JP2008107700A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力された映像信号が、表示装置側で対応していないフォーマットである場合、そのズレを数値化して表示することができる表示装置を提供する。
【解決手段】第1の判別手段6aにより入力された映像信号のフォーマットが表示装置1で対応するフォーマットか否かを判別し、対応していない場合、第2の判別手段6bにより、入力された映像信号が強制的に表示できるかどうかを判別する。また第2の判別手段6bは同時に、入力された映像信号と同一のものであろうフォーマットをユーザに選択させ、該当フォーマットの規定値と、入力された映像信号とを比較して差分を算出することが可能であり、LCDパネル5にその差分をOSD表示することで、ユーザは入力された映像信号がフォーマットの定格値からどれくらいのズレが生じているのかを容易に把握することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、規格外の信号が入力される際、周波数等の各種パラメータが規格からどれくらい外れているかをユーザに報知することが可能な表示装置に関する。
従来、映像信号を出力する電子機器において、表示装置及び映像出力装置の双方の高性能化により、僅か数年において多種多様な映像信号のフォーマットが提案され、実際に用いられている。この映像信号のフォーマットの多様化により、表示装置及び映像出力装置の双方が、異なるフォーマットに対応しているような場合がある。表示装置と映像出力装置の間で、異なるフォーマットが用いられてしまうと、表示装置では正しく映像を表示できない虞がある。このような場合において、複数のフォーマットを正しく識別し、映像を表示する方法や、対応するフォーマット以外の映像信号が入力された場合、映像を正しく表示できない原因をユーザによって把握し、切り分けをすることができるように、様々な方法が開示されている。
例えば特許文献1では、入力された映像信号の同期信号を検出し、これを無信号または周波数範囲外と判定した場合に、入力された映像信号とは非同期のクロック及び同期信号に切換え、液晶パネルに映像を表示することで、ユーザに異常状態を認識させる方法が開示されている。
また特許文献2では、フォーマット判別回路により、装置が対応する複数のフォーマットの映像信号から1つを特定し、当該フォーマットによって映像の表示をする方法が開示されている。
更に特許文献3では、異なる映像信号フォーマット間の変換により劣化した映像となる第1の映像信号と、第1の映像信号と同一のフォーマットであり、フォーマット変換を行っていない第2の映像信号とを識別し、映像がフォーマット変換されたものか否かをユーザが容易に判別可能とする方法が開示されている。
特開2001−92425号公報 特開2001−292351号公報 特開2002−374502号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、装置が対応するフォーマットを逸脱するような映像信号が入力される場合、異常画面等でユーザが入力される映像信号が装置に対応していないことは把握できるが、入力される映像信号に、装置が対応するフォーマットに対してどのくらいのズレ量が生じているのかを把握することは困難である。
また、特許文献2及び3の方法は、何れも入力信号は装置が対応するフォーマットであることが前提であり、装置が対応するフォーマット以外の映像信号の入力に備えるものではない。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、対応するフォーマットを逸脱した映像信号が入力された場合に、該映像信号において、対応するフォーマットからどのくらいのズレが生じているかをユーザが容易に把握することができる表示装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る表示装置は、所定の画素数により構成され、映像を表示する表示部と、
外部機器から入力された映像信号を受信する受信部と、
入力された映像信号を検出し、該入力された映像信号から所定のパラメータを得る信号検出部と、
映像信号に対するフレームレート及び解像度の変換をする画像処理部と、
映像信号の複数のフォーマットを判別するためのフォーマット毎の設定値を記憶するための記憶手段と、
装置の動作制御を行う制御部と、
を備える表示装置において、
前記パラメータと、前記記憶手段に記憶される設定値とを比較することで、映像信号が何れのフォーマットであるかを判別する第1の判別手段と、
入力された映像信号が、前記第1の判別手段によってフォーマットを判別することができない場合、若しくは、フォーマットは判別できるが前記設定値に対してズレが生じている場合、入力された映像信号の拡大若しくは縮小を行うことで前記表示部へ強制的に表示することができるか否かを判別する第2の判別手段とを備えることを特徴とする。
請求項1の構成によれば、入力された映像信号のフォーマットを第1の判別手段により判別し、表示装置が対応するフォーマット以外の映像信号が入力された場合や、対応するフォーマットであっても各パラメータがフォーマットの規格に対してズレているような時に、第2の判別手段により入力された映像信号の拡大若しくは縮小を行うことで強制的に表示部に表示できるかを判別することができる。
請求項2の係る表示装置は、請求項1記載の表示装置において、前記第2の判別手段により強制的に映像を表示することが可能と判断される場合は入力された映像信号を拡大若しくは縮小をして前記表示部へ表示し、強制的に映像の表示することが不可能と判断される場合は無信号状態とすることを特徴とする。
請求項2の構成によれば、第2の判別手段により強制的に表示できると判別された映像信号を、表示部に表示することができ、表示できないと判別された場合は、表示を行わず、無信号状態とすることができる。
請求項3に係る表示装置は、請求項1又は2記載の表示装置において、前記第1の判別手段により、前記パラメータが前記設定値の何れとも合致しないと判断された場合、ユーザが前記記憶手段に記憶される複数のフォーマットから、入力された映像信号に最も近似するフォーマットを選択することにより、前記第2の判別手段は、前記選択されたフォーマットの設定値と入力された映像信号のパラメータとを比較し、その差分を数値化し、該差分を前記表示部に表示することを特徴とする。
請求項3の構成によれば、入力された映像信号が、表示装置が対応するフォーマットを逸脱するものであると第1の判別手段により判別された場合、ユーザが、記憶手段に記憶される複数のフォーマットの設定値から映像信号のパラメータと最も近しいものを選択することで、その設定値とパラメータとを比較して得られる差分を数値化して表示部に表示することができる。
請求項4に係る表示装置は、請求項1又は2記載の表示装置において、前記第1の判別手段によりフォーマットは判別できるが、前記パラメータが前記設定値に対してズレが生じている場合、前記第2の判別手段は前記判別されたフォーマットの設定値と前記パラメータとを比較し、その差分を数値化し、該差分を前記表示部に表示することを特徴とする。
請求項4の構成によれば、入力された映像信号のフォーマットが、表示装置が対応するフォーマットであると第1の判別手段により判別され、且つ対応フォーマットの設定値と映像信号のパラメータにズレが生じている場合、そのズレを数値化して表示部に表示することができる。
請求項5に係る表示装置は、請求項1から4の何れか1項記載の表示装置において、前記パラメータとは、入力された映像信号の垂直周波数、水平周波数、クロック周波数及び極性であり、前記記憶手段に記憶される設定値は、各フォーマットにおいて規格される垂直周波数、水平周波数、クロック周波数及び極性であることを特徴とする。
請求項5の構成によれば、入力された映像信号のパラメータとして、映像信号の波形の垂直周波数、水平周波数、クロック周波数及び極性を用いる。また設定値は、各フォーマットにおける、同じく垂直周波数、水平周波数、クロック周波数及び極性を用いる。
請求項1に係る表示装置は、所定の画素数により構成され、映像を表示する表示部と、
外部機器から入力された映像信号を受信する受信部と、
入力された映像信号を検出し、該入力された映像信号から所定のパラメータを得る信号検出部と、
映像信号に対するフレームレート及び解像度の変換をする画像処理部と、
映像信号の複数のフォーマットを判別するためのフォーマット毎の設定値を記憶するための記憶手段と、
装置の動作制御を行う制御部と、
を備える表示装置において、
前記パラメータと、前記記憶手段に記憶される設定値とを比較することで、映像信号が何れのフォーマットであるかを判別する第1の判別手段と、
入力された映像信号が、前記第1の判別手段によってフォーマットを判別することができない場合、若しくは、フォーマットは判別できるが前記設定値に対してズレが生じている場合、入力された映像信号の拡大若しくは縮小を行うことで前記表示部へ強制的に表示することができるか否かを判別する第2の判別手段とを備えるので、表示装置が対応するフォーマットを逸脱するような映像信号が入力された場合に、該映像信号に加工を施すことで強制的に表示することが可能かどうかを判別することができる。
請求項2の係る表示装置は、請求項1記載の表示装置において、前記第2の判別手段により強制的に映像を表示することが可能と判断される場合は入力された映像信号を拡大若しくは縮小をして前記表示部へ表示し、強制的に映像の表示することが不可能と判断される場合は無信号状態とするので、入力された映像信号が表示装置の対応するフォーマットを逸脱するものであっても、映像信号に含まれる映像の表示を試みることができる。
請求項3に係る表示装置は、請求項1又は2記載の表示装置において、前記第1の判別手段により、前記パラメータが前記設定値の何れとも合致しないと判断された場合、ユーザが前記記憶手段に記憶される複数のフォーマットから、入力された映像信号に最も近似するフォーマットを選択することにより、前記第2の判別手段は、前記選択されたフォーマットの設定値と入力された映像信号のパラメータとを比較し、その差分を数値化し、該差分を前記表示部に表示するので、ユーザは他装置から出力中の映像信号のパラメータが、表示装置が対応するフォーマットとの内最も近い物と、どのくらいズレが生じているかを数値により視認することができる。
請求項4に係る表示装置は、請求項1又は2記載の表示装置において、前記第1の判別手段によりフォーマットは判別できるが、前記パラメータが前記設定値に対してズレが生じている場合、前記第2の判別手段は前記判別されたフォーマットの設定値と前記パラメータとを比較し、その差分を数値化し、該差分を前記表示部に表示するので、ユーザは他装置から出力中の映像信号のパラメータが、該映像信号が示すフォーマットで規定されている設定値とどの程度のズレが生じているかを視認することができる。
請求項5に係る表示装置は、請求項1から4の何れか1項記載の表示装置において、前記パラメータとは、入力された映像信号の垂直周波数、水平周波数、クロック周波数及び極性であり、前記記憶手段に記憶される設定値は、各フォーマットにおいて規格される垂直周波数、水平周波数、クロック周波数及び極性であるので、映像信号の波形を構成する代表的な3つの要素を持って映像信号の判別を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1から図6を参照して説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反さない範囲で、実施例において説明した以外のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図1〜図6は、本発明の一実施例を示し、図1は、本実施例における表示装置の構成を示すブロック図である。図2及び図3は、表示装置の入力映像信号のフォーマット判別動作を示すフローチャート図である。図4〜図6は、本発明の動作を行った際のパラメータの表示例を示す説明図である。図7は、表示装置のパネル仕様を示す表である。
本実施例における表示装置の構成について、図1に基づいて説明する。1は外部装置から入力される映像を表示する表示装置である。2は入力された映像信号をアナログデータからデジタルデータへ変換するA/D変換部である。3は、映像信号の入力を検出すると共にデジタルデータに変換された映像信号の水平周波数、垂直周波数、クロック周波数及び極性のカウントを行う信号検出及び水平・垂直・クロック周波数及び極性カウンター部である。4は映像のフレームレート変換処理及び解像度変換処理を行う画像処理部である。5は映像を表示する表示部たるLCDパネルである。6は信号検出及び水平・垂直・クロック周波数及び極性カウンター部3及び画像処理部4の制御を行う制御部たるマイコンである。マイコン6は、入力される映像信号のフォーマットを判別する第1の判別手段6aと、映像信号を強制的に表示することができるかを判別する第2の判別手段6bを有する。7は記憶手段たるメモリである。表示装置1は図示しない外部機器たるパソコン10と接続し、パソコン10は映像信号を表示装置1に出力するものとする。
次に、第1の判別手段6aの動作について説明する。映像信号は、信号検出及び水平・垂直・クロック周波数及び極性カウンター部3により、水平周波数、垂直周波数、極性といったパラメータとして検出され、第1の判別手段6aは、これらのパラメータが、メモリ7に記憶される複数のフォーマットの定格値と比較して誤差±5%以内の範囲に収まっているかを判別する。この結果、メモリ7に記憶されている全てのフォーマットに対して、パラメータが誤差±5%の範囲内に収まっていなければ、フォーマット判定不可となり、入力された映像信号は表示装置1の対応フォーマットではない信号として判断する。これらの判断に基づき、マイコン6は画像処理部4を制御する。
次に第2の判別手段6bの動作について説明する。第2の判別手段6bは、水平Total期間の1ライン当たりのドット数を使用して入力される映像信号が正常に映像の表示が可能か否かの判別を行う。例えばLCDパネル5をWXGA(横1366ピクセル縦768ピクセル)とする。図7に示すような表示能力を有するLCDパネル5に対して、水平周波数及び垂直周波数がズレた解像度XGA(横1024ピクセル縦768ピクセル)の信号が入力された際に、入力された映像信号を強制的にLCDパネル5に映像を映すため、解像度SVGA(横800ピクセル縦600ピクセル)の設定を後述のようにユーザが選択し画像処理部に設定した場合、垂直方向に600ピクセルからWXGAの縦768ピクセルへ1.28倍に拡大するため、映像信号の垂直Totalライン数は縦768ピクセル×1.28=983ピクセルとなり、垂直Totalライン数(Vtotal)=789ピクセル〜822ピクセルを超えてしまい、パネルのスペックを逸脱してしまうため、LCDパネル5は映像を表示することができない。画像処理部4はマイコン6に対してどれだけの水平Total期間でLCDパネル5へ出力しているかを通知することができるので、入力された映像信号に対して上記のような算出処理を行うことで、第2の判別手段6bは映像信号がLCDパネル5の表示能力を超えているか否かを判別し、この判別に基づいてマイコン6は画像処理部4の制御を行うことができる。
次に、表示装置の映像信号のフォーマット判別動作について、図2及び図3のフローチャート及び図4〜図6に示すOSD表示を示す説明図に基づいて説明する。尚、図4〜図6は、あくまでOSD表示の例であり、適宜表示情報の選別や追加・変更等を行ってよいものである。まずA/D変換部2を通じて変換された映像信号の入力を信号検出及び水平・垂直・クロック周波数及び極性カウンター部3により検出する(S11)。映像信号が検出された場合、水平周波数、垂直周波数、クロック周波数及び極性を測定する(S12)。映像信号が検出されない場合はNo Signal(無信号)の表示を行う(S17)。入力された映像信号のフォーマットを判別するために、メモリ7を参照し、各フォーマットで規定される水平周波数、垂直周波数、クロック周波数及び極性に関するデータを読み出す(S13)。メモリ7に記憶される複数のフォーマットの内、入力された映像信号と合致するものがあるかを第1の判別手段6aにより判別し(S14)、フォーマットが判別できた場合、該当フォーマットの規定値に対する映像信号の各種パラメータのズレを、自動補正機能により正常な範囲へ引き込めるかどうかを第2の判別手段6bにより行う(S15)。自動補正機能とは、入力された映像信号のズレを補正するための従来からある技術であり、例えば映像信号のCLOCK周波数が前後することによる表示映像の拡縮や、水平周波数や垂直周波数の極性が逆である場合の、映像の上下左右方向のズレを防止するための従来から表示装置において使用される機能のことである。正常な範囲に引き込める場合は映像信号をLCDパネル5に表示すると共に、映像信号のフォーマットと、映像信号の水平周波数、垂直周波数及び極性をOSD表示する(S16)。このとき、LCDパネル5には図4(a)のように、左側には入力された映像信号が示すフォーマット、水平周波数、垂直周波数、クロック周波数及び極性が表示し、右側には入力された映像信号が示すフォーマットにおける定格値を表示する。自動補正機能で正常な範囲へ引き込めない場合、自動補正機能による正常に引き込める範囲、若しくは入力された映像信号に最も近似するフォーマットから、どのくらい外れているのか、差分を算出する(S18)。差分の算出方法は別途後述する。映像信号を補正せず、ズレたままLCDパネル5に表示し、ステップ18にて算出した差分をLCDパネル5にOSD表示し、ユーザに表示した差分に基づいて映像信号送出側機器の微調整を促す(S19)。例えばフォーマットの定格値として極性がポジティブ(Positive)に対して、入力された映像信号の極性がネガティブ(Negative)だった場合において、OSD表示は図4(b)に示すように、左側に入力された映像信号が示すフォーマット、水平周波数、垂直周波数、クロック周波数及び極性が表示され、右側には入力された映像信号が示すフォーマットにおける定格値を表示する。入力された映像信号における、フォーマットの定格値と異なるパラメータをハイライト(強調表示)し、画面下部に定格値と異なるパラメータが存在する旨を示すメッセージを表示する。
次に、ステップS14にて、第1の判別手段が、入力された映像信号のフォーマットを判別できないケースを説明する。表示装置1が対応するフォーマットではない、規格外の映像信号である場合、この映像信号強制的に表示可能かどうかを第2の判別手段6bにより判別する(S20)。強制的に表示できると判別される場合、LCDパネル5に映像の強制表示を行い、図5(a)に示すように、入力された映像信号のフォーマットが判別できない旨を示すメッセージを映像に重畳させてOSD表示すると共に、現在入力されている映像信号のフォーマットを手動選択するか否かをユーザに問う画面を表示する。映像信号のフォーマットの手動選択を行うとした場合、図5(b)に示すような画面を表示し、映像信号のフォーマットをユーザに選択させる(S21)。マイコン6は、選択されたフォーマットの定格値と、入力された映像信号のパラメータとを比較し、差分を算出する(S22)。差分の算出方法については後述する。差分の算出を終えたら、OSD表示により、図6に示すように、入力された映像信号における水平周波数、垂直周波数、クロック周波数及び極性と共にユーザが選択したフォーマットの定格値を表示し、それらの差分を表示する(S23)。
ステップS20にて強制表示ができないと判別される場合は、LCDパネル5を無信号状態とし、図5(c)に示すように、入力された映像信号のフォーマットが判別できない旨を示すメッセージを無信号状態のLSCパネル5にOSD表示すると共に、現在入力されている映像信号のフォーマットを手動選択するか否かをユーザに問う画面を表示する。映像信号のフォーマットの手動選択を行うとした場合、図5(b)に示すような画面を表示し、映像信号のフォーマットをユーザに選択させる(S24)。マイコン6は、選択されたフォーマットの定格値と、入力された映像信号のパラメータとを比較し、差分を算出する(S25)。差分の算出を終えたら、OSD表示により、図6に示すように、入力された映像信号における水平周波数、垂直周波数、クロック周波数及び極性と共にユーザが選択したフォーマットの定格値を表示し、それらの差分を表示する(S26)。
次に、映像信号の各種パラメータと、ユーザにより選択されたフォーマットの定格値との差分の算出方法について説明する。入力された映像信号の各種パラメータは、上述の通り信号検出及び水平・垂直・クロック周波数及び極性カウンター部3により数値化され、マイコン6に一時的に記憶される。この時、マイコン6は、数値化された映像信号のパラメータに基づき映像信号のフォーマットを判別する。映像信号のフォーマットが判別できる場合は該当フォーマットが示すパラメータの定格値を取得する。判別できない場合は、ユーザに何れのフォーマットが入力されているのかを確認及び選択をさせ、選択されたフォーマットが示すパラメータの定格値を取得する。このようにして得られたパラメータの定格値と映像信号のパラメータを比較し、差分を算出する。
以上のような表示装置1の構成によれば、表示装置1の対応するフォーマットを逸脱したフォーマットによる映像信号が入力された場合、入力された映像信号と表示装置の対応するフォーマットの間に、どのくらいの差異が生じているかを、ユーザが把握することができ、パソコン10等の映像信号を出力する外部機器の調整を行うことが容易となる。また、映像が表示できない場合においても、表示装置1とパソコン10の何れが原因かを容易に把握することができ、故障機器の特定を迅速に行うことができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、第1の判別手段6a及び第2の判別手段6bを、マイコン6が有する機能として説明したが、これに限定せずに他の独立した電子部品を用いてこれらを構成したとしても何ら問題は無い。
本発明の実施例における、表示装置の構成を示すブロック図である。 同上、映像信号のフォーマットを判別する際の表示装置の動作を示すフローチャート図である。 同上、映像信号のフォーマットを判別する際の表示装置の動作を示すフローチャート図である。 同上、映像信号のフォーマットを判別した際のOSDの表示例を示す説明図であり、(a)は自動補正後、正しく映像の表示が行える場合を、(b)は自動補正後、正しく映像の表示が行えなかった場合を示している。 同上、映像信号のフォーマットを判別した際のOSDの表示例を示す説明図であり、(a)は強制的に画面の表示が行えると判断された場合の映像信号の情報表示画面を、(b)は強制的に表示が可能と判別された後に表示される入力信号のフォーマット選択画面を、(c)は強制的に画面の表示が行えないと判断された場合の表示画面を、(d)は強制的に表示することが不可能と判別された後に表示される入力信号のフォーマット選択画面を、それぞれ示している。 同上、映像信号の水平周波数、垂直周波数、クロック周波数及び極性に対して、ユーザが選択したフォーマットの定格値である水平周波数、垂直周波数、クロック周波数及び極性を比較するOSD表示例を示す説明図である。 同上、表示装置のパネル仕様を示す表である。
符号の説明
1 表示装置
3 信号検出及び水平・垂直・クロック周波数及び極性カウンター部(信号検出部)
4 画像処理部
5 LCDパネル(表示部)
6 マイコン(制御部)
6a 第1の判別手段
6b 第2の判別手段
7 メモリ(記憶手段)

Claims (5)

  1. 所定の画素数により構成され、映像を表示する表示部と、
    外部機器から入力された映像信号を受信する受信部と、
    入力された映像信号を検出し、該入力された映像信号から所定のパラメータを得る信号検出部と、
    映像信号に対するフレームレート及び解像度の変換をする画像処理部と、
    映像信号の複数のフォーマットを判別するためのフォーマット毎の設定値を記憶するための記憶手段と、
    装置の動作制御を行う制御部と、
    を備える表示装置において、
    前記パラメータと、前記記憶手段に記憶される設定値とを比較することで、映像信号が何れのフォーマットであるかを判別する第1の判別手段と、
    入力された映像信号が、前記第1の判別手段によってフォーマットを判別することができない場合、若しくは、フォーマットは判別できるが前記設定値に対してズレが生じている場合、入力された映像信号の拡大若しくは縮小を行うことで前記表示部へ強制的に表示することができるか否かを判別する第2の判別手段とを備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記第2の判別手段により強制的に映像を表示することが可能と判断される場合は入力された映像信号を拡大若しくは縮小をして前記表示部へ表示し、強制的に映像の表示することが不可能と判断される場合は無信号状態とすることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記第1の判別手段により、前記パラメータが前記設定値の何れとも合致しないと判断された場合、ユーザが前記記憶手段に記憶される複数のフォーマットから、入力された映像信号に最も近似するフォーマットを選択することにより、前記第2の判別手段は、前記選択されたフォーマットの設定値と入力された映像信号のパラメータとを比較し、その差分を数値化し、該差分を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1又は2記載の表示装置。
  4. 前記第1の判別手段によりフォーマットは判別できるが、前記パラメータが前記設定値に対してズレが生じている場合、前記第2の判別手段は前記判別されたフォーマットの設定値と前記パラメータとを比較し、その差分を数値化し、該差分を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1又は2記載の表示装置。
  5. 前記パラメータとは、入力された映像信号の垂直周波数、水平周波数、クロック周波数及び極性であり、前記記憶手段に記憶される設定値は、各フォーマットにおいて規格される垂直周波数、水平周波数、クロック周波数及び極性であることを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載の表示装置。
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