JP2008110630A - 車体前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】正面から荷重入力を受けた際に、荷重入力を受け流して衝撃を緩和する車体前部構造を提供する。
【解決手段】非対向車線側のサイドメンバー111端部から距離L1の位置で一端がサイドメンバー111下方に固定され、他端が前記端部方向に位置する第一のトラスメンバー121と、対向車線側のサイドメンバー112端部から距離L2(L1<L2)の位置で一端がサイドメンバー112下方に固定され、他端が前記端部方向に位置する第二のトラスメンバー122と、サイドメンバー111端部と第一のトラスメンバー121他端と、サイドメンバー112端部と第二のトラスメンバー122他端とをそれぞれ連結するメンバー連結部材131、132を介し、サイドメンバー111、112に固定されるアッパークロスメンバー141と、第一、第二トラスメンバー121、122に固定されるロアークロスメンバー142とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、車体前部構造に関する。
一般に、車両がその正面から荷重入力を受けた際に、その荷重入力により発生する衝撃を緩和する車体前部構造が多数考案されている。
例えば、センサを用いて荷重入力の発生を事前に予測し、荷重入力が発生するとの予測が得られた際に、車両先端に設置された衝撃緩和部材であるバンパを車両前方に突出させて、荷重入力によって受ける衝撃を緩和する車体前部構造が提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−67341
ところで、車両がその正面から荷重入力を受けた際は、できるだけその荷重入力を受け流す状態にした方が、荷重入力による衝撃力を緩和することができて望ましい。しかしながら、前述した車体前部構造は、荷重入力による衝撃をある程度は緩和するものの、荷重入力を積極的に受け流すような構造を備えていないため、荷重入力をすべて受けてしまった場合は、荷重入力を受け流す場合ほど衝撃の緩和効果を得ることは難しい、と言う問題がある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車体の左右下部において車体の前後方向に延設される2本のサイドメンバーと、前記サイドメンバーのうち対向車線側に位置する前記サイドメンバーの前記車体前方側の端部から第一の距離の位置で一端が前記サイドメンバー下部に固定され、他端が前記サイドメンバーの前記端部方向に位置する第一のトラスメンバーと、前記サイドメンバーのうち非対向車線側に位置する前記サイドメンバーの前記車体前方側の端部から前記第一の距離より短い第二の距離の位置で一端が前記サイドメンバー下部に固定され、他端が前記サイドメンバーの前記端部方向に位置する第二のトラスメンバーと、前記車体の車幅方向に延設され、前記2本のサイドメンバーの前記車体前方側の端部に固定されるアッパークロスメンバーと、前記車体の車幅方向に延設され、前記第一のトラスメンバーの前記他端と前記第二のトラスメンバーの前記他端とに固定されるロアークロスメンバーと、を備えることを特徴としている。
本発明は、車両が正面から荷重入力を受けた際に、荷重入力を受け流して荷重入力による衝撃を緩和する車体前部構造を提案する。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態における車体前部構造の配置を、図2、図3は車体前部構造の構成を示す図である。なお、以下の説明では、道路は左側通行であるものとし、対向車線のある道路では車両の進行方向右側に対向車線が位置するものとする。
車体前部構造は、左サイドメンバー111、右サイドメンバー112、左トラスメンバー121、右トラスメンバー122、左メンバー連結板131、右メンバー連結板132、アッパークロスメンバー141、ロアークロスメンバー142で構成される。
左サイドメンバー111は、車体の中心より左側方(非対向車線側)で車体前後方向に延設されている。また、右サイドメンバー112は、車体の中心より右側方(対向車線側)で車体前後方向に延設されている。
左トラスメンバー121は、一端が左サイドメンバー111の下部に固定され、他端を前方に向けて、左サイドメンバー111と鋭角をなす状態で取り付けられている。また、右トラスメンバー122は、一端が右サイドメンバー112の下部に固定され、他端を前方に向けて、右サイドメンバー112と鋭角をなす状態で取り付けられている。
ここで、左サイドメンバー111に対する左トラスメンバー121の固定部で車体後方側の端部121BPと左サイドメンバー111の車両前方側の端部111FPとの間の距離(屈曲部距離)をL1、右サイドメンバー112に対する右トラスメンバー122の固定部で車体後方側の端部122BPと右サイドメンバー112の車両前方側の端部112FPとの間の距離(屈曲部距離)をL2とすると、対向車線が位置する側の屈曲部距離の方が大きくなるように、すなわちL1<L2となるようにL1、L2が設定されている。
左メンバー連結板131は、左サイドメンバー111の車両前方側の端部111FPと左トラスメンバー121の車両前方側の端部121FPとを連結し、それぞれに固定されている。また、右メンバー連結板132は、右サイドメンバー112の車両前方側の端部112FPと右トラスメンバー122の車両前方側の端部122FPとを連結し、それぞれに固定されている。
アッパークロスメンバー141は、左サイドメンバー111の車体前方側の端部111FPと右サイドメンバー112の車体前方側の端部112FPとを連結するように、左メンバー連結板131と右メンバー連結板132を介して左サイドメンバー111と右サイドメンバー112とに固定されている。
ロアークロスメンバー142は、左トラスメンバー121の車体前方側の端部121FPと右トラスメンバー122の車体前方側の端部122FPとを連結するように、左メンバー連結板131と右メンバー連結板132を介して左トラスメンバー121と右トラスメンバー122とに固定されている。
図4に、本実施形態に示す車体前部構造の前方から荷重入力が加わった場合の、車体前部構造の動作状態を示す。
車体前部構造の前方から車体前部構造に荷重入力が加わると、アッパークロスメンバー141、ロアークロスメンバー142、左メンバー連結板131、右メンバー連結板132、左トラスメンバー121、右トラスメンバー122を介して、荷重が左サイドメンバ111および右サイドメンバー112に加わる。
このとき、左サイドメンバー111に対して下方前方に傾斜している左トラスメンバー121は、より下方へ折れ曲がろうとする。ここで、左サイドメンバー111と左トラスメンバー121は左メンバー連結板131で連結されているため、左トラスメンバー121の下方への移動とともに、左サイドメンバー111も、荷重入力による応力が集中する左トラスメンバー121の左サイドメンバー111に対する固定部の車体後方側の端部121BP近傍を支点として下方へ折れ曲がる。
同様に、車体前部構造に荷重入力が加わると、右サイドメンバー112に対して下方前方に傾斜している右トラスメンバー122は、より下方へ折れ曲がろうとする。ここで、右サイドメンバー112と右トラスメンバー122は右メンバー連結板132で連結されているため、右トラスメンバー122の下方への移動とともに、右サイドメンバー112も、荷重入力による応力が集中する右トラスメンバー122の右サイドメンバー112に対する固定部の車体後方側の端部122BP近傍を支点として下方へ折れ曲がる。
すなわち、車体前部構造に荷重入力が加わると、左トラスメンバー121の左サイドメンバー111に対する固定部の車体後方側の端部121BP近傍と、右トラスメンバー122の右サイドメンバー112に対する固定部の車体後方側の端部122BP近傍とを支点として、左サイドメンバー111と右サイドメンバー112が下方へ折れ曲がる。この動作により、荷重入力により加わる車体への衝撃を緩和することができる。
さらに、左サイドメンバー111に対する左トラスメンバー121の固定部で車体後方側の端部121BPと左サイドメンバー111の端部111FPとの間の距離L1と、右サイドメンバー112に対する右トラスメンバー122の固定部で車体後方側の端部122BPと右サイドメンバー112の端部112FPとの間の距離L2とは、L1<L2の関係を満たしているため、荷重入力後の車体前部構造は図4の右図のような状態に変形する。この変形により、車体前部構造は前方からの荷重入力を図4の右図の矢印A方向に受け流すことが可能となる。この動作により、正面から荷重入力を受けた際に、荷重入力を受け流して荷重入力による衝撃を緩和することが可能となる。
なお、屈曲部距離L1、L2の長さを、L1<L2の関係を保った状態で変化させることで、左サイドメンバー111、右サイドメンバー112の折れ曲がる位置を調整することができ、荷重入力を受け流す角度(図4右図のθ)を所望の角度に設定することができる。
以上説明した本発明の実施形態の車体前部構造によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
請求項1の発明は、車体の左右下部において車体の前後方向に延設される2本のサイドメンバーと、前記サイドメンバーのうち対向車線側に位置する前記サイドメンバーの前記車体前方側の端部から第一の距離の位置で一端が前記サイドメンバー下部に固定され、他端が前記サイドメンバーの前記端部方向に位置する第一のトラスメンバーと、前記サイドメンバーのうち非対向車線側に位置する前記サイドメンバーの前記車体前方側の端部から前記第一の距離より短い第二の距離の位置で一端が前記サイドメンバー下部に固定され、他端が前記サイドメンバーの前記端部方向に位置する第二のトラスメンバーと、前記車体の車幅方向に延設され、前記2本のサイドメンバーの前記車体前方側の端部に固定されるアッパークロスメンバーと、前記車体の車幅方向に延設され、前記第一のトラスメンバーの前記他端と前記第二のトラスメンバーの前記他端とに固定されるロアークロスメンバーと、を備えることを特徴としている。
この構造によれば、車両が正面から荷重入力を受けた際に、荷重入力を受け流すように車体前部構造が変形するため、荷重入力を受け流して荷重入力による衝撃を緩和することができる。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の車体前部構造において、前記対向車線側のサイドメンバーの前記車体前方側の端部と前記第一のトラスメンバーの前記他端とを連結する連結部材と、前記非対向車線側のサイドメンバーの前記車体前方側の端部と前記第二のトラスメンバーの前記他端とを連結する連結部材とを備えることを特徴としている。
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の車体前部構造において、前記アッパークロスメンバーは、前記連結部材を挟んで前記2本のサイドメンバーの前記車体前方側の端部に固定されるとともに、前記ロアークロスメンバーは、前記連結部材を挟んで前記第一のトラスメンバーの前記他端と前記第二のトラスメンバーの前記他端とに固定されていることを特徴としている。
この構造によれば、荷重入力によりトラスメンバーが下方に移動すると、サイドメンバーも連結部材に引かれて下方へ移動するため、車体前方構造を安定的に変形させることができ、より確実に荷重入力を受け流して荷重入力による衝撃を緩和することができる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、実施例は本発明の例示にしか過ぎず、本発明は実施例の構成にのみ限定されるものではない。したがって本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれることはもちろんである。
例えば、上記実施形態では、道路は左側通行であるものとし、対向車線のある道路では車両の進行方向右側に対向車線が位置する場合の実施形態を示したが、道路が右側通行であり、車両の進行方向左側に対向車線が位置する場合は、構造はそのままに、屈曲部距離の関係をL1>L2とすることで、同等の効果を得ることが可能である。
また、左メンバー連結板131は、左サイドメンバー111の車両前方側端部と左トラスメンバー121の車両前方側端部とを連結していれば良く、必ずしも図2に示す位置に固定されている必要はない。同様に、右メンバー連結版132も、右サイドメンバー112の車両前方側端部と右トラスメンバー122の車両前方側端部とを連結していれば良く、必ずしも図2に示す位置に固定されている必要はない。
本発明の実施形態における車体前部構造の配置を示す図である。 本発明の実施形態における車体前部構造の構成図である。 本発明の実施形態における車体前部構造の他の構成図である。 荷重入力後の車体前部構造の動作状態の概略を示す図である。
符号の説明
111 左サイドメンバー
112 右サイドメンバー
121 左トラスメンバー(第二のトラスメンバー)
122 右トラスメンバー(第一のトラスメンバー)
131 左メンバー連結板(連結部材)
132 右メンバー連結板(連結部材)
141 アッパークロスメンバー
142 ロアークロスメンバー

Claims (3)

  1. 車体の左右下部において車体の前後方向に延設される2本のサイドメンバーと、
    前記サイドメンバーのうち対向車線側に位置する前記サイドメンバーの前記車体前方側の端部から第一の距離の位置で一端が前記サイドメンバー下部に固定され、他端が前記サイドメンバーの前記端部方向に位置する第一のトラスメンバーと、
    前記サイドメンバーのうち非対向車線側に位置する前記サイドメンバーの前記車体前方側の端部から前記第一の距離より短い第二の距離の位置で一端が前記サイドメンバー下部に固定され、他端が前記サイドメンバーの前記端部方向に位置する第二のトラスメンバーと、
    前記車体の車幅方向に延設され、前記2本のサイドメンバーの前記車体前方側の端部に固定されるアッパークロスメンバーと、
    前記車体の車幅方向に延設され、前記第一のトラスメンバーの前記他端と前記第二のトラスメンバーの前記他端とに固定されるロアークロスメンバーと、
    を備えることを特徴とする車体前部構造。
  2. 前記対向車線側のサイドメンバーの前記車体前方側の端部と前記第一のトラスメンバーの前記他端とを連結する連結部材と、前記非対向車線側のサイドメンバーの前記車体前方側の端部と前記第二のトラスメンバーの前記他端とを連結する連結部材とを備えることを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
  3. 前記アッパークロスメンバーは、前記連結部材を挟んで前記2本のサイドメンバーの前記車体前方側の端部に固定されるとともに、前記ロアークロスメンバーは、前記連結部材を挟んで前記第一のトラスメンバーの前記他端と前記第二のトラスメンバーの前記他端とに固定されていることを特徴とする請求項2に記載の車体前部構造。
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