,5d プレス軸
3e,4e,5e 下ヒータブロック
3f,4f,5f SiCヒータ
3g,4g,5g 下断熱材
6 ガスタンク
7 ガス供給管
7a バルブ
7b 流入口
8 酸素吸着材
9 搬入台
10 予熱部
11 徐冷部
10a,11a ヒータブロック
10b,11b SiCヒータ
10c,11c 断熱材
12 搬出台
13 容器
13a 通気用孔
13b フランジ部
13c 固定用孔
13d ボルト
13e ナット
20 成形型
21 上型
22 下型
23 胴型
24 光学素材
24´ 光学素子
31 光学素子製造装置
32 チャンバ
32a 成形チャンバ
32b 搬入チャンバ
32c 搬出チャンバ
32d 第1シャッタ
32e 第2シャッタ
32f 第3シャッタ
32g 第4シャッタ
33 加熱部
34 加圧部
35 冷却部
33a,34a,35a 上ヒータブロック
33b,34b,35b SiCヒータ
33c,34c,35c 上断熱材
33d,34d,35d プレス軸
33e,34e,35e 下ヒータブロック
33f,34f,35f SiCヒータ
33g,34g,35g 下断熱材
33h,34h,35h 酸素吸着材
36 ガスタンク
37 ガス供給管
37a バルブ
37b 流入口
38 酸素吸着材
39 搬入台
40 予熱部
41 徐冷部
40a,41a ヒータブロック
40b,41b SiCヒータ
40c,41c 断熱材
42 搬出台
50 成形型
51 上型
52 下型
53 胴型
54 光学素材
54´ 光学素子
Claims (6)
- 成形型に収納された光学素材をチャンバ内で成形する光学素子の製造装置において、
前記チャンバ内に不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段と、
前記チャンバ内に配置され該チャンバ内の酸素を吸着する酸素吸着部と
を備えることを特徴とする光学素子の製造装置。 - 前記チャンバは、前記光学素材を加圧する加圧手段が配置される成形チャンバと、該成形チャンバに搬入される前記成形型が載置される搬入チャンバと、前記成形チャンバから搬出される前記成形型が載置される搬出チャンバとを含むことを特徴とする請求項1記載の光学素子の製造装置。
- 前記不活性ガス供給手段は、前記チャンバ内に前記不活性ガスを供給するガス供給管を有し、
前記酸素吸着部は、前記ガス供給管の前記チャンバ側の流入口に配置されていることを特徴とする請求項1記載の光学素子の製造装置。 - 前記酸素吸着部は、粒状の酸素吸着材であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項記載の光学素子の製造装置。
- 前記酸素吸着部は、板状の酸素吸着材であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項記載の光学素子の製造装置。
- 成形型に収納された光学素材を、不活性ガスが供給されるチャンバ内で成形することにより光学素子を製造する光学素子の製造方法において、
前記チャンバ内に配置した酸素吸着部により前記チャンバ内の酸素を吸着しながら、前記光学素材を成形することを特徴とする光学素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006303990A JP2008120613A (ja) | 2006-11-09 | 2006-11-09 | 光学素子の製造装置及び製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006303990A JP2008120613A (ja) | 2006-11-09 | 2006-11-09 | 光学素子の製造装置及び製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=39505773
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---|---|---|---|
JP2006303990A Withdrawn JP2008120613A (ja) | 2006-11-09 | 2006-11-09 | 光学素子の製造装置及び製造方法 |
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---|---|
JP (1) | JP2008120613A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105107946A (zh) * | 2014-09-03 | 2015-12-02 | 李明殷 | 一种用于金属壳件或板件的热加工成形设备及制法 |
-
2006
- 2006-11-09 JP JP2006303990A patent/JP2008120613A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105107946A (zh) * | 2014-09-03 | 2015-12-02 | 李明殷 | 一种用于金属壳件或板件的热加工成形设备及制法 |
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Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100202 |