JP2008117441A - ディジタルデータ記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ホログラムメモリ記録再生装置において、符号化効率を劣化させることなくGuided Scramble符号化を行う。
【解決手段】入力された情報に対して冗長ビットを付加し、誤り訂正符号化を行う符号化ブロック1と、符号化ブロック1によって生成された誤り訂正符号語中の前記冗長ビットに対応するビットのパターンを含むマーカーを生成するマーカー生成回路2と、誤り訂正符号語から冗長ビットを取り除いたビット列及びマーカーにより構成される書き込みデータを生成し記録媒体に記録する記録回路3と、書き込みデータを記録媒体から再生して誤り訂正を施した後にマーカーに含まれた冗長ビットに対応するビットのパターンを用いて入力された情報に復調する復調ブロック4とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】入力された情報に対して冗長ビットを付加し、誤り訂正符号化を行う符号化ブロック1と、符号化ブロック1によって生成された誤り訂正符号語中の前記冗長ビットに対応するビットのパターンを含むマーカーを生成するマーカー生成回路2と、誤り訂正符号語から冗長ビットを取り除いたビット列及びマーカーにより構成される書き込みデータを生成し記録媒体に記録する記録回路3と、書き込みデータを記録媒体から再生して誤り訂正を施した後にマーカーに含まれた冗長ビットに対応するビットのパターンを用いて入力された情報に復調する復調ブロック4とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、ディジタルデータ記録再生装置に関するものであり、特に、ホログラムメモリを用いた記録再生装置に関するものである。
ホログラムメモリを用いた記録再生装置では、空間光変調器と呼ばれる装置を用いて、ビット毎に光の振幅や位相を変調することにより2次元のディジタルデータ(情報光)を作成し、その情報光と参照光の干渉によってできた干渉縞を記録媒体に書き込むことで記録が行われる。液晶などの透過型の空間光変調器は光を透過させることによりデータ“1”が記録され、光を遮蔽することによりデータ“0”が記録されるが、光強度の強いデータ、すなわちデータ“1”を多く含むデータを記録した場合、雑音の影響が大きくなることが知られている。これは、データの再生に用いられるCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)等のイメージセンサの構造によるものである。CCDやCMOSでは、各セルの値を電界のパワーで検出するため、データ“0”とデータ“1”に加わる雑音の量が同じであったとしても、2乗の計算によって、データ“1”の方がより増大されてしまうためである。
また、隣接するデータに“1”を多く含むほど、符号間干渉(ISI:Inter Symbol Interference)の影響が大きくなることも知られている。これは、CCDやCMOSの出力が電界のパワーを1画素の範囲で積分した値になるためである。つまり、データ“1”の周辺に“1”が多いほど積分した値が大きくなるためである。これらの理由から、ホログラムメモリを用いた記録再生装置では、データ“1”のより少ない情報を記録することが望まれる。
また、それに加えて、DC成分の変動が少ない情報を記録することが望まれる。これは、一度に記録再生を行うデータ単位(以下、これをページと称す)中の“1”の数にばらつきがあった場合、ページ毎に1ピクセル当たりの光量が変わってしまうためである。これらのことから、ホログラムメモリを用いた記録再生装置では、データ“1”の数がより少なく、全体的に均等に配置された情報を記録することが望まれる。
これらの要求を満たす方式として、従来磁気記録や通信の分野で検討が行われてきたGS(Guided Scramble)符号化方式と呼ばれる信号処理方式がある(例えば、特許文献1参照)。GS符号化方式は、情報データに数ビットの冗長ビットを付加して複数の符号語を作成し、その中から伝送路に最も適した符号語を送信符号語として選択するという方式である。GS符号化方式を適用すれば、データ“1”の数及びDC成分の量を調整することができるため、ホログラムメモリに適した符号語を選択することが可能となる。
特開平11−41211号公報
しかしながら、前記のGS符号化方式を用いた場合、数ビットの冗長ビットを付加する必要があるため、符号化効率が劣化してしまうという課題を有していた。
また、GS復号化を行う際に、付加した冗長ビット部に誤りが含まれていた場合、元の情報が再生できなくなるという課題を有していた。
本発明は、従来の課題を解決するもので、ホログラムメモリ記録再生装置に用いられる位置ずれ修正用のマーカーを利用することにより、符号化効率を劣化させることなく、誤り訂正能力の劣化を防いだGS符号化方式を用いたディジタルデータ記録再生装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のディジタルデータ記録再生装置は、入力された情報に対して冗長ビットを付加し、誤り訂正符号化を行う符号化ブロックと、前記符号化ブロックによって生成された誤り訂正符号語中の前記冗長ビットに対応するビットパターンを含むマーカーを生成するマーカー生成回路と、前記誤り訂正符号語から前記冗長ビットを取り除いたビット列及び前記マーカーにより構成される書き込みデータを生成し記録媒体に記録する記録回路と、前記書き込みデータを前記記録媒体から再生して誤り訂正を施した後に前記マーカーに含まれた前記冗長ビットに対応するビットパターンを用いて前記入力された情報に復調する復調ブロックと、を有することを特徴とするものである。
さらにディジタルデータ記録再生装置において、前記符号化ブロックによって生成された誤り訂正符号語中の前記冗長ビットに対して誤り訂正符号化を行い、誤り訂正符号化冗長ビットを生成する冗長ビット誤り訂正符号化回路をさらに備え、前記マーカー生成回路が前記誤り訂正符号化冗長ビットに対応するビットパターンを用いて前記マーカーを生成し、前記記録回路が前記誤り訂正符号語から前記誤り訂正符号化冗長ビットを取り除いたビット列及び前記マーカーにより構成される書き込みデータを生成し記録媒体に記録する、ことを特徴とするものである。
さらにディジタルデータ記録再生装置において、前記符号化ブロックが、入力された情報系列の任意の場所に、1以上の整数のビット数Nで構成される冗長ビットを埋め込む冗長ビット付加回路と、前記冗長ビットを利用して情報系列を疑似ランダム化するスクランブル処理を行い、2のN乗個以下のスクランブル系列を生成するスクランブル回路と、前記スクランブル回路で生成された複数のスクランブル系列に誤り訂正符号化を施し、複数の誤り訂正符号語を生成する誤り訂正符号化回路と、前記複数の誤り訂正符号語の中から所定の条件を満たす誤り訂正符号語を1つ選択する符号語選択回路と、から構成されることを特徴とするものである。
さらにディジタルデータ記録再生装置において、前記符号化ブロックが、入力された情報系列の任意の場所に、1以上の整数のビット数Nで構成される冗長ビットを埋め込む冗長ビット付加回路と、前記冗長ビット付加回路で前記冗長ビットを埋め込まれた情報系列に誤り訂正符号化を施し、基準誤り訂正符号語を生成する誤り訂正符号化回路と、前記基準誤り訂正符号語の前記冗長ビットに対応するビットを利用し、前記基準誤り訂正符号語を疑似ランダム化するスクランブル処理を行い、2のN乗個以下の誤り訂正符号語を生成するスクランブル回路と、前記スクランブル回路で生成された複数の誤り訂正符号語の中から所定の条件を満たす誤り訂正符号語を1つ選択する符号語選択回路と、から構成されることを特徴とするものである。
さらにディジタルデータ記録再生装置において、前記復調ブロックが、前記記録媒体に記録されたデータを再生する再生回路と、前記再生回路から再生されたデータであるイメージに対して、適切な座標への位置合わせを行うリードチャネル回路と、位置合わせが行われたデータに対して、前記符号化ブロックにおいて施された冗長ビットの付加及び誤り訂正符号化を復調する復号化ブロックと、から構成されることを特徴とするものである。
さらにディジタルデータ記録再生装置において、前記復号化ブロックが、位置合わせが行われたデータに含まれるマーカー中に埋め込まれた冗長ビットに対応するビットパターンを参照して元の冗長ビットのパターンを推定する推定冗長ビット付加回路と、前記推定冗長ビット付加回路によって生成されたデータに対して誤りの訂正を行う誤り訂正回路と、多値データに対して2値化を行う2値化回路と、誤り訂正及び2値化が行われたデータに含まれる推定冗長ビットのパターンを参照して前記スクランブル処理されたデータをデスクランブルするデスクランブル回路と、から構成されることを特徴とするものである。
さらにディジタルデータ記録再生装置において、前記復号化ブロックが、位置合わせが行われたデータに対して冗長ビットの誤り訂正を行う冗長ビット誤り訂正復号化回路と、前記冗長ビット誤り訂正復号化回路によって生成されたデータに含まれるマーカー中に埋め込まれた冗長ビットのパターンを参照して元の冗長ビットのパターンを推定し、それに対応した推定冗長ビットを生成する推定冗長ビット付加回路と、前記推定冗長ビット付加回路によって生成されたデータに対して誤りの訂正を行う誤り訂正回路と、多値データに対して2値化を行う2値化回路と、誤り訂正及び2値化が行われたデータに含まれる推定冗長ビットのパターンを参照して前記スクランブル処理されたデータをデスクランブルするデスクランブル回路と、から構成されることを特徴とするものである。
本発明のディジタルデータ記録再生装置によれば、ホログラムメモリ記録再生装置において、GS符号用の冗長ビットに対応するビットパターンを位置ずれ修正用のマーカーに埋め込むことにより、符号化効率が劣化しないGS符号化を行うことができる。また、冗長ビットに対応するビットパターンを位置ずれ修正用のマーカーに埋め込む際に再生誤りが生じないようにパターンを変更することにより、GS復号時に発生する復号誤りを抑制することができる。
以下に、本発明のディジタルデータ記録再生装置の実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1におけるディジタルデータ記録再生装置の構成を示すブロック図である。図1において、まず符号化ブロック1において、入力された情報系列に対して冗長ビットが付加され、誤り訂正符号化が行われる。次に、マーカー生成回路2において、符号化ブロック1によって生成された誤り訂正符号語中の冗長ビットに対応するビットパターンを含むマーカーが生成される。その後、記録回路3において、誤り訂正符号語中の冗長ビットに対応するビットパターン以外のビット列とマーカーにより構成される書き込みデータが生成され、記録媒体に記録される。そして、記録された書き込みデータは、記録媒体から再生された後、復調ブロック4において、元の情報系列へと復調される。以下、各ブロックについて詳しく説明する。
まず、符号化ブロック1について説明する。図2(a)は符号化ブロック1の内部構成を示すブロック図である。図2(a)において、まず冗長ビット付加回路101において、入力された情報系列に対してNビットの冗長ビットが付加される。次に、スクランブル回路102において、冗長ビットを利用して情報系列を疑似ランダム化するスクランブル処理が行われ、2のN乗個以下のスクランブル系列が生成される。そして、誤り訂正符号化回路103において、複数のスクランブル系列に対して誤り訂正符号化が行われ、複数の誤り訂正符号語が生成される。最後に、符号語選択回路104において、複数の誤り訂正符号語の中から所定の条件を満たす誤り訂正符号語が1つ選択される。以下、各ブロックについて詳しく説明する。
まず、冗長ビット付加回路101について説明する。冗長ビット付加回路101では、入力された情報系列の任意の場所にNビットの冗長ビットが付加される。例えば、入力された情報を“111101011010011100101101”とし、その先頭に全てのビットが0で構成されたパターン“00”の冗長ビットが付加されるものとすると、情報は“00111101011010011100101101”のようになる。この冗長ビットは復号時に制約を除去するために用いられるものである。
次に、スクランブル回路102について説明する。スクランブル回路102では、情報系列に対して、冗長ビット付加回路101で付加された冗長ビットを利用したスクランブルが行われ、2のN乗個以下のスクランブル系列が生成される。そのために、まず冗長ビット付加回路101において付加された冗長ビットと同じビット数で構成された任意のパターンから、冗長ビット付加回路101によって生成されたデータと同じデータ長の規則性を持ったデータが複数個生成される。先ほどの例で考えると、冗長ビット付加回路101において付加された冗長ビットのパターンは“00”であるので、ビット数は2ビットである。2ビットで構成できるパターンは、“00”〜“11”までの4種類があるが、例えば、この4種類のパターンを冗長ビット付加回路101によって生成されたデータと同じデータ長分繰り返し並べた場合、図3(a)に示すような4種類のデータが生成される。次に、生成された複数個のデータと冗長ビット付加回路101によって生成されたデータとのビット毎のmod2加算が行われる。例えば、図3(a)に示される4種類のデータと冗長ビット付加回路101によって生成されたデータ“00111101011010011100101101”をビット毎に加算した場合、図3(b)に示すような4種類のデータが得られる。このようにして、2のN乗個以下のスクランブル系列が生成される。
次に、誤り訂正符号化回路103について説明する。誤り訂正符号化回路103では、スクランブル回路102において生成された複数のスクランブル系列に対して誤り訂正符号化が行われ、複数の誤り訂正符号語が生成される。例えば、図3(b)に示される4種類のデータに対して、それぞれLDPC(Low Density Parity Check)符号を用いて符号化を行った場合、図3(c)に示すような4種類のLDPC符号語が生成される。但し、LDPC符号とは、非常に疎なパリティ検査行列により定義される線形符号のことであり、ここで用いたLDPC符号は、図4に示されるようなパリティ検査行列を用いて符号化されるものである。符号化方法としては、まず、図4のパリティ検査行列において、Qの部分を情報ビット部に対応させ、Iの部分をパリティビット部に対応させる。そうすると、各行がそれぞれ異なるパリティビットを1ビットずつ含んでいるものと見なすことができるため、行毎に1が立っている場所に対応する情報ビットの値をmod2で加算していくことにより、簡単にパリティビットを得ることができる。
次に、符号語選択回路104について説明する。符号語選択回路104では、誤り訂正符号化回路103において生成された複数のLDPC符号語の中から所定の条件を満たすLDPC符号語が1つ選択され、出力される。例えば、図3(c)に示される4種類のLDPC符号語の内、最もDC成分の少ない符号語を選択する場合は、“01101000001111001001111000101001101011001010011110”または、“10010111110000110110000111101000001011000110011101”が出力される。但し、DC成分の量を表す指標として、ここではデータ“0”を−1、データ“1”を+1として各符号語の中で累積値を取った値を用い、その絶対値の小さいもの程DC成分が少ないものとする。また、最もデータ“1”の数が少ない符号語を選択する場合は、“11000010100101100011010010010110101011000001100100”が出力される。
このようにして、101〜104の回路により所定の条件を満たすLDPC符号語が生成される。なお、スクランブルと誤り訂正符号化の順序を入れ替えた図2(b)の回路構成でも同様に実施可能である。この場合は、冗長ビット付加回路101において生成されたデータとスクランブル回路106において生成されたスクランブル前の複数のデータ(例えば図3(a))をそれぞれLDPC符号化し、冗長ビットの付加されたデータに対してLDPC符号化したもの(基準誤り訂正符号語)と、スクランブル前の複数のデータに対してLDPC符号化したものとをmod2加算し、それによって生成された複数のLDPC符号語の中から所定の条件を満たすものを選択すればよい。但し、冗長ビットの付加されたデータに対するLDPC符号化は誤り訂正符号化回路105において行われ、スクランブル前の複数のデータに対するLDPC符号化はスクランブル回路106において行われるものとする。
次に、マーカー生成回路2について説明する。ホログラム記録では、データを2次元のマトリクス状に配置して記録、再生を行うが、再生時にイメージセンサから出力されるデータは回転や歪の影響を受け、歪んだデータとして再生される場合が多い。従って、データの位置を補正する必要があるため、その基準となる位置ずれ修正用のマーカーをデータに埋め込む処理が行われる。例として、図5にマーカーが埋め込まれたデータのフォーマットを示す。図5は、ユーザーデータ記録エリア202の中心にマーカー201が設置された場合の例である。この場合、一般的にマーカー201の領域にはユーザーデータが記録されることはないが、マーカー201の領域にその他の情報を埋め込むことにより、データの利用効率及び符号化効率の改善等が図れる。本実施例1は、マーカー201の領域にGS符号の冗長ビットに対応するビットパターンを埋め込むことによって符号化効率の改善と復号誤りの抑制が図れることを示すものである。
マーカー生成回路2では、符号化ブロック1によって生成されたLDPC符号語中の冗長ビットに対応するビットパターンを含むマーカーが生成される。ホログラム記録では、データを2次元のマトリクス状に並べて記録するため、マーカーの形も2次元となる。例として、4×4ビットのマーカーを生成する場合を考える。また、マーカーはLDPC符号語毎に1つ生成されるものとする。図6はマーカーの一例を示したものであり、白いセルが”1”、斜線のセルが”0”を表す。この場合、前記の符号語選択回路104において選択されたLDPC符号語中の冗長ビットのパターンが“01”であったとすると、図6(a)のように“01”のビットパターンを含むマーカー301が生成される。また、図6(b)のように同じビットパターンを複数セット含むマーカー302や、図6(c)のように冗長ビットに対応するビットパターンのみで構成されるマーカー303等も考えられる。このようにマーカー中に冗長ビットに対応するビットパターンを埋め込むことにより、記録容量を増やすことなくGS符号を構成することが可能となる。さらに、マーカーに埋め込む冗長ビットに対応するビットパターンのセット数を増やせば増やすほど、再生側で正しい冗長ビットに対応するビットパターンが得られる可能性が高くなるため、復号誤りを抑制する能力を高めることができる。
次に、記録回路3について説明する。記録回路3では、誤り訂正符号語中の冗長ビットに対応するビットパターン以外のビット列とマーカーにより構成される書き込みデータが生成され、記録媒体への記録が行われる。書き込みデータ生成の手順としては、まずLDPC符号語が2次元の状態に並べ替えられると同時にLDPC符号語中の冗長ビットが削除され、マーカー生成回路2によって生成されたマーカーがLDPC符号語に付加される。例えば、LDPC符号語が“01101000001111001001111000101001101011001010011110”、冗長ビットのパターンが“01”、マーカーが図6(a)に示されるものとすると、LDPC符号語が2次元に並べ替えられ、マーカーが図5の201のように符号語の中心に付加され、冗長ビットが削除されることにより、図7のようなデータが得られる。但し、ここでは2次元へのデータの並べ替えは、単純に左から右へとデータを並べていくことにより行っている。次に、この2次元状に並べ替えられたLDPC符号語を複数個並べることにより書き込みデータが生成される。図8は書き込みデータの生成を示した図である。データの並べ方としては様々な方法が存在するが、ここでは図8に示すように2次元状に並べ替えられたLDPC符号語401を行方向に並べていくことで書き込みデータが生成されるものとする。そして、生成された書き込みデータがホログラムメモリ媒体に記録される。以上が記録側で行われる操作である。
次に、再生側で行われる操作について説明する。図9は復調ブロック4の内部構成を示すブロック図である。図9において、まず再生回路501によって、記録回路3において記録されたデータが再生される。次に、リードチャネル回路502において、再生回路501において再生されたデータに対して位置ずれの修正が行われる。そして、復号化ブロック503において、位置合わせが行われたデータに対して誤りの訂正が行われ、更に符号化ブロック1において付加された制約が取り除かれる。
以下、各ブロックについて詳しく説明する。
まず、再生回路501について説明する。再生回路501では、CCDやCMOS等のイメージセンサを用いてホログラムメモリ媒体からデータが読み出される。但し、読み出されたデータは、光学信号を各素子が受光する光の明暗に応じて電気信号のレベルの大小(輝度値)に変換したデータであるものとする。
まず、再生回路501について説明する。再生回路501では、CCDやCMOS等のイメージセンサを用いてホログラムメモリ媒体からデータが読み出される。但し、読み出されたデータは、光学信号を各素子が受光する光の明暗に応じて電気信号のレベルの大小(輝度値)に変換したデータであるものとする。
次に、リードチャネル回路502について説明する。上述したように、CCDやCMOSを用いて読み出されたデータは回転や歪の影響により位置ずれが生じている場合が多い。そのため、リードチャネル回路502において、画像に埋め込まれたマーカーを利用して位置ずれの修正が行われる。
次に、復号化ブロック503について説明する。図10は復号化ブロック503の内部構成を表したブロック図である。図10において、まず推定冗長ビット付加回路601において、位置合わせが行われたデータに含まれるマーカー中に埋め込まれた冗長ビットに対応するビットパターンを参照して記録回路3において削除された冗長ビットのパターンが推定され、それに対応した推定冗長ビットが生成された後、マーカーとの置換が行われる。次に、誤り訂正回路602において、推定冗長ビット付加回路601によって生成されたデータに対して誤りの訂正が行われる。そして、2値化回路603において、データの2値化が行われる。最後に、デスクランブル回路604において、誤り訂正及び2値化が行われたデータに含まれる推定冗長ビットのパターンを参照してスクランブル回路102、もしくはスクランブル回路106によって適用されたスクランブルが解除される。
以下、各ブロックについて詳しく説明する。
まず、推定冗長ビット付加回路601について説明する。推定冗長ビット付加回路601では、まず位置合わせが行われたデータに含まれるマーカー中に埋め込まれた冗長ビットのパターンを参照して記録回路3において削除された冗長ビットのパターンが推定され、それに対応した推定冗長ビットが生成される。例えば、マーカーに埋め込まれた冗長ビットのパターンが1セットのみの場合は、それらのビットの示す輝度値と同じ輝度値を持った推定冗長ビットが生成されるものとする。また、マーカーに冗長ビットのパターンが複数セット埋め込まれている場合は、各パターンの同じ位置に属するビット毎にそれぞれ輝度値の平均値が計算され、その平均値を各ビットの輝度値とした推定冗長ビットが生成されるものとする。従って、マーカーに埋め込まれている冗長ビットパターンのセット数が多ければ多いほど正しい推定冗長ビットが得られる可能性が高くなるといえる。次に、データからマーカーが削除され、生成された推定冗長ビットがデータ中の前記冗長ビット付加回路101において冗長ビットが付加された位置に埋め込まれる。例えば、先の例では、冗長ビット付加回路101においてデータの先頭に冗長ビットが付加されていたため、推定冗長ビットはデータの先頭に付加される。また、同時にデータが1次元の状態に並べ替えられる。これにより、データは再びLDPC符号語の形に戻されたことになる。
まず、推定冗長ビット付加回路601について説明する。推定冗長ビット付加回路601では、まず位置合わせが行われたデータに含まれるマーカー中に埋め込まれた冗長ビットのパターンを参照して記録回路3において削除された冗長ビットのパターンが推定され、それに対応した推定冗長ビットが生成される。例えば、マーカーに埋め込まれた冗長ビットのパターンが1セットのみの場合は、それらのビットの示す輝度値と同じ輝度値を持った推定冗長ビットが生成されるものとする。また、マーカーに冗長ビットのパターンが複数セット埋め込まれている場合は、各パターンの同じ位置に属するビット毎にそれぞれ輝度値の平均値が計算され、その平均値を各ビットの輝度値とした推定冗長ビットが生成されるものとする。従って、マーカーに埋め込まれている冗長ビットパターンのセット数が多ければ多いほど正しい推定冗長ビットが得られる可能性が高くなるといえる。次に、データからマーカーが削除され、生成された推定冗長ビットがデータ中の前記冗長ビット付加回路101において冗長ビットが付加された位置に埋め込まれる。例えば、先の例では、冗長ビット付加回路101においてデータの先頭に冗長ビットが付加されていたため、推定冗長ビットはデータの先頭に付加される。また、同時にデータが1次元の状態に並べ替えられる。これにより、データは再びLDPC符号語の形に戻されたことになる。
次に、誤り訂正回路602及び2値化回路603について説明する。誤り訂正回路602では、推定冗長ビットの付加とマーカーの除去によって得られたLDPC符号語に対して誤りの検出及び訂正が行われる。但し、ここでは各ビットの示している輝度値を対数尤度比(LLR:Log Likelihood Ratio)に変換し、このLLRを用いて復号を行うものとする。なお、LDPC符号の復号化は、Sum−Product復号法等を用いることによって行うことができる。但し、Sum−Product復号法の詳細についてはこの分野において周知であるため、ここでは説明を省略する。そして、誤りの訂正後、付加されていた誤り訂正用のパリティビットが除去される。次に、2値化回路603では、誤り訂正が行われたデータに対して2値化が行われる。データの2値化は、例えば、LLRが0以下のビットはデータ“1”とし、LLRが0よりも大きいビットはデータ“0”とすることによって実現できる。これらの操作により、誤り訂正が行われた2値データが得られる。先の例で考えると、データが誤りを含んでいない場合は“01101000001111001001111000”が出力されることになる。但し、本実施例1では、誤り訂正符号として軟判定復号を行うLDPC符号を用いているため、誤り訂正を行った後に2値化の処理を行ったが、RS(Reed−Solomon)符号等の硬判定復号を行う誤り訂正符号を用いる場合は、2値化を行った後に誤り訂正を行うようにする。
次に、デスクランブル回路604について説明する。デスクランブル回路604では、誤り訂正及び2値化が行われたデータに含まれる推定冗長ビットを参照してスクランブル回路102、もしくはスクランブル回路106によって適用されたスクランブルが解除される。そのために、まず誤り訂正され2値化が行われたデータ中の推定冗長ビットを参照して、スクランブル回路102、もしくはスクランブル回路106において加算されたと思われるデータが推定され、生成される。例えば、推定冗長ビットのパターンが“01”を示していた場合、スクランブル回路102、もしくはスクランブル回路106において多重すべき4種類のデータが作成されたときと同じ手順で、“01”を元にしたデータ“01010101010101010101010101”が生成される。次に、推定されたデータと誤り訂正され2値化されたデータとのビット毎のmod2加算が行われる。例えば、先の例では、推定されたデータが“01010101010101010101010101”、誤り訂正及び2値化が行われたデータが“01101000001111001001111000”であるので、加算されたデータは“00111101011010011100101101”となる。最後に、加算されたデータから推定冗長ビットが除去される。これにより、データは“111101011010011100101101”のようになり、冗長ビット付加回路101に入力されたデータに対する推定データが得られたことになる。
以上のように、本実施例1においては、GS符号の冗長ビットに対応するビットパターンを位置ずれ修正用のマーカー中に埋め込むことにより、記録すべき情報に対して、符号化効率を劣化させることなくDCフリーの制約を付加し、データ“1”の数を調整することができる。また、それに加えて、冗長ビットのパターンをマーカー中に複数セット埋め込んでおくことにより、GS復号時に発生する復号誤りも抑制することができる。
なお、冗長ビット付加回路101において行われる冗長ビットの付加は、誤り訂正符号化されたデータに対して行うようにしても構わない。この場合、誤り訂正符号化回路103において行われる誤り訂正符号化は冗長ビットを含まないデータに対して行われ、誤り訂正符号化されたデータに対して後から冗長ビットを付加する形になる。
また、本実施例1では、符号語の選択条件としてDC成分とデータ“1”の数が少ない符号語を選択する場合について説明したが、選択条件はこれに限らず、記録再生系に適した特性を持つ符号語を自由に選択することが可能である。
また、本実施例1では、誤り訂正符号としてLDPC符号を用いた場合について説明したが、誤り訂正符号はこれに限らず、線形符号の形をしているものであれば同様に実施可能である。
図11は、本発明の実施例2におけるディジタルデータ記録再生装置の構成を示すブロック図である。図11において、まず符号化ブロック1において、入力された情報系列に対して冗長ビットが付加され、誤り訂正符号化が行われる。次に、冗長ビット誤り訂正符号化回路5において、符号化ブロック1によって生成された誤り訂正符号語中の冗長ビットに対して別途誤り訂正符号化が行われ、誤り訂正符号化冗長ビットが生成される。そして、マーカー生成回路2において、冗長ビット誤り訂正符号化回路5によって生成された誤り訂正符号化冗長ビットに対応するビットのパターンを含むマーカーが生成される。その後、記録回路3において、誤り訂正符号語中の誤り訂正符号化冗長ビット以外のビットとマーカーにより構成される書き込みデータが生成され、記録媒体に記録される。そして、記録された書き込みデータは、記録媒体から再生された後、復調ブロック4において、元の情報系列へと復調される。実施例1の構成と異なるところは、冗長ビット誤り訂正符号化回路5を設けたところである。以下、各ブロックについて詳しく説明する。
まず、符号化ブロック1について説明する。図2(a)は符号化ブロック1の内部構成を示すブロック図である。図2(a)において、まず冗長ビット付加回路101において、入力された情報系列に対してNビットの冗長ビットが付加される。次に、スクランブル回路102において、冗長ビットを利用して情報系列を疑似ランダム化するスクランブル処理が行われ、2のN乗個以下のスクランブル系列が生成される。そして、誤り訂正符号化回路103において、複数のスクランブル系列に対して誤り訂正符号化が行われ、複数の誤り訂正符号語が生成される。最後に、符号語選択回路104において、複数の誤り訂正符号語の中から所定の条件を満たす誤り訂正符号語が1つ選択される。
以下、各ブロックについて詳しく説明する。
まず、冗長ビット付加回路101について説明する。冗長ビット付加回路101では、入力された情報系列の任意の場所にNビットの冗長ビットが付加される。例えば、入力された情報を“111101011010011100101101”とし、その先頭に全てのビットが0で構成されたパターン“00”の冗長ビットが付加されるものとすると、情報は“00111101011010011100101101”のようになる。この冗長ビットは復号時に制約を除去するために用いられるものである。
まず、冗長ビット付加回路101について説明する。冗長ビット付加回路101では、入力された情報系列の任意の場所にNビットの冗長ビットが付加される。例えば、入力された情報を“111101011010011100101101”とし、その先頭に全てのビットが0で構成されたパターン“00”の冗長ビットが付加されるものとすると、情報は“00111101011010011100101101”のようになる。この冗長ビットは復号時に制約を除去するために用いられるものである。
次に、スクランブル回路102について説明する。スクランブル回路102では、情報系列に対して、冗長ビット付加回路101で付加された冗長ビットを利用したスクランブルが行われ、2のN乗個以下のスクランブル系列が生成される。そのために、まず冗長ビット付加回路101において付加された冗長ビットと同じビット数で構成された任意のパターンから、冗長ビット付加回路101によって生成されたデータと同じデータ長の規則性を持ったデータが複数個生成される。先ほどの例で考えると、冗長ビット付加回路101において付加された冗長ビットのパターンは“00”であるので、ビット数は2ビットである。2ビットで構成できるパターンは、“00”〜“11”までの4種類があるが、例えば、この4種類のパターンを冗長ビット付加回路101によって生成されたデータと同じデータ長分繰り返し並べた場合、図3(a)に示すような4種類のデータが生成される。次に、生成された複数個のデータと冗長ビット付加回路101によって生成されたデータとのビット毎のmod2加算が行われる。例えば、図3(a)に示される4種類のデータと冗長ビット付加回路101によって生成されたデータ“00111101011010011100101101”をビット毎に加算した場合、図3(b)に示すような4種類のデータが得られる。このようにして、2のN乗個以下のスクランブル系列が生成される。
次に、誤り訂正符号化回路103について説明する。誤り訂正符号化回路103では、スクランブル回路102において生成された複数のスクランブル系列に対して誤り訂正符号化が行われ、複数の誤り訂正符号語が生成される。例えば、図3(b)に示される4種類のデータに対して、それぞれLDPC符号を用いて符号化を行った場合、図3(c)に示すような4種類のLDPC符号語が生成される。但し、ここで用いたLDPC符号は、上記実施例1で用いたものと同様であり、図4に示されるようなパリティ検査行列を用いて符号化されるものである。
次に、符号語選択回路104について説明する。符号語選択回路104では、誤り訂正符号化回路103において生成された複数のLDPC符号語の中から所定の条件を満たすLDPC符号語が1つ選択され、出力される。例えば、図3(c)に示される4種類のLDPC符号語の内、最もDC成分の少ない符号語を選択する場合は、“01101000001111001001111000101001101011001010011110”または、“10010111110000110110000111101000001011000110011101”が出力される。但し、DC成分の量を表す指標として、ここではデータ“0”を−1、データ“1”を+1として各符号語の中で累積値を取った値を用い、その絶対値の小さいもの程DC成分が少ないものとする。また、最もデータ“1”の数が少ない符号語を選択する場合は、“11000010100101100011010010010110101011000001100100”が出力される。
このようにして、101〜104の回路により所定の条件を満たすLDPC符号語が生成される。なお、スクランブルと誤り訂正符号化の順序を入れ替えた図2(b)の回路構成でも同様に実施可能である。この場合は、冗長ビット付加回路101において生成されたデータとスクランブル回路106において生成されたスクランブル前の複数のデータ(例えば図3(a))をそれぞれLDPC符号化し、冗長ビットの付加されたデータに対してLDPC符号化したもの(基準誤り訂正符号語)と、スクランブル前の複数のデータに対してLDPC符号化したものとをmod2加算し、それによって生成された複数のLDPC符号語の中から所定の条件を満たすものを選択すればよい。但し、冗長ビットの付加されたデータに対するLDPC符号化は誤り訂正符号化回路105において行われ、スクランブル前の複数のデータに対するLDPC符号化はスクランブル回路106において行われるものとする。
次に、冗長ビット誤り訂正符号化回路5について説明する。冗長ビット誤り訂正符号化回路5では、冗長ビットに対してのみ更に誤り訂正符号化が行われ、誤り訂正符号化冗長ビットが生成される。例えば、前記の符号語選択回路104において選択されたLDPC符号語中の冗長ビットのパターンが“01”であったとすると、これに対してハミング符号化を施した場合、“010011”というハミング符号語が生成される。以下では、この符号語に変換された冗長ビットを誤り訂正符号化冗長ビットと呼ぶものとする。そして、これによりデータは“010011101000001111001001111000101001101011001010011110”のようになる。このように冗長ビットにのみ更に誤り訂正符号化を行っておくことにより、GS復号化において復号を誤る可能性を減少させることができる。
次に、マーカー生成回路2について説明する。実施例1は、マーカーの領域にGS符号の冗長ビットのパターンを埋め込むことによって符号化効率の改善と復号誤りの抑制を図れることを示すものであったが、本実施例2は、誤り訂正符号化された冗長ビットのパターンをマーカー中に埋め込むことによって更に効率の良い復号が実現できることを示すものである。
マーカー生成回路2では、冗長ビット誤り訂正符号化回路5によって生成された誤り訂正符号化冗長ビットに対応するビットのパターンを含むマーカーが生成される。但し、実施例1と同様に、マーカーはLDPC符号語毎に1つ生成されるものとする。この場合、前記の冗長ビット誤り訂正符号化回路によって生成された誤り訂正符号化冗長ビットのパターンが“010011”であったとすると、“010011”のパターンを含むマーカーが生成される。また、実施例1と同様に、同じパターンを複数セット含むマーカーや、誤り訂正符号化冗長ビットのパターンのみで構成されるマーカー等も考えられる。このようにマーカー中に誤り訂正符号化冗長ビットのパターンを埋め込むことにより、記録容量を増やすことなくGS符号を構成することが可能となる。さらに、本実施例2では冗長ビットに別途誤り訂正符号化が施されているため、実施例1よりも更に復号誤りを抑制する能力を高めることができる。
次に、記録回路3について説明する。記録回路3では、誤り訂正符号語中の誤り訂正符号化冗長ビット以外のビットとマーカーにより構成される書き込みデータが生成され、記録媒体への記録が行われる。書き込みデータ生成の手順としては、まずLDPC符号語が2次元の状態に並べ替えられると同時にLDPC符号語中の誤り訂正符号化冗長ビットが削除され、生成されたマーカーがLDPC符号語に付加される。これにより、実施例1と同様に、誤り訂正符号化冗長ビットのパターンが埋め込まれたマーカーを含む2次元のデータが得られる。但し、ここでは2次元へのデータの並べ替えは、単純に左から右へとデータを並べていくことにより行っている。次に、この2次元状に並べ替えられたLDPC符号語を複数個並べることにより書き込みデータが生成される。図8は記録データの生成を示した図である。データの並べ方としては様々な方法が存在するが、ここでは図8に示すように2次元状に並べ替えられたLDPC符号語401を行方向に並べていくことでページデータが生成されるものとする。そして、生成されたページデータがホログラムメモリ媒体に記録される。以上が記録側で行われる操作である。
次に、再生側で行われる操作について説明する。図12は復調ブロック4の内部構成を示すブロック図である。図12において、まず再生回路501によって、記録回路3において記録されたデータが再生される。次に、リードチャネル回路502において、再生回路501において再生されたデータに対して位置ずれの修正が行われる。そして、冗長ビット誤り訂正復号化回路504において、位置合わせが行われたデータ中の誤り訂正符号化冗長ビットに対して、誤りの訂正が行われる。最後に、復号化ブロック503において、冗長ビット誤り訂正復号化回路504によって生成されたデータに対して誤りの訂正が行われ、更に符号化ブロック1において付加された制約が取り除かれる。実施例1の構成と異なるところは、冗長ビット誤り訂正復号化回路504を設けたところである。以下、各ブロックについて詳しく説明する。
まず、再生回路501について説明する。再生回路501では、CCDやCMOS等のイメージセンサを用いてホログラムメモリ媒体からデータが読み出される。但し、読み出されたデータは、光学信号が各素子が受光する光の明暗に応じて電気信号のレベルの大小(輝度値)に変換されたデータであるものとする。
次に、リードチャネル回路502について説明する。上述したように、CCDやCMOSを用いて読み出されたデータは回転や歪の影響により位置ずれが生じている場合が多い。そのため、リードチャネル回路502において、画像に埋め込まれたマーカーを利用して位置ずれの修正が行われる。
次に、冗長ビット誤り訂正復号化回路504について説明する。冗長ビット誤り訂正復号化回路504では、リードチャネル回路502によって生成されたデータ中に含まれる誤り訂正符号化冗長ビットに対応したビットに対して誤りの訂正が行われる。例えば、軟判定の復号を行う場合は、誤り訂正符号化冗長ビットに対応したビットの示す輝度値を用いて、ハミング符号の軟判定復号化アルゴリズムに則って誤りの訂正が行われる。そして、硬判定の復号を行う場合は、誤り訂正を行う前に誤り訂正符号化冗長ビットを構成している部分のみが2値化され、その後ハミング符号の硬判定復号化アルゴリズムに則って誤り訂正が行われる。また、誤り訂正を行った後、再びデータを多値に変換する必要があるが、例えば、データ(輝度値)に対してしきい値を設け、誤り訂正によって変化の無かったビットに関してはそのままの輝度値を用い、誤り訂正によって反転されたビットに関してはしきい値を基準として反転させた値を用いることにより実現できる。
次に、復号化ブロック503について説明する。図10は復号化ブロック503の内部構成を表したブロック図である。図10において、まず推定冗長ビット付加回路601において、冗長ビット誤り訂正復号化回路504によって生成されたデータに含まれるマーカー中に埋め込まれた冗長ビットのパターンを参照して記録回路3において削除された冗長ビットが推定され、それに対応した推定冗長ビットが生成された後、マーカーとの置換が行われる。次に、誤り訂正回路602において、推定冗長ビット付加回路601によって生成されたデータに対して誤りの訂正が行われる。そして、2値化回路603において、データの2値化が行われる。最後に、デスクランブル回路604において、誤り訂正及び2値化が行われたデータに含まれる推定冗長ビットのパターンを参照してスクランブル回路102、もしくはスクランブル回路106によって適用されたスクランブルが解除される。以下、各ブロックについて詳しく説明する。
まず、推定冗長ビット付加回路601について説明する。推定冗長ビット付加回路601では、まず冗長ビット誤り訂正復号化回路504によって生成されたデータに含まれるマーカー中に埋め込まれた冗長ビットのパターンを参照して記録回路3において削除された冗長ビットのパターンが推定され、それに対応した推定冗長ビットが生成される。例えば、マーカーに埋め込まれた冗長ビットのパターンが1セットのみの場合は、それらのビットの示す輝度値と同じ輝度値を持った推定冗長ビットが生成されるものとする。また、マーカーに冗長ビットのパターンが複数セット埋め込まれている場合は、各パターンの同じ位置に属するビット毎にそれぞれ輝度値の平均値が計算され、その平均値を各ビットの輝度値とした推定冗長ビットが生成されるものとする。従って、マーカーに埋め込まれている冗長ビットパターンのセット数が多ければ多いほど正しい推定冗長ビットが得られる可能性が高くなるといえる。また、実施例1では、マーカーに埋め込まれた冗長ビットのパターンをそのまま参照するだけであったのに対して、本実施例2では、冗長ビット誤り訂正復号化回路504において誤りの訂正が行われている分、推定冗長ビットに誤りが含まれている可能性は減少しているものと考えられる。次に、データからマーカーが削除され、生成された推定冗長ビットがデータ中の前記冗長ビット付加回路101において冗長ビットが付加された位置に埋め込まれる。例えば、先の例では、冗長ビット付加回路101においてデータの先頭に冗長ビットが付加されていたため、推定冗長ビットはデータの先頭に付加される。また、同時にデータが1次元の状態に並べ替えられる。これにより、データは再びLDPC符号語の形に戻されたことになる。
次に、誤り訂正回路602及び2値化回路603について説明する。誤り訂正回路602では、推定冗長ビットの付加とマーカーの除去によって得られたLDPC符号語に対して誤りの検出及び訂正が行われる。但し、ここでは各ビットの示している輝度値をLLRに変換して復号を行うものとする。そして、誤りの訂正後、付加されていた誤り訂正用のパリティビットが除去される。次に、2値化回路603では、誤り訂正が行われたデータに対して2値化が行われる。データの2値化は、例えば、LLRが0以下のビットはデータ“1”とし、LLRが0よりも大きいビットはデータ“0”とすることによって実現できる。これらの操作により、誤り訂正が行われた2値データが得られる。先の例で考えると、データが誤りを含んでいない場合は“01101000001111001001111000”が出力されることになる。但し、本実施例2では、誤り訂正符号として軟判定復号を行うLDPC符号を用いているため、誤り訂正を行った後に2値化の処理を行ったが、RS符号等の硬判定復号を行う誤り訂正符号を用いる場合は、2値化を行った後に誤り訂正を行うようにする。
次に、デスクランブル回路604について説明する。デスクランブル回路604では、誤り訂正及び2値化が行われたデータに含まれる推定冗長ビットを参照してスクランブル回路102、もしくはスクランブル回路106によって適用されたスクランブルが解除される。そのために、まず誤り訂正され2値化が行われたデータ中の推定冗長ビットを参照して、スクランブル回路102、もしくはスクランブル回路106において加算されたと思われるデータが推定され、生成される。例えば、推定冗長ビットが“01”を示していた場合、スクランブル回路102、もしくはスクランブル回路106において多重すべき4種類のデータが作成されたときと同じ手順で、“01”を元にしたデータ“01010101010101010101010101”が生成される。次に、推定されたデータと誤り訂正され2値化されたデータとのビット毎のmod2加算が行われる。例えば、先の例では、推定されたデータが“01010101010101010101010101”、誤り訂正及び2値化が行われたデータが“01101000001111001001111000”であるので、加算されたデータは“00111101011010011100101101”となる。最後に、加算されたデータから推定冗長ビットが除去される。これにより、データは“111101011010011100101101”のようになり、冗長ビット付加回路101に入力されたデータに対する推定データが得られたことになる。
以上のように、本実施例2においては、GS符号の冗長ビットのパターンを位置ずれ修正用のマーカー中に埋め込むことにより、記録すべき情報に対して、符号化効率を劣化させることなくDCフリーの制約を付加し、データ“1”の数を調整することができる。また、マーカー中に埋め込む冗長ビットのパターンに誤り訂正符号化を施しておくことにより、GS復号時の復号誤り発生確率を減少させることができる。
なお、冗長ビット付加回路101において行われる冗長ビットの付加は、誤り訂正符号化されたデータに対して行うようにしても構わない。この場合、誤り訂正符号化回路103において行われる誤り訂正符号化は冗長ビットを含まないデータに対して行われ、誤り訂正符号化されたデータに対して後から冗長ビットを付加する形になる。
また、本実施例2では、符号語の選択条件としてDC成分とデータ“1”の数が少ない符号語を選択する場合について説明したが、選択条件はこれに限らず、記録再生系に適した特性を持つ符号語を自由に選択することが可能である。
また、本実施例2では、誤り訂正符号としてLDPC符号を用いた場合について説明したが、誤り訂正符号はこれに限らず、線形符号の形をしているものであれば同様に実施可能である。
また、本実施例2では、冗長ビット誤り訂正符号化回路5において、誤り訂正符号としてハミング符号を用いた場合について説明したが、誤り訂正符号はこれに限らず、いずれの誤り訂正符号を用いた場合でも同様に実施可能である。
本発明のディジタルデータ記録再生装置によれば、通常ユーザーデータを記録しない領域を利用することにより、記録すべき情報に対して、符号化効率を劣化させることなくDCフリーの制約を付加し、データ“1”の数を調整することができるため、ユーザーデータを記録しない領域を持つホログラム記録等に有用である。
1 符号化ブロック
2 マーカー生成回路
3 記録回路
4 復調ブロック
5 冗長ビット誤り訂正符号化回路
101 冗長ビット付加回路
102 スクランブル回路
103 誤り訂正符号化回路
104 符号語選択回路
105 誤り訂正符号化回路
106 スクランブル回路
201 マーカー
202 ユーザーデータ記録エリア
301 冗長ビットパターンを1セット含むマーカー
302 冗長ビットパターンを複数セット含むマーカー
303 冗長ビットパターンのみで構成されたマーカー
401 マーカー含有LDPC符号語
501 再生回路
502 リードチャネル回路
503 復号化ブロック
504 冗長ビット誤り訂正復号化回路
601 推定冗長ビット付加回路
602 誤り訂正回路
603 2値化回路
604 デスクランブル回路
2 マーカー生成回路
3 記録回路
4 復調ブロック
5 冗長ビット誤り訂正符号化回路
101 冗長ビット付加回路
102 スクランブル回路
103 誤り訂正符号化回路
104 符号語選択回路
105 誤り訂正符号化回路
106 スクランブル回路
201 マーカー
202 ユーザーデータ記録エリア
301 冗長ビットパターンを1セット含むマーカー
302 冗長ビットパターンを複数セット含むマーカー
303 冗長ビットパターンのみで構成されたマーカー
401 マーカー含有LDPC符号語
501 再生回路
502 リードチャネル回路
503 復号化ブロック
504 冗長ビット誤り訂正復号化回路
601 推定冗長ビット付加回路
602 誤り訂正回路
603 2値化回路
604 デスクランブル回路
Claims (7)
- 入力された情報に対して冗長ビットを付加し、誤り訂正符号化を行う符号化ブロックと、
前記符号化ブロックによって生成された誤り訂正符号語中の前記冗長ビットに対応するビットパターンを含むマーカーを生成するマーカー生成回路と、
前記誤り訂正符号語から前記冗長ビットを取り除いたビット列及び前記マーカーにより構成される書き込みデータを生成し記録媒体に記録する記録回路と、
前記書き込みデータを前記記録媒体から再生して誤り訂正を施した後に前記マーカーに含まれた前記冗長ビットに対応するビットパターンを用いて前記入力された情報に復調する復調ブロックと、
を有することを特徴とするディジタルデータ記録再生装置。 - 前記符号化ブロックによって生成された誤り訂正符号語中の前記冗長ビットに対して誤り訂正符号化を行い、誤り訂正符号化冗長ビットを生成する冗長ビット誤り訂正符号化回路をさらに備え、
前記マーカー生成回路が前記誤り訂正符号化冗長ビットに対応するビットパターンを用いて前記マーカーを生成し、
前記記録回路が前記誤り訂正符号語から前記誤り訂正符号化冗長ビットを取り除いたビット列及び前記マーカーにより構成される書き込みデータを生成し記録媒体に記録する、
ことを特徴とする請求項1に記載のディジタルデータ記録再生装置。 - 前記符号化ブロックが、
入力された情報系列の任意の場所に、1以上の整数のビット数Nで構成される冗長ビットを埋め込む冗長ビット付加回路と、
前記冗長ビットを利用して情報系列を疑似ランダム化するスクランブル処理を行い、2のN乗個以下のスクランブル系列を生成するスクランブル回路と、
前記スクランブル回路で生成された複数のスクランブル系列に誤り訂正符号化を施し、複数の誤り訂正符号語を生成する誤り訂正符号化回路と、
前記複数の誤り訂正符号語の中から所定の条件を満たす誤り訂正符号語を1つ選択する符号語選択回路と、
から構成されることを特徴とする請求項1に記載のディジタルデータ記録再生装置。 - 前記符号化ブロックが、
入力された情報系列の任意の場所に、1以上の整数のビット数Nで構成される冗長ビットを埋め込む冗長ビット付加回路と、
前記冗長ビット付加回路で前記冗長ビットを埋め込まれた情報系列に誤り訂正符号化を施し、基準誤り訂正符号語を生成する誤り訂正符号化回路と、
前記基準誤り訂正符号語の前記冗長ビットに対応するビットを利用し、前記基準誤り訂正符号語を疑似ランダム化するスクランブル処理を行い、2のN乗個以下の誤り訂正符号語を生成するスクランブル回路と、
前記スクランブル回路で生成された複数の誤り訂正符号語の中から所定の条件を満たす誤り訂正符号語を1つ選択する符号語選択回路と、
から構成されることを特徴とする請求項1に記載のディジタルデータ記録再生装置。 - 前記復調ブロックが、
前記記録媒体に記録されたデータを再生する再生回路と、
前記再生回路から再生されたデータであるイメージに対して、適切な座標への位置合わせを行うリードチャネル回路と、
位置合わせが行われたデータに対して、前記符号化ブロックにおいて施された冗長ビットの付加及び誤り訂正符号化を復調する復号化ブロックと、
から構成されることを特徴とする請求項3または4に記載のディジタルデータ記録再生装置。 - 前記復号化ブロックが、
位置合わせが行われたデータに含まれるマーカー中に埋め込まれた冗長ビットに対応するビットパターンを参照して元の冗長ビットのパターンを推定する推定冗長ビット付加回路と、
前記推定冗長ビット付加回路によって生成されたデータに対して誤りの訂正を行う誤り訂正回路と、
多値データに対して2値化を行う2値化回路と、
誤り訂正及び2値化が行われたデータに含まれる推定冗長ビットのパターンを参照して前記スクランブル処理されたデータをデスクランブルするデスクランブル回路と、
から構成されることを特徴とする請求項5に記載のディジタルデータ記録再生装置。 - 前記復号化ブロックが、
位置合わせが行われたデータに対して冗長ビットの誤り訂正を行う冗長ビット誤り訂正復号化回路と、
前記冗長ビット誤り訂正復号化回路によって生成されたデータに含まれるマーカー中に埋め込まれた冗長ビットのパターンを参照して元の冗長ビットのパターンを推定し、それに対応した推定冗長ビットを生成する推定冗長ビット付加回路と、
前記推定冗長ビット付加回路によって生成されたデータに対して誤りの訂正を行う誤り訂正回路と、
多値データに対して2値化を行う2値化回路と、
誤り訂正及び2値化が行われたデータに含まれる推定冗長ビットのパターンを参照して前記スクランブル処理されたデータをデスクランブルするデスクランブル回路と、
から構成されることを特徴とする請求項5に記載のディジタルデータ記録再生装置。
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JP2006297397A JP2008117441A (ja) | 2006-11-01 | 2006-11-01 | ディジタルデータ記録再生装置 |
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