JP2008095303A - 車両運行補助装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】口径が400mmに及ぶ大容量送水ホースであっても、該ホースを車両が容易に乗り越えることができる車両運行補助装置を提供する。
【解決手段】中央部にホース10を通すためのホース挿通路15を形成した本体12を有し、この本体を挟んで両側に先端部に向って下り勾配のスロープパネル13を設けた車両運行補助装置11であって、前記本体12のホース挿通路15は、路面等に敷設された前記ホース10の中途部にその上方から嵌合できるように下面開口部を有し、前記スロープパネル13は、前記本体12の両側縁部に対して上下方向に回動可能にピン結合され、不使用時には折畳み及び分解可能であることを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】中央部にホース10を通すためのホース挿通路15を形成した本体12を有し、この本体を挟んで両側に先端部に向って下り勾配のスロープパネル13を設けた車両運行補助装置11であって、前記本体12のホース挿通路15は、路面等に敷設された前記ホース10の中途部にその上方から嵌合できるように下面開口部を有し、前記スロープパネル13は、前記本体12の両側縁部に対して上下方向に回動可能にピン結合され、不使用時には折畳み及び分解可能であることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、消火活動中のように路上等に敷設された大容量送水ホースを車両が乗り越えて通過する際に、車両の運行を補助する車両運行補助装置に関する。
道路の近くで火災が発生し、消火活動に使用する消火栓等の水利が火災発生場所より道路を挟んだ向かい側にある場合、消防ホースが道路を横断して敷設されることになる。このような場合、道路にホースブリッジをセットし、このホースブリッジによって消防ホースの中途部を覆って消防ホースを保護することにより、道路を車両が通行できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このホースブリッジは、中央部に消防ホースを通すためのホース挿通路を有し、このホース挿通路を挟んで両側に先端側に向って下り勾配のスロープを有する左右一対のブロックが設けられている。したがって、車両はブロックの上面を踏み付けながら走行することができ、車両の踏み付け力から消防ホースを保護することができる。
特公平7−119441号公報
このホースブリッジは、中央部に消防ホースを通すためのホース挿通路を有し、このホース挿通路を挟んで両側に先端側に向って下り勾配のスロープを有する左右一対のブロックが設けられている。したがって、車両はブロックの上面を踏み付けながら走行することができ、車両の踏み付け力から消防ホースを保護することができる。
しかしながら、例えば、石油コンビナートの石油貯蔵タンクの火災発生時のような大火災に対応できる大容量泡放射システム等に使用される大容量送水ホースあるいは洪水等の天災の発生時に排水用ポンプに接続されて使用される大容量送水ホースが知られている。
大容量送水ホースは、例えば、口径が400mm、ホースの標準長さが150m、質量が10kg/mもある。大容量送水ホースは、ホース本体の両端部に結合金具が設けられ、結合金具を介して複数本の送水ホース相互または送水ポンプと送水ホースとが結合される。このような大容量送水ホースは、通常は展張車のドラムに巻回されており、展張時にはドラムを回転駆動して大容量送水ホースを地上等に這わせる繰り出し操作とホースの両端部の結合金具同士を結合する操作を行って目的の場所に展張している。
この大容量送水ホースは、前述したように、口径が400mmであるため、道路等の敷設したとき、路面からのホースの高さは、400mmを超えるため、従来においては、大容量送水ホース用のホースブリッジは知られていない。また、大容量送水ホースは、質量が10kg/mもあるため、いったん道路に敷設すると、人間がその大容量送水ホースを移動させることは不可能に近い。したがって、大容量送水ホースが路面に敷設されていると、車両が該ホースを乗り越えることはできず、火災等の緊急時であっても迂回しなくてはならないという問題がある。
本発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、口径が400mmに及ぶ大容量送水ホースであっても、該ホースを車両が容易に乗り越えることができる車両運行補助装置を提供するものである。
本発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、口径が400mmに及ぶ大容量送水ホースであっても、該ホースを車両が容易に乗り越えることができる車両運行補助装置を提供するものである。
本発明は、前記目的を達成するために、請求項1は、中央部にホースを通すためのホース挿通路を形成した本体を有し、この本体を挟んで両側に先端部に向って下り勾配のスロープパネルを設けた車両運行補助装置であって、前記本体のホース挿通路は、路面等に敷設された前記ホースの中途部にその上方から嵌合できるように下面開口部を有し、前記スロープパネルは、前記本体の両側縁部に対して上下方向に回動可能にピン結合され、不使用時には折畳み及び分解可能であることを特徴とする。
請求項2は、請求項1の前記本体は、路面等に敷設されたホースに対して少なくとも水を送水する前は、路面等に対して接地して前記ホース挿通路の空間を確保する支持脚が有していることを特徴とする。
請求項3は、請求項1の前記スロープパネルは、ピン結合された複数枚のパネルからなり、不使用時には折畳み及び分解可能であることを特徴とする。
請求項4は、路面等に敷設された大容量送水ホース相互間で前記路面等に設置され、、両側部に車両が乗り越えて通過可能なスロープを有する扁平状の本体と、前記本体の両端部に設けられ、前記大容量送水ホースと接続される接続金具と、前記本体にその長手方向に貫通して設けられ、前記接続金具を介して前記大容量送水ホースと連通する複数の流路とを具備したことを特徴とする車両運行補助装置にある。
請求項2は、請求項1の前記本体は、路面等に敷設されたホースに対して少なくとも水を送水する前は、路面等に対して接地して前記ホース挿通路の空間を確保する支持脚が有していることを特徴とする。
請求項3は、請求項1の前記スロープパネルは、ピン結合された複数枚のパネルからなり、不使用時には折畳み及び分解可能であることを特徴とする。
請求項4は、路面等に敷設された大容量送水ホース相互間で前記路面等に設置され、、両側部に車両が乗り越えて通過可能なスロープを有する扁平状の本体と、前記本体の両端部に設けられ、前記大容量送水ホースと接続される接続金具と、前記本体にその長手方向に貫通して設けられ、前記接続金具を介して前記大容量送水ホースと連通する複数の流路とを具備したことを特徴とする車両運行補助装置にある。
請求項5は、請求項4の前記接続金具は、円筒状の一対の接続金具本体と、これら接続金具本体の一方の外周面に設けられた内側シール部と、この内側シール部に嵌合されたシール材と、前記接続金具本体の他方の内周面に設けられ、前記シール材の放射方向と衝合される外側シール部と、この外側シール部を囲繞して前記一対の接続金具本体にそれぞれ設けられ、該接続金具本体の周方向に配列され軸方向に突設した複数の嵌合凸部と、これら嵌合凸部の間に形成された嵌合凹部とを備え、前記一対の接続金具本体の嵌合凸部と嵌合凹部は互いに相手側の接続金具本体の嵌合凹部と嵌合凸部に軸方向に嵌合し、これら嵌合凸部には相手側の接続金具本体の嵌合凹部に周方向に係止して軸方向の移動を規制し、これら一対の接続金具本体を軸方向に係止する係止鉤部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、口径が400mmに及ぶ大容量送水ホースであっても、該ホースを車両が容易に乗り越えることができ、火災等の緊急時に迅速に対応できる。さらに、ホースを敷設した後であっても設置でき、また送水を止めることなく、車両が運行できるという効果がある。
以下、本発明の各実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は車両運行補助装置の第1の実施形態を示し、図1(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は分解した状態の正面図、図2(a)(b)は車両運行補助装置の使用状態の正面図、図3(a)(b)は車両運行補助装置の不使用時に折畳む状態を示す正面図である。
図1(a)〜(c)及び図2(a)(b)に示すように、車両運行補助装置11は、大容量送水ホース10(例えば、口径400mmで、標準長さ150m、質量10kg/m)用であり、金属材料または合成樹脂材料によって形成された本体12と、この本体12を挟んで両側に設けられた一対のスロープパネル13とから構成されている。本体12は上面が平坦面12aで長方形状に形成され、上面の中間部には幅広部12b、両端部は狭幅部12cが形成されている。
さらに、本体12の長手方向に沿う両側部には下方に突出する支持脚14が一体に設けられ、一対の支持脚14間には本体12の長手方向に亘って下面開口のホース挿通路15が設けられている。一対の支持脚14は、路面等に対して接地してホース挿通路15の空間を確保するようになっている。したがって、路面等に敷設された大容量送水ホース10に対してその上方から本体12を嵌合可能であるとともに、大容量送水ホース10に水を送水する前の扁平状態においては、路面等に設置した本体12のホース挿通路15に大容量送水ホース10を引き込むことが可能である。
左右一対のスロープパネル13は、それぞれ矩形状の第1のパネル16と第2のパネル17とから構成されている。第1のパネル16は本体12の長手方向と同一の幅であり、基端部には本体12の幅広部12bと狭幅部12cに衝合するように切欠部16aと突出部16bが形成されている。
左右一対のスロープパネル13は、それぞれ矩形状の第1のパネル16と第2のパネル17とから構成されている。第1のパネル16は本体12の長手方向と同一の幅であり、基端部には本体12の幅広部12bと狭幅部12cに衝合するように切欠部16aと突出部16bが形成されている。
さらに、第1のパネル16の突出部16bには本体12の長手方向に沿ってピン挿通孔18が設けられ、本体12の幅広部12bにはピン挿通孔18に対向するピン係合孔19が設けられている。そして、第1のパネル16の外側からピン挿通孔18に枢支ピン20が挿通され、この枢支ピン20の先端部はピン係合孔19に係合されている。したがって、本体12に対して第1のパネル16は枢支ピン20を支点として上下方向に略90°の範囲で回動自在に連結され、枢支ピン20の先端部をピン係合孔19から引き抜くことにより、本体12と第1のパネル16を分割できるようになっている。
さらに、第1のパネル16の先端部には延長部21が一体に設けられており、この左右両端部には下方に突出し、路面等に接地する脚部22が一体に設けられている。第1のパネル16の一対の脚部22間には前記第2のパネル17の基端部が嵌合されている。脚部22にはピン挿通孔23が設けられ、第2のパネル17の基端部にはピン挿通孔23に対向するピン係合孔24が設けられている。
さらに、第1のパネル16の先端部には延長部21が一体に設けられており、この左右両端部には下方に突出し、路面等に接地する脚部22が一体に設けられている。第1のパネル16の一対の脚部22間には前記第2のパネル17の基端部が嵌合されている。脚部22にはピン挿通孔23が設けられ、第2のパネル17の基端部にはピン挿通孔23に対向するピン係合孔24が設けられている。
そして、脚部22の外側からピン挿通孔23に枢支ピン25が挿通され、この枢支ピン25の先端部はピン係合孔24に係合されている。したがって、第1のパネル16に対して第2のパネル17は枢支ピン25を支点として上下方向に略180°の範囲で回動自在に連結され、枢支ピン25の先端部をピン係合孔24から引き抜くことにより、第1のパネル16と第2のパネル17を分割できるようになっている。また、第1のパネル16の先端部の延長部21は第2のパネル17の基端部における上面と重なり、第1のパネル16と第2のパネル17を略面一に結合するストッパの役目をしている。
このように構成された車両運行補助装置11は、路面等に設置したとき、本体12の支持脚14によって中央部にホース挿通路15が形成され、この本体12を挟んで両側に第1と第2のパネル16、17からなるスロープパネル13によって先端部に向って下り勾配のスロープ26が形成される。
図2(a)は,ホース挿通路15に大容量送水ホース10を挿通し、該ホース10に送水していない状態である。大容量送水ホース10は断面形状が扁平状であり、支持脚14が路面に接地して緩やかなスロープ26が形成される。同図(b)は、大容量送水ホース10に送水して断面形状が真円状に膨張した状態であり、大容量送水ホース10によって本体12が押し上げられ、支持脚14が路面から浮いた状態になるが、緩やかなスロープ26が形成される。したがって、図2(a)(b)にいずれの場合においても車両が車両運行補助装置11を乗り越えて通過できる。
このように構成された車両運行補助装置11は、路面等に設置したとき、本体12の支持脚14によって中央部にホース挿通路15が形成され、この本体12を挟んで両側に第1と第2のパネル16、17からなるスロープパネル13によって先端部に向って下り勾配のスロープ26が形成される。
図2(a)は,ホース挿通路15に大容量送水ホース10を挿通し、該ホース10に送水していない状態である。大容量送水ホース10は断面形状が扁平状であり、支持脚14が路面に接地して緩やかなスロープ26が形成される。同図(b)は、大容量送水ホース10に送水して断面形状が真円状に膨張した状態であり、大容量送水ホース10によって本体12が押し上げられ、支持脚14が路面から浮いた状態になるが、緩やかなスロープ26が形成される。したがって、図2(a)(b)にいずれの場合においても車両が車両運行補助装置11を乗り越えて通過できる。
本実施形態の車両運行補助装置11によれば、路面等の大容量送水ホース10を敷設した後であっても、大容量送水ホース10に対してその上方からホース挿通路15に嵌合可能である。また、路面等に設置したとき、本体12の支持脚14によってホース挿通路15の空間を確保できることから、大容量送水ホース10が送水前で扁平状態においては、大容量送水ホース10をホース挿通路15に引き込むことも可能である。
また、車両運行補助装置11の不使用時においては、図3(a)に示すように、本体12に対してスロープパネル13(第1のパネル16及び第2のパネル17)を枢支ピン20を支点として上方に略180°回動する。次に、同図(b)に示すように、枢支ピン25を支点として第2のパネル17を下方に略180°回動することにより、スロープパネル13を折畳むことができる。したがって、車両運行補助装置11の運搬・保管時に便利であり、また、枢支ピン20,25をピン係合孔19,24から抜くことにより、本体12、第1のパネル16及び第2のパネル17を分解して運搬・保管することができる。
また、車両運行補助装置11の不使用時においては、図3(a)に示すように、本体12に対してスロープパネル13(第1のパネル16及び第2のパネル17)を枢支ピン20を支点として上方に略180°回動する。次に、同図(b)に示すように、枢支ピン25を支点として第2のパネル17を下方に略180°回動することにより、スロープパネル13を折畳むことができる。したがって、車両運行補助装置11の運搬・保管時に便利であり、また、枢支ピン20,25をピン係合孔19,24から抜くことにより、本体12、第1のパネル16及び第2のパネル17を分解して運搬・保管することができる。
図4〜図6は第2の実施形態を示し、図4(a)は一部断面した正面図、(b)は側面図、(c)はA−A線に沿う断面図、図5は使用状態の平面図、図6は接続金具の一部を断面した側面図である。
本実施形態の車両運行補助装置31は、図4及び図5に示すように、路面等に大容量送水ホース10と一緒に設置され、大容量送水ホース10相互間を送水可能に連結すると同時に、その上部を車両が乗り越えて通過可能に構成したものである。
金属材料または合成樹脂材料からなる本体32は、断面が扁平矩形状で、上面が平坦な本体32aが形成されている。この本体32は車両33の一台が乗り越え通過可能もしくは車両33がすれ違いで乗り越え通過可能な長さであり、長手方向に亘って設けられた仕切り壁34によって区画された複数の流路35が設けられている。
本実施形態の車両運行補助装置31は、図4及び図5に示すように、路面等に大容量送水ホース10と一緒に設置され、大容量送水ホース10相互間を送水可能に連結すると同時に、その上部を車両が乗り越えて通過可能に構成したものである。
金属材料または合成樹脂材料からなる本体32は、断面が扁平矩形状で、上面が平坦な本体32aが形成されている。この本体32は車両33の一台が乗り越え通過可能もしくは車両33がすれ違いで乗り越え通過可能な長さであり、長手方向に亘って設けられた仕切り壁34によって区画された複数の流路35が設けられている。
この本体32の両端部にはテーパ状に拡開する合流部36が流路35と連通して設けられ、この合流部36には後述する接続金具37が設けられている。さらに、本体32の両側部にはその長手方向に亘ってスロープ38が固定した状態に設けられている。このスロープ38は断面が略直角三角形状の中空体で、その斜面が緩やかな円弧面に形成され、車両33が乗り越えて通過しやすい構造に構成されている。
本体32に設けられた接続金具37は、大容量送水ホース10の端部に設けられた接続金具39と接続可能になっている。接続金具37、39は、特許第3107507号公報で知られている結合金具と基本的に同一構造であり、図6に示すように、一対の環状の金具本体40を備えている。これら金具本体40の前端部には、それぞれ複数個の嵌合凸部41が一体に突設されている。これらの嵌合凸部41は金具本体40の周方向に等間隔に配列されている。
また、これらの嵌合凸部41の間は嵌合凹部42として形成されており、嵌合凸部41の一方の側面41aには段形鉤状の係止鉤部43がそれぞれ形成されている。これらの嵌合凸部41の他方の側面41bの先端角部は円弧状に形成されてガイド部44が形成されている。
また、これらの嵌合凸部41の他方の側面41bには、それぞれ付勢機構45が設けられている。これらの付勢機構45は、鋼球と、この鋼球を突出方向に付勢するスプリングとから構成されており、これらの付勢機構45はこれら嵌合凸部41の他方の側面41bに埋め込まれている。従って、これらの嵌合凸部41が相手側の嵌合凹部42内に嵌合されると、鋼球が互いに当接して互いに押圧付勢し、これら嵌合凸部41の他方の側面41bを互いに離反するように付勢する。この結果、これら嵌合凸部41の一方の側面41aは互いに近接するように付勢され、これらの一方の側面41aの係止鉤部43が互いに係合するように付勢されるようになっている。
そして、一対の金具本体40の結合部が軸方向に衝合された場合には、例えば、一方の金具本体40の嵌合凸部41が他方の金具本体40の嵌合凹部42内に嵌合し、また他方の金具本体40の嵌合凸部41が一方の金具本体40の嵌合凹部42内に嵌合し、互いに相補形に嵌合する。同様に、一方の金具本体40の嵌合凸部41が他方の金具本体40の嵌合凹部42内に嵌合し、また他方の金具本体40の嵌合凸部41が一方の金具本体40の嵌合凹部42内に嵌合し、互いに相補形に嵌合するようになっている。
前記接続金具37の金具本体40は、車両運行補助装置31の本体32の管端部46に嵌合され、金具本体40は管端部46に対して軸方向及び周方向に移動自在であり、前記接続金具39の金具本体40は大容量送水ホース10の管端部48の係合段部に嵌合され、金具本体40は管端部48に対して軸方向及び周方向に移動自在である。さらに、管端部46,48の端面には環状凹部49が設けられ、この環状凹部49にはゴム製のシール材としてのOリング50が嵌着され、Oリング50は接続金具37と39との接続時に衝合して流体密にシールされる。
したがって、図5に示すように、大容量送水ホース10の左側(L)から送水すると、接続金具37,39を介して車両運行補助装置31の一端側の合流部36に送水される。この一端側の合流部36から車両運行補助装置31の複数の流路35に分岐されて他端側に送水され、他端側の合流部36で合流する。そして、車両運行補助装置31の他端側から接続金具37,39を介して大容量送水ホース10の右側(R)へ送水される。
大容量送水ホース10から車両運行補助装置31に送水される水は大容量であるが、車両運行補助装置31の本体32は扁平状で、水平方向に並設された複数の流路35を送水するため、本体32の高さを低く構成できる。しかも、本体32の両側部にはスロープ38が設けられているため、本体32の上部を車両33が乗り越えて容易に通過できる。
大容量送水ホース10から車両運行補助装置31に送水される水は大容量であるが、車両運行補助装置31の本体32は扁平状で、水平方向に並設された複数の流路35を送水するため、本体32の高さを低く構成できる。しかも、本体32の両側部にはスロープ38が設けられているため、本体32の上部を車両33が乗り越えて容易に通過できる。
なお、本発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
10…大容量送水ホース、11…車両運行補助装置、12…本体、13…スロープパネル、14…支持脚、15…ホース挿通路
Claims (5)
- 中央部にホースを通すためのホース挿通路を形成した本体を有し、この本体を挟んで両側に先端部に向って下り勾配のスロープパネルを設けた車両運行補助装置であって、
前記本体のホース挿通路は、路面等に敷設された前記ホースの中途部にその上方から嵌合できるように下面開口部を有し、
前記スロープパネルは、前記本体の両側縁部に対して上下方向に回動可能にピン結合され、不使用時には折畳み及び分解可能であることを特徴とする車両運行補助装置。 - 前記本体は、路面等に敷設されたホースに対して少なくとも水を送水する前は、路面等に対して接地して前記ホース挿通路の空間を確保する支持脚が有していることを特徴とする請求項1記載の車両運行補助装置。
- 前記スロープパネルは、ピン結合された複数枚のパネルからなり、不使用時には折畳み及び分解可能であることを特徴とする請求項1記載の車両運行補助装置。
- 路面等に敷設された大容量送水ホース相互間で前記路面等に設置され、両側部に車両が乗り越えて通過可能なスロープを有する扁平状の本体と、
前記本体の両端部に設けられ、前記大容量送水ホースと接続される接続金具と、
前記本体にその長手方向に貫通して設けられ、前記接続金具を介して前記大容量送水ホースと連通する複数の流路とを具備したことを特徴とする車両運行補助装置。 - 前記接続金具は、円筒状の一対の接続金具本体と、これら接続金具本体の一方の外周面に設けられた内側シール部と、この内側シール部に嵌合されたシール材と、前記接続金具本体の他方の内周面に設けられ、前記シール材の放射方向と衝合される外側シール部と、この外側シール部を囲繞して前記一対の接続金具本体にそれぞれ設けられ、該接続金具本体の周方向に配列され軸方向に突設した複数の嵌合凸部と、これら嵌合凸部の間に形成された嵌合凹部とを備え、前記一対の接続金具本体の嵌合凸部と嵌合凹部は互いに相手側の接続金具本体の嵌合凹部と嵌合凸部に軸方向に嵌合し、これら嵌合凸部には相手側の接続金具本体の嵌合凹部に周方向に係止して軸方向の移動を規制し、これら一対の接続金具本体を軸方向に係止する係止鉤部が形成されていることを特徴とする請求項4記載の車両運行補助装置。
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