JP2008104980A - 紫外線照射装置 - Google Patents

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Koichi Tamai
幸一 玉井
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Abstract

【課題】ランプ交換作業で作業者にかける負担を少なくでき、また作業スペースも少なくて済むようにした紫外線照射装置を提供する。
【解決手段】本発明は、被処理体を収容し、上面から紫外線の照射処理を行う照射室の上面に箱形の紫外線照射ユニットを設置した紫外線照射装置1において、紫外線照射ユニット2は、少なくとも出し入れ口となる一側面が開口した外ケース11と、細長い紫外線ランプ111を収容した内ケース12と、外ケースに対して内ケースを出し入れ口から引出し・押込み可能にスライドさせるスライド手段13,15と、スライド手段における出し入れ口近傍に設けられ、内ケースの全長が外ケースから引出された状態で当該内ケースの後端部を回転可能な状態で支持する回転支持手段14,16とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、被処理体を収容し、上面から紫外線の照射処理を行う照射室の上面に箱形の紫外線照射ユニットを設置した紫外線照射装置に関する。
一般に液晶パネル基板は、2枚のガラス板の間に液晶体を封入した構造であり、一方のガラス板上に多数のアクティブ素子(TFT)と液晶駆動用電極をマトリクス配列に形成し、ソースバスライン、ゲートバスラインにて各TFTのソース、ゲートを接続している。そしてTFT、液晶駆動用電極の上に配向膜を形成している。他方のガラス板の対向面側には、カラーフィルタ、配向膜、そして透明電極(ITO)を形成している。そして両ガラス板それぞれの配向膜間には間隔を保持し、補強するためのスペーサを液晶体と共に封入し、シール剤にて周囲を封止している。
このような構造の液晶パネル基板において、配向膜は、電極間に電圧を印加して液晶体を配向させる液晶配向を制御するためのものであり、近年、新しい配向膜の成膜技術が提案されている。それは、TFT素子が設けられた第1のガラス板と当該第1のガラス板に相対する第2のガラス板との間に、電圧印加により配向する配向性を持つ液晶体と紫外線に反応して重合を起こすジアゾ系の結合をもつ単量体の紫外線反応材料とを混合した材料を封入しておき、この液晶パネルに紫外線を照射して紫外線反応材料を重合させることで配向膜をガラス板上に形成する方法である。この方法によれば、配向膜形成工程を液晶封入工程の前に必要としないために、製造工程が簡略化でき、コスト、時間を削減できる利点がある。
この新しい液晶パネルの製造技術にあっては、液晶体と紫外線反応材料とを混合した材料に対して所定波長領域の紫外線を一様な面強度になるように照射できる紫外線照射装置が必要である。
図5に示すように、従来の紫外線照射装置100は、被処理基板10を処理する照射室101内に被処理基板10を設置し、これに紫外線を照射し、被処理基板10の内部に配向部を形成させるために複数体の紫外線照射ユニット102をその上方に並べて設置し、これら複数体の紫外線照射ユニット102の下に波長380nm以上の波長領域の可視光線、紫外線の透過を抑制するフィルタ103を配置した構成である。尚、照射室101の内部には、被処理基板10を配置するためのステージ151が設けられている。ステージ151上には、必要に応じて被処理基板10を冷却するための冷却板152が配置されている。また紫外線照射ユニット102は、下面側が開口した逆U字断面のユニットケース110内に紫外線放電ランプ111、この紫外線放電ランプ111からの紫外線を下方へ反射する主反射鏡112、そして紫外線放電ランプ111の下方両側において紫外線放電ランプ111からの紫外線を効果的に下方へ導く副反射板113から構成されている。
そして従来、図6に詳しく示してあるように、このような紫外線照射装置100における紫外線照射ユニット102は、出し入れ口となる一側面が開口した外ケース121に対して細長い紫外線ランプ111を収容した内ケース122をその出し入れ口から引出し・押込み可能に収容した構成である。そして内ケース122を外ケース121に対してスムーズにスライドさせるためには通常一般的に設けられるローラ機構(図示せず)が設けられている。
このような提案されている紫外線照射装置100では、メンテナンスのために各紫外線照射ユニット102内の紫外線ランプ111の交換その他のメンテナンス作業をする場合、図6に示しているように内ケース122を外ケース121からほぼ全長分引出しておき、この内ケース122を水平に支えた状態で作業をするようにしている。このため、メンテナンス作業において、紫外線照射装置の前側に最低でも紫外線照射ユニットの内ケースの全長分の長さ×装置幅の作業スペースを必要とすると共に、高い位置で水平状態に維持したまま内ケースのランプ交換作業や他のメンテナンス作業をする必要があって作業者に過度の負担をかけ、あるいは作業者を複数人必要とする問題点があった。
特開2006−35436号公報 特許第3482442号公報 特開2002−292825号公報
本発明は、上述した従来技術の課題に鑑みてなされたもので、メンテナンス作業で作業者にかける負担を少なくでき、また作業スペースも少なくて済む紫外線照射装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、被処理体を収容し、上面から紫外線の照射処理を行う照射室の上面に箱形の紫外線照射ユニットを設置した紫外線照射装置において、前記紫外線照射ユニットは、少なくとも出し入れ口となる一側面が開口した外ケースと、細長い紫外線ランプを収容した内ケースと、前記外ケースに対して前記内ケースを前記出し入れ口から引出し・押込み可能にスライドさせるスライド手段と、前記スライド手段における前記出し入れ口近傍に設けられ、前記内ケースの全長が前記外ケースから引出された状態で当該内ケースの後端部を回転可能な状態で支持する回転支持手段とを備えたことを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の紫外線照射装置において、前記スライド手段は、前記外ケースの底面に設置されたレールと、前記内ケースの底面後端部に設置された回転支持用ローラとで成り、前記回転支持手段は、前記レールの前記出し入れ口近傍の位置に形成され、前記回転支持用ローラが落ち込むだけの径の半円形の受け溝で成ることを特徴とするものである。
本発明の紫外線照射装置によれば、紫外線照射ユニットを少なくとも出し入れ口となる一側面が開口した外ケース内に内ケースを引出し・押込み可能に収容し、内ケースを外ケースからそのほぼ全長分引出した状態で当該内ケースの後端部を回転可能な状態で支持するようにしたので、紫外線ランプの交換その他のメンテナンス作業時に作業者は内ケースを外ケースから引出して垂直にした状態で作業することができ、メンテナンス作業の負担が軽減でき、またその作業に必要となる作業スペースを小さくできる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。図1は本発明の1つの実施の形態の紫外線照射装置1の通常状態を示し、図2は1つの紫外線照射ユニット2において外ケース11から内ケース12を引出して垂直にした状態を示している。
本実施の形態の紫外線照射装置1は、照射室10の上面に複数体の紫外線照射ユニット2を並設している。照射室10については、従来例として図5に示した紫外線照射装置100における照射室101と同様である。
図3に詳しいように、紫外線照射ユニット2は、長尺の紫外線放電ランプ111を収容し、その上方に紫外線放電ランプ111からの紫外線を下方へ反射する主反射鏡112を配置し、その下方に紫外線を下方に導くように反射する副反射板113を配置した細長い箱形の内ケース12を、一側面が引出し・押込み用の出し入れ口として開口している外ケース12内にスライド可能に収容した構成である。そして、内ケース12の底部両側には主ローラ13、そして底部後端に主ローラ13よりも小径の回転支持用ローラ14が取り付けてある。
図3に詳しいように、紫外線照射ユニット2の外ケース11は、内ケース12を引出し・押込みスライド可能に収容する細長い箱形のもので、内ケース12の主ローラ13の転動を支持し、また回転支持用ローラ14をガイドするレール15が底面両側に形成してあり、底面における両レール15,15間は内ケース12内の紫外線放電ランプ111からの紫外線を下方へ透過させるために開口面にしてある。図4に詳しいように、外ケース11のレール15における出し入れ口の近傍位置には回転支持用溝16が形成してある。この回転支持用溝16の内径は、内ケース12側の回転支持用ローラ14の外径とほぼ同等にして、大径の主ローラ13は落ち込むことがなく、より小径の回転支持用ローラ14だけが落ち込んで内ケース12がそれ以上前方へ引出されるのを防止すると共に、この状態で内ケース12の後端部を支えてそれよりも前方に引出されている部分が垂直状態になるまで下方へ回転するのを支持するようにしてある。
次に、上記構成の紫外線照射装置1の動作について説明する。図1に示す通常の使用状態から、メンテナンス作業が必要になれば、図2に示すように該当する紫外線照射ユニット2の内ケース12を外ケース11からほぼ全長分引出し、そのうちケース12の後端部を回転支持機構によって回転支持させ、内ケース12の全体を下方へ回転させて垂直な状態にする。これにより、作業者は縦状態になった内ケース12の中に収容される紫外線放電ランプ111を上側から情報に引出して交換作業をすることができるようになる。これにより、従来のように長い内ケースが引出して水平に維持したままその横から紫外線放電ランプ111の交換作業をする場合よりも作業スペースの投影面積を小さくて済み、また水平状態に維持する労力が必要でなくなるのでメンテナンス作業が一人でも簡単に行えるようになる。
尚、内ケース12は図2に示すように引出して垂直な状態にするとき、図4に示すように、その底部後端に設けられた回転支持用ローラ14が外ケース11の底面のレール15の前端近くの回転支持用受け溝16に落ち込んで停止、かつ、係止状態になるので、この状態のまま内ケース12の引出されている引出し前方部分を下方に回転させることができる。
メンテナンス作業が終了し内ケース12を元の水平な収容状態に戻す時には、内ケース12を水平な状態まで情報へ回転させ、その状態で少し強めに外ケース11内に内ケース12を押込む。この動作により、回転支持用ローラ14が回転支持用受け溝16から後方へ押出され、以降はレール15上を転動して内ケース12を元の収容位置まで軽い力を加えるだけで押込むことができる。
本発明の1つの実施の形態の紫外線照射装置の斜視図。 上記実施の形態の紫外線照射装置のメンテナンス作業時の状態の斜視図。 上記実施の形態の紫外線照射装置における紫外線照射ユニットの一部破断斜視図。 上記実施の形態の紫外線照射装置における紫外線照射ユニットの動作説明図。 従来の紫外線照射装置の断面図。 従来の紫外線照射装置のメンテナンス作業時の状態の斜視図。
符号の説明
1 紫外線照射装置
2 紫外線照射ユニット
10 照射室
11 外ケース
12 内ケース
13 主ローラ
14 回転支持用ローラ
15 レール
16 回転支持用受け溝
111 紫外線放電ランプ

Claims (2)

  1. 被処理体を収容し、上面から紫外線の照射処理を行う照射室の上面に箱形の紫外線照射ユニットを設置した紫外線照射装置において、
    前記紫外線照射ユニットは、
    少なくとも出し入れ口となる一側面が開口した外ケースと、
    細長い紫外線ランプを収容した内ケースと、
    前記外ケースに対して前記内ケースを前記出し入れ口から引出し・押込み可能にスライドさせるスライド手段と、
    前記スライド手段における前記出し入れ口近傍に設けられ、前記内ケースの全長が前記外ケースから引出された状態で当該内ケースの後端部を回転可能な状態で支持する回転支持手段とを備えたことを特徴とする紫外線照射装置。
  2. 前記スライド手段は、前記外ケースの底面に設置されたレールと、前記内ケースの底面後端部に設置された回転支持用ローラとで成り、
    前記回転支持手段は、前記レールの前記出し入れ口近傍の位置に形成され、前記回転支持用ローラが落ち込むだけの径の受け溝で成ることを特徴とする請求項1に記載の紫外線照射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017213567A (ja) * 2011-06-08 2017-12-07 ゼネックス・ディスインフェクション・サービシィズ・エルエルシイ 紫外線放電ランプ装置
CN115090477A (zh) * 2022-08-05 2022-09-23 安徽艾雅伦新材料科技有限公司 一种pvc板材防静电镀膜设备及其镀膜方法
WO2023145178A1 (ja) * 2022-01-25 2023-08-03 ウシオ電機株式会社 照射ユニット、ランプユニット、ランプホルダ

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