JP2008102562A - シナリオ作成支援プロブラム及び装置及び方法 - Google Patents

シナリオ作成支援プロブラム及び装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 適切なシナリオを作成するための、事象の過不足のない事故シナリオを、経験の浅い分析者でも効率的に獲得することを目的とする。
【解決手段】 事象とその先行事象とこれらの組の発生件数とを記憶する先行事象記憶部と、前記事象とその発生件数を記憶した事象記憶部と、事象の因果関係を表すシナリオ中の事象をキーに、前記先行事象記憶部を検索して見つけた先行事象を追加事象とする先行事象検索部と、前記事象記憶部または前記事象記憶部の発生件数をキーに、前記追加事象を前記シナリオに追加するか判断する追加判定部と、追加すると判断されたとき、前記シナリオ中の追加位置を決定する追加位置決定部と、前記シナリオ中の決定された追加位置に前記追加事象を追加する事象追加部有することで実現できる。
【選択図】 図1

Description

リスク評価技術分野に関する。特に、事故が甚大な損害をもたらす事が多い製造、電力、運輸、医療といった分野におけるリスク評価、災害が発生した際の平均被害額を正確に見積もる必要のある保険分野に好適である。
安全性の評価手法として、イベントツリー解析と呼ばれる手法がある。この手法は、初期事象を出発点として、事象の連鎖によりトラブルが拡大していく過程を、事故に至る事象の連鎖として表現した事故シナリオを設定し、次に事故シナリオ中の各事象が発生するかどうかで分岐を行なったイベントツリーを作成し、イベントツリーの終端となる各最終結果の内容と発生確率を算出することにより、安全性を評価する手法である。
例えば図12は、大地震の発生を初期事象とする施設の地震リスク評価を行なうためのイベントツリーの例であり、各分岐に対する上の数字は対応する事象が発生しない確率であり、一方、下の数字は対応事象の発生確率を表す。また、図中の「最終事象の発生確率」は、ツリーの分岐確率から算出された値であり、例えば、最終事象が「被害なし」である確率は0.9×0.3=0.27となる。
イベントツリーにより、直接的に算出することが困難な大事故が発生する確率を、大事故に至るまでの事象の個々の発生確率から算出することができる。また、事故に至る事象の発生を低減させた時に、最終結果の大事故の発生確率がどの程度低減するかが定量的に評価可能であるので、効果的防止策の立案にも有用である。
しかしながら、適切なイベントツリーを作成するには、適切な事故シナリオを用意する必要がある。適切な事故シナリオとは、最終結果の発生確率に影響を及ぼす事象を過不足なく含んでいるシナリオである。シナリオに漏れがあった場合、最終結果の発生確率が不正確となり、また本当に効果的な対策を見逃す可能性もある。また、最終結果に影響しない事象がシナリオに含まれている場合は意味のない分岐ができることになるため、可読性が低下し、場合によっては他の事象の発生確率の精度を低下させる事になる。
従来、事故シナリオの作成は人手に任されており、分析目的に適した事故シナリオを用意することが難しく、特に、漏れのないシナリオを用意することが難しい。これは、一見関係のなさそうな事象が事故の要因となる場合も多いが、この因果関係を経験の浅い分析者は見落としてしまいがちであるからである。
イベントツリー解析を支援する技術としては、例えば、特許文献1に開示された発明がある。この発明は、結果に直接影響を与える事象(この特許文献1においては「要素」と記述されている)を過不足なく見つける発明ではなく、事故シナリオは予め仮定されている。
また、イベントツリー解析の同様の確率的安全性分析手法としてフォールトツリー解析を呼ばれる手法も存在する。フォールトツリー解析とは、例えばある装置の故障といった事象の発生確率をその装置中の各部品の故障確率(下位事象)から決定するために、フォールトツリーと呼ばれる木構造を作成して解析を行なう手法である。ここで、ある事象における下位事象を漏れなく設定する事は、イベントツリー解析における適切な事故シナリオの設定と同様に難しい。
フォールトツリー解析において、一つの事象における下位事象セットを適切に設定する事を支援する技術としては、特許文献2と特許文献3に開示された発明がある。前者の発明は、現行品の故障に関してフォールトツリーを作成し、新規品と現行品との差異を人手で分析し、その差異に基づいて作成したフォールトツリーの修正を行なうものであり、この時に追加する事象は人手で設定される。また、後者の発明については、下位事象間に排反関係がある場合には、否定事象を追加するという発明であり、どちらもイベントツリー解析における適切な事故シナリオの作成を支援する事はできない。
特開2002−288386号公報 特開2002−351537号公報 特開平8−234833号公報
以上の点に鑑み本願発明は、適切なイベントツリーを作成するための、事象の過不足のない事故シナリオを、経験の浅い分析者でも効率的に獲得することを目的とする。
本願第1の発明は、事象とその先行事象とこれらの組の発生件数とを記憶する先行事象記憶部と、前記事象とその発生件数を記憶した事象記憶部と、事象の因果関係を表すシナリオ中の事象をキーに、前記先行事象記憶部を検索して見つけた先行事象を追加事象とする先行事象検索部と、前記事象記憶部または前記事象記憶部の発生件数をキーに、前記追加事象を前記シナリオに追加するか判断する追加判定部と、追加すると判断されたとき、前記シナリオ中の追加位置を決定する追加位置決定部と、前記シナリオ中の決定された追加位置に前記追加事象を追加する事象追加部とを有することを特徴とする。
また、本願第2の発明は、更に、前記追加判定部は、前記追加事象と同じ事象に対応する前記事象記憶部の発生件数、または、前記追加事象である先行事象に対応する前記先行事象記憶部の発生件数が、所定値より小さい場合、その追加事象を前記シナリオに追加しないと判断する処理部であることを特徴とする。
また、本願第3の発明は、更に、前記追加判定部は、前記追加事象と前記シナリオ中の一番最後の事象とが独立であるか検定し、有意に独立でないと判定された場合、追加すると判断することを特徴とする。
また、本願第4の発明は、更に、前記追加判定部は、前記追加事象と前記シナリオ中の指定された事象とが独立であるか検定し、有意に独立でないと判定された場合、追加すると判断することを特徴とする。
また、本願第5の発明は、更に、前記追加判定部は、前記追加事象と前記シナリオ中のすべての事象とが独立であるか検定し、有意に独立でないと判定された場合、追加すると判断することを特徴とする。
また、本願第6の発明は、更に、前記検定は、χ2検定または正解確率検定であることを特徴とする。
また、本願第7の発明は、更に、前記追加位置決定部は、前記追加事象に対して追加可能な範囲を決定し、決定した範囲にある前記シナリオ中の一つの事象を対応付けて追加位置を決定することを特徴とする。
また、本願第8の発明は、更に、前記追加位置決定部は、前記追加事象間の順序関係に矛盾が発生している場合、矛盾を解消するように追加位置を変更することを特徴とする。
本願発明によれば、漏れの多い基本シナリオから過不足のないシナリオが自動的に生成される。基本シナリオに追加される事象は、分析に有意に影響を及ぼし、かつ分析者の分析観点に合致した事象となる。今回の分析例においては「氷山発見遅れ」「氷山回避失敗」「船体大破」などが基本シナリオに追加されるが、これらの事象の発生を防止する方策は氷山との激突による沈没事故を防止するのに有効である。また、これらの追加事象に対する某施策の効果がイベントツリー解析によって評価できる。
また、事象の発生件数が極めて小さい場合、その先行事象を無視したシナリオを作成することができる。また、事象の発生件数は多いがその先行事象となるものが極めて小さい場合、その先行事象を無視したシナリオを作成することができる。
また、本願第3と第6の発明によれば、シナリオ中の一番最後の事象への影響がない先行事象を排除したシナリオを作成することができる。
また、本願第4と第6の発明によれば、ユーザが指定した事象への影響がない先行事象を排除したシナリオを作成することができる。
また、本願第5と第6の発明によれば、シナリオ中の全事象への影響がない先行事象を排除したシナリオを作成することができる。
また、本願第7と第8の発明によれば、事象間の順序関係に矛盾のないシナリオを作ることができる。
図1は、本願発明の実施例の構成図である。本願発明は、基本シナリオ入力部1、先行事象検索部2、追加判定部3、追加位置決定部4、事象追加部5、事象DB11、先行事象DB12、シナリオテーブル13とから構成される。
以下、シナリオとは、2つ以上の事象の因果関係を結び付けた、イベントツリーに記載される事象列を言う。また、基本シナリオとは、後述するS2以降の処理を行う前の出発点となるシナリオを言う。
基本シナリオ入力部1は、キーボードなどのユーザインタフェースを用いて分析者が入力した基本シナリオを文字列として得て、シナリオテーブル13に記憶させる処理部である。今回の分析例においては、「氷山と激突→沈没」という基本シナリオ(「→」でシナリオの順序関係を表す)が入力され、シナリオテーブル13(図4)に格納される(以下、単に基本シナリオ、又は、シナリオという)。
なお、シナリオ中の事象が、事象DB11と先行事象DB12に格納されている事象に一致している場合は、その事象を表す名前も一致している必要があるとする。例えば、船舶が沈没する事象について、事象DB11または先行事象DB12に格納されている事象名が「沈没」である場合に、「船が沈む」という事象名で事故シナリオを記述することができない。このようなシナリオを入力するには、事象DB11または先行事象DB12を適宜参照して、DB中の事象を組み合わせてシナリオを入力しても良いが、例えば「船舶が氷山と激突して沈没する」といった自然文を入力し、システムがこの入力文から自然言語処理技術を用いてDBに格納された事象名で自動抽出を行なっても良い。
先行事象検索部2は、基本シナリオ入力部1で入力された基本シナリオ中の事象の各々について、先行事象DB12を検索し、基本シナリオにない先行事象を見つける処理部である。例えば、事象「氷山と激突」の先行事象として事象「氷山回避失敗」が獲得され、事象「沈没」の先行事象として事象「テロリストから攻撃」及び「船体大破」が、獲得される。
追加判定部3は、先行事象検索部2で見つかった先行事例を基本シナリオに追加するかどうかを判定する処理部である。これは、作成したシナリオからイベントツリーを作成することを考慮した判定方法であり、以下の様に種々のものが考えられる。
第一の判定方法は、発生件数による判定である。例えば、事象「沈没」の先行事例として事象「隕石と激突」が見つかったが、「隕石と激突」事象の発生件数を事象DB11の検索結果から求めたところ、その発生件数が極めて小さい時には、先行事象としないといった判定方法である。これは、隕石との激突による沈没リスクは無視可能なほど小さいのでイベントツリーに記載しないという観点を表現することになる。また事象DB11での検索結果でなく、先行事象DB12の検索結果から得られる発生件数で同様の判定を行なっても良い。これは事象自身の発生件数は多いが、先行事象となることが極めて少ないものを無視するという観点である。
第二の判定方法は、最終結果事象との独立性検定による判定である。基本シナリオ中のある事象に関して先行事象Aが見つかった時に、先行事象Aと最終結果事象(今回の分析例では「沈没」)と独立かどうかを検定し、有意に独立でないと判定された場合に、基本シナリオに追加するという判定方法である。事象が独立でないという事は、先行事象の発生の有無により、最終結果事象の発生確率に有意に影響を及ぼすという意味である。つまり、この判定方式は、最終結果への影響が弱い事象を除くことになる。なお、最終結果事象とは、基本シナリオ内の一番最後の(一番右にある)事象を言う。
第三の判定方法は、基本シナリオ中、ユーザが指定した事象との独立性検定による判定である。基本シナリオ中のある事象に関して先行事象Aが見つかった時に、先行事象Aの発生の有無が、基本シナリオ中のユーザが指定した事象の発生確率に影響するかどうかを統計的に検定するものである。これは分析者が指定した事象と全く関係のない事象による結果を分析対象から外すという観点を表現する。例えば事象「氷山と激突」をユーザが指定することで「氷山と激突」とは全く関係のない事象による沈没事象を分析対象外とすることに対応する。例えば事象「テロリストから攻撃」の発生の有無は最終事象の「沈没」の発生確率には大きな影響を与えるが、「氷山と激突」する確率には影響を及ぼさず、かつ、事象「氷山と激突」の発生の有無が事象「テロリストから攻撃」の発生確率には影響を及ぼさないと判定された場合には、基本シナリオに追加しないことになる。
第四の判定方法は入力された基本シナリオ中の全事象が指定されたとみなして第三の判定方法を適用する方法であり、自動的に第二の判定方法も含む事になる。例えば、沈没リスクに対して、有意に影響を及ぼす全ての要因事象をイベントツリーに記載することになる。
なお、これらの判定方法を組み合わせたものを採用する事もでき、組合せ方も積による組合せ(判定方法の全てで追加すると判定された場合にのみ追加)や和による組合せ(判定方法の1つ以上で追加すると判定された場合に追加)が可能である。また、判定結果をユーザに表示し、最終的な判定を分析者に委ねる事も可能である。
なお、2つの事象の独立性検定方式としてはχ2検定や正解確率検定といった既存技術がそのまま流用可能である。検定に必要な情報は、事象DB11及び先行事象DB12から取得可能な情報に加えて、DBのレコードを作成した際に使用した全事例数が必要となる。この全事例数情報は、事象DBに特殊なレコードとして格納し、検索可能とする事ができる。
分析例においては、その目的が「氷山に激突して沈没する船舶事故」の分析ということで、上記、第三の判定基準を適用し、事象「テロリストから攻撃」を追加先行事象から外す。
追加位置決定部4は、基本シナリオ中に追加する先行事象の追加位置を決定する処理部である。分析例では、追加する先行事象(以下、追加事象Xという)は「氷山回避失敗」「船体大破」の2つの事象である。位置を決定する手順は以下の通りである。
<手順a>各追加事象に対して、追加可能な範囲[Sl,Su]を以下の様に決定する。シナリオ中の事象列をSi(i=1,2,...,N)とする時、追加事象Xに対して、以下の条件で求まる1からNの中の整数l,uを算出し、SlとSuの間の区間を追加事象Xの追加可能範囲と定める。なお、レコード(事象A,事象B,M)は、事象Aが起こった後に事象Bが起こった事例がM件ある事を意味している。また、発生件数の「*」は1以上の任意の自然数にマッチするワイルドカードである。
・すべてのi>uに対して、先行事象DB中にレコード(Si,X,*)が存在しない。
・すべてのi<lに対して、先行事象DB中にレコード(X,Si,*)が存在しない。
つまり、追加事象Xの追加可能範囲は、先行事象DB12内のレコードと順序の矛盾を生じない範囲を規定しており、先行事象DB12に誤ったレコードがなければ、空でない追加可能範囲を必ず定める事ができる。なお、先行事象DB12に対してこの仮定を設定できない場合も発生件数が少ないレコードを誤りとして無視することで空でない範囲を求める事ができる。
<手順b>各追加事象に対して、追加可能な範囲にある基本シナリオ中の一つの事象を以下の様に対応付ける。この対応付け方法としては例えば以下のような方法がある。また、ある方法を採用した場合、その方法では候補が一つに決まらない場合に、例えば以下の第一の方法で一つの事象に決定するといったように、方法を組み合わせる事も可能である。
・先行事象DB12中のレコード(X,Si,*)の内、iが最小となるSiを対応付ける。
・先行事象DB12中のレコード(X,Si,*)の内、発生件数が最大となるSiを対応付ける。
・先行事象DB12中のレコード(X,Si,n)、事象DB11中のレコード(Si,m)に対して、n/mを最大にするSiを対応付ける。
<手順c>追加事象間の順序関係により、矛盾が発生している場合には、前ステップで求められた対応事象を変更し、矛盾を以下の様に解消する(図10)。追加事象をX1,X2とし、前ステップで各々の追加事象に対応付けられた基本シナリオ中の事象をSa,Sbとするとき、a<bとするとX1→Sa→X2→Sbという順序になることを想定している。
<手順c1>しかしながら、先行事象DB中に(X2,X1,*)というレコードが存在する場合、これはX2→X1という順序なので、この場合は順序の矛盾が発生している。各追加事象に対して、他の追加事象とのすべての組に関して、この矛盾が発生しているかをチェックし、矛盾が生じている場合には、以下の様に矛盾を解消する。
<手順c2>2つの追加事象の追加可能範囲に対してその共通部分を除いた範囲[Sl',Su']を、新たに各々の追加事象の追加可能範囲とする。なお、この共通部分をX1またはX2のどちらか一方の追加可能範囲に含めてもよい。さらに、一方の範囲が、他方の範囲を完全に包含する場合、例えばX2の追加可能範囲がX1の追加可能範囲を完全に包含する場合は、それぞれの事象の新たな追加可能範囲は、X1の追加可能範囲は変わらず、X2は元々の追加可能範囲からX1の追加可能範囲を除いたときにできる範囲の内、X1の追加可能範囲に先行する範囲とする。以上のような処理により、X1、X2のそれぞれの追加可能範囲を、共通部分がなく、かつ、X2の範囲がX1の範囲に先行するように決めることができる。
<手順c3>各々の追加事象に対して、新たな追加可能範囲において基本シナリオ中の一つの事象を対応付ける。なお、対応付けの詳細は上記手順(b)と同様である。先行事象DB12のレコードに誤りがなければ、上記手順(a)において、空でない交わりが存在し、必ず矛盾を解消できる。さらに、結果は矛盾解消処理の順序にも依らない。
しかしながら、先行事象DB12について前述の仮定を保障できない場合、つまり、先行事象DB12中に(X1,X2,*)及び(X2,X1,*)の2つのレコードが含まれている場合には、上記手順(a)において2つの追加可能範囲の交わりが空になり、矛盾を解消できない可能性がある。この場合、この2つのレコード件数を比較し、レコード件数の小さい方を誤りとして無視して追加可能範囲を拡張し、空でない交わりができるまで繰り返す。
<手順d>基本シナリオ中の各事象に対して、上記手順でその事象に対応付けられた追加事象間の順序を決定(確定)する。つまり、一つの基本シナリオ中の事象に対して、その事象に対応付けられた追加事象が1つの場合には、その基本シナリオ中の事象に対してこの追加事象の追加位置を決定(確定)する。
一方、一つの基本シナリオ中の事象に対して、その事象に対応付けられた追加事象が複数ある場合には、これらの追加事象の組で構成される先行事象DB12のレコードにより順序付けを行なって追加位置を決定(確定)する。例えば、追加事象X1,X2に対して先行事象DB12中のレコード(X1,X2,*)が存在している場合は、X1→X2という順序付けを行なう。これだけでは順序が決まらない場合には、事象の発生件数といった別の基準で順序付けを行なう。
また、順序付けを決定できない場合、つまり、先行事象DB12のレコードに誤りがあり、先行事象DB12中に(X1,X2,*)及び(X2,X1,*)の2つのレコードが含まれている場合には、この2つのレコード件数を比較し、レコード件数の小さい方を誤りとして無視して順序を決定する。
以上より、全ての追加事象の基本シナリオへの追加位置が、追加事象間の順序も含めて確定される。今回の分析例においては事象「氷山回避失敗」は基本シナリオ中の事象「氷山と激突」の直前に、事象「船体大破」は「沈没」の直前と配置位置が決定される。
事象追加部5は、追加事象を各々の追加位置に追加し、拡張されたシナリオを獲得する処理部である。このシナリオを新たに基本シナリオとして再帰的に処理を行なう。再帰処理を追加される事象がなくなるまで繰り返される。今回の分析事例においては、例えば「霧→氷山発見遅れ→氷山回避失敗→氷山と激突→船体大破→沈没」というシナリオが自動的に作成される。
事象DB11(図2)は、事象の事象名とその発生件数との組を1レコードとするデータが格納されており、例えば(事象A,N)は事象Aが起こった事例がN件あることを意味している。
先行事象DB12(図3)には、先行事象の事象名と事象の事象名とその発生件数との組を1レコードとするデータが格納されている。例えば(事象A,事象B,M)は、事象Aが起こった後に事象Bが起こった事例がM件ある事を意味している。
シナリオテーブル13は、入力された基本シナリオや(図4)、それに追加されて作成されたシナリオを格納したテーブル(図5)を記憶する記憶部である。
以下、フローチャートを用いて説明する(図6から図9)。
分析者が基本シナリオを入力すると、基本シナリオ入力部1は、入力された基本シナリオを文字列として得、シナリオテーブル13(図4)に記憶する(S1)。
先行事象検索部2は、基本シナリオ中、後述するS3からS6を処理していない事象がまだあるとき(S2,yes)、基本シナリオ中の事象の各々について、先行事象DB11を検索し、各事象に対する先行事象を見つける(S3)。一方、基本シナリオ中処理していない事象がないとき(S2,no)、S7に進む。
追加判定部3は、見つけた先行事象があるとき(S4,yes)、その先行事象を基本シナリオに追加するかどうかを判定する(S5)。追加すると判定したとき(S5,yes)、その先行事象を一時作業域であるバッファに追加し(以下、追加事象という)(S6)、S4に戻り、追加しないと判定したとき(S5,no)、S4に戻る。一方、見つけた先行事象がないとき(S4,no)、S2に戻る。
追加位置決定部4は、バッファに追加事象があるとき(S7,yes)、基本シナリオ内の追加位置を決定し(詳細は後述する)(S8)、バッファ内の追加事象を基本シナリオに追加して基本シナリオを更新し(S9)、バッファをクリアする(S9)。一方、バッファに追加事象がないとき(S7,no)、終了する。
次に、追加位置決定部4が、S8の基本シナリオ内の追加位置を決定する処理を説明する(図7から図9)。基本シナリオに記載されている事象をSi(i=1,2,,,N)とし、追加事象をXj(j=1,2,,,M)とする。カウンタj=1と初期化し(S801)、j≦Mならば(S802,yes)、各追加事象に対して追加可能な範囲[Sl,Su]を決定するため、追加事象Xに対して、以下の条件で求まる1からNの中の整数l,uを算出し、SlとSuの間の区間を事象Xにおける追加可能範囲と定める。
・すべてのi>uに対して、先行事象DB中にレコード(Si,X,*)が存在しない。
・すべてのi<lに対して、先行事象DB中にレコード(X,Si,*)が存在しない。
(前述した手順(a))(S803)。
各追加事象に対して、追加可能な範囲にある基本シナリオ中の一つの事象を対応付けるため、先行事象DB12中のレコード(X,Si,*)の内、発生件数が最大となるSiを対応付ける(前述した手順(b))(S803)。なお、前述した手順(b)のように、対応付けは他の方法でもよい。カウンタjを1加算し(S804)、S802に戻る。
一方、j≦Mでなくなったら(S802,no)、S805に進む。
カウンタj=1と初期化し(S805)、j<Mでない場合(S806,no)、S824に進む。一方、j<Mならば(S806,yes)、カウンタk=j+1と初期化し(S807)、k≦Mでないならば(S808,no)、カウンタjを1加算し(S809)、S806に戻る。一方、k≦Mならば(S808、yes)、XjとXkの矛盾性を検査する(S810、前述した手順(c1))。即ち、先行事象DB中に(Xk,Xj,*)というレコードが存在する場合、これはXk→Xjという順序なので、この場合は順序の矛盾が発生している。矛盾がなければ(S811,no)、カウンタkを1加算し(S812)、S808に戻る。
一方、矛盾が発生している場合(S811,yes)、S803で求められた対応事象を変更し、矛盾を以下の様に解消する(図10)。2つの追加事象Xj,Xkの追加可能範囲に対してその共通部分を除いた範囲[Sl',Su']を、新たに各々の追加事象の追加可能範囲とする(S813、前述した手順(c2))。2つの追加事象に対して、追加可能な範囲にある基本シナリオ中の一つの事象を対応付けるため、先行事象DB12中のレコード(X,Si,*)の内、発生件数が最大となるSiを対応付ける(S813、前述した手順(c3))。なお、前述した手順(c3)のように、対応付けは他の方法でもよい。
先行事象DB12のレコードに誤りが含まれていること等が原因で、対応づけができなかった場合(S814,no)、先行事象DB12中のレコードのうち発生件数の少ないレコードを誤りとして無視することにより、追加可能範囲を拡大し[Sl“,Su"]とし(S815)、S813に戻る。
一方、対応付けができる場合(S814,yes)、S815でXjの追加可能範囲を拡張しているならば(S816,yes)、S807に戻る。Xjの追加可能範囲を拡張していない場合(S816,no)、S815でXkの追加可能範囲を拡張しているならば(S817,yes)、S818に進む。Xkの追加可能範囲を拡張していないならば(S817,no)、S812に戻る。
カウンタp=1と初期化し(S818)、カウンタp<カウンタjでない場合(S819,no)、S812に戻る。一方、カウンタp<カウンタjの場合(S819,yes)、XpとXkの矛盾性を調べる(S820、前述した手順(c1))。矛盾がなければ(S821,no)、S823に進む。矛盾があれば(S821,yes)、Xp,Xkに対して新たな追加可能範囲を決定し(手順c2)、シナリオ中の事象を対応付け(手順c3)(このとき対応付けは必ずできる)(S822)、S823に進む。カウンタpに1加算し(S823)、S819に戻る。
カウンタi=1と初期化し(S825)、i≦Nでない場合(S826,no)、S9に戻り、i≦Nの場合(S826,yes)、基本シナリオ中の各事象に対して、その事象に対応付けられた追加事象間の順序を決定(確定)する(S827、前述した手順d)。なお、一つの基本シナリオ中の事象に対して、その事象に対応付けられた追加事象が複数ある場合には、これらの追加事象の組で構成される先行事象DB12のレコードにより順序付けを行なう。例えば、追加事象Xj,Xkに対して先行事象DB12中のレコード(Xj,Xk,*)が存在している場合は、Xj→Xkという順序付けを行なう。これだけでは順序が決まらない場合には、事象の発生件数といった別の基準で順序付けを行なう。
決定できない場合(S828,no)、つまり、先行事象DB12のレコードに誤りがあり先行事象DB12中に(Xj,Xk,*)及び(Xk,Xj,*)の2つのレコードが含まれている場合には、この2つのレコード件数を比較し、レコード件数の小さい方を誤りとして無視して順序を決定し(S829)、S827に戻る。
決定できた場合(S828,yes)、カウンタiを1加算し(S830)、S826に戻る。
このようにして基本シナリオ「氷山と激突→沈没」から「霧→氷山発見遅れ→氷山回避失敗→氷山と激突→船体大破→沈没」というシナリオ(図5)が最終的に作成される。参考に、このシナリオに対応するイベントツリーの例を図11に表す。
(付記1)シナリオ作成支援装置を、
事象とその先行事象とこれらの組の発生件数とを記憶する先行事象記憶部、
前記事象とその発生件数を記憶した事象記憶部、
事象の因果関係を表すシナリオ中の事象をキーに、前記先行事象記憶部を検索して見つけた先行事象を追加事象とする先行事象検索部、
前記事象記憶部または前記事象記憶部の発生件数をキーに、前記追加事象を前記シナリオに追加するか判断する追加判定部、
追加すると判断されたとき、前記シナリオ中の追加位置を決定する追加位置決定部、
前記シナリオ中の決定された追加位置に前記追加事象を追加する事象追加部、
として機能させることを特徴とするシナリオ作成支援プログラム。
(付記2)前記追加判定部を、前記追加事象と同じ事象に対応する前記事象記憶部の発生件数、または、前記追加事象である先行事象に対応する前記先行事象記憶部の発生件数が、所定値より小さい場合、その追加事象を前記シナリオに追加しないと判断する処理部、
として機能させることを特徴とする付記1記載のシナリオ作成支援プログラム。
(付記3)前記追加判定部を、前記追加事象と前記シナリオ中の一番最後の事象とが独立であるか検定し、有意に独立でないと判定された場合、追加すると判断する処理部、
として機能させることを特徴とする付記1または2記載のシナリオ作成支援プログラム。
(付記4)前記追加判定部を、前記追加事象と前記シナリオ中の指定された事象とが独立であるか検定し、有意に独立でないと判定された場合、追加すると判断する処理部、
として機能させることを特徴とする付記1または2記載のシナリオ作成支援プログラム。
(付記5)前記追加判定部を、前記追加事象と前記シナリオ中のすべての事象とが独立であるか検定し、有意に独立でないと判定された場合、追加すると判断する処理部、
として機能させることを特徴とする付記1または2記載のシナリオ作成支援プログラム。
(付記6)前記検定は、χ2検定または正解確率検定であることを特徴とする付記3、4または5記載のシナリオ作成支援プログラム。
(付記7)前記追加位置決定部を、前記追加事象に対して追加可能な範囲を決定し、決定した範囲にある前記シナリオ中の一つの事象を対応付けて追加位置を決定する処理部、
として機能させることを特徴とする付記1、2、3、4、5または6に記載のシナリオ作成支援プログラム。
(付記8)前記追加位置決定部を、前記追加事象間の順序関係に矛盾が発生している場合、矛盾を解消するように追加位置を変更する処理部、
として機能させることを特徴とする付記7に記載のシナリオ作成支援プログラム。
(付記9)事象とその先行事象とこれらの組の発生件数とを記憶する先行事象記憶部と、
前記事象とその発生件数を記憶した事象記憶部と、
事象の因果関係を表すシナリオ中の事象をキーに、前記先行事象記憶部を検索して見つけた先行事象を追加事象とする先行事象検索部と、
前記事象記憶部または前記事象記憶部の発生件数をキーに、前記追加事象を前記シナリオに追加するか判断する追加判定部と、
追加すると判断されたとき、前記シナリオ中の追加位置を決定する追加位置決定部と、
前記シナリオ中の決定された追加位置に前記追加事象を追加する事象追加部と、
を有する特徴とするシナリオ作成支援装置。
(付記10)先行事象記憶部は、事象とその先行事象とこれらの組の発生件数とを記憶し、
事象記憶部は、前記事象とその発生件数を記憶し、
先行事象検索部は、事象の因果関係を表すシナリオ中の事象をキーに、前記先行事象記憶部を検索して見つけた先行事象を追加事象とし、
追加判定部は、前記事象記憶部または前記事象記憶部の発生件数をキーに、前記追加事象を前記シナリオに追加するか判断し、
追加位置決定部は、追加すると判断されたとき、前記シナリオ中の追加位置を決定し、
事象追加部は、前記シナリオ中の決定された追加位置に前記追加事象を追加する、
ことを特徴とするシナリオ作成支援方法。
本願発明の構成図 事象DB 先行事象DB シナリオテーブル(基本シナリオ) シナリオテーブル(作成されたシナリオ) 全体処理フローチャート 追加位置決定処理フローチャート(手順a,b) 追加位置決定処理フローチャート2(手順c) 追加位置決定処理フローチャート3(手順d) 事象間の矛盾を解消する説明図 基本シナリオと作成されたシナリオとイベントツリー シナリオとイベントツリー
符号の説明
1 基本シナリオ入力部
2 先行事象検索部
3 追加判定部
4 追加位置決定部
5 事象追加部
11 事象DB
12 先行事象DB
13 シナリオテーブル

Claims (5)

  1. シナリオ作成支援装置を、
    事象とその先行事象とこれらの組の発生件数とを記憶する先行事象記憶部、
    前記事象とその発生件数を記憶した事象記憶部、
    事象の因果関係を表すシナリオ中の事象をキーに、前記先行事象記憶部を検索して見つけた先行事象を追加事象とする先行事象検索部、
    前記事象記憶部または前記事象記憶部の発生件数をキーに、前記追加事象を前記シナリオに追加するか判断する追加判定部、
    追加すると判断されたとき、前記シナリオ中の追加位置を決定する追加位置決定部、
    前記シナリオ中の決定された追加位置に前記追加事象を追加する事象追加部、
    として機能させることを特徴とするシナリオ作成支援プログラム。
  2. 前記追加判定部を、前記追加事象と同じ事象に対応する前記事象記憶部の発生件数、または、前記追加事象である先行事象に対応する前記先行事象記憶部の発生件数が、所定値より小さい場合、その追加事象を前記シナリオに追加しないと判断する処理部、
    として機能させることを特徴とする請求項1記載のシナリオ作成支援プログラム。
  3. 前記追加判定部を、前記追加事象と前記シナリオ中の指定された事象とが独立であるか検定し、有意に独立でないと判定された場合、追加すると判断する処理部、
    として機能させることを特徴とする請求項1または2記載のシナリオ作成支援プログラム。
  4. 事象とその先行事象とこれらの組の発生件数とを記憶する先行事象記憶部と、
    前記事象とその発生件数を記憶した事象記憶部と、
    事象の因果関係を表すシナリオ中の事象をキーに、前記先行事象記憶部を検索して見つけた先行事象を追加事象とする先行事象検索部と、
    前記事象記憶部または前記事象記憶部の発生件数をキーに、前記追加事象を前記シナリオに追加するか判断する追加判定部と、
    追加すると判断されたとき、前記シナリオ中の追加位置を決定する追加位置決定部と、
    前記シナリオ中の決定された追加位置に前記追加事象を追加する事象追加部と、
    を有する特徴とするシナリオ作成支援装置。
  5. 先行事象記憶部は、事象とその先行事象とこれらの組の発生件数とを記憶し、
    事象記憶部は、前記事象とその発生件数を記憶し、
    先行事象検索部は、事象の因果関係を表すシナリオ中の事象をキーに、前記先行事象記憶部を検索して見つけた先行事象を追加事象とし、
    追加判定部は、前記事象記憶部または前記事象記憶部の発生件数をキーに、前記追加事象を前記シナリオに追加するか判断し、
    追加位置決定部は、追加すると判断されたとき、前記シナリオ中の追加位置を決定し、
    事象追加部は、前記シナリオ中の決定された追加位置に前記追加事象を追加する、
    ことを特徴とするシナリオ作成支援方法。
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