JP2008090339A - サブシステムの電源制御回路及びサブシステム - Google Patents

サブシステムの電源制御回路及びサブシステム Download PDF

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Abstract

【課題】バスパワーを供給するUSBインタフェースと電源供給を必要とする他のインタフェースをケーブル接続で選択的に使用する場合に、供給不足を起こすことなく電源供給を適切に行う。
【解決手段】サブシステム10は、USBインタフェースに加えてシリアルATAなどの他のインタフェースを備える。電源制御回路部34は、USBコネクタ14からのUSBバス電源の入力状態でオンして内部電源端子にバス電源を供給し、USBバス電源の非入力状態でオフして内部電源端子との接続を切り離す第1切替回路34と、電源入力コネクタ16からの電源線のプラス側に挿入接続されたダイオード36と、ダイオード36に並列接続され、USBバス電源の入力状態でオフして電源入力コネクタ16の電源をダイオード36を介して内部電源端子に供給し、USBバス電源の非入力状態でオンして電源入力コネクタ16からの電源をダイオード36をバイパスして内部電源端子に直接供給する第2切替回路とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ホストにインタフェースケーブルにより外部接続されて入出力要求を処理するハードディスクドライブ等のデバイス機器を内蔵したサブシステムの電源制御回路及びサブシステムに関し、特にUSBインタフェースに加えてシリアルATAインタフェースなどの2つのインタフェースを備えたサブシステムの電源制御回路及びサブシステムに関する。
従来、パーソナルコンピュータに対し各種の周辺機器をサブシステムとして外部接続するインタフェースとしてUSB(Universal Serial Bus)が広範に使用されている。USBは、信号線に加え電源線を持つことで周辺機器に電源を供給して動作させることができ、周辺機器に専用の電源を必要としないメリットがあり、キーボード、マウス、メモリスティック等の消費電力の少ないデバイスのみならず、近年にあっては、外部接続して使用するハードディスクドライブ、光ディスクドライブなどのドライブ機器にも専用電源を必要としない便利さから広く利用されている。
ところで、USBドライブ機器をバスパワー(USBバス電源)で動作させる場合、パーソナルコンピュータのUSBコネクタやPCカード型のUSBハブでは十分な電流供給能力を持たないものがある。このような場合、一般的にはACアダプタを用いてUSBのバスパワーからAC系からの電源供給に切替えて使う。しかしながら、AC電源を使えない環境や持運びを考慮すると重量及びスペースの観点からACアダプタを使いたくはない。
この問題を解消するため従来のバスパワーで駆動するハードディスクドライブ等のUSBドライブ機器にあっては、次の対応がとられている。
(1)2つのUSBコネクタを設け、各コネクタからのプラス電源線(Vdd線)とマイナス電源線(Gnd線)をそれぞれ結線し(直結又はダイオード挿入)し、2箇所のUSBコネクタから電源を供給することで電源供給能力を高める。
(2)USBコネクタに加え電源コネクタを設け、ACアダプタからの電源ケーブルを電源コネクタに接続して電源供給能力を高める。
一方、パーソナルコンピュータに対し各種の周辺機器をサブシステムとして外部接続するインタフェースとしては、USBインタフェース以外に、電源線を持たないシリアルATAインタフェースなどの他のインタフェースを使用するものもあり、このようなサブシステムでは電源コネクタを用意し、ACアダプタからの電源ケーブルを接続して電源を供給している。
特開2004−213938号 特開2000−284865号
ところで近年にあっては、パーソナルコンピュータに外部接続するサブシステムとして、USBインタフェースに加えシリアルATAインタフェースなどの2つのインタフェースを使用可能とするサブシステムが考えられているが、それぞれサブシステムに電源を供給する手法が相違するため、2つのインタフェースの選択的な使用状態に対応してサブシステム内に適切に且つ不足することなく電源を供給するという課題を解決しなければならない。
またUSBインタフェースを使用する場合のバスパワーによる電源供給の不足を補うために更に電源コネクタを設け、電源コネクタに電源用USBインタフェースケーブルを接続して2系統のバスパワーを供給して電源供給能力を増加させた場合、2つのUSBコネクタに電位差があると電流が逆流する懸念があるので、これを防止するためにダイオードを入れている。
この場合、USBインタフェースを使用する場合は、2つのUSBコネクタからの電源線がダイオードを介して接続されることで、ポート間の逆流を阻止できるが、シリアルATAインタフェースを使用する場合にも、電源コネクタからダイオードを介して電源が供給され、ダイオードによる電圧降下でサブシステムに内蔵したデバイス機器の動作が不安定になるという問題がある。
例えば5.0Vの電源電圧をダイオードを介して供給した場合、ダイオードによる損失は、一般的なシリコン・ダイオードで0.8V、ショットキー・ダイオードでも0.3V程度あるため、サブシステム内の制御回路やデバイス機器に供給される電源電圧は4.2V〜4.7Vに低下する。一般的にハードディスクの電源電圧は5V±5%の規定であり仕様を満足できず、この電圧低下に伴って定電圧で動作している回路の閾値が不安定となり、シリアルATAインタフェースを使用する場合に誤動作を起こす可能性が高くなるという問題がある。
本発明は、バスパワーを供給するUSBインタフェースと電源供給を必要とする他のインタフェースをケーブル接続で選択的に使用する場合に、供給不足を起こすことなく電源供給を適切に行うことを可能とするサブシステムの電源制御回路及びサブシステムを提供することを目的とする。
(サブシステムの電源制御回路)
本発明は、サブシステムの電源制御回路を提供する。本発明は、USBなど電源線保有型インタフェースに加えて他のインタフェースを備え、2つのインタフェースに対応した2つのインタフェースコネクタに加え電源入力コネクタを備えたサブシステムの電源制御回路に於いて、
電源線保有型インタフェースコネクタからの電源線を入力接続するIFD(インタフェース電源線)電源入力端子と、
電源入力コネクタからの電源線を入力接続する電源入力端子と、
内部電源回路に電源を供給する内部電源端子と、
IFD電源入力端子を入力接続し、IFDバス電源の入力状態でオンして内部電源端子にIFDバス電源を供給し、IFDバス電源の非入力状態でオフして内部電源端子との接続を切り離す第1切替回路と、
電源入力端子から前記内部電源端子に接続された電源線のプラス側に挿入接続されたダイオードと、
ダイオードに並列接続され、IFDバス電源の入力状態でオフして電源入力端子の電源をダイオードを介して内部電源端子に供給し、IFDバス電源の非入力状態でオンして前記電源入力端子からの電源をダイオードをバイパスして内部電源端子に直接供給する第2切替回路と、
を備えたことを特徴とする。
ここで、サブシステムでUSBなどの電源線保有型インタフェースを使用するため、上位装置からケーブルを前記電源線保有型インタフェースコネクタにのみ接続してIFD電源入力端子にIFDバス電源を印加した場合、IFDバス電源の入力に基づき第1切替回路をオンすると共に第2切替回路をオフし、IFD電源入力端子のIFDバス電源のみを内部電源端子に出力する(第1モード)。
サブシステムで電源線保有型インタフェースを使用するため、上位装置から電源線及び信号線を備えたIFDケーブルを前記電源線保有型インタフェースコネクタに接続し、前記上位装置から電源線のみを備えた電源用IFDケーブルを電源入力コネクタに接続した場合、IFD電源入力端子のIFDバス電源の入力に基づき第1切替回路をオンすると共に第2切替回路をオフし、IFD電源入力端子のIFDバス電源を内部電源端子に直接出力すると共に、電源入力端子のIFDバス電源をダイオードを介して内部電源端子に重畳出力する(第2モード)。
サブシステムで電源線保有型インタフェースを使用するため、上位装置から電源線及び信号線を備えたIFDケーブルを電源線保有型インタフェースコネクタに接続し、交流電源を直流電源に変換する電源アダプタからの電源ケーブルを電源入力コネクタに接続した場合、電源入力端子のバス電源の入力に基づき第1切替回路をオンすると共に第2切替回路をオフし、IFD電源入力端子のIFDバス電源を内部電源端子に直接出力すると共に、電源入力端子の電源を前記ダイオードを介して内部電源端子に重畳出力する(第3モード)。
サブシステムで他のインタフェースを使用するため、上位装置から他のインタフェースのケーブルを他のインタフェースコネクタに接続し、上位装置から電源線のみを備えた電源用IFDケーブルを電源入力コネクタに接続した場合、IFD電源入力端子のIFDバス電源の非入力に基づき第1切替回路をオフすると共に第2切替回路をオンし、電源入力端子のIFDバス電源をダイオードをバイパスして内部電源端子に直接出力することを特徴とする(第4モード)。
サブシステムで他のインタフェースを使用するため、上位装置から他のインタフェースのケーブルを他のインタフェースコネクタに接続し、交流電源を直流電源に変換する電源アダプタからの電源ケーブルを前記電源入力コネクタに接続した場合、IFD電源入力端子のIFDバス電源の非入力に基づき第1切替回路をオフすると共に第2切替回路をオンし、電源入力端子の電源をダイオードをバイパスして内部電源端子に直接出力することを特徴とする(第5モード)。
第1切替回路は第1スイッチ回路と第1制御回路を備え、
第1スイッチ回路はP型MOS−FETを有し、P型MOS−FETのドレインをIFD電源入力端子に接続し、ソースを内部電源端子に接続し、更にゲートを第1制御回路の出力に接続し、
第1制御回路はIFD電源入力端子の電源電圧を入力し、電源電圧が得られている場合にP型MOS−FETをオンし、
第2切替回路は第2スイッチ回路と第2制御回路を備え、
第2スイッチ回路はP型MOS−FETを有し、P型MOS−FETのドレインを電源入力端子に接続し、ソースを内部電源端子に接続し、更にゲートを第2制御回路の出力に接続し、
第2制御回路はIFD電源入力端子の電源電圧を入力し、電源入力端子の電源電圧が得られている状態で、IFD電源入力端子の電源電圧が得られている場合にP型MOS−FETをオフし、IFD電源入力端子から前記電源電圧が得られていない場合にP型MOS−FETをオンする。
電源入力コネクタは、電源線のみを接続した電源線保有型インタフェースコネクタである。また、他のインタフェースはシリアルATAインタフェースを含む。
(サブシステム)
本発明は、上位装置からの入出力要求を処理するサブシステムを提供する。本発明のサブシステムは、
電源線保有型インタフェースと、
電源線保有型インタフェース以外の他のインタフェースと、
電源線保有型インタフェースに対応して設けられ、信号線及び電源線を備えたUSBケーブルを接続する電源線保有型インタフェースコネクタと、
他のインタフェースに対応して設けられ、信号線のみを備えたケーブルを接続するインタフェースコネクタと、
外部から電源ケーブルを接続する電源入力コネクタと、
電源線保有型インタフェースコネクタ及び電源入力コネクタからの電源入力状態に応じて電源を出力する電源制御回路と、
を備え、
電源制御回路は、
電源線保有型インタフェースコネクタからの電源線を入力接続するIFD電源入力端子と、
電源入力コネクタからの電源線を入力接続する電源入力端子と、
サブシステム内部電源回路に電源を供給する内部電源端子と、
IFD電源入力端子を入力接続し、IFDバス電源の入力状態でオンして内部電源端子にIFDバス電源を供給し、IFDバス電源の非入力状態でオフして内部電源端子との接続を切り離す第1切替回路と、
電源入力端子から内部電源端子に接続された電源線のプラス側に挿入接続されたダイオードと、
ダイオードに並列接続され、IFDバス電源の入力状態でオフして電源入力端子の電源を前記ダイオードを介して内部電源端子に供給し、IFDバス電源の非入力状態でオンして電源入力端子からの電源をダイオードをバイパスして内部電源端子に直接供給する第2切替回路と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、バスパワーが供給できるUSBインタフェース以外に、シリアルATAなどのバスパワーの供給機能を持たない他のインタフェースを備え、インタフェースケーブルの接続で選択的に使用するインタフェースを決定するサブシステムにおいて、インタフェースケーブルの接続状態に応じて適切にサブシステム内部に電源が供給できる。
即ち、サブシステムでUSBインタフェースを使用する場合には、次の第1乃至第3モードがケーブル接続により自動的に確立される。
第1モードは、上位装置との間を一本のUSBケーブルで接続した場合であり、バスパワーのみの電源供給する。
第2モードは、上位装置との間をUSBケーブルと電源用USBケーブルの2本で接続した場合であり、2つのバスパワーの重畳による電源供給とする。
第3モードは、上位装置との間をUSBケーブルで接続し、ACアダプタとの間を電源ケーブルで接続した場合であり、バスパワーと電源アダプタの重畳による電源供給とする。
このようにUSBインタフェースのバスパワーを使用する第1乃至第3モードでは、電源入力コネクタ側の電源線に必ずダイオードが挿入接続された状態となり、特に、バスパワーの不足を補う第2及び第3モードでは、ダイオードによりUSBポートへの電流の逆流が確実に阻止できる。
またシリアルATAなどの他のインタフェースを使用する場合には、次の第4及び第5モードがケーブル接続により自動的に確立される。
第4モードは、上位装置との間をインタフェースケーブルと電源用USBケーブルの2本で接続した場合であり、USBバスパワーのみの電源供給とする。
第5モードは、上位装置との間をインタフェースケーブルで接続し、ACアダプタとの間を電源ケーブルで接続した場合であり、電源パワーのみの電源供給とする。
この第4及び第5モードにあっては、電源入力コネクタ側の電源線に挿入接続されたダイオードは並列接続した第2切替回路のオンによりバイパスされ、ダイオードによる電圧ロスをなくし、シリアルATAなどの他のインタフェースを使用する場合の電源電圧の低下に伴う誤動作を防止できる。
図1は本発明による電源制御回路を備えたサブシステムの実施形態を示した説明図である。図1において、本実施形態のサブシステム10は内部にハードディスクドライブなどのストレージ機器をその制御回路と共に内蔵しており、内蔵ストレージの制御回路には信号線に加えて電源線を持つ電源線保有型のインタフェースであるUSBインタフェースと、これに加えて電源線を持たない信号線のみの電源線非保有型のインタフェースであるシリアルATAなどの他のインタフェースを備えており、パーソナルコンピュータ12に対するケーブル接続でUSBインタフェースと例えばシリアルATAインタフェースを使い分けるようにしている。
サブシステム10のシステム筐体の外部にはUSBインタフェースに対応してUSBコネクタ14が設けられ、またシリアルATAインタフェースに対応してインタフェースコネクタ18が設けられている。更にシステム筐体の外部には電源入力コネクタ16が設けられ、本実施形態にあっては、電源入力コネクタ16に対してはUSBケーブルの接続によるバスパワー(USBバス電源)の供給を可能とするため、USBコネクタ14と同じコネクタを使用している。
サブシステム10の内部には、電源制御回路部32として第1切替回路34、ダイオード36及び第2切替回路38が設けられる。ここで第1切替回路34及び第2切替回路38は、実際には後の説明で明らかにするように、P型MOS−FETとその制御回路で構成されるが、説明を簡単にするため単なるスイッチとして簡略表示している。この電源制御回路部32の回路構成及び動作の詳細は後の説明で明らかにする。
本実施形態のサブシステム10は、パーソナルコンピュータ12に対しインタフェースケーブルを接続して使用される。パーソナルコンピュータ12には、2つのUSBコネクタ20,22と、サブシステム10に設けている2番目のインタフェースである例えばシリアルATAインタフェースに対応したインタフェースコネクタ24が設けられている。
パーソナルコンピュータ12に対しサブシステム10は、USBケーブル26、電源用USBケーブル28、インタフェースケーブル30を選択的に使用して接続される。
サブシステム10の使用法としては、USBインタフェースを使用する場合チと、シリアルATAインタフェースなどの他のインタフェースを使用する場合の2つがある。これらのインタフェースの使い分けは、USBケーブル26、電源用USBケーブル28及びインタフェースケーブル30の接続で選択的に行う。
本実施形態におけるサブシステム10の使用モードとしては、次の第1モード〜第5モードがある。
この第1モード〜第5モードのケーブル接続状態は次の通りである。
第1モードは、サブシステム10のUSBインタフェースを使用するため、USBケーブル26のみで接続するモードである。
第2モードは、サブシステム10をUSBインタフェースで使用し、且つバスパワーの不足を補うため、USBケーブル26と電源用USBケーブル28で接続するモードである。
第3モードは、サブシステム10をUSBインタフェースで使用し、且つバスパワーの不足を補うため、USBケーブル26を接続すると共に、電源入力コネクタ16に図示しないACアダプタをケーブル接続するモードである。
第4モードは、サブシステム10をシリアルATAインタフェースで使用するため、インタフェースケーブル30を接続し、電源供給のため電源用USBケーブル28を接続してバスパワーを供給するモードである。
第5モードは、シリアルATAインタフェースで使用するため、インタフェースケーブル30を接続し、電源供給については電源入力コネクタ16に図示しないACアダプタをケーブル接続するモードである。
このような第1モード〜第5モードにおいて、サブシステム10のUSBインタフェースを使用する第1〜第3モードにあっては、第1切替回路34はオン、第2切替回路38はオフであり、第1モードにあってはUSBケーブル28によるUSBバス電圧を内部電源端子48に供給するが、第2及び第3モードにあってはUSBコネクタ14からのUSBバス電圧と電源入力端子16からのUSBバス電源またはACアダプタからの電源を重畳して、内部電源端子48に供給することになる。
一方、インタフェースケーブル30を接続してサブシステム10のシリアルATAインタフェースを使用する第4及び第5モードにあっては、電源入力コネクタ16に対する電源用USBケーブル28の接続またはACアダプタからのケーブル接続を行う電源供給である。このとき第1切替回路34はオフ、第2切替回路38はオンとなり、第2切替回路38のオンによりダイオード36をバイパスし、ダイオード36による電圧損失を生ずることなく、電源入力コネクタ16からのUSBバスパワーまたはACアダプタからの電源電圧を内部電源端子48に供給できるようにしている。
図2は図1の本実施形態によるサブシステム10の内部構成を示したブロック図である。図2において、サブシステム10にはUSBコネクタ14、電源入力コネクタ16及びインタフェースコネクタ18が設けられ、内部回路として本実施形態の電源制御回路部32、ストレージ制御回路部40及びストレージ機器42を設けている。
ストレージ機器42は例えばハードディスクドライブである。ストレージ制御回路部40には、USBインタフェース制御回路50とそれ以外のインタフェースである例えばSATAインタフェース制御回路52が設けられ、それぞれUSBコネクタ14及びインタフェースコネクタ18と接続されている。
ストレージ制御回路部40は、USBコネクタ14にケーブル接続が行われると、USBインタフェース制御回路50に切り替えてストレージ機器42との間でデータ転送を行う。またインタフェースコネクタ18にケーブル接続が行われると、SATAインタフェース制御回路52に切り替えてストレージ機器42との間でデータ転送を行う。
ここでUSBコネクタ14からは4本の信号線が引き出されており、そのうち2本の電源線が電源制御回路部32に接続され、残り2本の信号線がストレージ制御回路部40に接続されている。また電源入力コネクタ16からは2本の電源線が引き出され、電源制御回路32に接続されている。電源制御回路32からは内部電源供給のため2本の電源線が引き出され、それぞれストレージ制御回路部40及びストレージ機器42に接続されて内部電源を供給している。
インタフェースコネクタ18からは例えば7本の信号線が引き出され、ストレージ制御回路部40に接続されている。インタフェースコネクタ18から引き出された7本の信号線は、SATAインタフェースの場合、受信用信号線が2本、送信用信号線が2本、グラウド線が3本で構成されている。ストレージ制御回路部40とストレージ機器42との間の信号線は例えばバスであり、バスビット数に応じたn本が使用されている。
図3は図2の電源制御回路部32の回路ブロック図である。電源制御回路32にはUSB電源入力端子44、電源入力端子46及び内部電源端子48が設けられる。USB電源入力端子44に、図2に示したように、USBコネクタ14からの2本の電源線が接続される。電源入力端子46には図2の電源入力コネクタ16からの2本の電源線が接続される。内部電源端子48からは図2に示したように、ストレージ制御回路部40やストレージ機器42に対する2本の電源線が引き出されている。
電源制御回路32には第1切替回路34と第2切替回路38が設けられる。第1切替回路34は第1スイッチ回路54と第1制御回路56で構成される。第2切替回路38は第2スイッチ回路58と第2制御回路60で構成される。
第1切替回路34の第1スイッチ回路54は、USB電源入力端子44と内部電源端子48を接続する電源線に挿入接続される。第1制御回路56はUSB電源入力端子44に対するUSBバス電源を入力して第1スイッチ回路54を制御する。
第2切替回路38の第2スイッチ回路58は、電源入力端子46と内部電源端子48を接続する電源線のプラス側に挿入接続されたダイオード36に並列接続される。ダイオード36は、アノード側を電源入力端子46に接続し、カソード側を第1スイッチ回路54からの出力を接続した内部電源端子48側に接続している。第2スイッチ回路58は第2制御回路60により制御され、第2制御回路60にはUSB電源入力端子44からのUSBバス電源が入力している。
図4は図3の電源制御回路部による動作を電源制御モードに分けて一覧表示した説明図である。図4において、電源制御モードはモード1〜モード3の3つとなる。電源制御モード1は、USBケーブルのみで接続した場合であり、USB電源入力端子44からバス電源電圧V1が得られ、電源入力端子46から電源電圧V2は得られていない状態である。
このとき第1制御回路56により第1スイッチ回路54がオンし、一方、第2スイッチ回路58は第2制御回路60によりオフとなり、内部電源端子48にはバス電源電圧V1による電流I1のみが供給される。
電源制御モード2はUSBケーブルに加えて電源用USBケーブルあるいはACアダプタを接続した場合であり、USB電源入力端子44からバス電源電圧V1が得られ、且つ電源入力端子46から電源電圧V2が得られている状態である。
このとき第1スイッチ回路54及び第2スイッチ回路58は、それぞれ第1制御回路56及び第2制御回路60がバス電源電圧V1の入力で動作していることから、第1スイッチ回路54はオン、第2スイッチ回路58はオフである。
この結果、USB電源入力端子44のバス電源電圧V1は第1スイッチ回路54を介して内部電源端子48に供給され、一方、電源入力端子46の電源電圧V2は第2スイッチ回路58がオフであることからダイオード36を通って内部電源端子48に供給される。このとき内部電源端子48からの内部電源電流はバス電源電圧V1に対応したI1と電源電圧V2に対応した電流I2を加えた電流(I1+I2)の供給となり、電源供給能力を高めることができる。この電源制御モード1,2は、いずれもサブシステム10においてUSBインタフェースを使用する場合である。
一方、電源制御モード3は、サブシステムにおいて他のインタフェースであるシリアルATAインタフェースを使用する場合であり、この場合にはUSB電源入力端子44からバス電源電圧V1は得られず、電源入力端子46から電源用USBケーブルまたはACアダプタの電源ケーブルの接続による電源電圧V2のみが供給される。
このため第1制御回路56は、バス電源電圧V1が得られないことで第1スイッチ回路54をオフし、一方、第2制御回路60は同じくバス電源電圧V1が得られないことで第2スイッチ路回路58をオンし、ダイオード36をバイパスする。
これにより電源入力端子46の電源電圧V2が第2スイッチ回路58によるダイオード36のバイパスで損失することなく内部電源端子48に供給され、内部電源電流として電源電圧V2に対応したI2を供給することになる。
なお、内部電源端子48に対する電流I2の供給は、電源用USBケーブルを使用したUSBバス電源による供給か、バス電源で不足する場合にはACアダプタを電源ケーブルで接続することによる電源供給となる。
図5は図3の電源制御回路部32における回路構成の一実施形態を示した回路図である。図5において、電源制御回路部32に設けた第1スイッチ回路54にはP型MOS−FET62が設けられる。P型MOS−FET62はドレインDをUSB電源入力端子44に接続し、ソースSを内部電源端子48に接続し、ゲートGを第1制御回路56の制御出力に接続している。
またP型MOS−FET62は、その素子構造から寄生ダイオード64を持っており、寄生ダイオード64はアノードAをドレインD側、カソードKをソースS側として並列接続される。
第1制御回路56はNPNトランジスタ70及び抵抗72,74,76で構成され、USB電源入力端子44のバス電源電圧V1を抵抗72,74で分圧してNPNトランジスタのベースに供給することで、NPNトランジスタ70をオンする。
第1制御回路56の制御出力は、トランジスタ70がオフのときHレベル出力となり、Hレベル出力がP型MOS−FET62のゲートに加わることでドレイン・ソース間が高インピーダンス状態となり、いわゆるスイッチオフ状態とする。NPNトランジスタ70がオンすると制御出力はLレベルに引き込まれ、ドレイン・ソース間が低インピーダンス状態となり、いわゆるスイッチオン状態となる。
第2スイッチ回路58にも同様にP型MOS−FET66が設けられ、ダイオード36と並列にドレインD、ソースSを接続している。またP型MOS−FET66には寄生ダイオード68が存在し、ドレイン・ソース間に並列接続されている。第2制御回路60は抵抗78,80を直列接続した分圧回路であり、USB電源入力端子44のバス電源電圧V1を分圧してP型MOS−FET66のゲートGに供給している。
このため、USB電源入力端子44にバス電源電圧V1が加わると第2制御回路60からの分圧電圧の出力でゲートがHレベルとなり、P型MOS−FET66のドレイン・ソース間は高インピーダンス状態となり、これによりスイッチオフ状態となる。一方、USB電源入力端子44に対する電源供給がなくなってバス電源電圧V1が断たれると、第2制御回路60の出力はLレベルとなり、P型MOS−FET66のドレイン・ソース間が低インピーダンス状態となり、スイッチオンとなる。
図6は本実施形態で使用するUSBケーブル26と電源用USBケーブル28の説明図である。図6(A)はUSBケーブル26であり、一端に図1のパーソナルコンピュータ12のUSBコネクタ20に接続するA型USBコネクタ82を設け、他端に図1のサブシステム10のUSBコネクタ14に接続するB型USBコネクタ84を設けている。
また図6(B)の電源用USBケーブル28も、一端に図1のパーソナルコンピュータ12のUSBコネクタ22に接続するA型USBコネクタ86を設け、他端に図1のサブシステム10の電源入力コネクタ16に接続するB型USBコネクタ88を設けている。
なお、電源入力コネクタ16に接続するコネクタ88は一般的なDCジャック形式の物を使用しても良い。
図7は図6のUSBケーブル26と電源用USBケーブル28の回路図である。図7(A)はUSBケーブル26であり、2本の信号線90と電源線92で構成される。信号線90はプラス信号線(+DATA線)90−1とマイナス信号線(−DATA線)90−2で構成される。電源線92はプラス電源線(VDD線)92−1とマイナス電源線(GND線)92−2で構成される。
図7(B)は電源用USBケーブル28であり、図7(A)のUSBケーブル26から信号線90を除いた構成であり、電源線94のみで構成される。電源線94はプラス電源線(VDD線)94−1とマイナス電源線(GND線)94−2を備える。
図8は本実施形態で使用するインタフェースケーブル30であり、シリアルATAインタフェースに使用する場合を例にとっている。この場合には1レーンの構成を示している。即ち1レーンのインタフェースケーブル30は、2本の信号線を備えた受信用信号線100と、同じく2本の信号線を備えた送信用信号線102で構成され、これに加えて3本のアース線104−1〜104−3を設けている。
次に本発明の実施形態におけるケーブル接続による第1モード1〜第5モードの使用状態を説明する。図9はUSBケーブル26のみで接続した第1モードの使用状態である。即ち、パーソナルコンピュータ12のUSBコネクタ20とサブシステム10のUSBコネクタ14をUSBケーブル26のみで接続する。
このUSBケーブル26の接続により、USBコネクタ14からの電源線にUSBバス電源が供給され、このため第1切替回路34がオンし、USBケーブル26で供給されたUSBバスパワーを内部電源端子48に供給する。
図10はUSBケーブルと電源用USBケーブルで接続した本実施形態の第2モードによる使用状態である。第2モードの使用状態にあっては、サブシステム10のUSBインタフェースを使用するため、パーソナルコンピュータ12のUSBコネクタ20とサブシステム10のUSBコネクタ14をUSBケーブル26で接続する。
またUSBケーブル26によるバスパワーの不足を補うため、パーソナルコンピュータ12のUSBコネクタ22とサブシステム10の電源入力コネクタ16を電源用USBケーブル28で接続する。
このようなUSBケーブル26と電源用USBケーブル28の接続により、サブシステム10の電源制御回路部32にあっては、USBコネクタ14に対するUSBバス電源の供給で第1切替回路34がオンし、一方、第2切替回路38はオフとなり、内部電源端子48にUSBケーブル26によるUSBバス電源を供給すると共に、電源用USBケーブル28によるUSBバス電源を逆流防止用のダイオード36を介して内部電源端子48に重畳して供給し、これによって電源の供給不足を補う。
図11は本実施形態の第3モードによる使用状態の説明図である。第3モードの使用状態にあっては、サブシステム10のUSBインタフェースを使用するため、パーソナルコンピュータ12のUSBコネクタ20とサブシステム10のUSBコネクタ14をUSBケーブル26で接続する。
またUSBケーブル26によるUSBバス電源の不足を補うため、サブシステム10の電源入力コネクタ16にACアダプタ106を電源用ケーブル108により接続する。ACアダプタ106はACコンセントに接続され、商用AC電源をUSBバス電源と同じ電圧の直流電源に変換して出力する。
このときサブシステム10の電源制御回路部32は、USBケーブル26によりUSBバス電源の供給を受けて、第1切替回路34がオン、第2切替回路38がオフとなる。これは図10の第2モードの場合と同じであり、内部電源端子48にUSBケーブル26によるUSBバス電源とACアダプタ106からの電源をダイオード36を介して重畳供給し、ACアダプタ106からの電源供給でUSBバス電源の不足を補う。
この第3モードにあっては、ACアダプタ106が十分な電源供給能力を持つことから、図10のモード2の2系統のUSBバス電源の供給で電源供給が不足するような場合に第3モードを使用することになる。
図12は本実施形態の第4モードによる使用状態である。第4モードの使用状態にあっては、サブシステム10の他のインタフェースである例えばシリアルATAインタフェースを使用するため、パーソナルコンピュータ12のインタフェースコネクタ24とサブシステム10のインタフェースコネクタ18をインタフェースケーブル30で接続している。
またシリアルATAインタフェースを動作させる電源供給のため、パーソナルコンピュータ12のUSBコネクタ22とサブシステム10の電源入力コネクタ16を電源用USBケーブル28で接続している。
このケーブル接続状態にあっては、サブシステム10の電源制御回路部32は、USBコネクタ14に対するUSBバス電源の供給が断たれていることから、第1切替回路34はオフとなり、一方、第2切替回路38はオンし、ダイオード36をバイパスする。このため電源用USBケーブル28で供給されたUSBバス電源は、ダイオード36をバイパスしてオン状態にある第2切替回路38を通って、電圧損失を生ずることなく内部電源端子48に供給される。
図13は本実施形態の第5モードによる使用状態である。第5モードの使用状態にあっては、サブシステム10のシリアルATAインタフェースを使用するため、パーソナルコンピュータ12のインタフェースコネクタ24とサブシステム10のインタフェースコネクタ18をインタフェースケーブル30で接続している。
また、図12に示した第4モードの電源用USBケーブル28の接続によるUSBバス電源の供給では不足することから、この場合には、電源入力コネクタ16にACアダプタ106からの電源ケーブル108を接続している。
第5モードにおけるサブシステム10の電源制御回路部32の動作は第4モードと同じであり、USBコネクタ14にUSBバス電源の供給がないことから、第1切替回路34はオフ、第2切替回路38はオンとなり、ACアダプタ106からの電源を、ダイオード36をバイパスした第2切替回路38を介して内部電源端子48に電圧損失を生ずることなく供給する。
図14は図3の制御回路部における回路構成の他の実施形態を示した回路図である。図14において、電源制御回路部32の第1切替回路34を構成する第1スイッチ回路54及び第1制御回路56は図5の実施形態と同じである。
一方、第2切替回路38を構成する第2スイッチ回路58は図5と同じであるが、第2制御回路60として、この実施形態にあってはNPNトランジスタ110,112と抵抗114,116,118,120のトランジスタ2段の回路で構成している。
第2制御回路60の動作は次のようになる。まずUSB電源入力端子44にバス電源電圧V1が供給されている際には、抵抗114,116の分圧によりNPNトランジスタ110がオンし、これに伴うベース引込みでNPNトランジスタ112がオフし、電源入力端子46に加えられている電源電圧V2が抵抗120を介してP型MOS−FET66のゲートにHレベル出力として印加され、P型MOS−FET66のソース・ドレイン間を高インピーダンスとしてスイッチオフ状態となる。
一方、USB電源入力端子44にバス電源電圧V1が供給され且つ電源入力端子46にも電源電圧V2が供給された状態にあっては、バス電源電圧V1によりNPNトランジスタ110はオン、NPNトランジスタ112はオフとなっているが、抵抗120を介して電源電圧V2が供給されることでP型MOS−FET66のゲートはHレベルとなり、このためP型MOS−FET66は高インピーダンスとなり、スイッチオフ状態となる。
更にUSB電源入力端子44にバス電源電圧V1が供給されず、電源入力端子46にのみ電源電圧V2が供給された場合には、第2制御回路60のNPNトランジスタ110がオフとなり、このためNPNトランジスタ112がオンすることでP型MOS−FET66のゲートをLレベルとし、このためP型MOS−FET66のソース・ドレイン間が低インピーダンスとなり、スイッチオン状態となってダイオード36をバイパスする。それ以外の動作は図5の実施形態と同じである。
図15は図3の電源制御回路部における回路構成の他の実施形態を示した回路図である。図15において、電源制御回路部32における第1切替回路34を構成する第1スイッチ回路54、第1制御回路56は図3の実施形態と同じであり、また第2切替回路38を構成する第2スイッチ回路58も図3の実施形態と同じであり、第2制御回路60が異なる。第2制御回路60は、この実施形態にあってはPNPトランジスタ122と抵抗124,126,128で構成される。
第2制御回路60の動作は次のようになる。まずUSB電源入力端子44にバス電源電圧V1が供給されて、電源入力端子46に電源電圧V2が供給されていなければP型MOS−FET66にバイアスがかからずスイッチオフ状態である。
一方、USB電源入力端子44にバス電源電圧V1が供給され且つ電源入力端子46にも電源電圧V2が供給された状態にあっては、バス電源電圧V1によりNPNトランジスタ122はオフとなっているが、抵抗128を介して電源電圧V2が供給されることでP型MOS−FET66のゲートはHレベルとなり、このためP型MOS−FET66は高インピーダンスとなり、スイッチオフ状態となる。
更にUSB電源入力端子44にバス電源電圧V1が供給されず電源入力端子46にのみ電源電圧V2が供給された場合には、PNPトランジスタ122のベースバイアスが除かれることでオンとなり、エミッタをアースに引き込むことでLレベル出力をP型MOS−FET66に供給し、このためP型MOS−FETは低インピーダンスとなり、スイッチオン状態となってダイオード36をバイパスする。
なお上記の実施形態はUSBインタフェース以外のインタフェースとしてシリアルATAインタフェースを例に取るものであったが、USBインタフェースのようにバス電源を得ることがなく専用の電源ケーブルの接続による電源供給を必要とするインタフェースであれば、適宜のインタフェースを含む。
また、上記の実施形態はUSB規格準拠のUSBインタフェースで説明したが、今後改版される拡張型のUSB規格にも応用可能であり、また、IEEE1394等の他の電源線を有する電源線保有型(電源供給可能型)のインタフェース規格のインタフェースにも応用可能である。
また上記の実施形態は上位装置としてパーソナルコンピュータを例に取るものであったが、サブシステムを外部接続する装置であれば適宜の装置を対象とすることができる。
また本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
ここで本発明の特徴をまとめて列挙すると次の付記のようになる。
(付記)

(付記1)
電源線保有型インタフェースに加えて他のインタフェースを備え、前記2つのインタフェースに対応した2つのインタフェースコネクタに加え電源入力コネクタを備えたサブシステムの電源制御回路に於いて、
前記電源線保有型インタフェースコネクタからの電源線を入力接続するIFD電源入力端子と、
前記電源入力コネクタからの電源線を入力接続する電源入力端子と、
内部電源回路に電源を供給する内部電源端子と、
前記IFD電源入力端子を入力接続し、IFDバス電源の入力状態でオンして前記内部電源端子に前記IFDバス電源を供給し、前記IFDバス電源の非入力状態でオフして前記内部電源端子との接続を切り離す第1切替回路と、
前記電源入力端子から前記内部電源端子に接続された電源線のプラス側に挿入接続されたダイオードと、
前記ダイオードに並列接続され、前記IFDバス電源の入力状態でオフして前記電源入力端子の電源を前記ダイオードを介して前記内部電源端子に供給し、前記IFDバス電源の非入力状態でオンして前記電源入力端子からの電源を前記ダイオードをバイパスして前記内部電源端子に直接供給する第2切替回路と、
を備えたことを特徴とするサブシステムの電源制御回路。(1)
(付記2)
付記1記載のサブシステムの電源制御回路に於いて、
前記サブシステムで電源線保有型インタフェースを使用するため、上位装置からケーブルを前記電源線保有型インタフェースコネクタにのみ接続して前記IFD電源入力端子にIFDバス電源を印加した場合、
前記IFDバス電源の入力に基づき前記第1切替回路をオンすると共に前記第2切替回路をオフし、前記IFD電源入力端子のIFDバス電源のみを前記内部電源端子に出力することを特徴とするサブシステムの電源制御回路。
(付記3)
付記1記載のサブシステムの電源制御回路に於いて、
前記サブシステムで電源線保有型インタフェースを使用するため、上位装置から電源線及び信号線を備えたIFDケーブルを前記電源線保有型インタフェースコネクタに接続し、前記上位装置から電源線のみを備えた電源用IFDケーブルを前記電源入力コネクタに接続した場合、
前記IFD電源入力端子のIFDバス電源の入力に基づき前記第1切替回路をオンすると共に前記第2切替回路をオフし、前記IFD電源入力端子のIFDバス電源を前記内部電源端子に直接出力すると共に、前記電源入力端子のIFDバス電源を前記ダイオードを介して前記内部電源端子に重畳出力することを特徴とするサブシステムの電源制御回路。(2)
(付記4)
付記1記載のサブシステムの電源制御回路に於いて、
前記サブシステムで電源線保有型インタフェースを使用するため、上位装置から電源線及び信号線を備えたIFDケーブルを前記電源線保有型インタフェースコネクタに接続し、交流電源を直流電源に変換する電源アダプタからの電源ケーブルを前記電源入力コネクタに接続した場合、
前記電源入力端子のバス電源の入力に基づき前記第1切替回路をオンすると共に前記第2切替回路をオフし、前記IFD電源入力端子のIFDバス電源を前記内部電源端子に直接出力すると共に、前記電源入力端子の電源を前記ダイオードを介して前記内部電源端子に重畳出力することを特徴とするサブシステムの電源制御回路。
(付記5)
付記1記載のサブシステムの電源制御回路に於いて、
前記サブシステムで他のインタフェースを使用するため、上位装置から他のインタフェースのケーブルを前記他のインタフェースコネクタに接続し、前記上位装置から電源線のみを備えた電源用IFDケーブルを前記電源入力コネクタに接続した場合、
前記IFD電源入力端子のIFDバス電源の非入力に基づき前記第1切替回路をオフすると共に前記第2切替回路をオンし、前記電源入力端子のIFDバス電源を前記ダイオードをバイパスして前記内部電源端子に直接出力することを特徴とするサブシステムの電源制御回路。(3)
(付記6)
付記1記載のサブシステムの電源制御回路に於いて、前記サブシステムで他のインタフェースを使用するため、上位装置から他のインタフェースのケーブルを前記他のインタフェースコネクタに接続し、交流電源を直流電源に変換する電源アダプタからの電源ケーブルを前記電源入力コネクタに接続した場合、
前記IFD電源入力端子のIFDバス電源の非入力に基づき前記第1切替回路をオフすると共に前記第2切替回路をオンし、前記電源入力端子の電源を前記ダイオードをバイパスして前記内部電源端子に直接出力することを特徴とするサブシステムの電源制御回路。(4)
(付記7)
付記1記載の電源制御回路に於いて、
前記1切替回路は第1スイッチ回路と第1制御回路を備え、
前記第1スイッチ回路はP型MOS−FETを有し、前記P型MOS−FETのドレインを前記IFD電源入力端子に接続し、ソースを前記内部電源端子に接続し、更にゲートを前記第1制御回路の出力に接続し、
前記第1制御回路は前記IFD電源入力端子の電源電圧を入力し、前記電源電圧が得られている場合に前記P型MOS−FETをオンし、
前記2切替回路は第2スイッチ回路と第2制御回路を備え、
前記第2スイッチ回路はP型MOS−FETを有し、前記P型MOS−FETのドレインスを前記電源入力端子に接続し、ソースを前記内部電源端子に接続し、更にゲートを前記第2制御回路の出力に接続し、
前記第2制御回路は前記IFD電源入力端子の電源電圧を入力し、前記電源入力端子の電源電圧が得られている状態で、前記IFD電源入力端子の前記電源電圧が得られている場合に前記P型MOS−FETをオフし、前記IFD電源入力端子から前記電源電圧が得られていない場合に前記P型MOS−FETをオンすることを特徴とするサブシステムの電源制御回路。(5)
(付記8)
付記1記載のサブシステムの電源制御回路に於いて、前記電源入力コネクタは、電源線のみを接続した電源線保有型インタフェースコネクタであることを特徴とするサブシステムの電源制御回路。
(付記9)
付記1記載のサブシステムの電源制御回路に於いて、前記他のインタフェースはシリアルATAインタフェースを含むことを特徴とするサブシステムの電源制御回路。
(付記10)
上位装置からの入出力要求を処理するサブシステムに於いて、
電源線保有型インタフェースと、
前記電源線保有型インタフェース以外の他のインタフェースと、
前記電源線保有型インタフェースに対応して設けられ、信号線及び電源線を備えたUSBケーブルを接続する電源線保有型インタフェースコネクタと、
前記他のインタフェースに対応して設けられ、信号線のみを備えたケーブルを接続するインタフェースコネクタと、
外部から電源ケーブルを接続する電源入力コネクタと、
前記電源線保有型インタフェースコネクタ及び前記電源入力コネクタからの電源入力状態に応じて電源を出力する電源制御回路と、
を備え、
前記電源制御回路は、
前記電源線保有型インタフェースコネクタからの電源線を入力接続するIFD電源入力端子と、
前記電源入力コネクタからの電源線を入力接続する電源入力端子と、
サブシステム内部電源回路に電源を供給する内部電源端子と、
前記IFD電源入力端子を入力接続し、IFDバス電源の入力状態でオンして前記内部電源端子に前記IFDバス電源を供給し、前記IFDバス電源の非入力状態でオフして前記内部電源端子との接続を切り離す第1切替回路と、
前記電源入力端子から前記内部電源端子に接続された電源線のプラス側に挿入接続されたダイオードと、
前記ダイオードに並列接続され、前記IFDバス電源の入力状態でオフして前記電源入力端子の電源を前記ダイオードを介して前記内部電源端子に供給し、前記IFDバス電源の非入力状態でオンして前記電源入力端子からの電源を前記ダイオードをバイパスして前記内部電源端子に直接供給する第2切替回路と、
を備えたことを特徴とするサブシステム。(6)
(付記11)
付記10記載のサブシステムに於いて、
前記電源線保有型インタフェースを使用するため、上位装置からIFDケーブルを前記電源線保有型インタフェースコネクタにのみ接続して前記IFD電源入力端子にIFDバス電源を印加した場合、
前記電源制御回路は、前記IFDバス電源の入力に基づき前記第1切替回路をオンすると共に前記第2切替回路をオフし、前記IFD電源入力端子のIFDバス電源のみを前記内部電源端子に出力することを特徴とするサブシステム。
(付記12)
付記10記載のサブシステムの電源制御回路に於いて、
前記電源線保有型インタフェースを使用するため、上位装置から電源線及び信号線を備えたIFDケーブルを前記電源線保有型インタフェースコネクタに接続し、前記上位装置から電源線のみを備えた電源用IFDケーブルを前記電源入力コネクタに接続した場合、
前記電源制御回路は、前記IFD電源入力端子のIFDバス電源の入力に基づき前記第1切替回路をオンすると共に前記第2切替回路をオフし、前記IFD電源入力端子のIFDバス電源を前記内部電源端子に直接出力すると共に、前記電源入力端子のIFDバス電源を前記ダイオードを介して前記内部電源端子に重畳出力することを特徴とするサブシステム。(7)
(付記13)
付記10記載のサブシステムに於いて、
前記電源線保有型インタフェースを使用するため、上位装置から電源線及び信号線を備えたIFDケーブルを前記電源線保有型インタフェースコネクタに接続し、交流電源を直流電源に変換する電源アダプタからの電源ケーブルを前記電源入力コネクタに接続した場合、
前記電源制御回路は、前記IFD電源入力端子のIFDバス電源の入力に基づき前記第1切替回路をオンすると共に前記第2切替回路をオフし、前記IFD電源入力端子のIFDバス電源を前記内部電源端子に直接出力すると共に、前記電源入力端子の電源を前記ダイオードを介して前記内部電源端子に重畳出力することを特徴とするサブシステム。
(付記14)
付記10記載のサブシステムに於いて、
前記他のインタフェースを使用するため、上位装置から他のインタフェースのケーブルを前記他のインタフェースコネクタに接続し、前記上位装置から電源線のみを備えた電源用IFDケーブルを前記電源入力コネクタに接続した場合、
前記電源制御回路は、前記IFD電源入力端子のIFDバス電源の非入力に基づき前記第1切替回路をオフすると共に前記第2切替回路をオンし、前記電源入力端子のIFDバス電源を前記ダイオードをバイパスして前記内部電源端子に直接出力することを特徴とするサブシステム。(8)
(付記15)
付記10記載のサブシステムに於いて、
前記他のインタフェースを使用するため、上位装置から他のインタフェースのケーブルを前記他のインタフェースコネクタに接続し、交流電源を直流電源に変換する電源アダプタからの電源ケーブルを前記電源入力コネクタに接続した場合、
前記電源制御回路は、前記IFD電源入力端子のIFDバス電源の非入力に基づき前記第1切替回路をオフすると共に前記第2切替回路をオンし、前記電源入力端子の電源を前記ダイオードをバイパスして前記内部電源端子に直接出力することを特徴とするサブシステム。
(付記16)
付記10記載のサブシステムに於いて、
前記1切替回路は第1スイッチ回路と第1制御回路を備え、
前記第1スイッチ回路はP型MOS−FETを有し、前記P型MOS−FETのドレインを前記IFD電源入力端子に接続し、ソースを前記内部電源端子に接続し、更にゲートを前記第1制御回路の出力に接続し、
前記第1制御回路は前記IFD電源入力端子の電源電圧を入力し、前記電源電圧が得られている場合に前記P型MOS−FETをオンし、
前記2切替回路は第2スイッチ回路と第2制御回路を備え、
前記第2スイッチ回路はP型MOS−FETを有し、前記P型MOS−FETのドレインスを前記電源入力端子に接続し、ソースを前記内部電源端子に接続し、更にゲートを前記第2制御回路の出力に接続し、
前記第2制御回路は前記IFD電源入力端子の電源電圧を入力し、前記電源入力端子の電源電圧が得られている状態で、前記IFD電源入力端子の前記電源電圧が得られている場合に前記P型MOS−FETをオフし、前記IFD電源入力端子から前記電源電圧が得られていない場合に前記P型MOS−FETをオンすることを特徴とするサブシステム。
(付記17)
付記10記載のサブシステムに於いて、前記電源入力コネクタは、電源線のみを接続した電源線保有型インタフェースコネクタであることを特徴とするサブシステム。
(付記18)
付記10記載のサブシステムに於いて、前記他のインタフェースはシリアルATAインタフェースを含むことを特徴とするサブシステム。
本発明によるサブシステムの実施形態を示した説明図 本実施形態によるサブシステムの内部構成を示したブロック図 図2の電源制御回路部の回路ブロック図 図4の電源制御回路部による電源制御モードの一覧を示した説明図 図3の電源制御回路部における回路構成の一実施形態を示した回路図 本実施形態で使用するUSBケーブルと電源用USBケーブルの説明図 図6のUSBケーブルと電源用USBケーブルの回路図 本実施形態で使用するインタフェースケーブルの回路図 本実施形態の第1モードによる使用状態の説明図 本実施形態の第2モードによる使用状態の説明図 本実施形態の第3モードによる使用状態の説明図 本実施形態の第4モードによる使用状態の説明図 本実施形態の第5モードによる使用状態の説明図 図3の電源制御回路部における回路構成の他の実施形態を示した回路図 図3の電源制御回路部における回路構成の他の実施形態を示した回路図
符号の説明
10:サブシステム
12:パーソナルコンピュータ
14,20,22:USBコネクタ
16:電源入力コネクタ
18,24:インタフェースコネクタ
26:USBケーブル
28:電源用USBケーブル
30:インタフェースケーブル
32:電源制御回路部
34:第1切替回路
36:ダイオード
38:第2切替回路
40:ストレージ制御回路部
42:ストレージ機器
44:USB電源入力端子
46:電源入力端子
48:内部電源端子
50:USBインタフェース制御回路
52:SATAインタフェース制御回路
54:第1スイッチ回路
56:第1制御回路
58:第2スイッチ回路
60:第2制御回路
62,66:P型MOS−FET
64,68:寄生ダイオード
70,110,112:NPNトランジスタ
72,74,76,78,80,114,116,118,120,124,126,128:抵抗
122:PNPトランジスタ

Claims (8)

  1. 電源線保有型インタフェースに加えて他のインタフェースを備え、前記2つのインタフェースに対応した2つのインタフェースコネクタに加え電源入力コネクタを備えたサブシステムの電源制御回路に於いて、
    前記電源線保有型インタフェースコネクタからの電源線を入力接続するIFD電源入力端子と、
    前記電源入力コネクタからの電源線を入力接続する電源入力端子と、
    内部電源回路に電源を供給する内部電源端子と、
    前記IFD電源入力端子を入力接続し、IFDバス電源の入力状態でオンして前記内部電源端子に前記IFDバス電源を供給し、前記IFDバス電源の非入力状態でオフして前記内部電源端子との接続を切り離す第1切替回路と、
    前記電源入力端子から前記内部電源端子に接続された電源線のプラス側に挿入接続されたダイオードと、
    前記ダイオードに並列接続され、前記IFDバス電源の入力状態でオフして前記電源入力端子の電源を前記ダイオードを介して前記内部電源端子に供給し、前記IFDバス電源の非入力状態でオンして前記電源入力端子からの電源を前記ダイオードをバイパスして前記内部電源端子に直接供給する第2切替回路と、
    を備えたことを特徴とするサブシステムの電源制御回路。
  2. 請求項1記載のサブシステムの電源制御回路に於いて、
    前記サブシステムで電源線保有型インタフェースを使用するため、上位装置から電源線及び信号線を備えたIFDケーブルを前記電源線保有型インタフェースコネクタに接続し、前記上位装置から電源線のみを備えた電源用IFDケーブルを前記電源入力コネクタに接続した場合、
    前記IFD電源入力端子のIFDバス電源の入力に基づき前記第1切替回路をオンすると共に前記第2切替回路をオフし、前記IFD電源入力端子のIFDバス電源を前記内部電源端子に直接出力すると共に、前記電源入力端子のIFDバス電源を前記ダイオードを介して前記内部電源端子に重畳出力することを特徴とするサブシステムの電源制御回路。
  3. 請求項1記載のサブシステムの電源制御回路に於いて、
    前記サブシステムで他のインタフェースを使用するため、上位装置から他のインタフェースのケーブルを前記他のインタフェースコネクタに接続し、前記上位装置から電源線のみを備えた電源用IFDケーブルを前記電源入力コネクタに接続した場合、
    前記IFD電源入力端子のIFDバス電源の非入力に基づき前記第1切替回路をオフすると共に前記第2切替回路をオンし、前記電源入力端子のIFDバス電源を前記ダイオードをバイパスして前記内部電源端子に直接出力することを特徴とするサブシステムの電源制御回路。
  4. 請求項1記載のサブシステムの電源制御回路に於いて、前記サブシステムで他のインタフェースを使用するため、上位装置から他のインタフェースのケーブルを前記他のインタフェースコネクタに接続し、交流電源を直流電源に変換する電源アダプタからの電源ケーブルを前記電源入力コネクタに接続した場合、
    前記IFD電源入力端子のIFDバス電源の非入力に基づき前記第1切替回路をオフすると共に前記第2切替回路をオンし、前記電源入力端子の電源を前記ダイオードをバイパスして前記内部電源端子に直接出力することを特徴とするサブシステムの電源制御回路。
  5. 請求項1記載の電源制御回路に於いて、
    前記1切替回路は第1スイッチ回路と第1制御回路を備え、
    前記第1スイッチ回路はP型MOS−FETを有し、前記P型MOS−FETのドレインを前記IFD電源入力端子に接続し、ソースを前記内部電源端子に接続し、更にゲートを前記第1制御回路の出力に接続し、
    前記第1制御回路は前記IFD電源入力端子の電源電圧を入力し、前記電源電圧が得られている場合に前記P型MOS−FETをオンし、
    前記2切替回路は第2スイッチ回路と第2制御回路を備え、
    前記第2スイッチ回路はP型MOS−FETを有し、前記P型MOS−FETのドレインを前記電源入力端子に接続し、ソースを前記内部電源端子に接続し、更にゲートを前記第2制御回路の出力に接続し、
    前記第2制御回路は前記IFD電源入力端子の電源電圧を入力し、前記電源入力端子の電源電圧が得られている状態で、前記IFD電源入力端子の前記電源電圧が得られている場合に前記P型MOS−FETをオフし、前記IFD電源入力端子から前記電源電圧が得られていない場合に前記P型MOS−FETをオンすることを特徴とするサブシステムの電源制御回路。
  6. 上位装置からの入出力要求を処理するサブシステムに於いて、
    電源線保有型インタフェースと、
    前記電源線保有型インタフェース以外の他のインタフェースと、
    前記電源線保有型インタフェースに対応して設けられ、信号線及び電源線を備えたUSBケーブルを接続する電源線保有型インタフェースコネクタと、
    前記他のインタフェースに対応して設けられ、信号線のみを備えたケーブルを接続するインタフェースコネクタと、
    外部から電源ケーブルを接続する電源入力コネクタと、
    前記電源線保有型インタフェースコネクタ及び前記電源入力コネクタからの電源入力状態に応じて電源を出力する電源制御回路と、
    を備え、
    前記電源制御回路は、
    前記電源線保有型インタフェースコネクタからの電源線を入力接続するIFD電源入力端子と、
    前記電源入力コネクタからの電源線を入力接続する電源入力端子と、
    サブシステム内部電源回路に電源を供給する内部電源端子と、
    前記IFD電源入力端子を入力接続し、IFDバス電源の入力状態でオンして前記内部電源端子に前記IFDバス電源を供給し、前記IFDバス電源の非入力状態でオフして前記内部電源端子との接続を切り離す第1切替回路と、
    前記電源入力端子から前記内部電源端子に接続された電源線のプラス側に挿入接続されたダイオードと、
    前記ダイオードに並列接続され、前記IFDバス電源の入力状態でオフして前記電源入力端子の電源を前記ダイオードを介して前記内部電源端子に供給し、前記IFDバス電源の非入力状態でオンして前記電源入力端子からの電源を前記ダイオードをバイパスして前記内部電源端子に直接供給する第2切替回路と、
    を備えたことを特徴とするサブシステム。
  7. 請求項6記載のサブシステムの電源制御回路に於いて、
    前記電源線保有型インタフェースを使用するため、上位装置から電源線及び信号線を備えたIFDケーブルを前記電源線保有型インタフェースコネクタに接続し、前記上位装置から電源線のみを備えた電源用IFDケーブルを前記電源入力コネクタに接続した場合、
    前記電源制御回路は、前記IFD電源入力端子のIFDバス電源の入力に基づき前記第1切替回路をオンすると共に前記第2切替回路をオフし、前記IFD電源入力端子のIFDバス電源を前記内部電源端子に直接出力すると共に、前記電源入力端子のIFDバス電源を前記ダイオードを介して前記内部電源端子に重畳出力することを特徴とするサブシステム。
  8. 請求項6記載のサブシステムに於いて、
    前記他のインタフェースを使用するため、上位装置から他のインタフェースのケーブルを前記他のインタフェースコネクタに接続し、前記上位装置から電源線のみを備えた電源用IFDケーブルを前記電源入力コネクタに接続した場合、
    前記電源制御回路は、前記IFD電源入力端子のIFDバス電源の非入力に基づき前記第1切替回路をオフすると共に前記第2切替回路をオンし、前記電源入力端子のIFDバス電源を前記ダイオードをバイパスして前記内部電源端子に直接出力することを特徴とするサブシステム。
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