JP2008115828A - レシプロ式内燃機関 - Google Patents
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Abstract
【課題】 リンク支持部26を高速で安定して往復直線移動させる。
【解決手段】 ピストン12とクランクピン22とを連係する2つのリンク23,24の一方に制御リンク25を連結し、この制御リンク25のリンク支持部26の位置をアクチュエータ27により変更することによって、ピストン12のピストンモーションを変更可能である。支持部変更モードでは、ピストン12の各サイクル中における所定の作動期間毎に、リンク支持部26を、クランクシャフト11の軸方向に垂直な面内における所定の直線方向L1に沿って往復移動させることで、上記作動期間におけるピストンモーションを変化させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 ピストン12とクランクピン22とを連係する2つのリンク23,24の一方に制御リンク25を連結し、この制御リンク25のリンク支持部26の位置をアクチュエータ27により変更することによって、ピストン12のピストンモーションを変更可能である。支持部変更モードでは、ピストン12の各サイクル中における所定の作動期間毎に、リンク支持部26を、クランクシャフト11の軸方向に垂直な面内における所定の直線方向L1に沿って往復移動させることで、上記作動期間におけるピストンモーションを変化させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、シリンダ内をピストンが往復動するレシプロ式内燃機関に関し、特に、ピストンモーションを変更可能な内燃機関に関する。
特許文献1には、シリンダ内を往復動するピストンとクランクシャフトのクランクピンとを複数のリンクにより連係し、これら複数のリンクの一つに連結された制御リンクのリンク支持部の位置をアクチュエータにより変更することによって、上記ピストンのピストンモーションの変化を伴って、機関圧縮比を可変とするレシプロ式内燃機関が記載されている。
この特許文献1では、機関運転状態に応じた圧縮比とストローク量とが得られるように、具体的には高負荷・高回転時には高圧縮比・長ストローク、高負荷・低回転時には低圧縮比・長ストローク、低負荷時には高圧縮比・短ストロークとなるように、リンク支持部の位置が制御される。つまり、この特許文献1では、一定の機関運転状態の下では、リンク支持部の位置が機関運転状態に応じた圧縮比とストローク量とが得られる位置に保持・固定されている。
特開2003−201875号公報
ピストンの各サイクル中の所定のクランク角である作動期間毎に、リンク支持部をアクチュエータによって高速に駆動することによって、各サイクルにおけるピストンモーションを適正化し、機関運転性能を向上することが可能である。例えば4サイクル内燃機関における膨張行程におけるピストン速度を高速化して膨張行程でのクランク角を短くすることによって、冷却損失を低減し、燃費性能の向上を図ることができる。
しかしながら、このように1サイクル中の作動期間毎にアクチュエータによってリンク支持部を移動させるためには、リンク支持部を極めて高速で動作させる必要があり、アクチュエータによるリンク支持部の移動方向や移動範囲によっては実現が困難となる。上記の引用文献1では、各サイクルの所定の作動期間毎にリンク支持部を高速に駆動することについては何ら考慮されていない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、シリンダ内を往復動するピストンとクランクシャフトのクランクピンとを連係する複数のリンクと、これら複数のリンクの一つに連結された制御リンクと、この制御リンクのリンク支持部の位置を変更・保持するアクチュエータと、このアクチュエータの動作を制御して上記ピストンのピストンモーションを変更する制御部と、を有するレシプロ式内燃機関であって、支持部変更モードでは、ピストンの各サイクル中における所定の作動期間毎に、上記リンク支持部を、クランクシャフトの軸方向に垂直な面内における所定の直線方向に沿って往復移動させることで、上記作動期間におけるピストンモーションを変化させることを特徴としている。
本発明によれば、支持部変更モードにおいてピストンの各サイクル中における所定の作動期間毎にリンク支持部を移動させることにより、1サイクル中の特定の作動期間のピストンモーションを変化させることができる。これによって、例えば1サイクルが膨張・排気・吸気・圧縮の4行程から構成される4サイクルの内燃機関で、膨張行程の短縮化による冷却損失の低減化や吸入行程の短縮化による吸気慣性効果の向上による吸入空気量増加等、各ストローク中におけるピストンモーションを機関運転状態に応じて適正化することが可能となる。
そして本発明では、アクチュエータにより高速で動作させる必要のある、上記支持部変更モードにおける各サイクルの所定の作動期間毎のリンク支持部の移動を、クランクシャフトの軸方向に垂直な面内における所定の直線方向に沿う往復移動としている。これにより、リンク支持部の移動に伴う摩擦力を低減できるとともに、ピストンモーションの変化幅に対応するリンク支持部の変位を抑制できるために、支持部変更モードにおいてもリンク支持部を安定して高速に変位させることが可能となる。
以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照して、この内燃機関は、膨張・排気・吸気・圧縮の4行程を1サイクルとする4サイクル・火花点火式のレシプロ式内燃機関である。シリンダブロック10には、機関出力軸としてのクランクシャフト11が回転可能に支持されているとともに、ピストン12が往復動可能に嵌合する複数のシリンダ(気筒)13が形成されている。このシリンダブロック10の上部に固定されるシリンダヘッド14には、ピストン12の冠面との間にペントルーフ型の燃焼室15が形成されるとともに、吸気ポート16を開閉する吸気バルブ17と、排気ポート18を開閉する排気バルブ19とが設けられ、かつ、燃焼室15内の混合気を火花点火する点火プラグ20が設けられる。また、図示していないが、燃焼室15又は吸気ポート16へ燃料を噴射する燃料噴射弁が設けられている。
複リンク式ピストン−クランク機構21は、各ピストン12とクランクシャフト11のクランクピン22とを複数のリンク23,24により連結し、これら複数のリンク23,24の一つに連結された制御リンク25のリンク支持部26の位置をアクチュエータ27により変更することによって、ピストン12のピストンモーションを変更可能なものである。より具体的には、複リンク式ピストン−クランク機構21は、クランクピン22に回転可能に取り付けられるロアリンク23と、このロアリンク23とピストン12とを連結するアッパリンク24と、一端がロアリンク23に回転可能に連結された制御リンク25と、を有し、この制御リンク25の他端に上記のリンク支持部26が設けられる。ピストン12とアッパリンク24の上端とはピストンピン28により連結されており、アッパリンク24の下端とロアリンク23とは第1連結ピン29により連結されており、ロアリンク23と制御リンク25の一端とは第2連結ピン30により連結されている。ロアリンク23は、機構的には、第1連結ピン29と第2連結ピン30を結ぶ第1アーム31と、第1連結ピン29とクランクピン22とを結ぶ第2アーム32と、第2連結ピン30とクランクピン22とを結ぶ第3アーム33と、を有している。上記アクチュエータ27は、この例では各気筒13毎にそれぞれ設けられている。
ここで、図2に示すように、リンク機構的に、クランクシャフト11の軸中心を原点(0,0)とし、シリンダ軸方向と平行にy軸をとり、スラスト・反スラスト方向と平行にx軸をとった座標系とした場合のクランクピン22の位置を(x1,y1)、第2連結ピン30の位置を(x2,y2)、第1連結ピン29の位置を(x3,y3)、ピストンピン28の位置を(x4,y4)、リンク支持部26の位置を(xc,yc)、クランクシャフト11の回転中心からクランクピン22までのリンク長をL1、第3アーム33のリンク長をL2、制御リンク25のリンク長をL3、第1アーム31のリンク長をL4、第2アーム32のリンク長をL5、アッパリンク24のリンク長をL6、クランクシャフトの回転角つまりクランク角をθと定義すると、以下の式が成立する。
以上より、リンク長L1〜L6とピストン12のx軸方向位置x4が設計値の仕様によって決められる値であるとすると、リンク支持部26の位置(xc,yc)により、ピストン12のy軸方向位置y4を自由に変化させることが可能であるといえる。
基本的には、クランク角θが一定の角速度で回転・変化する場合に、ピストン12の変位に対応するy軸方向位置y4のモーションが正弦波となるように、つまりピストンモーションが単振動となるように、リンク長L1〜L6及びリンク支持部26の初期位置(xc,yc)を設計すると良い。これにより、最も一般的であるピストンとクランクピンとを一本のコネクティングロッドにより連結した単リンク式ピストン−クランク機構でのピストンモーションに比して、その振動成分を著しく低減することができる。
後述する支持部変更モードにおいては、ピストン12の各サイクル中の所定のクランク角である作動期間ΔS(図4(b)等参照)毎に、リンク支持部26を、クランクシャフト11の軸方向に垂直な面(図1の紙面と平行な面)内における所定の直線方向L1(図1参照)に沿って往復直線駆動するように構成されている。このように、1サイクルにおける所定の作動期間ΔSのピストンモーションを変化させることによって、後述するように、例えば膨張行程の短縮化による冷却損失の低減化や吸入行程の短縮化による吸気慣性効果の向上による吸入空気量増加等、各ストローク中におけるピストンモーションを機関運転状態に応じて適正化することが可能となる。
そして、アクチュエータ27により高速で動作させる必要のある、上記支持部変更モードにおける各サイクルの所定の作動期間ΔS毎のリンク支持部26の移動を、クランクシャフト11の軸方向に垂直な面内における所定の直線方向L1に沿う往復移動としている。これにより、リンク支持部26の移動に伴う摩擦力を低減できるとともに、ピストンモーションの変化幅に対応するリンク支持部26の変位を抑制できるために、支持部変更モードにおいてもリンク支持部26を安定して高速に変位させることが可能となる。
ここで、2つの剛体間に潤滑油が供給された流体潤滑状態では、荷重及び潤滑油粘度からなる係数Kが一定であるとすると、2つの剛体間に働く摩擦力Fは剛体間の相対速度Vより次式となる。
[数2]
F=KV
この[数2]より、2つの剛体間の相対速度とその剛体間に働く摩擦力は比例の関係となる。仮にリンク支持部26が曲線的に移動する場合には、本実施例のように直線的に移動する場合に比して、所望地点までの移動距離が大きくなるとともに相対速度も大きくなるため、その摩擦力が大きくなる。また、本実施例のように直線的に移動する場合には、曲線的に移動する場合に比して、所望のピストンモーションの変化幅(変位量)を得るために必要なリンク支持部26の移動距離・変位量を小さく抑制することができ、あるいはピストンモーションの変化幅を大きく確保することが可能である。
F=KV
この[数2]より、2つの剛体間の相対速度とその剛体間に働く摩擦力は比例の関係となる。仮にリンク支持部26が曲線的に移動する場合には、本実施例のように直線的に移動する場合に比して、所望地点までの移動距離が大きくなるとともに相対速度も大きくなるため、その摩擦力が大きくなる。また、本実施例のように直線的に移動する場合には、曲線的に移動する場合に比して、所望のピストンモーションの変化幅(変位量)を得るために必要なリンク支持部26の移動距離・変位量を小さく抑制することができ、あるいはピストンモーションの変化幅を大きく確保することが可能である。
アクチュエータ27には電気制御されるリニアモータ(線形誘導電動機)を利用したリニアアクチュエータを用いるのが良い。例えば、シリンダブロック10の内面に固定される直線状の固定子としてのガイドレール34と、このガイドレール34に往復直線移動可能に支持されて、このガイドレール34上を走行する可動子としてのリンク支持部26と、にそれぞれ電機子と界磁とが設けられ、リンク支持部26には誘導電流等を供給するためのケーブル35が接続されている。このようなリニアアクチュエータ27により運転条件や回転数に応じたピストンモーションを素早く正確に変更することが可能となり、エンジンの高速回転時においてもリンク支持部26を正確に動作させることができ、容易に高速化及び高精度化が実現できる上、リンク支持部26の摩擦を低減することができる。
但し、このようなリニアアクチュエータ27に代えて、油圧を制御する電磁弁と、油圧で動作する油圧ピストンと、で構成される油圧アクチュエータを適用しても良い。このような電磁弁により油圧を制御して油圧ピストンによりリンク支持部を直動させる油圧アクチュエータを用いることで、低コスト化を図ることができるとともに、大きなトルクでの動作を安定して行うことが可能となる。
また、アクチェエータとして磁気粘性流体を利用する構造としても良い。つまり、リンク支持部26の動作方向の速度を抑えるように磁気粘性流体を連結し、リンク支持部26に加わる力でリンク支持部26のモーションを変化させる。運転条件により電磁石に流す電流値を変化させて、その粘性を変化させることで、ピストンモーションを切り替えることが可能である。この場合、機構が単純であり低コスト化を図ることができる。
吸気バルブ17や排気バルブ19のバルブリフト特性を変更する可変動弁機構として、好ましくは、吸気バルブや排気バルブの作動中心角(クランク角に対する中心位相)を遅進させるバルブタイミング変更機構VTCや、吸気バルブや排気バルブのバルブリフト量(及び作動角)を連続的に変化させるバルブリフト変更機構VELが設けられる。
制御部40は、各種制御処理を記憶・実行する機能を有するデジタルコンピュータシステムであり、クランク角センサ(図示省略)等の各種センサ類から検出される機関運転状態に基づいて、上記アクチュエータ27の他、VTCやVELに制御信号を出力し、その動作を制御する。
図2を参照して、クランク角θにおける連結ピン位置(x2(θ)、y2(θ))とリンク支持部26の位置(xc(θ)、yc(θ))とを通る方向にH軸をとり、このH軸に対して垂直方向で、かつ、位置(xc(θ)、yc(θ))を通る方向を(H軸の正方向を上方向とした場合に右方向を正方向とする)V軸として、リンク支持部26の移動方向をV軸の正方向と定義する。つまり、このVH座標系は、リンク支持部26を原点とし、制御リンク25に沿う方向をH軸とし、このH軸に直交するとともにリンク支持部26の移動方向を正方向とするV軸を有している。
このVH座標系で、微小時間後つまりリンク支持部26の微少変位後のクランク角θ+δθでのリンク支持部26の位置が、第1象限(θ)P1内となるよう、その動作方向を設計すると、図3に示すように、リンク支持部26の速度変化量(δVxc,δVyc)が大きいほど、リンク支持部26の動作によるピストンのy軸方向速度の増加量δVy4が大きくなる関係が得られる。この場合、ピストン行程角度を変更する際のリンク支持部26の速度が小さくなるため、リンク支持部26及びそのアクチュエータ27へ作用する摩擦力を低減できるとともに、ピストンモーションの変化幅を大きく取れる。しかしながら、クランク角(θ+δθ)でのリンク支持部26の位置がVH座標系の第2象限(θ)P2内となる場合には、リンク支持部26の速度増加量に対してピストンに逆方向の速度が発生するため、効率的にピストンの速度を増加させることができない。また、図3に示すように、リンク支持部26の往復動作において、速度の符号が反転する(負となる)領域βではリンク支持部26の位置をVH座標系の第1象限にすることができない。従って、膨張速度の高速化を重視する場合には、リンク支持部26がy軸の正方向(つまりピストンの下降方向)へ動作しているときに、リンク支持部26の微少変位後の位置がVH座標系の第1象限内となるように、その動作方向を設計すると良い。また、アクチュエータ27によるリンク支持部26の動作時に、このリンク支持部26の微少変位後のV軸方向と制御リンクの腕L3とのなす角が90度を維持するように設定することで、リンク支持部26の位置を常にVH座標系の第1象限P1内に良好に維持することが可能となる。
図4,図5及び図7は、ピストン12の1サイクル(720CA)における、ピストン12の位置すなわちピストンモーション(a)と、リンク支持部26の速度(b)と、吸気バルブ17及び排気バルブ19の動作すなわちバルブモーション(c)と、を示している。また、図中の一点鎖線で示す特性は、ピストン12が正弦波状のモーションとなるようにリンク支持部26の位置を固定した支持部初期モードの特性を示しており、実線で示す特性は、リンク支持部26を1サイクル中における所定の作動期間ΔS毎に往復直線移動させる支持部変更モードの特性を示している。
図4は、支持部変更モードの一例として、膨張行程を吸気行程よりも短くする短膨張モードを示している。この短膨張モードでは、膨張行程から排気行程の前半にかけての作動期間ΔSに、リンク支持部26をシリンダ軸方向に平行な直線方向L1(図1参照)に沿って往復直線移動(直動)させることで、膨張行程におけるピストン行程角度を短くしている。すなわち図4(b)に示すように上記の作動期間ΔSにリンク支持部26にシリンダ軸方向に平行な方向L1の速度を与えている。より具体的には、リンク支持部26の移動速度が速いほど、ピストン行程角度が小さくなることに着目し、膨張行程の開始直後からリンク支持部26に対してy軸正方向(つまり、ピストン上昇方向)の速度を急激に大きく与え、リンク支持部26が最も上昇した時点からリンク支持部26に対してy軸負方向(つまり、ピストン下降方向)の速度を緩やかに与えている。これによって、図4(a)に示すように、この短膨張モードでは支持部初期モードに比して、特に膨張行程の開始直後にピストン12が素早く下降するために、膨張行程のピストン行程角度が短くなり、冷却損失を低減して内燃機関の熱効率を向上することができる。
更に、この短膨張モードでは、膨張行程の短縮化に応じて続く排気行程が進角側に増大することとなる。従って、図4(c)に示すように、排気行程の増加に応じて上記VTCにより排気バルブの作動角を進角することによって、排気行程中に排気バルブが開いている期間を有効に増大することができ、ポンプ損失を低減して熱効率を向上することができる。
図5は、支持部変更モードの他の例として、吸気行程を膨張行程よりも短くする短吸気モードを示している。この短吸気モードでは、吸気行程から圧縮行程の前半にかけての作動期間ΔSに、リンク支持部26をシリンダ軸方向に平行な直線方向L1に沿って往復直線移動させることで、吸気行程におけるピストン行程角度を短くしている。すなわち図5(b)に示すように、吸気行程においてリンク支持部26にシリンダ軸方向に平行な方向L1の速度を与えている。より具体的には、吸気行程の開始直後からリンク支持部26に対してy軸正方向(つまり、ピストン上昇方向)の速度を急激に大きく与え、リンク支持部26が最も上昇した時点からリンク支持部26に対してy軸負方向(つまり、ピストン下降方向)の速度を緩やかに与えている。これによって、図5(a)に示すように、この短吸気モードでは支持部初期モードに比して、特に吸気行程の開始直後にピストン12が素早く下降して、吸気行程のピストン行程角度が短くなり、吸気慣性効果により吸入空気量が増加して出力トルクを向上することができる。
更に、この短吸気モードでは、吸気行程の短縮化に応じて続く圧縮行程が進角側に増大することとなる。従って、図5(c)に示すように、圧縮行程の増加に応じて上記VTCにより吸気バルブの中心角を進角することによって、圧縮行程中に吸気バルブが開いている期間を有効に拡大し、吸入空気量を増加して出力トルクを向上することができる。
ここで、上記図4及び図5の例のように、リンク支持部26の移動方向を、シリンダ軸方向に平行な方向L1に設定した場合の作用効果について、図1及び図6を参照して説明する。上記方向L1に設定した場合、図6に示すように、燃焼圧に起因してリンク支持部26に加わる力のy軸方向成分Fyはx軸方向成分Fxよりも遥かに小さくなり、かつ、上記x軸方向成分Fxは図1に示すようにガイドレール34を介してシリンダブロック10の内壁により良好に受け止めることができるので、リンク支持部26を駆動するアクチュエータ27の負荷を有効に軽減することができる。更に、リンク支持部26の動作方向がシリンダ軸方向と平行な方向L1である場合、図1に示すようにシリンダブロック10下部の内壁に沿ってガイドレール34を固定的に設けることでができ、期間搭載性に優れるとともに、内燃機関全体の大きさをシリンダ軸方向や垂直方向へ拡大する必要がなく、内燃機関をコンパクトに構成することができる。
図7は、支持部変更モードの一例として、各サイクルの膨張行程前半のピストンの下降速度を遅くして、ピストンの圧縮上死点からの下降直後の動作を緩慢にする低速膨張モードを示している。この低速膨張モードでは、リンク支持部26の移動方向がシリンダ軸方向に対して傾斜する方向に設定されており、かつ、リンク支持部26の作動期間ΔSが膨張行程に対応して設定されている。より具体的には、リンク支持部26に対し、膨張行程の前半では、x軸正方向・y軸負方向の速度を与え、膨張行程の後半では、x軸負方向・y軸正方向の速度を与えている。なお、y軸方向の速度の大きさがx軸方向の速度の大きさよりも大きく設定されている。このような設定により、低速膨張モードでは、燃焼による筒内圧が非常に高い圧縮上死点直後、つまり膨張行程前半のピストン速度を遅くして、その容積増加量を減少することによって、等容度を向上することができる。
更に、図7(c)に示すように、この低速膨張モードでは上記VELにより排気バルブ19のリフト量を大きくすることで、ポンプ損失を低減し、熱効率を向上することができる。
図8は、上記制御部40により記憶・実行される制御内容を簡略的に示すブロック図である。同図に示すように、ピストン目標速度算出部B801ではエンジン回転数及び運転条件からピストン目標速度が算出され、リンク支持部速度算出部B802ではピストン目標速度とクランク角からリンク支持部26の目標速度が算出され、速度制御部B803では、リンク支持部26の目標速度へ向けてリンク支持部26の速度制御が行われる。また、エンジン回転数及び運転条件からバルブマップB804を参照して目標吸排バルブタイミング及び目標バルブリフト量が算出される。
図9は、図8のバルブマップB804の一例として、主としてポンプ損失低減を狙った場合の例を示している。エンジンの高回転領域及び高負荷領域では、筒内圧が急激に変化するため、エンジン回転数及び負荷に応じて、図9(a)及び図9(b)に示すように排気バルブ19や吸気バルブ17の中心角を進角させ、図9(c)及び図9(d)に示すように排気バルブ19や吸気バルブ17のバルブリフト量を大きくすることで、ポンプ損失の低減を図ることができる。
図10は、図8のリンク支持部速度算出部B802の処理内容を示すブロック図である。リンク支持部26は直線的に動作するため、リンク支持部26のx軸方向速度Vxcと、y軸方向速度Vycと、の比は一定値となる。この速度比αを方向係数と定義すると、リンク支持部速度算出関数B1001では方向係数αとクランク角θとピストン速度目標値Vy4とに基づいてリンク支持部26の一次目標速度が算出される。そして、摩擦・弾性力補正マップB1002を用いてリンク支持部26の一次目標速度に対して摩擦力及び弾性力の補正を行うことで、リンク支持部26の目標速度Vxc,Vycが算出される。
上記のリンク支持部速度算出関数B1001は、リンク長L1〜L6、ピストンのx軸方向位置x4を定数とし、上記の[数1]よりクランク角θ、ピストン速度目標値Vy4、方向係数αを用いて次式となる。
この[数3]よりリンク支持部一次目標速度が算出される。摩擦・弾性力補正マップB1002においては、機構の摩擦力、弾性力のデータを実験的に計測しマップ作成を行うのが望ましい。
図11は、図8の速度制御部B803の処理内容を示すブロック図である。適宜な速度センサやエンコーダ等によってリンク支持部26の現在の実速度(Vxcr,Vycr)を検出し、この実速度(Vxcr,Vycr)をフィードバックしてリンク支持部26の操作量を求める。つまり、減算器B1101では、上記実実速度(Vxcr,Vycr)とリンク支持部26の目標速度(Vxc,Vyc)との誤差(偏差)を求め、コントローラB1102では、この誤差に基づいてリンク支持部26の操作量が算出される。リンク支持部26の速度制御系をモデル変動に強くするため、コントローラB1102は、いわゆるH∞制御理論等を用いてロバスト安定性に優れた設計とするのが良い。
以上の実施例ではリンク支持部26の速度を制御することで、ピストン12の動作、特にピストン速度を変更するものであり、これにより所望のピストン速度を正確に再現できるが、特にピストン12の変位量を正確に変更する必要がある場合には、リンク支持部26の変位を直接制御する方が制御が容易で簡便である。そこで、図12〜14に示す例では、リンク支持部26の変位を制御することでピストンモーションを変更している。
図12〜14は、ピストンの1サイクル(720CA)における、ピストン12の位置すなわちピストンモーション(a)と、リンク支持部26の位置すなわち変位量(b)と、吸気バルブ17及び排気バルブ19の動作すなわちバルブモーション(c)と、を示している。なお、図中の一点鎖線で示す特性は、ピストンが正弦波に近いモーションとなるようにリンク支持部26の位置を初期位置に固定した支持部初期モードの特性を示している。更に、図12及び図13の実線で示す特性は、リンク支持部26を上記の初期位置とは異なる位置に保持・固定したときの特性を示し、図14の実線で示す特性は、リンク支持部26を、上記の1サイクル中における所定の作動期間ΔSに往復直線移動させる支持部変更モードの特性を示している。また、(b)の支持部変更モードの変位量(δxc,δyc)は、ピストン位置が正弦波状のモーションとなる支持部初期モードにおけるリンク支持部26の初期位置(0,0)からの変位として表している。
図12は、リンク支持部26を初期位置とは異なる位置に固定することによって、支持部初期モードに対してピストン下死点の位置を変化させて、ピストンストローク量、ひいては排気量を変化させるピストンストローク量変更モードの一例を示している。このピストンストローク量変更モードでは、図12(b)に示すように、リンク支持部26を、初期位置に対してy軸負方向つまりピストン下降方向に変化させている。このような設定によって、このピストンストローク量変更モードでは、支持部初期モードに比して、ピストンストローク量が小さくなり、運転条件に合わせた排気量の調整が可能となる。従って、大排気量化による出力向上と、小排気量化によるポンプ損失及び摩擦損失の低減と、を両立することができる。
更に、図12(c)に示すように、ピストンストローク量の変化に応じて、吸・排気バルブのバルブリフト量を変化させている。具体的には、ピストンストローク量が小さくなるほど吸・排気バルブのバルブリフト量が大きくなるように設定している。これによって、ピストンストローク量の変化に伴う作動ガス量(排気量)の過度な変動を吸・排気バルブのバルブリフト量の変更により吸収・相殺し、作動ガス量をスムーズに変化させられるため、ピストンストローク量の変更に伴う急激な排気量の変化を抑制できるとともに、この排気量変化によるポンプ損失の増加を有効に低減することができる。
図13は、リンク支持部26を初期位置とは異なる位置に保持・固定することによって、支持部初期モードに対してピストン上死点の位置を変化させて、機関圧縮比を変化させる圧縮比変更モードを示している。この圧縮比変更モードでは、図13(b)に示すように、支持部初期モードに比して、リンク支持部26をy軸正方向に所定量δycだけ変位させている。このような設定によって、この圧縮比変更モードでは、支持部初期モードに比して、ピストン上死点位置が低くなり、機関圧縮比が低いものとなる。従って、機関運転条件(負荷及びエンジン回転数等)に応じてリンク支持部26の位置を変更することによって、機関圧縮比の調整が可能となる。更に、図13(c)に示すように、上記機関圧縮比の変更による機関圧縮比の低下に応じて排気バルブ19の中心角を遅角することで、ポンプ損失を低減し、熱効率を向上することができる。
図14は、支持部変更モードの更に他の例として、膨張下死点を吸気下死点よりも低くすることによって、吸気・圧縮行程に比して膨張・排気行程のピストンストローク量を大きくする大膨張・排気モードを示している。この大膨張・排気モードでは、1サイクル中の膨張行程から排気行程にわたる作動期間ΔSに、リンク支持部26をy軸正方向に往復移動させている。これによって、図14(a)に示すように、膨張下死点が吸気下死点よりも大幅に低くなり、膨張行程及び排気行程におけるピストンストローク量が吸気行程及び圧縮行程におけるピストンストローク量よりも大幅に大きくなって、排気損失を回収することで熱効率を向上することができる。なお、リンク支持部26の移動量が大きいほど、ピストン位置の移動量も大きくなる関係にある。
また、図14(a)に示すように、この大膨張・排気モードでは支持部初期モードに比して膨張行程におけるピストン行程角度(クランク角)が進角側へ短くなるため、冷却損失を低減して熱効率を向上することができる。更に、図14(c)に示すように、この大膨張・排気モードでは、膨張行程の進角側への短縮化に伴い続く排気行程が進角側へ拡大しており、この排気行程の進角側への拡大に応じて排気バルブ19の中心角を進角することで、ポンプ損失を低減して熱効率を向上することができる。
11…クランクシャフト
12…ピストン
13…シリンダ
17…吸気バルブ
19…排気バルブ
21…複リンク式ピストン−クランク機構
22…クランクピン
23…ロアリンク
24…アッパリンク
25…制御リンク
26…リンク支持部
27…アクチュエータ
40…制御部
12…ピストン
13…シリンダ
17…吸気バルブ
19…排気バルブ
21…複リンク式ピストン−クランク機構
22…クランクピン
23…ロアリンク
24…アッパリンク
25…制御リンク
26…リンク支持部
27…アクチュエータ
40…制御部
Claims (18)
- シリンダ内を往復動するピストンとクランクシャフトのクランクピンとを連係する複数のリンクと、
これら複数のリンクの一つに連結された制御リンクと、
この制御リンクのリンク支持部の位置を変更・保持するアクチュエータと、
このアクチュエータの動作を制御して上記ピストンのピストンモーションを変更する制御部と、を有し、
支持部変更モードでは、ピストンの各サイクル中における所定の作動期間毎に、上記リンク支持部を、クランクシャフトの軸方向に垂直な面内における所定の直線方向に沿って往復移動させることで、上記作動期間におけるピストンモーションを変化させることを特徴とするレシプロ式内燃機関。 - 1サイクルが膨張・排気・吸気・圧縮の4行程から構成される4サイクルの内燃機関であり、
上記支持部変更モードでは、膨張・排気行程と吸気・圧縮行程とでピストンモーションを異ならせることを特徴とする請求項1に記載のレシプロ式内燃機関。 - 上記支持部変更モードが、膨張行程を吸気行程よりも短くする短膨張モードを有することを特徴とする請求項2に記載のレシプロ式内燃機関。
- 上記短膨張モードでは、上記作動期間が膨張行程から排気行程の前半にかけての期間に設定されることを特徴とする請求項3に記載のレシプロ式内燃機関。
- 上記支持部変更モードが、吸気行程を膨張行程よりも短くする短吸気モードを有することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のレシプロ式内燃機関。
- 上記短吸気モードでは、上記作動期間が吸気行程から圧縮行程の前半にかけての期間に設定されることを特徴とする請求項5に記載のレシプロ式内燃機関。
- 上記リンク支持部を初期位置に固定する支持部初期モードでは、ピストンモーションが単振動となるように設定されている請求項2〜6のいずれかに記載のレシプロ式内燃機関。
- 所定のピストンストローク量変更モードでは、上記リンク支持部を初期位置とは異なる位置に固定することによって、上記支持部初期モードに対してピストン下死点の位置を変化させて、ピストンストローク量を変化させることを特徴とする請求項7に記載のレシプロ式内燃機関。
- 所定の圧縮比変更モードでは、上記リンク支持部を初期位置とは異なる位置に固定することによって、上記支持部初期モードに対してピストン上死点の位置を変化させて、機関圧縮比を変化させることを特徴とする請求項7又は8に記載のレシプロ式内燃機関。
- 上記支持部変更モードが、膨張下死点を吸気下死点よりも低くすることによって、吸気・圧縮行程に比して膨張・排気行程のピストンストローク量を大きくする大膨張・排気モードを有することを特徴とする請求項2〜9のいずれかに記載のレシプロ式内燃機関。
- 上記大膨張・排気モードでは、膨張行程が排気行程よりも短いことを特徴とする請求項10に記載のレシプロ式内燃機関。
- 上記所定の直線方向が、シリンダ軸方向に平行な方向であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のレシプロ式内燃機関。
- 上記リンク支持部を原点とし、上記制御リンクに沿う方向をH軸とし、このH軸に直交するとともにリンク支持部の移動方向を正方向とするV軸を有するVH座標系で、上記リンク支持部がピストン下降方向へ動作しているときに、このリンク支持部の微少変位後の位置が、第1象限内となるように設定されていることを特徴とする請求項12に記載のレシプロ式内燃機関。
- 上記支持部変更モードが、膨張行程前半のピストン速度を遅くする低速膨張モードを有することを特徴とする請求項2に記載のレシプロ式内燃機関。
- 上記支持部変更モードでは、上記制御部によりリンク支持部の速度が制御されることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載のレシプロ式内燃機関。
- 上記支持部変更モードでは、上記制御部によりリンク支持部の変位量が制御されることを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載のレシプロ式内燃機関。
- 上記アクチュエータが、上記リンク支持部を可動子とするリニアモータであることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載のレシプロ式内燃機関。
- 吸気バルブと排気バルブの少なくとも一方のバルブリフト特性を変更する可変動弁機構を備え、上記支持部変更モードでは、上記ピストンモーションの変更に応じて、バルブリフト特性を変更することを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載のレシプロ式内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006302299A JP2008115828A (ja) | 2006-11-08 | 2006-11-08 | レシプロ式内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006302299A JP2008115828A (ja) | 2006-11-08 | 2006-11-08 | レシプロ式内燃機関 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008115828A true JP2008115828A (ja) | 2008-05-22 |
Family
ID=39501965
Family Applications (1)
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JP2006302299A Pending JP2008115828A (ja) | 2006-11-08 | 2006-11-08 | レシプロ式内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008115828A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015124709A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 三菱自動車工業株式会社 | 内燃機関のピストン作動制御装置 |
CN107923322A (zh) * | 2015-09-03 | 2018-04-17 | 日立汽车系统株式会社 | 内燃机的压缩比调节装置以及内燃机的压缩比调节装置的控制方法 |
-
2006
- 2006-11-08 JP JP2006302299A patent/JP2008115828A/ja active Pending
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