JP2008085696A - カメラシステム - Google Patents

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潔 小暮
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廉 大村
Futoshi Naya
太 納谷
Masahiro Tada
昌裕 多田
William Lindeman Robert
ロバート・ウィリアム・リンデマン
Toshio Onishi
敏夫 大西
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直樹 草川
Koji Araki
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Abstract

【構成】加速度センサユニット12は、加速度センサおよびBluetoothモジュールを備え、加速度センサの検知結果つまり加速度センサユニット12の加速度に基づく信号を送信する。カメラ付き携帯電話端末14もまたBluetoothモジュールを備え、加速度センサユニット12からの信号を受信する。カメラ付き携帯電話端末14のCPUは、撮影を行うタイミングをこの信号に基づいて制御する。あるモードでは、加速度センサユニット12の加速度が閾値を下回ったときスチル撮影を行う。別のモードでは、加速度センサユニット12の加速度が閾値を上回っている期間だけムービー撮影を行う。
【効果】被写体ぶれを防止したスチル撮影や、効率的なムービー撮影を行える。
【選択図】図1

Description

この発明は、カメラシステムに関し、特にたとえば、加速度センサを利用する、カメラシステムに関する。
従来のこの種のシステムの一例が、特許文献1に開示されている。この従来技術では、加速度センサはディジタルカメラに設けられる。つまり加速度センサは、ディジタルカメラ本体の加速度を検知する。ディジタルカメラは、加速度センサの検知結果が固定状態を示すとき、スチル撮影(被写界の静止画像を撮像および記録すること)を行う。
特開2003−60982号公報
上記の従来技術によれば、カメラが静止したときスチル撮影を行うので、手ぶれによる静止画像の乱れを防止することができる。しかし、スチル撮影を行うとき被写体が動いていれば、被写体ぶれによる静止画像の乱れ(単に“被写体ぶれ”と呼ぶ)が生じる。
一方また、カメラでムービー撮影(被写界の動画像を撮像および記録すること)を行う場合を想定すると、被写体が動いていないとき撮影を行っても意味がない。
それゆに、この発明の主たる目的は、各種撮影を的確なタイミングで実行できる、カメラシステムを提供することである。
請求項1の発明に従うカメラシステム(10)は、カメラ装置(14)と加速度センサユニット(12)とからなる。加速度センサユニットは、当該加速度センサユニット自身の加速度を検知する加速度センサ(20)、および加速度センサの検知結果に基づく信号を送信する送信手段(26)を備える。カメラ装置は、加速度センサユニットが装着された被写体を含む被写界をスチル撮影するスチル撮影手段(52,56,S85)、送信手段によって送信された信号を受信する受信手段(72,S61〜S65)、およびスチル撮影手段がスチル撮影を行うタイミングを受信手段によって受信された信号に基づいて制御する制御手段(66,S75〜S81)を備える。ここで、“スチル撮影”は、被写界の静止画像を撮像および記録することをいう(以下同様)。
制御手段は、記録操作が行われたとき加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったと判定されたときスチル撮影手段に命じてスチル撮影を行わせる。
請求項1の発明では、加速度センサは、カメラ装置とは独立した加速度センサユニットに設けられる。加速度センサユニットは送信手段を有し、これにより加速度センサの検知結果つまり加速度センサユニットの加速度に基づく信号を送信する。カメラ装置の制御手段は、スチル撮影手段がスチル撮影を行うタイミングを、受信手段によって受信された信号に基づいて制御する。このように、カメラ装置がスチル撮影を行うタイミングは、カメラ装置とは独立の加速度センサユニットの加速度に基づいて制御される。
そして、加速度センサユニットは、被写体に装着される。制御手段は、記録操作が行われたとき加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったと判定されたときスチル撮影手段に命じてスチル撮影を行わせる。
請求項1の発明によれば、カメラ装置は、記録操作(たとえばシャッタボタンの全押し操作)の後、被写体が動きを止めたときスチル撮影を実行するので、被写体ぶれを防止したスチル撮影を行える。
請求項2の発明に従うカメラシステム(10)は、カメラ装置(14)と加速度センサユニット(12)とからなる。加速度センサユニットは、当該加速度センサユニット自身の加速度を検知する加速度センサ(20)、および加速度センサの検知結果に基づく信号を送信する送信手段(26)を備える。カメラ装置は、加速度センサユニットが装着された被写体を含む被写界をムービー撮影するムービー撮影手段(52,56,S231)、送信手段によって送信された信号を受信する受信手段(72,S61〜S65)、およびムービー撮影手段がムービー撮影を行うタイミングを受信手段によって受信された信号に基づいて制御する制御手段(66,S223〜S227およびS233〜S237)を備える。ここで、“ムービー撮影”は、被写界の動画像を撮像および記録することをいう(以下同様)。
制御手段は、記録開始操作が行われたとき加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っているか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っていると判定された期間だけムービー撮影手段に命じてムービー撮影を行わせる。
請求項2の発明では、加速度センサは、カメラ装置とは独立した加速度センサユニットに設けられる。加速度センサユニットは送信手段を有し、これにより加速度センサの検知結果つまり加速度センサユニットの加速度に基づく信号を送信する。カメラ装置の制御手段は、ムービー撮影手段がムービー撮影を行うタイミングを、受信手段によって受信された信号に基づいて制御する。このように、カメラ装置がムービー撮影を行うタイミングは、カメラ装置とは独立の加速度センサユニットの加速度に基づいて制御される。
そして、加速度センサユニットは、被写体に装着される。制御手段は、記録開始操作が行われたとき加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っているか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っていると判定された期間だけムービー撮影手段にムービー撮影を行わせる。
請求項2の発明によれば、カメラ装置は、記録開始操作の後、被写体が動いている期間だけムービー撮影を実行する。そこで、たとえば動物に加速度センサユニットを装着すれば、動物が動かない期間は撮影が停止されるので、効率的なムービー撮影が行える。
請求項3の発明に従うカメラシステム(10)は、カメラ装置(14)と加速度センサユニット(12)とからなる。加速度センサユニットは、当該加速度センサユニット自身の加速度を検知する加速度センサ(20)、および加速度センサの検知結果に基づく信号を送信する送信手段(26)を備える。カメラ装置は、複数の撮影モードのいずれかを選択する選択手段(S15〜S19)、被写体を含む被写界をスチル撮影するスチル撮影手段(52,56,S85,S167)、送信手段によって送信された信号を受信する受信手段(72,S61〜S65)、およびスチル撮影手段がスチル撮影を行うタイミングを受信手段によって受信された信号に基づいて制御する第1制御手段(66,S75〜S81,S155〜S163)を備える。
選択手段によって第1撮影モードが選択された状態では、加速度センサユニットは被写体に装着され、第1制御手段は、記録操作が行われたとき加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったと判定されたときスチル撮影手段に命じてスチル撮影を行わせる。
また、選択手段によって第2撮影モードが選択された状態では、加速度センサユニットは被写体となるべき撮影者に装着され、第1制御手段は、記録操作が行われてから所定時間(T2)が経過したとき加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったと判定されたときスチル撮影手段に命じてスチル撮影を行わせる。
請求項3の発明によれば、第1撮影モードを選択することで、被写体ぶれを防止した通常のスチル撮影を行え、また、第2撮影モードを選択することで、被写体ぶれを防止したセルフタイマ的なスチル撮影を行える。
なお、請求項3の発明では、好ましくは、カメラ装置は、スチル撮影手段が静止画像をスチル撮影する際のシャッタスピードを調整する第1調整手段(54)、および判定処理が開始されてから加速度センサユニットの加速度が閾値を下回らないまま所定時間(T1,T3)が経過したとき第1調整手段に命じてシャッタスピードを速める向きに変更させる変更手段(S83,S165)をさらに備える。制御手段は、変更手段による変更処理の後にスチル撮影を行わせる。
このように、判定開始から所定時間が経過した時点で動きが止まらなければ、シャッタスピードを速めた上で(露光時間を短縮した上で)、スチル撮影を実行する。これにより、たとえ被写体の動きが止まらなくても、被写体ぶれの軽減された静止画像が得られる。
より好ましくは、カメラ装置はスチル撮影手段がスチル撮影を行う際の絞りを調整する第2調整手段(76,78)をさらに備える。変更手段はさらに、シャッタスピードの変更に関連して第2調整手段に命じて絞りを開く方向に変更させる。
このように、シャッタ速度を速めるのに伴い絞りを開くことで、適正な露光量の確保が可能となる。
請求項4の発明に従うカメラシステムは、請求項3に従属する。カメラ装置は、被写体を含む被写界をムービー撮影するムービー撮影手段(52,56,S231)、およびムービー撮影手段がムービー撮影を行うタイミングを受信手段によって受信された信号に基づいて制御する第2制御手段(66,S223〜S227およびS233〜S237)をさらに備える。
第2制御手段は、選択手段によって第3撮影モードが選択された状態で記録開始操作が行われたとき加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っているか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っていると判定された期間だけムービー撮影手段に命じてムービー撮影を行わせる。
請求項4の発明によれば、加速度センサユニットを被写体に装着して第3撮影モードを選択することで、効率的なムービー撮影も行える。
請求項5の発明に従う撮影方法は、カメラ装置(14)と加速度センサユニット(12)とからなるカメラシステム(10)の撮影方法であって、加速度センサを被写体に装着する。加速度センサユニットは、(a)当該加速度センサユニット自身の加速度を検知し、(b)ステップ(a)の検知結果に基づく信号を送信する。カメラ装置は、(c)被写体を含む被写界をスチル撮影し、(d)ステップ(b)によって送信された信号を受信し、そして(e)ステップ(c)がスチル撮影を行うタイミングをステップ(d)によって受信された信号に基づいて制御する。
ステップ(e)は、記録操作が行われたとき加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったと判定されたときステップ(c)を実行させる。
請求項5の発明でも、請求項1の発明と同様、被写体ぶれを防止したスチル撮影を行える。
請求項6の発明に従う撮影方法は、カメラ装置(14)と加速度センサユニット(12)とからなるカメラシステム(10)の撮影方法であって、加速度センサを被写体となるべき操作者に装着する。加速度センサユニットは、(a)当該加速度センサユニット自身の加速度を検知し、(b)ステップ(a)の検知結果に基づく信号を送信する。カメラ装置は、(c)被写体を含む被写界をスチル撮影し、(d)ステップ(b)によって送信された信号を受信し、そして(e)ステップ(c)がスチル撮影を行うタイミングをステップ(d)によって受信された信号に基づいて制御する。
ステップ(e)は、記録操作が行われてから所定時間(T2)が経過したとき加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったと判定されたときステップ(c)を実行させる。
請求項6の発明では、請求項3の発明の第2撮影モードと同様、被写体ぶれを防止したスチル撮影をセルフタイマ的に行える。
請求項7の発明に従う撮影方法は、カメラ装置(14)と加速度センサユニット(12)とからなるカメラシステム(10)の撮影方法であって、加速度センサを被写体に装着する。加速度センサユニットは、 (a)当該加速度センサユニット自身の加速度を検知し、(b)ステップ(a)の検知結果に基づく信号を送信する。カメラ装置は、(c)被写体を含む被写界をムービー撮影し、(d)ステップ(b)によって送信された信号を受信し、そして(e)ステップ(c)の実行タイミングをステップ(d)によって受信された信号に基づいて制御する。
ステップ(e)は、記録開始操作が行われたとき加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っているか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っていると判定された期間だけステップ(c)を実行させる。
請求項7の発明でも、請求項2の発明と同様、効率的なムービー撮影が行える。
請求項8の発明に従うプログラムは、自身の加速度を検知しかつ検知結果に基づく信号を送信する加速度センサユニット(12)と、被写体を含む被写界をスチル撮影しかつ前記加速度センサユニットによって送信された信号を受信するカメラ装置(14)とからなるカメラシステム(10)において、カメラ装置のプロセッサ(66)に次のステップを実行させる:加速度センサユニットが装着された被写体を含む被写界をスチル撮影するスチル撮影ステップ(S85);加速度センサユニットによって送信された信号を受信する受信ステップ(S61〜S65);およびスチル撮影ステップがスチル撮影を行うタイミングを受信ステップによって受信された信号に基づいて制御する制御ステップ(S75〜S81)。制御ステップは、記録操作が行われたとき加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったと判定されたときスチル撮影ステップに命じてスチル撮影を行わせる。
請求項8の発明でも、請求項1の発明と同様、被写体ぶれを防止したスチル撮影を行える。
請求項9の発明に従うプログラムは、自身の加速度を検知しかつ検知結果に基づく信号を送信する加速度センサユニット(12)と、加速度センサユニットが装着された被写体を含む被写界をムービー撮影しかつ加速度センサユニットによって送信された信号を受信するカメラ装置(14)とからなるカメラシステム(10)において、カメラ装置のプロセッサ(66)に、次のステップを実行させる:被写体を含む被写界をムービー撮影するムービー撮影ステップ(S231);加速度センサユニットによって送信された信号を受信する受信ステップ(S61〜S65);およびムービー撮影ステップがムービー撮影を行うタイミングを受信ステップによって受信された信号に基づいて制御する制御ステップ(S223〜S227およびS233〜S237)。制御ステップは、記録開始操作が行われたとき加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っているか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っていると判定された期間だけムービー撮影ステップに命じてムービー撮影を行わせる。
請求項9の発明でも、請求項2の発明と同様、効率的なムービー撮影が行える。
この発明によれば、各種撮影を的確なタイミングで実行することができる。この結果、たとえば、被写体ぶれを防止したスチル撮影や、効率的なムービー撮影が可能となる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この発明の一実施例であるカメラシステム10は、bluetoothによる無線通信機能を各々が有する加速度センサユニット12およびカメラ付き携帯電話端末14を含む。
加速度センサユニット12は、被写体(たとえば人体や窓ガラスなど)に装着され、この被写体の加速度を検知する。検知結果は、Bluetooth方式に従う無線信号の態様で送信され、カメラ付き携帯電話端末14によって受信される。なお、この無線信号の到達距離は、およそ10mである。
カメラ付き携帯電話端末14は、加速度センサユニット12を装着した被写体を撮影するとき、加速度センサユニット12から受信した加速度に基づいて、シャッタ動作(記録用露光の開始/停止)のタイミングを制御する。
カメラ付き携帯電話端末14はまた、図示しない他の端末と通信回線網(インターネット)100を通じて電話通信やデータ通信を行う。データ通信としては、電子メールの送受信などがある。
具体的には、加速度センサユニット12およびカメラ付き携帯電話端末14の各々は、次のように動作する。図2を参照して、加速度センサユニット12は、3軸の加速度センサ20を含む。加速度センサ20によって検知された3方向の加速度は、図示しないAD変換回路を通してCPU22に与えられ、CPU22は、3方向の加速度成分を含む信号を生成する。この加速度信号は、Bluetoothモジュール26を通してアンテナ28から送信される。
CPU22は、このような一連の動作を、一定周期たとえば100分の1秒周期で実行する。メモリ24には、CPU22が動作するためのプログラムやデータが格納される。CPU22等への電力は、図示しないバッテリによって供給される。
図3を参照して、カメラ付き携帯電話端末14は、電話処理回路42を含む。操作パネル68によって通話開始操作が行われると、アンテナ40によって受信された変調信号が電話処理回路42に入力され、電話処理回路42はこれを音声信号に復調する。電話処理回路42からの音声信号はアンプ46を通してスピーカ48に与えられ、これによりスピーカ48から受話音声(相手方の発話音声)が出力される。
一方、本人の発話音声は、マイクロフォン44で音声信号に変換され、これが電話処理回路42に入力される。電話処理回路42は、入力された音声信号に従う変調信号をアンテナ40から送信する。
操作パネル68によってモード切り換え開始操作が行われると、CPU66は、図4に示すモード切り換え画面をキャラクタジェネレータ64を通してLCD60に表示する。図4を参照して、モード切り換え画面には、最上位モードとして“1.電話”,“2.カメラ”,“3.ムービー”および“4.メール”などが記述される。
“2.カメラ”の下位には、加速度センサユニット12を利用しない撮影モードとして“ノーマル”と、加速度センサユニット12を利用する撮影モードとして“被写体ぶれ防止”,“防犯カメラ”,“リモートシャッタ”および“セルフタイマ(動き停止検知式)”とが記述される。“防犯カメラ”には、画像の自動転送機能をON/OFFする選択肢として“自動転送機能:ON/OFF”が付記される。
“3.ムービー”の下位には、加速度センサユニット12を利用しない撮影モードとして“ノーマル”と、加速度センサユニット12を利用する撮影モードとして“観察ムービー”とが記述される。
このモード切り換え画面において、操作パネル68によって“4.メール”が選択されると、カメラ付き携帯電話端末14は電子メールモードで動作する。このモードでは、電話処理回路42はアンテナ40からの変調信号をデータ信号に復調する。電話処理回路42からのデータ信号はCPU66に与えられ、CPU66はこれに基づくテキスト画像をキャラクタジェネレータ64および加算回路58を通してLCD60に表示する。
CPU66はまた、操作パネル68の操作に応じて電子メールを作成する。電子メールには、記録媒体62に記録された画像を添付することもできる。作成された電子メールに対応するデータ信号が電話処理回路42に与えられ、電話処理回路42は、与えられたデータ信号に従う変調信号をアンテナ40から送信する。
次に、撮影動作を説明する。以下では、カメラ付き携帯電話端末14を “カメラ14”のように適宜略記する。カメラ14は、イメージセンサ52を含む。イメージセンサ52の撮像面には、光学レンズ50を通して被写界の光学像が結像する。
操作パネル68によって“2.カメラ”(ないしはその下位の“ノーマル”)が選択されると、カメラ14は、ノーマルカメラ撮影モードで動作する。このモードでは、CPU66は、プリ露光および間引き読み出しの繰り返しをイメージセンサ52に命令し(スルー画像処理)、これによりイメージセンサ52からは、被写体の光学像に対応する低解像度の生画像信号が出力される。出力された生画像信号は、カメラ処理回路56によってA/D変換,色分離,YUV変換およびコンポジット変換の一連の処理を施され、これによりコンポジットビデオ信号が生成される。生成されたコンポジットビデオ信号は加算回路58を通してLCD60に与えられ、この結果、被写体のスルー画像がLCD60に表示される。
このようなスルー表示中、カメラ処理回路56からCPU66へはYUV変換で得られた輝度信号が与えられており、CPU66は、この信号に基づいて、ドライバ54を通してイメージセンサ52の露光時間を調整する(スルー画用AE処理)。なお、イメージセンサ52への入射光量を調整するための絞り76およびそのドライバ78が設けられている場合には、CPU66は、ドライバ78を通して絞り76を駆動し、イメージセンサ52への入射光量の調整を必要に応じて行う。
スルー画像が表示された状態で、操作パネル68(のシャッタボタン68S)によって調整操作(シャッタボタン68Sの半押し)が行われると、CPU66は、カメラ処理回路56からの輝度信号に基づいてイメージセンサ52の露光時間(および絞り76の絞り量)を調整(記録用AE処理)する。
調整操作に続いて記録操作(シャッタボタン68Sの全押し)が行われると、CPU66は、本露光およびこの本露光によって生成された全ての電荷の読み出しをイメージセンサ52に命令する(静止画撮像処理)。応じてイメージセンサ52から、高解像度の生画像信号が出力される。出力された生画像信号は、カメラ処理回路56によってA/D変換,色分離およびYUV変換の一連の処理を施され、YUV形式の画像データに変換される。CPU66は、変換された画像データを含む画像ファイルを作成し、作成された画像ファイルを記録媒体62に記録する(静止画記録処理)。
操作パネル68によって“3.ムービー“が選択されると、カメラ14は、ノーマルムービー撮影モードで動作する。このモードでも、ノーマルカメラ撮影モードの場合と同様に、被写体のスルー画像がLCD60に表示される。カメラ処理回路56には画像データを記憶するメモリ(図示せず)が設けられており、YUV変換後の画像データは、このメモリに一時記憶される。
スルー画像が表示された状態で操作パネル68によって記録開始操作(シャッタ全押し)が行われると、CPU66は、記録媒体62内に動画像ファイルを生成し、カメラ処理回路56内のメモリに蓄積されたYUV画像データをこの動画像ファイルに書き込む処理(動画記録処理)を開始する。書き込みは、記録終了操作(シャッタ再全押し)が行われるまで、一定周期で(間欠的に)実行される。
次に、加速度センサユニット12を利用する場合の撮影動作を説明する。以下では、加速度センサユニット12“センサ12”のように適宜略記する。モード切り換え画面(図4参照)において、操作パネル68によって“2.カメラ”の下位の“被写体ぶれ防止”が選択されると、CPU66は、被写体ぶれ防止付きカメラ撮影モードで動作する。この場合、センサ12は、被写体たとえば人体に装着される(図5参照)。この図5ではポケットの中にあるが、手で持ってもよい。
撮影者92は、カメラ14のレンズ50を被写体90に向け、スルー画像を参照して方向や画角を調整した後、シャッタボタン68Sを全押しする。これに応答して記録用AE処理(以下“AE処理”)が実行され、被写界の明るさに応じたシャッタスピード(および絞り量)がドライバ54(および78)にセットされる。AE処理が完了すると、加速度の取り込みが開始され、加速度が閾値を下回ったとき本露光が行われる。こうして撮像された静止画像は、画像ファイルの態様で記録媒体62に記録される。
このように、被写体ぶれ防止付きカメラ撮影モードは、記録操作に応答してAE処理を実行した後加速度取り込みを開始し、加速度が閾値を下回ったとき(すなわち被写体が静止したとき)スチル撮影を行う点で、調整操作に応答してAE処理を行いそして記録操作に応答してスチル撮影を行うノーマルカメラ撮影モードと相違する。
このモードではまた、所定時間が経過しても被写体が静止しない場合は、シャッタ速度を速めた上でスチル撮影を行う。これにより、静止し難い被写体(たとえば子供など)でも、被写体ぶれを軽減できる。好ましくは、露光時間の短縮に伴い、絞り76を開く。これにより、被写体ぶれを軽減しつつ、必要な露光量を確保できる。
すなわち、加速度センサユニット12からの信号は、撮影を行うタイミングの制御にだけでなく、シャッタ速度(および絞り量)の制御にも利用される。
操作パネル68によって“防犯カメラ”が選択されると、CPU66は、防犯カメラ撮影モードで動作する。この場合、センサ12は、侵入者によって動かされるであろう物体、たとえば窓ガラス94に装着される(図6参照)。一方、カメラ14は、レンズ50が窓ガラス94に向くように、床などの上に設置される。
このモードでは、記録操作に応答して加速度取り込みが開始され、AE処理およびスチル撮影は加速度が閾値を上回ったとき実行される。このため、撮影者92は、スルー画像を参照して方向や画角を調整した後、シャッタボタン68Sを全押しする。
この後、侵入者が窓ガラス94を動かすと、閾値を上回る加速度が検知され、侵入者を含む被写界の静止画像が記録される。こうして、侵入者を写真に収めることができる。
また、操作パネル68によって事前に宛先(メールアドレス)を登録し、かつ自動転送機能をONにしておけば、この証拠写真は直ちに外部(外出先や警察など)へと転送される。このため、侵入に対する速やかな対処が可能となり、侵入者による証拠写真の隠滅も防止できる。
操作パネル68によって“リモートシャッタ”が選択されると、CPU66は、リモートカメラ撮影モードで動作する。この場合、センサ12は、撮影者92によって把持される(図7参照)。カメラ14は、そのレンズ50が前方の被写体(図示せず)を向くように、台などの上に置かれる。
このモードでは、記録操作に応答してAE処理が実行された後に加速度取り込みが開始され、スチル撮影は加速度が閾値(これは防犯カメラモードでの閾値よりも遥かに大きい)を上回ったとき実行される。
そこで、撮影者92は、スルー画像を参照して方向や画角を調整した後、シャッタボタン68Sを全押しする。そして、カメラ14から離れ、手に持ったセンサ12を所望のタイミングで素早く振り下ろす。振り下ろした瞬間に閾値を上回る加速度が検出され、これにより静止画像が記録される。
このように、リモートカメラ撮影モードでは、撮影者がセンサ12を振り下ろす(センサ12に大きな加速度を与える)ことでシャッタが切れるので、シャッタボタン68Sに手が届かない状況でも撮影が行え、手ぶれの発生も防ぐことができる。ただし、撮影者92自身が被写界に入ると、振り下ろし動作によって被写体ぶれが生じる。この種の撮影には、動き停止検知式のセルフタイマモードを利用すればよい。
操作パネル68によって“セルフタイマ(動き停止検知式)”が選択されると、CPU66は、セルフタイマ的カメラ撮影モードで動作する。この場合、センサ12は撮影者92に装着され、カメラ14は、そのレンズ50が所定位置(撮影者92の移動先)を向くように、台などの上に置かれる(図8参照)。
このモードでは、記録操作に応答してAE処理が実行された後に加速度取り込みが開始され、スチル撮影は加速度が閾値を下回ったとき実行される。そこで、撮影者92は、スルー画像を参照して方向や画角を調整した後、シャッタボタン68Sを全押しする。そして、被写界内の所定位置に移動し、ポーズをとる。こうして被写体90となった撮影者92が動きを止めると、センサ12の加速度が閾値を下回り、これにより静止画像が記録される。
このように、セルフタイマ的撮影モードでは、撮影者92が被写界内に移動して静止したときシャッタが切れるので、被写体ぶれを防止できる上、慌てて移動する必要がなく撮影時の快適性が向上する。
操作パネル68によって“3.ムービー”の下位の“観察ムービー”が選択されると、CPU66は、観察ムービー撮影モードで動作する。この場合、センサ12は被写体90(たとえば乳幼児やペットなど)に装着され、カメラ14は、そのレンズ50が被写体90を向くように、台などの上に設置される(図9参照)。
観察ムービー撮影モードでは、記録操作に応答して加速度取り込みが開始され、加速度が閾値を上回ったとき動画の記録が開始される。この録画処理は、加速度が閾値を下回ると停止される。つまり録画処理は、加速度が閾値を上回っている間だけ実行される。
そこで、撮影者92は、スルー画像を参照して方向や画角を調整した後、シャッタボタン68Sを全押しする。このとき、被写体90が動いていれば直ちに録画が開始され、動いていなければ動き出すまで待機する。録画開始後、被写体90が動きを止めると、つまりセンサ12の加速度が閾値を下回ると、録画処理は停止される。そして録画停止後、被写体90が再び動き出せば、録画が再開される。
このように、観察ムービー撮影モードでは、被写体が動いていない期間は録画を停止するので、たとえばペットの寝姿を長々と録画する無駄がなくなり、効率的な観察が行える。
以上のような動作を行うとき、カメラ付き携帯電話端末14のメモリ70には、図10に示すようなプログラムやデータが記憶される。図10を参照して、表示制御プログラム100は、キャラクタジェネレータ64を制御して、LCD60にモード切り換え画面(図4参照)などを表示する。電話制御プログラム102は、電話処理回路42を制御して電話通信やデータ通信を行う。Bluetooth制御プログラム104は、Bluetoothモジュール72を制御して、加速度センサユニット12からの信号を受信する。この加速度信号は、3方向の加速度成分(ax,ay,az)を含む。
カメラ/ムービー制御プログラム106は、カメラ処理回路56を制御して静止画や動画の撮影を行う。また、加速度センサユニット12からの信号に基づいて、その加速度つまり加速度ベクトル(ax,ay,az)の大きさを算出する。そして、算出された加速度(a)に基づいて、シャッタ開閉タイミング(イメージセンサ52の本露光タイミング)を制御する。
メール送受信プログラム108は、電話制御プログラム102と協働して電子メールの送受信を行う。また、カメラ/ムービー制御プログラム106の依頼を受け、記録画像を電子メールに添付して所定の宛先に送信する。
3方向加速度記憶領域110には、Bluetooth制御プログラム104によって受信された加速度信号に含まれる3方向加速度(ax,ay,az)が記憶される。加速度記憶領域112には、カメラ/ムービー制御プログラム106によって3方向加速度から算出された加速度(a)が記憶される。
閾値記憶領域114には、カメラ/ムービー制御プログラム106によって動き停止/開始判定の際に参照される閾値(A1〜A6:後述)が記憶される。シャッタ速度変化量(および絞り変化量)記憶領域116には、閾値変更に伴ってシャッタ速度(および絞り)を変化させる場合の変化量が記憶される。宛先記憶領域118には、記録画像を転送する場合の宛先(メールアドレス)が記憶される。
カメラ付き携帯電話端末14のCPU66は、カメラモードでは、図11および図12のカメラメインタスクと、図13のノーマルカメラ撮影タスクと、図14の加速度算出(a)タスクと、図15の被写体ぶれ防止付きカメラ撮影タスクと、図16の防犯カメラ撮影タスクと、図17のリモートカメラ撮影タスクと、図18のセルフタイマ的カメラ撮影タスクとを実行する。また、ムービーモードでは、図19のムービーメインタスクと、図20のノーマルムービー撮影タスクと、図14の加速度(a)算出タスクと、図21の観察ムービー撮影タスクとを実行する。
なお、これらのタスクは、メモリ70内のカメラ/ムービー制御プログラム106に対応している。また、CPU66は、μITRONなどのマルチタスクOSの制御下で、2つまたはそれ以上のタスクを並列的に実行することができる。
最上位モードの1つであるカメラモード(図4参照)が選択されると、まず図11のカメラメインタスクが起動される。なお、このタスクは、電話モードなど他の最上位モードが選択されたとき終了される。
図11を参照して、カメラメインタスクでは、まずステップS1で下位モードの1つであるノーマルカメラ撮影タスクを起動し、その後ステップS3に移って、下位モードを切り換える操作が行われたか否かを判別する。ここでYESであれば、ステップS5で起動状態にある撮影タスクを終了した後、切り換え後の下位モード(新モード)が加速度センサを利用するモードであるか否かをステップS7で判別する。新モードがノーマルカメラ撮影モードであれば、ステップS7でNOと判別し、ステップS9で加速度(a)算出タスクを終了した後、ステップS1に戻る。
新モードがノーマル以外のカメラ撮影モードであれば、ステップS7でYESと判別し、ステップS11に移る。ステップS11では、加速度センサユニット12からの加速度信号が検出されているか否かを判別し、NOであればステップS3に戻る。このとき、加速度信号が検出されていない旨のメッセージをLCD60に表示してもよい。ステップS11でYESであれば、ステップS13で加速度検出タスクを起動した後、新モードの種別をステップS15〜S19の各々で判別する。
図12を参照して、ステップS15では被写体ぶれ防止付きカメラ撮影モードであるか否かを判別し、ステップS17では防犯カメラ撮影モードであるか否かを判別し、そしてステップS19ではリモートカメラ撮影モードであるか否かを判別する。
ステップS15でYESであれば、ステップS21で被写体ぶれ防止付きカメラ撮影タスクを起動した後、ステップS3に戻る。ステップS17でYESであれば、ステップS23で防犯カメラ撮影タスクを起動した後、ステップS3に戻る。ステップS19でYESであれば、ステップS25でリモートカメラ撮影タスクを起動した後、ステップS3に戻る。ステップS15〜S19の各々でNOであれば、ステップS27でセルフタイマ的カメラ撮影タスクを起動した後、ステップS3に戻る。
図13を参照して、ノーマルカメラ撮影タスクでは、ステップS41で調整操作が行われたか否かを判別し、NOであれば待機する。なお、待機中、前述のスルー画用AE処理が繰り返し実行される(他の撮影タスクでも同様)。ステップS41でYESであれば、ステップS43でAE処理(前述)を実行し、その後ステップS45に移って、記録操作が行われたか否かを判別する。ここでYESであれば、ステップS47で静止画撮像処理および記録処理(前述)を実行し、その後ステップS41に戻る。
図14を参照して、加速度(a)算出タスクでは、まずステップS61で、メモリ70内の3方向加速度記憶領域110から加速度ベクトル(ax,ay,az)を取り込む。ここで、3方向加速度記憶領域110には、加速度センサユニット12からアンテナ74およびBluetoothモジュール72を通して受信された最新の加速度ベクトルが記憶されている。なお、3方向加速度記憶領域110への加速度ベクトルの書き込みは、図示しない別のタスクによって実行される。
続くステップS63では取り込まれた加速度ベクトルの大きさ(これを単に“加速度”と呼ぶ)を算出し、そしてステップS65で算出された加速度(a)をメモリ70の加速度記憶領域112に書き込んだ後、ステップS61に戻る。なお、この一連の処理(S61〜S63)は、たとえば100分の1秒周期で実行される。
図15を参照して、被写体ぶれ防止付きカメラ撮影タスクでは、ステップS71で記録操作の有無を判別し、YESであれば、ステップS73でAE処理を実行した後、ステップS75〜S81の動き停止(静止)待ちループ処理に入る。なお、このループ処理は、たとえば20分の1秒周期で実行される。
ステップS75では、メモリ70の加速度記憶領域112から加速度(a)を取り込む。CPU66には、こうして取り込んだ加速度を順番に記憶する複数個(たとえば10個)のレジスタが形成されており、これら複数個のレジスタにそれぞれ記憶された複数個(たとえば10個)の加速度のうち最も古い加速度が、ステップS75で取り込まれた最新の加速度で更新される。
ステップS77では、これら複数個のレジスタにそれぞれ記憶された複数個(たとえば10個)の加速度の平均値を算出する。従って、たとえば0.05秒毎に直近0.5秒間(10サンプル分)の平均加速度が算出されることになる。
ステップS79では、こうして算出された平均加速度(A)が閾値A1を下回るか否かを判別する。ステップS81では、動き停止判定開始から所定時間T1(たとえば5秒)が経過したか否かを判別する。ステップS79およびS81の各々でNOであればステップS75に戻る。
ステップS79でYESであれば、ステップS85に抜けて静止画撮像処理および記録処理を実行し、その後ステップS71に戻る。ステップS81でYESであれば、ステップS83に抜けて、ステップS73のAE処理の結果つまりドライバ54(およびドライバ78)の設定値を変更する。この変更処理は、メモリ70内のシャッタ速度変化量(および絞り変化量)記録領域116のデータを参照して実行される。これにより、シャッタ速度が速まり(すなわち露光時間が短くなり)、被写界ぶれが軽減される。絞り76が設けられている場合には、併せて絞り76を開くことで、被写界ぶれを軽減しつつ必要な露光量を確保できる。その後、ステップS85に進んで静止画撮像処理および記録処理を実行し、そしてステップS71に戻る。
図16を参照して、防犯カメラ撮影タスクでは、ステップS101で記録操作の有無を判別し、YESであれば、ステップS103〜S107の動き開始待ちループ処理に入る。なお、このループ処理は、被写体ぶれ防止付きカメラ撮影タスクの場合よりも長い周期、たとえば1秒周期で実行される。
ステップS103では、メモリ70から加速度(a)を取り込む。ステップS105では、直近に取り込んだ複数個(たとえば2個)の加速度の平均値(A)を算出する。ステップS107では、平均加速度Aが閾値A2を上回るか否かを判別し、NOであればステップS103に戻る。
ステップS107でYESであれば、ステップS109に抜けてAE処理を実行した後、ステップS111で静止画撮像処理および記録処理を実行する。そしてステップS113で、自動転送機能がオンされているか否かを判別し、NOであればステップS103に戻る。
ステップS113でYESであればステップS115で、図示しない画像転送タスク(メール送受信プログラム108に対応)に記録画像の送信を依頼し、そしてステップS103に戻る。応じて画像転送タスクは、ステップS111で撮像・記録された画像を電子メールの態様で、宛先記憶領域118に記憶された宛先へと送信する。
なお、このタスクでは、他のカメラ撮影タスクの場合とは異なり、記録操作(S101)からスチル撮影(S111)までの待ち時間が長い(たとえば数時間)ため、スチル撮影の直前にAE処理(S109)を実行している。これによって、動き開始検出からスチル撮影実行までにタイムラグが生じるが、これは防犯カメラ撮影の目的から問題とならない。
これに対して、防犯以外のカメラ撮影タスクでは、待ち時間が短く(たとえば数秒)、また動き停止/開始検知からスチル撮影までのタイムラグを極力小さくする必要があるので、AE処理は記録操作の直後に実行される。
図17を参照して、リモートカメラ撮影タスクでは、ステップS131で記録操作の有無を判別し、YESであれば、ステップS133に抜けてAE処理を実行した後、ステップS135〜S139の動き開始(振り下ろし操作)待ちループ処理に入る。なお、このループ処理は、たとえば20分の1秒周期で実行される。
ステップS135では、メモリ70から加速度(a)を取り込む。ステップS137では、直近に取り込んだ複数個(たとえば10個)の加速度の平均値(A)を算出する。ステップS139では、平均加速度Aが閾値A3(ただしA3≫A2)を上回るか否かを判別し、NOであればステップS135に戻る。
ステップS139でYESであれば、ステップS141で静止画撮像処理および記録処理を実行し、そしてステップS131に戻る。
図18を参照して、セルフタイマ的カメラ撮影タスクでは、ステップS151で記録操作の有無を判別し、YESであれば、ステップS153に抜けてAE処理を実行する。そしてステップS155で、記録操作から所定時間T2(たとえば5秒)が経過するのを待って、ステップS157〜S163の動き停止(静止)待ちループ処理に入る。なお、このループ処理は、たとえば20分の1秒周期で実行される。
ステップS157では、メモリ70から加速度(a)を取り込む。ステップS159では、直近に取り込んだ複数個(たとえば10個)の加速度の平均値(A)を算出する。ステップS161では、平均加速度Aが閾値A4(これは被写体ぶれ防止付きカメラ撮影タスクにおける閾値A1と同じ値で構わない)を下回るか否かを判別する。ステップS163では、動き停止判定開始から所定時間T3(たとえば5秒)が経過したか否かを判別する。ステップS161およびS163の各々でNOであればステップS157に戻る。
ステップS161でYESであれば、ステップS167で静止画撮像処理および記録処理を実行し、そしてステップS151に戻る。ステップS163でYESであれば、ステップS165に抜けて、ステップS153のAE処理の結果を変更する。これにより、シャッタ速度が速まり、被写界ぶれが軽減される。併せて絞り76を開けば、被写界ぶれを軽減しつつ必要な露光量を確保できる。その後、ステップS167に進んで静止画撮像処理および記録処理を実行し、そしてステップS151に戻る。
なお、前述の被写体ぶれ防止付きカメラ撮影タスク(図15参照)では、AE処理(S73)の後直ちに動き停止判定(S75〜S81)を開始しているのに対し、このセルフタイマ的カメラ撮影タスクでは、AE処理(S153)の後所定時間T2が経過するのを待って動き停止判定(S157〜S163)を開始している。記録操作の直後は通常、撮影者は静止しているから、直ちに判定を開始したのでは誤動作が起こるためである。
最上位モードの1つであるムービーモード(図4参照)が選択されると、まず図19のムービーメインタスクが起動される。なお、このタスクは、他の最上位モードが選択されたとき終了される。
図19を参照して、ムービーメインタスクでは、まずステップS181で下位モードの1つであるノーマルムービー撮影タスクを起動し、その後ステップS183に移って、下位モード切り換え操作が行われたか否かを判別する。ここでYESであれば、ステップS185で起動状態にある撮影タスクを終了し、ステップS187では、切り換え後の下位モードが観察ムービー撮影モードであるか否かを判別する。ここでNOであれば、ステップS189で加速度(a)算出タスク(図14参照)を終了した後、ステップS181に戻る。
ステップS187でYESであれば、ステップS191で加速度センサユニット12からの加速度信号が検出されているか否かを判別し、NOであればステップS183に戻る。ステップS191でYESであれば、ステップS193で加速度(a)算出タスクを起動し、そしてステップS195で観察ムービー撮影タスクをさらに起動する。その後、ステップS183に戻る。
図20を参照して、ノーマルムービー撮影タスクでは、ステップS201で記録開始操作の有無を判別し、YESであれば、ステップS203でAE処理を実行した後、ステップS205で動画記録処理(前述)を実行する。その後、ステップS207に移り、記録終了操作の有無を判別する。ここでNOであればステップS203に戻り、YESであればステップS201に戻る。
図21を参照して、観察ムービー撮影タスクでは、ステップS221で記録開始操作の有無を判別し、YESであれば、ステップS223〜S227の動き開始待ちループ処理に入る。なお、このループ処理は、たとえば1秒周期で実行される。
ステップS223では、メモリ70から加速度(a)を取り込む。ステップS225では、直近に取り込んだ複数個(たとえば2個)の加速度の平均値(A)を算出する。ステップS227では、平均加速度Aが閾値A5を上回るか否かを判別する。ここでNOであれば、ステップS223に戻る。
ステップS227でYESであれば、ステップS229に抜けてAE処理を実行した後、ステップS231で動画記録処理を実行する。
その後、ステップS233に移ってメモリ70から加速度(a)を取り込み、ステップS235で平均加速度(A)を算出する。そして、平均加速度Aが閾値A6(これはA5と同じ値でも構わない)を下回るか否かをステップS237で判別し、NOであればステップS239で記録終了操作の有無をさらに判別する。ステップS239でもNOであれば、ステップS229に戻る。
ステップS237でYESであればステップS223に戻り、ステップS239でYESであればステップS221に戻る。
以上から明らかなように、この実施例では、加速度センサ20は、カメラ装置14とは独立した加速度センサユニット12に設けられる。加速度センサユニット12はBluetoothモジュール26を備え、これにより加速度センサ20の検知結果つまり加速度センサユニット12の加速度に基づく信号を送信する。
カメラ装置14もまたBluetoothモジュール72を備え、これにより加速度センサユニット12からの信号を受信する。カメラ装置14のCPU66は、イメージセンサ52およびカメラ処理回路56が撮影を行うタイミングを、加速度センサユニット12からの信号すなわち加速度センサユニット12の加速度に基づいて制御する。
すなわち、カメラ装置14が撮影を行うタイミングは、カメラ装置14とは独立の加速度センサユニット12の加速度に基づいて制御されるので、加速度センサユニット12を被写体に装着すれば、被写体ぶれを防止したスチル撮影を行え、または被写体が動いている期間だけムービー撮影を行える。あるいは、撮影者が加速度センサユニット12を把持して所望のタイミングで振り下ろすことによって、リモート撮影を行うことも可能となる。こうして、各種撮影を的確なタイミングで実行することが可能となる。
なお、この実施例では、動き停止/開始の判定は、誤動作(意図しないシャッタ動作)を防ぐために、複数個の加速度の平均値(A)を用いて行ったが、ただ1個の加速度(a)によって行ってもよい。誤動作防止と応答性向上とのどちらを重視するかで、平均加速度を用いるか単一の加速度を用いるかを、モード毎に定めてもよい。平均加速度を用いる場合には、平均される加速度の個数(サンプル数)をモードによって変えてもよい。
また、この実施例では、加速度センサユニット12は、3方向の加速度(加速度ベクトル)を検知して検知結果を送信したが、さらに検知結果に基づいて加速度ベクトルの大きさを算出し、算出結果を送信してもよい。これにより、カメラ付き携帯電話端末14の処理負荷が軽減される。さらにまた、センサ側が、算出結果に基づいてカメラ側の撮影タイミングを制御する制御信号を生成し、これをカメラ側に送信してもよい。
また、この実施例では、観察ムービー撮影モードが選択された場合、記録開始操作の後、被写体が動き出したときムービー撮影(動画像の撮像および記録)を開始したが、これに代えて、記録開始操作が行われたとき、動画像の撮像およびリングバッファ(図示せず)への一時記録を開始し、そして被写体が動き出したとき、一時記録された動画像の記録媒体62への記録を開始してもよい。
これにより、たとえばリングバッファが3分間の動画像を記録できる容量を有する場合、記録媒体62には、被写体が動き出す3分前からの動画像が記録される結果となる。
さらには、被写体が動きを止めたとき直ちにムービー撮影を停止する代わりに、動き停止から一定時間たとえば3分間経過したときムービー撮影を停止する(リングバッファを用いる場合はこれへの一時記録を停止する)ようにしてもよい。これにより、記録媒体62には、被写体が動きを止めて3分後までの動画像が記録される。こうして、ムービー撮影を行う期間を前後に一定時間ずつ延伸することで、被写体の動きを洩れなく観察できる。
以上では、加速度センサユニット12およびカメラ付き携帯電話端末14からなるカメラシステム10を用いて説明したが、加速度センサユニット12は3軸とは限らず、2軸または1軸でも被写体ぶれを軽減できる。カメラ付き携帯電話端末14の代わりに、Bluetooth付きのディジタルスチル/ムービーカメラやBluetooth付きのフィルムカメラ、あるいはカメラおよびBluetooth付きのノートパソコンなどを用いてもよい。これらのカメラやパソコンに携帯電話端末を接続すれば、記録画像の外部への転送も行える。
また、センサ・カメラ間の通信にはBluetooth方式を用いたが、無線LANなど他の無線通信方式を利用してもよい。あるいは、既存の方式ではなく、専用の無線通信方式を用いてもよい。
この発明の一実施例であるカメラシステムの構成を示すブロック図である。 図1のシステムに適用される加速度センサユニットの構成を示すブロック図である。 図1のシステムに適用されるカメラ付き携帯電話端末の構成を示すブロック図である。 図1のシステムに適用されるモード切り換え画面を示す図解図である。 図1のシステムによる撮影方法の一例を示す図解図である。 図1のシステムによる撮影方法の他の一例を示す図解図である。 図1のシステムによる撮影方法のその他の一例を示す図解図である。 図1のシステムによる撮影方法のさらにその他の一例を示す図解図である。 図1のシステムによる撮影方法の他の一例を示す図解図である。 図3の端末に適用されるメモリマップを示す図解図である。 図3の端末に適用されるCPU動作の一部を示すフロー図である。 図3の端末に適用されるCPU動作の他の一部を示すフロー図である。 図3の端末に適用されるCPU動作のその他の一部を示すフロー図である。 図3の端末に適用されるCPU動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。 図3の端末に適用されるCPU動作の他の一部を示すフロー図である。 図3の端末に適用されるCPU動作のその他の一部を示すフロー図である。 図3の端末に適用されるCPU動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。 図3の端末に適用されるCPU動作の他の一部を示すフロー図である。 図3の端末に適用されるCPU動作のその他の一部を示すフロー図である。 図3の端末に適用されるCPU動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。 図3の端末に適用されるCPU動作の他の一部を示すフロー図である。
符号の説明
10 …カメラシステム
12 …加速度センサユニット
14 …カメラ付き携帯電話端末
20 …加速度センサ
22,66 …CPU
24,70 …メモリ
26,72 …Bluetoothモジュール
42 …電話処理回路
52 …イメージセンサ
54,78 …ドライバ
56 …カメラ処理回路
62 …記録媒体
68 …操作パネル
68S …シャッタボタン
76 …絞り

Claims (9)

  1. カメラ装置と加速度センサユニットとからなるカメラシステムであって、
    前記加速度センサユニットは、
    当該加速度センサユニット自身の加速度を検知する加速度センサ、および
    前記加速度センサの検知結果に基づく信号を送信する送信手段を備え、
    前記カメラ装置は、
    前記加速度センサユニットが装着された被写体を含む被写界をスチル撮影するスチル撮影手段、
    前記送信手段によって送信された信号を受信する受信手段、および
    前記スチル撮影手段がスチル撮影を行うタイミングを前記受信手段によって受信された信号に基づいて制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、記録操作が行われたとき前記加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、前記加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったと判定されたとき前記スチル撮影手段に命じてスチル撮影を行わせる、カメラシステム。
  2. カメラ装置と加速度センサユニットとからなるカメラシステムであって、
    前記加速度センサユニットは、
    当該加速度センサユニット自身の加速度を検知する加速度センサ、および
    前記加速度センサの検知結果に基づく信号を送信する送信手段を備え、
    前記カメラ装置は、
    前記加速度センサユニットが装着された被写体を含む被写界をムービー撮影するムービー撮影手段、
    前記送信手段によって送信された信号を受信する受信手段、および
    前記ムービー撮影手段がムービー撮影を行うタイミングを前記受信手段によって受信された信号に基づいて制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、記録開始操作が行われたとき前記加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っているか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、前記加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っていると判定された期間だけ前記ムービー撮影手段に命じてムービー撮影を行わせる、カメラシステム。
  3. カメラ装置と加速度センサユニットとからなるカメラシステムであって、
    前記加速度センサユニットは、
    当該加速度センサユニット自身の加速度を検知する加速度センサ、および
    前記加速度センサの検知結果に基づく信号を送信する送信手段を備え、
    前記カメラ装置は、
    複数の撮影モードのいずれかを選択する選択手段、
    被写体を含む被写界をスチル撮影するスチル撮影手段、
    前記送信手段によって送信された信号を受信する受信手段、および
    前記スチル撮影手段がスチル撮影を行うタイミングを前記受信手段によって受信された信号に基づいて制御する第1制御手段を備え、
    前記第1制御手段は、
    前記加速度センサユニットを前記被写体に装着してスチル撮影を行う第1撮影モードが前記選択手段によって選択された状態では、記録操作が行われたとき前記加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、前記加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったと判定されたとき前記スチル撮影手段に命じてスチル撮影を行わせ、
    前記加速度センサユニットを前記被写体となるべき操作者に装着してスチル撮影を行う第2撮影モードが前記選択手段によって選択された状態では、記録操作が行われてから所定時間が経過したとき前記加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、前記加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったと判定されたとき前記スチル撮影手段に命じてスチル撮影を行わせる、カメラシステム。
  4. 前記カメラ装置は、
    前記被写界をムービー撮影するムービー撮影手段、および
    前記ムービー撮影手段がムービー撮影を行うタイミングを前記受信手段によって受信された信号に基づいて制御する第2制御手段をさらに備え、
    前記第2制御手段は、前記加速度センサユニットを前記被写体に装着してムービー撮影を行う第3撮影モードが前記選択手段によって選択された状態で記録開始操作が行われたとき前記加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っているか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、前記加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っていると判定された期間だけ前記ムービー撮影手段に命じてムービー撮影を行わせる、請求項3記載のカメラシステム。
  5. カメラ装置と加速度センサユニットとからなるカメラシステムの撮影方法であって、
    前記加速度センサを被写体に装着し、
    前記加速度センサユニットは、
    (a)当該加速度センサユニット自身の加速度を検知し、
    (b)前記ステップ(a)の検知結果に基づく信号を送信し、
    前記カメラ装置は、
    (c)前記被写体を含む被写界をスチル撮影し、
    (d)前記ステップ(b)によって送信された信号を受信し、そして
    (e)前記ステップ(c)の実行タイミングを前記ステップ(d)によって受信された信号に基づいて制御し、
    前記ステップ(e)は、記録操作が行われたとき前記加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、前記加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったと判定されたとき前記ステップ(c)を実行させる、撮影方法。
  6. カメラ装置と加速度センサユニットとからなるカメラシステムの撮影方法であって、
    前記加速度センサを被写体となるべき撮影者に装着し、
    前記加速度センサユニットは、
    (a)当該加速度センサユニット自身の加速度を検知し、
    (b)前記ステップ(a)の検知結果に基づく信号を送信し、
    前記カメラ装置は、
    (c)前記被写体を含む被写界をスチル撮影し、
    (d)前記ステップ(b)によって送信された信号を受信し、
    そして
    (e)前記ステップ(c)の実行タイミングを前記ステップ(d)によって受信された信号に基づいて制御し、
    前記ステップ(e)は、記録操作が行われてから所定時間が経過したとき前記加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、前記加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったと判定されたとき前記ステップ(c)を実行させる、撮影方法。
  7. カメラ装置と加速度センサユニットとからなるカメラシステムの撮影方法であって、
    前記加速度センサを被写体に装着し、
    前記加速度センサユニットは、
    (a)当該加速度センサユニット自身の加速度を検知し、
    (b)前記ステップ(a)の検知結果に基づく信号を送信し、
    前記カメラ装置は、
    (c)前記被写体を含む被写界をムービー撮影し、
    (d)前記ステップ(b)によって送信された信号を受信し、
    そして
    (e)前記ステップ(c)の実行タイミングを前記ステップ(d)によって受信された信号に基づいて制御し、
    前記ステップ(e)は、記録開始操作が行われたとき前記加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っているか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、前記加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っていると判定された期間だけ前記ステップ(c)を実行させる、撮影方法。
  8. 自身の加速度を検知しかつ検知結果に基づく信号を送信する加速度センサユニットと、被写体を含む被写界をスチル撮影しかつ前記加速度センサユニットによって送信された信号を受信するカメラ装置とからなるカメラシステムにおいて、前記カメラ装置のプロセッサに、
    前記加速度センサユニットが装着された被写体を含む被写界をスチル撮影するスチル撮影ステップ、
    前記加速度センサユニットによって送信された信号を受信する受信ステップ、および
    前記スチル撮影ステップがスチル撮影を行うタイミングを前記受信ステップによって受信された信号に基づいて制御する制御ステップを実行させ、
    前記制御ステップは、記録操作が行われたとき前記加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、前記加速度センサユニットの加速度が閾値を下回ったと判定されたとき前記スチル撮影ステップに命じてスチル撮影を行わせる、カメラ制御プログラム。
  9. 自身の加速度を検知しかつ検知結果に基づく信号を送信する加速度センサユニットと、被写体を含む被写界をムービー撮影しかつ前記加速度センサユニットによって送信された信号を受信するカメラ装置とからなるカメラシステムにおいて、前記カメラ装置のプロセッサに、
    前記加速度センサユニットが装着された被写体を含む被写界をムービー撮影するムービー撮影ステップ、
    前記加速度センサユニットによって送信された信号を受信する受信ステップ、および
    前記ムービー撮影ステップがムービー撮影を行うタイミングを前記受信ステップによって受信された信号に基づいて制御する制御ステップを実行させ、
    前記制御ステップは、記録開始操作が行われたとき前記加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っているか否を繰り返し判定する判定処理を開始し、前記加速度センサユニットの加速度が閾値を上回っていると判定された期間だけ前記ムービー撮影ステップに命じてムービー撮影を行わせる、カメラ制御プログラム。
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