JP2008116223A - 電子秤 - Google Patents

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進 佐久間
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Abstract

【課題】秤の軽量化、計量皿の広面積化、計量時の安定性が実現される電子秤の提供。
【解決手段】 上下のケース20,50からなる秤本体16と、秤本体16内に収容されたロードセル42とからなり、ロードセル42が上下ケース20,50のいずれかに固定され、計量皿2の荷重を受ける電子秤1であって、ロードセル42が秤本体16の左右両側面に対称に配置され、計量皿2の下面に、ロードセル42に搭載する脚9が対称に形成され、上ケース50上に、脚9が挿通する開口53が設けられ、計量皿2の複数の脚9と1対のロードセル42を介し、計量されることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、上皿式秤なら、料金秤、汎用秤、個数計、郵便秤など、各種の電子秤に利用される。
現在の計量センサは電磁平衡式、起歪式(ロードセル)、音叉式、静電容量式などがあり、各種の目的や用途に応じて使い分けされており、秤本体への配置も様々である。例えば、精密用以外の産業用電子秤では高剛性の維持、秤量の広いことから単一のロードセルを中央に配置したものが多い。また家庭で使用される体重計やキッチンスケールは、特許文献1の第1図に示すように、小型のロードセルを四隅に配置し、コンパクト化に対応している。
電子秤は一般家庭でも広く利用されており、より一層軽く、使い易く、低価格な汎用式秤が望まれている。この汎用秤は農産物、郵便物、手工業品などが直接または容器に入れ、計量できることは勿論、計量時に計量皿がガタ付かず、秤本体を反転しても脱落しないこと、秤本体から取り外して洗浄できること、使用者が計量の専門家だけではないので、乱暴な使用にも耐える剛性を備えていること、秤の水平調節が容易なことなどが求められている。これらの要求は例えば、計量センサにおける軽量化と剛性の維持、計量範囲の拡大と軽量化、衝撃荷重対策や防水対策と簡単な構成など、構成上相反する事項も含まれており、これら要望を簡単な構成で達成するのは容易でない。
これを先願の発明、考案と比較して説明する。特許文献1の天びんは、計量皿をロードセル上の皿受軸に嵌合して位置合わせしており、計量皿がガタ付き易いこと、皿軸受の外周から塵埃や水が浸入すること、計量皿の水平配置が皿軸受の寸法精度に依存し、容易でないこと、衝撃吸収手段が軽荷重対策用であり、過大な衝撃荷重だと下ケースへの衝突の反動によりロードセルが破損する虞があること、等の欠点がある。
前記皿軸受外周からの侵入対策として、特許文献2の図1に示すようにダイヤフラムで塞ぐ方法があるが、ダイヤフラムは防水秤専用の複雑な取付構成を採用しており、簡易な汎用式秤には採用できない。
衝撃荷重の対策手段として、特許文献3に示すロードセル秤は、計量皿と皿受支持フレームとの間の弾性部材で衝撃を吸収するが、肉薄の弾性部材では吸収する荷重に限界があり、大きな衝撃荷重を吸収できない。また塵埃の侵入口が大きくなり、防塵対策が事実上困難なこと、計量皿を搭載しただけであることなど、の難点がある。
前記衝撃吸収手段の改良発明として、バネを利用したものが提案されている。特許文献4は「コ」字形の板バネをロードセルの可動部に配置して吸収する発明、特許文献5の秤は、コイルスプリングを支持軸とロードセルの間に介在して吸収する発明である。いずれの発明も十分な衝撃吸収力を持つバネ材を使用したいのであるが、バネ力は計量誤差を招かないものに制限され、過大な衝撃荷重を吸収できないこと、個別の防塵対策を要すること、等の難点がある。
近年の汎用秤は屋外でも使用できる電池内蔵式が製品化されている。特許文献6の電池駆動式秤は、電池ホルダを秤本体の前方に配置するものである。この種の秤製品は、前方に電子回路用基板や各種部品が配置しており、大きな電池ホルダを側面から収容するスペースがない。
特許文献7の薄型秤は、電池の配置用スペースを秤本体の両側に対称に配置し、かつ扁平なロードセルを各コーナーに配置し、大型のロードセルを中央配置した秤に較べ、秤本体が扁平である。しかし4個のロードセルのコーナーへの配置し、扁平を主目的としたことに伴い、衝撃吸収手段はその配置スペースがなく、また仮に配置スペースを確保したとしても、4つのロードセル夫々に衝撃吸収手段を採用しなければならず、複雑な構成となる。
実開昭63−31336号公報 特開2003−322556号公報 特開2000−171289号公報 特開2001−91349号公報 特開2002−214030号公報 実開昭61−145471号公報 特開2002−13975号
本発明は単一の皿受では計量皿の水平配置や固定が難しく、また単独の衝撃吸収手段ではあらゆる偏荷重や衝撃荷重を吸収できないことに留意しつつ、その目的は複雑な防水構造でなく、適度の防水機能を有し、また衝撃吸収機構が計量誤差を招かずに、衝撃を吸収する電子秤を提供することにある。
本発明にかかる秤は、上下のケースからなる秤本体と、該秤本体内に収容された計量センサとからなり、該計量センサが前記上下ケースのいずれかに固定され、計量皿の荷重を受ける電子秤であって、前記計量センサが前記秤本体の左右両側面に対称に配置され、前記計量皿の下面に、前記計量センサに搭載する脚が対称に形成され、前記上ケース上に、前記搭載用の脚が挿通する開口が設けられ、前記計量皿の複数の脚と1対の計量センサを介し、計量されるようにした。また具体的には、嵌合する上下のケースからなる秤本体と、該秤本体上に配置される計量皿と、該計量皿と連結するように前記下ケース上に固定されるロードセルと、前記上ケースの前方に配置された表示手段および操作キーとを備えた電子秤において、前記ロードセルは前記下ケースの左右両側に対称に固定され、前記計量皿の下面から前記ロードセル上に搭載する脚が複数突き出ており、前記上ケース上に前記脚が挿通する挿通孔が形成され、前記計量皿の脚と該脚が連結する複数のロードセルとを介して計量されるようにした。
この構成によれば、1の秤につき、1対の計量センサもしくはロードセルが、秤本体の左右両側面に計量皿を中心にして対称となる位置にそれぞれ配設され計量が行われる。
仮に、単一のロードセルを中央に配置した場合、計量皿は、中央で支持されるのみとなるので、載置面が大きい計量皿を採用すると、重い被計量物を載せた時の衝撃で計量皿がガタつき、最悪の場合、計量センサの破壊原因となる。また、被計量物の載置場所が、中央から離れていればいるほど、偏荷重となって、測定誤差が大きくなるだけでなく、重い被計量物を載せた時同様、計量皿及び計量センサへの衝撃負担が大きい。
ところが、本発明の秤は、計量センサもしくはロードセルが、左右両側面に1対備えられているので、荷重が分散され、それぞれの計量センサが、秤として要求される最大荷重の約1/2の荷重負担に耐えられるものであればよく、計量センサの軽量化に伴い、計量センサを支持する下ケース等のほとんどの部品について、樹脂製等の軽量なものを採用することが出来るので、秤の軽量化が図られる。また更に、荷重検出機構を左右両側面に配設し、それぞれの荷重伝達体上に、計量皿の連結脚を搭載するので、計量皿の面積を大きくし様々な大きさの被計量物に柔軟に対応することが可能となり、また、中央に配設された単一の荷重検出機構のみで計量皿を支持する場合と比較して、計量皿が安定支持され、重い被計量物を載置した場合や偏荷重時のガタツキ防止が図られる。
前記ロードセルと前記計量皿の脚との間に荷重受体が介在し、該荷重受体上に前記脚が夫々搭載する弾性部材が配置され、該弾性部材が偏荷重を吸収し、荷重を伝達するものであってもよい。
この構成によれば、計量皿の荷重は、弾性部材を介して、ロードセルに伝達されるので、重い被計量物が載せられた場合でも、また、被計量物を計量皿のどの位置に載せた場合でも、重みや偏荷重等に伴う衝撃を弾性部材が吸収するので、ロードセルへの衝撃負担が軽減され、ロードセルの破壊が防止されるだけでなく、計量皿のガタツキが防止され、安定して計量が行なわれる。
また更に、荷重伝達体と計量皿の間に複数の弾性部材が介在することによって、荷重伝達体及び計量皿の高さ方向の個体差を弾性部材が吸収するので、荷重伝達体及び計量皿の設計精度・生産精度及び、荷重伝達体と計量皿を連結するに際して高度な組立精度が要求されず、組立容易性・量産性が増す。
また更に、荷重伝達体と計量皿の間に弾性部材が介在することで、秤本体内への水や塵埃の浸入が防止されるので、ベローズのような複雑な構成を使用せずに、簡素な構成で防水が図られる。
前記計量皿は、被計量物が載置される偏平な上皿と、該上皿が着脱自在の皿受体とからなり、前記ロードセルは前記下ケースに固定され、前記ロードセル上に前記荷重受体が固定され、前記荷重受体上の固定用突起に前記脚が固定され、前記計量皿が前記脚を介して、前記ロードセル上の荷重受体に固定されてもよい。
この構成によれば、荷重受体の固定用突起に皿受体の脚が位置合わせの上固定されるようになるので、組立容易性が向上する。
前記弾性部材に当接する前記脚は、その下面の外周縁の一部から突き出た突出片を有し、該突出片の内面が前記弾性部材の外面に接触し、前記計量皿の横ずれを防止するようになっていてもよい。
この構成によれば、計量皿の脚は、突出片を備えているので、この突出片が、脚を弾性部材上に載置する際の位置決めの役割を担い、水平方向の移動、すなわち横ずれを防止することが出来る。
本発明の電子秤によれば、1の秤につき、1対の計量センサもしくはロードセルが、秤本体の左右両側面に計量皿を中心にして対称となる位置にそれぞれ配設され計量が行われる。
仮に、単一の計量センサを中央に配置した場合、計量皿は、中央で支持されるのみとなるので、載置面が大きい計量皿を採用すると、重い被計量物を載せた時の衝撃で計量皿がガタつき、最悪の場合、計量センサの破壊原因となる。また、被計量物の載置場所が、中央から離れていればいるほど、偏荷重となって、測定誤差が大きくなるだけでなく、重い被計量物を載せた時同様、計量皿及び計量センサへの衝撃負担が大きい。
ところが、本発明の秤は、荷重検出機構が、左右両側面に1対備えられているので、荷重が分散され、それぞれの荷重検出機構の計量センサが、秤として要求される最大荷重の約1/2の荷重負担に耐えられるものであればよく、計量センサの軽量化に伴い、計量センサを支持する下ケースや、荷重伝達体等、ほとんどの部品について、樹脂製等の軽量なものを採用することが出来るので、秤の軽量化が図られる。
また、計量センサを左右両側面に配設し、それぞれの荷重伝達体上に、計量皿の連結脚を搭載するので、計量皿の面積を大きくし様々な大きさの被計量物に柔軟に対応することが可能となり、また、中央に配設された単一の計量センサのみで計量皿を支持する場合と比較して、計量皿が安定支持され、重い被計量物を載置した場合や偏荷重時のガタツキ防止が図られる。
以下、本発明による電子秤の実施形態を、図1〜図9に基づいて説明する。図1は電池ホルダの出し入れを示す電子秤の斜視図、図2は計量皿と秤本体の関係を示す斜視図、図3は各種部品の下ケースへの取付を示す斜視図、図4は図1のX―X線要部断面図、図5は図4の分解図、図6は図1のY―Y線要部断面図、図7は図6の分解図、図8は電池ホルダを背面側からみた斜視図、図9は電池ホルダを正面側から見た斜視図である。
図中、電子秤1は軽量用から重量用までの重さを計量する汎用秤であり、主要なものとして、計量皿2、下ケース20と上ケース50からなる秤本体16、上ケース50の前方に配置された操作キーSWや表示器D(表示手段)、下ケース20に固定された2つの計量センサ(ロードセル)42、秤本体16の背面から出入りする樹脂製の電池ホルダ60、秤本体16下面の4つの水平調節用脚Fがある。特許文献1〜4とほぼ同様の基本的構成については説明を省略し、以下、相違点を中心に順次説明する。
図1、図2に示す電子秤1の計量皿2は、被計量物を搭載する四角状の上皿3と該上皿3が着脱する皿受体6とからなり、いずれも軽量化のために樹脂による肉薄成形である。前記上皿3の表面が鏡面仕上げされており、汚れにくく、洗浄し易い。図2,図4,図5,図7に示す5は、前記上皿3の下端4中央から内側に突き出たフックであり、このフック5が前記皿受体6の窪み7に嵌り、上皿3が皿受体6に装着する。
前記皿受体6は図2,図4〜図7に示すように、上方には縦横に起立したリブ8が、また下面の四隅からは搭載用の脚9が形成されている。この搭載用脚9は、前記計量皿2の荷重を4分割し、後述する荷重検出機構35へ伝達するものであり、その上方に締付具12の摘み13を配置する凹部10が形成されている。11は該凹部10の下方に形成された通し孔であり、締付具12の螺子14を挿通させるものである。図4,図5,図7で示す15は前記搭載用脚9の下面から突き出た搭載片(突出片)であり、その内面が、後述する弾性部材Rの外周に接触して、計量皿2を位置合わせするので組立容易性が増す。この搭載片15は4個が対称に45度の角度で突き出ており、いずれの方向から偏荷重が加わってもいずれかの搭載片15が弾性部材Rに接触して吸収される。計量皿2が一度弾性部材R上に指示されると、搭載片15が計量皿2の水平方向の移動を規制することになり、計量皿2の水平方向のブレが防止され、計量時の安定化が図られる。
18は前記搭載用脚9の外側に形成された外環であり、後述する上ケース50上に形成されたフランジ54の外側に配置され、塵埃の前記通し孔11内への侵入を阻止するものである。
下ケース20を図3〜図7に基づいて説明する。下ケース20は前記計量皿2と同様に樹脂製であり、均一で肉薄に成形されている。21は後述する上ケース50の外周縁と嵌合するように先端に段差を設けた外壁、22は外壁21に沿い、同様に形成された内壁である。この内外の壁21、22は下ケース20の外側を補強することは勿論、外壁21は外部から塵埃の侵入を抑制し、内壁22は堤として機能し、侵入した水滴が内壁22内に侵入するのを防止する。図示例のように、内壁22は外壁21より高いことが望ましいが、適度な高さを有するならば、同じ高さでも良い。また内外の壁21,22先端の嵌め合わせ形状は、秤本体の大きさにより種々選択されることが望ましい。
23aは前記下ケース20の前方に形成されたリブ、23bは中央から後方に形成されたリブであり、夫々の位置における剛性を高めている。該リブ23bの上面は後述する電池ホルダ70が進入する際のスライド面になるとともに、電池ホルダ70用の電池ホルダ室56(収容部)の下面側になる。26は前記中央のリブ23bの前方に起立した保持板であり、背面に導電部材33を保持するレール状突起(電池ホルダ70の突起と同一なので図示しない)が形成されている。図3,図6,図7に示す27は前記電池ホルダ室56の外側に形成された側壁であり、上ケース50の仕切板55と合わせ、電池ホルダ室56を構成する。この側壁27は前記外壁21を延長したものであり、合わせ面が「コ」字形になっている。
前記下ケース20の前方には各種部品をビス止めする手段として、右側に回路基板PB用の突起28、前後左右に調節脚F用の突起29、左側に水平器H用の突起30、上ケース取付用の突起(図示しない)等が形成されている。これらの突起28〜30は前記リブ23aと相俟って下ケース20前方の剛性を高めている。32は前記脚用の突起29と水平器用の突起30と上ケース取付用突起の上面に貼付され、地面からの浸水を防止するシールである。
前記導電部材33は図3に示すようにコイルスプリングであり、先端に電池ホルダ70先端と当接する接触部34を有している。後端から前記回路基板PBなどに接続用端子(図示しない)が延長しており、この接続用端子が回路基板PBに接近していることから、両者の接続ケーブルを短かくし、電源ノイズを抑えることができる。
次に前記下ケース20に固定される荷重検出機構35を説明する。荷重検出機構35は図5に示すように、前記下ケース20上の左右両側に対称に配置した荷重受体36とビーム形ロードセル42とからなり、前記計量皿2の荷重を受け、電気信号に変換している。前記荷重受体36は両端が半円形状の長板であり、下面にリブ37を形成して薄肉化している。図3の38は荷重受体36上をロードセル42の可動部44に固定するための取付孔、39は上面の前後に形成され、前記皿受体6の通し孔11が嵌る突起(固定用突起)、40は該突起39の根元に形成された前記弾性部材Rの配置用の凹部、41は前記突起39の中央に埋設された金属製の雌ネジであり、この雌ネジ41に前記締付具12の螺子14が螺合し、前記皿受体6が荷重受体36に固定される。この荷重受体36は前記皿受体6の2つの脚9,9から荷重を集めてロードセル42へ伝達する。
前記弾性部材Rは、本実施例ではシリコンやゴムで形成され、偏平リング状をしており、図4に示すように荷重受体36の配置用凹部40に配置される。その上面に前記搭載用脚9の搭載片15が乗り、計量皿2の偏荷重を吸収して荷重受体36へ伝達するものである。また弾性部材Rは図4,図5,図7に示すように、その外周面に前記搭載用脚9下端の搭載片15の内周面が配置され、前記皿受体6が位置合わせされる。偏平リング状をしていることにより、計量皿2と弾性部材Rは、面接触し、重い被計量物や偏荷重に対して、より安定性があり、荷重を荷重受体36へ確実に伝達することが出来、計量誤差が軽減される。
前記ロードセル42は図4,図5に示すように、前記荷重受体36から荷重を受けつつ、固定部43を支点として可動部44が下動し、計量は2つのロードセル42の計量値が合計して表示される。このためロードセル42の荷重負担が単一のロードセルに比べて、2分の1となり、より小型で軽量の起歪体を用いることができる。また小型化に伴い、低い方の計量範囲を広げることができるとともに、ロードセル42,42間のスペースが広くなり、多数の電池を配置することができる。図示例の計量センサは代表的なロードセルを示したが、秤量や用途に応じて静電容量式、電磁平衡式、音叉式等を使用しても良い。
45は前記ロードセル42を下ケース20に固定するための樹脂製の固定体であり、上面にリブ46と自身のビス止用の取付孔47が形成されている。48は前記固定体45上にビス止めされるロードセル用固定板であり、その上面に前記ロードセル42の固定部43がビス止めされる。49は前記ロードセル42を可動部44として作用させるための可動部用固定板である。両固定板48,49は平面が「コ」字形になっており、その中央でロードセル42が上下動する。
図に示す上ケース50は断面が逆「U」字状であり、外周端が前記下ケース20の外壁21先端に嵌め合わせされる嵌合壁51(図4〜図5参照)、該嵌合壁51の外側に形成される逆「V」字形の取っ手52、前記皿受体6の脚9が通る挿通口53、該挿通口53の縁から起立したフランジ54、前記下ケ−ス20の側壁27に嵌め合わせされ、電池ホルダ室56を形成する仕切板55等が一体に樹脂成形されている。この上ケース50も前記計量皿2や下ケース20と同様に、均一で肉薄に成形されている。肉薄にできたのは、前記嵌合壁51と取っ手52が上ケース50の外側を、また前記4つのフランジ54と前記仕切板55が上ケース50の中央の補強も兼ねているからであり、これにより上ケース50全体を軽量化している。
図1に示す57は上ケース50の背面に形成された電池ホルダ70の通過用開口、58は該開口57を覆う開閉式電池カバー、59は電池カバー58の上端に形成された閉止用爪、60は前記電池カバー58を支持する四角状の支持枠である。この支持枠60は上方には支持枠60を上ケース50に固定するビス停止用固定部(図示しない)が形成されている。61は電池ホルダ70後端の凸凹76が嵌る位置決用の凹凸であり、電池ホルダ70の後退を規制し、その停止位置を定める。なお、前記電池カバー58と支持枠60は樹脂成形されており、軽量である。
前記電池ホルダ70を図6,図8〜図9に基づいて説明する。図6は電池ホルダ70を収容した電子秤1の断面図、図8は電池ホルダ70を背面側から見た斜視図、図9は電池ホルダ70を正面側から見た斜視図である。
電池ホルダ70は単一の乾電池B2個を2列にして収容し、左右2列の電池Bは4個が直列接続になるよう逆方向で配置されている。71は電池B配置する断面が半円形状の受け面、72は前記受け面71,71間で起立した整列用の仕切り、73は前記受け面71の先端中央から突き出した脱落防止用の爪、74は電池ホルダ70の後壁の内面に形成され、後述する直列用接続線82を配置するためのレール状の突起、75は前記レール状突起74に対向し、前壁の内面に形成された同様の突起、81は電池Bのプラス極先端が挿入する挿入孔、84は電池Bのマイナス極と接続するコイルスプリング83を配置するための突起、76は背面に設けられ、前記電池ホルダ用支持枠60の凹凸61に嵌り合う凸凹であり、これらが樹脂で一体成形されている。
図9に示す直列用接続線82は、2列の電池Bを直列に接続するものであり、電池Bのプラス極が接触する渦巻き82aと、電池Bのマイナス極が接続するスプリング82bと、両者82a,82bを繋ぐアーム82cとからなり、スプリング82bが電池Bを付勢して、電池ホルダ70に装着せしめる。前記コイルスプリング83は前記突起84に嵌入する導電性の支持板85に固定され、接続している電池Bを付勢して、電池Bを装着させる。前記支持板85は電池ホルダ70の挿入孔81を通して、下ケース20の保持板26に固定された導電部材33の先端が接触する。この電池ホルダ70は、実開昭61−145471号に掲載された電池ホルダに比べ、電池Bの電気的接続の部品点数が直列用接続線82とコイルスプリング83の2点であること、多数の電池Bを的確に保持すること、出し入れが円滑であり、この種の秤に使用するのに最適である。
以上、電子秤1の全体の構成を説明した。この電子秤1は、ロードセル42を除いて、計量皿2、秤本体16、荷重受体36、電池ホルダ70等が全て樹脂製であり、既存の秤に比べて格段に軽量である。また計量皿2、上下のケース20,50の薄肉成形は、計量作業、移動の際に加わる各自の撓みを吸収する利点がある。
各種部品の下ケース20への取付を、図3〜図7により説明する。まず下ケース20上の左右両側に前記固定体45をビス止めし、次に固定体45上に前記固定板48を重ねてビス止めし、更にこの固定板48上にロードセル42をビス止めし、これらを下ケース20に一体化する。次に固定板49を固定した荷重受体36を、前記ロードセル42上で位置合わせし、ビス止めする。その結果、ロードセル42は秤本体16の両側に対称に収容され、両者間に電池ホルダ70を配置するスペースが設けられる。2つのロードセル42の作業順は、夫々を個別に、また両者を並行しても良い。
上ケース50の下ケース20への取り付けを、図4〜図7により説明する。下ケース20の外壁21と、上ケース50の嵌合壁51を嵌合させると、上ケース50によって下ケース20の支持部品が密閉され、下ケース20の側壁27と上ケースの仕切板55の嵌合により、左右のロードセル42,42の間に電池ホルダ室56が形成される。しかも、側壁27と仕切板55の嵌合によって、ロードセル42や基板PBと、当該電池収容室56とは隔成される。電池収容室56が、ロードセル42から隔成されることにより、電池収容室56内に水や塵埃が浸入することが防止され、電子回路の誤動作が防止される。
上ケース50の背面側の支持枠60の下縁には予め、回動可能な電池カバー58を軸支固定しておき、この電池カバー58を回動させて、露出する開口57から電池ホルダ70を電池収容室56内に挿入する。その際、上ケース50の凹凸61に、電池ホルダ70背面の凸凹76を掛止させることによって、電池ホルダ70が、電池収容室56内に固定される。以上のようにして秤本体16が完成する。
本実施例の電池カバー58は、図1に示すように、開閉式であり、家電製品に使用されているような取り外し式ではない。その表面中央にある押さえ部51を押し下げ、上端にある3つの係止爪59を係止口から解除し、指を離すだけで、支持枠60に軸支された電池カバー58が外側に回転し、秤本体16の開口57が露出する。このため家電製品やパソコンに利用されている着脱式の電池カバーに較べて、カバー自身の装着作業を省ける利点がある。電池カバー58は、秤本体16に直接固定されるのではなく、支持枠60に軸支されて的確にビス止めされる。すなわち、支持枠60と電池カバー58は、秤本体16と別工程で組立てられるので、全体の組立作業が能率的である。また、電池カバー58は、秤本体16の背面と面一であり、統一したデザインを維持している。
前記皿受体6の秤本体16への取付工程を、図4,図5により説明する。まず前記荷重受体36の突起39に皿受体6の通し孔11を位置合わせし、皿受体6を秤本体16上に搭載する。その結果、突起39が通し孔11から露出し、皿受体6の脚9が弾性部材R上に搭載し、皿受体6が位置決めされる。同時に皿受体6の外環18は上ケース50の挿通口53を覆いつつ、上ケース50のフランジ54の外側に配置されるので、挿通口53を介する塵埃や湿気の侵入が抑制される。
更に締付具12を用いた皿受体6の固定について説明する。この締付具12は、図5で示すように、螺子14を前記荷重受体36上面の突起39に螺合し、皿受体6が荷重受体36に固定される。この際、皿受体6の脚9が締付具12に接触せずその荷重吸収作用を妨げない。また前記締付具12のネジ止作業は、前記弾性部材Rの荷重吸収作用があるので、皿受体6を真に水平配置しなくても良く、迅速に行える。また、突起39は、計量皿2に最大荷重が加えられた時に、弾性部材Rが径方向に弾性変形しても、弾性部材Rの内周縁に離間するような外周縁を有している。
前記上皿3の皿受体6への装着を説明する。皿受体6の配置用凹部10に皿本上皿3のフック5を位置合わせし、上皿3全体を押し下げると、上皿3下面が皿受体6上に当接するとともに、フック5が配置用凹部10を摺動して係止する(図2,図4,図6参照)。この係止に伴い、上皿3は、左右、前後方向と下方向に移動することなく、皿受体6に装着する。この際、上皿3は皿受体6の上面と外周面を覆うので、塵埃の皿受体6の通し孔11への侵入が抑制される。侵入しても、縦横の格子状リブ8で形成された溜り内に保持されるので、秤本体16内へ侵入しない。
また前記上皿3の装着に伴い、上皿3が脱落しないことは勿論、ガタ付きがなく装着するので、上皿3を装着したままで拭き掃除できる利点がある。更に上皿3は薄肉であるが、皿受体6上面のリブ8で上皿3上の荷重を受けるので、上皿3に撓みが生じない。
装着した上皿3の取り外しを説明する。食品の搭載や正確な計量において、上皿3の汚れを洗浄する場合がある。本実施例では、上皿3のフック5をその外面から押し上げるだけで、フック5が係合する皿受体6の窪み7から解除し、上皿3を皿受体6から簡単に取り外すことができる。電子秤1の移動させずに、上皿3だけを持参して洗浄できる。
電池ホルダ70の電池ホルダ室56への収容について、説明する。まず電池カバー58を開き、電池ホルダ70先端を上ケース50の開口57に位置あわせした後、先端を秤本体16内へ挿入すると、電池ホルダ70下面が下ケース20上のリブ23bに接触し、円滑に前進する。更に電池ホルダ70を押すと、電池ホルダ70先端が下ケース20上の導電部材33に当接して停止する。停止に伴い電池ホルダ70背面の凸凹76が秤本体16の凹凸61に位置合わせされる。次いで電池ホルダ70背面を押し下げると、前記凸凹76が凹凸61に嵌入し、バネの力で電池ホルダ70が秤本体16に装着される。
電池ホルダ70が装着されても、電池ホルダ70の電池Bと導電部材33とは接続を継続する。すなわち保持板26に配置された2つの導電部材33のうち、一方が電池ホルダ70の内の電池Bのプラス極に、他方が電池Bのマイナス極に、その付勢力により夫々の接触が維持され、接触不良の心配がない。
収容した電池ホルダ70の取出しを説明する。前記とは逆に、電池カバー58の爪59を支持枠60から外し、開放する。次に開口57から電池ホルダ70背面を確認し、これを導電部材33のバネ力に抗して押し上げ、電池ホルダ70背面の凸凹76の凹凸61への係合が解除させる。手を離すと、導電部材33のバネ力により電池ホルダ70後端が上ケース50の開口57から少し突き出される。電池ホルダ70の取出しは、この背面から突き出た電池ホルダ70を把持し、引き出すことによりなされる。この引出作業は電池ホルダ70下面が下ケース20のリブ23bに接触しつつ移動するから円滑である。電池交換は電子秤1背面において、電池ホルダ70の出し入れを介してなされるので、秤全体を裏返せずに交換できる。実施例では電池ホルダ70を介して収容しているが、前記電池ホルダ70の接続用部材を電池ホルダ室56に配置し、電池を出し入れするようにしてもよい。
電子秤1の計量作業を説明する。一般の電子秤と同様、電源スイッチON、計量皿2への搭載、計量値の確認、被計量物の取り除き、の順で行われる。既存の電子秤と共通な作業や動作は説明を省略する。計量皿2へ被計量物を搭載すると、その荷重が皿受体6下面にある4個の荷重伝達用の脚9に4分割された後、弾性部材Rの弾力を通して荷重受体36に伝達される。夫々の荷重受体36は2つの荷重を1つに集めてロードセル42へ荷重を伝達し、最終的に左右にある2つのロードセル42の計量値が合計して表示される。
このロードセル42への荷重伝達に際し、更に次の利点がある。単一のロードセルの秤に対し、2つのロードセル42を使用するので、各ロードセル42への過剰なストレスが抑えられる。また衝撃荷重は、4つの脚9で分散されるばかりか、荷重受体36が2つの荷重を集めて緩衝機能を果たすので、2重の衝撃対策手段がある。吸収しきれない衝撃荷重に対しては、荷重受体36下面のストッパSとの衝突によりロードセル42の下動が制限されるが、前記した衝撃吸収に伴い、衝突力が弱くなるので、ロードセル42の破損が解消される。
前記弾性部材Rの作用を説明する。計量皿を皿軸受けに搭載するだけの秤は、誤差を招かないように計量皿の水平配置作業が煩雑である。前記弾性部材Rは軽荷重には浅く、重い荷重には深く沈み、計量皿2の非水平配置による偏荷重も吸収し、計量皿2の微小な配置ずれによる弊害がない。したがって計量皿2の水平配置や上下調節用の脚Fに関する各種部品の寸法精度を緩和できるともに、煩雑な水平配置作業を省略できる利点がある。
計量終了後の移動は、電子秤1の取っ手52を把持し、片手で持ち運びができる。この取っ手52は逆V字形であり、差し込み易く、抜けにくい。本電子秤1以外の秤類へも応用できることは勿論である。
以上説明した電子秤1によれば、1対のロードセル42が、秤本体16の左右両側面に対称に配置され、計量皿2の下面に、ロードセル42に搭載される脚9が対称に形成され、上ケース50上に、脚9が挿通する挿通口53が設けられ、計量皿2の複数の脚9と一対のロードセル42を介し、計量が行われることにより、ロードセルの部品コストを抑え、軽量化を維持しつつ、計量範囲を拡大し、計量皿2の載置面積を大きくすることができ、様々な大きさの被計量物に柔軟に対応することが可能となる。
計量皿2にかかった被計量物の荷重は、4点の弾性部材Rが受承するので、重みや偏荷重等に伴う衝撃を弾性部材Rが吸収し、ロードセル42への衝撃負担が軽減され、ロードセル42の破壊が防止されるだけでなく、計量皿2のガタツキが防止され、安定した計量が行われる。
弾性部材Rの介在により、荷重受体36と計量皿2の高さ方向の個体差が吸収され、荷重受体36及び計量皿2の設計精度・生産精度・組立精度が要求されず、組立容易性・量産性が増す。
また更に、荷重受体36と計量皿2の間に弾性部材Rが介在することで、荷重伝達機構35への水や塵埃の侵入が防止されるので、ベローズのような複雑な構成を採用せず、簡素な構成で防水が図られる。
計量皿2と締付具12は互いに接触しないよう離間しているので、締付具12の突起39への締付け加減が、計量精度に影響を及ぼす心配がなく、高い組立精度を要求されず量産化が図られる。
また突起39の外周縁と弾性部材Rの内周縁との間に径方向の空隙があるので、荷重によって弾性部材Rがたわみ変形しても、突起39に接触することがなく、計量皿2から受けた荷重の全てを弾性部材Rの厚み方向に伝達することが出来、計量精度が維持される。
以上の電子秤1はその目的や態様に応じて以下の変更が可能である。皿受体6の脚9、上ケース50の挿通口53、弾性部材Rは、全て円形であるが、嵌入する関係であるなら多角形その他の形状であってもよい。ロードセル42は下ケース20の両側に固定したが、これは電池ホルダ70を秤本体16の背面から容易に出し入れするためであり、電池を収容しない電子秤ではロードセル42を秤本体16の前後に配置しても良い。計量皿2と荷重受体36の間に、弾性部材Rが介在することは必須ではなく、計量皿2を荷重受体36に直接搭載する場合ももちろん、本発明の特許請求の範囲に含まれる。本明細書に登場するガイドやリブは、必ずしも格子状である必要はなく、格子を構成する縦横いずれかのみによって構成されていてもよいし、格子に対して斜めのリブが形成されていてもよい。上記実施例で下ケース20に支持される部品類は、必ずしも下ケース20に支持される必要はなく、上ケース50に支持されてもよい。
背面から見た本発明の電子秤の斜視図 計量皿と秤本体の関係を示す斜視図 各種部品の取付状態を示す下ケースの斜視図 図1に示す電子秤のX−X線断面図 図4の分解図 図1に示す電子秤のY―Y線断面図 図6の分解図 背面側から見た電池ホルダの斜視図 正面側から見た電池ホルダの斜視図
符号の説明
1:電子秤
2:計量皿
3:上皿
5:フック
6:皿受体
7:窪み
8:リブ
9:脚
10:凹部
11:通し孔
12:締付具
13:摘み
14:螺子
15:搭載片
16:秤本体
18:外環
20:下ケース
21:外壁
22:内壁
23a:リブ
23b:リブ
26:保持板
27:側壁
28:突起
29:突起
30:突起
31:突起
32:シール
33:導電部材
34:接触部
35:荷重検出機構
36:荷重受体
37:リブ
38:取付孔
39:突起
40:凹部
41:雄ネジ
42:ロードセル
43:固定部
44:可動部
45:固定体
46:リブ
47:取付孔
48:固定板
49:固定板
50:上ケース
51:嵌合壁
52:取っ手
53:挿通孔
54:フランジ
55:仕切板
56:電池ホルダ室
57:開口
58:電池カバー
59:爪
60:支持枠
61:凹凸
62:押さえ部
70:電池ホルダ
71:受け面
72:仕切り
73:爪
74:突起
75:突起
76:凸凹
81:挿入孔
82:直列用接続線
82a:渦巻き
82b:スプリング
82c:アーム
83:コイルスプリング
84:突起
85:支持板
R:弾性部材
B:電池
PB:回路基板
H:水平器
S:ストッパ
F:水平調節用脚
SW:操作キー
D:表示器

Claims (5)

  1. 上下のケースからなる秤本体と、該秤本体内に収容された計量センサとからなり、該計量センサが前記上下ケースのいずれかに固定され、計量皿の荷重を受ける電子秤であって、
    前記計量センサが前記秤本体の左右両側面に対称に配置され、
    前記計量皿の下面に、前記計量センサに搭載する脚が対称に形成され、
    前記上ケース上に、前記搭載用の脚が挿通する開口が設けられ、
    前記計量皿の複数の脚と1対の計量センサを介し、計量されることを特徴とする電子秤。
  2. 嵌合する上下のケースからなる秤本体と、該秤本体上に配置される計量皿と、該計量皿と連結するように前記下ケース上に固定されるロードセルと、前記上ケースの前方に配置された表示手段および操作キーとを備えた電子秤において、
    前記ロードセルは前記下ケースの左右両側に対称に固定され、
    前記計量皿の下面から前記ロードセル上に搭載する脚が複数突き出ており、
    前記上ケース上に前記脚が挿通する挿通孔が形成され、
    前記計量皿の脚と該脚が連結する複数のロードセルとを介して計量されることを特徴とする電子秤
  3. 前記ロードセルと前記計量皿の脚との間に荷重受体が介在し、
    該荷重受体上に前記脚が夫々搭載する弾性部材が配置され、
    該弾性部材が偏荷重を吸収し、荷重を伝達することを特徴とする請求項2に記載の電子秤。
  4. 前記計量皿は、被計量物が載置される偏平な上皿と、該上皿が着脱自在の皿受体とからなり、
    前記ロードセルは前記下ケースに固定され、
    前記ロードセル上に前記荷重受体が固定され、
    前記荷重受体上の固定用突起に前記脚が固定され、
    前記計量皿が前記脚を介して、前記ロードセル上の荷重受体に固定されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電子秤。
  5. 前記弾性部材に当接する前記脚は、その下面の外周縁の一部から突き出た突出片を有し、該突出片の内面が前記弾性部材の外面に接触し、前記計量皿の横ずれを防止することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の電子秤。
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