JP2008113291A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】原稿を記録紙に印刷した場合に、原稿の文字が再現されないことをユーザに事前に知らせることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】設定部30は、原稿の画像データから原稿に含まれる文字を示す文字画像を抽出し、抽出した文字画像において、1文字ごとに外接矩形K1を設定して1文字ごとに文字領域を設定する。変倍処理部40は、情報取得部20により取得された縮小率で文字領域を縮小する。報知部60は、判定部50において、サイズが閾値以下である文字領域の個数が規定値以上存在すると判定された場合、画像データを記録紙に印刷したとき、原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることを報知する。
【選択図】図2
【解決手段】設定部30は、原稿の画像データから原稿に含まれる文字を示す文字画像を抽出し、抽出した文字画像において、1文字ごとに外接矩形K1を設定して1文字ごとに文字領域を設定する。変倍処理部40は、情報取得部20により取得された縮小率で文字領域を縮小する。報知部60は、判定部50において、サイズが閾値以下である文字領域の個数が規定値以上存在すると判定された場合、画像データを記録紙に印刷したとき、原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることを報知する。
【選択図】図2
Description
本発明は、複写機、デジタル複合機、スキャナ、及びファクシミリ装置等の画像形成装置に関するものである。
近年、画像形成装置においては、読み取り対象となる原稿を縮小して印刷することが頻繁に行われているが、縮小率によっては原稿に含まれる文字がつぶれて印刷される可能性がある。
ところで、特許文献1には、撮像した画像に含まれる文字をデジタル的に拡大した場合に見やすく表示することを目的として、撮像した画像データに含まれる文字パターンを抽出し、抽出した文字パターンを標準文字パターンと順次比較して、最も似ている標準文字パターンに対応する文字を画像データに含まれる文字として認識して、認識した文字を表示部に表示する文字表示装置が開示されている。
また、特許文献2には、画像データから文字を抽出する文字認識装置が開示されている。更に、特許文献3には、手書きによる文字を認識する文字認識装置において、予め指定された枠内に文字を記入させなくとも、手書きによる文字を認識することができる文字認識装置が開示されている。
特開2004−5535号公報
特開2005−84157号公報
特開2003−288545号公報
しかしながら、特許文献1〜3のいずれにも、原稿を読み取ることで得られた画像データを縮小した場合に、文字が再現されないことに関する記載が何らなされておらず、縮小した画像データを記録紙に印刷した場合に、文字がつぶれてしまい、文字が再現されないという問題が発生する。
本発明の目的は、原稿を記録紙に印刷した場合に、原稿の文字が再現されないことをユーザに事前に知らせることができる画像形成装置を提供することである。
本発明による画像形成装置は、原稿の画像データを取得する画像データ取得手段と、前記画像データの縮小率又は解像度を指定するための変倍情報を取得する情報取得手段と、前記画像データから前記原稿に含まれる文字を示す文字画像を抽出し、抽出した文字画像を囲む文字領域を設定する設定手段と、前記情報取得手段により取得された変倍情報に従って、前記文字領域を縮小する又は前記文字領域の解像度を変更する変倍処理を前記文字領域に実行する変倍処理手段と、前記変倍処理手段により変倍処理が実行された文字領域のサイズが、文字の再現性を判定するために予め定められた閾値以下であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により文字領域のサイズが閾値以下と判定された場合、前記画像データを記録紙に印刷したとき、前記原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることを報知する報知手段とを備えることを特徴とする(請求項1)。
この構成によれば、原稿の縮小率又は解像度を指定するための変倍情報が取得され、原稿の画像データから原稿に含まれる文字を示す文字画像が抽出され、抽出された文字画像を囲む文字領域が設定され、情報取得手段により取得された変倍情報で文字領域が変倍処理され、変倍処理された文字領域のサイズが、文字の再現性を判定するために予め定められた閾値以下であるか否かが判定される。そして、文字領域のサイズが閾値以下と判定された場合、画像データを記録紙に印刷したとき、原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることが報知される。そのため、原稿を記録紙に印刷した場合に、原稿の文字が再現されないことをユーザに事前に知らせることができる。
また、前記変倍処理手段は、前記報知手段により前記原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることが報知される場合において、前記情報取得手段により変倍情報が再度取得された場合、再度取得された変倍情報で前記画像データに変倍処理を実行し、前記変倍処理手段により変倍処理された画像データを記録紙に印刷する印刷手段を更に備えることが好ましい(請求項2)。
この構成によれば、報知手段により原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることが報知される場合において、情報取得手段により変倍情報が再度取得された場合、再度取得された変倍情報で画像データが変倍処理され、変倍処理された画像データが記録紙に印刷される。そのため、ユーザは、文字が再現されるような変倍情報を再度入力することで、記録紙において原稿の文字がつぶれて印刷されることを回避することができる。
また、前記変倍処理手段は、前記報知手段により前記原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることが報知される場合において、前記情報取得手段により変倍情報が再度取得されない場合、前記情報取得手段により先に取得されている変倍情報で画像データに変倍処理を実行することが好ましい(請求項3)。
この構成によれば、報知手段により原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることが報知される場合において、情報取得手段により変倍情報が再度取得されない場合、情報取得手段において先に取得されている変倍情報で画像データが変倍処理される。そのため、記録紙において原稿の文字がつぶれて印刷されていてもかまわないと考えるユーザの要望に応じることができる。
また、前記設定手段は、1文字ごとに文字領域を設定し、前記変倍処理手段は、各文字領域に変倍処理を実行し、前記判定手段は、各文字領域のサイズが閾値以下であるか否かを判定し、前記報知手段は、前記判定手段において、サイズが前記閾値以下である文字領域の個数が規定値以上存在すると判定された場合、前記原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることを報知することが好ましい(請求項4)。
この構成によれば、1文字ごとに文字領域が設定され、各文字領域が変倍処理され、各文字領域のサイズが閾値以下であるか否かが判定され、判定手段において、サイズが閾値以下である文字領域の個数が規定値以上存在すると判定された場合、原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることが報知される。そのため、記録紙においてつぶれて印刷される文字が僅かしかない場合に、原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることを報知することが回避され、不必要な報知を回避することができる。
本発明によれば、縮小した原稿を記録紙に印刷した場合に、原稿の文字が再現されないことをユーザに事前に知らせることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態による画像形成装置の機械的構成を主に示す側面概略図である。本実施の形態による画像形成装置は、本体部200と、本体部200の左側に配設された用紙後処理部300と、ユーザが種々の操作指令等を入力するための操作部400と、本体部200の上部に配設された原稿読取部500と、原稿読取部500の上方に配設された原稿給送部600とから構成される。
操作部400は、表示パネル401、スタートキー402及びテンキー403等を備える。表示パネル401は、タッチパネルから構成され、種々の操作画像を表示する。スタートキー402は、ユーザがコピーを開始する操作指令を入力するために用いられ、テンキー403は、印刷部数等を入力するために用いられる。
原稿給送部600は、原稿載置部601、原稿排出部602、給紙ローラ603、原稿搬送部604、及びコンタクトガラス605等を備え、原稿読取部500は、イメージセンサ501等を備える。給紙ローラ603は、原稿載置部601にセットされた原稿を繰り出し、原稿搬送部604は、繰り出される原稿を1枚ずつ順にイメージセンサ501上に搬送する。
イメージセンサ501は搬送される原稿を順次読取り、読取られた原稿は原稿排出部602に排出される。また、イメージセンサ501は、コンタクトガラス605に載置された原稿を読取る場合は、A方向にスライドして原稿を読取る。
本体部200は、複数の給紙カセット201、複数の給紙ローラ202、転写ローラ203、感光体ドラム204、露光装置205、現像装置206、定着ローラ208、排出口209、排出トレイ210、及び記録紙搬送部211等を備える。
感光体ドラム204は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置205は、原稿読取部500において読取られた原稿の画像データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換して出力し、感光体ドラム204に静電潜像を形成する。現像装置206は、現像剤を感光体ドラム204に供給してトナー像を形成する。
一方、給紙ローラ202は、記録紙が収納された給紙カセット201から記録紙を引き出し、記録紙搬送部211は、引き出された記録紙を転写ローラ203へと搬送する。転写ローラ203は、搬送された記録紙に感光体ドラム204上のトナー像を転写させる。トナー像が転写された記録紙は、記録紙搬送部211により定着ローラ208へと搬送され、定着ローラ208は、転写されたトナー像を加熱して記録紙に定着させる。その後、記録紙は、記録紙搬送部211により排出口209へと搬送され用紙後処理部300に搬入される。また、記録紙は、必要に応じて排出トレイ210へも排出される。
用紙後処理部300は、搬入口301、記録紙搬送部302、搬出口303及びスタックトレイ304等を備える。記録紙搬送部302は、排出口209から搬入口301に搬入された記録紙を順次搬送し、最終的に搬出口303からスタックトレイ304へ記録紙を排出する。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された記録紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
図2は、図1に示す画像形成装置のブロック図を示している。本画像形成装置は、画像データ取得部10、情報取得部20、設定部30、変倍処理部40、判定部50、報知部60、画像メモリ70、及び印刷部80を備える。
画像データ取得部10は、イメージセンサ501により構成され、原稿の画像データを取得し、画像メモリ70に記憶させる。
情報取得部20は、操作部400から構成され、画像データ取得部10により取得される画像データの縮小率を取得する。具体的には、情報取得部20は、表示パネル401に、縮小率を数値入力させるボタンを表示させ、ユーザにこのボタンをタッチさせることで縮小率を取得する。また、情報取得部20は、報知部60により原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることが報知される場合、縮小率を再度取得する。
設定部30は、例えば、CPUから構成され、画像データ取得部10により取得された画像データから原稿に含まれる文字画像を抽出し、抽出した文字画像を囲む外接矩形を設定し、文字領域を設定する。
ここで、設定部30は、画像データを構成する各画素において、隣接する画素とのコントラストを算出し、算出したコントラストが文字画像を抽出するために予め定められた値以上である場合、当該画素は文字画像を構成する画素と判定することで、画像データから文字画像を抽出する。
また、設定部30は、抽出した文字領域において、1文字ごとに外接矩形を設定して1文字ごとに文字領域を設定する。ここで、設定部30は、例えば特開2003−288545号公報の段落[0046]、[0047]に記載された手法を用いて1文字ごとに外接矩形を設定して1文字ごとに文字領域を設定する。そのため、文字領域は、文字画像と文字画像の背景画像とを含む矩形状の画像を示すことになる。なお、設定部30は、1文字ごとに文字領域を設定することに代えて、複数の文字が連続してレイアウトされている場合は、これらの複数の文字の全体に外接矩形を設定して1つの文字領域を設定してもよい。
変倍処理部40は、例えば、CPUから構成され、設定部30により設定された各文字領域を、情報取得部20により取得された縮小率で縮小する。また、変倍処理部40は、画像データ取得部10により取得された画像データを画像メモリ70から読み出し、読み出した画像データ全体を、情報取得部20により取得された縮小率で縮小する。
また、変倍処理部40は、報知部60により原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることが報知される場合において、情報取得部20により縮小率が再度取得された場合、再度取得された縮小率で画像データを縮小する。
また、変倍処理部40は、報知部60により原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることが報知される場合において、情報取得部20により縮小率が再度取得されない場合、情報取得部20により先に取得されている縮小率で画像データを縮小する。
判定部50は、例えばCPUから構成され、変倍処理部40により縮小された文字領域において、サイズが文字の再現性を判定するために予め定められた閾値以下である文字領域の個数が規定値以上存在するか否かを判定する。ここで、規定値としては、閾値以下である文字領域の個数が全ての文字領域の個数に対して一定の割合を示す数値(例えば20%)を採用することができる。なお、規定値は、ユーザの要望に応じて適宜変更可能にしてもよい。また、規定値として「1」や「2」といった数値を採用してもよい。
報知部60は、例えばCPU及び操作部400から構成され、変倍処理部40により縮小された文字領域において、サイズが閾値以下である文字領域の個数が規定値以上存在すると判定された場合、画像データを記録紙に印刷したとき、原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることを報知する。具体的には、報知部60は、「現在の設定では文字がつぶれてしまいます。」というような文言を表示パネル401に表示させて、ユーザに報知する。
画像メモリ70は、例えばRAMやハードディスクから構成され、画像データ取得部10により取得された画像データを記憶する。
印刷部80は、転写ローラ203、感光体ドラム204、露光装置205、現像装置206、及び定着ローラ208等から構成され、変倍処理部40により画像処理が実行された画像データを記録紙に印刷する。
次に、本画像形成装置における動作について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。まず、情報取得部20は、ユーザにより操作部400が操作され、画像データ取得部10により取得される画像データの縮小率を取得した場合(ステップS1でYES)、処理をステップS4に進める。一方、情報取得部20は、ユーザにより操作部400が操作されず、縮小率を取得しない場合(ステップS1でNO)、処理をステップS2に進める。
次に、ステップS4において、ユーザにより原稿載置部601に原稿がセットされ、スタートキー402が押されると、画像データ取得部10は、セットされた原稿を読み取り、原稿の画像データを取得する。なお、ステップS2の処理はステップS4と同様であるため説明を省略する。
次に、設定部30は、画像データ取得部10により取得された画像データから原稿に含まれる文字画像を抽出し、抽出した文字画像に外接矩形を設定し、文字領域を設定する(ステップS5)。図4は、本画像形成装置により読み取られる原稿を示した図であり、(a)は読み取られる原稿Gを示し、(b)は(a)に示す原稿の一部を拡大して示した図である。
設定部30は、原稿Gに含まれる各文字画像に外接矩形K1を設定し、1文字ごとに文字領域を設定する。図4(b)の「大」の文字を例に挙げて説明すると、文字画像は、「大」の文字を表す黒色の部分が該当する。また、文字領域は、外接矩形K1に含まれる背景部分と、「大」を表す黒色の文字画像とから構成される。なお、外接矩形K1は、1つの文字に完全に外接するサイズを有するものであってもよいし、図4(b)に示すように、1つの文字に完全に外接するサイズに多少のゆとりを与えたサイズを有するものであってもよい。
次に、変倍処理部40は、ステップS5において設定された文字領域の各々をステップS1で取得された縮小率で縮小する(ステップS6)。
次に、判定部50が、ステップS6で1文字ごとに設定された文字領域において、サイズが閾値以下である文字領域の個数が規定値以上存在すると判定した場合(ステップS7でYES)、報知部60は、表示パネル401に、「現在の設定では文字がつぶれてしまいます。」というような文言を表示させる(ステップS9)。ここで、閾値が例えば50であるとすると、図4(b)に示す「大」の文字領域のサイズは、縦×横が48ドット×48ドットであり、この文字領域は縦及び横のいずれか一方が閾値以下であるため、サイズが閾値以下の文字領域と判定される。また、図4(b)に示す「早」の文字領域のサイズは、縦×横が64ドット×64ドットであり、この文字領域は縦及び横の両方が閾値より大きいため、サイズが閾値より大きな文字領域と判定される。そして、判定部50は、サイズが閾値以下の文字領域の個数をカウントし、閾値以下の文字領域の個数が規定値以上の場合、報知部60に文字がつぶれる可能性があることを報知する。
一方、判定部50は、サイズが閾値以下である文字領域の個数が規定値以上存在しないと判定した場合(ステップS7でNO)、処理をステップS8に進める。
次に、情報取得部20は、縮小率を再設定するためにユーザにより入力される縮小率を取得しない場合(ステップS10でNO)、ステップS1において取得された縮小率で画像データを縮小し、縮小した画像データを記録紙に印刷する(ステップS13)。一方、情報取得部20は、縮小率を再設定するためにユーザにより入力される縮小率を取得した場合(ステップS10でYES)、処理をステップS12に進める。
ここで、情報取得部20は、縮小率を再設定することをユーザに促すための操作画像を表示パネル401に表示させ、この操作画像をユーザに操作させることで、縮小率を再設定するための縮小率を取得する。具体的には、この操作画像には、現在設定されている縮小率とは異なる縮小率を選択するためのボタンが含まれ、ユーザは、このボタンをタッチすることで、縮小率を再設定する。なお、現在設定されている縮小率よりも高い縮小率を選択するためのボタンとしては、例えば現在設定されている縮小率が50%であれば、50%より高く、かつ、文字のつぶれが回避されるような50%に最も近い縮小率を設定するためのボタンが含まれる。
また、情報取得部20は、ステップS10において、表示パネル401に「現在の縮小率で印刷を続行しますか」と記されたボタンを表示し、このボタンがタッチされたとき、ステップS10でNOと判定すればよい。
ステップS12において、変倍処理部40は、ステップS10において取得された縮小率で原稿の画像データ全体を縮小し、印刷部80は、変倍処理部40により縮小された画像データを記録紙に印刷する(ステップS13)。
なお、上記ステップS8に示す処理はステップS11に示す処理と同様であるため、説明を省略する。また、上記ステップS3に示す処理はステップS11と同様であるため、説明を省略する。
以上説明したように本画像形成装置によれば、情報取得部20は、原稿の縮小率を取得する。設定部30は、原稿の画像データから原稿に含まれる文字を示す文字画像を抽出し、抽出した文字画像において、1文字ごとに外接矩形K1を設定して1文字ごとに文字領域を設定する。変倍処理部40は、情報取得部20により取得された縮小率で文字領域を縮小する。判定部50は、縮小された文字領域のうち、サイズが閾値以下である文字領域の個数が規定値以上存在するか否かを判定する。そして、報知部60は、サイズが閾値以下である文字領域の個数が規定値以上存在すると判定された場合、画像データを記録紙に印刷したとき、原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることを報知する。そのため、原稿を記録紙に印刷した場合に、原稿の文字が再現されないことをユーザに事前に知らせることができる。
また、報知部60により原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることが報知される場合において、情報取得部20により縮小率が再度取得された場合、再度取得された縮小率で画像データが縮小され、縮小された画像データが記録紙に印刷される。そのため、ユーザは、文字が再現されるような縮小率を再度入力することで、記録紙において原稿の文字がつぶれて印刷されることを回避することができる。
また、報知部60により原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることが報知される場合において、情報取得部20により縮小率が再度取得されない場合、情報取得部20において先に取得されている縮小率で画像データが縮小される。そのため、記録紙において原稿の文字がつぶれて印刷されていてもかまわないと考えるユーザの要望に応じることができる。
なお、上記実施の形態では、原稿の画像データを縮小する場合を説明したが、本発明はこれに限定されず、原稿の画像データの解像度を変更する場合にも適用することが可能である。この場合、以下のように画像形成装置を構成すればよい。すなわち、情報取得部20は、画像データ取得部10により取得される画像データの解像度を指定するための解像度情報を取得する。ここで、解像度情報は、記録紙に印刷する際の画像データの解像度を示す情報であり、600dpi(dot・per・inch)、200dpiといった数値によって表される。そして、情報取得部20は、表示パネル401に、「600dpi」、「300dpi」、「200dpi」と記されたボタンを表示させ、これらのボタンをユーザにタッチさせることで、解像度情報を取得する。
変倍処理部40は、設定部30により設定された各文字領域の解像度を、情報取得部20により取得された解像度情報が示す解像度に変更する。
判定部50は、変倍処理部40により解像度が変更された文字領域において、サイズが閾値以下である文字領域の個数が規定値以上存在するか否かを判定する。
報知部60は、変倍処理部40により解像度が変更された文字領域において、サイズが閾値以下である文字領域の個数が規定値以上存在すると判定部50により判定された場合、画像データを記録紙に印刷したとき、原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることを報知する。
10 画像データ取得部
20 情報取得部
30 設定部
40 変倍処理部
50 判定部
60 報知部
70 画像メモリ
80 印刷部
20 情報取得部
30 設定部
40 変倍処理部
50 判定部
60 報知部
70 画像メモリ
80 印刷部
Claims (4)
- 原稿の画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記画像データの縮小率又は解像度を指定するための変倍情報を取得する情報取得手段と、
前記画像データから前記原稿に含まれる文字を示す文字画像を抽出し、抽出した文字画像を囲む文字領域を設定する設定手段と、
前記情報取得手段により取得された変倍情報に従って、前記文字領域を縮小する又は前記文字領域の解像度を変更する変倍処理を前記文字領域に実行する変倍処理手段と、
前記変倍処理手段により変倍処理が実行された文字領域のサイズが、閾値以下であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により文字領域のサイズが文字の再現性を判定するために予め定められた閾値以下と判定された場合、前記画像データを記録紙に印刷したとき、前記原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることを報知する報知手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記変倍処理手段は、前記報知手段により前記原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることが報知される場合において、前記情報取得手段により変倍情報が再度取得された場合、再度取得された変倍情報で前記画像データに変倍処理を実行し、
前記変倍処理手段により変倍処理された画像データを記録紙に印刷する印刷手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記変倍処理手段は、前記報知手段により前記原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることが報知される場合において、前記情報取得手段により変倍情報が再度取得されない場合、前記情報取得手段により先に取得されている変倍情報で画像データに変倍処理を実行することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- 前記設定手段は、1文字ごとに文字領域を設定し、
前記変倍処理手段は、各文字領域に変倍処理を実行し、
前記判定手段は、各文字領域のサイズが閾値以下であるか否かを判定し、
前記報知手段は、前記判定手段において、サイズが前記閾値以下である文字領域の個数が規定値以上存在すると判定された場合、前記原稿に含まれる文字が再現されない可能性があることを報知することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006295405A JP2008113291A (ja) | 2006-10-31 | 2006-10-31 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006295405A JP2008113291A (ja) | 2006-10-31 | 2006-10-31 | 画像形成装置 |
Publications (1)
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---|---|
JP2008113291A true JP2008113291A (ja) | 2008-05-15 |
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JP (1) | JP2008113291A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014230223A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム |
-
2006
- 2006-10-31 JP JP2006295405A patent/JP2008113291A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014230223A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム |
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