JP2008090251A - 折り畳み式携帯用楽器スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】特に共鳴胴部を有する弦楽器に適した取扱い容易で使い勝手の良い折り畳み式携帯用楽器スタンドを提供すること。
【解決手段】楽器の共鳴胴部を収納する貫通孔を有する楽器スタンド板2とこれに起伏自在に取り付けられたスタンド支持脚部材3を有するもので、スタンド支持脚を開脚して楽器スタンド板2を支持し、楽器スタンド板の貫通孔2aに楽器の共鳴胴部を収納して立て掛けることが出来るようになっており、更に楽器スタンド板2の前面に伸縮式の譜面板7を設けることもできる。
【選択図】図1

Description

本発明は楽器、特に共鳴胴を有する弦楽器に適した楽器スタンドに関するものである。
従来より三味線や二胡(中国伝統民族楽器)或いはギターやバイオリン等の弦楽器を立て掛けておく簡便な携帯用の楽器スタンドはあまり知られていなかった。
特に前述の三味線や二胡等の弦楽器に於いては、演奏の合間や終了後は一時的に楽器を床の上や脇台の上に直接寝かせたままにして置くことが多く、そのため使い勝手も悪く、大切な楽器が周囲の器物と接触し破損する事故も生じ易かったのである。
現物の楽器スタンドとしては、図8及び図9に示されるような物が知られているが、いずれも展示や装飾的な利用が目的であって演奏者が手軽に楽器を載置したり、携帯出来るような物ではない。例えば、特許文献1では三味線はもとより各種の長尺物に応用出来る折り畳み移動式のものが知られており、特許文献2では折り畳み式のギタースタンドが示されている。また、特許文献3には、パイプを組み合わせた伸縮自在の楽器スタンドが記載されている。
しかしながら、いずれの楽器スタンドも携帯用の楽器スタンドとしては取扱いや運搬に不便であり、前述したように演奏者が演奏の合間に手軽に楽器を載置できて携帯にも便利で使い勝手に優れた楽器スタンドとしては不十分であった。
特開昭63−252813号公報 特公表2000−500599号公報 実全昭55−100793号公報
そこで、本発明は、前述したような三味線や二胡やギター等の弦楽器、特に共鳴胴部を有する弦楽器に適した取扱い容易で使い勝手の良い折り畳み式携帯用楽器スタンドを提供することを目的とするものである。
問題を解決するための手段
本発明において、請求項1記載の発明では、楽器の共鳴胴部を収納する貫通孔を有する楽器スタンド板とこれに起伏自在に取り付けられたスタンド板支持脚部材を有するもので、スタンド支持脚を開脚して楽器スタンド板を支持し、楽器スタンド板の貫通孔に楽器の共鳴胴部を収納して立て掛けることが出来るようになっており、請求項2記載の発明は、前記楽器スタンド板のスタンド板支持脚部材の上部先端部に二股状の桿体挟持用凹部を形成し、スタンド使用時には、前記支持脚部材の上部先端部が前記スタンド板の前面に向かって突出して、スタンド板に立て掛けた楽器の桿部を挟持して安定を保つようになっている。
請求項3に記載された発明は、楽器の共鳴胴部を収納する貫通孔を有する第1の楽器スタンド板と同じ形状構成を有する第2の楽器スタンド板の上部先端部を互いに枢着して開脚可能にしたことを特徴とするもので、同じ形状構成のスタンド板が互いにスタンド支持脚となって作用し、折り畳み式となっているので、材料取りや製造工程の簡易化が図れる。請求項4記載の発明は、第1及び第2の楽器スタンド板の上部先端部内側に、開脚時の位置決め用斜面を形成することにより、格別な開脚保持部材を必要とせず、安定したスタンド位置を保持できるのである。
請求項5に記載された発明は、請求項3又は4に記載された楽器スタンド板を使用する場合、前後の第1及び第2の楽器スタンド板の貫通孔にそれぞれ収納載置された楽器の桿が傾かないように互いのスタンド板で保持できるようにしたものである。請求項6に記載された発明は、楽器スタンド板の前面に伸縮式の譜面支持部材を設けた折り畳み自在の譜面板を構成したものであって、楽器スタンドがそのまま譜面台としても使用できるようにして携帯用楽器スタンドとして更に使い勝手の多様化を図ったものである。
発明の効果
本発明では楽器スタンド板に設けた貫通孔に楽器の共鳴胴部を単に落とし込むだけで常に安定した楽器の支持が出来るものであり楽器を痛めず、載置と取り出しが円滑に行われるものであり、主な構成部品としては同一の形状構成のスタンド板のみを使用することが出来るので製造工程が簡単であり、そのような簡単な構成を利用して更に譜面台としても使用可能な機能を付加することにより、取扱い容易で使い勝手の良い折り畳み式携帯用楽器スタンドとして優れた効果を有するものである。
さらに、この発明は共鳴胴部を有する弦楽器だけでなく、サキソホーンやフルート、トランペットのような管楽器にも適用できて、楽器スタンドとして広範囲に亘って使用可能であり、楽器の演奏時のみならず、楽器の装飾載置台としてもインテリア商品的価値を有するものである。
以下、本発明の実施形態を実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施例である楽器スタンドの組み立て図で、(A)はその斜視図、(B)はその側面図であって、1は楽器スタンド、2は楽器スタンド板、3は楽器スタンド板2の支持脚部材である。楽器スタンド板2には貫通孔2aが設けられている。この貫通孔2aは、三味線や二胡等の弦楽器の共鳴胴(琴胴)部がすっぽりと収まる大きさの丸い貫通孔として形成されている。実施例ではこの貫通孔は円形状に形成されているが、これは必ずしも円形である必要はなく、楕円でも多角形でも良い。好ましくは、使用する楽器に合った形状や大きさが望ましい。
また、この楽器スタンド板2や楽器スタンド板支持脚部材3は、木材やプラスチック等、任意に材料を選択することができる。スタンド板支持脚部材3は楽器スタンド板2の裏面に起伏自在に蝶番等の周知のヒンジ機構によって折り畳み自在に取り付けられている。支持脚部材の上部先端部には開脚規制用の斜面3aを設けることにより、図に示すような開脚角度を維持することが出来る。なお、楽器スタンド板2の接面部2b及び支持脚部材3の接面部3bには、必要に応じてゴム板等の滑り止めを設けることが好ましい。
以下の説明において同一の機能を有する部材や部位、構成部分については同一の符号や文字を付けて説明を省略する場合がある。
図2は本発明の第2の実施例で、(A)は前部平面図(B)は裏面斜視図である。
これは、スタンド支持脚部材3の上部先端部に三味線や二胡等の桿部を支える桿体挟持用凹部3cを設け、楽器スタンド板2の上端部には、この桿体挟持凹部3cが突出可能な切欠き部2cを設け、その下方部にヒンジ機構4を設けたものである。このような構成により、後述するように楽器の桿部を安定して支えることが出来るのである。
図3は本発明の第3の実施例で、(A)は楽器スタンド1の組み立て斜視図、(B)は折り畳んだ状態の側面部図、(C)は開脚した状態を示す側面図である。この場合第1の楽器スタンド板21と第2の楽器スタンド板22は、全く同一形状構成のスタンド板で、それらの上端部を突き合わせてヒンジ機構(図示せず)により枢着したものである。この構成により、二つの貫通孔2a、2aにそれぞれ楽器を収納して立て掛けることが出来るのである。第1の楽器スタンド板21及び第2の楽器スタンド板22の上部先端部には、それぞれ開脚時の位置決め用斜面2e、2eが設けられている。
図4は第4の実施例で、第1の楽器スタンド板21と第2の楽器スタンド板22に、それぞれ楽器の桿体挟時用凹部2g、2hを設けたものである。両凹部を隔てる分離用突出部2fは、図4の(A)では第1の楽器スタンド板21の幅方向の中心からSだけ図面上右方向に偏倚している。第2の楽器スタンド板22は第1のスタンド板と全く面対称の位置関係に形成されており、図4の(B)に見られるように互いに組み合わせて裏面をヒンジ機構によって枢着することにより構成される。しかしながら第1の楽器スタンド板21と第2の楽器スタンド板22とは両面とも同じ材料を使用し、一方を裏返して組み合わせるだけで、第1の楽器スタンド板又は第2の楽器スタンド板22の何れかを2枚使用することにより簡単に製作することが出来る。この構成により前後に立て掛けられた二つの楽器が傾いて横滑りしてお互いに干渉するようなことなく安定してスタンドに立て掛けることができる。
図5は本発明の楽器スタンドに弦楽器、例えば二胡5を立てかけた使用例で、図5の(A)は、図1、図2に示す本発明の第1及び第2の実施例の楽器スタンドに一つの弦楽器、例えば二胡5を立て掛けたものである。図5の(B)は、図3、図4に示す本発明の第3及び第4の実施例である楽器スタンドに弦楽器、例えば二つの二胡5、5を立て掛けたものである。
図6は第6の実施例で、10は本発明の第1の実施例の楽器スタンド板2の前面に伸縮摺動板と譜面板を有する譜面台付きの楽器スタンドである。図6の(A)は譜面台付き楽器スタンドの斜視図で、図6の(B)は前記譜面台付き楽器スタンド10のガイドレール部分の拡大斜視図である。
楽器スタンド板2の前面には、伸縮摺動板6が設けられており、その面上には更に譜面板7が設けられており、楽器スタンド板2と摺動伸縮板6の側面及び伸縮摺動板6と譜面板7の側面に、それぞれ設けられたガイドレール8とガイド溝9とによって摺動伸縮するようになっている。
譜面板7には譜面挟みとしての譜面支持部材7aが設けられており、この譜面支持部材は必要に応じて譜面板の表面に貼り付けられた磁性シートとマグネットであったり、他の適当なクリップを貼り付けたりして任意設計することが出来る。また、ガイドレールとガイド溝には適当な位置に図示しないクリックストップが設けられている。なお、譜面板を伸縮させるために伸縮摺動板6上下に蝶番等のヒンジ機構を設けて楽器スタンド板2の上で折り畳んだり、展開したりすることにより伸縮させることもっできる。
図7は図6の(A)に示された楽器スタンドを引き伸ばした使用例であって、前述したクリックストップによって必要な位置まで伸ばして停めることにより、楽譜Pを載せて演奏することが出来る。
また、この伸縮摺動板6と譜面板7は、ガイドレール8から簡単に取り外したり、折り畳んだり出来るので、譜面板を必要としない場合は単一の楽器スタンドとして使用することが出来るものである。
以上のように、本発明の楽器スタンドは、楽器スタンド板に設けた貫通孔に楽器の共鳴胴部を単に落とし込むだけで常に安定した楽器の支持が出来るものであり楽器を痛めず、載置と取り出しが円滑に行われるものであり、主な構成部品としては同一の形状構成のスタンド板のみを使用することが出来るので製造工程が簡単であり、そのような簡単な構成を利用して更に譜面台としても使用可能な機能を付加出来る取扱い容易で使い勝手の良い折り畳み式携帯用楽器スタンドとして優れた効果を有するものである。
本発明の第1の実施例の楽器スタンドの組み立て図である。 本発明の第2の実施例の説明図である。 本発明の第3の実施例の説明図である。 本発明の第4の実施例の説明図である。 本発明の各実施例の使用形態説明図である。 本発明の第6の実施例の説明図である。 本発明の第6の実施例の使用形態説明図である。
符号の説明
1・・・楽器スタンド
2・・・楽器スタンド板
21・・・第1の楽器スタンド板
22・・・第2の楽器スタンド板
2e、3a・・・位置決め用斜面
2g、2h・・・桿体挟持用凹部
2f・・・分離用突起
3・・・スタンド板支持脚部材
7・・・譜面板
7a・・・譜面支持部材

Claims (6)

  1. 楽器の共鳴胴部を収納する貫通孔を有する楽器スタンド板とこれに起伏自在に取り付けられたスタンド板支持脚部材を有することを特徴とする折り畳み式携帯用楽器スタンド。
  2. スタンド板支持脚部材の上部先端部には二股状の桿体挟持用凹部が形成されており、スタンド使用時には、前記支持脚部材の上部先端部が前記スタンド板の前面に向かって突出するように配置されたことを特徴とする請求項1記載の折り畳み式携帯用楽器スタンド。
  3. 楽器の共鳴胴部を収納する貫通孔を有する第1の楽器スタンド板と同じ形状構成を有する第2の楽器スタンド板の上部先端部を互いに枢着して開脚可能にしたことを特徴とする折り畳み式携帯用楽器スタンド。
  4. 第1及び第2の楽器スタンド板の上部先端部内側には、開脚時の位置決め用斜面が形成されていることを特徴とする請求項3記載の折り畳み式携帯用楽器スタンド。
  5. 第1及び第2の楽器スタンド板には、二つの桿体挟時用凹部が並設されており、一方の凹部の幅がスタンド板の幅の中心よりも他方の凹部の側に偏倚して形成され、二つの凹部の境界を形成する分離用突起がスタンド使用時には前記スタンド板の前面に向かって突出するように配置されたことを特徴とする請求項3又は4記載の折り畳み式携帯用楽器スタンド。
  6. 楽器スタンド板の前面に譜面支持部材を設けた伸縮又は折り畳み自在の譜面板を設けたことを特徴とする請求項1乃至5記載のいずれかの折り畳み式携帯用楽器スタンド。
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