JP2008084204A - スレーブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スレーブに搭載されている入出力装置の構成について、簡易な手段を用いてスレーブにおいてチェックすることのできる技術を提供する。
【解決手段】プログラマブルコントローラ2とネットワーク10を介して通信し、接続されるべき入出力装置に局番を割り当てる機能を有するスレーブ3において、スイッチ5が、接続されるべき入出力装置の数を設定する。局番配布回路7が、スイッチ5により設定された入出力装置数に基づいて、接続されるべき入出力装置に局番を割り当てて配布する。プログラマブルコントローラ2を起動するときに、局番を読み出すことによりスレーブ3に接続されている入出力装置の数を計測する。スイッチ5により設定された入出力装置数と、起動時にカウントされた入出力装置数とが一致するか否かを判定し、入出力装置数が相互に一致すると判定された場合は、プログラマブルコントローラ2との通信を開始させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、プログラマブルコントローラのスレーブ装置に関し、特に、接続される入出力装置に対して局番を割り当てる機能を有するスレーブ装置に関する。
プログラマブルコントローラは、アナログあるいはデジタルの各種の入出力装置を接続してそれらの装置についてシーケンス制御を行うことのできる回路であり、親局(マスタ、プログラマブルコントローラ)および子局(スレーブ)の構成をとるプログラマブルコントローラシステムも一般的に用いられている。かかるシステムにおいては、マスタはそのCPUによりシステムの構成や制御シーケンスの設定やシステム全体の管理等を行い、スレーブは入出力装置を接続してデータの収集等を行う。マスタとスレーブとの間はイーサネット(登録商標)や各種フィールドネットワークを介して通信可能であり、出力装置に対する出力データや入力装置からの入力データ等について、ネットワークを介して通信する。スレーブにおいて収集したデータに基づいて各種制御を行う技術に関しては、複数の温度センサが接続され、それらの温度センサから取り込んだデータに基づいて異常を検出し、結果をプログラマブルコントローラ(PLC)に通知する技術について提供されている(例えば、特許文献1)。
ところで、上記のようなマスタ・スレーブ型のシステムにおいては、ユーザは、入出力装置をスレーブ上に任意に搭載することができる。システムによっては、スレーブは、システム起動時に自装置に実際に装着されている入出力装置の構成を確認し、マスタに装置構成に関わる情報を通知する。この場合、マスタのCPUにおいては、スレーブから受信した情報に基づいてシステム正常と判断された場合に限り、ネットワークの通信動作を開始することを許可する。
その一方で、マスタ(のCPU)によっては、システム起動時であってもスレーブ側の装置構成をチェックしない場合もある。
図10は、従来のプログラマブルコントローラシステムの問題点を説明するための図である。図10(a)は、正常状態のシステムを示す。スレーブは、第1のベースボード101には1台の直流入力装置(図10においては「DC入力」と表記)が搭載され、第2のベースボード102には2台の直流出力装置と1台の直流入力装置が搭載されている。一方、図10(b)は、スレーブに異常がある場合のシステムを示す。第2のベースボード102には本来は3台の入出力装置搭載されているべきであるのに対し、2台が故障のためスレーブにおいて認識されていない状態を示している。
特開2005−259077号公報
例えばオープンシステム等では、スレーブが上記の装置構成のチェックをしないマスタとでシステムを構築されることもあり得る。このような仕様のシステムにおいては、図10(b)に示す例のように、スレーブに搭載されるべき入出力装置が故障や脱落により認識されない場合であっても、マスタのCPUにおいてシステム異常を検出しないため、スレーブは、通常通りにマスタとの通信動作を開始させることになる。オープンシステム等においても、各装置が正常な状態にあることを確認した上で動作を開始させられることが好ましい。
本発明は、スレーブに搭載されている入出力装置の構成について、簡易な手段を用いてスレーブにおいてチェックすることのできる技術を提供するを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、プログラマブルコントローラとネットワークを介して通信し、接続されるべき入出力装置に局番を割り当てる機能を有するスレーブ装置であって、前記接続されるべき入出力装置の数を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された入出力装置数に基づいて、前記接続されるべき入出力装置に局番を割り当てて配布する配布手段と、前記プログラマブルコントローラを起動するときに、前記局番を読み出すことにより前記スレーブ装置に接続されている入出力装置の数を計測するカウンタ手段と、前記設定手段により設定された入出力装置数と、前記カウンタ手段により計測された入出力装置数とが一致するか否かを判定する判定手段とを備え、前記判定手段により入出力装置数が相互に一致すると判定された場合は、前記プログラマブルコントローラとの通信を開始させる構成とする。
スイッチ等の設定手段を介してスレーブ装置に接続すべき入出力装置の数を設定すると、その値に基づいて、入出力装置に局番を割り当てる。プログラマブルコントローラを起動する際に局番を読み出して、設定通りの数の入出力装置がスレーブ装置に接続されているか否かをチェックする。プログラマブルコントローラを起動するタイミングでスレーブ装置において適正な数の入出力装置が接続されているか否かを確認した上で、プログラマブルコントローラとの通信を開始することができる。
前記判定手段により入出力装置数が相互に一致しないと判定された場合は、前記スレーブ装置において異常が発生している旨を前記プログラマブルコントローラに通知する通知手段を更に備えることとしてもよい。
前記配布手段は、前記カウンタ手段によって最初に読み出される入出力装置に対して、前記設定手段により設定された値と等しい値を局番として割り当てるのが好ましい。最初に読み出される局番を参照することにより設定手段により設定されている入出力装置数を認識することができる。
更には、前記設定手段は、前記入出力装置を装着可能なスロットの数を設定するための第1の設定手段と、前記スロットに接続されるべき入出力装置の数を設定するための第2の設定手段とを前記スロットを有するベースボードごとに備え、前記判定手段は、前記ベースボードごとに前記第2の設定手段により設定された値と前記カウンタ手段により計測された入出力装置数とが一致するか否かを判定し、前記入出力装置数が相互に一致しないと判定されたベースボードについては、前記判定手段は、前記第1および第2の設定手段によりそれぞれ設定された値に基づいて、エラーが発生しているベースボードを検出することとしてもよい。複数のベースボードを備えた構成のスレーブ装置において、いずれのベースボードにおいてエラーが発生しているかを容易に把握できる。
本発明によれば、スレーブ装置に搭載されている入出力装置の数が適正であるか否かについて、簡易な手段を用いてスレーブ装置においてチェックすることができる。そして、スレーブ装置において入出力装置数をチェックすることにより、スレーブ装置の状態が異常と判断された場合には、プログラマブルコントローラとの通信を開始しないようにスレーブ装置において制御することが可能とされる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に係るプログラマブルコントローラシステムの原理図である。図1のプログラマブルコントローラシステム1は、マスタ2およびスレーブ3を含み、相互にネットワーク10を介して接続されている。
マスタ(プログラマブルコントローラ)2は、ベースボードに搭載され、直接あるいはスレーブ3を介してプログラマブルコントローラシステム1に接続される各種入出力装置の制御を行う。スレーブ3は、ベースボード4に搭載され、マスタ2とイーサネット(登録商標)や各種フィールドネットワーク等のネットワーク10を介して接続されている。スレーブ3は、マスタ2からの命令を自装置側の入出力装置に通知したり、入出力装置から取得したデータをマスタ2に送信したりする。
スレーブ3のベースボード4は、図1に示す例においては2枚から構成されており、直接ネットワーク10に接続され、スレーブ3の回路が搭載されている方のベースボードを第1の方のベースボード4Aとし、第1のベースボード4Aを介してネットワーク10に接続されているベースボードを第2のベースボード4Bとする。第1のベースボード4Aは、電源41、スレーブ3、第1のスロット43およびスイッチ5を含み、第2のベースボード4Bは、電源44および第2〜第4のスロット44、45、46を含む。
電源41、44は、それぞれのベースボード4(4A、4B)に電力を供給する。第1〜第4のスロット43、45、46、47は、入出力装置を搭載するために設けられる。
スイッチ5は、例えばロータリスイッチや、ピアノスイッチ等から構成され、スレーブ3の4つのスロットのうち、実際に入出力装置を搭載すべきスロット数を設定するために用いる。スイッチ5は、例えばシステムを構築するエンジニアや管理者等のシステムのユーザにより設定される。
図1に示す例では、スイッチに設定された入出力装置数は「4」である。すなわち、第1および第2のベースボード上には4つのスロットが存在するが、全てのスロットに対して入出力装置を搭載する構成が設定されている。そして、第1〜第4のスロットそれぞれに(1)〜(4)の入力/出力装置が搭載されている。スレーブ3は、プログラマブルコントローラシステム1の起動時に自装置に接続されている入出力装置数をカウントし、カウント値とスイッチ5に設定されている値とを比較する。
図1(a)は正常と判断される場合のシステム構成例である。図1(a)の例においては、スイッチ5に設定されている入出力装置数が4であり、実際に搭載されている入出力装置数が4であるため、相互に値が一致し、スレーブ3の状態は「正常」である旨がマスタ2に対して通知される。マスタ2は、スレーブ3について正常な状態にあることを通知されると、スレーブ3との通信を開始する。
これに対し、図1(b)は異常と判断される場合のシステム構成例である。図1(b)に示す例では、第3および第4のスロットに搭載されるべき入出力装置は、故障あるいは脱落しており、検出されない。スレーブ3は、プログラマブルコントローラシステム1を起動するタイミングで、スイッチ5に設定されている入出力装置数「4」と、実際に搭載されている入出力装置数「2」とを比較する。2値が相互に一致しない場合は、スレーブ3の状態は「異常」であると判断する。そして、その旨がマスタ2に対して通知される。マスタ2は、例えば異常の検出されたスレーブ3を動作させないよう制御することができる。
なお、図1に示すシステム構成においては、スイッチ5はベースボードに設けられているが、これに限定されるものではない。例えばマスタ3に直接取り付ける構成としてもよい。
図1の本実施形態に係るスレーブ3においては、プログラマブルコントローラシステム1の起動時にスレーブ3側で入出力装置数をチェックするために、入出力装置の局番の値を参照する。そして、局番は、予めスイッチ5において設定した値に基づいて割り当てられている。以下、入出力装置ごとに局番を割り当てる方法について具体的に説明する。
図2は、局番の配布方法の概要を説明するための図である。スイッチにおいて設定した値と各入出力装置に割り当てられる局番との関係を説明するために、図1に示す構成とは異なり、各ベースボードにスイッチが2台ずつ設置された構成としている。図2の例においては、局番配布回路7はベースボードごとに設けられている。局番配布回路7は、2つのスイッチにおいてそれぞれ設定された値を読み出し、読み出した値に基づいてそれぞれのパルスを生成する。生成されたパルスは、バスを介して各入出力装置に送信される。
まず、第1のベースボード4Aの局番の割り当て処理について説明する。第1のベースボードには1つのスロットが設けられており、1台の入出力装置を搭載可能である。
図2に示すように、第1のベースボード4A上の2つのスイッチ5A、6Aのうち、スイッチ5Aには「4」、スイッチ6Aには「0」がそれぞれ設定されている。図2において(1)の入力装置の下方に記載されている値のうち、上段がスイッチ6Aに対応させて割り当てられた局番であり、下段がスイッチ5Aに対応させて割り当てられた局番である。スロット43に設置された(1)のモジュールについては、スイッチ5Aの値と同じ「4」を局番として設定する。スイッチ6Aに「0」が設定されている場合は、これに対応する局番も同様に「0」を割り当てる。
次に、第2のベースボード4Bの局番の割り当て処理について説明する。第2のベースボード4Bは3つのスロットが設けられており、3台の入出力装置を搭載可能である。
第2のベースボード4Bには、第1のベースボード4Aと同様に2つのスイッチが取り付けられており、スイッチ5Bには「5」、スイッチ6Bには「0」がそれぞれ設定されている。図2中においては(2)から(4)の入出力装置の下方に、それぞれ割り当てられた局番を記載している。各入出力装置のモジュールに割り当てられた局番のうち、上段はスイッチ6Bに対応させて割り当てられた局番であり、下段はスイッチ5Bに対応させて割り当てられた局番である。
第2のベースボード4Bのように、1枚のベースボード上に複数の入出力装置が搭載されている場合は、スイッチ6B、5Bにそれぞれ設定された値に基づいて、(2)から(4)のモジュールの順に局番を割り当てていく。スイッチ5Aに設定されている値は「5」であるので、例えば局番配布回路7に近い(2)のモジュールから順に、それぞれ5、6および7の局番を割り当てる。スイッチ6Bのように「0」が設定されている場合は、複数のモジュールが搭載されている場合であっても、いずれのモジュールの局番に対しても「0」を割り当てる。
入出力装置ごとに局番を設定する手順について、更に説明する。
図3は、局番をモジュールに配布する処理を示したフローチャートである。図3に示す一連の処理は、ユーザ等によりスイッチ5に値が設定されたことを契機として開始される。なお、ここでは、図2に示す第2のベースボード4Bについて、スイッチ5Bにおいて設定された値に基づいて第2から第4の入出力装置について局番を設定する処理を例に説明することとする。
まず、ステップS1で、局番配布回路7がスイッチで設定された分のパルスを出力する。図4(a)は、ステップS1において出力されるパルスを模式的に示した図である。次に、ステップS2で、第2のLSIは、受信した図4(a)に示すパルスについてそのパルス幅をカウントし、カウント値に基づいて局番を設定する。図4(a)の例においては、第2の入出力装置の局番は「5」と設定される。そして、ステップS3で、第2のLSIはパルス幅を1加算し、次の入出力装置すなわち第3の入出力装置に対してパルスを送信する。
ステップS4で、第3のLSIは、第2のLSIと同様に、受信したパルスのパルス幅をカウントし、局番を設定する。図4(b)は、第3のLSIが受信したパルスを模式的に示した図である。第3のLSIは、第2のLSIについて設定された局番の値に1を加算した「6」を自己の局番として設定する。そして、ステップS5で、第3のLSIはパルス幅を1加算して次の入出力装置である第4の入出力装置に対してパルスを送信する。ステップS5で、第4のLSIは、第2および第3のLSIと同様に、受信したパルスのパルス幅をカウントして自己の局番として設定する。図4(c)は、第4のLSIが受信したパルスを模式的に示した図である。図4(c)に示すように、第4のLSIは、値「7」を自己の局番として設定し、処理を終了する。
上記の局番の配布方法によれば、図1に示す構成においては、第1の入出力装置はスイッチの接続された第1のベースボード4Aに搭載されるため、スイッチ5に設定された値に基づいて局番が割り当てられ、その値は0x04となる。他方で、第2から第4の入出力装置については、第2のベースボードにはスイッチが接続されていない。この場合は、第2から第4の入出力装置に割り当てられる局番は、例えば昇順に設定され、それぞれ0x01、0x02および0x03となる。
上記の方法によれば、入出力装置のモジュールに割り当てられる局番は、スイッチ5の値に基づいて設定される。これにより、システムを起動する際にモジュールの局番をチェックすることで、実際にこれから起動しようとしているスレーブ3が設定通りの構成であるか否かについて確認することができる。以下、局番をチェックする方法について、具体的に説明する。
図5は、局番をチェックする処理を示したフローチャートである。上述の通り、図5に示す一連の処理は、プログラマブルコントローラシステム1の起動のタイミングでスレーブ3のマイコンにおいて実行される。
まず、ステップS11で、実際に搭載されている装置数を示す情報である「実際の機器数」として「0(搭載機器なし)」を設定して初期化し、次に、ステップS12で、各入出力装置のモジュールから局番を読み出す。
続いて、ステップS13で、読み出し処理の完了した機器数を示す情報Nを初期化し、N=1とする。そして、ステップS14で、最初に読み出した入出力装置の局番を、スイッチにより設定されている入出力装置数を表す「構成の機器数」情報として設定し、ステップS15に進む。
ステップS15で、上記N番目の入出力装置のモジュールに設定されている局番を読み出し、その局番がゼロでないか判定する。ゼロの場合は、更にステップS16に進み、上記「実際の機器数」情報に1を加算する。ステップS17で、Nに1を加算し、ステップS15に戻る。ステップS15においてN番目に読み出した局番がゼロと判定されるまで、ステップS15からステップS17の処理を繰り返す。
ステップS15において読み出した局番がゼロと判定されると、ステップS18に進み、上記「構成の機器数」情報の値と「実際の機器数」情報の値とが一致するか否かを更に判定する。値が相互に一致する場合は、ステップS19に進み、スレーブ3の入出力装置の状態について「正常」との判断をマスタ2に送信し、処理を終了する。一方、値が相互に一致しない場合は、ステップS20に進み、スレーブ3の入出力装置の状態について「異常」との判断をマスタ2に送信し、処理を終了する。
なお、図5のフローチャートに示すように、入出力装置数は、最初にモジュールから読み出した局番の値に基づいて判断しているため、第1の入出力装置については「構成の機器数」と一致するように局番を設定する必要がある。しかし、他の入出力装置については、ステップS15で値がゼロであるか否かを判定して全モジュールについて局番読み出し処理が完了したか否かを判断する目的にのみ用いている。このため、最初に局番読み出しがなされる入出力装置以外の入出力装置の局番については、先述の局番以外の値を割り当てることとしてもよい。すなわち、2番目以降に読み出される入出力装置については0x00以外を割り当てておくことにより、上記の局番チェック処理により入出力装置数が適正であるか否かを確認することは可能である。
図6は、スレーブ3のマイコンに内蔵されるメモリに保持されるデータの構造を示す図である。図6を参照して、図5に示す局番チェック処理を実行する際に、スレーブ3のマイコンにより参照されるデータについて説明する。
図6(a)は、局番チェック処理において使用されるデータを示す。構成の機器数情報については、上記ステップS14において最初に読み出した局番が格納される。実際の機器数情報については、上記ステップS15からステップS17のループ処理を抜けるまで、ステップS16において1を加算されるごとに更新されていく。
図6(b)は、局番チェック処理において参照される情報についてのデータ構造を示す図である。図6(b)に示すように、ヘッダに続いて、全データサイズ情報およびモジュールごとの情報が格納されている。モジュールの情報には、データサイズ情報、局番情報、およびスロット番号情報を含んで構成される。
データサイズ情報は、例えばモジュールの情報ごとのデータサイズを示すバイト数でからなる。局番情報は、そのモジュールに局番配布回路7から割り当てられた局番についての情報が格納されている。スロット番号情報は、ベースボードのスロット番号を示す情報が格納される。
局番配布回路7から各モジュールに対して配布された局番情報は、スレーブ3のメモリにおいて保持される図6(b)に示すデータのうち、モジュールごとにそれぞれ対応する局番情報に格納される。プログラマブルコントローラシステム1を起動するタイミングで、図6(b)に示す構造のデータから各モジュールについての局番情報が読み出され、上記の局番チェック処理が実行される。
以上説明したように、本実施形態に係るスレーブ3によれば、搭載されるべき入出力装置数を設定するためのスイッチ5は、簡易にベースボード4あるいはスレーブ3に取り付けられる。また、スイッチ5はロータリスイッチやピアノスイッチ等から構成されているので、ユーザは設定した数値を容易に視認できる。そして、スレーブ3側においては、スイッチ5により設定した値に基づいて最初に読み出す入出力装置のモジュールの局番を設定するので、システム起動時に局番を順次読み出す際に、実際に装着されている入出力装置数をチェックすることができる。このように、スレーブ3において入出力装置の装着状態をチェックすることで、マスタ(プログラマブルコントローラ)がスレーブの入出力装置の装着状態を確認しない仕様のプログラマブルコントローラシステムにおいても、入出力装置の故障や脱落等が生じている場合は、そのスレーブ3については異常と判断し、そのスレーブ3と通信を行わないようにする等の処置を取ることが可能となる。
上記の実施形態においては、第1のベースボード4Aあるいはスレーブ3にスイッチを設けることにより、搭載すべき入出力装置の数に異常がないかについてのチェックをスレーブ全体として行っているが、搭載されている入出力装置の数のチェック方法は、これに限らない。例えば、ベースボードごとにスイッチを設け、ベースボード単位で異常の有無をチェックすることとしてもよい。
更には、複数のスイッチを用いて、スイッチに入出力装置数に加え、ベースボードに備えるスロット数の情報を持たせることもできる。以下、かかる構成を備えたスレーブについて説明する。
図7は、第2の実施形態に係るプログラマブルコントローラシステムの原理図である。マスタ2とスレーブ3とから構成され、互いにネットワーク10を介して接続されている点については上記第1の実施形態と同様であり、ここではその説明については割愛する。ここでは、図1に示すスレーブと異なる点を中心に説明する。
図7に示すスレーブ3は、各ベースボードにスイッチを2つずつ備えている。1枚のベースボード4に設けられた2つのスイッチのうち、一方は搭載すべき入出力装置数を設定するためのスイッチ5であり、他方はそのベースボードに設けられたスロット数を示すスイッチ6である。
各スイッチ5、6に設定した値に基づいて、図7においては不図示の局番配布回路7が各入出力装置のモジュールに局番を配布する。ここでは、1枚のベースボードに2つのスイッチ5、6が配置されているので、局番については2桁で表している。局番の各桁の値は、先に図2を参照して説明した方法と同様の方法で設定する。そして、以下に説明する例においては、入出力装置のモジュールに対して配布される局番は、2桁の数字のうち上位の桁はスイッチ5A、5Bにより設定される値に対応させ、下位の桁はスイッチ6A、6Bにより設定される値に対応させるものとする。
まず、スイッチの値の設定方法について説明する。第n(nは整数とする)のベースボードのスイッチに設定する値は、入出力装置数およびスロット数のいずれについても、第1から第nのベースボードについての合計を設定するものとする。
図7(a)の例では、第1のベースボード4Aについては搭載する入出力装置数が1であり、設けられているスロット数が1である。このため、第1のベースボード4Aのスイッチ5Aおよびスイッチ6Aには、いずれも1が設定される。第2のベースボード4Bについては、搭載する入出力装置数および設けられているスロット数がいずれも3である。第1のベースボードの入出力装置数およびスロット数と加算して、第2のベースボード4Bのスイッチ5Bおよびスイッチ6Bには、それぞれ(1+3)=4が設定される。
上記の通り、局番は、スイッチ5により割り当てられる値とスイッチ6により割り当てられる値とを組み合わせて設定される。これにより、第1から第4の入出力装置のモジュールに配布される局番の値は、それぞれ0x11、0x44、0x45および0x46となる。
図7(b)の例では、第1のベースボード4Aには1つのスロット43が設けられているけれども入出力装置は接続せず、第2のベースボード4Bには3つのスロット45、46、47が設けられているが、このうち2つのスロット45、46に入出力装置を接続する構成である。この場合は、第1のベースボードのスイッチ5Aおよびスイッチ6Aに設定すべき値は、それぞれ「0」および「1」であり、第2のベースボード4Bのスイッチ5Bおよびスイッチ6Bに設定すべき値は、それぞれ「(0+2=)2」および「(1+3=)3」である。図7(b)の構成では、第2および第3の入出力装置のモジュールに配布される局番の値は、図7(a)の場合と同様の方法で設定され、それぞれ0x42および0x43となる。
図8は、本実施形態に係るスレーブ3において局番をチェックする処理を示したフローチャートである。図5の場合と同様に、図8に示す一連の処理は、プログラマブルコントローラシステム1を起動するタイミングで、スレーブ3のマイコンにおいて実行される。
まず、ステップS31およびステップS32の処理は、上記のステップS11およびステップS12の処理と同様に、実際にスレーブ3に搭載されている入出力装置数を表す「実際の機器数」情報として「0(搭載機器なし)」を設定して初期化し、各モジュールから局番を読み出す。ステップS33で、ベースボードを識別するための値Mおよびあるベースボード上においてモジュールを識別するための値Pにそれぞれ1を設定し、ステップS34で、スレーブ3全体でモジュールを識別するための値Nに1を設定してから第1の入出力装置のモジュールの局番を読み出し、ステップS35に進む。
ステップS35で、先に読み出した局番と「0xF0」とで論理積をとり、第M番目のベースボードに設けられたスロット数を示す「Mベースのスロット数」情報として演算結果を保存する。続いて、ステップS36では、先に読み出した局番と「0x0F」とで論理積を取り、第M番目のベースボードに搭載されるべき入出力装置数を示す「Mベースの装着数」情報として演算結果を保存し、ステップS37に進む。
ステップS37で、N局目の局番を読み出し、その値がゼロでないか判定する。ゼロでない場合は、ステップS38に進み、Nに1を加算して、ステップS39で、「実際の機器数」情報に1を加算し、ステップS40に進む。そして、ステップS40で、Mベース上でモジュールを識別するための値Pについて、Pが1より大きい場合は、(ステップS37で読み出した最新の局番)から(P−1)局目の局番を減算した結果が1であるか否かを判定する。すなわち、P番目のモジュールは、(P−1)番目のモジュールと同一のベースボード上に搭載されているか否かを判定する。上記減算結果が1の場合は同一のベースボード上に搭載されているとしてステップS41に進み、減算結果が1以外である場合は、P番目のモジュールと(P−1)番目のモジュールとは互いに異なるベースボードに搭載されているとして、ステップS43に進む。なお、P=1の場合は上記の判定は行わず、ステップS41に進む。
ステップS41で、ステップS37で読み出した局番を、M番目のベースボード上でP番目のモジュールの局番であることを示す「M枚目のベースデータのP局面の局番」情報として保存する。そして、ステップS42で値Pに1を加算し、ステップS37に戻る。
一方、ステップS41でM番目のベースボード上に搭載されているモジュールは(P−1)番目のモジュールまでであると判定されると、ステップS43に進み、上記「Mベースの装着数」情報と、上記「実際の機器数」情報から1を減算した結果とを比較し、2つの値が相互に一致するか否かを判定する。2つの値が相互に一致する場合は、M番目のベースボードには設定通りの数のモジュールが搭載されているとして、ステップS44に進み、更に「Mベースのスロット数」が(「実際の機器数」−1)よりも小さいか否かを判定する。2値を比較した結果、「Mベースのスロット数」の方が小さい場合は、M番目のベースボードについて、スロット数のチェック結果はOKであるとして、ステップS45に進む。そして、ステップS45で、Mに1を加算し、Pについては初期化して1を設定し、ステップS35に戻る。
ステップS43でM番目のベースボードに搭載されているモジュールの数が適正でないと判定された場合や、ステップS44でM番目のベースボードのスロット数が適正でないと判定された場合は、それぞれステップS46に進み、「M番目のベースボードに異常あり」と判断してマスタ2にその旨を通知し、処理を終了する。
同様に、上記の通りM、NおよびPの値を変えてステップS35以降の処理を繰り返し、ベースボードごとのチェックを行う。そして、上記ステップS37で、N局目の局番を読み出した結果その局番の値がゼロである場合は、ループを抜けてステップS47に進む。
ステップS47で、上記「Mベースの装着数」と「実際の機器数」とを比較し、相互に値が一致する場合は、ステップS48に進み、M番目のベースボードの状態は正常であると判断してマスタ2にその旨を通知し、処理を終了する。ステップS47で2値が相互に一致しない場合は、ステップS49に進み、M番目のベースボードの状態は異常と判断してマスタ2にその旨を通知し、処理を終了する。
図9は、スレーブ3のメモリに保持されるデータの構造を示す図である。図9を参照して、局番チェック処理を実行する際にスレーブ3のマイコンにより参照されるデータについて説明する。なお、入出力装置のモジュールに割り当てられた局番については、局番チェック処理が開始されるよりも先に予め図6(b)に示す構成を備えたデータがメモリに格納されており、図8の局番チェック処理を実行する際に適宜読み出されるものとする。
図9(a)は、スレーブ3から読み出すことのできた入出力装置数を表す「実際の機器数」情報である。第1の実施形態とは異なり、搭載されるべき入出力装置数を表す「構成の機器数」情報については領域の確保が不要である。
図9(b)は、各ベースボードの局番をチェックするために確保される領域を示す図である。各ベースボードについてのベースボードデータは、スロット数情報、装着数情報および各モジュールの局番情報から構成される。図8のフローチャート中でも述べたように、M枚目のベースボードについてのスロット数情報が「Mベースのスロット数」、実際に装着されているモジュール数すなわち入出力装置数を「Mベースの装着数」であり、そして、M枚目のベースボードの中でP番目の局番を「P局目の局番」である。
以上説明したように、本実施形態に係るスレーブ3によれば、ベースボードごとにスイッチを2つずつ設けてそれぞれにスロット数および搭載される入出力装置数を表すこととすることにより、チェック処理において異常が検出された場合には、いずれのベースボードに異常が発生しているかについての情報をも得ることができる。これにより、第1の実施形態に係るスレーブ3が有する効果に加えて、プログラマブルコントローラシステム1の管理がより容易にされるという更なる効果を有する。
第1の実施形態に係るプログラマブルコントローラシステムの原理図である。 局番の配布方法の概要を説明するための図である。 局番をモジュールに配布する処理を示したフローチャートである。 出力されるパルスを模式的に示した図である。 第1の実施形態における局番をチェックする処理を示したフローチャートである。 第1の実施形態においてメモリに保持されるデータの構造を示す図である 第2の実施形態に係るプログラマブルコントローラシステムの原理図である。 第2の実施形態における局番をチェックする処理を示したフローチャートである。 第2の実施形態においてメモリに保持されるデータの構造を示す図である。 従来のプログラマブルコントローラシステムの問題点を説明するための図である。
符号の説明
1 プログラマブルコントローラシステム
2 マスタ(プログラマブルコントローラ、PLC)
3 スレーブ
5、6 スイッチ
41、44 電源
43、45、46、47 スロット

Claims (4)

  1. プログラマブルコントローラとネットワークを介して通信し、接続されるべき入出力装置に局番を割り当てる機能を有するスレーブ装置であって、
    前記接続されるべき入出力装置の数を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された入出力装置数に基づいて、前記接続されるべき入出力装置に局番を割り当てて配布する配布手段と、
    前記プログラマブルコントローラを起動するときに、前記局番を読み出すことにより前記スレーブ装置に接続されている入出力装置の数を計測するカウンタ手段と、
    前記設定手段により設定された入出力装置数と、前記カウンタ手段により計測された入出力装置数とが一致するか否かを判定する判定手段と
    を備え、
    前記判定手段により入出力装置数が相互に一致すると判定された場合は、前記プログラマブルコントローラとの通信を開始させる
    ことを特徴とするスレーブ装置。
  2. 前記判定手段により入出力装置数が相互に一致しないと判定された場合は、前記スレーブ装置において異常が発生している旨を前記プログラマブルコントローラに通知する通知手段
    を更に備えたことを特徴とする請求項1記載のスレーブ装置。
  3. 前記配布手段は、前記カウンタ手段によって最初に読み出される入出力装置に対して、前記設定手段により設定された値と等しい値を局番として割り当てる
    ことを特徴とする請求項2記載のスレーブ装置。
  4. 前記設定手段は、
    前記入出力装置を装着可能なスロットの数を設定するための第1の設定手段と、
    前記スロットに接続されるべき入出力装置の数を設定するための第2の設定手段と
    を前記スロットを有するベースボードごとに備え、
    前記判定手段は、前記ベースボードごとに前記第2の設定手段により設定された値と前記カウンタ手段により計測された入出力装置数とが一致するか否かを判定し、
    前記入出力装置数が相互に一致しないと判定されたベースボードについては、前記判定手段は、前記第1および第2の設定手段によりそれぞれ設定された値に基づいて、エラーが発生しているベースボードを検出する
    ことを特徴とする請求項2記載のスレーブ装置。
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