JP2008097069A - 無線通信の可能な携帯式コンピュータおよびアクセス・ポイントの検出方法 - Google Patents

無線通信の可能な携帯式コンピュータおよびアクセス・ポイントの検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バッテリの消費電力を節約しながらアクセス・ポイントの検出ができる無線モジュールを搭載した携帯式コンピュータを提供する。
【解決手段】本発明の携帯式コンピュータは、システム本体と、システム本体の表面を覆うカバーと、カバーに取り付けられたアンテナと、カバーがシステム本体から開かれたことを検出してリッド・イベント信号を出力するリッド・センサと、アンテナに接続され電力の供給を受けてアクセス・ポイントの検出をする無線モジュールと、電源モジュールとを持つ。この電源モジュールは、リッド・センサがリッド・イベント信号を出力したことに応答して前記無線モジュールに電力を供給する。これによって、この携帯式コンピュータがオフ状態であっても、カバーが開かれたときに無線モジュールに電力供給され、アクセス・ポイントの検出を行うことができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、携帯式コンピュータにおいて無線ネットワークを検出する技術に関し、さらには、安定した電波で無線ネットワークを検出する技術に関する。
ノートブック型パーソナル・コンピュータやPDAなどの携帯式コンピュータには各種のネットワークへの通信機能が装備されている。携帯時にバッテリで駆動される携帯式コンピュータでは、バッテリの消費電力を節約することが1つの技術的な課題となっている。携帯式コンピュータにおいて消費電力を節約する1つの手法として、利用状態に対応した複数の電力供給区分を定義して電力を制御する技術がある。携帯式コンピュータの中には、たとえば、ACアダプタが接続されないシステム・オフ状態(以後第1のオフ状態という)、ACアダプタが接続されてバッテリの充電を行うシステム・オフ状態(以後第2のオフ状態という)、メイン・メモリにデータを記憶するために必要な範囲のデバイスだけに電力を供給するサスペンド状態、すべてのデバイスに電力を供給するシステム・オン状態(以後単にオン状態という)といった電力供給区分を定義し、この携帯式コンピュータを構成する各々のデバイスに対して、使用状態に応じていずれかを選択して電力供給しているものがある。したがって、無線通信に使用する無線モジュールもいずれかの電力供給区分に分類されることになるが、オン状態以外の状態では、通常は無線通信をすることはないので、無線モジュールへの電力を停止している。
この携帯式コンピュータが第1または第2のオフ状態のときに無線通信を開始するためには、ユーザは無線モジュールを動作させて最初に接続可能なアクセス・ポイントを探索する必要がある。この動作を行うには、コンピュータをオン状態にし、BIOSが起動ルーチンを終了しオペレーティング・システム(以後OSという)が立ち上がる必要がある。それには時間がかかり、また消費電力の比較的多いCPUやハードディスク・ドライブなどを動作させる必要がある。そのため、アクセス・ポイントの探索はユーザに対して煩雑な作業を強いることになり、さらに電力も多く消費されることになる。ユーザが無線通信を行おうとしてコンピュータの電源をオン状態にして無線モジュールを動作させても、適切なアクセス・ポイントがみつからない場合は、その目的が達成されないためにシステムをオンにした作業と電力が無駄に終わることになる。
携帯式コンピュータがアクセス・ポイントを探索する技術としては、電源がオフまたはサスペンドのときにはアクセス・ポイント検出回路に電力を供給しないノートPCにおいて、アクセス検出ボタンを追加し、アクセス検出ボタンが押されたときだけアクセス・ポイント検出回路に電力を供給してスキャンする技術を開示する特許文献1がある。また、無線通信端末の消費電力を制御する技術としては、ノートPCの表示部筐体が閉じられたことをスイッチによって検出し無線装置の電波発信動作を抑止する技術を開示する特許文献2や、携帯メール端末の蓋の閉状態を検出して電力供給を停止しメールの受信を停止する技術を開示する特許文献3がある。
特開2006−166242号公報 特開2002−176388号公報 特開2002−229684号公報
特許文献1記載の発明では、アクセス・ポイントをスキャンするときだけアクセス・ポイント検出回路に電力を供給しているので電力の節約を図ることができる。しかし、携帯式コンピュータは筐体が小さいため、特許文献1のように新たにボタンを設けるスペースを確保することが困難であり、コスト増の要因にもなる。さらに携帯式コンピュータのアンテナは、蓋と一体になった表示部の周囲に取り付けられており、蓋がシステム本体から開かれてシステム本体からの干渉がないときに最も電波の受信感度が良好になるように設計されていることが普通である。ボタンを設けてアクセス・ポイント検出回路に電力を供給する場合は、通常蓋を閉めて電波の受信感度が低い状態でアクセス・ポイントの探索を行うことになるので、実際には蓋を開くとアクセス・ポイントの検出をできる場合でも検出ができないと判断してしまう場合がある。
そこで本発明の目的は、バッテリの消費電力を節約しながらアクセス・ポイントの検出ができる無線モジュールを搭載した携帯式コンピュータを提供することにある。さらに本発明の目的は、外部スイッチのような新たなハードウェアを追加することなく、アクセス・ポイントの検出ができる携帯式コンピュータを提供することにある。さらに本発明の目的は、電波の受信感度が良好な状態でアクセス・ポイントの検出ができる携帯式コンピュータを提供することにある。さらに本発明の目的は、そのような携帯式コンピュータにおいて無線通信のアクセス・ポイントを検出する方法、携帯式コンピュータが実行するコンピュータ・プログラム、およびコンピュータ・プログラムを記憶した記録媒体を提供することにある。
本発明の携帯式コンピュータは、無線通信が可能であり、システム本体と、システム本体の表面を覆うカバーと、カバーに取り付けられたアンテナと、カバーがシステム本体から開かれたことを検出してリッド・イベント信号を出力するリッド・センサと、アンテナに接続され電力の供給を受けてアクセス・ポイントの検出をする無線モジュールと、電源モジュールとを有する。この電源モジュールは、システム本体の表面がカバーで覆われている状態で電力の供給が停止される。しかし、リッド・センサが動作してリッド・イベント信号を出力したことに応答して無線モジュールに電力が供給される。これによって、この携帯式コンピュータでは、システム本体の表面がカバーで覆われているときは無線モジュールに電源が供給されず、カバーが開かれたときに始めて無線モジュールに電力が供給されてアクセス・ポイントの検出を行うので、消費電力の節約を図ることができる。アクセス・ポイントの検出は、カバーを開いたアンテナの感度が良好な状態で行われるために、カバーが覆われた状態よりも正確に行うことができる。アクセス・ポイントの検出は、携帯式コンピュータに標準的に装備されているリッド・センサにより開始されるので、ボタンを追加する必要はない。
また、このコンピュータが電源制御部をさらに有し、この電源制御部はシステム本体の表面がカバーで覆われている状態で電源モジュールから電力の供給を受け、リッド・センサがリッド・イベント信号を出力したことに応答して無線モジュールに電力を供給するように電源モジュールを制御するように構成することができる。また、システム本体の表面がカバーで覆われて電源モジュールが無線モジュールに対する電力の供給を停止しているとき、この携帯式コンピュータはバッテリ・モードで動作して、かつシステム・オフ状態(第1のオフ状態)であるように構成することもできる。
同時に、このコンピュータがリッド・センサから出力されたリッド・イベント信号に応答して動作を開始するタイマーをさらに有し、このタイマーがタイム・アップしたときに電源モジュールは無線モジュールに供給していた電力の供給を停止するようにすれば、この電力供給に対して「電源の無駄な切り忘れ」がなくなるので望ましい。また、ユーザに対するアクセス・ポイントの検出結果の告知は、たとえばLEDの点灯や点滅などのような表示器によって行うとよい。
別の観点では、本発明の携帯式コンピュータは、第1および第2の電源供給モードを備える。第1および第2の電源供給モードは、各々第1および第2の使用状態に対応し。かつ、第2の電源供給モードは、第1の電源供給モードよりも電源供給範囲が広い。このコンピュータは、システム本体と、システム本体の表面を覆うカバーと、カバーに取り付けられたアンテナと、カバーがシステム本体から開かれたことを検出してリッド・イベント信号を出力するリッド・センサと、アンテナに接続され第2の電源供給モードで電力の供給を受けてアクセス・ポイントの検出をする無線モジュールと、電源モジュールとを備える。この電源モジュールは、第1および第2の電源供給モードの切り替えが可能で、リッド・イベント信号に応答して第2の電源供給モードに切り替わって無線モジュールに電力を供給する。
ここでいう第1および第2の電源供給モードは、各々バッテリ・モードにおけるシステム・オフ状態(第1のオフ状態)および商用電源モードにおけるシステム・オフ状態(第2のオフ状態)に対応させることができる。また、第2の電源供給モードでは、サスペンド状態で電源を供給されるメイン・メモリを使用する必要がないので、電源供給範囲はサスペンド時の電源供給範囲よりは狭いことがより望ましい。
また、このコンピュータが記憶部と電源制御回路をさらに有し、この記憶部は第1の電源供給モードで電力の供給を受けて動作し、リッド・イベント信号を記憶する。電源制御回路は、リッド・イベント信号に応答して電源モジュールを第1から第2の電源モードに切り替えるように構成することができる。また、このコンピュータが第2の電源供給モードで電力の供給を受けて動作するイベント処理回路をさらに有し、このイベント処理回路が記憶部に記憶されたリッド・イベント信号を読み取り、これによってスキャン信号を無線モジュールに出力してアクセス・ポイントの検出をさせるように構成することもできる。これによって、無線モジュールは自らが何のイベントによって電力を供給されたのかを判別し、カバーが開かれたことによって電力を供給されたときに限ってアクセス・ポイントの検出をすることができる。
イベント処理回路は、無線モジュールに接続されたI/Oブリッジを含ものとすることができる。また、このイベント処理回路がリッド・イベント信号に応答して動作を開始するタイマーを含み、このタイマーがタイム・アップしたときにイベント処理回路が電源制御回路に対して電源モジュールを第1の電源供給モードに切り替える信号を出力するようにすれば、やはり「電源の無駄な切り忘れ」がなくなるので望ましい。さらに、キーボード・コントローラを第2の電源供給モードで電力の供給を受けるようにすれば、イベント処理部はキーボード・コントローラに接続されたキーボードの操作(たとえば特定のホットキーやファンクションキーなどが押されたこと)に応答してアクセス・ポイントの検出をさせることもできる。この場合も、ユーザに対するアクセス・ポイントの検出結果の告知は、第2の電源供給モードで電力の供給を受けて動作する表示器を使用することが望ましい。
本発明はまた、システム本体を覆うカバーに取り付けられたアンテナとアンテナに接続された無線モジュールを有する携帯式コンピュータにおいて、無線通信のアクセス・ポイントを検出する方法としても捉えられる。その場合、この携帯式コンピュータは、無線モジュールに対する電力の供給を停止するステップと、カバーを開けたことに応答してリッド・センサがリッド・イベント信号を出力するステップと、リッド・イベント信号に応答して無線モジュールに電力を供給するステップと、電力の供給を受けた無線モジュールがリッド・イベント信号に応答してアクセス・ポイントの検出をするステップとを実行する。さらに、電力の供給を停止するステップが、携帯式コンピュータをバッテリ・モードで動作させてシステム・オフ状態にするステップを含むことができる。また、リッド・イベント信号が出力されてからの所定時間の経過を計測するステップと所定時間が経過したことに応答して無線モジュールに対する電力の供給を停止するステップとを含むこともできる。さらに本発明は、ここで述べた各々のステップを実行するコンピュータ・プログラムと、そのプログラムを記録した記憶媒体を提供することもできる。
本発明により、バッテリの消費電力を節約しながらアクセス・ポイントの検出ができる無線モジュールを搭載した携帯式コンピュータを提供できた。さらに、外部スイッチのような新たなハードウェアを追加することなくアクセス・ポイントの検出ができる携帯式コンピュータを提供できた。さらに、電波の受信感度が良好な状態でアクセス・ポイントの検出ができる携帯式コンピュータを提供できた。さらに本発明により、そのような携帯式コンピュータにおいて無線通信のアクセス・ポイントを検出する方法、携帯式コンピュータが実行するコンピュータ・プログラム、およびコンピュータ・プログラムを記憶した記録媒体を提供することができた。
以下、本発明において好適とされる実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一つの実施形態によるノートブック型パーソナル・コンピュータ(以後ノートPCという)1の外観図である。ノートPC1は、いずれも略直方体である本体側筐体11およびディスプレイ側筐体13を備える。本体側筐体11はキーボードおよびポインティング・デバイスを備えた入力部15を備え、ディスプレイ側筐体13はディスプレイ17を備える。さらに、本体側筐体11及びディスプレイ側筐体13は、それぞれの端部で連結部19によって連結され、これらの筐体を互いに開閉する方向に回動自在となっている。本体側筐体11及びディスプレイ側筐体13を互いに閉じた状態にすると、入力部15およびディスプレイ17が内側に隠れ、カバーされた状態となる。また、ディスプレイ側筐体13の外縁には、無線ネットワーク(無線LANなど)に接続するためのアンテナが内蔵されている。以後、本体側筐体11及びディスプレイ側筐体13を互いに閉じた状態を、単にノートPC1を閉じた状態という。逆に、本体側筐体11及びディスプレイ側筐体13を互いに開いた状態を、単にノートPC1を開いた状態という。
図2は、ノートPC1に内蔵されたハードウェアの構成を示す概略図である。CPU21は、ノートPCの中枢機能を担う演算処理装置で、OS、BIOS、デバイス・ドライバ、あるいはアプリケーション・プログラムなどを実行する。CPU21は、CPUブリッジ23およびI/Oブリッジ25を中心に構成されるチップセットにさまざまなバスを経由して接続され、ノートPC1を構成する各デバイスを制御する。CPUブリッジ23は、メイン・メモリ27へのアクセス動作を制御するためのメモリ・コントローラ機能や、CPU21と他のデバイスとの間のデータ転送速度の差を吸収するためのデータ・バッファ機能などを含む。メイン・メモリ27は、DDR(Double Data Rate)2バスを介してCPU21に接続され、CPU21が実行するプログラムの読み込み領域、処理データを書き込む作業領域として利用される書き込み可能メモリである。ビデオ・コントローラ29は、PCI Express X16バスを介してCPU21に接続され、ビデオ・チップおよびVRAM(いずれも図示せず)を有し、CPU21からの描画命令を受けて描画すべきイメージを生成しVRAMに書き込み、VRAMから読み出されたイメージを描画データとしてディスプレイ17に送る。
無線モジュール31は、たとえばIEEE802.11nに準拠した多入力多出力(MIMO)の無線通信に適合しており、PCI Express X1バス30およびそれとは別個に設けられたアクセス・ポイント検出専用バス32を介してI/Oブリッジ25に接続され、アンテナ33を介して無線ネットワークとのデータ通信を行う。オン状態でないと動作しないPCI Express X1バス30とは異なり、アクセス・ポイント検出専用バス32は第2のオフ状態で動作する。また無線モジュール31は、I/Oブリッジ25からアクセス・ポイント検出専用バス32を介して送信されたアクセス・ポイント検出命令を受けて、接続可能なアクセス・ポイントを検出する機能を持ち、その検出結果をLED35の点灯によってユーザに知らせることができる(詳細は後述)。なお、アンテナ33およびLED35はディスプレイ側筐体13に取り付けられている。アンテナ33はディスプレイ側筐体13に取り付けられているため、ノートPC1を開いた状態では本体側筐体11からの電波干渉が少なくなり、感度が高くなる。またI/Oブリッジ25は、シリアルATAインターフェイスおよびUSBインターフェイス(図示せず)としての機能も含み、シリアルATAを介してハードディスク・ドライブ(HDD)37,および光学ドライブ(図示せず)などと接続される。さらにI/Oブリッジ25は、PCIバス(図示せず)またはLPCバス39を介して、従来からノートPCに使用されている古い規格に対応するデバイスであるレガシー・デバイス、あるいは高速なデータ転送を要求しないデバイスに接続される。
LPCバス39には、エンベデッド・コントローラ41、I/Oコントローラ43、さらにシステムの起動に使用されるBIOSを格納したBIOS−ROM(図示せず)などが接続されている。エンベデッド・コントローラ41は、8〜16ビットのCPU、ROM、RAMなどで構成されたマイクロ・コンピュータであり、さらに複数チャネルのA/D入力端子、D/A出力端子、タイマー、およびデジタル入出力端子を備えている。エンベデッド・コントローラ41には、それらの入出力端子を介して冷却ファン(図示せず)、温度センサ(図示せず)および電源装置を制御するパワー・コントローラ45などが接続されており、PC内部の動作環境の管理にかかるプログラムをCPU21とは独立して実行させることができる。本発明にかかるプログラムはシステム起動管理プログラムの一部として、エンベデッド・コントローラ41のROMに格納され、エンベデッド・コントローラ41のCPUで実行される(詳細は後述)。I/Oコントローラ43には、キーボードやマウスなどからなる入力部15が接続される。
エンベデッド・コントローラ41とパワー・コントローラ45との間は、専用のバスであるSPI(Serial Peripheral Interface)によって接続される。パワー・コントローラ45は、動作モードに応じて定義された電力供給区分に基づいて、DC−DCコンバータ51を制御する(詳細は後述)。パワー・コントローラ45には、本体側筐体11とディスプレイ側筐体13との間の開閉を検出するリッド・センサ47,およびDC−DCコンバータ51などが接続される。ディスプレイ側筐体13には永久磁石49が埋め込まれており、ノートPC1が閉じられた状態で、永久磁石49は本体側筐体11側に配置されたリッド・センサ47に接近する。ノートPC1が開かれると、永久磁石49はリッド・センサ47から離れる。リッド・センサ47は、永久磁石49からの磁力を感知することにより、永久磁石49が自らに接近しているか否かを検出することができ、そこからノートPC1が閉じられた状態か開かれた状態かを知ることができる。この構成だと、リッド・センサ47も永久磁石49も筐体外部に露出せず、しかも接点や可動部が存在しないので、機械式スイッチなどと比較して故障が少ないという利点がある。
DC−DCコンバータ51は、ACアダプタ53およびバッテリ55から供給される直流電力を、ノートPC1を動作させるために必要な複数の電圧に変換し、さらに動作モードに応じて定義された電力供給区分に基づいて、各々のデバイスに対して電力を供給する。ACアダプタ53は、ノートPC1に対して着脱自在である。また、ACアダプタ53がノートPC1に接続されている場合は、DC−DCコンバータ51はバッテリ55の充電を制御する。
なお、図1および図2は本実施の形態を説明するために、本実施の形態に関連する主要なハードウェアの構成および接続関係を簡略化して記載したに過ぎないものである。ここまでの説明で言及した以外にも、ノートPC1を構成するには多くのデバイスが使われるが、それらは当業者には周知であるので、ここでは詳しく言及しない。図で記載した複数のブロックを1個の集積回路もしくは装置としたり、逆に1個のブロックを複数の集積回路もしくは装置に分割して構成したりすることも、当業者が任意に選択することができる範囲においては本発明の範囲に含まれる。また、各々のデバイスの間を接続するバスおよびインターフェイスなどの種類はあくまで一例に過ぎず、それら以外の接続であっても当業者が任意に選択することができる範囲においては本発明の範囲に含まれる。
図3は、4つの電力供給系統と、動作モードによる電力の供給範囲を示す表である。図4は、本実施の形態を構成する主要ハードウェアの構成をさらに詳しく示す概略ブロック図である。ここでは、ノートPC1の動作モードとして、前述の第1のオフ状態、第2のオフ状態、サスペンド状態、オン状態の4通りを定義する。DC−DCコンバータ51は、これらの4通りの動作モードに応じて定義された電力供給区分に基づいて必要なデバイスに対して電力を供給するために、第1〜第4の4つの電力供給系統を有する。第1の電力系統は、全ての動作モードで電力が供給される系統である。ここにはパワー・コントローラ45とリッド・センサ47が接続される。第1の電力系統に接続されたデバイスには、第1のオフ状態でも電源が供給される。第1のオフ状態は、ACアダプタが接続されないで、かつ、システム電源がオフになっている状態であり、ノートPC1の中で最も電力供給範囲が狭くなるように定義されている。パワー・コントローラ45は、第1の電力系統に接続されることにより、ACアダプタが接続されないで、かつ、電源がオフになっている状態のときに、ノートPC1の電源スイッチがオンになったときに、DC−DCコンバータ51を制御して電源を立ち上げることができるようになっている。
第2の電力系統は、第1のオフ状態を除く上位3つの動作モードで電力が供給される系統である。ここにはエンベデッド・コントローラ41、I/Oブリッジ25、無線モジュール31、LED35が接続される。第2の電力系統に接続されたデバイスには、第2のオフ状態でも電源が供給される。第2のオフ状態は、ACアダプタが接続され、かつ、システム電源がオフの状態である。無線モジュール31を動作させるには、第2の電力系統に電源を供給する必要があるが、そのためには、動作モードが少なくとも第2のオフ状態でなければならない。本実施の形態にかかるノートPC1では、無線モジュール31に第2のオフ状態より上位の動作モードで電源を供給することにより、第1のオフ状態における電力の消費を抑えている。
第3の電力系統は、サスペンド状態およびオン状態で電力が供給される系統である。ここにはサスペンド状態でも記憶内容を保持する必要があるメイン・メモリ27、およびメイン・メモリ27の記憶内容の保持に必要なデバイス(図示せず)が接続される。第4の電力系統は、オン状態でのみ電力が供給される系統である。ここにはCPU21、HDD37、および上記以外のデバイスの大部分が接続される。
リッド・センサ47は、永久磁石49の磁力を感知することによってノートPC1が閉じられた状態か開かれた状態かを知ることができるが、磁力を感知する動作には電力供給を必要とする。従来のノートPCでは、リッド・センサはサスペンド状態とオン状態との間を切り替えるために使われていたので、サスペンド状態およびオン状態で電力が供給される第3の電力系統に接続されていればよかった。しかし本実施の形態では、第1および第2のオフ状態でリッド・センサ47によってノートPC1の開閉を検出する必要があるので、リッド・センサ47は第1の電力系統に接続され、またパワー・コントローラ45に開閉のイベントを知らせる信号を送る構成となっている。
第1の電力系統に接続されるパワー・コントローラ45は、動作モードに対応した電力の供給系統に関する情報をあらかじめ記憶しておき、動作モードに対応した供給系統に電力が送られるようにDC−DCコンバータ51を制御する。
またパワー・コントローラ45は、動作モードを変更するイベントが発生した場合にそのイベントの内容を記録するレジスタ61を有する。
第2の電力系統に接続されるエンベデッド・コントローラ41は、専用のバスであるSPIを介してパワー・コントローラ45と接続され、レジスタ61の内容を読み取ることができる。たとえば第1のオフ状態から第2のオフ状態へ移行した場合、あるいは第1のオフ状態からオン状態へ移行した場合などでは、それまで電力が供給されていなかったエンベデッド・コントローラ41に電力が供給される。電力を供給されて動作を開始したエンベデッド・コントローラ41は、SPIを介してレジスタ61の内容を読み取り、それによって自らが何のイベントで動作を開始したのかを知ることができる。また、エンベデッド・コントローラ41は、LPCバスを通して接続されるI/Oブリッジ25に対して、無線モジュール31にアクセス・ポイント検出命令を送ることができる。なお、エンベデッド・コントローラ41はバッテリの充電などでDC−DCコンバータ51を制御するが、図4ではエンベデッド・コントローラ41とDC−DCコンバータ51との間の電力系統(第2の電力系統)以外の直接の接続について記載を省略している。
I/Oブリッジ25および無線モジュール31は、オン状態で使用する場合は第4の電力系統に接続しておけばよいが、本実施の形態ではノートPC1の消費電力が少ない状態でアクセス・ポイントの検出をするために、第2の電力系統に接続している。I/Oブリッジ25は、専用バスを介して、無線モジュール31に接続される。I/Oブリッジ25は、エンベデッド・コントローラ41から受け取ったアクセス・ポイント検出命令をアクセス・ポイント検出専用バス32を介して無線モジュール31に送る。アクセス・ポイント検出命令を受け取った無線モジュール31は、アンテナ33を介して接続可能なアクセス・ポイントの検出を行い、検出ができた場合にはLED35を点灯してユーザに知らせる。LED35は第2の電力系統に接続されており、無線モジュール31がLED35を点灯もしくは消灯させる制御を行う。
図5は、本実施の形態に係るノートPC1を開いたときに、パワー・コントローラ45で実行される処理について書き表したフローチャートである。ノートPC1が第1のオフ状態にあって閉じられている状態から、この処理は開始される(ブロック101)。この状態では、ACアダプタ53がノートPC1に接続されず、DC−DCコンバータ51にはバッテリ55のみから電力が供給される。そしてDC−DCコンバータ51は、パワー・コントローラ45とリッド・センサ47のみに電力を供給する。ここでノートPC1を開くと、リッド・センサ47がそのことを検出し、パワー・コントローラ45にノートPC1が開かれたことに対応する信号を送る(ブロック103)。パワー・コントローラ45はこの信号に対応して、レジスタ61に、第1のオフ状態でノートPC1を開いたというイベントに対応するデータを記録する(ブロック105)。その後でパワー・コントローラ45は、ノートPC1を第1のオフ状態から第2のオフ状態にするよう、DC−DCコンバータ51に制御信号を送る(ブロック107)。制御信号を受けたDC−DCコンバータ51は、第2の電力系統に対して新たに電力の供給を開始する。第2の電力系統に接続されているエンベデッド・コントローラ41、I/Oブリッジ25、無線モジュール31、LED35が、これによって新たに電力の供給を開始される。以上で、パワー・コントローラ45の側で行われる処理は終了する(ブロック109)。
図6は、エンベデッド・コントローラ41で実行されるシステム起動管理プログラムの処理を書き表したフローチャートである。エンベデッド・コントローラ41に対して電力の供給が開始されたことより、エンベデッド・コントローラ41内部で、システム起動管理プログラムが動作を開始する(ブロック201)。この状態では、エンベデッド・コントローラ41は何のイベントで自らが動作を開始したのかを認識していない。そこでシステム起動管理プログラムは、SPIを介してパワー・コントローラ45のレジスタ61の内容を読み(ブロック203)、その内容を判断する(ブロック205)。レジスタ61の内容が、第1のオフ状態でノートPC1を開いたというイベントであれば、ブロック209以降に進む。それ以外の、たとえばノートPC1の電源スイッチ(図示せず)を入れてオン状態にする通常のパワー・オンなどのようなイベントであれば、アクセス・ポイントの検出はせず、通常のパワー・オンに係る処理などを続行する(ブロック207、以後は周知の技術であるのでフローチャートへの記載および本明細書での説明を省略する)。
第1のオフ状態でノートPC1を開いたというイベントを認識したシステム起動管理プログラムは、アクセス・ポイントの検出を行うよう、I/Oブリッジ25に対してアクセス・ポイント検出命令を送る(ブロック209)。アクセス・ポイント検出命令はI/Oブリッジ25から無線モジュール31に送られる。無線モジュール31に送られたアクセス・ポイント検出命令に対応して、アクセス・ポイントの検出とLED35による検出結果の表示の処理が、無線モジュール31の内部で行われる(ブロック211)。一方、アクセス・ポイント検出命令を送ったシステム起動管理プログラムは、そこから所定の時間の経過を計測するタイマー機能を起動する(ブロック213)。このタイマー機能が計測する「所定の時間」は、無線モジュール31がアクセス・ポイントの検出と検出結果の表示を行い、そしてユーザが表示された結果を確認するのに十分な時間であるように設定されている。
タイマー機能で所定の時間が経過したら、エンベデッド・コントローラ41からパワー・コントローラ45に対して、ノートPC1を第2のオフ状態から第1のオフ状態に戻すように制御信号が送られる(ブロック215)。パワー・コントローラ45はこれに対応してDC−DCコンバータ51に対して制御信号を送り、第2の電力系統への電力の供給を停止する。以上でシステム起動管理プログラムの動作は終了する(ブロック217)。しかし、ブロック213のタイマー機能が起動されている間に、ブロック211の処理によってアクセス・ポイントが検出されたことをLED35の点灯によって確認したユーザは、すぐに電源スイッチを投入することができる(ブロック219)。ノートPC1の電源スイッチが投入されたら、ブロック213のタイマー機能は停止し(ブロック221)、ノートPC1はオン状態となる(ブロック223)。この場合、アクセス・ポイントが検出されたことは確認済みであるので、すぐにノートPC1をネットワークに接続することができる。
また、ネットワークに接続してノートPC1を使用したいにもかかわらず、アクセス・ポイントが検出されなかったことを所定の時間内でLED35が点灯しないことによって確認したユーザは、電源スイッチを入れず、そのままノートPC1を閉じて別の場所に移動することができる。この場合、アクセス・ポイントが検出されないことを確認するまでに、ノートPC1を一度開いてまた閉じるというだけの操作で済む。また、OSを起動せず、CPUやHDDなども動作させずにアクセス・ポイントが検出されないことを確認でき、その後はタイマー機能で所定の時間が経過したら第1のオフ状態に戻るので、この操作に要する時間も消費電力量も少なく済む。
図7は、本発明の別の実施の形態に係るノートPC301を構成する主要ハードウェアの構成を示す概略ブロック図である。アクティブ・スキャン方式を採用していたり、アクセス・ポイントが認証を行うような場合には、ノートPCのアンテナからも電波が放射される。これまでで述べた実施例では、第1のオフ状態にあるノートPC1を開くと自動的にアクセス・ポイントの検出を行う構成となっている。しかし、この構成だと、たとえばユーザが病院内や航空機内などのように無線通信の利用が禁止されていたり、または、望ましくないとされていたりする場所にいる場合であっても、ノートPC1を開いただけでアンテナ33から電波が放射されることになる。そのような場合に備えて、ノートPC301は、第1〜第4の4つの電力供給系統のうち、第1の電力系統にはパワー・コントローラ45、リッド・センサ47が接続され、第2の電力系統にはエンベデッド・コントローラ41、I/Oブリッジ25、無線モジュール31、およびLED35に加えてI/Oコントローラ43が接続される。I/Oコントローラ43は、ユーザからのアクセス・ポイント検出の指示に対応する入力部15への特定のキー入力(詳しくは後述)を検出できればよいので、第2の電力系統ではI/Oコントローラ43の中でその特定のキー入力の認識に必要な部分にだけ電力を供給し、他の部分への電力の供給を停止してもよい。ノートPC301は、その点以外のハードウェアについてはノートPC1と同一であるので、参照番号も同一として説明を省略する。ノートPC1を開いたときに、パワー・コントローラ45で実行される処理も、図5で示したフローチャートと同一であるので、やはり説明を省略する。
図8は、ノートPC301のエンベデッド・コントローラ41で実行されるシステム起動管理プログラムの処理を書き表したフローチャートである。ここで行われる処理は、図6で示されたノートPC1の場合の処理とほぼ同一である。相違点は、ブロック205で第1のオフ状態でノートPC1を開いたというイベントが認識された場合、システム起動管理プログラムはすぐにI/Oブリッジ25に対してアクセス・ポイント検出命令を送らず、タイマー機能によって所定の時間の経過を計測する状態となる(ブロック251)。ここでは、図6のブロック213と比べて長い待ち時間が設定される。この待ち時間の間は、第2の電力系統に対して電力が供給されているので、そこに接続されているI/Oコントローラ43にも電力が供給されている。それで、I/Oコントローラ43は入力部15からの入力を待つ状態となる(ブロック253)。入力部15で、たとえば特定のホットキーやファンクションキーなどが押された場合、I/Oコントローラ43はそれをユーザからのアクセス・ポイント検出の指示であると認識することができる。
アクセス・ポイント検出の指示があった場合、ブロック209〜211の、アクセス・ポイントの検出に係る処理に進み、ユーザからの電源スイッチ投入を待つ状態となる(ブロック255)。アクセス・ポイント検出の指示がなければ、ブロック251の経過時間の計測を継続する。ブロック251で所定の時間が経過したら、ブロック215以後の処理に進む。またブロック255で電源スイッチが投入されたら、ブロック221以後の処理に進む。以上の点以外は、図6で示したフローチャートと同一であるので、参照番号も同一として説明を省略する。この構成にすれば、無線通信の利用が禁止されていたり、または、望ましくないとされていたりする場所であっても、電波を放射することなくノートPC301を使用することができる。ブロック253の機能を無効にしておけば、それ以外の場所でノートPC1と同様のアクセス・ポイントの検出を行うことができる。なお、アクセス・ポイントが検出され、それを確認したユーザがノートPC1をオン状態にしたら、ブロック251のタイマー機能は停止する。
以上、2通りの実施の形態について説明した。いずれの実施の形態においても、無線モジュール31がアクセス・ポイント検出の機能を内蔵したものであれば、ノートPC1および301をオン状態にせずに第2のオフ状態でアクセス・ポイントの検出を行い、それが終わったらタイマーによって第1のオフ状態に戻るので、時間と電力を無駄に消費することはない。しかも、新しいデバイスを追加することはなく、電力供給区分の若干の変更と、エンベデッド・コントローラ41に接続されることの多かったリッド・センサ47を、パワー・コントローラ45に接続するなどのように一部のデバイスの接続先を変更すれば、あとはパワー・コントローラ45とエンベデッド・コントローラ41のそれぞれで実行させる処理の内容を変更することで実施できる。ノートPC1および301の筐体に新しいボタンを設ける必要はない。また、ノートPC1および301を開いた状態、つまりユーザがそのノートPCを実際に使用するときの状態で、かつ内蔵アンテナの感度が高い状態でアクセス・ポイントを検出するので、より正確にアクセス・ポイントの検出が可能である。
いずれの実施の形態においても、アクセス・ポイントの検出結果の表示はLED35の点灯によって行われているが、これ以外にもたとえばビープ音を発するなどの方法で行うことも可能である。ただし、本発明の一つの目的は消費電力を節約しながらアクセス・ポイントの検出を行うことであるので、検出結果の表示は消費電力の少ない方法で行われることが望ましい。また、無線モジュールは第2のオフ状態で電力を供給できるものであれば、ノートPCに内蔵されたものでなくてもよく、たとえばPCMCIAやCardBusの規格に対応したPCカードなどとすることも可能である。さらに、リッド・センサ47のかわりに機械式スイッチを利用する構成も考えられる。機械式スイッチは電力を供給しなくても動作し、また永久磁石49も不要である。
なお、本発明においては、図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
本発明の一つの実施形態によるノートPCの外観図である。 本発明の一つの実施形態によるノートPCのハードウェアの構成を示す概略図である。 本発明の一つの実施形態によるノートPCの、4つの電力供給系統と、動作モードによる電力の供給範囲を示す表である。 本発明の一つの実施形態によるノートPCを構成する主要ハードウェアの構成をさらに詳しく示す概略ブロック図である。 本発明の一つの実施形態によるノートPCの、パワー・コントローラで実行される処理について書き表したフローチャートである。 本発明の一つの実施形態によるノートPCの、エンベデッド・コントローラで実行される処理について書き表したフローチャートである。 本発明の別の実施形態によるノートPCを構成する主要ハードウェアの構成をさらに詳しく示す概略ブロック図である。 本発明の別の実施形態によるノートPCの、エンベデッド・コントローラで実行される処理について書き表したフローチャートである。
符号の説明
1,301 ノートPC
11 本体側筐体
13 ディスプレイ側筐体
15 入力部
17 ディスプレイ
19 連結部
21 CPU
23 CPUブリッジ
25 I/Oブリッジ
27 メイン・メモリ
29 ビデオ・コントローラ
31 無線モジュール
32 アクセス・ポイント検出専用バス
33 アンテナ
35 LED
37 ハードディスク・ドライブ(HDD)
39 LPCバス
41 エンベデッド・コントローラ
43 I/Oコントローラ
45 パワー・コントローラ
47 リッド・センサ
49 永久磁石
51 DC−DCコンバータ
53 ACアダプタ
55 バッテリ
61 レジスタ

Claims (20)

  1. 無線通信の可能な携帯式コンピュータであって、
    システム本体と、
    前記システム本体の表面を覆うカバーと、
    前記カバーに取り付けられたアンテナと、
    前記カバーが前記システム本体から開かれたことを検出してリッド・イベント信号を出力するリッド・センサと、
    前記アンテナに接続され電力の供給を受けてアクセス・ポイントの検出をする無線モジュールと、
    前記システム本体の表面が前記カバーで覆われている状態で前記無線モジュールに対する電力の供給を停止し前記リッド・センサがリッド・イベント信号を出力したことに応答して前記無線モジュールに電力を供給する電源モジュールと
    を有する携帯式コンピュータ。
  2. 前記システム本体の表面が前記カバーで覆われている状態で前記電源モジュールから電力の供給を受け、前記リッド・センサがリッド・イベント信号を出力したことに応答して前記無線モジュールに電力を供給するように前記電源モジュールを制御する電源制御部を有する請求項1記載の携帯式コンピュータ。
  3. 前記システム本体の表面が前記カバーで覆われて前記電源モジュールが前記無線モジュールに対する電力の供給を停止しているとき、前記携帯式コンピュータはバッテリ・モードで動作して、かつシステム・オフ状態である請求項1記載の携帯式コンピュータ。
  4. 前記リッド・センサから出力されたリッド・イベント信号に応答して動作を開始するタイマーを有し、前記電源モジュールは前記タイマーがタイム・アップしたときに前記無線モジュールに供給していた電力の供給を停止する請求項1記載の携帯式コンピュータ。
  5. 前記無線モジュールがアクセス・ポイントを検出したことを表示する表示器を有する請求項1記載の携帯式コンピュータ。
  6. 第1の使用状態に対応した第1の電源供給モードと、第2の使用状態に対応し前記第1の電源供給モードより電源供給範囲が広い第2の電源供給モードを含む携帯式コンピュータであって、
    システム本体と、
    前記システム本体の表面を覆うカバーと、
    前記カバーに取り付けられたアンテナと、
    前記カバーが前記システム本体から開かれたことを検出してリッド・イベント信号を出力するリッド・センサと、
    前記アンテナに接続され前記第2の電源供給モードで電力の供給を受けてアクセス・ポイントの検出をする無線モジュールと、
    前記第1の電源供給モードと前記第2の電源供給モードの切り替えが可能で、前記リッド・イベント信号に応答して前記第1の電源供給モードから前記第2の電源供給モードに切り替わって前記無線モジュールに電力を供給する電源モジュールと
    を有する携帯式コンピュータ。
  7. 前記第1の使用状態はバッテリ・モードにおけるシステム・オフ状態である請求項6記載の携帯式コンピュータ。
  8. 前記第2の使用状態は、商用電源モードにおけるシステム・オフ状態である請求項6記載の携帯式コンピュータ。
  9. 前記第2の電源モードの電源供給範囲は、サスペンド時の電源供給範囲より狭い請求項6記載の携帯式コンピュータ。
  10. 前記第1の電源供給モードで電力の供給を受けて動作し、前記リッド・イベント信号を記憶する記憶部を有し、前記リッド・イベント信号に応答して前記電源モジュールを前記第1の電源供給モードから前記第2の電源供給モードに切り替える電源制御回路を有する請求項6記載の携帯式コンピュータ。
  11. 前記第2の電源供給モードで電力の供給を受けて動作し、電力の供給を受けたときに前記記憶部を参照し、前記記憶部からリッド・イベント信号を読み取ってスキャン信号を前記無線モジュールに出力してアクセス・ポイントの検出をさせるイベント処理回路を有する請求項10記載の携帯式コンピュータ。
  12. 前記イベント処理回路は、前記無線モジュールに接続されたI/Oブリッジを含む請求項11記載の携帯式コンピュータ。
  13. 前記イベント処理回路が前記リッド・イベント信号に応答して動作を開始するタイマーを含み、前記タイマーがタイム・アップしたときに前記イベント処理回路は前記電源モジュールを前記第2の電源供給モードから前記第1の電源供給モードに切り替える信号を前記電源制御回路に出力する請求項11記載の携帯式コンピュータ。
  14. 前記第2の電源供給モードで電力の供給を受けるキーボード・コントローラを有し、前記イベント処理部は前記キーボード・コントローラに接続されたキーボードの操作に応答してスキャン信号を前記無線モジュールに出力してアクセス・ポイントの検出をさせる請求項11記載の携帯式コンピュータ。
  15. 前記第2の電源供給モードで電力の供給を受けて動作し、前記無線モジュールがアクセス・ポイントを検出したことを表示する表示器を有する請求項6記載の携帯式コンピュータ。
  16. システム本体を覆うカバーに取り付けられたアンテナと該アンテナに接続された無線モジュールを有する携帯式コンピュータにおいて、無線通信のアクセス・ポイントを検出する方法であって、
    前記無線モジュールに対する電力の供給を停止するステップと、
    前記カバーを開けたことに応答してリッド・センサがリッド・イベント信号を出力するステップと、
    前記リッド・イベント信号に応答して前記無線モジュールに電力を供給するステップと、
    前記電力の供給を受けた無線モジュールが前記リッド・イベント信号に応答してアクセス・ポイントの検出をするステップと
    を有する検出方法。
  17. 前記電力の供給を停止するステップが、前記携帯式コンピュータをバッテリ・モードで動作させ、かつ、システム・オフ状態にするステップを含む請求項16記載の検出方法。
  18. 前記リッド・イベント信号が出力されてからの所定時間の経過を計測するステップと、
    前記所定時間が経過したことに応答して前記無線モジュールに対する電力の供給を停止するステップと
    を有する請求項16記載の検出方法。
  19. システム本体を覆うカバーに取り付けられたアンテナと該アンテナに接続された無線モジュールを有する携帯式コンピュータに、
    前記無線モジュールに対する電力の供給を停止する機能と、
    前記カバーを開けたことに応答してリッド・センサが出力したリッド・イベント信号に応答して前記無線モジュールに電力を供給する機能と、
    前記電力の供給を受けた無線モジュールが前記リッド・イベント信号に応答してアクセス・ポイントの検出をする機能と
    を実現させるコンピュータ・プログラム。
  20. システム本体を覆うカバーに取り付けられたアンテナと該アンテナに接続された無線モジュールを有する携帯式コンピュータに、
    前記無線モジュールに対する電力の供給を停止する機能と、
    前記カバーを開けたことに応答してリッド・センサが出力したリッド・イベント信号に応答して前記無線モジュールに電力を供給する機能と、
    前記電力の供給を受けた無線モジュールが前記リッド・イベント信号に応答してアクセス・ポイントの検出をする機能と
    を実現させるコンピュータ・プログラムを記憶したコンピュータによる読み取りが可能な記録媒体。
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