JP2008117678A - 空調吸込口或いは吹出口一体型led照明装置。 - Google Patents
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Abstract
【課題】
軽量、コンパクトで簡単に通常の天井やTバー構造の天井等に取付けて固定することができ、発熱量が少なく明るい空調吸込口或いは吹出口一体型のLED照明装置を提供する。
【解決手段】
空調吸込口或いは吹出口の枠体の一辺の直線縁部には、直線縁部に沿って断面が対向コ字状の把持溝を有する照明装置取付溝が設けられ、対向コ字状の把持溝に嵌合する長尺のベース部材を有するLEDの発光体からなる長尺の細い照明装置を前記照明装置取付溝に嵌合固定し、全体として矩形の空調吸込口或いは吹出口装置とする空調吸込口或いは吹出口一体型LED照明装置。
【選択図】図6
軽量、コンパクトで簡単に通常の天井やTバー構造の天井等に取付けて固定することができ、発熱量が少なく明るい空調吸込口或いは吹出口一体型のLED照明装置を提供する。
【解決手段】
空調吸込口或いは吹出口の枠体の一辺の直線縁部には、直線縁部に沿って断面が対向コ字状の把持溝を有する照明装置取付溝が設けられ、対向コ字状の把持溝に嵌合する長尺のベース部材を有するLEDの発光体からなる長尺の細い照明装置を前記照明装置取付溝に嵌合固定し、全体として矩形の空調吸込口或いは吹出口装置とする空調吸込口或いは吹出口一体型LED照明装置。
【選択図】図6
Description
本発明は、天井に取り付ける空調吸込口或いは吹出口に、部屋を照明する照明装置を一体化した空調吸込口或いは吹出口一体型LED照明装置に関する。
従来より、天井に取り付けて部屋を照明する照明器具は白熱電灯や天井露出型蛍光灯や天井埋め込み式の蛍光灯が使用されている。
白熱電灯は古くから現在に至るまで取付の簡便性や雰囲気から多用されているが、寿命や高温の発熱や電流消費に対する明るさの点に問題があった。このため、大半の家庭や事務室等の照明は蛍光灯照明器具が使用されている。
これらの照明器具のうち、天井に直に取り付ける埋め込み式の蛍光灯照明器具(例えば、特許文献1)は、図12に示すように、天井空間が広く感じられるという利点があるが、蛍光灯aを組み込んだ蛍光灯ベース器具bに相当する天井ボード開口及び下地開口cを必要とし、安定器或いはインバータ回路等の重量のある電源供給部dが必要であって、断面逆T字型の天井Tバーeに直接支持させるか、或いは、天井裏スペースにボルトf等で吊る必要があり、また、重量のあることから施工工事には二人一組の作業となり、更には、電源供給部(安定器)d等による発熱も無視できず空調の冷熱負荷となっていた。
白熱電灯は古くから現在に至るまで取付の簡便性や雰囲気から多用されているが、寿命や高温の発熱や電流消費に対する明るさの点に問題があった。このため、大半の家庭や事務室等の照明は蛍光灯照明器具が使用されている。
これらの照明器具のうち、天井に直に取り付ける埋め込み式の蛍光灯照明器具(例えば、特許文献1)は、図12に示すように、天井空間が広く感じられるという利点があるが、蛍光灯aを組み込んだ蛍光灯ベース器具bに相当する天井ボード開口及び下地開口cを必要とし、安定器或いはインバータ回路等の重量のある電源供給部dが必要であって、断面逆T字型の天井Tバーeに直接支持させるか、或いは、天井裏スペースにボルトf等で吊る必要があり、また、重量のあることから施工工事には二人一組の作業となり、更には、電源供給部(安定器)d等による発熱も無視できず空調の冷熱負荷となっていた。
また、近時、天井構造として、前記特許文献1等や、図12、図13に見られるように、天井Tバーシステムを採用することが多い。この天井Tバーシステムは、天井に断面形状が逆T字形状の細長いTバーeを張り巡らし、二列のダブルTバーを2〜5cmの間隔で配置して、空調吸込口hや空調吹出口iを形成し、逆T字形状のエッジ上に天井ボードg等を係止して載置するもので、一対の逆Tバーの水平に張りだした約5〜15mmのエッジに天井ボード・照明・空調吹出口等を係止して載置するだけで、Tバーが軽量で幅も細いことから、天井からの支持のためのアンカーボルトが少なくてすみ、施工が簡単となり短期間で完了する天井工事の簡素化ができることから、各種建築物で採用されることが多い。
一方、天井の構造物の装置の数はなるべく少なくすれば、施工がより簡単になることから、特許文献2に示されるように、蛍光灯照明装置と空調吸込口と吹出口とを一体にした装置も提案されている。
一方、天井の構造物の装置の数はなるべく少なくすれば、施工がより簡単になることから、特許文献2に示されるように、蛍光灯照明装置と空調吸込口と吹出口とを一体にした装置も提案されている。
ところで、従来より発熱量が小さく発光効率の良い非白色のLEDが開発され、特許文献3に開示されているように、平板状のEL素子が車内灯等の小規模の照明に利用され、特許文献4に開示されているように、小規模の常夜灯として利用されているが、通常の部屋に用いる天井用のLED照明器具は実用化されていない。しかし、近時、発光効率70lm/Wで光束245lmの照明用白色パワーLEDランプが開発され、通常の部屋に用いる天井用のLED照明器具を提供することが可能となった。
また、上述した天井構造である天井Tバーシステムにおいては、約2.5〜5cm間隔の空調吸込口或いは吹出口を形成するダブルTバーを対向して2組掛け渡しているが、蛍光灯等の照明器具が大きく重いため、図12、図13に示すように、折角Tバーが軽量で幅も細くても、Tバー以外に、別途、天井からアンカーボルトや支持装置(特許文献1:符合2)を設けて蛍光灯等の照明器具や空調吹出口を取り付けており、施工もやっかいなものであった。
更に、特許文献2に示される蛍光灯照明装置と空調吸込口と吹出口とを一体にした装置は、照明装置が蛍光灯であることから、大きく重いため、前述したように施工もやっかいなものであり、蛍光灯自体や安定器d等による発熱も無視できず、空調吸込口と吹出口の近傍に位置することから空調効果を弱めていた。
特開平5−89714号公報
特開2006−258363号公報
特開平1−281603号公報
実用新案登録第3114280号公報
また、上述した天井構造である天井Tバーシステムにおいては、約2.5〜5cm間隔の空調吸込口或いは吹出口を形成するダブルTバーを対向して2組掛け渡しているが、蛍光灯等の照明器具が大きく重いため、図12、図13に示すように、折角Tバーが軽量で幅も細くても、Tバー以外に、別途、天井からアンカーボルトや支持装置(特許文献1:符合2)を設けて蛍光灯等の照明器具や空調吹出口を取り付けており、施工もやっかいなものであった。
更に、特許文献2に示される蛍光灯照明装置と空調吸込口と吹出口とを一体にした装置は、照明装置が蛍光灯であることから、大きく重いため、前述したように施工もやっかいなものであり、蛍光灯自体や安定器d等による発熱も無視できず、空調吸込口と吹出口の近傍に位置することから空調効果を弱めていた。
本発明は、前述の従来の実情に鑑みてなされたもので、十分な光量があり施工が簡単な照明装置一体型の空調吸込口或いは吹出口で、天井Tバーシステムに適合した軽量で、且つ、コンパクトで簡単に通常の天井やTバー構造の天井等に取り付けて固定することができ、発熱量が少なく明るい空調吸込口或いは吹出口一体型のLED照明装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、空調吸込口或いは吹出口の枠体の一辺の直線縁部には、直線縁部に沿って断面が対向コ字状の把持溝を有する照明装置取付溝が設けられ、前記対向コ字状の把持溝に嵌合する長尺のベース部材を有するLEDの発光体からなる長尺の細い照明装置を前記照明装置取付溝に嵌合固定し、全体として矩形の空調吸込口或いは吹出口装置とすることを特徴とする空調吸込口或いは吹出口一体型LED照明装置である。
請求項2の発明は、前記長尺のベース部材の長さ方向の両側面の適所には、前記対向コ字状の把持溝の底部(両把持溝362の底部3621は、取付部36に両側内壁でもある。)方向に押圧する弾性部材を設け、該弾性部材には押し圧力を解除する把持部を設け、照明装置を空調吸込口或いは吹出口装置の照明装置取付溝に着脱自在にしたことを特徴とする請求項1に記載の空調吸込口或いは吹出口一体型LED照明装置である。
請求項2の発明は、前記長尺のベース部材の長さ方向の両側面の適所には、前記対向コ字状の把持溝の底部(両把持溝362の底部3621は、取付部36に両側内壁でもある。)方向に押圧する弾性部材を設け、該弾性部材には押し圧力を解除する把持部を設け、照明装置を空調吸込口或いは吹出口装置の照明装置取付溝に着脱自在にしたことを特徴とする請求項1に記載の空調吸込口或いは吹出口一体型LED照明装置である。
本発明によれば、照明装置と空調吸込口或いは吹出口とを一体としたので、従来の蛍光灯照明装置が占有していた大部分を天井ボードとすることができ、すっきりとした天井デザインとすることが可能となり、天井がスッキリと美麗に仕上がり、また、照明装置を軽量小型のLEDの発光体を用いたことにより施工も簡単となり、さらに、LEDは光量に比較して発熱量が少ないから、空調効果も向上し、且つ、空調への冷熱負荷が少なくなり、照明自体の電力消費量と空調電力消費量とを減少させることができる。
特に、請求項2の本発明によれば、照明装置の取付も、極めて簡単になるので、施工や保守も簡単になるという効果が得られる。
特に、請求項2の本発明によれば、照明装置の取付も、極めて簡単になるので、施工や保守も簡単になるという効果が得られる。
本発明は、空調吸込口或いは吹出口に照明装置を一体化したものであるが、好適な実施例として、空調吹出口にLED型照明装置を一体にした装置をTバー天井構造に適用した構成を説明する。
Tバー天井構造は、断面形状が逆T字形状のTバーを張り巡らし、逆T字形状のエッジ上に天井ボード等を係止して載置する天井Tバーシステムで、Tバー自体は幅15〜25mmの細いバーで、少なくとも天井下面に断面形状が逆T字形状をなし、一対の逆Tバーの水平に張りだした約5〜15mmのエッジに天井ボード・照明・空調吹出口等を係止して載置するものである。
また、照明用白色パワーLEDランプ(シチズン電子社製CL-L100)は、単体が7mm×50mm×2mmと薄型で、発光効率70lm/Wで光束245lmであり、これらを適宜並べて配置することで、蛍光灯を上回る所望の光量の白色照明の発光体が得られることに着目したものである。
Tバー天井構造は、断面形状が逆T字形状のTバーを張り巡らし、逆T字形状のエッジ上に天井ボード等を係止して載置する天井Tバーシステムで、Tバー自体は幅15〜25mmの細いバーで、少なくとも天井下面に断面形状が逆T字形状をなし、一対の逆Tバーの水平に張りだした約5〜15mmのエッジに天井ボード・照明・空調吹出口等を係止して載置するものである。
また、照明用白色パワーLEDランプ(シチズン電子社製CL-L100)は、単体が7mm×50mm×2mmと薄型で、発光効率70lm/Wで光束245lmであり、これらを適宜並べて配置することで、蛍光灯を上回る所望の光量の白色照明の発光体が得られることに着目したものである。
以下に、本発明の好適な天井Tバー用LED照明装置の実施例として、LED照明装置1を空調吹出口3に組み込んだ照明装置一体型の空調出口を天井Tバーシステムに用いた実施例を説明する。
[天井Tバーシステム]
実施例に用いる天井Tバーシステムは、図1に示すように、ほぼ正方形区画にTバー21,22を配置し、その中央部に空調吹出口3を載置する平行2列のTバー23を掛け渡し、各TバーのT部の底面幅は約2.5cmであり、区画Tバー21,22,23の間には天井ボード24を載置する。また、図3に示すように、これらTバー23の断面形状は天井下面側に逆T字形状をなし、逆Tバーの水平に張りだした15mm程度のエッジ231を有し、このエッジ231には天井ボード24や空調吹出口装置3等を載置するのに用いる。前記Tバー23は断面形状の上端部には逆L字の溝部等が形成され天井基部に固定され、Tバー23の適所に実施例の空調吹出口一体型LED照明装置1を載置したものである。
なお、符合25は、作業用の空間を覆う目隠しプレートで、設備のスルリンクラー、煙感知器、スピーカ等を配置した設備プレートでもある。また、各Tバーの上端は天井基礎部の適所の支持部材に支持されている。
[天井Tバーシステム]
実施例に用いる天井Tバーシステムは、図1に示すように、ほぼ正方形区画にTバー21,22を配置し、その中央部に空調吹出口3を載置する平行2列のTバー23を掛け渡し、各TバーのT部の底面幅は約2.5cmであり、区画Tバー21,22,23の間には天井ボード24を載置する。また、図3に示すように、これらTバー23の断面形状は天井下面側に逆T字形状をなし、逆Tバーの水平に張りだした15mm程度のエッジ231を有し、このエッジ231には天井ボード24や空調吹出口装置3等を載置するのに用いる。前記Tバー23は断面形状の上端部には逆L字の溝部等が形成され天井基部に固定され、Tバー23の適所に実施例の空調吹出口一体型LED照明装置1を載置したものである。
なお、符合25は、作業用の空間を覆う目隠しプレートで、設備のスルリンクラー、煙感知器、スピーカ等を配置した設備プレートでもある。また、各Tバーの上端は天井基礎部の適所の支持部材に支持されている。
[空調吹出口(吸込口)]
本実施例の空調吹出口装置3は、図2、3に示すように、全体として正方四辺形の中央が上方に膨出した傘形状をしており、分解した一辺は、図4に示すように、底面から見ると台形であり、図5に示すように、断面は縁部の底面は水平部で上部は垂直部を有し、この1辺を接続具381、382が嵌合して4辺を組み合わせて、空調吹出口を構成している。なお、接続具381は、図6に示すようにTバー23への取付部(Tバーシステムにおいては載置するだけの載置部)37の裏側に設けた嵌合部371,371に嵌合固定されている。
空調吹出口装置3の上部の垂直部は、中央空調装置からのダクト(図示せず)に連接する連接口31を設けられ、空調吹出口装置3の連接口31の下部には、空気の流れを分散させる矩形のブレード34が設けられ、このブレード34は連接口31内に設けた取付金具32と取付棒33を介して固定されている。
この連接口31から斜め下方に台形枠体35が延びて下部の水平部に照明装置取付部36と、天井部であるTバー23への取付部(載置部)37とに連接している。
照明装置取付部36は、空調吹出口装置3の枠体の一辺である直線縁部に設けられ、図6の拡大断面に示すように、この直線縁部に沿って細長い照明装置取付溝361が設けられ、この照明装置取付溝361には断面が一対の対向コ字状の把持溝362が設けられ、この照明装置取付溝は、照明部分が天井に開口する一対の開口縁363が設けられている。この開口部は照明部分を遮らないような幅であることは勿論であるが、後述するように照明装置1が着脱可能とする幅を確保している。
なお、本実施例では、空調吹出口について述べたが、空調吸込口に適用しても、或いは、空調吹出口と吸込口を一体した装置に適用しても良いことは勿論である。
本実施例の空調吹出口装置3は、図2、3に示すように、全体として正方四辺形の中央が上方に膨出した傘形状をしており、分解した一辺は、図4に示すように、底面から見ると台形であり、図5に示すように、断面は縁部の底面は水平部で上部は垂直部を有し、この1辺を接続具381、382が嵌合して4辺を組み合わせて、空調吹出口を構成している。なお、接続具381は、図6に示すようにTバー23への取付部(Tバーシステムにおいては載置するだけの載置部)37の裏側に設けた嵌合部371,371に嵌合固定されている。
空調吹出口装置3の上部の垂直部は、中央空調装置からのダクト(図示せず)に連接する連接口31を設けられ、空調吹出口装置3の連接口31の下部には、空気の流れを分散させる矩形のブレード34が設けられ、このブレード34は連接口31内に設けた取付金具32と取付棒33を介して固定されている。
この連接口31から斜め下方に台形枠体35が延びて下部の水平部に照明装置取付部36と、天井部であるTバー23への取付部(載置部)37とに連接している。
照明装置取付部36は、空調吹出口装置3の枠体の一辺である直線縁部に設けられ、図6の拡大断面に示すように、この直線縁部に沿って細長い照明装置取付溝361が設けられ、この照明装置取付溝361には断面が一対の対向コ字状の把持溝362が設けられ、この照明装置取付溝は、照明部分が天井に開口する一対の開口縁363が設けられている。この開口部は照明部分を遮らないような幅であることは勿論であるが、後述するように照明装置1が着脱可能とする幅を確保している。
なお、本実施例では、空調吹出口について述べたが、空調吸込口に適用しても、或いは、空調吹出口と吸込口を一体した装置に適用しても良いことは勿論である。
[照明装置]
実施例のLED照明装置1は、LED照明装置1の全体は図2に示すように枠体3端部の一辺(台形底辺)の長さよりは若干短いものの、ほぼ同等の細長い形状で、詳細には、図7から図9に示すようなもので、複数のLEDの集合からなる発光体11は、前記4mm×40mm×0.75mmの薄型の発光素子を集合した長尺のもので、例えば100cm程度の所望長さの長尺発光体で、薄板状で蛍光灯に比べて遙かに軽量小型である。
前記発光体11は、両端部に入力端子(図示せず)を有し、長尺のベース部材12のほぼ中央に集合して取り付けられてコネクタ13に接続し、このコネクタ13は電源コード15のプラグ付ソケット部材14に接続しており、発光体11の集合体の左半分は電源コード15及び電源用プラグ16より給電され、発光体11の集合体の右半分は電源コード15及び電源用プラグ16より給電される。
ベース部材12の横断面形状は、図5に示すように、約3cmの幅の扁平の基板部121と、ベース部材12の基板部121の長さ方向の両側面には、図9に示すように、対向コ字状の把持溝362の底部3621方向に押圧する弾性部材4(図6)を設けられている。
更に、電源用プラグ16には、後述する直流電源装置5からのソケット(図示せず)に接続され、直流DC7V〜15Vが供給される。LED照明装置1の電源は極性のある直流電源であることから、電源用プラグ16に3本で中央のピンがプラス(+)極で、左右端のピンがマイナス(−)極であり、その極性に対応する受けソケットから直流が供給される。
なお、ベース部材12はアルミの押し出し成型品を用いたもので、長手方向の凹溝を利用して電極リード線(図示せず)を配線しているが、勿論、ベース部材12はアルミ製でなくプラスチック製の成型品でもよい。
実施例のLED照明装置1は、LED照明装置1の全体は図2に示すように枠体3端部の一辺(台形底辺)の長さよりは若干短いものの、ほぼ同等の細長い形状で、詳細には、図7から図9に示すようなもので、複数のLEDの集合からなる発光体11は、前記4mm×40mm×0.75mmの薄型の発光素子を集合した長尺のもので、例えば100cm程度の所望長さの長尺発光体で、薄板状で蛍光灯に比べて遙かに軽量小型である。
前記発光体11は、両端部に入力端子(図示せず)を有し、長尺のベース部材12のほぼ中央に集合して取り付けられてコネクタ13に接続し、このコネクタ13は電源コード15のプラグ付ソケット部材14に接続しており、発光体11の集合体の左半分は電源コード15及び電源用プラグ16より給電され、発光体11の集合体の右半分は電源コード15及び電源用プラグ16より給電される。
ベース部材12の横断面形状は、図5に示すように、約3cmの幅の扁平の基板部121と、ベース部材12の基板部121の長さ方向の両側面には、図9に示すように、対向コ字状の把持溝362の底部3621方向に押圧する弾性部材4(図6)を設けられている。
更に、電源用プラグ16には、後述する直流電源装置5からのソケット(図示せず)に接続され、直流DC7V〜15Vが供給される。LED照明装置1の電源は極性のある直流電源であることから、電源用プラグ16に3本で中央のピンがプラス(+)極で、左右端のピンがマイナス(−)極であり、その極性に対応する受けソケットから直流が供給される。
なお、ベース部材12はアルミの押し出し成型品を用いたもので、長手方向の凹溝を利用して電極リード線(図示せず)を配線しているが、勿論、ベース部材12はアルミ製でなくプラスチック製の成型品でもよい。
[取付固定部]
図7〜9、特に図9に示すように、前記弾性部材4は、基板部121の長さ方向の両側面122の両端部側に固着する固着部41と、これに続く底部3621方向に押圧する膨出状の一対の押圧固定部42が設けられ、この押圧固定部42には押圧する膨出状の部分を縮小して操作する一対の操作把持部43が開口縁363から突出するように設けられ、照明装置1を一対の開口縁363の開口部から着脱自在にしている。
この着脱操作を、図9で説明すると、装着時には一対の操作把持部43を挟むよう摘み(図9の矢印a)、押圧固定部42には押圧する膨出状の部分を縮小させ(図7の矢印a)、照明装置1のベース部材12を開口縁363の開口部に斜めに片側から挿入し(図9の矢印b)、次に、照明装置取付溝361内の対向コ字状の把持溝362に他方の片側を挿入し(図9の矢印c)、操作把持部43を開放して、摘み力を解除して膨出状の押圧固定部42を拡大させ、対向コ字状の把持溝362の底部3621方向に弾性部材4の弾性力で押圧固定する。すなわち、両把持溝362の底部3621は、取付部36に両側内壁でもあるが、互いに、この両把持溝362の底部362を押圧固定部42が押圧し、結果として、強固にベース部材12を空気吹出口装置3に固定することが出来る。
脱着操作は、一対の操作把持部43を挟むよう摘み(図9の矢印a)、装着操作の逆の操作をすればよい。
なお、着脱の際の電源用プラグ16は、図8に示される、配線孔39から出し入れをして、直流電源装置5からの電源供給ソケットに接続する。
図7〜9、特に図9に示すように、前記弾性部材4は、基板部121の長さ方向の両側面122の両端部側に固着する固着部41と、これに続く底部3621方向に押圧する膨出状の一対の押圧固定部42が設けられ、この押圧固定部42には押圧する膨出状の部分を縮小して操作する一対の操作把持部43が開口縁363から突出するように設けられ、照明装置1を一対の開口縁363の開口部から着脱自在にしている。
この着脱操作を、図9で説明すると、装着時には一対の操作把持部43を挟むよう摘み(図9の矢印a)、押圧固定部42には押圧する膨出状の部分を縮小させ(図7の矢印a)、照明装置1のベース部材12を開口縁363の開口部に斜めに片側から挿入し(図9の矢印b)、次に、照明装置取付溝361内の対向コ字状の把持溝362に他方の片側を挿入し(図9の矢印c)、操作把持部43を開放して、摘み力を解除して膨出状の押圧固定部42を拡大させ、対向コ字状の把持溝362の底部3621方向に弾性部材4の弾性力で押圧固定する。すなわち、両把持溝362の底部3621は、取付部36に両側内壁でもあるが、互いに、この両把持溝362の底部362を押圧固定部42が押圧し、結果として、強固にベース部材12を空気吹出口装置3に固定することが出来る。
脱着操作は、一対の操作把持部43を挟むよう摘み(図9の矢印a)、装着操作の逆の操作をすればよい。
なお、着脱の際の電源用プラグ16は、図8に示される、配線孔39から出し入れをして、直流電源装置5からの電源供給ソケットに接続する。
[電源装置]
実施例の図6、図8のプラグ16、及び、発光体11に電源を供給する直流電源装置5を図10に沿って説明する。
本発明の発光体11は、複数のLEDの集合体であり、LEDを並列、直列、或いは、これらの組み合わせ回路構成によって加電圧が変えられるが、本実施例では最適作動電圧をDC9Vの発光体を用いた。
この発光体への電力供給する直流電源装置5は、図10に示すブロック図に示すように、商用交流100V電源をスイッチ51を介して入力し、トランス52によって100Vを18V程度に変圧し、これをダイオードブリッジ53によって直流に整流し、大容量コンデンサー54によって平滑し、3端子レギュレータIC55の電源安定化回路によって7Vから15Vの所望の直流定電圧を供給するようにしており、発光体11の両端での電圧がDC9Vになるようにしている。
実施例の図6、図8のプラグ16、及び、発光体11に電源を供給する直流電源装置5を図10に沿って説明する。
本発明の発光体11は、複数のLEDの集合体であり、LEDを並列、直列、或いは、これらの組み合わせ回路構成によって加電圧が変えられるが、本実施例では最適作動電圧をDC9Vの発光体を用いた。
この発光体への電力供給する直流電源装置5は、図10に示すブロック図に示すように、商用交流100V電源をスイッチ51を介して入力し、トランス52によって100Vを18V程度に変圧し、これをダイオードブリッジ53によって直流に整流し、大容量コンデンサー54によって平滑し、3端子レギュレータIC55の電源安定化回路によって7Vから15Vの所望の直流定電圧を供給するようにしており、発光体11の両端での電圧がDC9Vになるようにしている。
このように、実施例に用いたLED照明装置では、同じ明るさの蛍光灯に比べて小型軽量であるから、従来の空調吸込口或いは吹出口を一体的に形成しても、Tバー23のエッジ231に空調吹出口一体型LED照明装置の端部の取付部37を載置すればよい。
したがって、それまでの蛍光灯を撤去できるので、すっきりとした天井デザインとすることが可能となり、天井が美麗に仕上がり、また、空調吹出口(或いは吸込口)及びこれと一体的に形成したLED照明装置1をワンタッチでTバー23に装着でき、軽量小型であるので施工が簡単であり、作業員が1人でも施工が可能となり、更に、LEDは光量に比較して発熱量が少ないから、空調への冷熱負荷が少なくなり、照明自体の電力消費量と空調電力消費量とを減少させることができる。
なお、本発明の特徴を損なうものでなければ、上記の実施例に限定されるものでないことは勿論である。例えば、実施例では空調吹出口について説明したが、空調吸込口に適用しても、或いは、空調吹出口と吸込口を一体にした空調装置に適用しても良いことは勿論である。
したがって、それまでの蛍光灯を撤去できるので、すっきりとした天井デザインとすることが可能となり、天井が美麗に仕上がり、また、空調吹出口(或いは吸込口)及びこれと一体的に形成したLED照明装置1をワンタッチでTバー23に装着でき、軽量小型であるので施工が簡単であり、作業員が1人でも施工が可能となり、更に、LEDは光量に比較して発熱量が少ないから、空調への冷熱負荷が少なくなり、照明自体の電力消費量と空調電力消費量とを減少させることができる。
なお、本発明の特徴を損なうものでなければ、上記の実施例に限定されるものでないことは勿論である。例えば、実施例では空調吹出口について説明したが、空調吸込口に適用しても、或いは、空調吹出口と吸込口を一体にした空調装置に適用しても良いことは勿論である。
1…照明装置、11…発光体、12…ベース部材、121…基板部、
122…側面、13…コネクタ、14…プラグ付ソケット部材、
15…電源コード、16…電源用プラグ、
21,22,23…Tバー、231…エッジ、24…天井ボード、
25…目隠しプレート、
3…空調吹出口装置、31…連接口、32…取付金具、33…取付棒、
34…ブレード、35…台形枠体、
36…照明装置取付部、361…照明装置取付溝、362…対向コ字状の把持溝、
3621…底部、363…開口縁、
37…取付部、371…嵌合部、381,382…接続具、39…配線孔、
4…弾性部材、41…固着部、42…押圧固定部、43…操作把持部、
5…直流電源装置、51…スイッチ、52…トランス、
53…ダイオードブリッジ、54…大容量コンデンサー、
55…端子レギュレータIC、
122…側面、13…コネクタ、14…プラグ付ソケット部材、
15…電源コード、16…電源用プラグ、
21,22,23…Tバー、231…エッジ、24…天井ボード、
25…目隠しプレート、
3…空調吹出口装置、31…連接口、32…取付金具、33…取付棒、
34…ブレード、35…台形枠体、
36…照明装置取付部、361…照明装置取付溝、362…対向コ字状の把持溝、
3621…底部、363…開口縁、
37…取付部、371…嵌合部、381,382…接続具、39…配線孔、
4…弾性部材、41…固着部、42…押圧固定部、43…操作把持部、
5…直流電源装置、51…スイッチ、52…トランス、
53…ダイオードブリッジ、54…大容量コンデンサー、
55…端子レギュレータIC、
Claims (2)
- 空調吸込口或いは吹出口の枠体の一辺の直線縁部には、直線縁部に沿って断面が対向コ字状の把持溝を有する照明装置取付溝が設けられ、
前記対向コ字状の把持溝に嵌合する長尺のベース部材を有するLEDの発光体からなる長尺の細い照明装置を前記照明装置取付溝に嵌合固定し、
全体として矩形の空調吸込口或いは吹出口装置とすることを特徴とする空調吸込口或いは吹出口一体型LED照明装置。 - 前記長尺のベース部材の長さ方向の両側面の適所には、前記対向コ字状の把持溝の底部方向に押圧する弾性部材を設け、該弾性部材には押し圧力を解除する把持部を設け、照明装置を空調吸込口或いは吹出口装置の照明装置取付溝に着脱自在にしたことを特徴とする請求項1に記載の空調吸込口或いは吹出口一体型LED照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006300958A JP2008117678A (ja) | 2006-11-06 | 2006-11-06 | 空調吸込口或いは吹出口一体型led照明装置。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006300958A JP2008117678A (ja) | 2006-11-06 | 2006-11-06 | 空調吸込口或いは吹出口一体型led照明装置。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008117678A true JP2008117678A (ja) | 2008-05-22 |
Family
ID=39503435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006300958A Withdrawn JP2008117678A (ja) | 2006-11-06 | 2006-11-06 | 空調吸込口或いは吹出口一体型led照明装置。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008117678A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010129390A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Toyota Motor Corp | Led照明用天井及びこれを用いた建物 |
WO2016163362A1 (ja) * | 2015-04-07 | 2016-10-13 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
-
2006
- 2006-11-06 JP JP2006300958A patent/JP2008117678A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010129390A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Toyota Motor Corp | Led照明用天井及びこれを用いた建物 |
WO2016163362A1 (ja) * | 2015-04-07 | 2016-10-13 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
CN106152331A (zh) * | 2015-04-07 | 2016-11-23 | 大金工业株式会社 | 空调机室内机 |
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