JP2008097512A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】論理プリンタを複数備えた物理プリンタにおいて、指定した論理プリンタが使用不可の場合、他の論理プリンタで印刷するか否か選択可能にする。
【解決手段】指定した論理プリンタで印刷が可能の場合は(S101、YES)指定した論理プリンタで印刷し、指定した論理プリンタで印刷が不可能(エラー時)の場合は(S101、NO)、エラー時の動作として、デフォルト論理プリンタで印刷するか(S104)、その他の論理プリンタのうち、予め定めた検索条件で最適な論理プリンタを検索して(S107〜S109)印刷を実行するか、あるいは、エラー表示をして印刷せずに処理を終了する(S106)を選択できるようにした。
【選択図】図4

Description

本発明は複数の論理プリンタが設定された画像形成装置に関し、特に、指定した論理プリンタで印刷ができない場合に、他の最適な論理プリンタを検索して印刷を行う画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置のシステムで論理プリンタが利用されている。論理プリンタは、画像形成装置内にソフトウェアで構築されるプリンタであって、印刷を行う用紙の給紙トレイ、用紙サイズ又は解像度等が設定可能な仮想的なプリンタとして作動する。この論理プリンタに対して、実際のプリンタは物理プリンタと呼ばれ、通常、一台の物理プリンタに対して複数の論理プリンタが接続される。
図5は物理プリンタの接続を説明する模式的回路図である。
物理プリンタ102は、PC(パーソナルコンピュータ)等の情報処理装置101とネットワーク110を介して接続されており、情報処理装置101から印刷命令を受けると、その印刷命令に従って画像データを用紙に印刷する。
図6は論理プリンタの接続を説明する模式的回路図である。
図示するように、複数の異なるタイプの論理プリンタ103〜107が、一台の物理プリンタ102に接続されており、情報処理装置101からの指示で各論理プリンタに対して印刷のための各種の設定ができるようになっている。
したがって、PCは複数の論理プリンタ103〜107のうち、例えば論理プリンタ103を指定して印刷命令を行うと、論理プリンタ103の設定(例えば用紙サイズA4、解像度600dpiなどの設定)に従って、物理プリンタ102に対して印刷のために必要な情報を出力して用紙等に印刷する。
ところで、ユーザが論理プリンタ103を指定して印刷命令を出しても、指定した論理プリンタに設定した給紙トレイが紙無しであったり、論理プリンタの設定等の原因でエラーとなったりしていた場合は、その論理プリンタを使用して印刷することができない。そのため、指定しようとする論理プリンタが使用可能か否かが事前に分かれば便利であるが、実際には、論理プリンタに印刷指定をして印刷が実際に実行されるか否かで判断するか、又は印刷指定をする前にユーティリティーアプリケーション等を用いて使用可能であることを確認するかしなければならない。
しかしながら、印刷指定をした後で論理プリンタが使用できないと分かったときは、再度、別の論理プリンタに印刷指定をしなければならず、また、印刷指定をする前にその都度ユーティリティーアプリケーションを起動することも煩雑である。
そこで、論理プリンタに対応する物理プリンタデバイスの状態を監視し、前記監視した結果に基づいて、コンピュータディスプレイにデフォルトプリンタ(論理プリンタ)の利用状況等を示したアイコンを常駐表示することで、印刷の都度ユーザがユーティリティーアプリケーション等を起動することなく、デフォルトプリンタ(論理プリンタ)の使用状況を知ることができる情報処理装置及び情報処理方法が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、この情報処理装置は、論理プリンタの使用状況を常駐表示することで、使用状況の確認作業による煩雑さを解消することはできるが、ユーザが指定した論理プリンタが使用不可であるときの対策については考慮されておらず、従って、ユーザは指定した論理プリンタが使用可になるのを待つか、他の論理プリンタを探して印刷する必要があり、使い勝手が悪い。
特開2005−44080号公報
本発明は上記の問題を解決するためになされたもので、その目的は、ユーザが指定した論理プリンタが使用不可のとき、自動的に別の論理プリンタで印刷処理を行うか、或いは行わないかを設定できるようにし、ユーザが印刷処理を行う際における、画像形成装置の使い勝手を向上させることである。
請求項1の発明は、物理プリンタ、及び該物理プリンタに接続された複数の論理プリンタを備えた画像形成装置であって、ユーザが指定した論理プリンタが使用不可のとき、他の論理プリンタで印刷するか、印刷を中止するかを予め設定する第一の設定手段と、該第一の設定手段による設定に基づいて印刷の実行又は中止を指示する制御手段を有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載された画像形成装置において、前記論理プリンタは、予め設定されているデフォルト論理プリンタと、ユーザが設定可能な複数の論理プリンタからなり、前記第一の設定手段は、前記他の論理プリンタで印刷するように設定されているとき、更に、前記デフォルト論理プリンタを指定するか、前記複数の論理プリンタから検索手段で検索して最適な論理プリンタを指定するかを予め設定する機能を有することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載された画像形成装置において、前記検索手段は、論理プリンタの名称の類似度か、指定した論理プリンタの設定値との一致項目数の少なくとも一つを検索条件として検索するか、又は、内部IDか、論理プリンタの名称の少なくとも一つを検索条件として、それぞれについて予め定めた検索順序に従って検索することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載された画像形成装置において、前記検索手段の検索範囲を、ユーザが画像形成装置に設定した全ての論理プリンタ、又は指定した論理プリンタと同一の通信プロトコルを使用している論理プリンタ、又は予め定めた一つ以上の代行可能な論理プリンタ、のいずれかに設定する第二の設定手段を有することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載された画像形成装置において、論理プリンタで印刷する設定の有効/無効を切り替える切替手段を有することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載された画像形成装置において、論理プリンタで印刷する設定を有効に切り替えるときに、デフォルト論理プリンタの設定値を、デフォルト論理プリンタの初期の設定値に変更するか、物理プリンタの設定値に変更するか、そのままの設定値を保持するか、のいずれかを設定する第三の設定手段を有し、前記制御手段は前記第三の設定手段による設定に基づいてデフォルト論理プリンタの設定値を変更又は保持するように制御することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6に記載された画像形成装置において、前記第三の設定手段は、論理プリンタで印刷する設定を無効に切り替えるときに、物理プリンタの設定値を、物理プリンタの初期の設定値に変更するか、デフォルト論理プリンタの設定値に変更するか、そのままの設定値を保持するか、のいずれかを設定する機能を有し、前記制御手段は前記第三の設定手段による設定に基づいて物理プリンタの設定値を変更又は保持するように制御することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが指定した論理プリンタが使用不可のとき、自動的に別の論理プリンタで印刷処理を行うか、或いは行わないかを設定できるようにしたため、例えば、ユーザが早く印刷したい場合は、別の論理プリンタで印刷処理を行うよう設定し、使用可になるのを待ってでも指定した論理プリンタで印刷したい場合は、別の論理プリンタで印刷処理を行わないよう設定することで、ユーザの希望どおりの印刷ができ、印刷処理を行う際における、画像形成装置の使い勝手を向上させることができる。
以下に本発明の画像形成装置の実施形態を、図を参照して説明する。
図1は本実施形態に係る画像形成装置の要部のブロック図である。
本実施形態に係る画像形成装置1は、ホスト装置13からの印字データをビデオデータに変換してプリンタエンジン16に出力するコントローラ2と、このコントローラ2の操作を行う操作パネル15と、印刷機構であるプリンタエンジン16と、からなり、さらにホスト装置13、ネットワーク14と接続している。
コントローラ2は、CPU3、ホストI/F(インターフェース)部4、プログラムROM5、ネットワークI/F部6、パネルI/F部7、HDD8、RAM9、NV−RAM10、フォントROM11、エンジンI/F部12からなっている。
CPU3は、ROM等に記録されているプログラムを実行して、ホスト装置からの印字データを処理する。
ホストI/F部4は、PC等の情報処理装置であるホスト装置13と接続するためのインターフェースである。プログラムROM5は、CPU3で実行するプログラムを格納している記憶手段である。
ネットワークI/F部6は、外部のインターネット等のネットワーク14かと画像形成装置1を接続するためのインターフェースである。
パネルI/F部7は、コントローラ2と操作パネル15を接続するインターフェースである。HDD8は大容量の外部記憶手段であり、ホスト装置13から受信した印刷データ等を蓄積する。
RAM9は、CPU3が処理を行う際のワークメモリであり、さらにホスト装置13からの印刷データを一時的に記憶する。
NV−RAM10は、電源を切っても保持したデータが消えない不揮発性の記憶手段であり、画像形成装置1の各種設定を保存する。
フォントROM11は、印字に使用する様々な種類のフォントを保存している。
エンジンI/F部12は、コントローラ2とプリンタエンジン16とを接続するためのインターフェースである。
次に、画像形成装置1のデータ処理に関して説明する。
ホスト装置13からホストI/F部4を介して送られてきた印刷データは、CPU3がプログラムROM5に記憶されているデータ解析プログラムに従って解析され、印字データ及び印字制御データとその他に分けられる。印字データ及び印字制御データはRAM9上の受信バッファに一旦記憶される。
一旦記憶された印字データ及び印字制御データは、プログラムROM5に記憶されている制御プログラムにより一つずつ取り出され、その処理が行われる。例えば、取り出したデータが文字データであるときは、印字位置、印字サイズ、文字コード、フォント情報等を備えた中間コードを作成し、RAM5上に設けられた中間バッファに格納する。
また、取り出したデータが制御コードやエスケープシーケンス等のコマンドであるとき、それらに予め定義された処理を行う。例えば、印字位置の指定である場合は、次に受信した文字コードの位置を、指定した位置にしたり、フォントの変更であった場合は、次に受信した文字コードのフォント情報を指定されたフォントにする、といったような処理を行う。
このように画像形成装置1はホスト装置13からの印刷命令の処理を行い、処理を行った印刷データが1ページ分を超えたら中間バッファに蓄えられた中間コード、制御プログラムに従って、ビデオデータに変換する処理を行う。
変換が終了したら、コントローラ2は、エンジンI/F部12を介してプリンタエンジン16に印刷スタートの信号を出し、その信号に同期して印刷が開始される。
次に、本発明における各論理プリンタの管理方法について説明する。
図2は本実施形態の画像形成装置における各論理プリンタの設定情報を管理する情報テーブルを示している。この情報テーブルは画像形成装置内の記憶手段に格納されており、画像形成装置1の操作パネル15上やホスト装置13に表示させることができる。
情報テーブルの項目101は、上記情報テーブルに格納した内部ID(論理プリンタの識別子)を表す。内部IDは、論理プリンタを制御するために内部で保有する論理プリンタを一意に指定できる固定のIDである。内部ID「0」は予め画像形成装置に設定されている「デフォルト論理プリンタ」であり、ユーザが設定しなくても必ず存在する。本実施形態では、内部ID「1」〜ID「3」に論理プリンタを設定しており、その他に内部ID「4」〜ID「50」まで、即ちデフォルト論理プリンタ以外に50個の論理プリンタを設定することができる。
なお、内部ID「1」、内部ID「2」の論理プリンタを以下の説明では論理プリンタ1、論理プリンタ2という。
情報テーブルの項目102は、上記情報テーブルに格納したグループIDを表す。グループIDは、ユーザが指定した論理プリンタで印刷できないときに、それに代行して印刷ができる論理プリンタのグループを指定する際に使用するIDである。ここでは、論理プリンタ1と2のグループIDは、いずれも「1」であり同じグループに属することを示している。従って、例えば、論理プリンタ1で印刷できないときは、論理プリンタ2が代わって印刷を行うことを表している。
情報テーブルの項目103は、上記情報テーブルに格納した論理プリンタのプリンタ名を表す。論理プリンタ名は、デフォルト論理プリンタ以外の論理プリンタについてはユーザが適宜決定することができる。ここでは、Jasmine Tea等の名称が付されている。
情報テーブルの項目104は、上記情報テーブルに格納した論理プリンタのネットワークプロトコルのポート番号を表す。図示の例ではまだポート設定がなされていないため、空欄となっている。
情報テーブルの項目105は、上記情報テーブルに格納した印刷データを送信する際のネットワークプロトコルの種類を表す。図示の例では論理プリンタ1「Jasmine Tea」がTCP/IPのHPPプロトコル、論理プリンタ2「Apple Tea」と論理プリンタ3「Green Tea」がTCP/IPのDIPRINTプロトコルであることを表している。
情報テーブルの項目106は、例えば、給紙トレイ・紙種・排紙トレイ・両面印刷・エラーレポート印刷の有無、などの各論理プリンタに設定した情報(設定値)を格納したテーブルである。設定値の例はこれらの他にも多数あり、これらの設定値は画像形成装置の操作パネル15から直接入力するか、又はホスト装置13からネットワークを介して入力し、設定後はこの管理テーブルに格納される。
なお、これらの論理プリンタの情報を新規登録又は変更する場合は、画像形成装置1の操作パネル15又はホスト装置13から周知の方法で行い、その新規登録又は変更した結果がこの情報テーブルに反映される。ユーザはこの情報テーブルを確認することにより、論理プリンタの管理を行う。
次に、本発明の画像形成装置の論理プリンタに関する機能設定の内容を図3の階層図を参照して説明する。
画像形成装置の論理プリンタに関する機能設定は、操作パネル15やホスト装置13から入力して設定を行うことができ、第1階層で「システム設定」、第2階層で「論理プリンタ」を機能設定画面で選択すると、第3階層以降が論理プリンタに関する機能設定となる。
第3階層の201の「有効/無効」の設定では論理プリンタの機能を使用するか否かを設定する。「無効」に設定した場合は、論理プリンタを使用しないで印刷処理を行う「物理プリンタモード」となり、「有効」に設定した場合は、論理プリンタを使用して印刷処理を行う「論理プリンタモード」となる。
第3階層の202の「設定値」(例えば、給紙トレイ・紙種・排紙トレイ・両面印刷・エラーレポート印刷の有無、などの各論理プリンタに設定した設定値)の設定では、論理プリンタの有効/無効を切り替えた際の設定値を「設定値を初期化しない」、「初期値を設定する」、「デフォルト値に設定する」のいずれかのモードに設定手段(請求項6に記載された第三の設定手段)にて設定する。即ち、
(1)「初期化しない」モードに設定した場合は、論理プリンタの有効/無効を切り替えても設定値を変更せずに、そのままの設定値を保持するように制御する。
(2)「初期値」モードに設定した場合は、論理プリンタを無効から有効に切り替えると、デフォルト論理プリンタの設定値を初期値に変更し、論理プリンタを有効から無効に切り替えると、物理プリンタの設定値を初期値に変更するように制御する。
このように「初期値」モードに設定することで、論理プリンタの有効/無効を切り替えたときに、以前に設定した設定値をクリアし、基本的な設定である初期値に書き換えて、印刷エラーの発生を減少させる効果がある。
(3)「デフォルト値」に設定した場合は、論理プリンタを無効から有効に切り替えると、デフォルト論理プリンタの設定値を物理プリンタの設定値に変更し、論理プリンタを有効から無効に切り替えると物理プリンタの設定値をデフォルト論理プリンタの設定値に変更するように制御する。
これにより、論理プリンタの有効/無効を切り替える前に使用していたプリンタの設定値を、物理プリンタ又はデフォルト論理プリンタに書き写し、引き続き同じ設定値で印刷を行うことができる。
なお、上記のモードの設定に基づいて、設定値を変更するか、保持するかはCPU3がプログラムROM5から制御プログラムを読み込み、実行することで制御される。
第3階層の203の「エラー時の動作」では、「論理プリンタモード」において指定した論理プリンタ使用不可の場合(エラー時)の処理、即ち「エラー表示」、「デフォルト論理プリンタで印刷」、「最適な論理プリンタを検索して印刷」のいずれかを設定手段(請求項1に記載された第一の設定手段)にて設定する。即ち、
(1)「エラー表示」の設定は、特別な処理を実行することなく、エラーメッセージを表示して停止するモードである。
(2)「デフォルト論理プリンタで印刷」の設定は、デフォルト論理プリンタで印刷するモードである。デフォルト論理プリンタも使用不可の場合はエラーメッセージを表示して停止する。
(3)「最適な論理プリンタを検索して印刷」の設定は、他の論理プリンタの中から、以下で説明する最適な論理プリンタを検索して、その論理プリンタで印刷するモードである。検索しても他の最適な論理プリンタが見つからない場合はエラーメッセージを表示して停止する。
第3階層の204の「検索順序/範囲」の設定では、項目203のエラー時の動作で「最適な論理プリンタを検索して印刷」に設定した際に検索順序、即ち「類似設定順」、「類似名称順」、「名称順」、「内部ID順」のいずれかと、検索範囲、即ち「全て」、「同一プロトコルのみ」、「同一グループのみ」のいずれかを設定手段(請求項4に記載された第二の設定手段)にて設定する。
(1−a)「類似設定順」は、論理プリンタの設定値の各項目の値を比較して一致する項目が多い順に印刷可能な論理プリンタを検索するモードである。このモードを使用することで、指定した論理プリンタと最も印刷機能が似ている論理プリンタで印刷することができる。
(1−b)「類似名称順」は、論理プリンタの名称の検索順序を単純に文字コード順に検索するのではなく、ある程度の意味合いを考慮して類似度を計算し、類似度の高い順に論理プリンタを検索するモードである。例えば、文字列の比較を先頭からするだけではなく、後ろから比較したり、全角文字と半角文字を同一とみなしたり、漢字とひらがな及びカタカナを同一とみなす等である。
(1−c)「名称順」は、論理プリンタの名称(文字コード)の昇順、または降順のように、予め定めた検索順序で論理プリンタを検索するモードである。
(1−d)「内部ID順」は、内部IDの順番に印刷可能な論理プリンタを予め定めた検索順序で検索するモードである。検索順序は、内部ID1から昇順、または内部ID50から降順に検索するようにしても、指定した論理プリンタを基点として内部IDが一周するように検索するようにしてもよい。
(2−a)「全て」は、ユーザが画像形成装置に設定した全ての論理プリンタを検索対象とするモードである。
(2−b)「同一プロトコルのみ」は、指定した論理プリンタと図2に示した項目105「プロトコル」が同一の論理プリンタだけを検索対象とするモードである。
(2−c)「同一グループのみ」は指定した論理プリンタと図2に示した項目102「グループID」が同一の論理プリンタだけを検索対象とするモードである。
次に、本実施形態における画像形成装置の処理フローについて図4のフロー図を参照して説明する。
なお、CPU3がプログラムROM5から制御プログラムを読み込み、実行することで以下に示す処理が制御される。
まず論理プリンタを指定して印刷要求が行われると、その論理プリンタで印刷が可能か否かを判定する(S101)。指定した論理プリンタで印刷が可能であれば(S101、YES)、その論理プリンタで印刷を実行する(S102)。指定した論理プリンタで印刷が不可能であれば(S101、NO)、エラー時の動作を、図3に示した「203エラー時の動作」の設定を参照して制御する(S103)。
エラー時の動作が「デフォルト論理プリンタで印刷」に設定されていた場合(S103、デフォルト)、デフォルト論理プリンタで印刷を試みる。ここで、デフォルト論理プリンタで印刷ができれば(S104,YES)、印刷を実行し(S105)、デフォルト論理プリンタで印刷ができなければ(S104、NO)、エラーメッセージを表示して(S106)処理を終了する。
エラー時の動作が「エラー表示」に設定されていた場合(S103、エラー表示)、エラー表示をして(S106)処理を終了する。
また、エラー時の動作が「最適な論理プリンタを検索して印刷」と設定されていた場合は(S103、検索)、その他の論理プリンタから最適な候補を検索する(S107)。この検索処理はすでに説明した図3に示した204「検索順序/範囲」の設定に従う。
次に、その他の論理プリンタの候補の有無を判定し(S108)、候補がある場合には(S108、YES)その候補が検索範囲内にあるか否かを判定する(S109)。検索範囲内に論理プリンタの候補がある場合は(S108、YES且つS109、YES)、候補の論理プリンタを指定して(S110)、ステップS101の処理からやり直し、ステップS101、ステップS102の処理を経て印刷を実行する。検索範囲内に論理プリンタの候補が無い場合は(S108、NO)、エラーメッセージを表示して(S106)、処理を終了する。
以上で説明した処理手順によって、ユーザが指定した論理プリンタが印刷不可の状態であっても、その論理プリンタが使用できるようになるのを待つことなく、その他の論理プリンタで自動的に印刷処理を行うことができる。
また、他の論理プリンタで代行印刷を行わず、指定した論理プリンタで印刷処理を行いたい場合は、項目203の「エラー時の動作」の設定において、「エラー表示」を設定し、ユーザが再度当該論理プリンタを指定する。
本実施形態における画像形成装置の要部のブロック図である。 本実施形態における画像形成装置の各論理プリンタの設定情報を管理する情報テーブルを示す図である。 本実施形態における画像形成装置の論理プリンタに関する機能設定の内容を説明するための階層図である。 本実施形態における画像形成装置の処理フロー図である。 物理プリンタの接続を説明する模式的回路図である。 論理プリンタの接続を説明する模式的回路図である。
符号の説明
1・・・画像形成装置、2・・・コントローラ、3・・・CPU、4・・・ホストI/F部、5・・・プログラムROM、6・・・ネットワークI/F部、7・・・パネルI/F部、8・・・HDD、9・・・RAM、10・・・NV−RAM、11・・・フォントROM、12・・・エンジンI/F部、13・・・ホスト装置、14・・・ネットワーク、15・・・操作パネル、16・・・プリンタエンジン、101・・・情報処理装置、102・・・物理プリンタ、103〜107・・・論理プリンタ、110・・・ネットワーク。

Claims (7)

  1. 物理プリンタ、及び該物理プリンタに接続された複数の論理プリンタを備えた画像形成装置であって、
    ユーザが指定した論理プリンタが使用不可のとき、他の論理プリンタで印刷するか、印刷を中止するかを予め設定する第一の設定手段と、該第一の設定手段による設定に基づいて印刷の実行又は中止を指示する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載された画像形成装置において、
    前記論理プリンタは、予め設定されているデフォルト論理プリンタと、ユーザが設定可能な複数の論理プリンタからなり、前記第一の設定手段は、前記他の論理プリンタで印刷するように設定されているとき、更に、前記デフォルト論理プリンタを指定するか、前記複数の論理プリンタから検索手段で検索して最適な論理プリンタを指定するかを予め設定する機能を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載された画像形成装置において、
    前記検索手段は、論理プリンタの名称の類似度か、指定した論理プリンタの設定値との一致項目数の少なくとも一つを検索条件として検索するか、又は、内部IDか、論理プリンタの名称の少なくとも一つを検索条件として、それぞれについて予め定めた検索順序に従って検索することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載された画像形成装置において、
    前記検索手段の検索範囲を、ユーザが画像形成装置に設定した全ての論理プリンタ、又は指定した論理プリンタと同一の通信プロトコルを使用している論理プリンタ、又は予め定めた一つ以上の代行可能な論理プリンタ、のいずれかに設定する第二の設定手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載された画像形成装置において、
    論理プリンタで印刷する設定の有効/無効を切り替える切替手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載された画像形成装置において、
    論理プリンタで印刷する設定を有効に切り替えるときに、デフォルト論理プリンタの設定値を、デフォルト論理プリンタの初期の設定値に変更するか、物理プリンタの設定値に変更するか、そのままの設定値を保持するか、のいずれかを設定する第三の設定手段を有し、前記制御手段は前記第三の設定手段による設定に基づいてデフォルト論理プリンタの設定値を変更又は保持するように制御することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6に記載された画像形成装置において、
    前記第三の設定手段は、論理プリンタで印刷する設定を無効に切り替えるときに、物理プリンタの設定値を、物理プリンタの初期の設定値に変更するか、デフォルト論理プリンタの設定値に変更するか、そのままの設定値を保持するか、のいずれかを設定する機能を有し、前記制御手段は前記第三の設定手段による設定に基づいて物理プリンタの設定値を変更又は保持するように制御することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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