JP2008118949A - 葉たばこの監視制御盤の吊込表により制御する乾燥方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 葉たばこの水分蒸発量で黄変期間、乾固期間の重量比を計算し、この重量比により、黄変率に対応する差異により乾湿球温度を設定する。しかし、現実は、葉たばこの種類、生育状態、着位部分により、その乾燥方法が区々となるので、葉たばこの乾燥が、適確かつ効率的に行えない。また誤認が発生し易い。また単なる一基の制御盤では、自由な制御ができない。さらに、常時、現場に出向き、目視・管理必要があり、厄介でかつ手間を要する。
【構成】 乾燥室内に設けた多数の葉たばこを、バーナによる温度調節及びダンパーの開閉による外気の導入・停止による湿度調節を介して、乾燥室内の乾球温度及び湿球温度をコントロールし、このコントロールを、乾燥室の制御盤と、この制御盤を指令する監視制御盤・遠隔操作を介して行うことで、葉たばこの乾燥管理を、適確かつ効率的に行える葉たばこ用の多数の制御盤を監視・制御する監視制御盤による乾燥方法である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、葉たばこ用の多数の乾燥室の監視制御盤の表示画面に表示される吊込表及び/又は各乾燥室の乾球温度及び湿球温度の昇温及び降温を、監視制御盤と制御盤を介して行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法に関する。
従来、葉たばこの乾燥は、葉たばこを収容する乾燥室に、温風発生機、送風機、換気のためのダンパー及び排湿口、空気の循環口等を設置し、この乾燥室に強制的に温風を送風して乾燥を行なうバルク乾燥方法が行われている。このバルク乾燥方法は、乾燥温度表を参照して作業者の五感によって実施されていたが、近年では乾燥プログラムを記憶させたコンピューターによりバルク乾燥装置を自動制御するのが一般的である。
葉たばこは、大別すると、三種類があり、「在来種」、「黄色種」、「バーレー種」に分別される。尚、この「在来種」は、自然通風条件下での乾燥方法により、原型を保持している種であり、香喫味はからっとしており、火つきがよい。次に、「黄色種」は、世界中で最も多く生産されており、乾燥室内に吊り込み人工的に加熱(略37〜40℃)しながら黄色にし、順次昇温及び排湿をはかり黄色に固定して乾燥を行う。この乾燥は吊り込み点火後、略80〜120時間で終了しますが、乾燥中に葉中のでんぷんの糖化が行われるので、乾葉(かんぱ)は特有の甘い香りがする。最後に、「バーレー種」は、北米の在来種から突然変異で生じたものといわれ、一般のたばこに比べて葉色が淡く、乾燥における葉色は黄色から褐色に変わっていき、乾葉(かんぱ)は独特のチョコレート様の香りがする。「黄色種」は火力乾燥機によって短期間(略7日程度)で乾燥できるのに対し、「バーレー種」・「在来種」は遮光したビニールハウス等を使用し、ゆっくりと長期間をかけて乾燥する。
尚、この葉たばこの乾燥作業は極めて精緻な制御を要する。その理由は、ただ単に、葉たばこ中の水分を脱却させて、葉たばこを乾燥させるという形式的な意味合いではなく、製品のたばこ特有の色沢や、香喫味を出すために、葉たばこに含有する内容成分の科学的変化を促進させる実質的な意味合いを示し、通常の乾燥制御では、葉たばこの内容成分の変化を図る期間(キュアリング)と、葉中水分を減少させて、内容成分の変化を停めて品質を固定する脱水乾燥期間(ドライイング)の過程を経て、葉たばこの乾燥は行われる。その乾燥は葉たばこの種類、生育状態、着位部分に対応して、水分をどのように抜いて行くのが最適であるか、その乾燥方法を決定する。そして、このキュアリングの過程において、内容成分の変化を調節するためには、ドライイングが並行しているので、このキュアリングとドライイングの明確な区別及び/又は制御がなく、この種の葉たばこの乾燥方法では困難性がある。
そして、この葉たばこの蒸酵期、黄変期、色沢固定期、中骨乾燥期の四段階(葉たばこの水分量を適度に保つ蒸酵期、及び黄変期、主として葉肉の脱水を図る色沢固定期、又は中骨を乾燥させる中骨乾燥期)に区分して乾燥される温度分布を説明すると、温度を初期が略38℃程度から略2℃〜3℃ずつ一定時間をおいて昇温させて行き、最終温度略68℃で中骨を乾燥させる。一方、湿度は湿球温度で管理するが、黄変期、色沢固定期は略36℃〜38℃程度の範囲で、最終においても略40℃で乾燥させる。この乾燥の際の状態を相対湿度になおすと、黄変期が略95〜75%、中骨乾燥期では略50〜20%になるように設定している。
以下、葉たばこの乾燥方法に関する先行文献を挙げる。下記の文献(1)、(2)とも、温度表を表示する構成は、拝見できなかったが、これに近似する文献を開示する。つまり、文献(1)は、特開昭59−232082号「葉たばこの乾燥方法およびその装置」であり、その概要は、葉たばこの水分蒸発量を求め、その水分蒸発量の黄変期間および乾固期間の重量比を計算し、この重量比により、黄変率に対応する差異により乾湿球温度の設定をし、葉たばこの乾燥を行う構成であり、各乾燥時間の変動に対応できるように、乾燥特性に応じた乾燥工程を設けたものであり、葉たばこの品質低下及び熱経済の向上を意図する。
また、文献(2)は、特開昭63−49063号の「葉たばこ乾燥装置」であり、その概要は、乾球温度及び湿球温度を検出し、その温度差と、飽和水蒸気リストにより、水蒸気圧を算出し、乾球温度、相対湿度、湿球温度を制御し、葉たばこの乾燥を行う構成であり、この検出値の取扱いが容易であるため、誤操作を防止し、葉たばこの乾燥を確実に行えることを意図する。
従来、葉たばこの乾燥は、葉たばこを収容する乾燥室に、温風発生機、送風機、換気のためのダンパー及び排湿口、空気の循環口等を設置し、この乾燥室に強制的に温風を送風して乾燥を行なうバルク乾燥方法が行われている。このバルク乾燥方法は、乾燥温度表を参照して作業者の五感によって実施されていたが、近年では乾燥プログラムを記憶させたコンピューターによりバルク乾燥装置を自動制御するのが一般的である。
葉たばこは、大別すると、三種類があり、「在来種」、「黄色種」、「バーレー種」に分別される。尚、この「在来種」は、自然通風条件下での乾燥方法により、原型を保持している種であり、香喫味はからっとしており、火つきがよい。次に、「黄色種」は、世界中で最も多く生産されており、乾燥室内に吊り込み人工的に加熱(略37〜40℃)しながら黄色にし、順次昇温及び排湿をはかり黄色に固定して乾燥を行う。この乾燥は吊り込み点火後、略80〜120時間で終了しますが、乾燥中に葉中のでんぷんの糖化が行われるので、乾葉(かんぱ)は特有の甘い香りがする。最後に、「バーレー種」は、北米の在来種から突然変異で生じたものといわれ、一般のたばこに比べて葉色が淡く、乾燥における葉色は黄色から褐色に変わっていき、乾葉(かんぱ)は独特のチョコレート様の香りがする。「黄色種」は火力乾燥機によって短期間(略7日程度)で乾燥できるのに対し、「バーレー種」・「在来種」は遮光したビニールハウス等を使用し、ゆっくりと長期間をかけて乾燥する。
尚、この葉たばこの乾燥作業は極めて精緻な制御を要する。その理由は、ただ単に、葉たばこ中の水分を脱却させて、葉たばこを乾燥させるという形式的な意味合いではなく、製品のたばこ特有の色沢や、香喫味を出すために、葉たばこに含有する内容成分の科学的変化を促進させる実質的な意味合いを示し、通常の乾燥制御では、葉たばこの内容成分の変化を図る期間(キュアリング)と、葉中水分を減少させて、内容成分の変化を停めて品質を固定する脱水乾燥期間(ドライイング)の過程を経て、葉たばこの乾燥は行われる。その乾燥は葉たばこの種類、生育状態、着位部分に対応して、水分をどのように抜いて行くのが最適であるか、その乾燥方法を決定する。そして、このキュアリングの過程において、内容成分の変化を調節するためには、ドライイングが並行しているので、このキュアリングとドライイングの明確な区別及び/又は制御がなく、この種のたばこの乾燥方法の困難性がある。
そして、この葉たばこの蒸酵期、黄変期、色沢固定期、中骨乾燥期の四段階(葉たばこの水分量を適度に保つ蒸酵期、及び黄変期、主として葉肉の脱水を図る色沢固定期、又は中骨を乾燥させる中骨乾燥期)に区分して乾燥される温度分布を説明すると、温度を初期が略38℃程度から略2℃〜3℃ずつ一定時間をおいて昇温させて行き、最終温度略68℃で中骨を乾燥させる。一方、湿度は湿球温度で管理するが、黄変期、色沢固定期は略36℃〜38℃程度の範囲で、最終においても略40℃で乾燥させる。この乾燥の際の状態を相対湿度になおすと、黄変期が略95〜75%、中骨乾燥期では略50〜20%になるように設定している。
以下、葉たばこの乾燥方法に関する先行文献を挙げる。下記の文献(1)、(2)とも、温度表を表示する構成は、拝見できなかったが、これに近似する文献を開示する。つまり、文献(1)は、特開昭59−232082号「葉たばこの乾燥方法およびその装置」であり、その概要は、葉たばこの水分蒸発量を求め、その水分蒸発量の黄変期間および乾固期間の重量比を計算し、この重量比により、黄変率に対応する差異により乾湿球温度の設定をし、葉たばこの乾燥を行う構成であり、各乾燥時間の変動に対応できるように、乾燥特性に応じた乾燥工程を設けたものであり、葉たばこの品質低下及び熱経済の向上を意図する。
また、文献(2)は、特開昭63−49063号の「葉たばこ乾燥装置」であり、その概要は、乾球温度及び湿球温度を検出し、その温度差と、飽和水蒸気リストにより、水蒸気圧を算出し、乾球温度、相対湿度、湿球温度を制御し、葉たばこの乾燥を行う構成であり、この検出値の取扱いが容易であるため、誤操作を防止し、葉たばこの乾燥を確実に行えることを意図する。
特開昭59−232082号 特開昭63−49063号
文献(1)に開示されているような構成は、一般的な乾燥工程であり、水分蒸発量を求め、その水分蒸発量の黄変期間および乾固期間の重量比を計算し、この重量比により、黄変率に対応する差異により乾湿球温度の設定をし、葉たばこの乾燥を行う。しかし、葉たばこの種類、生育状態、着位部分により、その乾燥方法が異なるので、葉たばこの乾燥室内の乾燥が効率よく行えないこと、誤認が発生し易いこと、一台の制御盤では、自由な制御ができないこと、必要により現場に出向き、目視する作業を要し、厄介でありまた手間を要すること等の問題がある。
また、その葉たばこの状況が瞬時に及び包括的に管理者が把握できないため、どのような状況で、かつどの乾燥工程であるか等の把握が、即座にできず、対応が後手に回り、葉たばこに悪影響を与え、たばこ特有の色沢や、香喫味の劣化した乾葉となり、品質及び/又は価格の低下を招来すること等の不利益が発生する。
文献(2)に開示されている構成は、乾球温度及び湿球温度を検出し、その温度差と、飽和水蒸気リストにより、水蒸気圧を算出し、乾球温度、相対湿度、湿球温度を制御し、葉たばこの乾燥を行うので、飽和水蒸気リストを表示により、誤認が生じ易く、文献(1)と同様な問題が考えられる。
請求項1の発明は、下記の[1]〜[4]を達成することを意図する。
[1] 監視制御盤による吊込表の目視による自由な制御と、瞬時に及び/又は包括的に作業を行い、誤認の予防、現場に出向くことを回避し、スムーズな段取り、作業及び/又は手間の簡略化、乾燥確認の確実性、乾燥時間の短縮化と、経済的な乾燥作業を確保すること等を意図する。
[2] 各乾燥室の各種の制御を吊込表により、簡易かつ効率的に行う作業を介して、たばこ特有の色沢や、香喫味を確保し、かつ乾葉としての品質の向上及び/又は生産費(ランニングコスト)の低下を図ること、また資源の無駄をなくし、かつ経済的なロスを回避すること等を意図する。
[3] 監視制御盤の表示画面に、温度表にグラフ表示を示すことで、各乾燥室内はたばこの乾燥状況が瞬時及び/又は包括的に理解できること、その温度表にグラフ表示により、乾燥の進捗状況が理解できること、管理者による異常発生時における対応可能とすること、作業員への指示が徹底すること、各乾燥室の乾燥の不具合を最小限に抑えること等を意図する。
[4] 監視制御盤の表示画面に、日射量及び降雨量等の天候条件に作柄が毎年変わるため、その作柄に対応した温度表により、乾燥工程を設けるため、管理者自ら個別具体的に温度表を作成する必要もなく、乾燥作業の効率化を図ること等を意図する。
請求項1は、多数の葉たばこを葉詰め及び/又は吊り込みを行うラックを吊架し、この乾燥室内の乾燥用熱源による加熱制御及びダンパーの開閉による吸排気制御で、乾燥室内の乾球温度及び湿球温度を、それぞれ所定の温度ずつ昇温又は降温する葉たばこ用の乾燥室に配備された制御盤を介して、葉たばこの乾燥作業を行う多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、
この多数の葉たばこの乾燥室にラックを介して葉たばこを吊架する工程において、この工程での葉たばこの吊架作業を前記監視制御盤に表示される葉たばこの吊込表により行い、乾燥室内の温風を循環流動し、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法である。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な下葉、中葉、合葉、本葉、上葉の5種類に分別された葉たばこの着位部分を提供することを意図する。
請求項2は、 請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、
この吊込表を葉たばこの着位部分に対応して作成し、この着位部分は下葉、中葉、合葉、本葉、上葉の5種類に分別され、この5種類の分別により、乾燥室内での吊架する場所を前記監視制御盤の表示画面に表示し、この表示画面に表示される吊込表を目視することで、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法である。
請求項3の発明は、請求項2の目的を達成すること、この目的を達成するのに5種類に分別された葉たばこの着位部分により作成された最適な温度表を提供することを意図する。
請求項3は、請求項2に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、
この乾燥室内の乾球温度及び湿球温度をそれぞれ所定の温度ずつ昇温又は降温する乾燥工程を時間及び温度にてグラフ表示した表示画面を温度表とし、この温度表を、前記葉たばこの5種類の着位部分に対応して、その乾燥工程を温度表に作成しておき、この温度表により、葉たばこの乾燥を行い、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法である。
請求項4の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な葉たばこの連数を表示した吊込表を提供することを意図する。
請求項4は、請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、
この葉たばこを吊架する工程において、この吊込表を前記葉たばこの5種類の着位部分とこの着位部分に対応する葉たばこの連数を表示し、この吊込表を目視することにより、瞬時及び/又は包括的に把握でき、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法である。
請求項5の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な葉たばこの乾燥状況を示したチェック項目を提供することを意図する。
請求項5は、請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、
この吊込表を、葉たばこの乾燥工程に設けることにより、多数の乾燥室の乾燥状況を示したチェックリスト項目により、監視制御盤の表示画面に表示されるチェック項目を目視により、瞬時及び/又は包括的に把握でき、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法である。
請求項6の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な葉たばこを吊架する位置を提供することを意図する。
請求項6は、請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、
この葉たばこを吊架する工程において、乾燥室内における温風が効率よく循環流動を行うため、下段に葉たばこの小柄及び/又は下位の葉を吊架し、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法である。
請求項7の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な葉たばこを吊架する位置を提供することを意図する。
請求項7は、 請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、
この葉たばこを吊架する工程において、乾燥室内における温風が効率よく循環流動を行うため、葉たばこを左右均等に吊架し、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法である。
請求項8の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な遠隔地にある通信機器による制御を提供することを意図する。
請求項8は、請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、
この監視制御盤を、遠隔地にある多数の乾燥室を管理する通信機器を用いて制御し、瞬時に及び/又は包括的に管理者が把握し、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法である。
請求項1は、多数の葉たばこを葉詰め及び/又は吊り込みを行うラックを吊架し、乾燥室内の乾燥用熱源による加熱制御及びダンパーの開閉による吸排気制御で、乾燥室内の乾球温度及び湿球温度を、それぞれ所定の温度ずつ昇温又は降温する葉たばこ用の乾燥室に配備された制御盤を介して、葉たばこの乾燥作業を行う多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、多数の葉たばこの乾燥室にラックを介して葉たばこを吊架する工程において、工程での葉たばこの吊架作業を監視制御盤に表示される葉たばこの吊込表により行い、乾燥室内の温風を循環流動させて、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法である。
従って、請求項1は、下記の少なくとも[1]〜[4]を達成できる特徴を有する。
[1] 監視制御盤による吊込表の目視による自由な制御と、瞬時に及び/又は包括的に作業を行い、誤認の予防、現場に出向くことを回避し、スムーズな段取り、作業及び/又は手間の簡略化、乾燥確認の確実性、乾燥時間の短縮化と、経済的な乾燥作業を確保すること等の特徴を有する。
[2] 各乾燥室の各種の制御を吊込表により、簡易かつ効率的に行う作業を介して、たばこ特有の色沢や、香喫味を確保し、かつ乾葉としての品質の向上及び/又は生産費(ランニングコスト)の低下を図ること、また資源の無駄をなくし、かつ経済的なロスを回避すること等の特徴を有する。
[3] 監視制御盤の表示画面に、温度表にグラフ表示を示すことで、各乾燥室内はたばこの乾燥状況が瞬時及び/又は包括的に理解できること、その温度表にグラフ表示により、乾燥の進捗状況が理解できること、管理者による異常発生時における対応可能とすること、作業員への指示が徹底すること、各乾燥室の乾燥の不具合を最小限に抑えること等の特徴を有する。
[4] 監視制御盤の表示画面に、日射量及び降雨量等の天候条件に作柄が毎年変わるため、その作柄に対応した温度表により、乾燥工程を設けるため、管理者自ら個別具体的に温度表を作成する必要もなく、乾燥作業の効率化を図ること等の特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、吊込表を葉たばこの着位部分に対応して作成し、着位部分は下葉、中葉、合葉、本葉、上葉の5種類に分別され、5種類の分別により、乾燥室内での吊架する場所を前記監視制御盤の表示画面に表示し、表示画面に表示される吊込表を目視することで、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法である。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な下葉、中葉、合葉、本葉、上葉の5種類に分別された葉たばこの着位部分を提供できること等の特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、乾燥室内の乾球温度及び湿球温度をそれぞれ所定の温度ずつ昇温又は降温する乾燥工程を時間及び温度にてグラフ表示した表示画面を温度表とし、温度表を、前記葉たばこの5種類の着位部分に対応して、乾燥工程を温度表に作成しておき、温度表により、葉たばこの乾燥を行い、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法である。
従って、請求項3は、請求項2の目的を達成すること、この目的を達成するのに5種類に分別された葉たばこの着位部分により作成された最適な温度表を提供できること等の特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、葉たばこを吊架する工程において、吊込表を前記葉たばこの5種類の着位部分とこの着位部分に対応する葉たばこの連数を表示し、吊込表を目視することにより、瞬時及び/又は包括的に把握でき、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法である。
従って、請求項4は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な葉たばこの連数を表示した吊込表を提供できること等の特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、吊込表を、葉たばこの乾燥工程に設けることにより、多数の乾燥室の乾燥状況を示したチェックリスト項目により、監視制御盤の表示画面に表示されるチェック項目を目視により、瞬時及び/又は包括的に把握でき、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法である。
従って、請求項5は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な葉たばこの乾燥状況を示したチェック項目を提供できること等の特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、葉たばこを吊架する工程において、乾燥室内における温風が効率よく循環流動を行うため、下段に葉たばこの小柄及び/又は下位の葉を吊架し、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法である。
従って、請求項6は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適なチャンネル表示を提供できること等の特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、葉たばこを吊架する工程において、乾燥室内における温風が効率よく循環流動を行うため、葉たばこを左右均等に吊架し、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法である。
従って、請求項7は、請求項6の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な葉たばこの着位部分にしたチャンネル表示を提供できること等の特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、監視制御盤を、遠隔地にある多数の乾燥室を管理する通信機器を用いて制御し、瞬時に及び/又は包括的に管理者が把握し、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であるある。
従って、請求項8は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な遠隔地にある通信機器による制御を提供できること等の特徴を有する。
本発明の一例を説明する。
以下、図面の説明をすると、図1は各乾燥室を建屋に設置した状態の斜視図、図2は各乾燥室の空気の流れを示した側面図、図3は監視制御盤の表示画面の吊込表を示した模式図、図4は図3における吊込表で、乾燥工程を乾燥室でも理解できるようした吊込表を示した模式図、図5は監視制御盤による遠隔操作の一例を示した模式図である。
以下、本発明の実施の形態を説明すると、建屋Aには、多数の乾燥室1〜nが設けられている。この1〜nの数字は、乾燥室をそれぞれ示す。そして、図1、図2に示すように、この乾燥室1〜n(代表例では、乾燥室1とする)には、それぞれダンパー39、バーナ40、送風機41、排気用の煙道42、釜44、又は扉45等を備えている。そして、この乾燥室1内には、ラック50を支持する支持部100を備えている。このラック50には針51を介して多数枚の葉たばこWが吊下される。
このような乾燥室1を利用した葉たばこWの乾燥方法の一例を説明すると、乾燥室1に設けた開閉自在のダンパー39より吸込まれた外気は、この乾燥室1の釜44に設けたバーナ40を介して昇温され、この釜44において温風が生成される。この温風は、釜100に設けた温風吹出口46より乾燥室1の床面52及び/又は浮床53の隙間より吹き込まれ、浮床53に略均一に設けられた多数の整流孔530を介して整流され、乾燥室1内全体に均一に広がって上昇流動し、一部は排湿口47より外部へ排出するが、残りの一部は還流され、還流通路48を通過して、再利用される。このように、乾燥室1内を温風が循環流動するようになっている。この循環流動は、矢印Aのようにして、乾燥室1全体を循環しつつ流動するものであり、乾燥室1内の葉たばこWの乾燥及び空気調和が図れる。この乾燥室1の温湿度分布の均一化が図れ、この温湿度分布の均一化を介して葉たばこWの確実、かつムラのない乾燥及び発酵等に役立つ効果がある。この乾燥室1内における温風が循環流動を効率的に行うためには、乾燥室1内の下段部に設けられたラック50には、小柄な葉や下位の葉を吊架し、乾燥室1内の上段部に設けられたラック50には、大柄な葉や上位の葉を吊架する。この吊込位置に吊架することにより、温風の循環流動を効率的に行え、葉たばこWに全体的にいきわたることになる。また、葉たばこWは、その温風の循環流動を効率的に行うため、葉たばこWの高低を揃えるのが、望ましい。
即ち、乾燥室1にラック50に吊架された葉たばこWは、具体的には、温風が、葉たばこWの間を順次上昇していく過程で、この温風と葉たばこWとの間で熱交換が行われ、葉たばこWは乾燥される。なお、この乾燥システムの構造は、一例であり、同じ様な機能を有する他の構成の乾燥システムは採用できる。
またこのバーナ40の調節(オン・オフ)の一例を説明すると、この例では、乾燥室1に設けた、図示しない乾球温度センサ、湿球温度センサからの検知指令を、制御盤43に設けたCPUに入力し、このCPUで乾燥及び/又は湿度等の履歴を基に演算処理する。そして、その結果を、この制御盤43から指令を発し、前記バーナ40の調節を行う。そして、この各乾燥室1にそれぞれ設けた制御盤43(各制御盤43)は、監視制御盤60と連繋されているので、この例では、この監視制御盤60から指令を、制御盤43に伝達し、この制御盤43からの指令を、最終的に各乾燥室1〜nに伝達して、ダンパー39及び/又はバーナ40の調節しながら、最良の状態で乾燥作業が行われる。
そして、これらのセンサは、乾燥室1内の温度と湿度を検出する機器であり、乾球温度センサは、乾燥室1外の近傍に設置され、湿球温度センサは、乾燥室1内の中央部辺りに設置され、乾燥室1内の全体の湿度の平均値がとれるような場所に設置される。これら設置箇所は、管理者の任意であり、前述の例に限定されない。
そこで、この例における昇温及び降温する温度制御について説明すると、例えば、温度制御は乾球温度センサ80が検出する乾球温度とこの設定値を比較し、バーナ40のオン・オフ調節と、必要により、ダンパー39の開閉をする。
以上のような構造と操作を利用し、葉たばこWを乾燥するが、具体的には、バーナ40及び/又は吸排気用のダンパー39等を介して温度と湿度を制御するが、制御盤43に組み込んだCPUに蓄積された乾燥及び/又は湿度等の履歴を基に、演算処理して行うことが理想である。従って、乾燥室1の制御及び/又は調整は、このCPUに蓄積された乾燥及び/又は湿度等の履歴を基に、演算処理に基づいて運転され、例えば、時間の経過に伴って段階的に昇温し、蒸酵工程、黄変工程、色沢固定工程、中骨乾燥工程を逐次実施するのである。そして、前述したように、この乾燥基本プログラムは、監視制御盤60とも連動しており、管理者は、監視制御盤60の表示画面を目視することにより、一括で、乾燥室1〜nの乾燥状況が把握できる。さらに、葉たばこWを効率的に乾燥するとともに、高品質の乾葉を生成する。また燃料の有効利用を図る。
次に、監視制御盤60の表示画面に表示される吊込表について説明する。図3の例では、吊込表が示されており、この吊込表には、その横方向に、連数が付してあり、連数に対応するようにして、葉たばこWの下葉、中葉、合葉、本葉、上葉の5種類に分別された着位部分を記載している。
従って、管理者は、目視するだけで、乾燥室1〜n内のどの位置に、葉たばこWのどの着位部分が吊架されているかを瞬時及び/又は包括的に把握できる。尚、この葉たばこWの着位部分を示した箇所には、その葉たばこWを持ち込んできた生産者がわかるように、生産者番号が付されており、乾燥室1内にどの葉たばこWを、誰がもってきたかが瞬時に及び/又は包括的に把握できる。つまり、この把握により、葉たばこWの乾燥工程の終了後に、その葉たばこWをどの生産者に返却すればいいかわかり、混乱することもなく、次の乾燥作業に移行することができ、この乾燥作業の短縮化に繋がり、管理者及び生産者に負担の軽減、経済的な乾燥作業に寄与できる。
尚、この監視制御盤60に表示される表示画面以外にも、吊込表70を、図4のように、別途用意することで、その乾燥室1〜nの乾燥作業・段取りをスムーズに行えること、またこれらの作業及び/又は手間の簡略化と、確実な乾燥確認が図れ、良質なたばこが製造できること、又は葉たばこWの乾燥時間の短縮化による経済的・合理化・効率化が達成されること等の実益が考えられる。
尚、乾燥室1〜nが少数基(多数基も略同様である)であって、この乾燥室1〜nを、通信手段(遠隔監視・管理手段、通信機器、携帯電話の利用による簡易監視・管理手段等の方法)を介して遠隔操作する構成もあり得る。そして、この構成は、この乾燥室1〜nに管理者が常駐しなければならない、デメリットを解消し、もって、経済的かつ合理的な管理方法である。また、これと同時に、夜間等において、目視管理と直接的な管理が困難な場合とか、又は台風等の悪天候の場合等その建屋Aに出向くのが困難な場合でも、通信種手段(遠隔監視・管理手段、通信機器、携帯電話の利用による簡易監視・管理手段等の方法)を介して遠隔操作する構成であれば(いちいち建屋Aに出向かずに)、この乾燥室1〜n内の状況を瞬時に、かつ包括的に把握できるので、極めて有益であり、最良の状態での乾燥作業が行えて重宝する。
以下、この一例を、図5において説明すると、建屋A内に、5,6台の少数基の乾燥1〜nを設置した構造において、例えば、監視制御盤60の状況を、通信機器80(無線LAN、ルータ等)とか、図示しない総合的な通信システム等の通信手段で把握し、この通信機器80で監視制御盤60の内容を把握し、この把握を基に、監視制御盤60に指令を発し、各乾燥室1〜nに配備している制御盤43を調節(コントロール)する。この操作を介して、遠隔地及び/又は自宅等において、遠隔操作が可能となり、前述の各目的を達成できることと、建屋Aに出向くことが困難な状況でも、瞬時、かつ包括的に、乾燥室1〜nの乾燥工程等の把握と、適確な管理ができる。
そして、この通信機器80は、確認手段、識別番号化等を介して秘密裏での操作、視認を行える構造とする。例えば、セキリテイシステムを組み込むこと、また妨害電波を排除すること等の如く、高度の通信手段を付加することもあり得る。
そして、図示しないが、前述の如く、葉たばこWの乾燥工程における蒸酵期から黄変期、黄変期から色沢固定期、色沢固定期から中骨乾燥期に移行する各段階を、表示箇所に表示し、容易に視認できる構成とすることは勿論可能であり、より確実な葉たばこWの制御(条件設定、条件調整等)を図ること、また高品質の乾葉を生成すること、葉たばこWの有効利用すること等を意図する。
図1は各乾燥室を建屋に設置した状態の斜視図 図2は各乾燥室の空気の流れを示した側面図、 図3は監視制御盤の表示画面の吊込表を示した模式図 図4は図3における吊込表で、乾燥工程を乾燥室でも理解できるようした吊込表を示した模式図 図5は監視制御盤による遠隔操作を示した模式図図1は各乾燥室を建屋に設置した状態の斜視図
符号の説明
1〜n 乾燥室
100 支持部
39 ダンパー
40 バーナ
41 送風機
42 煙道
43 制御盤
44 釜
45 扉
46 温風吹出口
47 排湿口
48 還流通路
50 ラック
51 針
52 床面
53 浮床
530 整流孔
60 監視制御盤
70 吊込表
80 通信機器
A 空気の流れ
W 葉たばこ

Claims (8)

  1. 多数の葉たばこを葉詰め及び/又は吊り込みを行うラックを吊架し、この乾燥室内の乾燥用熱源による加熱制御及びダンパーの開閉による吸排気制御で、乾燥室内の乾球温度及び湿球温度を、それぞれ所定の温度ずつ昇温又は降温する葉たばこ用の乾燥室に配備された制御盤を介して、葉たばこの乾燥作業を行う多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、
    この多数の葉たばこの乾燥室にラックを介して葉たばこを吊架する工程において、この工程での葉たばこの吊架作業を前記監視制御盤に表示される葉たばこの吊込表により行い、乾燥室内の温風を循環流動し、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法。
  2. 請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、
    この吊込表を葉たばこの着位部分に対応して作成し、この着位部分は下葉、中葉、合葉本葉、上葉の5種類に分別され、この5種類の分別により、乾燥室内での吊架する場所を前記監視制御盤の表示画面に表示し、この表示画面に表示される吊込表を目視することで、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法。
  3. 請求項2に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、
    この乾燥室内の乾球温度及び湿球温度をそれぞれ所定の温度ずつ昇温又は降温する乾燥工程を時間及び温度にてグラフ表示した表示画面を温度表とし、この温度表を、前記葉たばこの5種類の着位部分に対応して、その乾燥工程を温度表に作成しておき、この温度表により、葉たばこの乾燥を行い、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法。
  4. 請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、
    この葉たばこを吊架する工程において、この吊込表を前記葉たばこの5種類の着位部分とこの着位部分に対応する葉たばこの連数を表示し、この吊込表を目視することにより、瞬時及び/又は包括的に把握でき、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法。
  5. 請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、
    この吊込表を、葉たばこの乾燥工程に設けることにより、多数の乾燥室の乾燥状況を示したチェックリスト項目により、監視制御盤の表示画面に表示されるチェック項目を目視により、瞬時及び/又は包括的に把握でき、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法。
  6. 請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、
    この葉たばこを吊架する工程において、乾燥室内における温風が効率よく循環流動を行うため、下段に葉たばこの小柄及び/又は下位の葉を吊架し、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法。
  7. 請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、
    この葉たばこを吊架する工程において、乾燥室内における温風が効率よく循環流動を行うため、葉たばこを左右均等に吊架し、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法。
  8. 請求項1に記載の葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法であって、
    この監視制御盤を、遠隔地にある多数の乾燥室を管理する通信機器を用いて制御し、瞬時に及び/又は包括的に管理者が把握し、葉たばこの管理を、適確かつ効率的に行うことを特徴とした葉たばこ用の多数の制御盤を監視及び/又は制御する監視制御盤による乾燥方法。
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