JP2008118254A - 屈曲振動子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造時あるいは調整時などにおいて、微小な金属塵などの不純物が混入した場合にあっても、絶縁不良による振動特性の劣化や製造不良を確実に防止することのできる励振電極構造を備えた屈曲振動子を提供することである。
【解決手段】 基部からY軸方向に振動長、X軸方向に振動幅、Z軸方向に厚みを有する一対の振動腕部33,34を備え、この振動腕部33,34の外側の側面s1及び凹部37,38内の側面s2に励振電極35a,36a及び励振電極35b,36bがそれぞれ形成される屈曲振動子31において、前記各励振電極は、その上端及び下端が前記振動腕部33,34の上面u及び下面dと前記側面s1,s2との間にできる上側稜線u1及び下側稜線d1からそれぞれ内側に絶縁部30を残して形成した。
【選択図】 図4

Description

本発明は、励振電極が各振動腕部の外表面に沿ってパターン形成される音叉型の屈曲振動子に関するものである。
従来の一般的な音叉型の屈曲振動子は、薄い水晶板をベースとして、ケーシングの電極端子に支持される四角形状の基部と、この基部から平行に延びる一対の振動腕部とで略U字状に形成され、全体がいわゆる音叉に似た形状をなしている。このような屈曲振動子は、水晶原石のZ板から約+1°X軸回転させた角度でカットして形成され、各振動腕部の基端部から長手方向に沿ってそれぞれ極性の異なる励振電極が形成されている。そして、この励振電極によって、前記振動腕部の振動に伴う共振運動を電気信号に変換することで、固有の振動周波数を作り出している。
このような屈曲振動子の電界効率の改善を図るために、例えば、図9及び図10に示すように、振動長L及び振動幅Wの振動腕部13,14の厚みT方向に対して励振電極15,16を形成するための凹部17,18を前記振動腕部13,14に設けた構造の音叉型の屈曲振動子11が知られている。前記凹部17,18は、振動腕部13,14の厚みT方向に貫通しないような所定の深さに形成されている。このような凹部17,18を設けることによって、各振動腕部13,14の外側面の励振電極16a,15aに対向する前記凹部17,18の内側の励振電極15b,16bが新たに形成できることから電界効率の向上効果が得られる。
前記振動腕部13,14は、屈曲振動子11を小型にするほど振動幅Wが狭まり、また、この振動幅W方向に前記凹部17,18を形成するとなると、振動腕部13,14の上面及び下面の残りの平面スペースはさらに狭まることになる。したがって、このような凹部17,18を設けた振動腕部13,14に所定パターンの励振電極を精度よく形成するためには、予め振動腕部13,14の外表面全体に金属導電膜を形成した上で、エッチングによって所定パターンの励振電極を形成するのが一般的である。このようなエッチングを行う際には、振動腕部13,14の上面側及び下面側を焦点範囲とした露光によるパターニングを行う必要がある。
図11及び図12は、前記励振電極15,16を振動腕部13,14の側面に形成する場合の一般的な製造工程を示したものである。最初に水晶原石から所定のカット角で取り出された水晶板を加工して凹部17,18を有する一対の振動腕部13,14を形成(工程a)し、この振動腕部13,14の外表面全体に金属導電膜19を形成する(工程b)。そして、この金属導電膜19上に感光用のフォトレジスト膜20を形成する(工程c)。次に、前記凹部17,18が形成されている振動腕部13,14の上面側及び下面側から露光装置に備わる光源から照射される光10によって、上面及び下面を覆うフォトレジスト膜20の一部を剥離(工程d)し、金属導電膜19の一部を露出させる(工程e)。そして、前記振動腕部13,14に対してエッチング処理を施し、前記フォトレジスト膜20が剥離された部分の金属導電膜19を取り除く(工程f)。最後に前記振動腕部13,14の表面に残っているフォトレジスト膜20を完全に取り除くことで、振動腕部13,14の外側面と、凹部17,18の内側面とに独立した励振電極16a,15b及び励振電極15a,16bが形成される(工程g)。
前記励振電極15,16は、振動腕部13,14の外側面及び凹部17,18の内側面全体に形成することで、電界効率が高められるため、露光によって形成される各励振電極との間の絶縁領域となる部分のパターニング幅が広がらないように、狭く抑えられている。また、小型の屈曲振動子にあっては、振動腕部が細くなるが、励振電極の有効面積を確保しようとすると、さらに、絶縁部分のパターニング幅が制限されることとなる。
このように、前記絶縁部分の形成可能幅が狭くなると、振動腕部の各側面に形成された励振電極同士が接触しやすくなる。また、前記屈曲振動子の製造時や調整時において、細かい金属塵が混入したりすると、この金属塵を介して対向する振動腕部の側面に形成されている励振電極同士が導通する場合がある。このような励振電極間の絶縁が十分確保されないと、振動特性に影響を及ぼしたり、製造不良になったりする場合がある。このような製造時等における不具合を低減させるため、特許文献1,2に記載の振動子では、所定の絶縁部を設けて励振電極が形成された振動腕部の外表面全体に絶縁性のコーティングを施すなどの対応手段を講じている。
特開平11−145758号公報 特開2002−261577号公報
しかしながら、上記特許文献1,2のように、励振電極が形成された振動腕部の全体をコーティングするには、製造工数や製造コストが多くなるといった問題がある。また、コーティングを施す過程で、微小な金属製の塵が混入する場合も考えられる。
そこで、本発明の目的は、製造時あるいは調整時などにおいて、微小な金属塵などの不純物が混入した場合にあっても、絶縁不良による振動特性の劣化や製造不良を確実に防止することのできる励振電極構造を備えた屈曲振動子を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の屈曲振動子は、基部と、この基部からY軸方向に振動長、X軸方向に振動幅、Z軸方向に厚みを有する振動腕部とで構成され、Y軸及びZ軸からなるY−Z面に対応する前記振動腕部の側面に励振電極が形成される屈曲振動子において、前記励振電極は、前記振動腕部の側面の域内に形成されることを特徴とする。
前記励振電極は、その上端及び下端が前記振動腕部のX軸及びY軸からなるX−Y面に対応する上面及び下面と前記側面との間にできる上側稜線及び下側稜線まで延びて形成される。
前記励振電極は、その上端及び下端が前記振動腕部のX軸及びY軸からなるX−Y面に対応する上面及び下面と前記側面との間にできる上側稜線及び下側稜線からそれぞれ内側に形成される。
本発明の屈曲振動子によれば、振動腕部の側面に形成される励振電極の上端及び下端が振動腕部の上側稜線及び下側稜線を越えた上面及び下面に回り込んで形成されていないため、たとえ、製造時や調整時などの際に金属塵などの不純物が混入した場合であっても、前記振動腕部の上面や下面に形成されている励振電極の端部同士を介して電気的に接触することがなく、絶縁不良を有効に防止することが可能となる。特に、前記励振電極の形成面を多くするために、振動腕部の中央部に凹部を設けた構造の屈曲振動子にあっては、振動腕部の外側の側面と凹部内の内側側面との間隔が非常に狭まるため、有効な絶縁不良対策となる。
また、前記励振電極のパターン形成は、焦点深度が浅い露光装置を用い、振動腕部の振動幅や厚みに応じて露光量を適宜調整することによって可能となるため、コーティングなどの特別な製造工程を要しない。このため、振動特性の安定した屈曲振動子を安価に製造できる。
以下、本発明の屈曲振動子の各実施形態を添付図面に基づいて説明する。以下に示す各実施形態の屈曲振動子は、図1に示すように、電気軸をX軸、機械軸をY軸、光軸をZ軸とした水晶原石の直交座標系において、Z軸平面から約+1°X軸方向に回転させたカット角の水晶板から音叉形に加工形成される。ここで、振動腕部のY軸及びZ軸からなるY−Z面に対応する面を側面s1,s2とし、X軸及びY軸からなるX−Y面に対応する面を上面u又は下面dとする。また、前記側面s1,s2と上面uとの間にできる角部を上側稜線u1、側面s1,s2と下面dとの間にできる角部を下側稜線d1とする。
本発明に係る第1実施形態の屈曲振動子21は、図1に示したように、基本的には従来の音叉型の屈曲振動子と同様、図示しないケーシング内に固定される矩形状の基部22と、この基部22から平行に延びる一対の振動腕部23,24とを備えて構成されている。
前記屈曲振動子21における振動腕部23,24は、基部22の一端から同一方向に向けて平行に延びる細長い四角柱体であり、所定の振動周波数を得るための振動長(L)、振動幅(W)及び厚み(T)を有して形成される。この振動腕部23,24には、図2に示すように、Y軸及びZ軸からなるY−Z面に対応する外側の側面s1の他に、この側面s1に対向する側面領域を設定するため、上面u及び下面dのそれぞれの方向から所定の深さを有した凹部27,28が設けられる。
前記振動腕部23,24の表面には、基部22の一端から延びる一対の極性の異なる励振電極25,26がそれぞれパターン形成されている。前記励振電極26は、振動腕部23の外側側面s1に延びる励振電極26aと振動腕部24の凹部28の内側側面s2,底面s3に延びる励振電極26bからなる。また、前記励振電極25は、振動腕部24の外側側面s1に延びる励振電極25aと振動腕部23の凹部27の内側側面s2,底面s3に延びる励振電極25bからなる。したがって、前記励振電極25,26は、図2に示した断面方向に対しては、水晶体である振動腕部23,24の表面が露出した部分を介してそれぞれが離間した状態となっている。
前記励振電極25,26は、図5に示すように、前記凹部27,28を含む振動腕部23,24の表面全体に金属導電膜39を形成した後に絶縁する部分の金属導電膜39をエッチングなどによって剥離して形成される。この剥離する部分は、前記振動腕部23,24の上面uや下面dにフォトレジスト膜40を形成し、所定の範囲及び深度に設定された露光装置の露光処理によって形成されるが、従来の露光工程によれば、図10に示したように、振動腕部13,14の外側側面の端部から上面や下面にかけて励振電極16a,15bや励振電極15a,16bの一部が残っているため、絶縁不良を生じやすい構造となっていた。
上記実施形態の屈曲振動子21では、図2に示されるように、振動腕部23,24の側面s1,s2から上側稜線u1及び下側稜線d1を越えた上面uや下面dに回り込んだりしないように、前記励振電極26a,25b及び励振電極25a,26bがそれぞれの側面s1,s2の域内に形成される。このため、例えば、パッケージング等の製造過程で発生する微小な金属塵29が振動腕部23の上面uや下面dの一部にかかった場合であっても、上面uや下面dには水晶体である振動腕部23,24の表面が露出した絶縁領域となっているため、対向する励振電極26a,25b、励振電極25a,26b同士が接触するようなケースが生じにくくなる。
このような絶縁不良をさらに低減させるための励振電極を備えた第2実施形態の屈曲振動子の構造を図3及び図4に示す。ここに示す屈曲振動子31では、励振電極の形成領域を振動腕部33,34の側面s1,s2の平面域内に制限して形成されたものであり、側面s1,s2に形成される励振電極36a,35bが上側稜線u1及び下側稜線d1側に所定の幅(t3)を有した絶縁部30を備えている。この絶縁部30は、前記上面uや下面dの振動腕部23,24の露出表面を側面s1,s2の端部まで拡張したものであり、深さt3は、前記上側稜線u1及び下側稜線d1から側面s1,s2の内側に0.5μm程度に設定するのが好ましい。これより浅いと絶縁部30を設けた効果が得られず、また、深くし過ぎると励振電極36a,35bの形成領域が狭まり、十分な電界効率が得られなくなる。特に、側面s2にあっては、凹部37の深さt2が20〜40μm程度であるため、絶縁部30の深さt3は5μm以内に形成される。前記側面s1,s2のそれぞれに形成される絶縁部30の深さt3は、前記範囲内であれば全て均一に形成しなくてもよい。なお、他方の振動腕部34に形成される励振電極35a,36bは、前記振動腕部33に形成される励振電極36a,35bと同様であるので、説明は省略する。
図3に示した励振電極構造を備えた屈曲振動子31にあっては、パッケージング等の製造過程で発生する金属塵29が例えば、図4に示されるように、振動腕部23,24の上面uや下面d全体を覆ったときにあっても、側面s1,s2の上端及び下端に設けられている絶縁部30が存在するため、対向する励振電極同士の接触による絶縁不良の発生率を大幅に低減させることが可能となる。また、前記絶縁部30が最小範囲に制限されることで、振動特性に影響を及ぼすことがない。
図5及び図6は、前記図3で示した励振電極35,36の形成工程を振動腕部33,34の断面方向から示したものである。最初に水晶原石から所定のカット角によってカットされた水晶板を加工して、振動幅Wの中央部に凹部37,38を有する一対の振動腕部33,34を形成(工程a)した後、この振動腕部33,34の表面全体に金属導電膜39をスパッタリングあるいは加熱蒸着によって形成する(工程b)。次に、前記金属導電膜39を覆うように、感光用のフォトレジスト膜40を一様に被覆する(工程c)。そして、露光装置によって、前記振動腕部33,34のZ軸方向の上方又は下方から光10を照射して、上面u及び下面dに形成されている部分全体と、上側稜線u1及び下側稜線d1から側面s1,s2の内側にかかる深さt3のフォトレジスト膜40を除去する(工程d,e)。次に、この露光処理によって、前記フォトレジスト膜40が削られて露出した金属導電膜39をドライ又はウェットによるエッチングによって剥離する(工程f)。最後に、前記振動腕部33,34の表面に残っているフォトレジスト膜40を完全に取り除く(工程g)。
上記励振電極25,26を形成するためには、振動腕部33,34の上面uや下面dから上側稜線u1、下側稜線d1を経て側面s1,s2に僅かに回り込む程度の深度が要求されるが、凹部37,38の底面s3に形成されている励振電極まで剥離しないように制御されることが重要となる。このため、ステッパーなどで採用されている焦点深度が浅い露光装置が適切である。
本実施形態の製造方法では、パターンニングする励振電極の最小幅が約5μmに対して焦点深度が±5〜±10μm程度の露光装置を用いた。焦点深度が±10μm以上の露光装置を用いた場合、前記絶縁部30の深さt3が大きくなり過ぎることがある。また、凹部37,38の底面s3に形成されている励振電極の端部が露光されることによって、欠けるなどして小さくなることもある。このように、励振電極の形成面積が必要以上に小さくなると屈曲振動子としての本来の電気的特性が悪化するので、焦点深度が±5から±10μm程度が最も適している。
図7及び図8は、第3実施形態における屈曲振動子41の構造を示したものである。この屈曲振動子41は、上記実施形態の屈曲振動子21,31のように、振動腕部43,44には凹部が設けられていない。励振電極45,46は、振動腕部43,44の上面u、下面d及び側面sの所定領域に絶縁部を有してそれぞれ形成されている。このような屈曲振動子41にあっても、上面uや下面dの端部から所定の絶縁部50を設けて前記励振電極45,46を形成することで上記実施形態の屈曲振動子21,31と同様な金属塵などの不純物の混入による絶縁不良を防止する効果が得られる。前記励振電極45,46の形成は、振動腕部43,44の上面u又は下面dに形成される電極パターンに合わせたマスクを通し、前記側面sに上端及び下端までを照射範囲とする露光装置によってパターニングした後、その部分をエッチングすることで、所定の絶縁部50を形成することができる。なお、前記絶縁部は、上記実施形態の屈曲振動子と同様に0.5μm程度の深さが適切である。
本発明に係る第1実施形態の励振電極構造を備えた屈曲振動子の斜視図である。 上記屈曲振動子の振動腕部のA−A断面図である。 本発明に係る第2実施形態の励振電極構造を備えた屈曲振動子の斜視図である。 上記屈曲振動子の振動腕部のB−B断面図である。 振動腕部の加工から露光までの製造方法を示す工程図である。 エッチング工程を経て励振電極が形成されるまでの製造方法を示す工程図である。 第3実施形態の励振電極構造を備えた屈曲振動子の斜視図である。 上記屈曲振動子の振動腕部のC−C断面図である。 従来の励振電極構造を備えた屈曲振動子の斜視図である。 上記屈曲振動子の振動腕部のD−D断面図である。 上記屈曲振動子の露光までの製造方法を示す工程図である。 上記屈曲振動子の励振電極形成までの過程を示す工程図である。
符号の説明
s1,s2 側面
s3 底面
u 上面
u1 上側稜線
d 下面
d1 下側稜線
10 光
21,31,41 屈曲振動子
22,32,42 基部
23,24,33,34,43,44 振動腕部
25,26,35,36,45,46 励振電極
27,28,37,38 凹部
29 金属塵
39 金属導電膜
40 フォトレジスト膜
30,50 絶縁部

Claims (8)

  1. 基部と、この基部からY軸方向に振動長、X軸方向に振動幅、Z軸方向に厚みを有する振動腕部とで構成され、Y軸及びZ軸からなるY−Z面に対応する前記振動腕部の側面に励振電極が形成される屈曲振動子において、
    前記励振電極は、前記振動腕部の側面の域内に形成されることを特徴とする屈曲振動子。
  2. 前記励振電極は、その上端及び下端が前記振動腕部のX軸及びY軸からなるX−Y面に対応する上面及び下面と前記側面との間にできる上側稜線及び下側稜線まで延びている請求項1記載の屈曲振動子。
  3. 前記励振電極は、その上端及び下端が前記振動腕部のX軸及びY軸からなるX−Y面に対応する上面及び下面と前記側面との間にできる上側稜線及び下側稜線からそれぞれ内側に形成される請求項1記載の屈曲振動子。
  4. 前記側面には、前記上側稜線及び下側稜線と励振電極の上端及び下端との間に振動腕部の表面が露出する絶縁部分が形成される請求項3記載の屈曲振動子。
  5. 前記絶縁部分は、0.5μm以上に形成される請求項4記載の屈曲振動子。
  6. 前記励振電極は、前記振動腕部の上側稜線及び下側稜線、あるいは、上側稜線及び下側稜線から側面の上端及び下端にかかる内側方向を焦点範囲とする露光によってパターニング形成される請求項2又は3記載の屈曲振動子。
  7. 前記露光は、前記上側稜線及び下側稜線から側面の上端及び下端から内側の方向に0.5〜5μmの範囲で行われる請求項6記載の屈曲振動子。
  8. 前記振動腕部には、振動幅の略中央部に所定の幅及び深さで、振動長方向に延びる凹部が形成され、この凹部内の側面に前記励振電極が形成される請求項1乃至7のいずれかに記載の屈曲振動子。
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