JP2008085574A - ネットワーク通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】課金残高が無くなる時にユーザに課金の必要性を通知するとともに、使い勝手の良いネットワーク通信システムを提供する。
【解決手段】管理サーバ111は、ネットワーク100に接続中の監視カメラ102の課金状況を検出し(S201)、課金残高が所定金額以下であれば、該当する監視カメラ102に対してアラーム信号を送信する(S202→S203)。該当する監視カメラ102は、アラーム信号を受信すると(S102)、映像データの画質を低下させる制御を行う(S103)。管理サーバ111が課金残高を確認し、復帰信号を監視カメラ102に送信すると(S204→S205→S206)、監視カメラ102は、画質を通常状態に復帰させる(S104→S105)。
【選択図】 図5
【解決手段】管理サーバ111は、ネットワーク100に接続中の監視カメラ102の課金状況を検出し(S201)、課金残高が所定金額以下であれば、該当する監視カメラ102に対してアラーム信号を送信する(S202→S203)。該当する監視カメラ102は、アラーム信号を受信すると(S102)、映像データの画質を低下させる制御を行う(S103)。管理サーバ111が課金残高を確認し、復帰信号を監視カメラ102に送信すると(S204→S205→S206)、監視カメラ102は、画質を通常状態に復帰させる(S104→S105)。
【選択図】 図5
Description
この発明は、ネットワークを介して管理サーバと情報取得端末とを接続するネットワーク通信システム、特に課金制度を用いたネットワーク通信システムに関するものである。
近年、複数の遠隔地点間に設置された情報取得端末をネットワークで管理サーバに接続して管理するネットワーク通信システムが数多く提案されている。具体的には、情報取得端末として監視カメラを用いて、予め登録された各地点に監視カメラを設置し、監視カメラが取得した映像を管理サーバで管理するシステム等がある。
このようなネットワーク通信システムでは、管理サーバを要するので、管理サーバの運用費を、各情報取得端末を利用するユーザに賄ってもらうために、課金制度を用いることが一般的である。そして、従来の課金制度では、課金残高が0になると、この通信システムおよび情報取得端末が取得した情報を利用することができなくなる。
このように自動的に利用停止を行うシステムとして、例えば、特許文献1には、予め設定した会議終了時間に達するとアラームを発生し、延長要求がなければ自動的に通信を遮断するシステムが開示されている。
特開平6−121060号公報
しかしながら、特許文献1のシステム等では、利用停止タイミングまでは何のアラームもなく、さらに、利用停止タイミングを境に全くシステムを利用できなくなってしまう。
すなわち、通信システムが利用できるかできないかという二者選択的な処理しか行えなかった。この方法で前述のような課金制度を用いている場合には、課金残高が0になった時点で、アラームが発生するとともに、通信システムが利用できなくなってしまう。
ところで、前述の監視カメラのような操作入力インターフェースの乏しい端末では、簡単に追加課金を行うことが難しい。このため、従来技術のように課金残高が0に達した時点でアラームの発生とシステムの利用停止とを行えば、ユーザが課金しようという意志を持ちながら課金できない状態でシステムを強制的に停止させられるというような事態が生じる。
したがって、本発明の目的は、課金残高が無くなるのに近づいて通信システムの機能を低下させることでユーザに課金の必要性を通知することにある。さらに、本発明の目的は、課金残高が無くなっても極めて機能制限された状態でシステムを稼働し続けるネットワーク通信システムを提供することにある。
この発明は、複数の情報取得端末を管理する管理サーバと、自装置に入力される情報や自装置周りから得られる情報を取得する情報取得手段、および、該情報取得手段が取得した情報を管理サーバに送信するとともに、管理サーバからの制御データを受信する通信制御手段を備えた情報取得端末と、を備えたネットワーク通信システムに関するものである。このネットワーク通信システムでは、管理サーバは、情報取得端末に対する課金状況の管理を行い、情報取得端末の課金残高が所定額以下に達したことを検出すると、該情報取得端末に対して制限制御データを送信する。そして、制限制御データを受信した情報取得端末は、該制限制御データに応じて情報処理に制限を加えることを特徴としている。
この構成では、管理サーバは、ネットワークを介して接続される情報取得端末に対する課金状況を監視する。そして、管理サーバが、ある情報取得端末の課金残高が所定額以下であることを検知すると、情報取得端末に対して制限制御データを送信する。該当する情報取得端末は、取得または処理する情報データの情報量を制限する。すなわち、情報取得端末は、情報データおよび情報処理の品質を低下させる。これにより、課金残高が所定額以下となった情報取得端末を利用するユーザには、通常状態すなわち課金残高が所定額より高い状態よりも品質の悪い情報が提供される。この結果、ユーザに対して、課金残高が少なくなったことを知らせ、課金残高が無くなる前の課金処理を促すことができる。
また、この発明のネットワーク通信システムでは、管理サーバは課金残高に応じた段階的な制限制御データを送信する。そして、制限制御データを受信した情報取得端末は、段階的な制限制御データのそれぞれに応じて情報取得処理の制限状態を変化させることを特徴としている。
この構成では、課金残高が0に近づくにつれて、制限状態が変化していく。これにより、ユーザは、提供される情報データの品質の変化を確認することで、より詳細に課金残高を知ることができる。
また、この発明のネットワーク通信システムでは、管理サーバは、課金残高が0であることを検出すると、当該状態に応じた制限制御データを送信する。そして、制限制御データを受信した情報取得端末は、課金残高が0である時に対応する制限制御データに応じて、課金残高が残っている場合よりもさらに制限された情報取得処理を行うことを特徴としている。
この構成では、課金残高が0になっても、情報提供を中止することなく、極めて品質の悪い情報を提供し続ける。これにより、突然、情報提供が停止されることがないので、ユーザが課金する意志を持っているにも関わらず、急に課金することができない場合でも、悪い品質ではあるが情報が提供され続ける。
また、この発明のネットワーク通信システムでは、それぞれに情報処理機能の異なる複数種類の情報取得端末を有する。そして、管理サーバは、情報取得端末の種類毎に異なる閾値額を設定することを特徴としている。
この構成では、機能の異なる複数種類の情報取得端末が接続されるネットワーク通信システムにおいて、情報取得端末の種類毎に異なる条件でユーザに課金の必要性を通知する。例えば、機能の著しい低下等が容認されない情報取得端末では閾値額を高くし、機能の著しい低下を伴っても比較的問題のない情報取得端末では閾値額を低くすることで、各情報取得端末の機能低下に対する緊急性に応じた通知が可能になる。
この発明によれば、課金残高が無くなるのに近づいて、ユーザに提供される情報の品質が低下することでユーザに課金の必要性を容易に且つ確実に通知することができる。さらに、課金残高が無くなっても極めて品質の悪い状態でありながらも情報が提供され続けることで、ユーザにとって使い勝手の良い課金制のネットワーク通信システムを実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係るネットワーク通信システムについて図を参照して説明する。なお、本実施形態では、複数台の監視カメラ(本発明の「情報取得端末」に相当)と管理サーバとからなるネットワーク監視システムを例に説明する。
図1は本実施形態のネットワーク監視システムの構成図である。
図2は本実施形態の監視カメラの主要構成を示すブロック図であり、図3は本実施形態の管理サーバの主要構成を示すブロック図である。
図4は課金状況管理部に記憶される課金状況の構成を示す図である。
図2は本実施形態の監視カメラの主要構成を示すブロック図であり、図3は本実施形態の管理サーバの主要構成を示すブロック図である。
図4は課金状況管理部に記憶される課金状況の構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のネットワーク監視システムは、管理サーバ111、監視カメラ102A,102B、表示器202A,202Bをネットワーク100で接続した構成を備える。管理サーバ111は管理会社の社屋110内に配置されており、管理サーバ111には、屋内LAN等により表示器112が接続されている。監視カメラ102Aは監視対象の家屋101Aに配置され、監視カメラ102Bは家屋101Bに配置されている。表示器202Aは家屋101Aのユーザが勤める勤務地の社屋201Aに配置され、表示器202Bは家屋101Bのユーザが勤める勤務地の社屋201Bに配置されている。この際、管理サーバ111と、監視カメラ102A,102B、表示器202A,202Bとは、SSL−VPN形式のネットワークを構築している。
監視カメラ102は、メイン制御部120、動画撮像用カメラ121、映像データ生成部122、通信制御部123、LEDランプ124、スピーカ125を備える。
メイン制御部120は監視カメラ102の全体制御を行う。例えば、通信制御部123を介して管理サーバ111からアラーム信号が与えられると、映像データ生成部122に対して映像データの画質低下制御を行ったり、LEDランプ124の発光制御や、スピーカ125の放音制御を行う。また、管理サーバ111から復帰信号が与えられると、映像データ生成部122に対して映像データの画像復帰制御を行ったり、LEDランプ124の消光制御や、スピーカ125の放音解除制御を行う。
動画撮像用カメラ121は、撮像範囲を撮像して、映像データ生成部122に出力する。映像データ生成部122は、動画撮像用カメラ121から入力されるデータから映像データを生成して通信制御部123に与える。この際、映像データ生成部122は、画質低下制御が行われていれば、予め設定された低い画質、例えば、フレームレートが通常状態よりも低い画質等で、映像データを生成する。一方、映像データ生成部122は、画像復帰制御が行われていれば、通常の画質に戻して映像データを生成する。
通信制御部123は、ネットワーク100を介して管理サーバ111に映像データを送信するとともに、管理サーバ111からのアラーム信号や復帰信号等の制御信号をメイン制御部120に与える。この際、通信制御部123には、SSL−VPN形式のトンネリングを実行する機能が備えられており、通信制御部123は、管理サーバ111へ送信するデータをパケットデータ形式に変換して暗号化およびカプセル化を行うとともに、管理サーバ111から送信されたデータを復号して所定形式に変換し、メイン制御部120に与える。
LEDランプ124は監視カメラ102の筐体に設置されており、メイン制御部120からの発光制御に応じて発光し、消光制御に応じて消光する。スピーカ125も監視カメラ102の筐体に設置されており、メイン制御部120の放音制御に応じて所定の警告音を放音し、放音解除制御に応じて警告音の放音を停止する。
管理サーバ111は、システム制御部116、通信制御部117、課金状況管理部118を備える。
システム制御部116は、管理サーバ111全体の制御を行う。また、システム制御部116は、課金状況管理部118から図4に示すような課金状況データを取得して、所定閾値金額以下の課金残高しか有しない監視カメラ102を検出すると、該当する監視カメラ102に対してアラーム信号を送信する制御を通信制御部117に与える。また、システム制御部116は、監視カメラ102の作動時間を計測し続け、取得した課金残高から作動時間に応じた金額を順次減算して、課金状況管理部118の課金状況データを更新記録する。また、システム制御部116は、ユーザからの課金処理を検出すると、課金状況管理部118に課金情報を与える。そして、課金残高不足であった監視カメラ102の課金残高が所定閾値金額より高くなったことを検出すると、該当する監視カメラ102に対して復帰信号を送信する制御を通信制御部117に与える。
通信制御部117は、ネットワーク100に接続されている監視カメラ102A,102B、表示器202A,202Bの情報を取得し、各監視カメラ102A,102Bから送信された映像データを対応する表示器202A,202Bに送信する。例えば、表示器202Aを操作するユーザが監視カメラ102Aの映像データを見るユーザである場合、表示器202Aと監視カメラ102Aとは、予め関連付けされている。同様に、表示器202Bを操作するユーザが監視カメラ102Bの映像データを見るユーザである場合、表示器202Bと監視カメラ102Bとは、予め関連付けされている。そして、管理サーバ111の通信制御部117は、監視カメラ102Aの映像データを表示器202Aに送信し、監視カメラ102Bの映像データを表示器202Bに送信する。
また、通信制御部117は、システム制御部116からアラーム信号発生の制御を受け付けると、アラーム信号を生成し、ネットワーク100を介して、該当する監視カメラ102に送信する。さらに、通信制御部117は、システム制御部116から復帰信号発生の制御を受け付けると、復帰信号を生成し、ネットワーク100を介して、該当する監視カメラ102に送信する。
ところで、通信制御部117は、SSL−VPN装置を内蔵しており、ネットワーク100を介して送受信される各データは、このSSL−VPN装置により暗号化や復号、カプセル処理等が行われる。これにより、管理サーバ111と各監視カメラ102A,102B、表示器202A,202BとがSSL−VPN方式で接続される。
課金状況管理部118は、ネットワーク100に接続される監視カメラ102毎に、ユーザID、課金状況データ、アラーム状態を記録する。また、課金状況管理部118は、課金残高の閾値データ(前述の課金残高に対する所定閾値金額に相当)を記憶する。課金状況管理部118は、システム制御部116からの読み出し要求に応じてこれらのデータをシステム制御部116に与えとともに、システム制御部116から新たな課金情報を受け付けると、課金状況データを更新記憶する。
管理サーバ111に直接接続された表示器112は、管理サーバ111が受信した映像データを復調して表示する。
各社屋201A,201Bに設置された表示器202A,202Bは、SSL−VPNのアプリケーションが備えられており、当該アプリケーションを介してネットワーク100経由で管理サーバ111とのデータ通信を行う。ユーザは、表示器202A,202Bを操作して、管理サーバ111に監視映像の提供をログインする。表示器202A,202Bは、管理サーバ111から送信された映像データを受信して表示する。具体的には、管理サーバ111には、各表示器202A,202Bにそれぞれ対応する監視カメラ102A,102BがユーザID等を用いて関連付けされており、管理サーバ111は、各監視カメラ102A,102Bの映像データを、それぞれ対応する表示器202A,202Bに送信する。表示器202A,202Bは、関連付けされた監視カメラ102A,102Bからの映像データを受信して表示する。
図5は、前述の画質低下処理および復帰処理を示すシステムフロー図である。
管理サーバ111は、ネットワーク100に接続する監視カメラ102の接続状態を所定タイミング毎に監視している。ここで、所定タイミングとは、予め設定された、例えば10分毎に1回等の定期的なものである。なお、この説明では、設定時間による定期的なものを例に示したが、常時監視を行うようにしても良い。また、管理者による監視操作入力に応じて行われても良い。
管理サーバ111は、各監視カメラ102の課金状況を取得する(S201)。ここで、管理サーバ111は、課金残高が予め設定した所定金額以下であることを検出すると、該当する監視カメラ102へアラーム信号を送信する(S202→S203)。一方、管理サーバ111は、課金残高が所定金額よりも高ければ、継続して課金状況を監視する。この際、管理サーバ111は、接続時間に応じて課金残高を減少させながら監視を行う。
監視カメラ102は、アラーム信号を受け付けていない状態では、撮像データを予め設定した画質に応じてエンコードすることで映像データを生成し、管理サーバ111に送信する(S102→S101)。
監視カメラ102は、管理サーバ111からのアラーム信号を検出すると、前述のアラーム信号を受け付けていない状態での画質よりも低下した画質となるように撮像データをエンコードすることで映像データを生成し、管理サーバ111に送信する(S102→S103)。このような画質低下制御は、管理サーバ111から復帰信号が与えられるまで継続的に行われる。
管理サーバ111は、ネットワーク100を介してパソコンによる課金処理を行う等の適宜な課金処理が行われると、該当するユーザおよび監視カメラ102に対する課金情報を更新する。そして、管理サーバ111は、課金された監視カメラが、画質低下制御中の監視カメラであり、課金後の課金残高が前述の所定閾値金額よりも高くなったことを検出すると、該当する監視カメラに対して復帰信号を送信する(S204→S205→S206)。
画質低下制御中の監視カメラ102は、管理サーバ111からの復帰信号を検出すると、エンコードを通常状態に戻す(S104→S105)。
このようなシステム処理を行うことにより、各監視カメラを利用するユーザに、視覚的効果により課金残高が残り少ないことを認識させることができる。これにより、ユーザに対して課金の必要性を容易に且つ確実に促すことができる。そして、課金残高に応じて突然通信が遮断されないので、監視カメラの映像を引き続き観測したいが、手元に課金手段が無い等により急な課金ができないような状況で、画質が悪いものの監視映像を見続けることができる。
なお、この際、課金残高に応じて画質低下量を変化させても良い。すなわち、課金残高が少なくなるほど画質を徐々に悪くし、課金残高が「0」になった時点で画質を最も悪くするようにしても良い。この場合、課金残高が「0」であっても、撮像を中止もしくは映像データの通信を完全には遮断しない。
このように本実施形態の構成を用いることで、課金制度に対応しながら、使い勝手の良い監視システムを構成することができる。
なお、本実施形態では、監視エリアと別の場所で、ユーザが監視映像を視聴する例を示したが、管理会社に一括で監視を任せるような場合も考えられる。このような場合、前述のように、ユーザは、監視カメラ102に備えられたLED124の点灯や、スピーカ125からの警告音の放音により、課金残高が所定閾値金額以下になったことを検知することができる。この場合も、前述の課金残高に応じて点灯状態や放音する警告音を変化させても良い。
また、前述の例では、監視カメラ102でエンコードを調整することで映像データの画質を制御したが、管理サーバ111にて映像データを間引きして表示器202に送信する方法を用いても良い。さらには、表示器202でデコード時に画質を調整しても良い。
次に、第2の実施形態に係るネットワーク通信システムについて図を参照して説明する。なお、本実施形態では、複数の加盟店舗にそれぞれ配置された監視カメラおよびPOSレジ装置と、本部に配置された管理サーバとからなるネットワーク会議システムを例に説明する。
図6は本実施形態のネットワーク管理システムの構成図である。
図7はPOSレジ装置の主要構成を示すブロック図である。
図8は管理サーバの課金状況管理部に記憶される課金状況の構成を示す図である。
図6は本実施形態のネットワーク管理システムの構成図である。
図7はPOSレジ装置の主要構成を示すブロック図である。
図8は管理サーバの課金状況管理部に記憶される課金状況の構成を示す図である。
図6に示すように、本実施形態のネットワーク管理システムは、管理サーバ311、監視カメラ302A〜302C、POSレジ装置303A〜303Cをネットワーク300で接続した構成を備える。管理サーバ311は、このシステムを運用する本部社屋310内に配置されている。監視カメラ302A、POSレジ装置303Aは、このシステムに参加する加盟店301A内に配置されている。同様に、監視カメラ302B、POSレジ装置303Bは、このシステムに参加する加盟店301B内に配置されており、監視カメラ302C、POSレジ装置303Cは、このシステムに参加する加盟店301C内に配置されている。この際、管理サーバ311と、監視カメラ302A〜302CおよびPOSレジ装置303A〜303Cとは、SSL−VPN形式のネットワークを構築している。
監視カメラ302A〜302Cは、前述の第1の実施形態に示した監視カメラ102A,102Bと同じ構成からなる。
POSレジ装置303A〜303C(303)は、メイン制御部330、表示部332および操作入力部333を兼ね備えるタッチパネル331、送信データ生成部334、通信制御部335を備える。
メイン制御部330は、通常のレジ装置機能を含むPOSレジ装置303の全体制御を行う。また、通信制御部335を介して管理サーバ311からアラーム信号が与えられると、タッチパネル331の表示部332に課金の必要性を示す表示制御を行う。
POSレジ装置303A〜303C(303)は、メイン制御部330、表示部332および操作入力部333を兼ね備えるタッチパネル331、送信データ生成部334、通信制御部335を備える。
メイン制御部330は、通常のレジ装置機能を含むPOSレジ装置303の全体制御を行う。また、通信制御部335を介して管理サーバ311からアラーム信号が与えられると、タッチパネル331の表示部332に課金の必要性を示す表示制御を行う。
タッチパネル331は、操作入力部333により、店員からの操作入力を受け付けるとともに、操作入力部333の一部であるバーコードリーダ等により情報を読み取る。受け付けた情報および読み取った情報は、メイン制御部330に出力される。メイン制御部330は、本部の管理サーバ311に送信する必要の有る情報かどうかを判別して、送信が必要な情報であれば、送信データ生成部334に与える。また、メイン制御部330は、表示を必要とする情報を識別して、タッチパネル331の表示部332に与える。
タッチパネル331の表示部332は、メイン制御部330から与えられた情報を表示する。
タッチパネル331の表示部332は、メイン制御部330から与えられた情報を表示する。
送信データ生成部334は、メイン制御部330から与えられた情報を、当該装置が接続するネットワークの形式の送信データに変換して、通信制御部335に与える。
通信制御部335は、ネットワーク300を介して、取得した情報データを管理サーバ311に送信するとともに、管理サーバ311からのアラーム信号や制御信号をメイン制御部330に与える。この際、通信制御部335には、SSL−VPN形式のトンネリングを実現する機能が備えられている。
通信制御部335は、ネットワーク300を介して、取得した情報データを管理サーバ311に送信するとともに、管理サーバ311からのアラーム信号や制御信号をメイン制御部330に与える。この際、通信制御部335には、SSL−VPN形式のトンネリングを実現する機能が備えられている。
管理サーバ311は、前述の第1の実施形態の管理サーバ111と同じ構成からなるが、課金状況管理部には、図8に示すような情報が記憶されている。すなわち、課金状況管理部には、各加盟店301A〜301Cに対応するユーザIDと、POSレジ装置303毎の装置IDと、監視カメラ302毎の装置IDと、ユーザID単位の課金状況データと、アラーム情報とが記憶されている。
管理サーバ311は、これらの課金状況管理部に記憶された情報に基づいて、前述の第1の実施形態に示したように、アラーム信号や復帰信号等の制御信号を生成して、該当する監視カメラ302やPOSレジスタ装置303に送信する。この際、管理サーバ311は、監視カメラ302に対して前述の第1の実施形態と同様の制御処理を行い、各監視カメラ302も第1の実施形態と同様の処理を行う。一方、管理サーバ311は、課金残高が所定閾値金額以下のPOSレジ装置303に対して機能制限制御を行う。
図9は、前述のPOSレジ装置に対する機能制限処理および機能復帰処理を示すシステムフロー図である。
管理サーバ311は、ネットワーク300に接続するPOSレジ装置302の接続状態を所定タイミング毎に監視している。ここで、所定タイミングとは、予め設定された、例えば10分毎に1回等の定期的なものである。なお、この説明では、設定時間による定期的なものを例に示したが、常時監視を行うようにしても良い。また、管理者による監視操作入力に応じて行われても良い。
管理サーバ311は、各POSレジ装置302の課金状況を取得する(S401)。ここで、管理サーバ311は、課金残高が予め設定した所定金額以下であることを検出すると、該当するPOSレジ装置302へPOSレジ用アラーム信号を送信する(S402→S403)。一方、管理サーバ311は、課金残高が所定金額よりも高ければ、継続して課金状況を監視する。この際、管理サーバ311は、接続時間に応じて課金残高を減少させながら監視を行う。
POSレジ装置302は、POSレジ用アラーム信号を受け付けていない状態では、機能制限を行わずに通常のレジ処理を行い、本部への送信が必要なデータを、管理サーバ311に送信する(S301)。
POSレジ装置302は、管理サーバ311からのPOSレジ用アラーム信号を検出すると、所定の機能制限を行う(S302→S303)。この際、機能制限とは、例えば、本部からの全社的人気傾向のデータベースを読み出すことができなくなる制限や、タッチパネル上に課金の必要性を示す表示を、操作を行う毎に実行する等である。このような場合でも、POSレジ装置302は、本部への送信が必要なデータを引き続き管理サーバ311に送信し続ける。このような機能制限制御は、管理サーバ311からPOSレジ用復帰信号が与えられるまで継続的に行われる。
管理サーバ311は、ネットワーク300を介して適当な課金処理が行われると、該当するユーザおよび監視カメラ102に対する課金情報を更新する。ここで、適当な課金処理とは、例えば、該当するPOSレジ装置303を操作することによる課金がある。そして、管理サーバ311は、課金されたPOSレジ装置303が、機能制限制御中のPOSレジ装置であり、課金後の課金残高が前述の所定閾値金額よりも高くなったことを検出すると、該当するPOSレジ装置303に対してPOSレジ用復帰信号を送信する(S404→S405→S406)。
機能制限制御中のPOSレジ装置303は、管理サーバ311からのPOSレジ用復帰信号を検出すると、通常のレジ処理に戻る(S304→S305)。
このようなシステム処理を行うことにより、各POSレジ装置を利用するユーザに、視覚的効果や機能的制限による不便さにより課金残高が残り少ないことを認識させることができる。これにより、ユーザに対して課金の必要性を容易に且つ確実に促すことができる。そして、課金残高に応じて突然POSレジ装置が使用不可にならないので、手元に課金手段が無い等により急な課金ができないような状況で、機能制限を受けながらもレジ処理を実行し続けることができる。この際、管理サーバには必要な情報が継続的に送信されるので、ネットワーク管理システムとしては一時的な収集データの減少も発生せず、安定した管理システムを構成し続けることができる。
なお、本実施形態の説明では、POSレジ装置の機能制限処理についてのみ説明したが、第1の実施形態の監視カメラの画質低下処理を本実施形態の監視カメラに実行することで、種類の異なる情報収集端末に対して課金管理および機能制限を行うことができる。
この際、POSレジ装置と監視カメラとで課金残高に対する閾値金額を同じに設定しても良いが、端末装置種類に応じて異ならせても良い。そして、端末装置種類に応じて閾値金額を異ならせる場合、装置が機能低下した時に発生する損害度に応じて、閾値金額を設定すればよい。例えば、POSレジ装置と監視カメラの場合、POSレジ装置は動作しなければ管理システム上大きな問題をきたし、機能制限を受けたとしてもかなりの問題をきたす。一方、監視カメラは、動作しなくても管理システム上はあまり問題にならない。このような場合、POSレジ装置の閾値金額を監視カメラの閾値金額よりも高く設定する。これにより、機能制限により管理システム上問題を生じる可能性のある装置から順に、ユーザへ課金の必要性を示すことができる。この際、POSレジ装置のような問題を発生する可能性のある端末装置に対しては、閾値金額以下となった直後の機能制限を軽くし、課金残高が無くなる等の重要な場合にのみ重度の機能制限を行えばよい。
ところで、前述の各実施形態では、課金残高と閾値金額との関係で機能制限を行う例を示したが、直接金額による比較ではなく、有料契約日数と期限切れまでの日数との関係を用いて機能制限を行うかどうかの判定を行っても良い。例えば、期限切れ日の3日前を閾値とし、装置毎に記憶された有料契約日数の残り日がこの閾値以下となったときに、前述の機能制限を行うようにしても良い。
また、前述の各実施形態では、監視カメラおよびPOSレジ装置を例に示したが、有料使用で情報を取得し管理するシステムとこのシステムに用いる情報収集端末であれば、他種の端末を用いて良い。
100,300−ネットワーク、101A,101B−家屋、102A,102B,302A,302B,302C−監視カメラ、110,201A,201B,310−社屋、301A,301B,301C−加盟店、202A,202B,112−表示器、303A,303B,303C−POSレジ装置、111,311−管理サーバ、116−システム制御部、117−通信制御部、118−課金状況管理部、120−メイン制御部、121−動画撮像用カメラ、122−映像データ生成部、123−通信制御部、124−LEDランプ、125−スピーカ、330−メイン制御部、331−タッチパネル、332−表示部、333−操作入力部、334−送信データ生成部、335−通信制御部、
Claims (4)
- 複数の情報取得端末を管理する管理サーバと、
自装置に入力される情報や自装置周りから得られる情報を取得する情報取得手段、および、該情報取得手段が取得した情報を前記管理サーバに送信するとともに、前記管理サーバからの制御データを受信する通信制御手段を備えた情報取得端末と、を備えたネットワーク通信システムであって、
前記管理サーバは、前記情報取得端末に対する課金状況の管理を行い、前記情報取得端末の課金残高が所定閾値額以下に達したことを検出すると、該情報取得端末に対して制限制御データを送信し、
該制限制御データを受信した情報取得端末は、該制限制御データに応じて情報処理に制限を加えるネットワーク通信システム。 - 前記管理サーバは、課金残高に応じた段階的な制限制御データを送信し、
該制限制御データを受信した情報取得端末は、前記段階的な制限制御データのそれぞれに応じて情報取得処理の制限状態を変化させる請求項1に記載のネットワーク通信システム。 - 前記管理サーバは、課金残高が0であることを検出すると、当該状態に応じた制限制御データを送信し、
該制限制御データを受信した情報取得端末は、課金残高が0である時に対応する制限制御データに応じて、課金残高が残っている場合よりもさらに制限された情報取得処理を行う請求項1または請求項2に記載のネットワーク通信システム。 - 前記情報取得端末は、それぞれに情報処理機能の異なる複数種類を有し、
前記管理サーバは、情報取得端末の種類毎に異なる閾値額を設定する請求項1〜3のいずれかに記載のネットワーク通信システム。
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