JP2008109280A - 解像度変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】均一な解像度変換倍率での解像度変換処理だけでなく、種々の解像度変換倍率を用いて解像度変換処理を実施することができる解像度変換装置を得ることを目的とする。
【解決手段】解像度変換対象の画像のラインm毎に、当該ラインmの解像度変換倍率C(m)の設定を受け付ける解像度変換倍率設定受付部1を設け、画像入力部3により入力された入力画像Iのラインm毎に、解像度変換倍率設定受付部1により設定が受け付けられたラインm毎の解像度変換倍率C(m)にしたがって画像の解像度を変換する。
【選択図】図1
【解決手段】解像度変換対象の画像のラインm毎に、当該ラインmの解像度変換倍率C(m)の設定を受け付ける解像度変換倍率設定受付部1を設け、画像入力部3により入力された入力画像Iのラインm毎に、解像度変換倍率設定受付部1により設定が受け付けられたラインm毎の解像度変換倍率C(m)にしたがって画像の解像度を変換する。
【選択図】図1
Description
この発明は、入力画像の水平方向及び垂直方向の拡大処理や縮小処理を実施して、水平方向及び垂直方向の解像度を変換する解像度変換装置に関するものであり、特に、解像度変換処理を1フレーム内で動的に変更する必要があるデジタルカラー撮像機器などに適用されるものである。
解像度変換対象の画像が画素の集合で構成されており、画像の画素密度が一定であることを前提とする場合、画素と画素のサンプリング間隔は常に一定になる。
ここで、解像度変換装置の解像度変換処理は、画素密度を変化させる処理であり、出力画像の画素密度を入力画像の画素密度より減少させる処理が縮小処理、出力画像の画素密度を入力画像の画素密度より増加させる処理が拡大処理である。
ここで、解像度変換装置の解像度変換処理は、画素密度を変化させる処理であり、出力画像の画素密度を入力画像の画素密度より減少させる処理が縮小処理、出力画像の画素密度を入力画像の画素密度より増加させる処理が拡大処理である。
従来の解像度変換装置が解像度変換処理を実施する場合、入力画像の水平方向及び垂直方向に対して、均一な解像度変換倍率で解像度変換処理を行うのが一般的であり、入力画像と出力画像は相似の関係になる。
即ち、従来の解像度変換装置は、解像度の変換処理を実施しても、解像度変換後の画像の画素密度が一定に保たれるように、均一な解像度変換倍率で解像度変換処理を行う(例えば、特許文献1参照)。
即ち、従来の解像度変換装置は、解像度の変換処理を実施しても、解像度変換後の画像の画素密度が一定に保たれるように、均一な解像度変換倍率で解像度変換処理を行う(例えば、特許文献1参照)。
従来の解像度変換装置の解像度変換処理において、出力画素は入力画素と係数パラメータの積算和で算出される。
係数パラメータは、入力画像のサンプリング間隔と出力画像のサンプリング間隔によって決定されるパラメータであり、線形補間法、投影法、最近傍法などの解像度変換方式により算出方法が異なる。
例えば、解像度変換倍率を“Ratio/Base”とする場合、入力画像のサンプリング間隔を“1”とすると、出力画像は解像度変換倍率の逆数“Base/Ratio”になる。
また、解像度変換装置が整数処理で解像度変換処理を行えるようにするために、入力画像のサンプリング間隔を“Ratio”、出力画像のサンプリング間隔を“Base”としても同一である。
係数パラメータは、入力画像のサンプリング間隔と出力画像のサンプリング間隔によって決定されるパラメータであり、線形補間法、投影法、最近傍法などの解像度変換方式により算出方法が異なる。
例えば、解像度変換倍率を“Ratio/Base”とする場合、入力画像のサンプリング間隔を“1”とすると、出力画像は解像度変換倍率の逆数“Base/Ratio”になる。
また、解像度変換装置が整数処理で解像度変換処理を行えるようにするために、入力画像のサンプリング間隔を“Ratio”、出力画像のサンプリング間隔を“Base”としても同一である。
従来の解像度変換装置は以上のように構成されているので、入力画像の拡大や縮小を行って、入力画像と相似の関係にある出力画像を得ることができる。しかし、均一な解像度変換倍率で解像度変換処理を実施するものであるため、例えば、画像の周辺部や局所部分に対する解像度変換倍率だけを変更して解像度変換処理を実施することができず、レンズ特性による光学歪みの補正処理などには適用することができないなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、均一な解像度変換倍率での解像度変換処理だけでなく、種々の解像度変換倍率を用いて解像度変換処理を実施することができる解像度変換装置を得ることを目的とする。
この発明に係る解像度変換装置は、解像度変換対象の画像のライン毎に、当該ラインの解像度変換倍率の設定を受け付ける変換倍率設定受付手段を設け、画像入力手段により入力された画像のライン毎に、変換倍率設定受付手段により設定が受け付けられたライン毎の解像度変換倍率にしたがって画像の解像度を変換するようにしたものである。
この発明によれば、解像度変換対象の画像のライン毎に、当該ラインの解像度変換倍率の設定を受け付ける変換倍率設定受付手段を設け、画像入力手段により入力された画像のライン毎に、変換倍率設定受付手段により設定が受け付けられたライン毎の解像度変換倍率にしたがって画像の解像度を変換するように構成したので、ライン毎に異なる解像度変換倍率で解像度変換処理を実施することができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による解像度変換装置を示す構成図であり、図において、解像度変換倍率設定受付部1は例えばキーボードやマウスなどのマンマシンインタフェースから構成されており、解像度変換対象の画像のラインm(m=1,2,・・・,M)毎に、当該ラインmの解像度変換倍率C(m)の設定を受け付けて、その解像度変換倍率C(m)を解像度変換倍率記憶部2に出力する。
図1の例では、解像度変換倍率設定受付部1がマンマシンインタフェースから構成されているものとして説明するが、外部装置から出力された解像度変換倍率C(m)を入力して、その解像度変換倍率C(m)の設定を受け付ける入出力インタフェースから構成されていてもよい。
解像度変換倍率記憶部2は解像度変換倍率設定受付部1により設定が受け付けられたラインm毎の解像度変換倍率C(m)を記憶するメモリである。
なお、解像度変換倍率設定受付部1及び解像度変換倍率記憶部2から変換倍率設定受付手段が構成されている。
図1はこの発明の実施の形態1による解像度変換装置を示す構成図であり、図において、解像度変換倍率設定受付部1は例えばキーボードやマウスなどのマンマシンインタフェースから構成されており、解像度変換対象の画像のラインm(m=1,2,・・・,M)毎に、当該ラインmの解像度変換倍率C(m)の設定を受け付けて、その解像度変換倍率C(m)を解像度変換倍率記憶部2に出力する。
図1の例では、解像度変換倍率設定受付部1がマンマシンインタフェースから構成されているものとして説明するが、外部装置から出力された解像度変換倍率C(m)を入力して、その解像度変換倍率C(m)の設定を受け付ける入出力インタフェースから構成されていてもよい。
解像度変換倍率記憶部2は解像度変換倍率設定受付部1により設定が受け付けられたラインm毎の解像度変換倍率C(m)を記憶するメモリである。
なお、解像度変換倍率設定受付部1及び解像度変換倍率記憶部2から変換倍率設定受付手段が構成されている。
画像入力部3は例えばデジタルカメラと接続する入出力インタフェースを備えており、デジタルカメラにより撮影された解像度変換対象の画像を入力し、その画像を入力画像格納部4に出力する。
入力画像格納部4は画像入力部3により入力された解像度変換対象の画像を格納するメモリである。
なお、画像入力部3及び入力画像格納部4から画像入力手段が構成されている。
入力画像格納部4は画像入力部3により入力された解像度変換対象の画像を格納するメモリである。
なお、画像入力部3及び入力画像格納部4から画像入力手段が構成されている。
解像度変換部5は入力画像格納部4に格納されている画像のラインm毎に、解像度変換倍率記憶部2に記憶されているラインm毎の解像度変換倍率C(m)にしたがって画像の解像度を変換し、解像度変換後の画像を出力画像格納部7に出力する。
カウンタ6は処理対象の画素の特定に使用する計数器である。なお、解像度変換部5及びカウンタ6から解像度変換手段が構成されている。
カウンタ6は処理対象の画素の特定に使用する計数器である。なお、解像度変換部5及びカウンタ6から解像度変換手段が構成されている。
出力画像格納部7は解像度変換部5により解像度が変換された画像を格納するメモリである。
画像出力部8は例えば表示装置と接続するインタフェースを備えており、出力画像格納部7に格納されている解像度変換後の画像を表示装置に出力する。
なお、出力画像格納部7及び画像出力部8から画像出力手段が構成されている。
図2はこの発明の実施の形態1による解像度変換装置の処理内容を示すフローチャートである。
画像出力部8は例えば表示装置と接続するインタフェースを備えており、出力画像格納部7に格納されている解像度変換後の画像を表示装置に出力する。
なお、出力画像格納部7及び画像出力部8から画像出力手段が構成されている。
図2はこの発明の実施の形態1による解像度変換装置の処理内容を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
この実施の形態1では、解像度変換部5が線形補間法によって解像度の変換処理を実施するものについて説明するが、解像度の変換処理は線形補間法以外の解像度変換方式を用いてもよい。
なお、解像度の変換処理は、画像の水平方向と垂直方向とで同じ処理であるため、この実施の形態1では、画像の水平方向の処理に関して説明する。
この実施の形態1では、解像度変換部5が線形補間法によって解像度の変換処理を実施するものについて説明するが、解像度の変換処理は線形補間法以外の解像度変換方式を用いてもよい。
なお、解像度の変換処理は、画像の水平方向と垂直方向とで同じ処理であるため、この実施の形態1では、画像の水平方向の処理に関して説明する。
図1の解像度変換装置の具体的な動作を説明する前に、図1の解像度変換装置における解像度変換処理の原理を説明する。
まず、入力画像Iを構成している入力画素I(n)(n=1,2,・・・,N)のサンプリング位置Di(n)と、出力画像Oを構成している出力画素O(n)(n=1,2,・・・,N)のサンプリング位置Do(n)は、下記の式(1)(2)ように表すことができる。
Di(n)=di×n (1)
Do(n)=do×n (2)
ただし、diは入力画像Iにおける隣接画素(入力画素I(t)と入力画素I(t+1))のサンプリング間隔であり、doは出力画像Oおける隣接画素(出力画素O(s)と出力画素O(s+1))のサンプリング間隔である。
まず、入力画像Iを構成している入力画素I(n)(n=1,2,・・・,N)のサンプリング位置Di(n)と、出力画像Oを構成している出力画素O(n)(n=1,2,・・・,N)のサンプリング位置Do(n)は、下記の式(1)(2)ように表すことができる。
Di(n)=di×n (1)
Do(n)=do×n (2)
ただし、diは入力画像Iにおける隣接画素(入力画素I(t)と入力画素I(t+1))のサンプリング間隔であり、doは出力画像Oおける隣接画素(出力画素O(s)と出力画素O(s+1))のサンプリング間隔である。
サンプリング間隔di,doは、解像度変換倍率をRatio/baseとする場合、下記の式(3)(4)ように表すことができる。
di=Ratio (3)
do=base (4)
di=Ratio (3)
do=base (4)
線形補間法は、出力画像Oを構成している出力画素O(n)に対して、入力画像Iの隣接画素である入力画素I(t)と入力画素I(t+1)のサンプリング間隔diの逆数を係数パラメータとして、解像度の変換処理を実施するものである。
このため、入力画像Iを構成している入力画素I(n)のサンプリング位置Di(n)と、出力画像Oを構成している出力画素O(n)のサンプリング位置Do(n)は、下記の条件式(5)を満足している必要がある。
Di(t)≦Do(s)<Di(t+1) (5)
このため、入力画像Iを構成している入力画素I(n)のサンプリング位置Di(n)と、出力画像Oを構成している出力画素O(n)のサンプリング位置Do(n)は、下記の条件式(5)を満足している必要がある。
Di(t)≦Do(s)<Di(t+1) (5)
ここで、図3は線形補間法による解像度変換処理を示す概略図である。
図3において、Aは入力画素I(t)のサンプリング位置Di(t)と出力画素O(s)のサンプリング位置Do(s)との差分、Bは出力画素O(s)のサンプリング位置Do(s)と入力画素I(t+1)のサンプリング位置Di(t+1)との差分である。
また、Cは入力画素I(t)のサンプリング位置Di(t)と入力画素I(t+1)のサンプリング位置Di(t+1)との差分である。
このとき、サンプリング位置の差分を示すパラメータA,B,Cは、下記の式(6)〜(8)で表すことができる。
A=Do(s)−Di(t) (6)
B=Di(t+1)−Do(s) (7)
C=Ratio (8)
図3において、Aは入力画素I(t)のサンプリング位置Di(t)と出力画素O(s)のサンプリング位置Do(s)との差分、Bは出力画素O(s)のサンプリング位置Do(s)と入力画素I(t+1)のサンプリング位置Di(t+1)との差分である。
また、Cは入力画素I(t)のサンプリング位置Di(t)と入力画素I(t+1)のサンプリング位置Di(t+1)との差分である。
このとき、サンプリング位置の差分を示すパラメータA,B,Cは、下記の式(6)〜(8)で表すことができる。
A=Do(s)−Di(t) (6)
B=Di(t+1)−Do(s) (7)
C=Ratio (8)
したがって、線形補間法による解像度変換処理後の出力画素O(s)の画素データPo(s)は、下記の式(9)で表すことができる。
Po(s)
=Pi(t)×(B/C)+Pi(t+1)×(A/C) (9)
ただし、Pi(t)は入力画素I(t)の画素データである。
Po(s)
=Pi(t)×(B/C)+Pi(t+1)×(A/C) (9)
ただし、Pi(t)は入力画素I(t)の画素データである。
図4は同一画像内において、ライン毎に解像度の変換倍率を変更している様子を示す説明図である。
図4では、図3のパラメータCに相当するパラメータをdi+α(m)で表し(m=1,2,・・・,M)、ラインm毎にα(m)を変更することにより(diは固定値)、ラインm毎に解像度の変換倍率を変更している様子を示している。
図4では、特に、m−1ライン目の解像度変換処理と、mライン目の解像度変換処理を例示している。
α(m)の決定方法については、α(m)をk次関数(kは任意定数)として決定する方法や、複数点の座標を指定して、指定の座標間を直線で近似することにより決定する方法などがある。
なお、入力画像のサンプリング間隔に限らず、出力画像のサンプリング間隔に対しても同様の処理を行うことで同等の効果を得ることができる。
図4では、図3のパラメータCに相当するパラメータをdi+α(m)で表し(m=1,2,・・・,M)、ラインm毎にα(m)を変更することにより(diは固定値)、ラインm毎に解像度の変換倍率を変更している様子を示している。
図4では、特に、m−1ライン目の解像度変換処理と、mライン目の解像度変換処理を例示している。
α(m)の決定方法については、α(m)をk次関数(kは任意定数)として決定する方法や、複数点の座標を指定して、指定の座標間を直線で近似することにより決定する方法などがある。
なお、入力画像のサンプリング間隔に限らず、出力画像のサンプリング間隔に対しても同様の処理を行うことで同等の効果を得ることができる。
図5はライン毎に解像度の変換倍率を変更することで実現できる出力画像の一例を示す説明図である。
ライン毎に解像度の変換倍率を変更することにより、様々な画像を生成することが可能である。
図5の出力画像例1では、画像の上端部及び下端部と比べて、中央部の解像度変換倍率を小さくすることによって、出力画像の左右端に余白部分が生まれている。
また、出力画像例2では、画像の上端部及び下端部と比べて、中央部の解像度変換倍率を大きくすることによって、出力画像の上端部及び下端部における左右端に余白部分が生まれている。
なお、出力画像例3は、画像の垂直方向に解像度変換処理を実施したものであり、画像の左端部及び右端部と比べて、中央部の解像度変換倍率を小さくすることによって、出力画像の上下端に余白部分が生まれている。
ライン毎に解像度の変換倍率を変更することにより、様々な画像を生成することが可能である。
図5の出力画像例1では、画像の上端部及び下端部と比べて、中央部の解像度変換倍率を小さくすることによって、出力画像の左右端に余白部分が生まれている。
また、出力画像例2では、画像の上端部及び下端部と比べて、中央部の解像度変換倍率を大きくすることによって、出力画像の上端部及び下端部における左右端に余白部分が生まれている。
なお、出力画像例3は、画像の垂直方向に解像度変換処理を実施したものであり、画像の左端部及び右端部と比べて、中央部の解像度変換倍率を小さくすることによって、出力画像の上下端に余白部分が生まれている。
ここで、出力画像のライン毎の出力サイズと余白部分について説明する。
図6は出力画像Oのラインm毎の出力サイズL(m)と余白サイズS(m)を示す説明図である。図において、Lmaxは出力画像における最大の出力サイズを表している。
入力画像Iの入力サイズがLin(Linは入力画像Iのラインの長さであり、全てのラインで共通)、解像度変換倍率がRatio/baseであるとき、出力画像Oのラインm毎の出力サイズL(m)は、下記の式(10)で表される。
L(m)=Lin×Ratio/base
Ratio=di+α(m) (10)
したがって、ラインm毎にα(m)を適宜変更すれば、出力画像Oの出力サイズL(m)はラインm毎に異なる長さになる。
図6は出力画像Oのラインm毎の出力サイズL(m)と余白サイズS(m)を示す説明図である。図において、Lmaxは出力画像における最大の出力サイズを表している。
入力画像Iの入力サイズがLin(Linは入力画像Iのラインの長さであり、全てのラインで共通)、解像度変換倍率がRatio/baseであるとき、出力画像Oのラインm毎の出力サイズL(m)は、下記の式(10)で表される。
L(m)=Lin×Ratio/base
Ratio=di+α(m) (10)
したがって、ラインm毎にα(m)を適宜変更すれば、出力画像Oの出力サイズL(m)はラインm毎に異なる長さになる。
出力画像Oの余白部分は、図6に示すように、出力画像Oの左右端に均等に現れるため、ラインm毎の余白サイズS(m)は、ラインm毎の全体の余白サイズS’(m)の半分になり、下記の式(11)で表される。
S’(m)=Lmax−L(m)
S(m)=S’(m)/2 (11)
S’(m)=Lmax−L(m)
S(m)=S’(m)/2 (11)
以下、図1の解像度変換装置の具体的な動作を説明する。
解像度変換倍率設定受付部1は、画像入力部3が解像度変換対象の画像を入力する前に、ラインm毎の解像度変換倍率C(m)の設定を受け付けて、その解像度変換倍率C(m)を解像度変換倍率記憶部2に格納する。
C(m)=Ratio/base
=(di+α(m))/base (12)
ここでは、解像度変換倍率設定受付部1がラインm毎の解像度変換倍率C(m)の設定を受け付けるものを示しているが、隣接画素のサンプリング間隔diとbaseは固定値であるため、ラインm毎のα(m)の設定を受け付けるようにしてもよい。
解像度変換倍率設定受付部1は、画像入力部3が解像度変換対象の画像を入力する前に、ラインm毎の解像度変換倍率C(m)の設定を受け付けて、その解像度変換倍率C(m)を解像度変換倍率記憶部2に格納する。
C(m)=Ratio/base
=(di+α(m))/base (12)
ここでは、解像度変換倍率設定受付部1がラインm毎の解像度変換倍率C(m)の設定を受け付けるものを示しているが、隣接画素のサンプリング間隔diとbaseは固定値であるため、ラインm毎のα(m)の設定を受け付けるようにしてもよい。
なお、解像度変換倍率設定受付部1が例えばキーボードやマウスなどのマンマシンインタフェースから構成されている場合には、ユーザが解像度変換倍率設定受付部1を操作して、ラインm毎の解像度変換倍率C(m)を設定するようにすればよい。
また、解像度変換倍率設定受付部1が入出力インタフェースから構成されている場合には、外部装置からラインm毎の解像度変換倍率C(m)を解像度変換倍率設定受付部1に出力することによって、ラインm毎の解像度変換倍率C(m)を設定するようにしてもよい。
また、解像度変換倍率設定受付部1が入出力インタフェースから構成されている場合には、外部装置からラインm毎の解像度変換倍率C(m)を解像度変換倍率設定受付部1に出力することによって、ラインm毎の解像度変換倍率C(m)を設定するようにしてもよい。
画像入力部3は、例えば、デジタルカメラが接続されると、そのデジタルカメラにより撮影された解像度変換対象の画像を入力し、その入力画像Iを入力画像格納部4に格納する。
ただし、入力画像Iの入力サイズはLinであり、入力画像Iを構成している入力画素I(n)のサンプリング位置はDi(n)、出力画像Oを構成している出力画素O(n)のサンプリング位置はDo(n)であるとする。
ただし、入力画像Iの入力サイズはLinであり、入力画像Iを構成している入力画素I(n)のサンプリング位置はDi(n)、出力画像Oを構成している出力画素O(n)のサンプリング位置はDo(n)であるとする。
解像度変換部5は、画像入力部3が入力画像Iを入力画像格納部4に格納すると、ラインm毎に解像度の変換処理を実施する。
ここでは説明の便宜上、mライン目(m=1,2,・・・,M)の解像度の変換処理について説明する。
ここでは説明の便宜上、mライン目(m=1,2,・・・,M)の解像度の変換処理について説明する。
まず、解像度変換部5は、カウンタ6のカウント値nを“1”に初期設定して(ステップST1)、解像度変換倍率記憶部2からラインmの解像度変換倍率C(m)を取得し、その解像度変換倍率C(m)を用いて、出力画像Oにおけるラインmの出力サイズL(m)と余白サイズS(m)を算出する(ステップST2)。
即ち、解像度変換部5は、式(10)の“Ratio/base”にC(m)を代入して、出力画像Oにおけるラインmの出力サイズL(m)を算出する。
また、解像度変換部5は、出力画像Oにおけるラインmの出力サイズL(m)を算出すると、その出力サイズL(m)を式(11)に代入して、出力画像Oにおけるラインmの余白サイズS(m)を算出する。
即ち、解像度変換部5は、式(10)の“Ratio/base”にC(m)を代入して、出力画像Oにおけるラインmの出力サイズL(m)を算出する。
また、解像度変換部5は、出力画像Oにおけるラインmの出力サイズL(m)を算出すると、その出力サイズL(m)を式(11)に代入して、出力画像Oにおけるラインmの余白サイズS(m)を算出する。
次に、解像度変換部5は、カウンタ6のカウント値nを式(2)に代入して、出力画素O(n)のサンプリング位置Do(n)を算出する(ステップST3)。
解像度変換部5は、出力画素O(n)のサンプリング位置Do(n)を算出すると、下記の条件式(13)が成立するか否かを判定して、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素であるか否かを判定する(ステップST4)。
S(m) ≦ Do(n) < S(m)+L(m) (13)
即ち、解像度変換部5は、条件式(13)が成立しなければ、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素であると判定し、条件式(13)が成立すれば、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素ではないと判定する。
解像度変換部5は、出力画素O(n)のサンプリング位置Do(n)を算出すると、下記の条件式(13)が成立するか否かを判定して、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素であるか否かを判定する(ステップST4)。
S(m) ≦ Do(n) < S(m)+L(m) (13)
即ち、解像度変換部5は、条件式(13)が成立しなければ、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素であると判定し、条件式(13)が成立すれば、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素ではないと判定する。
解像度変換部5は、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素であると判定すると、出力画素O(n)の画像データPo(n)を“0”として出力画像格納部7に格納する(ステップST5)。
一方、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素でないと判定すると、式(6)〜(8)に相当する下記の連立方程式(14)〜(16)を用いて、条件式(5)を満足する入力画素I(t)のサンプリング位置Di(t),Di(t+1)を特定する(ステップST8)。図3を参照。
A=Do(n)−Di(t) (14)
B=Di(t+1)−Do(n) (15)
A+B=C(m) (16)
なお、連立方程式(14)〜(16)において、パラメータA,Bは不定値であるが、C(m)は解像度変換倍率設定受付部1により設定された既定値である。
一方、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素でないと判定すると、式(6)〜(8)に相当する下記の連立方程式(14)〜(16)を用いて、条件式(5)を満足する入力画素I(t)のサンプリング位置Di(t),Di(t+1)を特定する(ステップST8)。図3を参照。
A=Do(n)−Di(t) (14)
B=Di(t+1)−Do(n) (15)
A+B=C(m) (16)
なお、連立方程式(14)〜(16)において、パラメータA,Bは不定値であるが、C(m)は解像度変換倍率設定受付部1により設定された既定値である。
解像度変換部5は、条件式(5)を満足する入力画素I(t)のサンプリング位置Di(t),Di(t+1)を特定すると、式(9)に相当する下記の式(17)に、Di(t),Di(t+1)を代入して、出力画素O(n)の画像データPo(n)を算出し(ステップST7)、その画像データPo(n)を出力画像格納部7に格納する(ステップST8)。
Po(n)
=Pi(t)×(B/C(m))+Pi(t+1)×(A/C(m)) (17)
Po(n)
=Pi(t)×(B/C(m))+Pi(t+1)×(A/C(m)) (17)
解像度変換部5は、上記のようにして、出力画素O(n)の画像データPo(n)を出力画像格納部7に格納すると、カウンタ6のカウント値nをインクリメント(n=n+1)する(ステップST9)。
解像度変換部5は、カウンタ6のカウント値nがN以下であれば、ステップST3に戻り、ステップST3〜ST9の処理を継続する(ステップST10)。
一方、カウンタ6のカウント値nがNを超えると、mライン目の解像度の変換処理を終了し(ステップST10)、m+1ライン目の解像度の変換処理を開始する。m+1ライン目の解像度の変換処理は、mライン目の解像度の変換処理と同様であり、最終的に、Mライン目の解像度の変換処理が終了するまで、同様の処理を繰り返し実施する。
解像度変換部5は、カウンタ6のカウント値nがN以下であれば、ステップST3に戻り、ステップST3〜ST9の処理を継続する(ステップST10)。
一方、カウンタ6のカウント値nがNを超えると、mライン目の解像度の変換処理を終了し(ステップST10)、m+1ライン目の解像度の変換処理を開始する。m+1ライン目の解像度の変換処理は、mライン目の解像度の変換処理と同様であり、最終的に、Mライン目の解像度の変換処理が終了するまで、同様の処理を繰り返し実施する。
画像出力部8は、上記のようにして、解像度変換部5が出力画像Oを構成している全ての出力画素O(n)の画像データPo(n)を出力画像格納部7に格納すると、解像度変換後の画像の画像データとして、出力画像格納部7に格納されている全ての出力画素O(n)の画像データPo(n)を例えば表示装置に出力する。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、解像度変換対象の画像のラインm毎に、当該ラインmの解像度変換倍率C(m)の設定を受け付ける解像度変換倍率設定受付部1を設け、画像入力部3により入力された入力画像Iのラインm毎に、解像度変換倍率設定受付部1により設定が受け付けられたラインm毎の解像度変換倍率C(m)にしたがって画像の解像度を変換するように構成したので、ラインm毎に異なる解像度変換倍率C(m)で解像度変換処理を実施することができる効果を奏する。
なお、この実施の形態1では、画像入力部3がデジタルカメラにより撮影された解像度変換対象の画像を入力し、入力画像格納部4が解像度変換対象の画像を格納するものについて示したが、画像入力部3がデジタルカメラにより撮影された解像度変換対象の画像の画像データを1ライン毎に入力する場合には、その画像データを解像度変換部5に出力すればよく、入力画像格納部4及び出力画像格納部7は不要になる。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2による解像度変換装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
解像度変換倍率設定受付部11は図1の解像度変換倍率設定受付部1と同様に、例えばキーボードやマウスなどのマンマシンインタフェースから構成されており、解像度変換対象の画像の隣接画素毎に、当該隣接画素の解像度変換倍率C(n)=(di+β(n))/baseの設定を受け付けて、その解像度変換倍率C(n)を解像度変換倍率記憶部2に出力する。
なお、解像度変換倍率設定受付部11及び解像度変換倍率記憶部2から変換倍率設定受付手段が構成されている。
図7はこの発明の実施の形態2による解像度変換装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
解像度変換倍率設定受付部11は図1の解像度変換倍率設定受付部1と同様に、例えばキーボードやマウスなどのマンマシンインタフェースから構成されており、解像度変換対象の画像の隣接画素毎に、当該隣接画素の解像度変換倍率C(n)=(di+β(n))/baseの設定を受け付けて、その解像度変換倍率C(n)を解像度変換倍率記憶部2に出力する。
なお、解像度変換倍率設定受付部11及び解像度変換倍率記憶部2から変換倍率設定受付手段が構成されている。
解像度変換部12は入力画像格納部4に格納されている画像の隣接画素毎に、解像度変換倍率記憶部2に記憶されている隣接画素毎の解像度変換倍率C(n)にしたがって画像の解像度を変換し、解像度変換後の画像を出力画像格納部7に出力する。
なお、解像度変換部12及びカウンタ6から解像度変換手段が構成されている。
この発明の実施の形態2による解像度変換装置の処理内容を示すフローチャートは、上記実施の形態1における図2と同様である。
なお、解像度変換部12及びカウンタ6から解像度変換手段が構成されている。
この発明の実施の形態2による解像度変換装置の処理内容を示すフローチャートは、上記実施の形態1における図2と同様である。
上記実施の形態1では、解像度変換倍率設定受付部1が解像度変換対象の画像のラインm毎に、当該ラインmの解像度変換倍率C(m)の設定を受け付けるものについて示したが、解像度変換倍率設定受付部11が解像度変換対象の画像の隣接画素毎に、当該隣接画素の解像度変換倍率C(n)=(di+β(n))/baseの設定を受け付け、解像度変換部12が隣接画素毎の解像度変換倍率C(n)にしたがって画像の解像度を変換するようにしてもよい。
図8は同一画像内において、隣接画素毎に解像度の変換倍率を変更している様子を示す説明図である。
図8では、図3のパラメータCに相当するパラメータをdi+β(n)で表し(n=1,2,・・・,N)、隣接画素毎にβ(n)を変更することにより(diは固定値)、隣接画素毎に解像度の変換倍率を変更している様子を示している。
β(n)の決定方法については、β(n)をk次関数(kは任意定数)として決定する方法や、複数点の座標を指定して、指定の座標間を直線で近似することにより決定する方法などがある。
なお、入力画像のサンプリング間隔に限らず、出力画像のサンプリング間隔に対しても同様の処理を行うことで同等の効果を得ることができる。
図8では、図3のパラメータCに相当するパラメータをdi+β(n)で表し(n=1,2,・・・,N)、隣接画素毎にβ(n)を変更することにより(diは固定値)、隣接画素毎に解像度の変換倍率を変更している様子を示している。
β(n)の決定方法については、β(n)をk次関数(kは任意定数)として決定する方法や、複数点の座標を指定して、指定の座標間を直線で近似することにより決定する方法などがある。
なお、入力画像のサンプリング間隔に限らず、出力画像のサンプリング間隔に対しても同様の処理を行うことで同等の効果を得ることができる。
この実施の形態2における出力画像Oの各ラインmの出力サイズL(m)と余白部分S(m)は下記の通りになる。
即ち、この実施の形態2では、各ラインmに対して、同一のβ(0)〜β(n)が適応されるため、各ラインmの出力サイズL(m)は同一になり、また、各ラインmに発生する余白部分S(m)は同一になる。
出力画像Oの各ラインmの出力サイズL(m)は、下記の式(18)で表される。
L(m)=Lin×Σ(di+β(n))/base (18)
ただし、Σはn=1〜Nにおけるdi+β(n)の総和を示す数学記号である。
出力画像Oの余白部分は、式(11)で表される。
即ち、この実施の形態2では、各ラインmに対して、同一のβ(0)〜β(n)が適応されるため、各ラインmの出力サイズL(m)は同一になり、また、各ラインmに発生する余白部分S(m)は同一になる。
出力画像Oの各ラインmの出力サイズL(m)は、下記の式(18)で表される。
L(m)=Lin×Σ(di+β(n))/base (18)
ただし、Σはn=1〜Nにおけるdi+β(n)の総和を示す数学記号である。
出力画像Oの余白部分は、式(11)で表される。
以下、図7の解像度変換装置の具体的な動作を説明する。
解像度変換倍率設定受付部11は、画像入力部3が解像度変換対象の画像を入力する前に、隣接画素毎の解像度変換倍率C(n)=(di+β(n))/baseの設定を受け付けて、その解像度変換倍率C(n)を解像度変換倍率記憶部2に格納する。
ここでは、解像度変換倍率設定受付部11が隣接画素毎の解像度変換倍率C(n)の設定を受け付けるものを示しているが、隣接画素のサンプリング間隔diとbaseは固定値であるため、隣接画素毎のβ(n)の設定を受け付けるようにしてもよい。
解像度変換倍率設定受付部11は、画像入力部3が解像度変換対象の画像を入力する前に、隣接画素毎の解像度変換倍率C(n)=(di+β(n))/baseの設定を受け付けて、その解像度変換倍率C(n)を解像度変換倍率記憶部2に格納する。
ここでは、解像度変換倍率設定受付部11が隣接画素毎の解像度変換倍率C(n)の設定を受け付けるものを示しているが、隣接画素のサンプリング間隔diとbaseは固定値であるため、隣接画素毎のβ(n)の設定を受け付けるようにしてもよい。
画像入力部3は、上記実施の形態1と同様に、例えば、デジタルカメラが接続されると、そのデジタルカメラにより撮影された解像度変換対象の画像を入力し、その入力画像Iを入力画像格納部4に格納する。
解像度変換部12は、画像入力部3が入力画像Iを入力画像格納部4に格納すると、隣接画素毎に解像度の変換処理を実施する。
ここでは説明の便宜上、mライン目(m=1,2,・・・,M)の解像度の変換処理について説明する。
解像度変換部12は、画像入力部3が入力画像Iを入力画像格納部4に格納すると、隣接画素毎に解像度の変換処理を実施する。
ここでは説明の便宜上、mライン目(m=1,2,・・・,M)の解像度の変換処理について説明する。
まず、解像度変換部12は、カウンタ6のカウント値nを“1”に初期設定して(ステップST1)、解像度変換倍率記憶部2から隣接画素の解像度変換倍率C(n)を取得し、その解像度変換倍率C(n)を用いて、出力画像Oにおけるラインmの出力サイズL(m)と余白サイズS(m)を算出する(ステップST2)。
即ち、解像度変換部12は、式(18)にC(n)=(di+β(n))/baseを代入して、出力画像Oにおけるラインmの出力サイズL(m)を算出する。
また、解像度変換部12は、出力画像Oにおけるラインmの出力サイズL(m)を算出すると、その出力サイズL(m)を式(11)に代入して、出力画像Oにおけるラインmの余白サイズS(m)を算出する。
即ち、解像度変換部12は、式(18)にC(n)=(di+β(n))/baseを代入して、出力画像Oにおけるラインmの出力サイズL(m)を算出する。
また、解像度変換部12は、出力画像Oにおけるラインmの出力サイズL(m)を算出すると、その出力サイズL(m)を式(11)に代入して、出力画像Oにおけるラインmの余白サイズS(m)を算出する。
次に、解像度変換部12は、カウンタ6のカウント値nを式(2)に代入して、出力画素O(n)のサンプリング位置Do(n)を算出する(ステップST3)。
解像度変換部12は、出力画素O(n)のサンプリング位置Do(n)を算出すると、条件式(13)が成立するか否かを判定して、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素であるか否かを判定する(ステップST4)。
即ち、解像度変換部12は、条件式(13)が成立しなければ、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素であると判定し、条件式(13)が成立すれば、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素ではないと判定する。
解像度変換部12は、出力画素O(n)のサンプリング位置Do(n)を算出すると、条件式(13)が成立するか否かを判定して、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素であるか否かを判定する(ステップST4)。
即ち、解像度変換部12は、条件式(13)が成立しなければ、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素であると判定し、条件式(13)が成立すれば、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素ではないと判定する。
解像度変換部12は、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素であると判定すると、出力画素O(n)の画像データPo(n)を“0”として出力画像格納部7に格納する(ステップST5)。
一方、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素でないと判定すると、式(6)〜(8)に相当する下記の連立方程式(19)〜(21)を用いて、条件式(5)を満足する入力画素I(t)のサンプリング位置Di(t),Di(t+1)を特定する(ステップST6)。図3を参照。
A=Do(n)−Di(t) (19)
B=Di(t+1)−Do(n) (20)
A+B=C(n) (21)
なお、連立方程式(19)〜(21)において、パラメータA,Bは不定値であるが、C(n)は解像度変換倍率設定受付部11により設定された既定値である。
一方、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素でないと判定すると、式(6)〜(8)に相当する下記の連立方程式(19)〜(21)を用いて、条件式(5)を満足する入力画素I(t)のサンプリング位置Di(t),Di(t+1)を特定する(ステップST6)。図3を参照。
A=Do(n)−Di(t) (19)
B=Di(t+1)−Do(n) (20)
A+B=C(n) (21)
なお、連立方程式(19)〜(21)において、パラメータA,Bは不定値であるが、C(n)は解像度変換倍率設定受付部11により設定された既定値である。
解像度変換部12は、条件式(5)を満足する入力画素I(t)のサンプリング位置Di(t),Di(t+1)を特定すると、式(9)に相当する下記の式(22)に、Di(t),Di(t+1)を代入して、出力画素O(n)の画像データPo(n)を算出し(ステップST7)、その画像データPo(n)を出力画像格納部7に格納する(ステップST8)。
Po(n)
=Pi(t)×(B/C(n))+Pi(t+1)×(A/C(n)) (22)
Po(n)
=Pi(t)×(B/C(n))+Pi(t+1)×(A/C(n)) (22)
解像度変換部12は、上記のようにして、出力画素O(n)の画像データPo(n)を出力画像格納部7に格納すると、カウンタ6のカウント値nをインクリメント(n=n+1)する(ステップST9)。
解像度変換部12は、カウンタ6のカウント値nがN以下であれば、ステップST3に戻り、ステップST3〜ST9の処理を継続する(ステップST10)。
一方、カウンタ6のカウント値nがNを超えると、mライン目の解像度の変換処理を終了し(ステップST10)、m+1ライン目の解像度の変換処理を開始する。m+1ライン目の解像度の変換処理は、mライン目の解像度の変換処理と同様であり、最終的に、Mライン目の解像度の変換処理が終了するまで、同様の処理を繰り返し実施する。
解像度変換部12は、カウンタ6のカウント値nがN以下であれば、ステップST3に戻り、ステップST3〜ST9の処理を継続する(ステップST10)。
一方、カウンタ6のカウント値nがNを超えると、mライン目の解像度の変換処理を終了し(ステップST10)、m+1ライン目の解像度の変換処理を開始する。m+1ライン目の解像度の変換処理は、mライン目の解像度の変換処理と同様であり、最終的に、Mライン目の解像度の変換処理が終了するまで、同様の処理を繰り返し実施する。
画像出力部8は、上記のようにして、解像度変換部12が出力画像Oを構成している全ての出力画素O(n)の画像データPo(n)を出力画像格納部7に格納すると、解像度変換後の画像の画像データとして、出力画像格納部7に格納されている全ての出力画素O(n)の画像データPo(n)を例えば表示装置に出力する。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、解像度変換対象の画像の隣接画素毎に、当該隣接画素の解像度変換倍率C(n)の設定を受け付ける解像度変換倍率設定受付部11を設け、画像入力部3により入力された入力画像Iの隣接画素毎に、解像度変換倍率設定受付部11により設定が受け付けられた隣接画素毎の解像度変換倍率C(n)にしたがって画像の解像度を変換するように構成したので、隣接画素毎に異なる解像度変換倍率C(n)で解像度変換処理を実施することができる効果を奏する。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3による解像度変換装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
解像度変換倍率設定受付部21は例えばキーボードやマウスなどのマンマシンインタフェースから構成されており、解像度変換対象の画像のラインm(m=1,2,・・・,M)毎に、当該ラインmの解像度変換倍率(di+α(m))/baseの設定を受け付けるとともに、解像度変換対象の画像の隣接画素毎に、当該隣接画素の解像度変換倍率β(n)/base(n=1,2,・・・,N)の設定を受け付けて、解像度変換倍率C(n)=(di+α(m)+β(n))/baseを解像度変換倍率記憶部2に出力する。
なお、解像度変換倍率設定受付部21及び解像度変換倍率記憶部2から変換倍率設定受付手段が構成されている。
図9はこの発明の実施の形態3による解像度変換装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
解像度変換倍率設定受付部21は例えばキーボードやマウスなどのマンマシンインタフェースから構成されており、解像度変換対象の画像のラインm(m=1,2,・・・,M)毎に、当該ラインmの解像度変換倍率(di+α(m))/baseの設定を受け付けるとともに、解像度変換対象の画像の隣接画素毎に、当該隣接画素の解像度変換倍率β(n)/base(n=1,2,・・・,N)の設定を受け付けて、解像度変換倍率C(n)=(di+α(m)+β(n))/baseを解像度変換倍率記憶部2に出力する。
なお、解像度変換倍率設定受付部21及び解像度変換倍率記憶部2から変換倍率設定受付手段が構成されている。
解像度変換部22は入力画像格納部4に格納されている画像の隣接画素毎に、解像度変換倍率記憶部2に記憶されている解像度変換倍率C(n)にしたがって画像の解像度を変換し、解像度変換後の画像を出力画像格納部7に出力する。
なお、解像度変換部22及びカウンタ6から解像度変換手段が構成されている。
この発明の実施の形態3による解像度変換装置の処理内容を示すフローチャートは、上記実施の形態1における図2と同様である。
なお、解像度変換部22及びカウンタ6から解像度変換手段が構成されている。
この発明の実施の形態3による解像度変換装置の処理内容を示すフローチャートは、上記実施の形態1における図2と同様である。
上記実施の形態1では、解像度変換倍率設定受付部1が解像度変換対象の画像のラインm毎に、当該ラインmの解像度変換倍率C(m)の設定を受け付けるものについて示し、上記実施の形態2では、解像度変換倍率設定受付部11が解像度変換対象の画像の隣接画素毎に、当該隣接画素の解像度変換倍率C(n)の設定を受け付けるものを示したが、解像度変換倍率設定受付部21が解像度変換対象の画像のラインm毎に、当該ラインmの解像度変換倍率(di+α(m))/baseの設定を受け付けるとともに、解像度変換対象の画像の隣接画素毎に、当該隣接画素の解像度変換倍率β(n)/baseの設定を受け付けて、解像度変換部22が入力画像格納部4に格納されている画像の隣接画素毎に、解像度変換倍率設定受付部21により設定が受け付けられた解像度変換倍率C(n)=(di+α(m)+β(n))/baseにしたがって画像の解像度を変換するようにしてもよい。
図10は同一画像内において、隣接画素毎に解像度の変換倍率を変更している様子を示す説明図である。
図10では、図3のパラメータCに相当するパラメータをdi+α(m)+β(n)で表し(m=1,2,・・・,M、n=1,2,・・・,N)、ラインm毎にα(m)を変更し、隣接画素毎にβ(n)を変更することにより(diは固定値)、ラインmと隣接画素毎に解像度の変換倍率を変更している様子を示している。
α(m)とβ(n)の決定方法については、上記実施の形態1,2と同様に、α(m)やβ(n)をk次関数(kは任意定数)として決定する方法や、複数点の座標を指定して、指定の座標間を直線で近似することにより決定する方法などがある。
なお、入力画像のサンプリング間隔に限らず、出力画像のサンプリング間隔に対しても同様の処理を行うことで同等の効果を得ることができる。
図10では、図3のパラメータCに相当するパラメータをdi+α(m)+β(n)で表し(m=1,2,・・・,M、n=1,2,・・・,N)、ラインm毎にα(m)を変更し、隣接画素毎にβ(n)を変更することにより(diは固定値)、ラインmと隣接画素毎に解像度の変換倍率を変更している様子を示している。
α(m)とβ(n)の決定方法については、上記実施の形態1,2と同様に、α(m)やβ(n)をk次関数(kは任意定数)として決定する方法や、複数点の座標を指定して、指定の座標間を直線で近似することにより決定する方法などがある。
なお、入力画像のサンプリング間隔に限らず、出力画像のサンプリング間隔に対しても同様の処理を行うことで同等の効果を得ることができる。
ここで、出力画像のライン毎の出力サイズと余白部分について説明する。
出力画像Oの各ラインmの出力サイズL(m)は、下記の式(23)で表される。
L(m)=Lin×Σ(di+α(m)+β(n))/base (23)
ただし、Σはn=1〜Nにおけるdi+α(m)+β(n)の総和を示す数学記号である。
また、出力画像Oの余白部分は、式(11)で表される。
出力画像Oの各ラインmの出力サイズL(m)は、下記の式(23)で表される。
L(m)=Lin×Σ(di+α(m)+β(n))/base (23)
ただし、Σはn=1〜Nにおけるdi+α(m)+β(n)の総和を示す数学記号である。
また、出力画像Oの余白部分は、式(11)で表される。
以下、図9の解像度変換装置の具体的な動作を説明する。
解像度変換倍率設定受付部21は、画像入力部1が解像度変換対象の画像を入力する前に、隣接画素毎の解像度変換倍率のラインm(m=1,2,・・・,M)毎に、当該ラインmの解像度変換倍率(di+α(m))/baseの設定を受け付けるとともに、解像度変換対象の画像の隣接画素毎に、当該隣接画素の解像度変換倍率β(n)/base(n=1,2,・・・,N)の設定を受け付けて、解像度変換倍率C(n)=(di+α(m)+β(n))/baseを解像度変換倍率記憶部2に格納する。
ここでは、解像度変換倍率設定受付部21がラインmの解像度変換倍率(di+α(m))/baseの設定を受け付けるものを示しているが、隣接画素のサンプリング間隔diとbaseは固定値であるため、α(m)の設定を受け付けるようにしてもよい。
解像度変換倍率設定受付部21は、画像入力部1が解像度変換対象の画像を入力する前に、隣接画素毎の解像度変換倍率のラインm(m=1,2,・・・,M)毎に、当該ラインmの解像度変換倍率(di+α(m))/baseの設定を受け付けるとともに、解像度変換対象の画像の隣接画素毎に、当該隣接画素の解像度変換倍率β(n)/base(n=1,2,・・・,N)の設定を受け付けて、解像度変換倍率C(n)=(di+α(m)+β(n))/baseを解像度変換倍率記憶部2に格納する。
ここでは、解像度変換倍率設定受付部21がラインmの解像度変換倍率(di+α(m))/baseの設定を受け付けるものを示しているが、隣接画素のサンプリング間隔diとbaseは固定値であるため、α(m)の設定を受け付けるようにしてもよい。
画像入力部3は、上記実施の形態1と同様に、例えば、デジタルカメラが接続されると、そのデジタルカメラにより撮影された解像度変換対象の画像を入力し、その入力画像Iを入力画像格納部4に格納する。
解像度変換部22は、画像入力部3が入力画像Iを入力画像格納部4に格納すると、隣接画素毎に解像度の変換処理を実施する。
ここでは説明の便宜上、mライン目(m=1,2,・・・,M)の解像度の変換処理について説明する。
解像度変換部22は、画像入力部3が入力画像Iを入力画像格納部4に格納すると、隣接画素毎に解像度の変換処理を実施する。
ここでは説明の便宜上、mライン目(m=1,2,・・・,M)の解像度の変換処理について説明する。
まず、解像度変換部22は、カウンタ6のカウント値nを“1”に初期設定して(ステップST1)、解像度変換倍率記憶部2から隣接画素の解像度変換倍率C(n)=(di+α(m)+β(n))/baseを取得し、その解像度変換倍率C(n)を用いて、出力画像Oにおけるラインmの出力サイズL(m)と余白サイズS(m)を算出する(ステップST2)。
即ち、解像度変換部22は、式(23)にC(n)=(di+α(m)+β(n))/baseを代入して、出力画像Oにおけるラインmの出力サイズL(m)を算出する。
また、解像度変換部22は、出力画像Oにおけるラインmの出力サイズL(m)を算出すると、その出力サイズL(m)を式(11)に代入して、出力画像Oにおけるラインmの余白サイズS(m)を算出する。
即ち、解像度変換部22は、式(23)にC(n)=(di+α(m)+β(n))/baseを代入して、出力画像Oにおけるラインmの出力サイズL(m)を算出する。
また、解像度変換部22は、出力画像Oにおけるラインmの出力サイズL(m)を算出すると、その出力サイズL(m)を式(11)に代入して、出力画像Oにおけるラインmの余白サイズS(m)を算出する。
次に、解像度変換部22は、カウンタ6のカウント値nを式(2)に代入して、出力画素O(n)のサンプリング位置Do(n)を算出する(ステップST3)。
解像度変換部12は、出力画素O(n)のサンプリング位置Do(n)を算出すると、条件式(13)が成立するか否かを判定して、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素であるか否かを判定する(ステップST4)。
即ち、解像度変換部22は、条件式(13)が成立しなければ、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素であると判定し、条件式(13)が成立すれば、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素ではないと判定する。
解像度変換部12は、出力画素O(n)のサンプリング位置Do(n)を算出すると、条件式(13)が成立するか否かを判定して、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素であるか否かを判定する(ステップST4)。
即ち、解像度変換部22は、条件式(13)が成立しなければ、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素であると判定し、条件式(13)が成立すれば、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素ではないと判定する。
解像度変換部22は、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素であると判定すると、出力画素O(n)の画像データPo(n)を“0”として出力画像格納部7に格納する(ステップST5)。
一方、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素でないと判定すると、式(6)〜(8)に相当する連立方程式(19)〜(21)を用いて、条件式(5)を満足する入力画素I(t)のサンプリング位置Di(t),Di(t+1)を特定する(ステップST6)。
一方、サンプリング位置Do(n)の出力画素O(n)が余白部分の画素でないと判定すると、式(6)〜(8)に相当する連立方程式(19)〜(21)を用いて、条件式(5)を満足する入力画素I(t)のサンプリング位置Di(t),Di(t+1)を特定する(ステップST6)。
解像度変換部22は、条件式(5)を満足する入力画素I(t)のサンプリング位置Di(t),Di(t+1)を特定すると、式(9)に相当する式(22)に、Di(t),Di(t+1)を代入して、出力画素O(n)の画像データPo(n)を算出し(ステップST7)、その画像データPo(n)を出力画像格納部7に格納する(ステップST8)。
解像度変換部22は、上記のようにして、出力画素O(n)の画像データPo(n)を出力画像格納部7に格納すると、カウンタ6のカウント値nをインクリメント(n=n+1)する(ステップST9)。
解像度変換部22は、カウンタ6のカウント値nがN以下であれば、ステップST3に戻り、ステップST3〜ST8の処理を継続する(ステップST10)。
一方、カウンタ6のカウント値nがNを超えると、mライン目の解像度の変換処理を終了し(ステップST10)、m+1ライン目の解像度の変換処理を開始する。m+1ライン目の解像度の変換処理は、mライン目の解像度の変換処理と同様であり、最終的に、Mライン目の解像度の変換処理が終了するまで、同様の処理を繰り返し実施する。
解像度変換部22は、カウンタ6のカウント値nがN以下であれば、ステップST3に戻り、ステップST3〜ST8の処理を継続する(ステップST10)。
一方、カウンタ6のカウント値nがNを超えると、mライン目の解像度の変換処理を終了し(ステップST10)、m+1ライン目の解像度の変換処理を開始する。m+1ライン目の解像度の変換処理は、mライン目の解像度の変換処理と同様であり、最終的に、Mライン目の解像度の変換処理が終了するまで、同様の処理を繰り返し実施する。
画像出力部8は、上記のようにして、解像度変換部22が出力画像Oを構成している全ての出力画素O(n)の画像データPo(n)を出力画像格納部7に格納すると、解像度変換後の画像の画像データとして、出力画像格納部7に格納されている全ての出力画素O(n)の画像データPo(n)を例えば表示装置に出力する。
以上で明らかなように、この実施の形態3によれば、解像度変換対象の画像のラインm毎に、当該ラインmの解像度変換倍率(di+α(m))/baseの設定を受け付けるとともに、解像度変換対象の画像の隣接画素毎に、当該隣接画素の解像度変換倍率β(n)/baseの設定を受け付ける解像度変換倍率設定受付部21を設け、画像入力部3により入力された入力画像Iの隣接画素毎に、解像度変換倍率設定受付部21により設定が受け付けられた解像度変換倍率C(n)=(di+α(m)+β(n))/baseにしたがって画像の解像度を変換するように構成したので、ラインと隣接画素毎に異なる解像度変換倍率C(n)で解像度変換処理を実施することができる効果を奏する。
1,11,21 解像度変換倍率設定受付部(変換倍率設定受付手段)、2 解像度変換倍率記憶部(変換倍率設定受付手段)、3 画像入力部(画像入力手段)、4 入力画像格納部(画像入力手段)、5,12,22 解像度変換部(解像度変換手段)、6 カウンタ(解像度変換手段)、7 出力画像格納部(画像出力手段)、8 画像出力部(画像出力手段)。
Claims (3)
- 解像度変換対象の画像のライン毎に、当該ラインの解像度変換倍率の設定を受け付ける変換倍率設定受付手段と、解像度変換対象の画像を入力する画像入力手段と、上記画像入力手段により入力された画像のライン毎に、上記変換倍率設定受付手段により設定が受け付けられたライン毎の解像度変換倍率にしたがって画像の解像度を変換する解像度変換手段と、上記解像度変換手段により解像度が変換された画像を出力する画像出力手段とを備えた解像度変換装置。
- 解像度変換対象の画像の隣接画素毎に、当該隣接画素の解像度変換倍率の設定を受け付ける変換倍率設定受付手段と、解像度変換対象の画像を入力する画像入力手段と、上記画像入力手段により入力された画像の隣接画素毎に、上記変換倍率設定受付手段により設定が受け付けられた隣接画素毎の解像度変換倍率にしたがって画像の解像度を変換する解像度変換手段と、上記解像度変換手段により解像度が変換された画像を出力する画像出力手段とを備えた解像度変換装置。
- 解像度変換対象の画像のライン毎に、当該ラインの解像度変換倍率の設定を受け付けるとともに、上記画像の隣接画素毎に、当該隣接画素の解像度変換倍率の設定を受け付ける変換倍率設定受付手段と、解像度変換対象の画像を入力する画像入力手段と、上記画像入力手段により入力された画像の隣接画素毎に、上記変換倍率設定受付手段により設定が受け付けられたライン毎の解像度変換倍率と隣接画素毎の解像度変換倍率にしたがって画像の解像度を変換する解像度変換手段と、上記解像度変換手段により解像度が変換された画像を出力する画像出力手段とを備えた解像度変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006288902A JP2008109280A (ja) | 2006-10-24 | 2006-10-24 | 解像度変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100988481B1 (ko) | 2009-06-01 | 2010-10-18 | 전자부품연구원 | 모드 변환 이미지 입력방법 및 장치 |
-
2006
- 2006-10-24 JP JP2006288902A patent/JP2008109280A/ja active Pending
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