JP2008089334A - ヘッダーと、該ヘッダーに接続する管状部材または止水栓を備えたヘッダー - Google Patents
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Abstract
【課題】 床暖房装置の熱源機と循環管の間に接続して流体を通すための樹脂製ヘッダーで、循環管の損傷を検知する際に、検査装置との接続が簡単にでき検査作業をしやすくする。
【解決手段】 導電性を有する材料で形成された端子を、熱源機に接続した樹脂製ヘッダーの管内部から管の外側へ貫通するように配設する。または導電性を有する材料で形成された端子を配した管状部材または止水栓を樹脂製ヘッダーに接続する。または該ヘッダーを導電性のある樹脂にて形成する。
【選択図】 図9
【解決手段】 導電性を有する材料で形成された端子を、熱源機に接続した樹脂製ヘッダーの管内部から管の外側へ貫通するように配設する。または導電性を有する材料で形成された端子を配した管状部材または止水栓を樹脂製ヘッダーに接続する。または該ヘッダーを導電性のある樹脂にて形成する。
【選択図】 図9
Description
本発明は、冷暖房装置の温度を調節する媒体を循環させる循環管に接続して使用するヘッダーと、該循環管を使用した冷暖房装置に関し、特に、該冷暖房装置の施工異常を発見するための検査装置に電気的に接続することができるヘッダーに関する。
一般に、冷暖房装置の、例えば床面等に使用する温水式床暖房装置においては、(図3に示すように)室内床面の下に設置する床暖房用のマット内に温度を調節するための媒体(水、温水、蒸気、油、不凍液等。以下「流体」とする。)を流して循環させるための循環管を並べて蛇行させて設けた物がある。この床暖房装置では、熱源機にて温度調節された流体を一本ないし複数本の循環管へと分岐させて流入させ、循環管内を巡って還流する流体から流体の熱が循環管の外側にある床暖房用マットへと伝わり、熱はマットから床仕上げ材に伝わって床暖房の役割を果たす。循環管を通過した流体は熱源機へと戻るのだが、複数本の循環管は分岐形状のヘッダーに接続されており、複数経路あった流体の流れはこのヘッダー部分にて一つにまとめられ、熱源機内へ戻される。
上記床暖房用のマットを床面下に設置する際には、床の下地合板のパネル上に床暖房用マット(内部に循環管を有する)を敷設し、その上にフローリング材等の床仕上げ材を被せ、釘やネジ釘等で固定して仕上げるのが一般的である。
床仕上げ材を釘等で固定する作業では、床暖房用マット内部の循環管の設置場所を確認し、循環管を避けるよう注意しながら釘を打つのだが、床仕上げ材を上から被せてしまうと循環管の正確な位置が作業者からは判別しづらいため、誤って釘を循環管に打ち込んで管を損傷させてしまうことが多々あった。さらに、床暖房設置後に室内リフォーム等で、循環管の位置を確認せずに床面に釘を打った場合も、釘により循環管を損傷させてしまうことが多く、こういった損傷部分から循環管内部の流体が漏れ出る要因となっていた。
このような流体漏れ事故を避けるための措置として、施工時に(循環管に流体を入れる前に)予め循環管に空気を注入して循環管内の空気圧を一定に保っておき、もし循環管に釘が刺さって損傷部分から空気が漏れ出ると循環管内の空気圧が低下するので、この空気圧の低下を検出することにより、循環管に孔などの傷がついたことを検出する方法がとられてきた。
しかし、釘等で循環管に孔が開いても、上記の循環管は樹脂などの伸縮性や弾性のある材質が使われることが多いため、釘が刺さったままの状態では循環管から空気がすぐには漏れ出ない。このため循環管の損傷があっても循環管内部の空気圧の著しい低下は起きないため、作業者が循環管を損傷してしまったことに気づかずそのまま床面工事を完了させてしまう。そして、床暖房装置を使用するため循環管に流体を通し、後になって釘と循環管の損傷箇所のすき間から流体が漏れてゆき、流体漏れ事故となってしまうという問題があった。漏れた流体が電気の配線箇所まで流れていくと漏電事故などを引き起こす原因となるため危険である。
循環管に釘が打ち込まれて損傷したことを、施工中に素早く発見するため、またその打ち込まれた箇所を容易に検出できるようにするため、以下のようなものが存在する。
実公平4−47531号
特開平5−180723号
これらの特許文献には、循環管の損傷を検査する方法が記載されているので、以下、その検査方法について簡単に説明する。記載されている床暖房装置には、床暖房用マットの表面、床仕上げ材の下にアルミニウム等の素材でできた導電性シートが積層されていて、この導電性シートには第一の電極が接続され、この第一電極と検査装置の間は信号線で接続されている。そして、床暖房用のマット内の循環管に流体を送り込む熱源機の流体入口(戻り口)には金属製の分岐ヘッダーが配設され、床暖房用マット内の循環管の先端はそれぞれ、この金属製ヘッダーの接続口に接続されている。このヘッダーに第二の電極が接続され、第二電極は検査装置と信号線で接続されている。循環管とヘッダーの内部には導電性のある流体(例えば水など)を充填しておき、流体とヘッダーと第二電極は電気的に接点があるようになっている。検査装置は、第一電極と第二電極の間の電気抵抗を測定する。
もし、釘を循環管に誤って打ち込むなどして循環管に損傷等の異常が起きた場合、その損傷箇所から循環管内部の流体が漏れ出て導電性シートに接触する。これにより、導電性シートと流体は電気的に接続した状態となり、導電性シートに接続した第一電極と、金属ヘッダーに接続した第二電極との間の電気抵抗値が(正常の状態に比べ)小さくなるので、このような電気抵抗値の変化を利用して漏水の有無を検知する。
従来は、上記の特許文献に記されたヘッダーには金属製のものが使用されていたため、上記のような検査方法で循環管の損傷の有無(漏水の有無)を検知していたが、最近では、軽量化やコスト削減等を目的に樹脂製のヘッダーが採用されるケースが増加している。樹脂製ヘッダーは金属製と違って導電性がなく、上記検査装置からつながる信号線の第二電極を繋いでも流体と絶縁状態となってしまうため、上記のような公知の電気抵抗値の検査ができない。検査をするには循環管内部の導電性流体に検査装置の第二電極を直に接触させる必要がある。このため、樹脂製ヘッダーから循環管を外して循環管内の流体と第二電極を接触させて電気抵抗を計測するのだが、検査の際にはヘッダーから循環管を系統ごとに一本ずつ外して第二電極を流体に接触させねばならず、これでは検査工数が多く手間も時間もかかるという問題があった。
本発明は上記の問題を解決するため、循環管の損傷や異常を簡単に検知できる樹脂製ヘッダーを提供する。
本発明のヘッダーは、次のような構成をもって上記の各課題を解決する手段とする。
本発明の樹脂製ヘッダーは、導電性を有する材料にて形成された端子が配設され、該端子の一方の端が樹脂製ヘッダーの管路内を通る流体に接する場所に配置され、該端子のもう一方の端はヘッダー外部に露出した形状に形成されている。また、該ヘッダーには検査装置の電極を着脱可能に装着するため、該ヘッダーの一部、つまり検査装置の電極を装着する部分は凸形状または凹形状に形成しても良い。
また別の例として、本発明の樹脂製ヘッダーは着脱自在な管状部材を装着し、かつ、該管状部材には導電性を有する材料にて形成された端子が配設されており、該端子は該管状部材の内側から外部へと突出した形状に形成されている。
また別の例として、本発明の樹脂製ヘッダーは着脱自在な止水栓が装着され、かつ、該止水栓には導電性を有する材料にて形成された端子が配設されている。
また別の例として、本発明の樹脂製ヘッダーは、該ヘッダーの少なくとも一部、または全体が導電性を有する樹脂材料にて形成されており、該ヘッダーの一部には検査装置の電極が着脱可能に装着される。
さらに、上記導電性を有する材料にて形成された樹脂製ヘッダーは、該ヘッダーの一部に検査装置の電極が着脱可能に装着するため、該ヘッダーの一部、つまり検査装置の電極を装着する部分は凸形状または凹形状に形成しても良い。
請求項1によれば、本発明にかかるヘッダーは、導電性を有する材料にて形成された端子を配設した樹脂製ヘッダーであるため、本発明のヘッダーを使うと、金属製のヘッダーに比べて安価に製造することができる。また軽量に形成できるので該ヘッダーを取り扱う作業員の疲労を減らすことができ、かつ、輸送費が安く済むという効果がある。
請求項1によれば、本発明にかかる樹脂製のヘッダーは、上記の導電性を有する材料にて形成された端子が樹脂製ヘッダーの管路内の流体と接する場所に配設され、該端子のもう一方の端が該ヘッダー外部に露出した形状に形成されていることを特徴としている。床暖房装置を通常使用する状態にするため、本発明のヘッダーを床暖房装置の熱源機と循環管の間に接続すると、熱源機から送られた(導電性のある)流体が循環管内部を通過し、次にヘッダーの管内部を通過して熱源機へと戻る際、この流体がヘッダーに配設された端子に接する。先に述べたように、この端子はヘッダー管の内側と外側に露出しているため、床暖房装置の循環管に損傷が無いかを検査する際、検査装置の電極を端子に接続するが、電極とヘッダー管内部の流体は、それぞれ端子に接続していることによって互いが電気的に接続している状態となる。
これにより、床暖房装置の循環管に損傷が無いか検査をする際に、従来の樹脂製ヘッダーのように、いちいちヘッダーから循環管を外して循環管内部の流体に検査装置の電極を接触させなくても、本発明のヘッダーに配設された端子に検査装置の電極を接続するだけで検査ができるようになったため、検査のたびに「ヘッダーから循環管を外して、また付け直す」という手間がかからず検査工数が減る。また、循環管をヘッダーから外した際に内部の流体がこぼれた場合の後始末も不要になる。このため、検査作業が簡単になる上、作業時間が短縮でき、作業員の人件費も少なくて済む。
これにより、床暖房装置の循環管に損傷が無いか検査をする際に、従来の樹脂製ヘッダーのように、いちいちヘッダーから循環管を外して循環管内部の流体に検査装置の電極を接触させなくても、本発明のヘッダーに配設された端子に検査装置の電極を接続するだけで検査ができるようになったため、検査のたびに「ヘッダーから循環管を外して、また付け直す」という手間がかからず検査工数が減る。また、循環管をヘッダーから外した際に内部の流体がこぼれた場合の後始末も不要になる。このため、検査作業が簡単になる上、作業時間が短縮でき、作業員の人件費も少なくて済む。
請求項1によれば、本発明にかかる樹脂製のヘッダーは、上記の導電性を有する材料にて形成された端子が樹脂製ヘッダーの管路内の流体と接する場所に配設され、該端子のもう一方の端が該ヘッダー外部に露出した形状に形成されていることを特徴としている。該ヘッダーを製造する際には、端子と樹脂製ヘッダーを一体成形すれば、ヘッダーに端子を配設する組立加工の手間が不要になるため、製造の際の工数が減るため安価で早く製造できるというメリットがある。
請求項2によれば、本発明にかかる樹脂製のヘッダーは、上記の導電性を有する材料にて形成された端子を配設したヘッダーであって、しかも、該ヘッダーの一部には検査装置の電極が着脱可能に装着されることを特徴とし、該端子は凸形状または凹形状に形成されていることを特徴とするので、検査装置の電極の形状に合わせて着脱便利な形状に、いかようにも形成することが可能である。このため、電極の取り付け・取外しがしやすく、かつ不用意には外れにくい形状に形成できるため、検査作業が簡単になる上、電極が不用意に外れることも無くなるため安心である。
請求項3によれば、本発明にかかる樹脂製のヘッダーは、着脱自在な管状部材を装着することを特徴とし、かつ該管状部材には導電性を有する材料にて形成された端子が配設されており、該端子は管状部材の管内側と外側に露出した形状に形成されていることを特徴としている。このため、ヘッダーの例えば流入口に上記管状部材を装着すれば、床暖房装置の循環管に損傷が無いか検査をする際に、従来の樹脂製ヘッダーのように、いちいちヘッダーから循環管を外して循環管内部の流体に検査装置の電極を接触させなくても、本発明のヘッダーに接続した管状部材に配設された端子に検査装置の電極を接続するだけで検査ができるようになった。検査のたびに「ヘッダーから循環管を外して、また付け直す」という手間がかからず、また、循環管をヘッダーから外した際に内部の流体がこぼれた場合の後始末も不要になり検査工数が減る。このため、検査作業が簡単になる上、作業時間が短縮でき、作業員の人件費も少なくて済む。
また、従来の樹脂製ヘッダーに、上記の本発明にかかる管状部材を取り付ければ、請求項3に記載の本発明の樹脂製ヘッダーと同じように(前段落「0017」にて記述したように)循環管の損傷、流体漏れの有無を検査できるようになるため、大変便利である。
請求項4によれば、本発明にかかる樹脂製のヘッダーは、着脱自在な止水栓を装着することを特徴とし、かつ該止水栓には導電性を有する材料にて形成された端子が配設されており、該端子は止水栓の内側と外側に露出した形状に形成されていることを特徴としている。このため、ヘッダーの例えば(いずれの部分でも構わないが)流入口に上記止水栓を装着すれば、床暖房装置の循環管に損傷が無いか検査をする際に、従来の樹脂製ヘッダーのように、いちいちヘッダーから循環管を外して循環管内部の流体に検査装置の電極を接触させなくても、本発明のヘッダーに接続した止水栓に配設された端子に検査装置の電極を接続するだけで検査ができるようになった。このため、検査のたびに「ヘッダーから循環管を外して、また付け直す」という手間がかからず検査作業が簡単になる上、作業時間も短縮可能で、作業員の人件費も少なくて済む。
また、従来の樹脂製ヘッダーに、上記の本発明にかかる止水栓を取り付ければ、請求項4に記載の本発明の樹脂製ヘッダーと同じように(前段落「0020」にて記述したように)検査ができるようになるため、大変便利である。
請求項5によれば、本発明にかかる樹脂製のヘッダーは、該ヘッダーの少なくとも一部または全体が導電性を有する材料にて形成されていることを特徴としている。このため、床暖房装置の循環管に損傷が無いか検査をする際に、従来の樹脂製ヘッダーのように、いちいちヘッダーから循環管を外して循環管内部の流体に検査装置の電極を接触させなくても、本発明の樹脂製ヘッダーに検査装置の電極を接続するだけで検査ができるようになったため、検査のたびに「ヘッダーから循環管を外して、また付け直す」という手間がかからず、検査作業が簡単になる上、作業時間が短縮でき、作業員の人件費も少なくて済む。
請求項6によれば、本発明にかかる樹脂製のヘッダーは、導電性を有する材料にて形成されていて、該ヘッダーの一部、つまり検査装置の電極を装着する部分は凸形状または凹形状に形成されていることを特徴としている。よって、該ヘッダーの、検査装置の電極を装着する部分は、該電極の形状に合わせて着脱便利な形状に、いかようにも形成することが可能である。このため、電極の取り付け・取外しがしやすく、かつ不用意には外れにくい形状に形成できるため、検査作業が簡単になる上、電極が不用意に外れることも無くなるため安心である。
次に、本発明の実施の形態(以下、「実施例」という)について、図面に基づいて詳しく説明する。
図1は本発明実施例にかかるヘッダー1の正面図である。図2は図1のヘッダー1を使用した熱源機給湯式の床暖房装置60の構成を簡略に示した図である。床暖房装置60は、床面の上に温水マット53を敷き、温水マット53の上をアルミニウム製などの導電性シート55で覆い、導電性シート55の上にフローリング等の床仕上げ材54を配設した構成になっている。該温水マット53内には、循環管52が温水マット53一面に行き渡るよう蛇行状態で配設されている。循環管52の一方の端はヘッダー1の流入口6に接続され、もう一方の端は循環管51に接続されており、さらに循環管51は熱源機に接続されている。熱源機50から送られた流体が循環管51を通過して、温水マット53内に蛇行して並べられた循環管52に流入し、循環管52内を通過する際に温水マット53を温めた後、ヘッダー1を通過して熱源機50内へと戻るように連通されている。
上記床暖房装置60には、循環管52の損傷等の異常を検知するための検査装置57が備えられている。検査装置57は信号線56と電極58を介して導電性シート55に電気的に接続されており、また、検査装置57は信号線61と電極59を介してヘッダー1の端子2にも電気的に接続されている。
図1に示すように、上記のヘッダー1には、端子2を配設してある。詳しくは、ヘッダー1の主管3もしくは分岐管4の一部に孔(10)が開いており、そこに端子2となる導電性をもつ材料(例えば金属)製のピンを通し、主管3(または分岐管4)の内側つまり流体に接する側から主管3(または分岐管4)の外側へ貫通するようにとりつける。つまり、端子2の一端はヘッダー1の内側を通る流体と直に接するようになっており、もう一端はヘッダー1の外側に露出している状態になっている。
図1や図2では一例として、端子2をヘッダー1の主管3の途中から凸状に露出させているが、端子2の配設場所はこの例に限らず、検査装置57から続く信号線56の電極59を取り付けやすい場所で、かつ端子2のもう一方の端がヘッダー1内部の流体と接することが可能な場所であれば、ヘッダー1の、どの部分に配設しても良い。図4では本発明にかかる端子2をヘッダー1の分岐管4の端側に取り付けた例(実施例2)を示している。
図5では端子2をヘッダー1の主管3の正面部分に配設した例を示す(実施例3)。熱源機50を住宅事情により狭い場所に設置してしまっても、このようにして、検査装置57の信号線の電極59を付けたり外したりし易い場所に端子2を配置したヘッダーを接続して使用すれば、検査作業の際、電極59の付け外しを素早く行うことができて便利な上、検査時間が短く済み、作業コスト削減ができる。
図3は従来からある金属性のヘッダー1を使用した熱源機給湯式の床暖房装置60の構成を簡略に示した図である。検査装置57からの信号線56先端にある電極59がヘッダー1(金属製の従来品)に直に接続されているところが、図2に示した床暖房装置60との相違点である。
図6は図4の拡大断面図で、ヘッダー1の分岐管4に端子2を取り付けた状態を簡略に示す(実施例2)。端子2(金属製のピン)のツバ部11をヘッダー1の孔10に溶着等の方法で取り付けているので、端子2は孔10から抜け落ちず、孔10と端子2との間を密封している。溶着以外の方法、例えば端子2をヘッダー1(分岐管4)と一体成形しても良いし、内部の流体による化学反応や温度による影響が無いのであれば、接着剤で端子2をヘッダー1の孔10につけても構わない。
上記の端子2は上記のヘッダー1を形成する際に一体成形で製作すれば、端子2をヘッダー1に取り付ける手間を省くことができる。
図7は図4の拡大断面図で、上記実施例2(図6)をさらに改良した例(実施例4)を示した図である。ヘッダー1の孔10部分の周囲に、環状に突出した台座12を形成し、この台座12の内側で孔10の周囲にOリング8を配設したものである。Oリング8はゴムやエラストマー等の弾性のある材料にて形成されているため、端子2と台座12にて押圧されて、台座12内にて変形し、端子2と孔10と台座12の間の空間を密封する。端子2はヘッダー1内部を通過する流体の圧力を受けるため、図7に示す矢印A方向へと常に押圧されている上、Oリング8は上記に挙げたような摩擦係数の高い素材を使用しているので、端子2が何らかの外力によって不用意に矢印Aの反対方向へと押された場合にも、孔10から抜け落ちないようになっている。
図8は上記実施例4(図7)の状態に加えて、止め輪9をヘッダー1の外側から端子2の外周に装着したもの(実施例5)を示す。止め輪9は中央に孔の開いた環状に形成されており、その環状部分の内周側から、該孔中心方向に薄板状の爪13が複数形成されている。この爪13のエッジが端子2の軸部分に係止するため、孔10から端子2がその軸方向へずれたり、端子2が孔10から抜けたりするのを防止する。止め輪9には市販のCS止め輪等を使用すると良いが、端子2の抜け止めができ、取付の簡便なものであればこれに限定せずとも構わない。
図9は本発明にかかる端子2をヘッダー1に取り付けた状態を示す拡大断面図である(実施例6)。上記実施例5(図8)の状態に加えて、端子2の軸外周に凹部7を形成した。この凹部7は、検査装置57の信号線56の端にある電極59を端子2に接続する際、電極59が凹部7に引っかかり係止するような形状に形成しておくと、電極59が取り付けやすく外れにくいため便利である。図示した形状に限らず、端子2は「ヘッダーの管内側に配された一方の端が流体と接する状態で、もう一方の端が電極59とを接続しやすい形状」になっていれば、上記の実施例にて記述した形状に限定することなく、どのような形状に形成しても良いことはもちろんである。一例として、上記端子2のヘッダー1外部に凸状に露出している部分にネジ山を形成しておき、端子2に接続する電極59にも、該端子2のネジ山と螺合するネジ山を形成しておけば、検査時に端子2と電極59が不用意に外れることなく、検査が実施できる。
また別の例として、上記端子2の、ヘッダー1外部に凸状に露出している部分と(スナップフィット等の方法にて)嵌合する凹形状に電極59を形成しておくと、検査装置57の電極59内に端子2が嵌合するため、検査時に端子2と電極59が不用意に外れることなく検査が実施できる。
さらに別の例としては、ヘッダー1に貫通開口状態に形成した孔10に端子2を埋め込み、端子2が孔10を密閉するようにヘッダー1を形成した形状を採用しても良い。この場合の孔10の形状は、端子2は孔10を密閉してヘッダー1内部の流体が外部へ漏れないようになっているが、ヘッダー1の管外側からは孔10の窪みへ電極59が嵌合し、電極59と端子2が接するような形状に、孔10は形成されている。
さらに別の例としては、ヘッダー1に配置した端子2がヘッダー1の管外周に露出するようヘッダー1を形成し、該端子2はヘッダー1の管外周表面と同じ高さになるよう形成しておく。電極59はヘッダー1の管外周を挟んで保持できるようなクリップ様の形状にしておくと、電極59と端子2を導通させる際に、電極59を端子2に取り付けやすく、かつ電極59がヘッダー1(の端子2)から外れにくくなるので便利である。
また、ヘッダー1は、その主管3部分と分岐管4部分と流入口6部分を別々に形成し、後にそれぞれのパーツを嵌着させて一つのヘッダーに組み立てる場合もあるが、この場合、検査作業のしやすい場所であれば主管3のいずれかの部分に端子2を配設しても良いし、分岐管4のいずれかの部分に端子2を配設しても良いし、流出口6部分のいずれかの部分に端子2を配設しても良い。いずれにしろ、ヘッダー1内部の流体と、ヘッダー1の外側から接続する電極59とが端子2を通じて導通状態
になるように端子2を配設すれば良い。
になるように端子2を配設すれば良い。
上記ヘッダー1の、パーツ同士の取付方法は公知のどのような方法でも良いが、例えば、本発明の出願人が以前に特許出願している配管継手等のジョイント方法を利用すると、ワンタッチで取付ができるため、便利である。説明が長くなるので詳細については以下の特許文献を例として挙げておく。
特開平11−210967号
特開2005−54499号
上記のようにヘッダー1の各部品を別々に形成する場合には、分岐管4や流入口6部分の向きが違うものを何種類か用意しておくと、任意の方向から配された循環管51、52を、熱源機50に取り付けたヘッダー1に接続する際に、熱源機50の設置場所の都合や循環管51、52の接続方向に合わせて、分岐管4の部分や流出口6の向きを変えた部品を選択できるので、狭い場所でもヘッダー1を熱源機50に装着できる上、ヘッダー1への循環管の接続作業を比較的楽に行うことができる。住宅事情等により、熱源機50を設置するスペースが狭い場合にも取り付け作業や検査作業が簡単に速く実施できるため、省スペースになる上、工期の縮小や人件費の削減も可能となる。もちろん、該ヘッダー1に配設する端子2の配設位置が違うヘッダー1を数種類用意しておき、熱源機50の設置場所や循環管52を接続する際の都合に合わせて検査作業のしやすい場所に端子2が配設されているヘッダー1を選んで熱源機50に取り付ければ良い。
また、ヘッダー1本体を導電性のある樹脂材料にて形成する方法もある(実施例7、請求項5、6に記載)。この方法を採用する場合、金属製の端子2は不要となる。ただし、ヘッダー1のいずれかの部分には電極59を接続するので、電極59をヘッダー1に簡単に付け外しでき、かつ不用意に外れない形状に形成するのが好ましい。例えば、ヘッダー1のいずれかの部分を凸状に形成し、この突出させた凸部分に電極59を接続するのでも良いし、ヘッダー1のいずれかの部分を凹状に形成し、電極59の先端を嵌合させ接続する形状にしても良い。
また、その他の例として、本発明実施例にかかるヘッダー1には、管状の部材14を配設しても良い(実施例8、請求項3に記載)。この管状部材14の一端はヘッダー1の流入口6に嵌着させ、もう一端を循環管52と接続させて使用する。管状部材14を流入口6に付け外し自在に嵌着させるには、嵌着部分から内部の流体が漏れず、かつ、付け外しが簡単で不用意に外れない方法であれば螺合式、スナップフィット等、公知のどのような手段を使用しても良い。管状の部材14の、流入口6と嵌着する部分には、Oリング等を使用すると嵌着部分の継ぎ目をより密閉するので流体漏れの可能性が無くなって大変良い。
上記の管状部材14を使用した場合、循環管52からの流体は管状部材14の内部を通過して流入口6からヘッダー1内部に入り、分岐管4から主管3を通過し、その後、流出口5を経て熱源機50内へと流れる。管状部材14のいずれかの部分には、金属等導電性のある材料にて形成された端子2が、管状部材14内側を通過する流体に接するよう、かつ管状部材14の管外側へ露出するように配設されている。端子2の、管状部材14外側に露出した部分は、上記電極59を接続するための部分であり、ヘッダー1内部の流体と、ヘッダー1の外側から端子2と接続した電極59とが端子2を介して導通状態になるように配設してある。これにより、検査装置57の電極59を端子2に接続して(もうひとつの電極58は導電性シート55に接続して)、床暖房装置60の循環管52の流体漏れ検査を行うことができる。
また、本発明以前に市場に提供された樹脂製のヘッダーを使用した床暖房システムでも、循環管の流体漏れ検査をする際に、従来のタイプのヘッダーに本発明実施例にかかる上記管状部材14(前段落に記載)を接続し、該管状部材14に配設された端子2に検査装置57の電極59を接続すると、該端子2を介して管状部材14内部を通過する流体と電極59が電気的に接続した状態になるので、流体漏れ検査を簡単に行うことができる。これにより、循環管52をヘッダーから外して内部の流体に電極59を直接触れさせる従来の検査方法に比べ検査作業が簡単になった。
その他の例として、本発明実施例にかかるヘッダー1には、止水栓15を配設しても良い。(実施例9、請求項4に記載)。この止水栓15の先端部分はヘッダー1の流出口6のいずれかに、付け外し自在に嵌着させる。止水栓15を流出口6に嵌着させるには、嵌着部分から内部の流体が漏れず、かつ、付け外しが簡単で不用意に外れない方法であれば螺合式、スナップフィット等、公知のどのような手段を使用しても良い。止水栓15の先端付近(流出口6と嵌着する部分)には、Oリング等を使用すると嵌着部分の継ぎ目をより密閉するので流体漏れの可能性が無くなって大変良い。
該止水栓15の先端(ヘッダー1の流出口6に嵌着した側)には導電性をもつ材料にて形成された端子2が配設されており、該端子2の一端はヘッダー1内部を通過する流体に接するように、かつ、もう一端は止水栓15の外側に露出するよう配設されている。
該止水栓15の先端(ヘッダー1の流出口6に嵌着した側)には導電性をもつ材料にて形成された端子2が配設されており、該端子2の一端はヘッダー1内部を通過する流体に接するように、かつ、もう一端は止水栓15の外側に露出するよう配設されている。
この、本発明実施例にかかる止水栓15を使用した場合、循環管52からの流体は流入口6よりヘッダー1内部に入り、分岐管4から主管3を通過し、その後流出口5を経て熱源機50内へ流れる。該止水栓15の先端部分の、ヘッダー1の流出口6に嵌着した内側には、金属等導電性のある材料にて形成された端子2が、ヘッダー1内部を通過する流体に接するよう、かつ止水栓15の外側へ露出するように配設されている。端子2の、止水栓15外側に露出した部分は、上記電極59を接続するための部分であり、ヘッダー1内部の流体と、ヘッダー1の外側から端子2と接続した電極59とが端子2を介して導通状態になるように配設してある。これにより、検査装置57の電極59を端子2に接続して(もうひとつの電極58は導電性シート55に接続して)、床暖房装置60の循環管52の流体漏れ検査を行うことができる。
また、本発明以前に市場に提供された樹脂製のヘッダーを使用した床暖房システムでも、循環管の流体漏れ検査をする際に、従来のタイプのヘッダーに本発明実施例にかかる上記の止水栓15(前段落に記載)を接続し、該止水栓15に配設された端子2に検査装置57の電極59を接続すると、該端子2を介してヘッダー内部を通過する流体と電極59が電気的に接続した状態になるので、流体漏れ検査を簡単に行うことができる。これにより、循環管52をヘッダーから外して内部の流体に電極59を直接触れさせる従来の検査方法に比べ検査作業が簡単になった。
検査装置57の電極59の先端を、上記の止水栓の形状に形成してももちろん良い。
上記の管状部材14や止水栓15は導電性のある樹脂材料にて形成することも可能である。
1 ヘッダー
2 端子
3 ヘッダー1の主管部
4 ヘッダー1の分岐管部
5 流出口
6 流入口
7 端子2の凹部
8 Oリング
9 止め輪
10 孔
11 ツバ部
12 座
13 爪
14 管状部材
15 止水栓
50 熱源機
51 循環管
52 循環管
53 マット
54 床仕上げ材
55 導電性シート
56 信号線
57 検査装置
58 電極
59 電極
60 床暖房装置(全体)
61 信号線
2 端子
3 ヘッダー1の主管部
4 ヘッダー1の分岐管部
5 流出口
6 流入口
7 端子2の凹部
8 Oリング
9 止め輪
10 孔
11 ツバ部
12 座
13 爪
14 管状部材
15 止水栓
50 熱源機
51 循環管
52 循環管
53 マット
54 床仕上げ材
55 導電性シート
56 信号線
57 検査装置
58 電極
59 電極
60 床暖房装置(全体)
61 信号線
Claims (6)
- 導電性を有する材料にて形成された端子を配設した樹脂製ヘッダーであって、該端子の一方の端が樹脂製ヘッダーの管路内を通る流体に接する場所に配置され、該端子のもう一方の端がヘッダー外部に露出した形状に形成されていることを特徴とした樹脂製ヘッダー。
- 上記導電性を有する材料にて形成された端子を配設した樹脂製ヘッダーであって、該ヘッダーの一部には検査装置の電極が着脱可能に装着されることを特徴とし、該ヘッダーの一部、つまり検査装置の電極を装着する部分は凸形状または凹形状に形成されていることを特徴とした、請求項1に記載の樹脂製ヘッダー。
- 樹脂製ヘッダーであって、該ヘッダーには着脱自在な管状部材を装着することを特徴とし、かつ、該管状部材には導電性を有する材料にて形成された端子が配設されており、該端子は該管状部材の内側から外部へと突出した形状に形成されていることを特徴とする、樹脂製ヘッダーと該管状部材。
- 樹脂製ヘッダーであって、該ヘッダーには着脱自在な止水栓を装着することを特徴とし、かつ、該止水栓には導電性を有する材料にて形成された端子が配設されていることを特徴とする、樹脂製ヘッダーと止水栓。
- 樹脂製ヘッダーであって、該ヘッダーの少なくとも一部、または全体が導電性を有する樹脂材料にて形成されており、該ヘッダーの一部には検査装置の電極が着脱可能に装着されることを特徴とする樹脂製ヘッダー
- 上記導電性を有する材料にて形成された樹脂製ヘッダーであって、該ヘッダーの一部には検査装置の電極が着脱可能に装着されることを特徴とし、該ヘッダーの一部、つまり検査装置の電極を装着する部分は凸形状または凹形状に形成されていることを特徴とした、請求項5に記載の樹脂製ヘッダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006267884A JP2008089334A (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | ヘッダーと、該ヘッダーに接続する管状部材または止水栓を備えたヘッダー |
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JP2006267884A JP2008089334A (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | ヘッダーと、該ヘッダーに接続する管状部材または止水栓を備えたヘッダー |
Publications (1)
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JP2008089334A true JP2008089334A (ja) | 2008-04-17 |
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ID=39373653
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008089334A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110017948A (zh) * | 2019-04-30 | 2019-07-16 | 无锡双翼汽车环保科技有限公司 | 冷却器检测用测试台 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2004116601A (ja) * | 2002-09-25 | 2004-04-15 | Nix Inc | ヘッダー |
-
2006
- 2006-09-29 JP JP2006267884A patent/JP2008089334A/ja active Pending
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