JP2008112220A - 予測変換候補を用いる文字入力装置および文字入力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯用通信端末等において、使用者がこれまで入力したことがない単語であっても、使用者が興味を持っている分野(カテゴリ)の単語を、予測変換候補の上位に設定する。
【解決手段】入力された文字又は文字列を先頭に持つ複数の単語を並べて予測変換候補として表示する表示部13と、該予測変換候補の表示順位の入れ替えを制御する制御部11と、を備え、制御部11は、入力された文字列と同じ文字列の単語を、カテゴリ毎の単語ファイルから検索する検索手段11−1と、検索がヒットした場合、入力された文字列と同じ文字列の単語が含まれるカテゴリを優先カテゴリとして取得するカテゴリ取得手段11−2と、優先カテゴリに属する単語の先頭文字又は先頭文字列を取得する先頭文字列手段11−3と、先頭文字又は先頭文字列の予測変換順位の中で、優先カテゴリに属する単語の予想変換候補の表示順位を入れ替えて表示順位をより上位に上げる入替手段11−4と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、予測変換候補を用いる文字入力装置および文字入力方法に関し、特に、携帯電話やPHS端末などキー数が少ない携帯用通信端末において、予測変換候補を用いる文字変換方法および文字入力装置に関する。
携帯電話やPHS端末など小型でキー数が少ない携帯用通信端末等においては、ダイヤルキー(数字キー)と、複数の英字や仮名文字、記号等の入力が兼用になっており、文字入力を行うには、同じダイヤルキーを何度も押さなければならないため、ワードプロセッサやPC(パーソナルコンピュータ)に比べて入力に手間がかる。
よって、できるだけキー操作を少なくして文書の入力を行うことが求められている。このため、入力した文字又は文字列を先頭に持つ単語を予測して表示する予測変換機能を備えるものがある。
予測変換候補の単語が複数ある場合は、順番に並べて表示された複数の候補のうち、まず、第1変換候補である単語に選択用カーソルが設定される。そして、候補を確定して入力するには、使用者が移動キー等の操作を続けて、使用者が所望する単語に選択用カーソルを合致させ、単語を確定して入力を行うなどの操作が必要である。
一方、ワードプロセッサやPCなどの文書作成装置では、使用頻度による学習機能や単語の意味に基づく規則を参照しながら変換するAI変換機能等を採用することによって、入力された仮名文字に対応する複数の同音異義語のうち使用者が希望する表記単語を第1候補として変換できるようにしている。
このため、政治、科学などの分野情報を利用して同音意義語を選択する方法を併用する方法も提案されている。例えば、前方と後方に配置される単語が並列関係にあることを示す「・」、「や」などの並列表記文字が入力された場合に、その前方および後方の各変換候補表記の分野情報を確認するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これによれば、並列表記文字が検出された場合、前方および後方の文字列に対する変換候補に同一の分野情報が割り当てられている場合に、両者をペアとして第1変換候補として表示するようにしており、これにより誤変換の防止並びに仮名漢字変換操作の効率化を図ることができるとしている。
特開平10−222505号公報
前記のような、携帯電話やPHS端末などの携帯用通信端末における予測変換は、使用者が入力したことがある単語に対しては、使用頻度が高い単語や直前に入力した単語を予測変換候補の上位になるように順位を並び変えて表示するものがある。
ところが、携帯用通信端末の使用者が入力したことのない単語を、予測変換候補の上位になるように並びかえることは行われていなかった。
よって、携帯用通信端末の使用者が興味を持っている分野や、使用者の仕事に関係する分野など、使用者が入力する可能性の高い特定の分野(カテゴリ)の単語であっても、当該携帯用通信端末に対して入力が一度もなされていない単語は、予測変換候補の上位にくることはなかった。
一方、ワードプロセッサやPCなどの文書作成装置では、入力効率を高めるために、入力された単語や文章に基づく学習機能を利用することは極めて有効であり、また、学習機能で蓄積された結果を他の装置に移す機能も持っている。
これに対して、一般的に携帯電話やPHS端末などの携帯用通信端末は、ワードプロセッサやPCなどよりも使用者の機種交換のサイクルが短い場合が多く、また、辞書の学習機能で蓄積された結果を他の端末に移す機能も通常は備えていない。また、ワードプロセッサやPCなどは複数の人間が使用することも多々あるが、携帯用通信端末は通常、所有者である個人のみが使用するものである。
よって、このような携帯用通信端末においては、上記のように入力が一度もなされていない単語であっても、当該携帯用通信端末の所有者である使用者が興味を持っている分野や、使用者の仕事に関係する分野など、使用者が入力する可能性の高い特定の分野(カテゴリ)の単語であるならば、入力が行われる可能性が高いと予想されるので、このように予測変換候補の上位にくるように並びかえることは、入力効率の向上に対して極めて有効である。
また、前記の特許文献1は、入力した文字列に対して、並列表記文字の前方と後方の単語に同一分野の変換候補を割り当てる機能について記載されているものであり、予測変換候補を表示する機能についての記載はない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、携帯電話やPHS端末など小型でキー数が少ない携帯用通信端末等において、使用者がこれまで入力したことがない単語であっても、使用者が興味を持っている分野(カテゴリ)の単語を、予測変換候補の上位に設定することができ、これにより入力効率を高めることができる予測変換候補を用いる文字入力装置および文字入力方法を得ることを目的とする。
前記目的達成のために、本発明に係る予測変換候補を用いる文字変換装置は、入力された文字又は文字列を先頭に持つ複数の単語を並べて予測変換候補として表示する表示部と、該予測変換候補の表示順位の入れ替えを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、入力された文字列と同じ文字列の単語を、カテゴリ毎の単語ファイルから検索する検索手段と、検索がヒットした場合、前記入力された文字列と同じ文字列の単語が含まれるカテゴリを優先カテゴリとして取得するカテゴリ取得手段と、前記優先カテゴリに属する単語の先頭文字又は先頭文字列を取得する先頭文字列手段と、前記先頭文字又は先頭文字列の予測変換順位の中で、前記優先カテゴリに属する単語の予想変換候補の表示順位を入れ替えて表示順位をより上位に上げる入替手段と、を有することを特徴とする(請求項1)。
上記の構成により、使用者によって入力されたことがない単語であっても、入力された文字列と同じ文字列の単語が含まれるカテゴリに属する単語の予測変換順位を上位に上げることができるので、入力効率の向上を図ることができる。
また、前記カテゴリは階層構造となっており、少なくとも最下層のカテゴリが前記単語ファイルを備えることを特徴とする(請求項2)。
これにより、より細かい分類である最下層のカテゴリを優先カテゴリとするので、使用者が入力する可能性がより高い分野(カテゴリ)の単語の予測変換順位を上位に上げることができる。
また、前記優先カテゴリに属する全ての単語の先頭文字又は先頭文字列を取得して、該全ての単語の予想変換候補の表示順位を入れ替えて上位に上げることを特徴とする(請求項3)。
これにより、優先カテゴリに属する全ての単語の予測変換順位を上位に上げることができる。
また、前記優先カテゴリに属する所定の一部の単語の先頭文字又は先頭文字列を取得して、該所定の一部の単語の予想変換候補の表示順位を入れ替えて表示順位をより上位に上げることを特徴とする(請求項4)。
これにより、優先カテゴリに属する単語の中でも、使用可能性が高い一部の単語のみの予測変換順位を上位に上げることができる。
また、前記表示順位入れ替え後表示順位は最上位であることを特徴とする(請求項5)。
これにより、優先カテゴリに属する単語を予測変換順位の最上位に上げることができる。
また、前記文字入力装置は携帯通信端末であることを特徴とする(請求項7)。
これにより、携帯用通信端末の所有者である使用者が入力する可能性の高い特定の分野(カテゴリ)の単語を予測変換候補の上位に上げることができ、携帯用通信端末の入力効率の向上に対して極めて有効である。
また、本発明に係る予測変換候補を用いる文字変換方法は、入力された文字又は文字列を先頭に持つ複数の単語を並べて予測変換候補として表示し、該予測変換候補の表示順位の入れ替えを行う予測変換候補を用いる文字入力方法であって、入力された文字列と同じ文字列の単語を、カテゴリ毎の単語ファイルから検索するステップと、検索がヒットした場合、前記入力された文字列と同じ文字列の単語が含まれるカテゴリを優先カテゴリとして取得するステップと、前記優先カテゴリに属する単語の先頭文字又は先頭文字列を取得するステップと、前記先頭文字又は先頭文字列の予測変換順位の中で、前記優先カテゴリに属する単語の予想変換候補の表示順位を入れ替えて表示順位をより上位に上げるステップと、を含むことを特徴とする。
上記の文字変換方法により、使用者によって入力されたことがない単語であっても、入力された文字列と同じ文字列の単語が含まれるカテゴリに属する単語の予測変換順位を上位に上げることができるので、入力効率の向上を図ることができる。
本発明に係る予測変換候補を用いる文字変換方法および文字入力装置によれば、使用者によって入力されたことがない単語であっても、使用者が入力する可能性の高い特定の分野(カテゴリ)の単語であるならば、今後、入力される可能性が高いと予想されるので、予測変換候補の上位にくるように並びかえることは、入力効率の向上に対して極めて有効である。
特に、携帯電話やPHS端末などの携帯用通信端末は、ワードプロセッサやPCなどよりも使用者の機種交換のサイクルが短い場合が多く、また、辞書の学習機能で蓄積された結果を他の端末に移す機能も通常は備えていないので、使用者が入力した文書の蓄積による辞書の学習機能に頼るよりも、入力効率の向上に対して有効であると思われる。
また、ワードプロセッサやPCなどは複数の人間が使用することも多々あり、各人の興味や仕事等が一致するとは限らない。これに対して、携帯用通信端末は通常、所有者である個人のみが使用するものであるので、入力が一度もなされていない単語であっても、当該携帯用通信端末の所有者である使用者が興味を持っている分野や、使用者の仕事に関係する分野など、使用者が入力する可能性の高い特定の分野(カテゴリ)の単語であるならば、入力が行われる可能性が高いと予想され、前述のように予測変換候補の上位にくるように並びかえることは、入力効率の向上に対して極めて有効である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態による予測変換候補を用いる文字入力装置である携帯電話やPHS端末などの携帯用通信端末の構成を示すブロック図である。
図1において、この携帯用通信端末1は、通信や文字入力などを制御する制御部11を備えている。この制御部11には、操作部12、表示部13、メモリ部14、マイク/スピーカ15、通信部16および電源部17がそれぞれ接続されている。
これらのうち、制御部11は、携帯用通信端末1の各種機能に対する制御や演算を実行する。そして、本実施の形態では、入力された文字列と同じ文字列の単語をカテゴリ毎の単語ファイルから検索する検索手段11−1、検索がヒットした場合入力された文字列と同じ文字列の単語が含まれるカテゴリを優先カテゴリとして取得するカテゴリ取得手段11−2、優先カテゴリに属する単語の先頭文字又は先頭文字列を取得する先頭文字列手段11−3、先頭文字又は先頭文字列の予測変換順位の中で、優先カテゴリに属する単語の予想変換候補の表示順位を入れ替えて表示順位をより上位に上げる入替手段11−4を有する。
操作部12は、ダイヤルキー(数字キー)、電源キー、通話キー、保留キー、方向指示キーなどの各種キーが配置されている。携帯用通信端末では、配置できるキー数が限られているため、英字(アルファベット)、仮名文字、記号等を入力するためのキーは電話番号等の数字を入力するダイヤルキー(数字キー)と共通になっている。
表示部13は、電話番号、通信履歴、メール文、画像などを表示する液晶や有機EL等のディスプレイであり、使用者が文字入力を行う際には、入力した文字列や予想変換候補等が表示される。
メモリ部14は、カテゴリ分類テーブル14−1と、各カテゴリに属する単語を収容したカテゴリ毎の単語ファイル14−2と、を含む辞書ファイル14−3、文書格納部14−4、プログラム格納部14−5、などを有する。
図2は、カテゴリ分類テーブルの一例を示す図である。この図2に示す例では、カテゴリ分類テーブル14−1は、複数の大項目の下により細分化された複数の小項目が属する2階層の階層構造となっている。
図2において、例えば、大項目がカテゴリα(スポーツ)に属する小項目としては、カテゴリα1(サッカー)、カテゴリα2(野球)などがあり、また、大項目がカテゴリβ(政治経済)に属する小項目としては、カテゴリβ1(政治)、カテゴリβ2(経済)などがある。これら小項目のカテゴリに属する単語は、カテゴリ毎の単語ファイルにそれぞれ収容されている。
小項目のカテゴリα1(サッカー)に属する単語ファイルには、例えば、オフサイドトラップ、ゴール、ワールドカップ、スルーパス、オウンゴール、などの単語が含まれる。また、カテゴリα2(野球)に属する単語ファイルには、例えば、ピッチャー、キャッチャー、ホームラン、ストライク、ファウル、などの単語が含まれる。
また、プログラム格納部14−5は、OSや携帯用通信端末1の各種機能の制御プログラムや各種アプリケーションプログラムのほか、予測変換辞書を利用する予測変換処理を制御部11で行うためのプログラムなどを格納している。
マイク/スピーカ15は携帯用通信端末の通話等に用いられる部分である。通信部16は、無線電波の送受信を行う部分である。
次に、本実施の形態に係る文字入力装置(携帯用通信端末1)による予測変換候補を用いた文字変換方法の実施手順を、図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。
携帯用通信端末1における文字入力は前述のようにダイヤルキーを利用して、例えば、英字のa〜zは3文字毎、仮名文字の「あ」行〜「わ」行および「ん」を含む各行毎、さらには各種「*」、「@」などの記号毎に数字0〜9のキーが割り当てられている。このため、入力時には、3個ずつの英字や5個ずつの仮名文字や記号のいずれかを一つずつ選択的に入力するために、同一のキーを複数回操作する必要がある。
図3において、入力を開始し、操作部12にあるダイヤルキーによる操作から、例えば文字列A0(オフサイドトラップ)が入力されたとする。そして、確定キーが操作されたことにより、入力した文字列A0が確定される(ステップS1)。
制御部11は、この文字列A0(オフサイドトラップ)の先頭文字a0(オ)における予想変換候補の順位を最上位に上げる。つまり、以後に使用者が先頭文字a0(オ)を入力したときに、文字列A0(オフサイドトラップ)が表示部に表示された並び順の先頭となるように辞書ファイルにおける表示順序を入れ替える(ステップS2)。
次に、制御部11は、メモリ部14内のカテゴリ毎の単語ファイル全てに対して、文字列A0(オフサイドトラップ)と同じ文字列の単語を検索する(ステップS3)。
この文字列A0(オフサイドトラップ)と同じ単語が、カテゴリ毎の単語ファイルから見つかったか否か、すなわち文字列A0(オフサイドトラップ)の検索がヒットしたか否かを判定する(ステップS4)。
検索がヒットしなかった場合(ステップS4のNO)は、ここで処理を終了する。
一方、検索がヒットした場合(ステップS4のYES)は、文字列A0(オフサイドトラップ)の単語が属する小項目のカテゴリα1(サッカー)を優先カテゴリとして取得する(ステップS5)。
続いて、この優先カテゴリα1(サッカー)に属する全単語(A1、A2、・・・・、An)の先頭文字(a1、a2、・・・、an)を取得する(ステップS6)。
つまり、優先カテゴリα1(サッカー)に属する単語には、A0(オフサイドトラップ)のほか、例えば、A1(ゴール)、A2(ワールドカップ)、・・・、An(スルーパス)などがあり、制御部11は、優先カテゴリα1(サッカー)に属する単語ファイルを参照して、これらのすべての単語の先頭文字a1(ゴ)、a2(ワ)、・・・・、an(ス)を取得する。
そして、その先頭文字の予測変換順位の中で、優先カテゴリα1(サッカー)に属する単語Anの予想変換候補の順位を最上位に上げる(ステップS7)。つまり、以後に、先頭文字an(ス)が入力されたときに、文字列An(スルーパス)が表示部に表示された並び順の先頭となるように辞書ファイルにおける表示順序を入れ替える。
そして、n=n−1の演算を行い(ステップS8)、nが1より大きいか否かの判定を行う(ステップS9)。
n<1の場合(ステップS9のYES)は、ここで処理を終了する。
n≧1の場合(ステップS9のNO)は、ステップS7に戻る。そして、ステップS7〜ステップS9の処理を繰り返すことにより、優先カテゴリα1(サッカー)に属する全単語(A1、A2、・・・・、An)の予想変換候補の順位がそれぞれ最上位に上げられる。
すなわち、単語A1(ゴール)、A2(ワールドカップ)、・・・、An(スルーパス)の先頭文字a1(ゴ)、a2(ワ)、・・・・、an(ス)が入力されたときに、それぞれ単語A1(ゴール)、A2(ワールドカップ)、・・・、An(スルーパス)が表示部に表示された並び順の先頭となるように辞書ファイルにおける表示順序が入れ替わる。
このようにして、単語(A1、A2、・・・・、An)の予測変換候補の順位が最上位となるように、辞書ファイルにおける表示順序の入れ替えを行うと、これまで最上位にあった別のカテゴリの単語が繰り下がり、これに代わって優先カテゴリα1(サッカー)に属する単語の順位がそれぞれ繰り上がることとなる。
以上のように、本実施の形態では入力された文字列と同じ文字列の単語が属するカテゴリを検索し、該カテゴリに属する全ての単語を予測変換候補の最上位に設定することによって、キー数が少ない携帯用通信端末1においても、メール作成などの文書の入力効率を十分に高めることができる。
なお、上記実施の形態では、予測変換候補の先頭文字は仮名1文字の例を示したが、先頭文字は英字、数字、記号などでもよく、また、先頭文字列(先頭の2文字以上の文字)であってもよい。
また、カテゴリ分類テーブルにおける階層構造は、前記図2の例では、大項目及び小項目の2階層の構造を示したが、さらに深い階層構造のテーブルでも良い。あるいは、階層がないものであってもよい。
また、予測変換候補の最上位に設定するのは、必ずしも前記優先カテゴリに属する全ての単語ではなく、使用可能性が高い一部の単語のみであってもよい。また、必ずしも予測変換候補の最上位に設定しなくてもよく、少なくとも現在の順位よりも上位になるように設定されるものであってもよい。例えば、カテゴリにかかわらず最も新しく入力された単語の次の順位に設定するなどでもよい。
本発明の実施の形態に係る予測変換候補を用いる文字入力装置である携帯用通信端末の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態で用いるカテゴリ分類テーブルを示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る予測変換候補を用いる文字入力装置による文字変換方法の実施手順を示すフローチャートである。
符号の説明
11 制御部
11−1 検索手段
11−2 カテゴリ取得手段
11−3 先頭文字列手段
11−4 入替手段
12 操作部
13 表示部
14 メモリ部
14−1 カテゴリ分類テーブル
14−2 単語ファイル
14−3 辞書ファイル

Claims (7)

  1. 入力された文字又は文字列を先頭に持つ複数の単語を並べて予測変換候補として表示する表示部と、該予測変換候補の表示順位の入れ替えを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    入力された文字列と同じ文字列の単語を、カテゴリ毎の単語ファイルから検索する検索手段と、
    検索がヒットした場合、前記入力された文字列と同じ文字列の単語が含まれるカテゴリを優先カテゴリとして取得するカテゴリ取得手段と、
    前記優先カテゴリに属する単語の先頭文字又は先頭文字列を取得する先頭文字列手段と、
    前記先頭文字又は先頭文字列の予測変換順位の中で、前記優先カテゴリに属する単語の予想変換候補の表示順位を入れ替えて表示順位をより上位に上げる入替手段と、
    を有することを特徴とする予測変換候補を用いる文字入力装置。
  2. 前記カテゴリは階層構造となっており、少なくとも最下層のカテゴリが前記単語ファイルを備えることを特徴とする請求項1に記載の予測変換候補を用いる文字入力装置。
  3. 前記優先カテゴリに属する全ての単語の先頭文字又は先頭文字列を取得して、該全ての単語の予想変換候補の表示順位を入れ替えて上位に上げることを特徴とする請求項1又は2に記載の予測変換候補を用いる文字入力装置。
  4. 前記優先カテゴリに属する所定の一部の単語の先頭文字又は先頭文字列を取得して、該所定の一部の単語の予想変換候補の表示順位を入れ替えて表示順位をより上位に上げることを特徴とする請求項1又は2に記載の予測変換候補を用いる文字入力装置。
  5. 前記表示順位入れ替え後表示順位は最上位であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の予測変換候補を用いる文字入力装置。
  6. 前記文字入力装置は携帯通信端末であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の予測変換候補を用いる文字入力装置。
  7. 入力された文字又は文字列を先頭に持つ複数の単語を並べて予測変換候補として表示し、該予測変換候補の表示順位の入れ替えを行う予測変換候補を用いる文字入力方法であって、
    入力された文字列と同じ文字列の単語を、カテゴリ毎の単語ファイルから検索するステップと、
    検索がヒットした場合、前記入力された文字列と同じ文字列の単語が含まれるカテゴリを優先カテゴリとして取得するステップと、
    前記優先カテゴリに属する単語の先頭文字又は先頭文字列を取得するステップと、
    前記先頭文字又は先頭文字列の予測変換順位の中で、前記優先カテゴリに属する単語の予想変換候補の表示順位を入れ替えて表示順位をより上位に上げるステップと、
    を含むことを特徴とする予測変換候補を用いる文字入力方法。
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